JP2011041711A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変表示ユニットの枠状ケースに設けられた装飾体の照光部全体を明るく照光させることができる弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤3の遊技領域9に可変表示ユニット10が配設され、この可変表示ユニット10が可変表示装置14とその表示画面14aを包囲する枠状ケース12とを備えると共に、枠状ケース12に照光部を有する装飾体23が設けられている弾球遊技機において、外側発光部31と内側発光部32という照光部を有する装飾体23の背面側に回路基板36を対向配置し、この回路基板36の前面に外側発光部31と内側発光部32に光を照射する複数の第1のLED38を実装すると共に、回路基板36の裏面にも第2のLED39を実装し、この第2のLED39から発せられる光を反射板37aで反射して外側発光部31の上面部分31bに導くようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技盤の遊技領域に可変表示ユニットが配設された弾球遊技機に係り、特に、可変表示ユニットの枠状ケースに設けられた装飾体の照光構造に関するものである。
パチンコ機に代表される弾球遊技機の中には、遊技盤の遊技領域に可変表示ユニットや始動入賞口を配設し、遊技領域に向けて発射された遊技球が始動入賞口に入球することを契機に電子抽選を行い、その抽選結果に基づいて可変表示ユニットの表示装置が図柄の変動表示および停止表示を行うようにした機種が存在する。電子抽選の抽選結果には当たり(当選)とハズレ(非当選)があり、抽選結果が当たりの場合には、可変表示ユニットの表示装置に所定の特別図柄の組み合わせが表示され、通常モードから特別遊技モードへと移行する。この特別遊技モードでは、例えばアタッカーを開放動作して露呈される大入賞口に遊技球が入るので、遊技者は多くの賞球を獲得できるようになっている。
可変表示ユニットは、液晶パネルからなる表示装置と、中央に開口を有する合成樹脂製の枠状ケースとを備えており、表示装置の表示画面は枠状ケースの開口から露出している。通常、枠状ケースの下壁部には左右方向へ延びるステージが設けられており、このステージの真下位置に始動入賞口が配置されている。また、枠状ケースの左側壁部には両端を遊技領域とステージに向けて開口したワープ通路が設けられており、可変表示ユニット近傍の遊技領域を流下する遊技球がワープ通路の入口に飛び込むと、この遊技球はワープ通路内を通過してステージ上に排出されるようになっている。これにより、ワープ通路の入口に飛び込んだ遊技球は、ステージ上を転動して中央部の溝まで導かれた後、溝から落下して始動入賞口に高い確率で入球することができる。
このような弾球遊技機において、枠状ケースには遊技者の目を惹き付ける種々の装飾が施されており、例えば、枠状ケースの下側壁部にレンズ部を有する装飾板を取り付けると共に、この装飾板の背面に対向配置した回路基板上に複数のLEDを実装し、これらLEDの光をレンズ部で拡散して前方へ出射することにより、装飾板の照射状態を遊技者に視認させるようにしたものが従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる従来の弾球遊技機によれば、スーパーリーチ時などにLEDを点灯すると、装飾板のレンズ部透過して輝度の高い光が前方へ照射されるため、この照射光によって装飾効果や演出効果を高めることができる。
特開2003−24522号公報
このような弾球遊技機において、近年、可動態様を変化させることができる可動役物装置を枠状ケースの任意位置に配置し、電子抽選で当選していることを可動役物装置の可動態様によって示唆または報知するようにしたものが広く採用されている。かかる可動役物装置は、モータやソレノイド等のアクチュエータを駆動源として種々の運動を行うようになっているため、枠状ケースの内部にアクチュエータやリンク機構等の各種部品を収納しなければならず、それに伴って枠状ケース内の部品収納スペースが制約されることになる。このように理由により、回路基板を装飾板の背面全体に対向配置できなくなる場合があり、その場合、回路基板の前面に実装されたLEDの光が装飾板の周縁部まで届きにくくなるため、装飾板の周縁部が部分的に暗くなってしまうという問題が発生する。特に、大部分を平板状とした装飾板の周縁部が複雑な三次元形状となっている場合、回路基板の前面に実装したLEDの光によって装飾板の平板状部分は満遍なく照光できるものの、三次元形状となった装飾板の周縁部を十分な明るさで照光することができなくなる。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、可変表示ユニットの枠状ケースに設けられた装飾体の照光部全体を明るく照光させることができる弾球遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、遊技盤の遊技領域に可変表示ユニットが配設され、この可変表示ユニットが表示装置と該表示装置の表示画面を包囲する枠状ケースとを備えると共に、前記枠状ケースに照光部を有する装飾体が設けられている弾球遊技機において、前記装飾体の背面側に回路基板を対向配置し、この回路基板の前面に前記照光部に光を照射する第1の発光素子を実装すると共に、前記回路基板の裏面に第2の発光素子を実装し、この第2の発光素子の光を前記回路基板に対して斜めに配置された反射板で反射して前記照光部に照射するように構成した。
このように構成された弾球遊技機では、照光部を有す装飾体の背面側に対向配置した回路基板の表裏両面にそれぞれ発光素子が実装されており、回路基板の前面に実装された第1の発光素子からの直接光によって照光部の大部分が照光されると共に、回路基板の裏面に実装された第2の発光素子の光を反射板で反射して装飾体の背面側に導くことにより、第2の発光素子から発せられた光の反射光によって照光部の周縁部が照光されるため、可変表示ユニットの枠状ケースに設けられた装飾体の照光部全体を明るく照光させることができる。
上記の構成において、回路基板の前面に実装される第1の発光素子が天面から光を発するバーチカルタイプのLEDであり、回路基板の裏面に実装される第2の発光素子が側面から光を発するホリゾンタルタイプのLEDであると、照光部に対して第1および第2の発光素子から発せられる光をそれぞれ効率良く照射することができて好ましい。
また、上記の構成において、装飾体が、遊技盤の盤面に対して略垂直に延在する上面部分と、この上面部分から前方に向かって斜めに延びる傾斜面とを有しており、回路基板を装飾体の傾斜面と略平行に配置すると共に、この回路基板の上端縁と反射板との間に隙間を形成し、第2の発光素子の光がこの隙間を通って上面部分に照射されるようにすると、斜め上方から装飾体を注目する遊技者にとって傾斜面が正対することになり、装飾体による装飾効果や演出効果を高めることができる。
本発明の弾球遊技機は、照光部を有する装飾体の背面側に回路基板が対向配置されており、この回路基板の前面に実装した第1の発光素子からの直接光によって照光部の大部分を照光すると共に、回路基板の裏面に実装した第2の発光素子の光を反射板で反射して装飾体の背面側に導くことにより、第2の発光素子から発せられた光の反射光によって照光部の周縁部を照光するようにしたので、可変表示ユニットの枠状ケースに設けられた装飾体の照光部全体を明るく照光させることができる。
本発明の弾球遊技機であるパチンコ機の外観を示す斜視図である。 図1のパチンコ機に備えられる遊技盤の正面図である。 図2の遊技盤に設けられた可変表示ユニットの正面図である。 該可変表示ユニットの斜視図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 図5のB部の拡大図である。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1に示すように、本発明の実施形態例に係るパチンコ機Pは、遊技場の島設備に配置される機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2に収納保持された後述する遊技盤3と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス扉4と、前面枠2の下方に配設された前面ボード5と、前面ボード5に取り付けられた発射ハンドル6等を具備しており、前面ボード5には受け皿7が設けられている。
図2に示すように、遊技盤3の盤面はガイドレール8等で囲まれた遊技領域9となっており、発射ハンドル6が遊技者によって任意角度に回転操作されると、図示せぬ発射装置が受け皿7に貯留された遊技球を遊技領域9に向けて連続的に打ち出すようになっている。遊技領域9の上部中央付近には可変表示ユニット10が配設されており、この可変表示ユニット10の左右両側が遊技球の流下通路となっている。可変表示ユニット10は、中央部に開口11を有する枠状ケース12と、枠状ケース12の右側部に配置された可動役物装置13とを具備している。また、可変表示ユニット10の裏面側には液晶パネルからなる可変表示装置14が配設されており、この可変表示装置14の表示画面14aは枠状ケース12の開口11から露出している。
枠状ケース12には開口11の下辺に隣接するステージ15が設けられており、ステージ15の中央部には溝15aが形成されている。この溝15aの真下位置には第1の始動入賞口16が配設されており、第1の始動入賞口16の右方には通過チャッカー17と第2の始動入賞口18が横一列に配設されている。第1の始動入賞口16は上面に入賞孔が開口された単純構造の始動入賞口であるが、第2の始動入賞口18は一対の可動片を有する電動チューリップ構造の始動入賞口となっている。そして、第1および第2の始動入賞口16,18のいずれか一方に遊技球が入賞すると、それを契機として特別図柄表示の電子抽選が行われ、可変表示装置14の表示画面14a上で図柄の変動表示と停止表示が行われる。また、通過チャッカー17を遊技球が通過したことを契機に普通図柄表示の電子抽選が行われ、その抽選結果が当たりの場合に第2の始動入賞口18の可動片を一時的に開放して遊技球の入球を許可するようになっている。
第1の始動入賞口16の真下位置にはアタッカー19が配設されており、このアタッカー19によって図示せぬ大入賞口が覆われている。アタッカー19は、第1および第2の始動入賞口16,18のいずれか一方に遊技球が入賞することを契機に行われる特別図柄表示の電子抽選の結果、当たりとなって大当たり遊技状態(特別遊技モード)に移行した場合に作動される装置である。具体的には、特別図柄表示の抽選結果が当たりの場合、可変表示装置14の表示画面14a上で図柄の変動表示を例えば「777」のように特定図柄で停止させると共に、アタッカー19が複数回繰り返し開放動作して大入賞口を露呈させる。アタッカー19は1回の開放動作について例えば30秒通過するまで、あるいは遊技球が大入賞口に例えば10個入球するまで開放状態を維持し、かかる開放動作を例えば15回繰り返した後に大当たりが終了する。その他、遊技領域9には遊技球の払い出しのみを行う複数の一般入賞口20が配設されており、いずれの始動入賞口16,18や一般入賞口20にも入賞しなかった遊技球は、遊技領域9の最下端部に設けられたアウト口21から遊技盤3の裏面側に排出されるようになっている。
図3と図4に示すように、前記枠状ケース12には複数に分割された樹脂成形品24,25,26が一体化されており、そのうち開口11の左側に位置する樹脂成形品24には中空構造のワープ通路22が一体成形されている。このワープ通路22の入口は可変表示ユニット10の左側の遊技領域9に連通し、ワープ通路22の出口22aはステージ15の左端部に連通している。また、開口11の右側に位置する樹脂成形品25の前面には前述した可動役物装置13が配置されており、この可動役物装置13は第1の可動体27と第2の可動体28および図示せぬそれらの駆動機構等によって構成されている。ここで、第1の可動体27はバナナを模した役物であり、この第1の可動体27は図2の実線で示す起立姿勢と同図の2点破線で示す傾倒姿勢との間を揺動動作するようになっている。一方、第2の可動体28は腰掛け姿勢の女性を模した役物であり、この第2の可動体28は樹脂成形品25の前方を上下方向へ往復移動するようになっている。
開口11の下側に位置する樹脂成形品26には前記ステージ15と後述する3つの装飾体23とが一体形成されている。ステージ15は長手方向の中央部が両端部に比べて低い位置となる湾曲形状の底面15bを有しており、この底面15bの左側部はワープ通路22の出口22aに連続し、底面15bの右側部には樹脂成形品25に一体成形された規制壁25aが対峙している。また、底面15bの左側領域には断面半円弧状のガイド溝15cが形成されており、このガイド溝15cはワープ通路22の出口22aからステージ15の中央部に向かって細長形状に延びている。さらに、底面15bの中央部には一対の規制突起15dが形成されており、これら規制突起15dの間に前記溝15aが形成されている。
ステージ15の前端側には一対の突堤壁29,30が形成されており、これら突堤壁29,30は底面15bの中央部を除く部位に立設されている。左側の突堤壁29はその全範囲に亘ってほぼ同一高さに設定されており、この突堤壁29の背面29aは底面15bに向かって下り勾配で傾斜している。一方、右側の突堤壁30は中央部から右端部に向かって次第に高くなるように設定されており、この突堤壁30の背面30aも底面15bに向かって下り勾配で傾斜している。また、突堤壁30の背面30aの傾斜角度は中央部から右端部に向かって次第に緩やかになっており、このような突堤壁30によって底面15bの右側領域は規制壁25aに向かって平面視先窄まり形状となっている。
前記装飾体23はステージ15と開口11の下辺部との間に横一列に3つ並設されており、これら装飾体23はそれぞれ、樹脂成形品26に一体成形されたハート形状の外側発光部31と、外側発光部31の中央部に嵌め込まれた7セグメント表示用の内側発光部32とで構成されている。各外側発光部31とそれ以外の樹脂成形品26は異なる色の樹脂材料を用いて二色成形されており、本実施形態例の場合、各外側発光部31を赤色の不透明樹脂を用い、それ以外のステージ15等を含む部分を無色半透明な樹脂を用いて二色成形することにより、無色半透明なステージ15の上方に赤色の外側発光部31が突出するという色鮮やかな装飾を実現している。図5に示すように、装飾体23の外側発光部31は、ステージ15の底面15bの後端部から上り勾配(約70度)で突出する傾斜面31aと、この傾斜面31aの上端から開口11の下辺部に向かって水平に延びる上面部分31bとを有しており、上面部分31bは遊技盤3の盤面に対して略垂直な姿勢に保たれている。
内側発光部32は、7セグメント形状の開口部33aを有する遮光性樹脂からなる表示枠33と、開口部33a内に嵌合される突部34aを有する光透過性樹脂からなる照光体34とで構成されており、表示枠33は外側発光部31の内方から傾斜面31aの孔部に挿入されている。内側発光部32の背後には遮光性樹脂からなるスペーサ35が配置されており、このスペーサ35には表示枠33の開口部33aと同形状の仕切壁35aが形成されている。さらに、スペーサ35の背後には傾斜面31aと略平行に対向するように回路基板36が傾斜姿勢で配置されており、この回路基板36を樹脂成形品26の背面側に突設された図示せぬボスにねじ止めすることにより、内側発光部32とスペーサ35は外側発光部31と回路基板36間に挟持・固定されている。なお、このように内側発光部32や回路基板36等が組み込まれた樹脂成形品26は枠状ケース12の下部位置に取り付けられるが、その際、外側発光部31の上面部分31bの後端を枠状ケース12に設けられた区画壁37の上端と略一致させており、この区画壁37の内側に前述した可変表示装置14が収納されるようになっている。また、区画壁37に反射テープを貼り付けたり反射率の高い鏡面メッキや鏡面塗装を施すことにより、区画壁37の少なくとも前面側の上端部を反射板37aとして機能させており、この反射板37aと回路基板36の上端縁と区画壁37との間には両者の当接を回避する隙間Sが形成されている。
回路基板36の前面には第1の発光素子である複数の第1のLED38が実装されており、これら第1のLED38の一部はスペーサ35の外側位置で外側発光部31に対向し、第1のLED38の残部はスペーサ35の内側位置で照光体34の突部34aに対向している。また、回路基板36の裏面には第2の発光素子である第2のLED39が実装されており、第2のLED39は反射板37aに対向している。さらに、回路基板36の裏面にはコネクタ40が実装されており、このコネクタ40に接続された図示せぬフラットケーブルを介して第1および第2のLED38,39に電流が供給されるようになっている。ここで、各第1のLED38はパッケージの天面から光を発するバーチカルタイプのチップLEDであり、これら第1のLED38から発せられる直接光によって外側発光部31の大部分と内側発光部32の7セグメント形状の照光部(照光体34の突部34a)とがそれぞれ照光される。ただし、外側発光部31の上面部分31bの背面側には回路基板36や第1のLED38が存在しないため、第1のLED38の直接光だけで上面部分31bを十分に明るく照光することはできない。一方、第2のLED39はパッケージの側面から光を発するホリゾンタルタイプのチップLEDであり、図6に示すように、この第2のLED39から発せられる光が反射板37aで反射した後、その反射光が隙間Sを通って上面部分31bへ導かれるため、第2のLED39から発せられた光の反射光によって上面部分31bが明るく照光され、外側発光部31と内側発光部32とで構成された装飾体23の照光部全体を明るく照光させることができる。
このようなステージ構造を備えたパチンコ機Pにおいて、可変表示ユニット10の左側の遊技領域9を流下する遊技球がワープ通路22の入口に入球すると、この遊技球はワープ通路22の出口22aからステージ15の底面15bに対して勢い良く排出された後、ガイド溝15cによってステージ15の長手方向へ案内されながら底面15b上を転動する。この場合、遊技球は底面15bの最も低い中央部を境に左右方向へ転動するという動作を繰り返すが、遊技球が底面15bの右側領域を転動するときに、突堤壁30の背面30aと装飾体23とで挟まれた先窄まり形状によってブレーキが掛けられる。これにより、底面15bの中央部を通過する時点で遊技球の転動スピードが大き過ぎたとしても、この遊技球が底面15bの右側領域を転動する際に十分に減速されるため、遊技球が規制壁25aに勢い良く衝突して不所望方向へ飛び出すことを防止できる。そして、遊技球がステージ15上を左右に揺動しながら次第に減速していくと、この遊技球は底面15bの中央部に形成された一対の規制突起15dの間を通って溝15aから落下し、溝15aの真下に配置された第1の始動入賞口16に高い確率で入球することとなる。
以上説明したように、本実施形態例に係るパチンコ機Pでは、外側発光部31と内側発光部32という照光部を有する装飾体23の背面側に回路基板36を対向配置し、この回路基板36の前面に外側発光部31と内側発光部32に光を照射する複数の第1のLED38を実装すると共に、回路基板36の裏面にも第2のLED39を実装し、この第2のLED39から発せられる光を反射板37aで反射して外側発光部31の上面部分31bに導くようにしたので、回路基板36の前面側に実装した第1のLED38の直接光が届きにくい外側発光部31の上面部分31bを、回路基板36の裏面側に実装した第2のLED39の光によって確実に照光することができ、可変表示ユニット10の枠状ケース12に設けられた装飾体23の照光部全体を明るく照光させることができる。
また、第1のLED38としてパッケージの天面から光を発するバーチカルタイプのチップLEDを用い、このような第1のLED38を回路基板36の前面側に複数実装すると共に、第2のLED39としてパッケージの側面から光を発するホリゾンタルタイプのチップLEDを用い、このような第2のLED39を回路基板36の裏面に実装したので、装飾体23の外側発光部31と内側発光部32に対して第1および第2のLED38,39から発せられる光をそれぞれ効率良く照射することができる。
また、ステージ15の後方に設けられた装飾体23の外側発光部31が、遊技盤3の盤面に対して略垂直に延在する上面部分31bと、この上面部分31bからステージ15に向かって斜め前方へ延びる傾斜面31aとを有しており、回路基板36を傾斜面31aと略平行に配置すると共に、回路基板36の上端縁と反射板37aとの間に隙間Sを形成し、回路基板36の裏面に実装した第2のLED39の光がこの隙間Sを通って上面部分31bに照射されるようにしたので、遊技中に斜め上方からステージ15を注目する遊技者にとって装飾体23が正対することになり、装飾体23による装飾効果や演出効果を高めることができる。
なお、上記の実施形態例では、ステージ15の後方に3つの装飾体23を並設した場合について説明したが、装飾体の数や配置位置はこれに限定されず、可変表示ユニット10のデザインや大きさ等に応じて適宜変更可能である。
また、上記の実施形態例では、ハート形の外側発光部31と7セグ形状の内側発光部32という2つの照光部を有する装飾体23の背面側に回路基板36を配置し、この回路基板36の裏面に実装した第2のLED39の光によって外側発光部31の上面部分31bを照光するようにしているが、装飾体23が有する照光部の数や形状はこれに限定されず、例えば全体を1つの照光部とした装飾体であっても良い。
3 遊技盤
9 遊技領域
10 可変表示ユニット
11 開口
12 枠状ケース
13 可動役物装置
14 可変表示装置(表示装置)
14a 表示画面
15 ステージ
23 装飾体
26 樹脂成形品
31 外側発光部(照光部)
31a 傾斜面
31b 上面部分
32 内側発光部(照光部)
33 表示枠
33a 開口部
34 照光体
34a 突部
35 スペーサ
35a 仕切壁
36 回路基板
37 区画壁
37a 反射板
38 第1のLED(第1の発光素子)
39 第2のLED(第2の発光素子)
S 隙間
P パチンコ機(弾球遊技機)

Claims (3)

  1. 遊技盤の遊技領域に可変表示ユニットが配設され、この可変表示ユニットが表示装置と該表示装置の表示画面を包囲する枠状ケースとを備えると共に、前記枠状ケースに照光部を有する装飾体が設けられている弾球遊技機において、
    前記装飾体の背面側に回路基板を対向配置し、この回路基板の前面に前記照光部に光を照射する第1の発光素子を実装すると共に、前記回路基板の裏面に第2の発光素子を実装し、この第2の発光素子の光を前記回路基板に対して斜めに配置された反射板で反射して前記照光部に照射するようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1の記載において、前記第1の発光素子が天面から光を発するバーチカルタイプのLEDであり、前記第2の発光素子が側面から光を発するホリゾンタルタイプのLEDであることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1または2の記載において、前記装飾体が、前記遊技盤の盤面に対して略垂直に延在する上面部分と、この上面部分から前方に向かって斜めに延びる装飾体とを有しており、前記回路基板を前記装飾体と略平行に配置すると共に、この回路基板の上端縁と前記反射板との間に隙間を形成し、前記第2の発光素子の光が前記隙間を通って前記上面部分に照射されるようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
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