JP2003126354A - パチンコ式スロットマシンの球取込装置 - Google Patents

パチンコ式スロットマシンの球取込装置

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JP2003126354A JP2001329522A JP2001329522A JP2003126354A JP 2003126354 A JP2003126354 A JP 2003126354A JP 2001329522 A JP2001329522 A JP 2001329522A JP 2001329522 A JP2001329522 A JP 2001329522A JP 2003126354 A JP2003126354 A JP 2003126354A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球取込装置内に残留しているパチンコ球をス
ムーズに抜き取る。 【解決手段】 ケース体16の内部に配設した球通路部
材50と内部側壁44とにより、左右方向に延在する球
通路52が画成される。ケース体16に、球通路52に
通入するパチンコ球の通出規制を行なう球送り体86が
回転可能に配設される。球送り体86の上流側直前に、
球通路52からパチンコ球を抜き出すための開口部46
が設けられる。この開口部46は、通路開閉弁102に
より開閉される。通路開閉弁102の開放状態と閉鎖状
態との傾動方向は、球通路52に通入するパチンコ球の
通過方向である第1方向、および開口部46から球抜き
路に通入するパチンコ球の通過方向である第2方向の何
れの方向とも異なる方向に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ式スロ
ットマシンの球取込装置に関し、更に詳細には、ゲーム
を開始するに際して所定数のパチンコ球を機内に取り込
むパチンコ式スロットマシンにおいて、ゲーム終了時等
に通路内に残留するパチンコ球を全て抜き取り得るよう
にした球取込装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ式スロットマシンは、パチンコ
遊技機の遊技媒体として用いられているパチンコ球を、
コインの代わりに用いたスロットマシンであって、図1
6に示すように、スロットマシンの本体をなす筐体の正
面側における略中央部に図柄表示装置140が配設され
ると共に、その下方にパチンコ遊技機と同様の上球皿1
42および下球皿144が夫々配設されている。図柄表
示装置140は、図柄組合わせ条件を成立表示すること
のできる遊技装置であり、ドラム式図柄表示装置、ベル
ト式図柄表示装置、液晶式図柄表示装置等の各種形態の
図柄表示装置が好適に採用される。例えば、ベルト式図
柄表示装置を搭載した場合で述べれば、1つの本体ケー
ス内に複数基(一般的には左列、中列、右列の3基)の図
柄表示ユニット146を並列に収容セットして構成され
ている。
【0003】各図柄表示ユニット146は、駆動基板を
兼用するセット板に設けた回転駆動手段と、該回転駆動
手段を構成する各プーリに展張掛装され、その外面に色
彩区分された数字、アルファベット文字、その他の図形
やマーク等の各種多様な図柄を配設した無端状の図柄ベ
ルトと、位置決め検出手段および照明手段等を含めて単
一にユニット化されたものである。そして、これら3基
の図柄表示ユニット146が並列に収容セットされた本
体ケースは、その前面側に開口した図柄表示部に、夫々
の図柄表示ユニット146における図柄ベルトが横並び
状態で臨んでいる。また図柄表示装置140では、各図
柄ベルト毎に3コマ分の図柄が筐体の正面側に臨むよう
に設定されており、これにより該正面側に合計9個(3
列×3段)の図柄が停止表示されることになる。
【0004】この図柄表示装置140が配設されたパチ
ンコ式スロットマシンは、遊技ホール内の設置枠台(通
称「島」)に縦向きの姿勢で設置されて遊技に供され、
その機内で展開される前記図柄表示ユニット146によ
る図柄組合わせ遊技が成立した場合(すなわち図柄組合
わせによる得点があった場合)に、筐体内部に配設され
た球容器や整流路および球送出路等からなる球貯留排出
経路部内に貯留されているパチンコ球(貯留球とも云う)
を、該球送出路における球送出口の下方に配設した球払
出装置の作動制御のもとで、所定数の賞球として筐体前
面側の上球皿側または下球皿側へ適宜給出するようにな
っている。
【0005】前記球払出装置によって上球皿側に供給さ
れた所定数のパチンコ球は、該上球皿の下流側に配設さ
れた球取込装置によってパチンコ式スロットマシンの機
内に取り込まれる。この球取込装置は、パチンコ式スロ
ットマシンにおける上球皿の裏側の所定位置に配設さ
れ、パチンコ球を通出案内するための球送出路部と連通
する球通路が形成されたものであって、その内部には、
球送り体と規制部材およびパチンコ球の検出手段等が配
設されている。このうち球送り体は、外周に形成した複
数の球受部を前記球通路に臨ませて1球ずつの球送り回
転によりパチンコ球を球取込装置外に排出するよう構成
される。また規制部材は、球取込み信号に基づいて作動
制御される電磁ソレノイドの励磁・消磁条件に従って切
替え作動されて、球送り体を回転停止と回転可能な解放
との状態に規制するものであり、更に前記検出手段は、
機内に取り込まれるパチンコ球が該球取込装置の球通路
を通過したことを検出するものである。
【0006】前述したパチンコ式スロットマシンのゲー
ムを開始するに際しては、前記球取込装置を介して所定
数のパチンコ球(例えば5球)が機内に取り込まれた後、
遊技者がスタートレバーを操作することにより、前記図
柄表示装置140に配設された各図柄表示ユニット14
6が夫々同一方向に回転する。筐体の正面側には、左
列、中列、右列の3基の各図柄表示ユニット146に対
応してストップボタンが夫々配設されており、図柄表示
ユニット146が回転した後に、遊技者が対応するスト
ップボタンを順次押して停止させることで、図柄を組合
わせ得るようになっている。また、遊技者がゲームを終
了する際に上球皿に残留しているパチンコ球は、筐体正
面の適宜位置に設けられた球抜き手段を操作することに
より下球皿側に抜き取り得るよう構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記パチンコ式スロッ
トマシンにおいて、球取込装置内の球抜きを球送り体の
上流側で行なう場合は、一般的に球通路の壁面の一部を
開口し、この開口部を開閉する開閉弁を閉鎖状態から開
放状態に作動することで、開放された開口部を介して球
抜きが行なわれる。この場合に、開閉弁は開口部からの
パチンコ球の流出方向と同じ向きに開閉作動するよう構
成されていたため、球抜きの途中で開閉弁を閉鎖状態に
作動させようとすると、開口部から流出するパチンコ球
の流出圧力が該開閉弁に加わり、閉鎖状態とすることが
困難となる。また、この状態で開閉弁を無理に閉鎖状態
にしようとすると、該開閉弁やその支持部あるいは作動
手段に負荷が加わって故障の原因となる。但し、開閉弁
や支持部の剛性を高くすると共に高出力の作動手段を用
いることで、故障の発生を抑制することは可能である
が、このときには装置が大型化したり重くなり、更には
コストが嵩む問題を招く。
【0008】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、球取込装置内に残留しているパチ
ンコ球を、ゲーム終了時等においてスムーズに抜き取る
ことができるパチンコ式スロットマシンの球取込装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係るパチン
コ式スロットマシンの球取込装置は、上球皿から供給さ
れるパチンコ球を通出案内するための球送出路部と連通
する球通路が形成されると共に、外周に形成した複数の
球受部を前記球通路に臨ませて1球ずつの球送り回転に
よりパチンコ球を排出し得る球送り体と、球取込み信号
に基づいて作動制御される電磁ソレノイドの励磁・消磁
条件に従って切替え作動されて前記球送り体を回転停止
と回転可能な解放との状態に規制する規制部材とを備え
るパチンコ式スロットマシンの球取込装置において、前
記球送り体の配設位置より上流側に配設され、前記球通
路に規定個数のパチンコ球が停留していることを検知す
る検知センサと、前記球通路における前記球送り体の上
流側直前に設けられて球抜き路に連通する開口部と、こ
の開口部に対する開放状態と閉鎖状態との間で移動し得
るよう配設された通路開閉弁と、この通路開閉弁を開放
状態と閉鎖状態とに切替え作動させる駆動手段とを有
し、前記通路開閉弁の開放状態と閉鎖状態との移動方向
は、前記球通路に通入するパチンコ球の通過方向である
第1方向、および前記開口部から球抜き路に通入するパ
チンコ球の通過方向である第2方向の何れの方向とも異
なる方向に設定されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】球取込装置に配設された球送り体の上流側直前
に、球通路と球抜き路とを連通する開口部が設けられ、
該開口部は通路開閉弁により開閉可能に構成される。こ
の通路開閉弁は、球通路に通入するパチンコ球の通過方
向である第1方向、および開口部から球抜き路に通入す
るパチンコ球の通過方向である第2方向の何れの方向と
も異なる方向において開放状態と閉鎖状態との間を移動
する。すなわち、球通路に連続的に通入するパチンコ球
の球圧および開口部から球抜き路に連続的に通入するパ
チンコ球の球圧が、通路開閉弁の移動方向に直接加わら
ないから、球抜きの途中においても通路開閉弁を無理な
く閉鎖状態とすることができ、故障等の発生を抑制する
ことができる。
【0011】また通路開閉弁における閉鎖状態で球通路
のパチンコ球が接触する面が移動方向に沿って所要曲率
で湾曲しているから、該開閉弁のよりスムーズな移動が
達成される。更に、球通路を傾斜させたことで、パチン
コ球の取り込みおよび抜き取りをスムーズに行ない得
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチンコ式ス
ロットマシンの球取込装置につき、好適な実施例を挙げ
て、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお
本願の要旨は、パチンコ球の球通路を球抜き路に連通す
る開口部を開閉する通路開閉弁のスムーズな移動を図る
ことであるが、その理解に資するため、球取込装置の全
体構成に関して先ず説明する。
【0013】本実施例においては、前記パチンコ式スロ
ットマシン148における上球皿142が配設された基
板12において、図12に示す如く、その裏側に形成さ
れた球送出路部14の球送出口と整合して、パチンコ球
Tの取り込みに供される球取込装置10が所定角度で傾
斜した状態で配設されており、該球取込装置10は図示
しない取込制御装置からの出力信号(球取込み信号)によ
り作動制御される。この球取込装置10は、その基本的
な構成として図1および図2に示す如く、矩形箱体状に
形成された合成樹脂製のケース体16内に、球取込み機
構を構成する電磁ソレノイド18や球制御基板20等を
収容して構成され、ケース体16単位のユニット体とし
て取扱い得るようになっている。なお球取込装置10に
関する以後の説明において、前後、左右および上下と
は、該装置10を基板12に配設した図12に示す状態
を裏面側から観察した位置関係で指称するものとする。
【0014】(ケース体について)前記ケース体16は、
図2に示す如く、矩形状の後面壁22aが成形されたベ
ース部材22と、図1に示すように該後面壁22aと略
同一寸法の前面壁24aが成形されたカバー部材24と
から構成される。このうちベース部材22は、後面壁2
2aの上縁部から前方に延出する上面壁22b、後面壁
22aの下縁部から前方に延出する下面壁22c、後面
壁22aの左縁部から前方に延出する左面壁22dおよ
び後面壁22aの右縁部から前方に延出する右面壁22
eの各壁面によって前方に開口する箱状に形成されたも
のである。またカバー部材24は、前面壁24aの上縁
部から後方に延出する上面壁24b、前面壁24aの下
縁部から後方に延出する下面壁24c、前面壁24aの
左縁部から後方に延出する左面壁24d(図13参照)お
よび前面壁24aの右縁部から後方に延出する右面壁2
4eの各壁面によって後方に開口する箱状に成形された
ものである。そして、このベース部材22およびカバー
部材24がビス42により着脱可能に組付けられて、図
3に示すように、矩形状の箱体を呈するようになってい
る。
【0015】前記ベース部材22の上面壁22b、下面
壁22c、左面壁22dおよび右面壁22eの開放端
(前端)には、嵌合凸部26が形成されると共に、カバー
部材24の上面壁24b、下面壁24c、左面壁24d
および右面壁24eの開放端(後端)に嵌合凹部28(図
13参照)が形成され、両部材22,24は嵌合凸部26
に嵌合凹部28を嵌合する印籠構造により位置決めされ
る。またベース部材22の後面壁22aにおける右側近
傍に、位置決め支柱29が前側に向けて突設され、該支
柱29の先端に突設したピン29aを、前記球制御基板
20の位置決め孔20aを通してカバー部材24におけ
る前面壁24aの対応位置に設けたボス(図示せず)の孔
に挿通することでも位置決めされるようになっている。
【0016】更に、ベース部材22の後面壁22aにお
ける略中央部に固定用支柱30が前方に向けて突設され
ると共に、該支柱30の先端にはビス孔32aが形成さ
れた小径のボス32が突設されている。また該後面壁2
2aの左下方には、別の固定用支柱34が前方に向けて
突設され、その先端部に別のビス孔36aが形成された
小径ボス36を突設している。これに対してカバー部材
24の前面壁24aには、ボス32と対応する位置に通
孔38が穿設され、また別のビス孔36aと対応する位
置に別の通孔40が穿設されており、該通孔38および
別の通孔40を介してカバー部材24の外側(前側)から
ビス42をビス孔32aおよび別のビス孔36aに螺挿
することで、図3に示す如く、ベース部材22とカバー
部材24とが位置決め固定される。
【0017】なお、前記ベース部材22の後面壁22a
には、図2に示すように、その下面壁22cから上方に
向けて僅かに離間する位置に内部側壁44が形成されて
いる。この内部側壁44は、下面壁22cが前方に突出
した幅と整列した状態でこれと平行に形成された部位で
あって、その延在途次には、パチンコ球Tを後述する球
通路52から機外に抜き取るための開口部46(後述)を
構成する凹部48が形成されている。またケース体16
には、凹部48(開口部46)と対応する下面壁22c,
24cに、前記基板12に設けられて前記下球皿144
に連通する球抜き路(図示せず)に連通する排出口25が
開設され、開口部46から落下したパチンコ球Tは排出
口25を介して球抜き路に通出するよう構成される。
【0018】(球通路部材について)前記ベース部材22
には、球通路52を画成するための球通路部材50が着
脱可能に収容設置されている。この球通路部材50は、
図4に示す如く、下側面が開放することで縦断面が門型
を呈する合成樹脂製の部材であって、その長さが、ベー
ス部材22の左面壁22dおよび右面壁22eが相互に
離間する内径寸法と略同一になるよう寸法設定されてい
る。そして当該球通路部材50を内部側壁44の上面に
対してベース部材22の前面方向から着脱可能に収容設
置することで、左右方向に延在する球通路52が画成さ
れると共に、前記凹部48と対応する位置に、下側に開
放した前記開口部46が形成されるようになっている。
この球通路部材50が配設されたケース体16(球取込
装置10)は、図12に示す如く、上球皿142が配設
された基板12の裏面側において、前記球送出路部14
の球送出口に、前記球通路52の通入口が整合すると共
に、該球通路52の通出口が機内への取込み通路55に
整合した状態で、球通路52が通入口側から通出口側に
向けて下方傾斜する姿勢で配設される。この状態でケー
ス体16の下面壁22c,24cに開設された前記排出
口25が、下球皿144への球抜き路に連通し、当該球
取込装置10からのパチンコ球Tの取込み通路55また
は球抜き路への通出がスムーズに行なわれるように構成
してある。
【0019】前記ベース部材22の左面壁22dおよび
右面壁22eには、図2に示すように、前側に開放する
矩形状の切欠部53,53が形成されており、球通路部
材50の球通路52と対応する左右両端に形成された突
部54,54を夫々対応する切欠部53,53に嵌挿する
ことで、ベース部材22に対して球通路部材50が適正
位置に位置決め設置されるよう構成してある。なお球通
路部材50の第1設置部として機能する前壁50aに
は、位置決め片56が球通路52から離間する上方に所
定長さで延出し、該位置決め片56に形成された通孔5
6aに、前記固定用支柱30のボス32が嵌挿されて位
置決めがなされるよう構成される。
【0020】また球通路部材50の前壁50aには、図
4および図5に示す如く、その右側端部に近接した位置
に左右一対の第1前当接部58a,58bが隣接状態で
突設されると共に、該前壁50aの中央部および左側端
部近傍に、第2前当接部60,60が第1前当接部58
a,58bと同一高さで突設されている。この対をなす
左右の第1前当接部58a,58bは、後述する球送り
体86によるパチンコ球排出位置を挟む両側に位置する
と共に、右第1前当接部58bが、球通路部材50と内
部側壁44とで形成される前記開口部46よりも下流側
に位置するよう設定されている。更に、一対の第1前当
接部58a,58bが隣接する中間部位および各第2前
当接部60には、その前端から所定高さで第1位置決め
部としての前位置決めピン62が夫々突設されると共
に、前記位置決め片56には通孔56aの外周囲に同じ
く第1位置決め部としてのボス部56bが突設されてい
る。
【0021】そしてこの第1前当接部58a,58b、
第2前当接部60および前記位置決め片56に、前記電
磁ソレノイド18(以下 第1ソレノイドと云う)等を制
御する各種の電子部品を実装した前記球制御基板20の
後面が当接すると共に、各前位置決めピン62,62お
よび前記ボス部56bが、該球制御基板20に対応的に
設けた被第1位置決め部としての前位置決め孔20a
(図1参照)に嵌挿されることで、球通路部材50に対す
る球制御基板20の位置決めがなされるようになってい
る。また球通路部材50の前壁50aには、左右に離間
して一対の第1係合部としての前フック64,64が突
設され、両フック64,64を球制御基板20の左右端
縁部に係脱可能に係合することで、球通路部材50に対
して球制御基板20を位置決め状態で係合保持するよう
構成してある。
【0022】更に、前記球通路部材50の第2設置部と
して機能する後壁50bには、図6に示す如く、前記前
壁50aの第1前当接部58a,58bと対応する位置
に後当接部66a,66bが突設されると共に、その間
には前端から所定長さで第2位置決め部としての後位置
決めピン68が突設成形されている。そして一対の後当
接部66a,66bに、後述する左右のセンサ70,71
が配設された球センサ基板72の前面が当接すると共
に、後位置決めピン68が、該球センサ基板72に対応
的に設けた被第2位置決め部としての後位置決め孔72
aに嵌挿されることで、球通路部材50に対する球セン
サ基板72の位置決めがなされるようになっている。
【0023】また、前記球通路部材50の後壁50bに
は、後当接部66a,66bを挟んで左右に離間する位
置に一対の第2係合部としての後フック74,74が突
設され、両フック74,74を球センサ基板72の左右
両端縁部に係脱可能に係合することで、球通路部材50
に対して球センサ基板72を位置決め状態で係合保持す
るよう構成してある。更に、図4および図6に示す如
く、当該後壁50bの外縁部には、位置決め固定された
球センサ基板72の後面より後方に延出する立上がり部
75が設けられ、当該球通路部材50を前記ベース部材
22に位置決め設置した際に、該立上がり部75の後端
がベース部材22の後面壁22aに当接することで、球
センサ基板72を保護するよう構成される。
【0024】(球制御基板および球センサ基板に配設さ
れるセンサについて)前記球制御基板20および球セン
サ基板72には、前記球通路52内を通過するパチンコ
球Tを検出可能な検出手段としての左センサ70および
右センサ71が配設されている。両センサ70,71
は、ともに光学センサタイプが使用される例において、
球制御基板20に配置された発光ダイオード70a,7
1aと、球センサ基板72に対応的に配置されたホトト
ランジスタ70b,71bとが組とされている。そして
発光ダイオード70a,71aは、前記第1前当接部5
8a,58bに穿設されて球通路52に連通する通孔5
9,59に前側から挿通されると共に、ホトトランジス
タ70b,71bは、前記後当接部66a,66bに穿設
されて球通路52に連通する通孔67,67に後側から
挿通されて、各発光ダイオード70a,71aと対応す
るホトトランジスタ70b,71bの光軸が球通路52
を挟んで一致するよう設定され、該球通路52を通過す
るパチンコ球Tを検出し得るよう構成される。なお、セ
ンサ70,71は、後述する球送り体86によるパチン
コ球排出位置を挟む両側に位置すると共に、右センサ7
1が前記開口部46よりも下流側に配設されている。ま
た、左センサ70および右センサ71は、互いに1球分
の検出間隔で配置されており、左センサ70は、前記球
通路52内に停留されている排出前(機内への取り込み
前)のパチンコ球Tの存在を検出し、右センサ71は、
球送り体86の回転により球取込装置10から排出され
て機内に取り込まれるパチンコ球Tを検出するよう構成
される。
【0025】(球流通部材の球通路について)前記球通路
52を画成する球通路部材50の内部上壁面は、図1お
よび図4に示す如く、ベース部材22の内部に成形され
た前記内部側壁44と平行な第1案内面76aと、該第
1案内面76aの前後両側に位置して前後両内壁面に向
けて所定角度で傾斜する第2案内面76b,76bとか
ら形成されており、球通路52は縦断面において6角形
状を呈するようになっている。また内部上壁面には、前
記センサ用の前記通孔59,67と対応する位置に、球
送り体86(後述)を球通路52内へ臨ませるための通口
78が形成されている(図6および図9参照)。なお第1
案内面76aおよび第2案内面76b,76bは、球通
路52を通過するパチンコ球Tが通口78から上方(セ
ンサ用の通孔59,67から離間する方向)に浮き上がる
ことがないように案内するよう、その寸法や角度等が設
定されている。
【0026】ここで、前記球通路52にパチンコ球Tが
連続して停留している状態では、各パチンコ球Tが左右
方向において相互に接触しているため、前記センサ用の
通孔59,67を球通路52の上下幅方向の略中央に設
けると、前記センサ70,71によるパチンコ球Tの通
過を検出できなくなるおそれがある(発光ダイオードの
検出光を遮った状態が続くため)。そこで、前記センサ
用の通孔59,67は、図5および図6に示す如く、球
通路52の上下幅方向中央より下方に偏位して設けら
れ、球通路52内に連続して臨む左右のパチンコ球Tの
切目をセンサ70,71により確実に検出し得るよう設
定される(図9参照)。
【0027】(球流通部材に配設される規定個数検知セ
ンサについて)前記球通路部材50の左側端部(上流端
側)に近接した位置には、図4に示すように、前壁50
aと後壁50bおよび内部上壁面に亘って凹部79が門
型に形成されている。そして、この凹部79に、予め設
定された規定個数(1ゲームを行なうのに必要な個数)の
パチンコ球Tが前記球通路52に停留していることを検
知する規定個数検知センサ(検知センサ)80が、球通路
部材50の開放する下方から装着されている。すなわち
この規定個数検知センサ80は縦長の長方形に成形さ
れ、装着時において前記球通路52と対応する位置に到
来する部分に、パチンコ球Tの通過を許容する直径の通
過孔80aが開設されている。なお、規定個数検知セン
サ80が配設される位置は、図9に示す如く、球送り体
86で通過規制される先頭(最下流側)のパチンコ球Tか
ら上流側(球送り体86からのパチンコ球排出位置より
上流側)に向けて、実施例では5個目のパチンコ球Tを
検知し得る位置に設定されている。そして、当該パチン
コ式スロットマシン148のゲーム開始に際しては、後
述する如く、球通路52に規定の5個のパチンコ球Tが
確実に存在することを、規定個数検知センサ80で検知
していることに基づいて、該パチンコ球Tが機内に取り
込まれるよう構成されている。
【0028】(ベース部材に配設される球送り体につい
て)前記ベース部材22における後面壁22aには、図
7および図8に示す如く、前記球通路部材50を該ベー
ス部材22に配設した際に、その通口78と対応する位
置に大径の取付けボス82が所要高さに立設されてお
り、このボス82の軸心と整列して挿通配置される支軸
84を介してスプロケット状の球送り体86が回動可能
に支持されている。この球送り体86は、ポリアセター
ル等の比較的硬質の合成樹脂からなり、外周に形成した
複数(実施例では6箇所)の区画爪部86aにより区画さ
れた各球受部86bを前記球通路部材50の通口78か
ら球通路52内へ臨ませ、この球受部86bにより球通
路52内を流下するパチンコ球Tを1個ずつ球圧を受け
ながら回転して排出し得るようになっている。そして、
この球送り体86の上流側直前に、図9に示す如く、前
記開口部46が位置するよう設定してある。
【0029】(ベース部材に配設される規制部材等につ
いて)前記球通路部材50の上方には、球送り体86の
回転・停止規制をなす規制部材88の切替え作動源であ
る前記第1ソレノイド18が収容配置されている。この
第1ソレノイド18は、図1および図2に示す如く、例
えばフラッパータイプのものであって、厚肉の金属板を
コ字状に折曲形成したフレーム枠90と、該フレーム枠
90の上面部90aの内部に配設される磁力発生部(ボ
ビンとも云う)92とから基本的に構成されている。そ
して当該第1ソレノイド18は、図7に示すように、フ
レーム枠90が折曲された開放側を球送り体86に指向
する姿勢でベース部材22内に配置されており、通電時
に発生された励磁力が球送り体86を指向する磁着部1
8aに集中的に作用し得るようになっている。
【0030】また規制部材88は金属製レバー状のもの
が例とされ、フレーム枠90における左側面部90bの
開放端部近傍に傾動可能に支持されて磁着部18aの対
向位置に規制部88aを水平方向に延在させており、電
源投入時の作動状態(第1ソレノイド18の消磁状態)に
おいて、常には付勢手段としての引張バネ94により球
送り体86の区画爪部86aを係止する方向へ付勢保持
されて、該球送り体86を回転停止の状態に保持するよ
う構成されている(図14(b)参照)。その一方で、前記
第1ソレノイド18の通電による励磁作動に伴い前記磁
力発生部92に磁力が発生したときには、その磁力によ
り前記引張バネ94の付勢力に抗して規制部材88が区
画爪部86aから離間して磁着部18aに磁力吸着され
て、球送り体86を回転可能な解放状態とし得るように
なっている(図14(a)参照)。
【0031】ここで前記左右のセンサ70,71では、
前記規制部材88により球送り体86が拘束され、前記
球通路52内に停留されている最先行(最右端)のパチン
コ球Tを球受部86bに受入れた状態で停止されている
状態において、図9に示す如く、前記左センサ70がこ
のパチンコ球Tを直接有検出するよう設定される。また
第1ソレノイド18の励磁により磁着部18aに磁力吸
着された規制部材88が傾動変化して球送り体86を解
放すると、該球送り体86が受けた1球の重みで回転し
て同球を放出することにおいて、上流側に位置する前記
左センサ70が放出球を検出しなくなったときに、第1
ソレノイド18が消磁復帰されるようになっている。な
お、この放出球を前記右センサ71がカウント検出する
よう設定される。
【0032】(規制部材等が収容される部分のベース部
材について)前記ケース体16のベース部材22におけ
る後面壁22aの内面(ケース体16の内面)には、図8
に示す如く、前記第1ソレノイド18のフレーム枠90
における左側面部90bの一方(後側)の側端縁部が当接
する左位置決め突部96および右側面部90cの一方
(後側)の側端縁部が当接する右位置決め突部97が、所
定高さで突設されて夫々上下方向に延在すると共に、フ
レーム枠90の上面部90aにおける一方(後側)の側端
縁部が当接する水平突部98が、所定高さで突設されて
左右方向に延在している。なお、左右の位置決め突部9
6,97および水平突部98は、何れもフレーム枠90
における折曲部から離間する側端縁部に当接するよう設
定されている。すなわち、フレーム枠90の対応する側
端縁部を各突部96,97,98に当接して位置決めした
状態で、該フレーム枠90の膨出部を生ずる折曲部が、
前記後面壁22aの内面に当接しないよう設定され、第
1ソレノイド18の組付け状態でのガタ付き発生を防止
するよう構成される。
【0033】またベース部材22の前記後面壁22aの
内面には、図8に示すように、フレーム枠90の左側面
部90bにおける開放端を保持して左右および下方(球
通路側)への移動規制を行なうコ字状の左保持部99
と、フレーム枠90の右側面部90cにおける開放端を
保持して右および下方への移動規制を行なうL字状の右
保持部100とが所定高さで突設されている。更に左位
置決め突部96に近接して、フレーム枠90の左側面部
90bに形成された切欠部(図示せず)に係脱可能に係合
する固定フック101が後面壁22aに突設されてお
り、フレーム枠90が前記各突部96,97,98および
両保持部99,100で位置決め保持された状態で、該
固定フック101により開口部側への抜け止めがなされ
るよう構成される。
【0034】(ベース部材に配設される通路開閉弁と駆
動手段について)前記球通路部材50を挟んで前記球送
り体86と略対向する位置には、図9に示すように、前
記内部側壁44に形成された凹部48と対応する位置
に、通路開閉弁102が所定範囲で回動可能に軸支され
ている。すなわちこの通路開閉弁102は、該凹部48
の横幅よりも僅かに小さい外径寸法に設定された長方形
状の板状部材であって、図10に示す如く、横長方向に
配置した状態においてその左右側面部の下端部近傍に、
短尺な第1軸体104と第2軸体110とが軸心を整列
して一体成形されている。この第1軸体104と第2軸
体110は、ベース部材22の後面壁22aにおいて、
その左右方向に離間する支持板部材112,112(後
述)に対して前方から装着されて回動可能に軸支され
る。すなわち通路開閉弁102は、前記球通路52にお
けるパチンコ球Tの流れ方向に整列する第1軸体104
および第2軸体110を回動支軸として、該パチンコ球
Tの流れ方向と交差する方向に所定範囲で傾動するよう
構成されている。また、前記第1軸体104の開放端に
クランクロッド106の一端部が連設され、該ロッド1
06に設けられる係合部108は、第1軸体104と反
対方向に延出するようになっている。
【0035】前記係合部108は、連繋部材114と第
2ソレノイド116で構成される駆動手段118に連繋
接続される。すなわち連繋部材114は、図9および図
10に示すように、正面から観察した形状が逆L字状を
呈するよう成形された部材であって、そのうちの長尺な
第1片部114aが垂直方向に配置されると共に、短尺
な第2片部114bが前記球通路部材50の延在方向
(ベース部材22の左右方向)に沿って配置される。また
第1片部114aの下端部には、ベース部材22の前方
に指向して係合片114cが一体成形されている。係合
片114cには、その上下方向の略中間位置から後方に
向けて係合部108の通過を許容する第1溝114dが
形成されており、この第1溝114dに対して、係合片
114cの板面方向から該係合部108が略直交方向に
挿通されて係合するよう構成される。また第2片部11
4bには、逆T字状の第2溝114eが、前方から後方
に沿って形成されており、この第2溝114eに対し
て、前記第2ソレノイド116の係合板126が係脱可
能に挿通配置されるようになっている。
【0036】第2ソレノイド116は、図10に示すよ
うに、厚肉の金属板を門型に折曲成形することで下方に
開放端部が指向してなるフレーム120と、一端部にフ
ランジ122aが配設された磁力発生部122とから基
本的に構成されており、該フランジ122aを下方に位
置させた状態で、磁力発生部122の上方から当該フレ
ーム120の下端部を対応する位置に固着してある。ま
た磁力発生部122には、この内部に所要径のロッド1
24が上下動可能に配設されており、該ロッド124の
フランジ122aから下方に延出する下端部に円形状の
係合板126が配設されている。そしてこの係合板12
6を、連繋部材114の第2片部114bに形成した前
記第2溝114eに対して前方から挿通することで、当
該第2片部114bに係合するよう構成される。なお、
係合板126とフランジ122aとの間には、ロッド1
24に対してバネ等の弾性部材128が巻装されてお
り、第2ソレノイド116に通電されていない状態にお
いて、係合板126は常には弾性部材128を介して下
方(フランジ122aから離間する方向)に付勢されてい
る。
【0037】(通路開閉弁および駆動手段が収容される
部分のベース部材について)前記ケース体16のベース
部材22における後面壁22aの内面には、図2および
図8に示す如く、前記内部側壁44の凹部48が形成さ
れた位置において、前記通路開閉弁102を収容し得る
離間幅で2枚の支持板部材112,112が並列状態で
一体形成されている。各支持板部材112には、通路開
閉弁102に設けた前記第1軸体104または第2軸体
110の挿通を許容する係合溝112aが、ベース部材
22の前方から後方に向けて夫々凹設されており、この
係合溝112a,112aに第1軸体104および第2
軸体110が対応して係合されるようになっている。ま
たベース部材22における後面壁22aの内面には、前
記左位置決め突部96の左側に位置する部位に、垂直方
向に成形された2枚の支持用板130,130が、前記
フレーム120の左右幅と略同一の離間幅でもって並列
に配置されると共に、各支持用板130の上下方向にお
ける略中間部位に、前記フレーム120を掛止するため
の掛止爪132が夫々対向方向に突出成形されている。
そして支持用板130,130の間にフレーム120を
前方から挿通し、その前端部を掛止爪132,132に
掛止させることにより、第2ソレノイド116がベース
部材22に位置決めされるよう構成される。
【0038】更に、ベース部材22に形成した前記左保
持部99の下方からは、図8に示す如く、前記内部側壁
44と交差して後面壁22aの下方に延在する2枚の支
持板134,134が僅かの間隙を設けた状態で一体成
形されている。この間隙幅は、前記連繋部材114にお
ける第1片部114aの厚みよりも僅かに大きい寸法に
設定されており、該間隙に対して前記球通路部材50の
後方を上下に延在する第1片部114aが緩やかに係合
したもとで上下動可能に臨んでいる(図11参照)。そし
て、この球通路部材50の下方に位置する前記係合片1
14cの第1溝114dに、前記クランクロッド106
の係合部108が係合するようになっている。すなわ
ち、前記第2ソレノイド116の励磁・消磁の条件によ
って連繋部材114が所定範囲で上下動することによ
り、前記通路開閉弁102が前記開口部46に対する閉
鎖状態(図13(a))と開放状態(図13(b))との間を傾
動(移動)するよう構成される。この場合に、通路開閉弁
102は、前記球通路52に通入するパチンコ球Tの通
過方向である第1方向、および前記開口部46から球抜
き路に通入するパチンコ球Tの通過方向である第2方向
の何れの方向とも異なる方向において、開放状態と閉鎖
状態との間を傾動するよう設定される。すなわち、球通
路52に連続的に通入するパチンコ球Tの球圧および開
口部46から球抜き路に連続的に通入するパチンコ球T
の球圧が、通路開閉弁102の移動方向に直接加わらな
いよう設定されており、その傾動時に通路開閉弁102
に大きな負荷が加わることがないよう構成してある。な
お、第2ソレノイド116は、図示しない球抜きスイッ
チ等の球抜き手段を操作することで通電励磁されて、通
路開閉弁102を開放状態に切替え作動させるようにな
っている。またこの場合に、球抜き手段を操作している
間は第2ソレノイド116が励磁されるようにしたり、
あるいは1回の操作に対して予め設定された時間だけ励
磁するよう設定することが可能である。
【0039】ここで、前記通路開閉弁102の上端部
は、図11に示す如く、前記球通路部材50と凹部48
とで形成される前記開口部46の内径に対して略半分以
上の領域をカバーし得る幅寸法に設定されており、前記
連繋部材114が下死点位置にある状態では、図13
(a)に示すように、通路開閉弁102が起立し、その上
端部が開口部46に対してその下方に臨んで、前記球通
路52に通入したパチンコ球Tが開口部46から下方に
脱落することなく該球通路52を通過し得るようになっ
ている。これに対して連繋部材114が上死点位置にあ
る状態では、図13(b)に示す如く、通路開閉弁102
がケース体16の後方に傾斜して、その上端部が開口部
46の下方から退避することで開口部46の下端部が完
全に開放状態となり、球通路52に通入したパチンコ球
Tが開口部46から落下して前記排出口25からケース
体16の外方に排出されるよう構成してある。
【0040】前記通路開閉弁102における閉鎖状態で
前記球通路52のパチンコ球Tが接触する上端面(面)1
02aは、図11に示すように、該開閉弁102の傾動
方向である前後方向に沿って所要曲率で湾曲するよう形
成されており、前記球通路52に停留されているパチン
コ球Tが該通路開閉弁102に載っている状態であって
も、通路開閉弁102をスムーズに傾動し得るようにな
っている。
【0041】
【実施例の作用】次に、前述のように構成された本実施
例に係るパチンコ式スロットマシンの球取込装置の作用
につき説明する。
【0042】(パチンコ球の取り込みについて)前記ケー
ス体16単位で取扱われる前記球取込装置10は、図1
2に示す如く、パチンコ式スロットマシン148におけ
る上球皿142が配設された基板12おいて、上球皿1
42に連通する球送出路部14の球送出口に、前記球通
路52の通入口が整合すると共に、該球通路52の通出
口が機内への取込み通路55に整合した状態で、通入口
側から通出口側に向けて下方傾斜するよう配設される。
またケース体16の下面壁22c,24cに開設された
排出口25が、下球皿144への球抜き路に連通する。
なお、このとき、前記第1ソレノイド18に対して通電
はなされておらず、図9に示すように、前記規制部材8
8が前記引張バネ94の付勢力により拘束状態に保持さ
れることで、前記球送り体86は回転停止状態となって
いる。更に、前記駆動手段118の第2ソレノイド11
6に対しても通電はなされておらず、図13(a)に示す
ように、前記連繋部材114が前記弾性部材128の付
勢力により下死点位置に保持されることで、前記通路開
閉弁102は前記開口部46を閉成する閉鎖状態に保持
される。
【0043】この状態で、遊技者が上球皿142にパチ
ンコ球Tを供給すると、該パチンコ球Tは球送出路部1
4を介して球取込装置10の球通路52に流入し、前記
規制部材88によって回転が停止されている球送り体8
6の前記球受部86bに最初のパチンコ球Tが当接し、
それ以後のパチンコ球Tが上流側に順次停留されること
になる。この最下流の位置にあるパチンコ球Tは、図9
に示す如く、球通路部材50に配置された左センサ70
を構成する発光ダイオード70aとホトトランジスタ7
0bとの間の光軸を遮断するため、該センサ70と電気
的に接続された制御回路(図示せず)がパチンコ球Tの存
在を検出する。この状態からパチンコ球Tが順次供給さ
れて最下流側にあるパチンコ球Tから5個目のパチンコ
球Tが、前記規定個数検知センサ80の通過孔80aに
到来してこれを検知すると、パチンコ式スロットマシン
148のゲーム開始に必要な規定個数(5個)のパチンコ
球Tが球通路52に停留されたものと判断し、ゲームの
開始が可能となる。
【0044】前記左センサ70が球有検出条件(ON)に
あることを前提として、球取込み信号が発信されると、
前記第1ソレノイド18に通電されて前記磁力発生部9
2に磁力が発生し、図14(a)に示すように、前記磁着
部18aに規制部材88が磁力吸着されることで球送り
体86は回転停止状態から解放される。この結果として
該球送り体86は、前記球通路52内のパチンコ球Tを
球受部86bに受入れながら回転されて該パチンコ球T
が下流側に流れる。そして前記左センサ70がパチンコ
球Tを検出しなくなった条件で、前記第1ソレノイド1
8が消磁復帰された際に、図14(b)に示す如く、前記
規制部材88が引張バネ94の付勢力によって球送り体
86の回転停止を図ると共に、該球送り体86から下流
側に排出されたパチンコ球Tが前記右センサ71でカウ
ント検出される。この動作が繰返されて規定個数分(5
個)のパチンコ球Tが右センサ71でカウント検出され
ると、前記第1ソレノイド18が消磁復帰された状態に
保持され、1回のゲームに必要なパチンコ球Tの取り込
み作動が終了する。なお、球送り体86の下流側に流れ
るパチンコ球Tは、球通路52の通出口から取込み通路
55に通入して機内へ取り込まれる。この場合に、球通
路52は通入口側から通出口側に向かうにつれて下方傾
斜しているから、球通路52から取込み通路55へのパ
チンコ球Tの通出は円滑に行なわれる。
【0045】(パチンコ球の球抜きについて)ゲームを終
了してパチンコ球Tを上球皿142から球抜きする場合
は、前記球抜き手段の操作に基づいて前記駆動手段11
8が作動される。すなわち、前記第2ソレノイド116
が通電励磁され、該ソレノイド116に挿通配置された
ロッド124が弾性部材128の弾性力に抗して磁力発
生部122の内方に移動される。これにより前記係合板
126を介して接続された前記連繋部材114が上死点
位置に向けて移動されると共に、前記第1片部114a
に形成された係合片114cの第1溝114dに摺動可
能に係合している係合部108が上方に移動される。こ
れにより、図13(b)に示す如く、前記通路開閉弁10
2が、第1軸体104および第2軸体110を回動支点
としてケース体16の後方に傾斜し、前記開口部46の
下端部が完全に開放状態となる。従って、前記球送出路
部14から球通路52に通入するパチンコ球Tは開口部
46から落下し、前記排出口25および球抜き路を介し
て前記下球皿144に抜き出される。
【0046】前記通路開閉弁102が閉鎖状態から開放
状態に傾動するに際し、該開閉弁102の上端面102
aには複数(実施例では図9に示すように2個)のパチン
コ球Tが載っているが、該上端面102aは傾動方向に
湾曲しているから、通路開閉弁102のスムーズな傾動
が達成される。すなわち、例えば通路開閉弁102の上
端面が平坦に形成されている場合では、通路開閉弁10
2が傾動する際の上端面における前後の端縁の移動軌跡
は、閉鎖状態でパチンコ球Tが載っている上端面の位置
の移動軌跡より上方で、その差は大きくなるため、該端
縁によりパチンコ球Tを上方に大きく押上げてしまう。
そして、このパチンコ球Tが前記球通路部材50の案内
面76a,76bに当接してしまうと、通路開閉弁10
2の傾動ができなくなるおそれがある。しかるに、実施
例では上端面102aを傾動方向に湾曲させているか
ら、上端面102aにおける前後の端縁の移動軌跡と、
閉鎖状態でパチンコ球Tが載っている上端面102aの
位置の移動軌跡との差は小さく、パチンコ球Tを押上げ
る量は僅かとなり、よって通路開閉弁102の傾動がパ
チンコ球Tによって阻害されることはない。従って、閉
鎖状態でパチンコ球Tが載っている上端面102aの位
置の移動軌跡より、該上端面102aにおける前後の端
縁の移動軌跡が上方にならないような曲率とするのがよ
り好適である。
【0047】前記開口部46は、右センサ71の配設位
置より上流側に設けられているから、該センサ71でカ
ウント検出されたパチンコ球Tが下球皿144に抜き出
されることはない。すなわち、遊技者が、例えばセルロ
イド板あるいは針金等により前記通路開閉弁102を不
正に開放状態に切替えたもとでゲームを行なおうとして
も、前記球通路52に通入するパチンコ球Tはセンサ7
1で検出される前に下球皿144に戻されてしまうた
め、規定個数のパチンコ球が機内に取り込まれていない
にも拘わらず、ゲームが開始されてしまうと云った不正
行為を防止し得る。言い替えれば、遊技者が不正を行な
おうとすることを抑制し得ると共に、遊技店に不利益が
生じるのを防ぐことができる。また開口部を、機外に通
じる球抜き路に直結することができるので、通路切替え
装置等を別途設ける必要はなく、スペースの有効利用お
よびコストダウンを図り得る。
【0048】更に、開口部46は、球通路52にパチン
コ球Tを停留するための前記球送り体86の上流側直前
に設けられているから、球通路52に停留される全ての
パチンコ球Tを抜き出すことができ、遊技者に不利益が
生じることもない。更にまた、通路開閉弁102は球送
り体86やその作動手段(電磁ソレノイド18)とは独立
して作動するよう構成されているから、球送り体86や
電磁ソレノイド18が故障したとしても、球抜きができ
なくなる事態が発生することはない。
【0049】前記球抜き手段の操作をやめるか、または
所定時間が経過することで、前記第2ソレノイド116
に通電されなくなって消磁されると、前記弾性部材12
8の弾性力によりロッド124が下降し、これに伴って
前記連繋部材114が下死点位置に向けて移動する。こ
れにより、図13(a)に示す如く、前記通路開閉弁10
2が、第1軸体104および第2軸体110を回動支点
としてケース体16の前方に傾斜し、前記開口部46の
下端部を閉成する閉鎖状態となる。従って、前記球送出
路部14から球通路52に通入するパチンコ球Tは開口
部46から落下することなく、前記球送り体86で順次
停留される。
【0050】この場合に通路開閉弁102は、前述した
ように球通路52に通入するパチンコ球Tの通過方向で
ある第1方向、および前記開口部46から球抜き路に通
入するパチンコ球Tの通過方向である第2方向の何れの
方向とも異なる方向に傾動するものであるから、該開閉
弁102が開放状態から閉鎖状態に傾動する際に、開口
部46からパチンコ球Tが流出している途中であっても
大きな負荷が加わることはない。更に詳しく述べれば、
開口部46から流出しているパチンコ球Tの流出方向
(第2方向)に対して通路開閉弁102は、球通路52内
におけるパチンコ球Tの流れ方向(第1方向)と交差する
一方の側から横切る方向に傾動する。これに対して球通
路52に通入した後に開口部46から流出しているパチ
ンコ球Tの球圧は、球通路52に沿う方向(第1方向)と
開口部46から落下する方向(第2方向)との合成方向に
作用しているから、通路開閉弁102が開口部46を閉
成する途中でその上端面102aにパチンコ球Tが載っ
たときに、その球圧は球通路52内での流れ方向(第1
方向)に作用して該開閉弁102の傾動を妨げる方向に
は作用しない。従って、通路開閉弁102やその駆動手
段118に大きな負荷が加わって故障等が発生するのを
防止し得ると共に、その剛性や出力等を必要以上に高め
て大型化したりコストアップするのを抑制し得る。
【0051】実施例では、規定個数検知センサを球取込
装置の内部に配設した場合で説明したが、該装置の球通
路に連通する球送出路部に配設してもよい。また該検知
センサで検知する規定個数は、実施例の5個に限らずそ
の他の任意の数であってもよく、従って該規定個数検知
センサの配設位置は球送り体の上流側であれば任意の位
置に設定し得るものである。更に、開口部を開閉する通
路開閉弁は、傾動方式に限らず前後方向にスライドする
ことで開口部を開閉する構成を採用し得る。更にまた、
通路開閉弁を切替え作動させる駆動手段の駆動源として
は、実施例のソレノイドに限定されるものでなく、モー
タ等その他のものであってもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るパチン
コ式スロットマシンの球取込装置によれば、球通路と球
抜き路とを連通する開口部を開閉する通路開閉弁を、球
通路に通入するパチンコ球の通過方向である第1方向、
および開口部から球抜き路に通入するパチンコ球の通過
方向である第2方向の何れの方向とも異なる方向におい
て開放状態と閉鎖状態との間を移動させるよう構成した
から、球抜きの途中においても通路開閉弁を無理なく閉
鎖状態とすることができ、故障等の発生を抑制し得る。
また、開口部は球送り体の上流側直前に設けてあるか
ら、球通路内の全てのパチンコ球を該開口部から抜き出
すことができる。
【0053】前記通路開閉弁における閉鎖状態で球通路
のパチンコ球が接触する面を、移動方向に沿って所要曲
率で湾曲するよう形成したので、該開閉弁のよりスムー
ズな移動が達成できる。また、球通路を傾斜させたこと
で、パチンコ球の取り込みおよび抜き取りをスムーズに
行ない得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る球取込装置を、ベース部
材からカバー部材を取外した状態で示す概略斜視図であ
る。
【図2】実施例に係る球取込装置のベース部材から各構
成部材を取外した状態で示す概略斜視図である。
【図3】実施例に係る球取込装置を示す概略斜視図であ
る。
【図4】実施例に係る球取込装置に配設される球通路部
材を示す概略斜視図である。
【図5】実施例に係る球取込装置に配設される球通路部
材の正面図である。
【図6】実施例に係る球取込装置に配設される球通路部
材の背面図である。
【図7】実施例に係る球取込装置のベース部材を示す正
面図である。
【図8】実施例に係る球取込装置のベース部材から各構
成部材を取外した状態を示す正面図である。
【図9】実施例に係る球取込装置にパチンコ球が供給さ
れた状態をカバー部材を取外した状態で示す正面図であ
る。
【図10】実施例に係る通路開閉弁およびその駆動手段
を示す分解斜視図である。
【図11】実施例に係る球取込装置のベース部材を示す
縦断側面図である。
【図12】実施例に係る球取込装置を基板に配設した状
態を示す正面図である。
【図13】実施例に係る球取込装置における球通路とパ
チンコ球との関係を示す縦断側面図である。
【図14】実施例に係る球取込装置における球通路とパ
チンコ球との関係を示す正面図である。
【図15】実施例に係る球取込装置における開口部から
パチンコ球が抜き出される状態を示す正面図である。
【図16】実施例に係る球取込装置を備えたパチンコ式
スロットマシンの正面図である。
【符号の説明】
14 球送出路部 18 第1ソレノイド(電磁ソレノイド) 46 開口部 52 球通路 80 規定個数検知センサ(検知センサ) 86 球送り体 86b 球受部 88 規制部材 102 通路開閉弁 118 駆動手段 142 上球皿 T パチンコ球
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相田 宏 東京都中央区日本橋茅場町2丁目9番4号 ニューギン東京ビル内 (72)発明者 柳澤 一徳 東京都中央区日本橋茅場町2丁目9番4号 ニューギン東京ビル内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上球皿(142)から供給されるパチンコ球
    (T)を通出案内するための球送出路部(14)と連通する球
    通路(52)が形成されると共に、外周に形成した複数の球
    受部(86b)を前記球通路(52)に臨ませて1球ずつの球送
    り回転によりパチンコ球(T)を排出し得る球送り体(86)
    と、球取込み信号に基づいて作動制御される電磁ソレノ
    イド(18)の励磁・消磁条件に従って切替え作動されて前
    記球送り体(86)を回転停止と回転可能な解放との状態に
    規制する規制部材(88)とを備えるパチンコ式スロットマ
    シンの球取込装置において、 前記球送り体(86)の配設位置より上流側に配設され、前
    記球通路(52)に規定個数のパチンコ球(T)が停留してい
    ることを検知する検知センサ(80)と、前記球通路(52)に
    おける前記球送り体(86)の上流側直前に設けられて球抜
    き路に連通する開口部(46)と、この開口部(46)に対する
    開放状態と閉鎖状態との間で移動し得るよう配設された
    通路開閉弁(102)と、この通路開閉弁(102)を開放状態と
    閉鎖状態とに切替え作動させる駆動手段(118)とを有
    し、 前記通路開閉弁(102)の開放状態と閉鎖状態との移動方
    向は、前記球通路(52)に通入するパチンコ球(T)の通過
    方向である第1方向、および前記開口部(46)から球抜き
    路に通入するパチンコ球(T)の通過方向である第2方向
    の何れの方向とも異なる方向に設定されていることを特
    徴とするパチンコ式スロットマシンの球取込装置。
  2. 【請求項2】 前記通路開閉弁(102)における閉鎖状態
    で前記球通路(52)のパチンコ球(T)が接触する面(102a)
    は、該開閉弁(102)の移動方向に沿って所要曲率で湾曲
    している請求項1記載のパチンコ式スロットマシンの球
    取込装置。
  3. 【請求項3】 前記球通路(52)は、パチンコ球(T)の通
    入口側から通出口側に向かうにつれて所定角度で下方傾
    斜し、該球通路(52)の下面側に前記開口部(46)が設けら
    れている請求項1または2記載のパチンコ式スロットマ
    シンの球取込装置。
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