JP2023012044A - 弾球遊技機の遊技盤 - Google Patents

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【課題】規定数の遊技球を短時間で開閉入賞口に入球させることが可能な弾球遊技機の遊技盤を提供する。【解決手段】上側大入賞口開閉部材320が上側大入賞口311を開閉するとともに、下側大入賞口開閉部材370が下側大入賞口361を開閉する大入賞装置200において、上側大入賞口開閉部材320の上面を流下した遊技球が下側大入賞口361に向けて流下する球通路部A3が設けられており、上側大入賞口開閉部材320は、上側大入賞口開閉部材320が上側閉鎖位置にスライド移動すると側方開口部312を閉鎖し、上側大入賞口開閉部材320が上側開放位置にスライド移動すると側方開口部312を開放するリブ323を有している。【選択図】図31

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機の遊技盤に関する。
ぱちんこ遊技機には、遊技領域を構成する遊技盤のほぼ中央にセンター飾りを配置し、このセンター飾りに液晶ディスプレイ等の演出表示装置を設けたものが知られている。このようなぱちんこ遊技機は、遊技領域内に設けられた始動入賞口に遊技球が入球したことを契機として、演出表示装置において複数の図柄(装飾図柄)を変動させた後に停止表示したときの図柄の組み合わせが予め設定された当たり図柄であった場合、特別遊技状態(大当り)を成立させるように構成されている。特別遊技状態においては、遊技領域内に設けられたアタッカーと称される開閉型入賞装置の開閉入賞口を開放して遊技球の入球を容易にし、これにより遊技者が大量の賞球を獲得できるようになっている。
近年、左右に並ぶように配置された2つの開閉入賞口を有し、ラウンド毎に2つの開閉入賞口を同時に開放させる開閉型入賞装置が考案されている(例えば、特許文献1を参照)。このような開閉型入賞装置では、前のラウンドと次のラウンドの間に(閉鎖された)上流側の開閉入賞口に入球できなかった遊技球を、次のラウンドの開始時に(開放された)下流側の開閉入賞口に入球させることができるようになっている。このようにすれば、ラウンド毎に規定数の遊技球を短時間で開閉入賞口に入球させることが可能である。
特開2016-2357号公報
しかしながら、このような従来の開閉型入賞装置は、規定数の遊技球を開閉入賞口に入球させる時間を十分に短縮したものではなかった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、規定数の遊技球を短時間で開閉入賞口に入球させることが可能な弾球遊技機の遊技盤を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る弾球遊技機の遊技盤は、板状に形成されて前面側に所定の遊技領域が形成されるベース部材と、前記遊技領域に設けられる開閉型入賞装置(例えば、実施形態における大入賞装置200)とを備え、前記開閉型入賞装置は、上方を向くように左右方向に延びて形成され、前記遊技領域を流下する遊技球が通過可能な上側開閉入賞口と、前記上側開閉入賞口に合わせて左右方向に延びて形成され、前記上側開閉入賞口を閉鎖する上側閉鎖位置と、前記上側閉鎖位置から後退して前記上側開閉入賞口を開放する上側開放位置とに前後方向にスライド移動可能に設けられ、前記上側閉鎖位置にスライド移動した状態で上面を遊技球が流下可能な上側入賞口開閉部材と、前記上側閉鎖位置にスライド移動した前記上側入賞口開閉部材の上面における下流側の端部に達した遊技球が流下する球通路部と、前記上側開閉入賞口よりも下方において上方を向くように左右方向に延びて形成され、前記球通路部を流下する遊技球が通過可能な下側開閉入賞口と、前記上側入賞口開閉部材よりも下方において前記下側開閉入賞口に合わせて左右方向に延びて形成され、前記下側開閉入賞口を閉鎖する下側閉鎖位置と、前記下側閉鎖位置から後退して前記下側開閉入賞口を開放する下側開放位置とに前後方向にスライド移動
可能に設けられ、前記下側閉鎖位置にスライド移動した状態で上面を遊技球が流下可能な下側入賞口開閉部材と、前記上側入賞口開閉部材を前記上側閉鎖位置と前記上側開放位置とにスライド移動させるとともに、前記下側入賞口開閉部材を前記下側閉鎖位置と前記下側開放位置とにスライド移動させる駆動手段(例えば、実施形態における上側開閉ソレノイド346および下側開閉ソレノイド396)とを有し、前記上側閉鎖位置にスライド移動した前記上側入賞口開閉部材の下流側の端部と位置対応する前記上側開閉入賞口の下流側の端部に繋がって、遊技球が通過可能な幅を有して下方へ延びる側方開口部が形成され、前記上側入賞口開閉部材は、前記上側入賞口開閉部材の下流側の端部から下方へ延びて形成され、前記上側入賞口開閉部材が前記上側閉鎖位置にスライド移動すると前記側方開口部を閉鎖し、前記上側入賞口開閉部材が前記上側開放位置にスライド移動すると前記側方開口部を開放するリブを有する。
本発明によれば、規定数の遊技球を短時間で開閉入賞口に入球させることができる。
ぱちんこ遊技機からガラス枠を取り外した状態を示す正面図である。 ガラス枠を前方から見た斜視図である。 ぱちんこ遊技機の背面図である。 遊技盤の正面図である。 遊技盤の右側部分を示す正面拡大図である。 大入賞装置の正面図である。 大入賞装置を前方から見た斜視図である。 大入賞装置の背面図である。 大入賞装置を後方から見た斜視図である。 大入賞装置の分解斜視図である。 入賞ベース部材を前方から見た斜視図である。 入賞ベース部材の背面図である。 通路カバーを前方から見た斜視図である。 通路カバーの背面図である。 前カバーを前方から見た斜視図である。 前カバーの背面図である。 大入賞装置の下部を示す側断面図である。 上側ランプ基板を前方から見た斜視図である。 下側ランプ基板を前方から見た斜視図である。 上側大入賞口開閉部材が上側閉鎖位置に移動した状態の上側入賞ユニットを示す斜視図である。 上側大入賞口開閉部材が上側閉鎖位置に移動した状態の上側入賞ユニットを示す平断面図である。 上側大入賞口開閉部材が上側開放位置に移動した状態の上側入賞ユニットを示す斜視図である。 上側大入賞口開閉部材が上側開放位置に移動した状態の上側入賞ユニットを示す平断面図である。 上側入賞ユニットの内部を示す平断面図である。 下側大入賞口開閉部材が下側閉鎖位置に移動した状態の下側入賞ユニットを示す斜視図である。 下側大入賞口開閉部材が下側閉鎖位置に移動した状態の下側入賞ユニットを示す平断面図である。 下側大入賞口開閉部材が下側開放位置に移動した状態の下側入賞ユニットを示す平断面図である。 入賞通路ユニットを前方から見た斜視図である。 通路開閉部材が通路閉鎖位置に移動した状態の入賞通路ユニットの断面を示す拡大斜視図である。 通路開閉部材が通路開放位置に移動した状態の入賞通路ユニットの断面を示す拡大斜視図である。 上側大入賞口開閉部材および下側大入賞口開閉部材が上側閉鎖位置および下側閉鎖位置に移動した状態の大入賞装置の断面を示す正面図である。 上側大入賞口開閉部材および下側大入賞口開閉部材が上側開放位置および下側開放位置に移動した状態の大入賞装置の断面を示す正面図である。 上側大入賞口開閉部材および下側大入賞口開閉部材が上側閉鎖位置および下側閉鎖位置に移動した状態の大入賞装置の断面を示す斜視図である。 大入賞装置の右下部の断面を示す拡大斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態に係る遊技機としてぱちんこ遊技機PMを図1~図3に示しており、まず、この図を参照してぱちんこ遊技機PMの全体構成について説明する。本実施形態において、図2の各矢印で示す方向をそれぞれ、上下方向、前後方向、左右方向として説明する。
[ぱちんこ遊技機の全体構成]
始めに、ぱちんこ遊技機PMの前面側の基本構造を説明する。ぱちんこ遊技機PMは、図1に示すように、外郭方形枠サイズに構成された縦向きの固定保持枠をなす外枠1と、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載枠をなす前枠2とを主体に構成される。前枠2は、外枠1および前枠2の左側縁部に配設された上下のヒンジ機構3a,3bにより、外枠1の前側開口部に対して横開き開閉および着脱が可能に取り付けられる。また、前枠2は、右側縁部に設けられたダブル錠と称される施錠装置4を利用して、常には外枠1と係合連結された閉鎖状態に保持される。
前枠2の前面側には、図2に示すように、この前枠2の上部前面域に合わせた方形状のガラス枠5が上下のヒンジ機構3a,3bを利用して横開き開閉および着脱可能に組み付けられる。ガラス枠5は、上述の施錠装置4を利用して、常には前枠2の前面を覆う閉鎖状態に保持される。図1に示すように、前枠2の上側に設けられた収容枠2aに遊技盤100が着脱可能にセット保持され、常には閉鎖保持されるガラス枠5の複層ガラス5aを通して、遊技盤100の前面に設けられた遊技領域PAを視認可能に臨ませるようになっている。なお、図1において遊技領域PAの詳細な記載を省略している。
図2に示すように、ガラス枠5の下部前面側には、遊技球を貯留する上下の球皿(上球皿6aおよび下球皿6b)が設けられる。ガラス枠5の上部前面側には、発光ダイオード(LED)やランプ等の電飾装置7や、遊技の展開状態に応じて効果音を発生させるスピーカ8が設けられる。
図1に示すように、前枠2の右下部には、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル9が設けられる。前枠2の下部におけるガラス枠5の後側の領域(以降、遊技補助盤20と称する)には、上球皿6aに貯留された遊技球を1球ずつ送り出す整流器21、整流器21から送り出された遊技球を遊技領域PAに向けて打ち出す発射機構22、発射機構22の作動を制御する発射制御基板23等が設けられる。
続いて、ぱちんこ遊技機PMの後面側の基本構造を説明する。図3に示すように、前枠2の後面側には、中央に前後連通する窓口を有して前枠2よりも幾分小型の矩形枠状に形成された裏機構盤30が取り付けられている。裏機構盤30の各部には、遊技施設側から
供給される遊技球を貯留するタンク部材33、タンク部材33から供給される遊技球を流下させる樋部材34、樋部材34を流下する遊技球を払い出す賞球払出ユニット35、賞球払出ユニット35から払い出された遊技球を上球皿6aもしくは下球皿6bに流下させる裏側通路部材36等が設けられている。また、裏機構盤30には、遊技盤100の後側を全体的に覆う遊技盤カバー39が取り付けられる。
遊技盤100の後側には、ぱちんこ遊技機PMの作動を統括的に制御する主制御基板(図示せず)や、遊技展開に応じた画像表示、効果照明、効果音等の演出全般の制御を行う副制御基板(図示せず)等が取り付けられている。これに対して、裏機構盤30の後側には、遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御基板42や、遊技施設側から受電して各種制御装置や電気・電子部品に電力を供給する電源基板43等が取り付けられている。これらの制御装置とぱちんこ遊技機PM各部の電気・電子部品とがハーネス(コネクタケーブル)で接続されて、ぱちんこ遊技機PMが作動可能に構成されている。
ぱちんこ遊技機PMは、外枠1が遊技施設の遊技島(設置枠台)に固定設置され、前枠2、ガラス枠5等が閉鎖施錠された状態で遊技に供され、上球皿6aに遊技球を貯留させて発射ハンドル9を回動操作することにより遊技が開始される。発射ハンドル9が回動操作されると、上球皿6aに貯留された遊技球が、整流器21によって1球ずつ発射機構22に送り出され、発射機構22により遊技領域PAに打ち出されて、以降パチンコゲームが展開される。
[遊技盤の構成]
次に、遊技盤100の概要構成について、図4および図5を参照して説明する。遊技盤100は、図4に示すように、板状のベース部材101と、ベース部材101の前面側に取り付けられた内レール部材106および外レール部材107とを有し、ベース部材101の前面に、左側の領域が内レール部材106に囲まれるとともに、上側および右側の領域が外レール部材107に囲まれた遊技領域PAが形成される。この遊技領域PAには、多数本の遊技釘とともに、遊技球が入球可能な一般入賞装置111、第1始動入賞装置112、第2始動入賞装置113、大入賞装置200等の各種入賞装置と、遊技球が通過可能な補助遊技始動ゲート117と、遊技領域PAの略中央部に配置されるセンター飾り120等が取り付けられている。また、遊技領域PAの下端部には、遊技球が通過可能なアウト口118が形成され、遊技領域PAの右下部には、遊技球が通過可能な右アウト口119(図5を参照)が形成されている。
なお、一般入賞装置111は、遊技領域PAの下部に複数配置される。第1始動入賞装置112は、遊技領域PAにおけるセンター飾り120の下方に配置される。第2始動入賞装置113は、いわゆる普通電動役物に係る入賞口(例えば、チューリップ型のチャッカーや、スライド式の開閉部を備えた入賞口)であり、遊技領域PAにおけるセンター飾り120の右方に配置される。大入賞装置200は、遊技領域PAの右下部に配置される。補助遊技始動ゲート117は、遊技領域PAにおけるセンター飾り120の右方で第2始動入賞装置113の上方に配置される。
外レール部材107は、下側が開いた円弧状に形成されており、発射機構22から発射された遊技球を遊技領域PAへ導くようになっている。内レール部材106は、右側が開いた円弧状に形成されており、ベース部材101の前面において外レール部材107に対し右方に所定間隔を空けるように配設される。これにより、内レール部材106と外レール部材107との間に、発射機構22が設けられる側から遊技領域PAの上部へと繋がる発射通路109が形成されるようになっている。
センター飾り120は、樹脂材料を用いて、中央に開口部を有する枠状に形成される。
センター飾り120の前側には、導光板ユニット121がセンター飾り120の開口部を塞いで取り付けられる。センター飾り120の左下部には、外周部から内下方に延びるようにワープ通路122が形成されており、センター飾り120の下部に形成されたステージ部123に遊技球を導くようになっている。ステージ部123は、左右に延びるとともに前方に傾斜するように形成されており、ワープ通路122を通過してステージ部123に達した遊技球が左右に転動したのち、前方に落下するように構成されている。ステージ部123の中央には、ステージ部123の中央部に達した一部の遊技球を第1始動入賞装置112の第1始動入賞口に導くガイド部124が形成されている。
なお、ベース部材101の後方には、遊技の展開状態に応じた演出画像を表示する演出表示装置125が取り付けられ、センター飾り120の開口部を通じて、演出表示装置125の画面を前方から視認可能に構成されている。また、図5に示すように、センター飾り120の右側部と外レール部材107の右側部分との間に、遊技領域PAの右側に達した遊技球を大入賞装置200の上方に導く右流路129が形成される。
[大入賞装置の構成]
次に、大入賞装置200について、図6~図34を参照して説明する。大入賞装置200は、図6~図10に示すように、入賞ベース部材210と、通路カバー230と、前カバー250と、上側ランプ基板270と、下側ランプ基板275と、上側入賞ユニット300と、下側入賞ユニット350と、入賞通路ユニット400とを有して構成される。
入賞ベース部材210は、図11および図12に示すように、透光性を有する(例えば、有色半透明の)樹脂材料を用いて板状に形成される。入賞ベース部材210の右上側に、上側入賞ユニット300の外周形状に合わせた開口部を有する上側入賞ユニット取付部211が形成される。上側入賞ユニット取付部211には、上側入賞ユニット300が後方から挿通されて取り付けられる。入賞ベース部材210の左側に、下側入賞ユニット350の外周形状に合わせた開口部を有する下側入賞ユニット取付部212が形成される。下側入賞ユニット取付部212には、下側入賞ユニット350が後方から挿通されて取り付けられる。入賞ベース部材210の右下側に、入賞通路ユニット400の外周形状に合わせた開口部を有する入賞通路ユニット取付部213が形成される。入賞通路ユニット取付部213には、入賞通路ユニット400が後方から挿通されて取り付けられる。
入賞ベース部材210の右上部前面側に、導入通路部A2(図31および図32を参照)の後側部分を形成するベース側導入通路形成部214が形成される。入賞ベース部材210の左上部前面側に、球通路部A3(図31および図32を参照)の後側部分を形成するベース側球通路形成部215が形成される。入賞ベース部材210の中央部前面側に、中間通路部A4(図31および図32を参照)の後側部分を形成するベース側中間通路形成部216が形成される。また、入賞ベース部材210の左端部前面側に、出口通路部A5(図31および図32を参照)の後側部分を形成するベース側出口通路形成部221が形成される。なお、ベース側球通路形成部215には、球通路部A3を流下する遊技球に接触して遊技球の流下速度を低減させるリブ215aが複数形成されている。
入賞ベース部材210の左側における下側入賞ユニット取付部212の下方近傍に、遊技球が流下可能なベース側大入賞排出通路部217が形成される。ベース側大入賞排出通路部217は、入賞ベース部材210の前後方向に貫通して形成され、上流側が通路カバー230のカバー側大入賞排出通路部236と繋がるとともに、下流側が大入賞装置200(入賞ベース部材210)の後方に達して下方に向けて開口するようになっている。
入賞ベース部材210の左下部に、遊技球が流下可能なベース側入賞球排出通路部218が形成される。ベース側入賞球排出通路部218は、入賞ベース部材210の前後方向
に貫通して形成され、上流側が通路カバー230のカバー側入賞球排出通路部238と繋がるとともに、下流側が大入賞装置200(入賞ベース部材210)の後方に達して下方に向けて開口するようになっている。
入賞ベース部材210の中央下部に、遊技球が流下可能なベース側アウト球排出通路部219が形成される。ベース側アウト球排出通路部219は、入賞ベース部材210の前後方向に貫通して形成され、上流側が通路カバー230のカバー側アウト球排出通路部239と繋がるとともに、下流側が大入賞装置200(入賞ベース部材210)の後方に達して下方に向けて開口するようになっている。
入賞ベース部材210の上部後面側に、上側基板取付部220が形成される。上側基板取付部220には、上側ランプ基板270が前方を向いて取り付けられる。また、上側基板取付部220には、ローレット加工が施されることで円弧状の溝部が複数形成され、大入賞装置200(入賞ベース部材210)の前方から上側基板取付部220を介して上側ランプ基板270が視認され難く、上側ランプ基板270に設けられる上側装飾ランプ271(図18を参照)から発光した光を拡散させるようになっている。また、入賞ベース部材210の前面側におけるベース側大入賞排出通路部217の右方近傍に、上下方向に延びる長穴状の検知センサ取付部222が形成される。検知センサ取付部222には、磁気検知センサ226(図10を参照)が取り付けられる。磁気検知センサ226は、磁気検出部が左右方向を向くように検知センサ取付部222に取り付けられ、大入賞装置200の近傍で生じた不正な磁気を検知するようになっている。
通路カバー230は、図13および図14に示すように、透明の樹脂材料を用いて板状に形成される。通路カバー230は、ネジ等の結合部材(図示せず)を用いて、入賞ベース部材210の前側に結合される。また、通路カバー230は、ネジ等の固定部材(図示せず)を用いて、ベース部材101(遊技領域PA)の右下部に取り付け固定される。通路カバー230の右下側に、入賞通路ユニット400の外周形状に合わせた穴状の入賞通路ユニット挿通部240が形成される。入賞通路ユニット挿通部240には、入賞通路ユニット400の前部が挿通される。
通路カバー230の上部前面側に、入口通路部A1(図31および図32を参照)の後側部分を形成するカバー側入口通路形成部231が形成される。通路カバー230の左下部前面側に、アウト口通路部A6(図31および図32を参照)の後側部分を形成するカバー側アウト口通路形成部237が形成される。
通路カバー230の右上部に、導入通路部A2(図31および図32を参照)の前側部分を形成するカバー側導入通路形成部232が形成される。通路カバー230の左上部後面側に、球通路部A3(図31および図32を参照)の前側部分を形成するカバー側球通路形成部233が形成される。通路カバー230の中央部に、中間通路部A4(図31および図32を参照)の前側部分を形成するカバー側中間通路形成部234が形成される。通路カバー230の左端部に、出口通路部A5(図31および図32を参照)の前側部分を形成するカバー側出口通路形成部235が形成される。なお、カバー側球通路形成部233には、球通路部A3を流下する遊技球に接触して遊技球の流下速度を低減させるリブ233aが複数形成されている。
通路カバー230の左側に、遊技球が流下可能なカバー側大入賞排出通路部236が形成される。カバー側大入賞排出通路部236は、上下方向に延びて形成され、上流側が下側入賞ユニット350における下側大入賞部材360の下側入球口364と繋がるとともに、下流側が入賞ベース部材210のベース側大入賞排出通路部217と繋がるようになっている。
通路カバー230の左下部に、遊技球が流下可能なカバー側入賞球排出通路部238が形成される。カバー側入賞球排出通路部238は、通路カバー230の前後方向に貫通して形成され、上流側が一般入賞装置111の内部空間と繋がるとともに、下流側が入賞ベース部材210のベース側入賞球排出通路部218と繋がるようになっている。なお、カバー側入賞球排出通路部238の下流端とベース側入賞球排出通路部218の上流端との間には、一般入賞装置111に入球した遊技球を検出する一般入賞センサ111s(図10を参照)が設けられる。
通路カバー230の中央下部に、遊技球が流下可能なカバー側アウト球排出通路部239が形成される。カバー側アウト球排出通路部239は、通路カバー230の前後方向に貫通して形成され、上流側がアウト口通路部A6と繋がるとともに、下流側が入賞ベース部材210のベース側アウト球排出通路部219と繋がるようになっている。
前カバー250は、図15および図16に示すように、透明の樹脂材料を用いて板状に形成される。前カバー250は、ネジ等の結合部材(図示せず)を用いて、通路カバー230の前側に結合され、通路カバー230の前面側を覆うようになっている。前カバー250の左下部に、一般入賞口111aを有する一般入賞装置111の一つが一体的に形成されている。また、前カバー250の左下部における一般入賞口111aの右方近傍に、右アウト口119が形成されている。
前カバー250の上端部に、遊技領域PAの右流路129(図5を参照)を流下する遊技球が通過する球入口251が形成される。前カバー250の上部後面側に、入口通路部A1(図31および図32を参照)の前側部分を形成する前側入口通路形成部252が形成される。前カバー250の左下部における一般入賞口111aの上方に、出口通路部A5(図31および図32を参照)と繋がる球出口253が下方を向いて開口形成される。前カバー250の左下部後面側に、アウト口通路部A6(図31および図32を参照)の前側部分を形成する前側アウト口通路形成部254が形成される。
前カバー250の下部に、上方を向いて左右方向に延びる板状の下側基板取付部256が形成される。下側基板取付部256には、下側ランプ基板275が上方を向いて取り付けられる。前カバー250の下部における下側基板取付部256の上方に、光入射部257が形成される。光入射部257は、下側基板取付部256に取り付けられた下側ランプ基板275の下側装飾ランプ276に向けて湾曲する板状に形成され、光入射部257の先端部に形成された入射面257aが下側装飾ランプ276と対向するようになっている(図17を参照)。前カバー250の前面側(もしくは後面側)に、複数の装飾部258,258,…が形成される。各装飾部258は、微細な凹凸を有する線状に形成される。光入射部257の入射面257aから前カバー250の内部に入射した光の一部が、この装飾部258で拡散反射することにより、各装飾部258が発光するようになっている。これにより、簡便な構成で前カバー250の各装飾部258を発光させることができる。なお、前カバー250の前面には、一部に所定の装飾が印刷されて他の部分が透明の装飾シール(図示せず)が貼り付けられ、下側基板取付部256や下側ランプ基板275が装飾シールにより遮られて直接的に視認され難くなっている。
上側ランプ基板270は、図18に示すように、入賞ベース部材210の上部の形状に合わせて左右方向に延びる板状に形成される。上側ランプ基板270は、ネジ等の固定部材(図示せず)を用いて、入賞ベース部材210の上側基板取付部220に前方を向いて取り付け固定される。上側ランプ基板270の前面(実装面)には、複数の上側装飾ランプ271,271,…が配設される。各上側装飾ランプ271は、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を用いて構成され、前方の入賞ベース部材210に向けて発光
することで、上側大入賞口311および下側大入賞口361の上方近傍や球通路部A3(図31および図32を参照)を照明するようになっている。
下側ランプ基板275は、図19に示すように、前カバー250の光入射部257の形状に合わせて左右方向に細長く延びる板状に形成される。下側ランプ基板275は、前カバー250の下側基板取付部256に上方を向いて取り付け固定される。下側ランプ基板275の上面(実装面)には、複数の下側装飾ランプ276,276,…が配設される。各下側装飾ランプ276は、LED等の発光素子を用いて構成され、各下側装飾ランプ276と対向する光入射部257の入射面257aに向けて発光することで、光入射部257の入射面257aから前カバー250の内部に光を入射させるようになっている。
上側入賞ユニット300は、図20~図24に示すように、上側大入賞部材310と、上側大入賞口開閉部材320と、上側スライドカバー部材325と、上側スライド駆動部330とを有して構成される。上側大入賞部材310は、図20~図24に示すように、透明の樹脂材料を用いて、上側大入賞口311が上方を向くように左右方向に延びる箱状に形成される。上側大入賞部材310は、ネジ等の固定部材(図示せず)を用いて、入賞ベース部材210の上側入賞ユニット取付部211に取り付け固定される。上側大入賞部材310が上側入賞ユニット取付部211に取り付けられた状態で、上側大入賞口311が入賞ベース部材210の前側に配置され、入賞ベース部材210(ベース側導入通路形成部214)と通路カバー230(カバー側導入通路形成部232)との間に形成された導入通路部A2を流下する遊技球が上側大入賞口311を通過できるようになっている。
上側大入賞部材310の前部内側に、上側大入賞口311を通過した遊技球を受容可能な内部空間S1が形成される。上側大入賞部材310の前下部に、左右方向に延びて内部空間S1における上側大入賞口311と反対側の部分を覆う上側通路底部313が形成される。上側通路底部313は、右側(上流側)から左側(下流側)へ向けて下方に傾斜し、上側大入賞口311を通過して内部空間S1に受容された遊技球が上側通路底部313の上面を(右側から左側へ向けて)流下可能に構成される。なお、上側大入賞口311は、右側から左側へ向けて下方に傾斜するように開口形成される。
また、上側大入賞部材310の左前部に、上側大入賞口311の左側(下流側)の端部から下方へ延びる側方開口部312が形成される。側方開口部312は、遊技球が通過可能な幅および長さを有して形成されている。上側通路底部313の左側(下流側)の端部に、上側通路底部313の上面を流下する遊技球が入球可能な上側入球口314が形成される。上側入球口314の下側には、上側入球口314に入球した遊技球を検出可能な上側入賞検出センサ318が設けられる。
上側大入賞部材310の上縁部左側に、前後方向に延びるレール状の左スライドガイド部315Lが形成される。左スライドガイド部315Lは、上側大入賞口開閉部材320の左端部をスライド移動可能に支持する。上側大入賞部材310の上縁部右側に、前後方向に延びるレール状の右スライドガイド部315Rが形成される。右スライドガイド部315Rは、上側大入賞口開閉部材320の右端部をスライド移動可能に支持する。これにより、上側大入賞口開閉部材320は、左右のスライドガイド部315L,315Rにより、上側大入賞口311を閉鎖する上側閉鎖位置(図20および図21を参照)と、上側閉鎖位置から後退して上側大入賞口311を開放する上側開放位置(図22および図23を参照)とに、前後方向へスライド移動可能に支持される。上側大入賞部材310の後部に、上側が開口した容器状の上側収容部316が形成される。上側収容部316の内部には、上側スライド駆動部330が収容されるようになっている。
上側大入賞口開閉部材320は、図20~図24に示すように、樹脂材料を用いて、上
側大入賞口311に合わせて左右方向に延びる板状に形成される。上側大入賞口開閉部材320は、前述したように、上側大入賞部材310の左右のスライドガイド部315L,315Rに取り付けられて、上側大入賞口311を閉鎖する上側閉鎖位置と、上側閉鎖位置から後退して上側大入賞口311を開放する上側開放位置とに、前後方向へスライド移動可能に構成される。また、上側大入賞口開閉部材320は、右側(上流側)から左側(下流側)へ向けて下方に傾斜して、上側閉鎖位置にスライド移動した上側大入賞口開閉部材320の上面を遊技球が流下可能に構成される。
上側大入賞口開閉部材320の中央後部の下面側に、下方に突出した軸状の連結軸部321が形成される。連結軸部321は、上側スライド駆動部330の上側カム部材331に形成された連結穴部335と摺動自在に係合する。上側大入賞口開閉部材320の中央後部の上面側に、上方に突出するブロック状のガイド片部322が形成される。ガイド片部322は、上側スライドカバー部材325のガイド穴部326と前後方向へスライド移動可能に係合する。上側大入賞口開閉部材320の左側(下流側)の端部に、下方へ突出して延びるリブ323が形成される。上側大入賞口開閉部材320のリブ323は、上側大入賞口開閉部材320が上側閉鎖位置にスライド移動すると上側大入賞部材310の側方開口部312を閉鎖し(図20および図21を参照)、上側大入賞口開閉部材320が上側開放位置にスライド移動すると側方開口部312を開放するようになっている(図22および図23を参照)。
上側スライドカバー部材325は、図20および図22に示すように、樹脂材料を用いて、上側大入賞部材310の上部後側の形状に合わせて左右方向に延びる板状に形成される。上側スライドカバー部材325は、ネジ等の固定部材(図示せず)を用いて、上側大入賞部材310の上部後側に取り付け固定され、上側収容部316の上側の開口部分を覆うようになっている。上側スライドカバー部材325の中央部に、前後方向に延びる長穴状のガイド穴部326が形成される。ガイド穴部326には、上側大入賞口開閉部材320のガイド片部322が前後方向へスライド移動可能に係合する。
上側スライド駆動部330は、図21および図24に示すように、上側カム部材331と、上側カム駆動部材341と、上側開閉ソレノイド346とを有し、前述の上側閉鎖位置と上側開放位置とに上側大入賞口開閉部材320を前後方向へ駆動可能に構成される。上側スライド駆動部330の上側カム部材331、上側カム駆動部材341、および上側開閉ソレノイド346は、上側大入賞部材310の上側収容部316に収容される。
上側カム部材331は、樹脂材料を用いて板状に形成され、上側大入賞部材310の上側収容部316に設けられた回転支持部(図示せず)に支持されて回転可能な胴部332と、胴部332の左側部に形成されたアーム部334とを有している。胴部332の前側部分に、摺動溝部333が形成される。摺動溝部333は、上側カム駆動部材341の摺動突起部342よりも若干大きい内幅を有する略U字形に形成される。摺動溝部333の内側面に、摺動突起部342が摺動可能に当接する。アーム部334は、胴部332の左側部に側方へ突出して形成され、胴部332の回転に応じて前後方向へ揺動可能に構成される。アーム部334の先端側に、上側大入賞口開閉部材320の連結軸部321と摺動自在に係合する長穴状の連結穴部335が形成される。上側カム部材331の連結穴部335と上側大入賞口開閉部材320の連結軸部321とが係合した状態で、上側カム部材331と上側大入賞口開閉部材320とが連結され、上側カム部材331のアーム部334の揺動に応じて上側大入賞口開閉部材320が前後方向に駆動される。
上側カム駆動部材341は、樹脂材料を用いてブロック状に形成され、上側開閉ソレノイド346と連結される。上側カム駆動部材341の上部に、上方に突出する摺動突起部342が形成される。摺動突起部342は、上側カム部材331の摺動溝部333の内側
面に当接可能に構成される。上側開閉ソレノイド346は、上側カム駆動部材341を左右方向に駆動する。上側開閉ソレノイド346の作動により上側カム駆動部材341が右方に移動する際、上側カム駆動部材341の摺動突起部342は、上側カム部材331の摺動溝部333の内側面右側に摺接可能に当接し、図21に示すように、上側カム部材331の胴部332を(上方から見て)反時計回りに回転させるとともにアーム部334を前方に揺動させる。一方、上側開閉ソレノイド346の作動により上側カム駆動部材341が左方に移動する際、上側カム駆動部材341の摺動突起部342は、上側カム部材331の摺動溝部333の内側面左側に摺接可能に当接し、図24に示すように、上側カム部材331の胴部332を(上方から見て)時計回りに回転させるとともにアーム部334を後方に揺動させる。これにより、上側開閉ソレノイド346による上側カム駆動部材341の左右方向への駆動に応じて、上側カム部材331の胴部332を回転させるとともにアーム部334を前後方向に揺動させることができる。
下側入賞ユニット350は、上側入賞ユニット300の左下方に配置され、図25~図27に示すように、下側大入賞部材360と、下側大入賞口開閉部材370と、下側スライドカバー部材375と、下側スライド駆動部380とを有して構成される。下側大入賞部材360は、図25~図27に示すように、透明の樹脂材料を用いて、下側大入賞口361が上方を向くように左右方向に延びる箱状に形成される。下側大入賞部材360は、ネジ等の固定部材(図示せず)を用いて、入賞ベース部材210の下側入賞ユニット取付部212に取り付け固定される。下側大入賞部材360が下側入賞ユニット取付部212に取り付けられた状態で、下側大入賞口361が入賞ベース部材210の前側に配置され、入賞ベース部材210(ベース側球通路形成部215)と通路カバー230(カバー側球通路形成部233)との間に形成された球通路部A3を流下する遊技球が下側大入賞口361を通過できるようになっている。
下側大入賞部材360の前部内側に、下側大入賞口361を通過した遊技球を受容可能な内部空間S2が形成される。下側大入賞部材360の前下部に、左右方向に延びて内部空間S2における下側大入賞口361と反対側の部分を覆う下側通路底部363が形成される。下側通路底部363は、右側(上流側)から左側(下流側)へ向けて下方に傾斜し、下側大入賞口361を通過して内部空間S2に受容された遊技球が下側通路底部363の上面を(右側から左側へ向けて)流下可能に構成される。また、下側大入賞口361は、右側から左側へ向けて下方に傾斜するように開口形成される。なお、上側大入賞口311の左右方向の長さは、下側大入賞口361の左右方向の長さよりも長くなっている。
下側通路底部363の左側(下流側)の端部に、下側通路底部363の上面を流下する遊技球が入球可能な下側入球口364が形成される。下側入球口364の下側には、下側入球口364に入球した遊技球を検出可能な下側入賞検出センサ368が設けられる。なお、上側大入賞部材310の上側通路底部313の左右方向の長さは、下側大入賞部材360の下側通路底部363の左右方向の長さよりも長くなっている。
下側大入賞部材360の上縁部左側に、前後方向に延びるレール状の左スライドガイド部365Lが形成される。左スライドガイド部365Lは、下側大入賞口開閉部材370の左端部をスライド移動可能に支持する。下側大入賞部材360の上縁部右側に、前後方向に延びるレール状の右スライドガイド部365Rが形成される。右スライドガイド部365Rは、下側大入賞口開閉部材370の右端部をスライド移動可能に支持する。これにより、下側大入賞口開閉部材370は、左右のスライドガイド部365L,365Rにより、下側大入賞口361を閉鎖する下側閉鎖位置(図25および図26を参照)と、上側閉鎖位置から後退して下側大入賞口361を開放する下側開放位置(図27を参照)とに、前後方向へスライド移動可能に支持される。下側大入賞部材360の後部に、上側が開口した容器状の下側収容部366が形成される。下側収容部366の内部には、下側スラ
イド駆動部380が収容されるようになっている。
下側大入賞口開閉部材370は、図25~図27に示すように、樹脂材料を用いて、下側大入賞口361に合わせて左右方向に延びる板状に形成される。下側大入賞口開閉部材370は、前述したように、下側大入賞部材360の左右のスライドガイド部365L,365Rに取り付けられて、下側大入賞口361を閉鎖する下側閉鎖位置と、下側閉鎖位置から後退して下側大入賞口361を開放する下側開放位置とに、前後方向へスライド移動可能に構成される。また、下側大入賞口開閉部材370は、右側(上流側)から左側(下流側)へ向けて下方に傾斜して、下側閉鎖位置にスライド移動した下側大入賞口開閉部材370の上面を遊技球が流下可能に構成される。なお、上側大入賞口開閉部材320の左右方向の長さは、下側大入賞口開閉部材370の左右方向の長さよりも長くなっている。
また前述したように、下側入賞ユニット350は、上側入賞ユニット300の左下方に配置される。上側大入賞口開閉部材320の上面における左側(下流側)の端部と下側大入賞口開閉部材370の上面における右側(上流側)の端部との間の上下方向の距離は、遊技球の直径の2倍以上の距離となるように設計される。
下側大入賞口開閉部材370の左後部に、左右方向に延びる長穴状の連結穴部371が形成される。連結穴部371は、下側スライド駆動部380の下側カム部材381に形成された連結軸部385と摺動自在に係合する。下側大入賞口開閉部材370の中央後部の上面側に、上方に突出するブロック状のガイド片部372が形成される。ガイド片部372は、下側スライドカバー部材375のガイド穴部376と前後方向へスライド移動可能に係合する。
下側スライドカバー部材375は、図25に示すように、樹脂材料を用いて、下側大入賞部材360の上部後側の形状に合わせて左右方向に延びる板状に形成される。下側スライドカバー部材375は、ネジ等の固定部材(図示せず)を用いて、下側大入賞部材360の上部後側に取り付け固定され、下側収容部366の上側の開口部分を覆うようになっている。下側スライドカバー部材375の中央部に、前後方向に延びる長穴状のガイド穴部376が形成される。ガイド穴部376には、下側大入賞口開閉部材370のガイド片部372が前後方向へスライド移動可能に係合する。
下側スライド駆動部380は、図26および図27に示すように、下側カム部材381と、下側カム駆動部材391と、下側開閉ソレノイド396とを有し、前述の下側閉鎖位置と下側開放位置とに下側大入賞口開閉部材370を前後方向へ駆動可能に構成される。下側スライド駆動部380の下側カム部材381、下側カム駆動部材391、および下側開閉ソレノイド396は、下側大入賞部材360の下側収容部366に収容される。
下側カム部材381は、樹脂材料を用いて板状に形成され、下側大入賞部材360の下側収容部366に設けられた回転支持部(図示せず)に支持されて回転可能な胴部382と、胴部382の左側部に形成されたアーム部384とを有している。胴部382の前側部分に、摺動溝部383が形成される。摺動溝部383は、下側カム駆動部材391の摺動突起部392よりも若干大きい内幅を有する略U字形に形成される。摺動溝部383の内側面に、摺動突起部392が摺動可能に当接する。アーム部384は、胴部382の左側部に側方へ突出して形成され、胴部382の回転に応じて前後方向へ揺動可能に構成される。アーム部384の先端側に、下側大入賞口開閉部材370の連結穴部371と摺動自在に係合する軸状の連結軸部385が形成される。下側カム部材381の連結軸部385と下側大入賞口開閉部材370の連結穴部371とが係合した状態で、下側カム部材381と下側大入賞口開閉部材370とが連結され、下側カム部材381のアーム部384
の揺動に応じて下側大入賞口開閉部材370が前後方向に駆動される。
下側カム駆動部材391は、樹脂材料を用いてブロック状に形成され、下側開閉ソレノイド396と連結される。下側カム駆動部材391の上部に、上方に突出する摺動突起部392が形成される。摺動突起部392は、下側カム部材381の摺動溝部383の内側面に当接可能に構成される。下側開閉ソレノイド396は、下側カム駆動部材391を左右方向に駆動する。下側開閉ソレノイド396の作動により下側カム駆動部材391が右方に移動する際、下側カム駆動部材391の摺動突起部392は、下側カム部材381の摺動溝部383の内側面右側に摺接可能に当接し、図26に示すように、下側カム部材381の胴部382を(上方から見て)反時計回りに回転させるとともにアーム部384を前方に揺動させる。一方、下側開閉ソレノイド396の作動により下側カム駆動部材391が左方に移動する際、下側カム駆動部材391の摺動突起部392は、下側カム部材381の摺動溝部383の内側面左側に摺接可能に当接し、図27に示すように、下側カム部材381の胴部382を(上方から見て)時計回りに回転させるとともにアーム部384を後方に揺動させる。これにより、下側開閉ソレノイド396による下側カム駆動部材391の左右方向への駆動に応じて、下側カム部材381の胴部382を回転させるとともにアーム部384を前後方向に揺動させることができる。
なお、上側大入賞口開閉部材320および下側大入賞口開閉部材370が同じタイミングで上側大入賞口311および下側大入賞口361を開閉するように、主制御基板(図示せず)によって上側開閉ソレノイド346および下側開閉ソレノイド396の作動が制御される。言い換えると、上側大入賞口開閉部材320を上側閉鎖位置と上側開放位置とにスライド移動させると同時に、下側大入賞口開閉部材370を下側閉鎖位置と下側開放位置とにスライド移動させるように、主制御基板によって上側開閉ソレノイド346および下側開閉ソレノイド396の作動が制御される。
入賞通路ユニット400は、上側入賞ユニット300の直下方に配置され、図28~図30に示すように、球通路部材410と、通路開閉部材420と、通路開閉駆動部430とを有して構成される。球通路部材410は、図28~図30に示すように、透明の樹脂材料を用いて、上部前側および後部下側に開口部を有する箱状に形成される。球通路部材410は、ネジ等の固定部材(図示せず)を用いて、入賞ベース部材210の入賞通路ユニット取付部213に取り付け固定される。球通路部材410が入賞通路ユニット取付部213に取り付けられた状態で、球通路部材410の前部が入賞ベース部材210の前方に配置され、入賞ベース部材210(ベース側中間通路形成部216)と通路カバー230(カバー側中間通路形成部234)との間に形成された中間通路部A4を流下する遊技球が上流側通路部411に流入するようになっている。球通路部材410の前部内側に、上流側通路部411が形成される。また、球通路部材410の下部内側に、左下流側通路部412および右下流側通路部413が形成される。
図29および図30に示すように、上流側通路部411は、上下方向に延びて形成され、上流側が上方の中間通路部A4に向けて開口するとともに、下流側が左右に分岐して左下流側通路部412および右下流側通路部413と繋がるようになっている。左下流側通路部412は、右下流側通路部413の左方に並んで前後方向に延びて形成され、上流側が上流側通路部411と繋がるとともに、下流側が大入賞装置200(球通路部材410)の後方に達して後方に向けて開口するようになっている。左下流側通路部412の下流側に、左下流側通路部412を流下する遊技球を検出可能な左側通過検出センサ416が設けられる。右下流側通路部413は、左下流側通路部412の右方に並んで前後方向に延びて形成され、上流側が上流側通路部411と繋がるとともに、下流側が大入賞装置200(球通路部材410)の後方に達して後方に向けて開口するようになっている。右下流側通路部413の下流側に、右下流側通路部413を流下する遊技球を検出可能な右側
通過検出センサ417が設けられる。
球通路部材410の後部上側に、矩形箱状の駆動部収容部414が形成される。駆動部収容部414の内部には、通路開閉駆動部430が収容されるようになっている。また、球通路部材410の内部における左下流側通路部412の上方に、スライド支持部415が形成される。スライド支持部415は、通路開閉部材420を前後方向へスライド移動可能に支持する。
通路開閉部材420は、図29および図30に示すように、樹脂材料を用いて、左下流側通路部412の上流側の通路形状に合わせて左右方向に延びる板状に形成される。通路開閉部材420は、球通路部材410のスライド支持部415に取り付けられて、左下流側通路部412の上流側を閉鎖する通路閉鎖位置(図29を参照)と、通路閉鎖位置から後退して左下流側通路部412の上流側を開放する通路開放位置(図30を参照)とに、前後方向へスライド移動可能に構成される。また、通路開閉部材420は、左側から右側へ向けて下方に傾斜して、通路閉鎖位置にスライド移動した通路開閉部材420の上面を遊技球が右下流側通路部413に向けて転動可能に構成される。
通路開閉駆動部430は、上側スライド駆動部330や下側スライド駆動部380と同様に、カム部材(図示せず)、カム駆動部材(図示せず)、開閉ソレノイド(図示せず)等を有して、前述の通路閉鎖位置と通路開放位置とに通路開閉部材420を前後方向へ駆動可能に構成される。また、通路開閉駆動部430は、通路開閉部材420の駆動部収容部414に収容される。
以上のように構成される大入賞装置200において、前カバー250の前側入口通路形成部252と通路カバー230のカバー側入口通路形成部231との間には、図31~図33に示すように、球入口251を通過した遊技球が流下可能な入口通路部A1が形成される。入口通路部A1は、通路カバー230の前側で球入口251から右下方に延びて形成される。
通路カバー230のカバー側導入通路形成部232と入賞ベース部材210のベース側導入通路形成部214との間には、図31および図32に示すように、入口通路部A1を通過した遊技球が流下可能な導入通路部A2が形成される。導入通路部A2は、入口通路部A1の下流側の端部から後方へ屈曲し、通路カバー230の後側で下方へ屈曲するように延びて形成される。導入通路部A2の下流側は、上側大入賞口311の上方に繋がるようになっている。
通路カバー230のカバー側球通路形成部233と入賞ベース部材210のベース側球通路形成部215との間には、図31および図32に示すように、大入賞部材310の上側大入賞口311に入球することなく上側大入賞口開閉部材320を流下した遊技球が流下可能な球通路部A3が形成される。球通路部A3は、ヘアピン型に屈曲して繋がる第1通路部A3aと第2通路部A3bとを有し、遊技球が蛇行して流下するように形成される。第1通路部A3aは、上側大入賞口311の左側方に左右方向に延びて形成される。第2通路部A3bは、第1通路部A3aの左側(下流側)の端部から第1通路部A3aの直下方へ屈曲して左右方向に延びて形成される。第2通路部A3bの下流側は、下側大入賞口361の上方に繋がるようになっている。また、第2通路部A3bにおける通路底部の右側(下流側)の高さ位置は、上側大入賞部材310における側方開口部312の高さ位置よりも低くなっており、第2通路部A3bを流下する遊技球が側方開口部312に到達して通過し難くなっている。
なお、上側大入賞口開閉部材320が上側開放位置にスライド移動して、上側大入賞口
開閉部材320のリブ323が上側大入賞部材310の側方開口部312を開放すると、導入通路部A2の右壁部と下側大入賞口361の左側の端部との間に、遊技球の通過を遮るものがなくなる。そのため、大入賞装置200における大入賞口の範囲は、導入通路部A2の右壁部と下側大入賞口361の左側の端部との間の範囲RN(図32を参照)となる。仮に、側方開口部312が形成されていない場合、導入通路部A2の右壁部と下側大入賞口361の左側の端部との間に、遊技球の通過を遮るもの(上側大入賞部材310における側方開口部312を塞ぐ部分)が存在する。そのため、大入賞装置200における大入賞口の範囲は、導入通路部A2の右壁部から球通路部A3を含むより大きい範囲となる。このように、上側大入賞部材310における上側大入賞口311の左側(下流側)の端部に繋がって側方開口部312が形成されることで、大入賞装置200における大入賞口の範囲を、いわゆる遊技機規則の範囲内に小さく抑えることが可能になる。
通路カバー230のカバー側中間通路形成部234と入賞ベース部材210のベース側中間通路形成部216との間には、図31および図34に示すように、大入賞部材310の上側大入賞口311に入球した遊技球が流下可能な中間通路部A4が形成される。中間通路部A4は、上側大入賞部材310の上側入球口314の下方から前方へ屈曲し、通路カバー230の前側で下方へ屈曲するように延びて形成される。中間通路部A4の下流側は、入賞通路ユニット400(球通路部材410)の上流側通路部411と繋がるようになっている。
通路カバー230のカバー側出口通路形成部235と入賞ベース部材210のベース側出口通路形成部221との間には、図31~図33に示すように、下側大入賞部材360の下側大入賞口361に入球することなく下側大入賞口開閉部材370を流下した遊技球が流下可能な出口通路部A5が形成される。出口通路部A5は、下側大入賞口361の左側方から前方へ屈曲し、通路カバー230の前側で左下方へ屈曲するように延びて形成される。出口通路部A5の下流側は、球出口253と繋がるようになっている。
前カバー250の前側アウト口通路形成部254と通路カバー230のカバー側アウト口通路形成部237との間には、図31~図33に示すように、右アウト口119を通過した遊技球が流下可能なアウト口通路部A6が形成される。アウト口通路部A6は、通路カバー230の前側で右アウト口119から右下方に延びて形成される。アウト口通路部A6の下流側は、通路カバー230のカバー側アウト球排出通路部239と繋がるようになっている。
遊技領域PAの右流路129を流下する遊技球は、大入賞装置200の上方近傍に達すると球入口251を通過する。球入口251を通過した遊技球は、入口通路部A1と導入通路部A2を順に流下し、上側大入賞口311の上方に落下する。
図31に示すように、上側大入賞口開閉部材320が上側大入賞口311を閉鎖するとともに、下側大入賞口開閉部材370が下側大入賞口361を閉鎖する場合、入口通路部A1と導入通路部A2を流下して上側大入賞口311の上方に落下した遊技球Bは、上側閉鎖位置にスライド移動した上側大入賞口開閉部材320の上面を左下方に流下する。上側大入賞口開閉部材320の上面における左側(下流側)の端部に達した遊技球Bは、球通路部A3における第1通路部A3aを左下方に流下する。第1通路部A3aの左側(下流側)の端部に達した遊技球Bは、球通路部A3における第2通路部A3bの左側(上流側)の端部に落下し、第2通路部A3bを右下方に流下する。第2通路部A3bの右側(下流側)の端部に達した遊技球Bは、下側大入賞口361の上方に落下する。
球通路部A3を流下して下側大入賞口361の上方に落下した遊技球Bは、下側閉鎖位置にスライド移動した下側大入賞口開閉部材370の上面を左下方に流下する。下側大入
賞口開閉部材370の上面における左側(下流側)の端部に達した遊技球Bは、出口通路部A5を流下し、球出口253を通過する。球出口253を通過した遊技球のうち殆ど全ての遊技球は、遊技領域PAの右側の一般入賞口111aを通過して一般入賞装置111に入球する。遊技領域PAの右側の一般入賞装置111に入球した遊技球は、カバー側入賞球排出通路部238とベース側入賞球排出通路部218を順に流下し、大入賞装置200(ベース部材101)の後方に排出される。なおこのとき、一般入賞装置111に入球した遊技球は、一般入賞センサ111sで検出される。球出口253を通過した遊技球のうち他の一部の遊技球は、右アウト口119を通過する。右アウト口119を通過した遊技球は、アウト口通路部A6と、カバー側アウト球排出通路部239と、ベース側アウト球排出通路部219を順に流下し、大入賞装置200(ベース部材101)の後方に排出される。
なお、第1始動入賞装置112または第2始動入賞装置113への入球を契機とする抽選の結果が大当りである場合に、遊技球が遊技領域PAの右側の一般入賞装置111に入球して一般入賞センサ111sで検出されると、上側大入賞口開閉部材320が上側大入賞口311を開放するとともに、下側大入賞口開閉部材370が下側大入賞口361を開放する特別遊技を開始するように構成される。すなわち、遊技領域PAの右側の一般入賞装置111は、大当り(役物連続作動装置)の開始の契機となる機能(「役物連続作動装置作動ゲート」や「役連作動ゲート」等とも称される機能)を有するように構成されている。
遊技球が遊技領域PAの右側の一般入賞装置111に入球して一般入賞センサ111sで検出されると、上側大入賞口開閉部材320が上側大入賞口311を開放するとともに、下側大入賞口開閉部材370が下側大入賞口361を開放すると説明したが、厳密には、特別遊技(大当り)の開始状態である特別遊技開始デモ(大当り開始デモ)への移行が行われる。本実施形態に係るぱちんこ遊技機PMでは、特別遊技開始デモの実行時間が0.5秒や数割り込み程度等の極めて短い時間に設定されるため、一般入賞装置111への入球に基づいて大入賞装置200の開放動作が行われているかのごとく遊技者に感じられるようになっている。
また、上述の通り、特別遊技開始デモ(大当り開始デモ)の実行時間が極めて短い時間に設定されるため、特別遊技の種類を告知する演出は、従来では特別遊技開始デモの期間に実行されていたのに代えて、特別遊技を実行する契機となる図柄の変動中に実行されるように構成してもよく、反対に特別遊技の開始後のラウンド遊技に跨って実行されるように構成してもよい。
遊技領域PAの右側の一般入賞装置111に遊技球が入球し、大当り(役物連続作動装置)の開始の契機となる条件が成立すると、図32に示すように、上側大入賞口開閉部材320が上側大入賞口311を開放するとともに、下側大入賞口開閉部材370が下側大入賞口361を開放する場合、入口通路部A1と導入通路部A2を流下して上側大入賞口311の上方に落下した遊技球Bは、上側大入賞口311を通過して上側大入賞部材310の内部空間S1における上側通路底部313へ流下する。上側通路底部313に達した遊技球Bは、上側通路底部313の上面を左下方に流下して上側入球口314を通過する。なおこのとき、上側入球口314を通過した遊技球は、上側入賞検出センサ318で検出される。上側大入賞部材310の上側入球口314を通過した遊技球は、中間通路部A4を流下し、入賞通路ユニット400の球通路部材410の内部に流入する。
球通路部材410の内部に流入した遊技球は、球通路部材410の上流側通路部411を流下する。通路開閉部材420が左下流側通路部412の上流側を閉鎖する場合、上流側通路部411を流下する遊技球は、通路閉鎖位置にスライド移動した通路開閉部材42
0の上面を右下方に転動して右下流側通路部413に流入する。右下流側通路部413に流入した遊技球は、右下流側通路部413を流下して大入賞装置200(ベース部材101)の後方に排出される。なおこのとき、右下流側通路部413を流下した遊技球は、右側通過検出センサ417で検出される。
一方、通路開閉部材420が左下流側通路部412の上流側を開放する場合、上流側通路部411を流下する遊技球のうち殆ど全ての遊技球は左下流側通路部412に流入し、他の一部の遊技球は右下流側通路部413に流入する。左下流側通路部412に流入した遊技球は、左下流側通路部412を流下して大入賞装置200(ベース部材101)の後方に排出される。なおこのとき、左下流側通路部412を流下した遊技球は、左側通過検出センサ416で検出される。
なお、遊技球が左下流側通路部412を流下して左側通過検出センサ416で検出されると、特別遊技の終了後、特別遊技の当否判定における当選確率が通常時(非確率変動遊技状態時)の当選確率よりも高確率である高確率抽選状態(確率変動遊技状態)となるように構成される。すなわち、左下流側通路部412および左側通過検出センサ416は、いわゆる「特定領域」(確率変動機能作動領域)としての機能を有するように構成されている。また、遊技球が左下流側通路部412を流下して左側通過検出センサ416で検出されると、高確率抽選状態(確率変動遊技状態)となる構成に限らず、例えば、変形例として、特別遊技における次のラウンドを実行可能となる構成であってもよく、小当り遊技の際に「特定領域」を通過することによって小当り遊技後に大当り遊技を実行する権利を付与する機能(すなわち、役物連続作動装置(大当り)の作動フラグを成立させる機能)を備える構成であってもよく、遊技者にとって有利な特典を付与する契機となるように構成されていればよい。
ここで、本実施形態に係るぱちんこ遊技機PMでは、前述した「特定領域」の通過可否に係わる通路開閉部材420の開閉制御として、「図柄+カウント制御」を採用するものとする。
「図柄+カウント制御」は、特別遊技の当否判定および当否判定時に行う特別図柄の図柄判定の結果に基づき、特定の大当り(設計上、通常遊技していれば「特定領域」である左下流側通路部412および左側通過検出センサ416を通過するよう意図された大当り)に当選している場合に、「特定領域」の通過の有効判定を行うラウンド(「Vラウンド」や「特定ラウンド」とも称される)において、所定個数(本実施形態では「1個」に設定)の遊技球が大入賞装置200に入賞したと判定されると、「特定領域」の通過を容易とすべく通路開閉部材420の開放を行うように構成された制御である。また、「図柄+カウント制御」は、特定の大当り以外の大当りに当選している場合に、所定個数の遊技球が大入賞装置200に入賞しても通路開閉部材420の開放を行わないように構成された制御である。
なお、上述した「図柄+カウント制御」における通路開閉部材420の開放とは、遊技者が遊技球を大入賞装置200に向けて発射し続けた場合、ほぼ確実に「特定領域」である左下流側通路部412および左側通過検出センサ416を通過するように行われる通路開閉部材420の開放態様のことを指す。なお、特定の大当りおよび、特定の大当り以外の大当りのいずれの大当りの場合においても、「特定領域」に対する遊技球の通過可能性は著しく低いが、特定ラウンド(Vラウンド)の開始直後において通路開閉部材420の短時間の開閉動作(例えば、0.040秒の瞬間開放)が行われるように構成されている。
このように、本実施形態に係るぱちんこ遊技機PMでは、特定ラウンド(Vラウンド)
における「特定領域」の通過可否に係わる通路開閉部材420の開閉制御(「特定領域」への入球容易性の変化に関する制御)について、「図柄+カウント制御」を採用するものとしたが、遊技機の仕様に応じて、その他の制御方法により通路開閉部材420の開閉制御を行うように構成されてもよい。また、前述したように、小当り遊技の際に役物連続作動装置(大当り)の作動フラグを成立させるための「特定領域」の通過可否に係わる通路開閉部材420の開閉制御として、「図柄+カウント制御」やその他の制御方法を採用するものであってもよい。
先に述べたように、上側大入賞口開閉部材320が上側大入賞口311を開放するとともに、下側大入賞口開閉部材370が下側大入賞口361を開放する場合、入口通路部A1と導入通路部A2を流下して上側大入賞口311の上方に落下した遊技球Bは、上側大入賞口311を通過して上側大入賞部材310の内部空間S1における上側通路底部313へ流下する。一方で、球通路部A3における第1通路部A3aに達している遊技球Bは、前述したように、第1通路部A3aと第2通路部A3bを流下して下側大入賞口361の上方に落下する。同様に、球通路部A3における第2通路部A3bに達している遊技球Bは、第2通路部A3bを流下して下側大入賞口361の上方に落下する。球通路部A3を流下して下側大入賞口361の上方に落下した遊技球Bは、下側大入賞口361を通過して下側大入賞部材360の内部空間S2における下側通路底部363へ流下する。下側通路底部363に達した遊技球Bは、下側通路底部363の上面を左下方に流下して下側入球口364を通過する。なおこのとき、下側入球口364を通過した遊技球は、下側入賞検出センサ368で検出される。下側大入賞部材360の下側入球口364を通過した遊技球は、カバー側大入賞排出通路部236とベース側大入賞排出通路部217を流下して大入賞装置200(ベース部材101)の後方に排出される。
前述したように、上側大入賞部材310の上側通路底部313の左右方向の長さは、下側大入賞部材360の下側通路底部363の左右方向の長さよりも長くなっている。また、中間通路部A4は、上側大入賞部材310の上側入球口314の下方から前方へ屈曲し、通路カバー230の前側で下方へ屈曲するように延びて形成される。このようにして、上側大入賞口311を通過した遊技球が左下流側通路部412の上流側、すなわち「特定領域」に達するまでに時間を要するように構成されている。これにより、上側大入賞口開閉部材320が上側大入賞口311を開放するとともに、下側大入賞口開閉部材370が下側大入賞口361を開放する場合、上側大入賞口311を通過して上側通路底部313の上面を流下する遊技球よりも早くに、下側大入賞口361を通過して下側通路底部363の上面を流下する遊技球が下側入球口364を通過することが期待できる。特別遊技の特定ラウンド(Vラウンド)においては、所定個数(本実施形態では「1個」に設定)の遊技球が上側大入賞部材310の上側入球口314または下側大入賞部材360の下側入球口364を通過した後に、通路開閉部材420が左下流側通路部412の上流側を開放するようになっている。そのため、球通路部A3を流下して下側大入賞口361を通過した遊技球が先に下側入球口364を通過して、通路開閉部材420が左下流側通路部412の上流側を開放する条件を満たし易くすることで、上側大入賞口311を通過した遊技球が左下流側通路部412に流入することなく、特別遊技の特定ラウンド(Vラウンド)が終了してしまうことを防止することができる。
なお、球通路部A3から下側大入賞口361を閉鎖する状態の下側大入賞口開閉部材370に亘って、最大で5球程度の遊技球が滞留可能な通路長さに設計され、上側大入賞口開閉部材320が上側大入賞口311を開放する動作と、下側大入賞口開閉部材370が下側大入賞口361を開放する動作を同時に開始した場合であっても、少なくとも5球程度の遊技球が上側大入賞口311を通過するように構成される。このようにして、特別遊技の特定ラウンド(Vラウンド)において遊技球が「特定領域」を通過しない事象が発生するのを防止するようになっている。
以上で説明したように、本実施形態によれば、上側大入賞口開閉部材320が上側大入賞口311を開閉するとともに、下側大入賞口開閉部材370が下側大入賞口361を開閉する大入賞装置200において、上側大入賞口開閉部材320の上面を流下した遊技球が下側大入賞口361に向けて流下する球通路部A3が設けられている。これにより、上側大入賞口311および下側大入賞口361を閉鎖する場合に、遊技球の一部が球通路部A3に一時的に滞在するため、上側大入賞口311および下側大入賞口361を開放する場合に、遊技領域PAの右流路129から流下してきた遊技球が上側大入賞口311を通過するのに加えて、球通路部A3に一時的に滞在していた遊技球が下側大入賞口361を通過する。そのため、規定数の遊技球を短時間で上側大入賞口311または下側大入賞口361に入球させることが可能になる。
また、上側大入賞口開閉部材320の上面における左側(下流側)の端部と下側大入賞口開閉部材370の上面における右側(上流側)の端部との間の上下方向の距離は、遊技球の直径の2倍以上の距離である。これにより、球通路部A3の通路長さを長くして球通路部A3に一時的に滞在する遊技球の数を増やすことができるため、上側大入賞口311および下側大入賞口361を開放する場合に、遊技領域PAの右流路129から流下してきた遊技球が上側大入賞口311を通過するのに加えて、球通路部A3に一時的に滞在していたより多くの遊技球が下側大入賞口361を通過する。そのため、規定数の遊技球を短時間で上側大入賞口311または下側大入賞口361に入球させることが可能になる。さらに、上側大入賞口311には入球しないが下側大入賞口361には入球可能な球通路部A3の通路長さが長くなり、遊技球が球通路部A3を流下する時間を長くすることができるため、各ラウンドの間に閉鎖された上側大入賞口311および下側大入賞口361に入球できずに排出される遊技球(いわゆる、無駄玉)が発生するのを防止することが可能である。
また、球通路部A3は、上側大入賞口311の左側方に左右方向に延びて形成された第1通路部A3aと、第1通路部A3aの下流側の端部から第1通路部A3aの直下方へ屈曲して左右方向に延びて形成された第2通路部A3bとを有している。これにより、比較的遅い流下速度で遊技球が流下する球通路部A3が形成され、球通路部A3に一時的に滞在する遊技球の数を増やすことができるため、上側大入賞口311および下側大入賞口361を開放する場合に、遊技領域PAの右流路129から流下してきた遊技球が上側大入賞口311を通過するのに加えて、球通路部A3に一時的に滞在していたより多くの遊技球が下側大入賞口361を通過する。そのため、規定数の遊技球を短時間で上側大入賞口311または下側大入賞口361に入球させることが可能になる。さらに、上側大入賞口311には入球しないが下側大入賞口361には入球可能な球通路部A3の通路長さが長くなり、遊技球が球通路部A3を流下する時間を長くすることができるため、各ラウンドの間に閉鎖された上側大入賞口311および下側大入賞口361に入球できずに排出される遊技球(いわゆる、無駄玉)が発生するのを防止することが可能である。
また、上側大入賞口開閉部材320は、上側大入賞口開閉部材320が上側閉鎖位置にスライド移動すると側方開口部312を閉鎖し、上側大入賞口開閉部材320が上側開放位置にスライド移動すると側方開口部312を開放するリブ323を有している。前述したように、大入賞装置200における大入賞口の範囲を、いわゆる遊技機規則の範囲内に小さく抑えるため、上側大入賞部材310における上側大入賞口311の左側(下流側)の端部に繋がって側方開口部312が形成されている。上側大入賞口開閉部材320のリブ323により側方開口部312を開閉することで、上側大入賞口開閉部材320が上側閉鎖位置にスライド移動して上側大入賞口311を閉鎖しているときには、遊技球が側方開口部312を通過して上側大入賞部材310の内部空間S1に侵入(入球)するのを防止することができる。
また、大入賞装置200は、入賞ベース部材210と、入賞ベース部材210との間に遊技球を蛇行して流下させることが可能な球通路部A3が形成される通路カバー230と、通路カバー230の前面側を覆う前カバー250とを有している。本実施形態に係るぱちんこ遊技機PMにおいては、前カバー250および通路カバー230の後方に、入賞ベース部材210のリブ215aと通路カバー230のリブ233aによる遊技球の減速機能や、折り返しの通路構造による遊技球の減速機能によって、比較的遅い流下速度で遊技球が流下する球通路部A3が形成される。ぱちんこ遊技機では、遊技球の流下速度が低下するほど磁石による吸着等の不正行為を受けやすくなるが、本実施形態によれば、遊技球の速度が低下しやすい球通路部A3を構成する通路カバー230の前方にさらに前カバー250を配置することで、大入賞装置200の前端部(すなわち、ガラス枠5の複層ガラス5aの後端)から球通路部A3までの前後方向の距離を長くすることができる。そのため、磁気検知センサ226により検知し難い弱い磁力を有する磁石を用いて、比較的遅い流下速度で球通路部A3を流下する遊技球を不正に滞留させる行為等を防止することができ、大入賞装置200に対する不正行為を防止することが可能になる。
上述の実施形態において、入賞ベース部材210(ベース側球通路形成部215)と通路カバー230(カバー側球通路形成部233)によって球通路部A3が形成されているが、これに限られるものではない。例えば、球通路部A3における第1通路部A3aの通路底部の一部または全部が、上側大入賞口開閉部材320と一体的に形成され、上側大入賞口開閉部材320が上側閉鎖位置にスライド移動すると第2通路部A3bの上方に位置し、上側大入賞口開閉部材320が上側開放位置にスライド移動すると第2通路部A3bの上方を開放するように構成されてもよい。このようにすれば、上側大入賞口開閉部材320が上側大入賞口311を開放するとともに、下側大入賞口開閉部材370が下側大入賞口361を開放する場合に、第1通路部A3aに達している遊技球を短時間で第2通路部A3bに落下させることができるため、規定数の遊技球をさらに短時間で上側大入賞口311または下側大入賞口361に入球させることが可能になる。
上述の実施形態において、球通路部A3は、上側大入賞口311の左側方に左右方向に延びて形成された第1通路部A3aと、第1通路部A3aの下流側の端部から第1通路部A3aの直下方へ屈曲して左右方向に延びて形成された第2通路部A3bとを有しているが、これに限られるものではなく、さらに、第2通路部A3bの下流側の端部から第2通路部A3bの直下方へ屈曲して左右方向に延びて形成された第3通路部を有してもよく、第3通路部の下流側の端部から第3通路部の直下方へ屈曲して左右方向に延びて形成された第4通路部を有してもよい。また、球通路部A3は、直線的に延びる通路部が同一平面上で屈曲して折り返す通路形状を有して、通路長さが長くなるように構成されているが、これに限られるものではなく、通路部が上下方向だけでなく前後方向にも屈曲する通路形状(例えば、らせん形状等)を有してもよい。このように、球通路部A3は、遊技球を蛇行して流下させることができるように構成されていればよい。
上述の実施形態において、上側大入賞口開閉部材320および下側大入賞口開閉部材370が同じタイミングで上側大入賞口311および下側大入賞口361を開閉するように、主制御基板(図示せず)によって上側開閉ソレノイド346および下側開閉ソレノイド396の作動が制御されるが、これに限られるものではない。例えば、駆動手段として、1つの開閉ソレノイドを用いて、上側大入賞口開閉部材320および下側大入賞口開閉部材370が同じタイミングで上側大入賞口311および下側大入賞口361を開閉するように構成されてもよい。
上述の実施形態において、上側大入賞口311の下方に、球通路部A3を流下する遊技球が通過可能な下側大入賞口361と、下側大入賞口361を開閉する下側大入賞口開閉
部材370とが設けられているが、これに限られるものではなく、下側大入賞口361および下側大入賞口開閉部材370に代えて、球通路部A3を流下する遊技球が通過可能な第2始動入賞口および第2始動入賞口を開閉する始動入賞口開閉部材(普通電動役物)が設けられるようにしてもよい。
上述の実施形態において、上側大入賞口開閉部材320の上面における左側(下流側)の端部と下側大入賞口開閉部材370の上面における右側(上流側)の端部との間の上下方向の距離は、遊技球の直径の2倍以上の距離であるが、これに限られるものではない。例えば、上側大入賞口開閉部材の上面における下流側の端部と下側大入賞口開閉部材の上面における上流側の端部との間の前後方向の距離が、遊技球の直径の2倍以上の距離であってもよい。なおこの場合、球通路部は、上側大入賞口の左側方に左右方向に延びて形成された第1通路部と、第1通路部の下流側の端部から第1通路部の直後方向(もしくは直前方向)へ屈曲して左右方向に延びて形成された第2通路部とを有してもよい。
上述の実施形態において、本発明が適用される弾球遊技機の一例として、ぱちんこ遊技機を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、アレンジボール、雀球遊技機などについても同様に適用し、同様の効果を得ることができる。
PM ぱちんこ遊技機(弾球遊技機)
PA 遊技領域
A3 球通路部(A3a 第1通路部、A3b 第2通路部)
1 外枠
2 前枠
100 遊技盤
101 ベース部材
200 大入賞装置
210 入賞ベース部材
230 通路カバー
250 前カバー
300 上側入賞ユニット
310 上側大入賞部材
311 上側大入賞口
320 上側大入賞口開閉部材
330 上側スライド駆動部
350 下側入賞ユニット
360 下側大入賞部材
361 下側大入賞口
370 下側大入賞口開閉部材
380 下側スライド駆動部
400 入賞通路ユニット

Claims (1)

  1. 板状に形成されて前面側に所定の遊技領域が形成されるベース部材と、
    前記遊技領域に設けられる開閉型入賞装置とを備え、
    前記開閉型入賞装置は、上方を向くように左右方向に延びて形成され、前記遊技領域を流下する遊技球が通過可能な上側開閉入賞口と、
    前記上側開閉入賞口に合わせて左右方向に延びて形成され、前記上側開閉入賞口を閉鎖する上側閉鎖位置と、前記上側閉鎖位置から後退して前記上側開閉入賞口を開放する上側開放位置とに前後方向にスライド移動可能に設けられ、前記上側閉鎖位置にスライド移動した状態で上面を遊技球が流下可能な上側入賞口開閉部材と、
    前記上側閉鎖位置にスライド移動した前記上側入賞口開閉部材の上面における下流側の端部に達した遊技球が流下する球通路部と、
    前記上側開閉入賞口よりも下方において上方を向くように左右方向に延びて形成され、前記球通路部を流下する遊技球が通過可能な下側開閉入賞口と、
    前記上側入賞口開閉部材よりも下方において前記下側開閉入賞口に合わせて左右方向に延びて形成され、前記下側開閉入賞口を閉鎖する下側閉鎖位置と、前記下側閉鎖位置から後退して前記下側開閉入賞口を開放する下側開放位置とに前後方向にスライド移動可能に設けられ、前記下側閉鎖位置にスライド移動した状態で上面を遊技球が流下可能な下側入賞口開閉部材と、
    前記上側入賞口開閉部材を前記上側閉鎖位置と前記上側開放位置とにスライド移動させるとともに、前記下側入賞口開閉部材を前記下側閉鎖位置と前記下側開放位置とにスライド移動させる駆動手段とを有し、
    前記上側閉鎖位置にスライド移動した前記上側入賞口開閉部材の下流側の端部と位置対応する前記上側開閉入賞口の下流側の端部に繋がって、遊技球が通過可能な幅を有して下方へ延びる側方開口部が形成され、
    前記上側入賞口開閉部材は、前記上側入賞口開閉部材の下流側の端部から下方へ延びて形成され、前記上側入賞口開閉部材が前記上側閉鎖位置にスライド移動すると前記側方開口部を閉鎖し、前記上側入賞口開閉部材が前記上側開放位置にスライド移動すると前記側方開口部を開放するリブを有することを特徴とする弾球遊技機の遊技盤。
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