JP2000222611A - ホッパー装置 - Google Patents

ホッパー装置

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JP2000222611A
JP2000222611A JP11027860A JP2786099A JP2000222611A JP 2000222611 A JP2000222611 A JP 2000222611A JP 11027860 A JP11027860 A JP 11027860A JP 2786099 A JP2786099 A JP 2786099A JP 2000222611 A JP2000222611 A JP 2000222611A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウントアームを検出可能なアーム検出手段
を一対設け、カウントアームを、その通常の動作におい
ては、両アーム検出手段の検出結果が、相反する状態と
なるようにする形成することで、不正な手段によるメダ
ルの払い出しを迅速に防止する。 【解決手段】 第1の位置から第2の位置を介して往復
移動するカウントアーム40を、第1の位置では検出可
能に形成され、第2の位置では検出不能に形成された第
2のアーム検出手段(例えば第2のセンサ52)と、前記
カウントアームを第1の位置では検出不能に形成され、
第2の位置では検出可能に形成された第1のアーム検出
手段(例えば第1のセンサ51)と、両検出手段によるカ
ウントアームの検出結果が同一である状態が予め定めら
れた所定の時間を超えたことを条件に、異常と判定する
異常判定手段60とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホッパー装置に
関し、特に不正を防止しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホッパー装置としては、
メダルを払い出す毎に往復移動するカウントアームと、
このカウントアームをいずれかの位置で検出可能な単独
の検出手段とを備えたものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のホッパー装置では、次のような問題点があった。第1
に、ホッパー装置によるメダルの払い出し作業中に、強
力な電波により検出手段を攪乱し、カウントアームの動
作を検出不能にすることで、メダルの払い出し枚数をカ
ウントできなくさせて、多量のメダルを不正に払い出さ
れてしまうことがあった。
【0004】第2に、ホッパー装置によるメダルの払い
出し作業中に、ピアノ線などを差し込んで、カウントア
ームを払い出し途中の状態に固定することによって、払
い出されたメダルのカウントを不能にすることにより、
多量のメダルを不正に払い出されてしまうことがあっ
た。第3に、ホッパー装置によるメダルの払い出し作業
中に、コネクタなどの位置で、センサ信号を他の信号や
電源などとショートさせ、センサ信号の伝搬を妨害する
ことにより、払い出されたメダルのカウントを不能にす
ることにより、多量のメダルを不正に払い出されてしま
うことがあった。
【0005】そこで、請求項1及び2記載のホッパー装
置は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、カウントア
ームを検出可能なアーム検出手段を一対設け、カウント
アームを、その通常の動作においては、両アーム検出手
段の検出結果が、相反する状態となるように形成するこ
とで、不正な手段によるメダルの払い出しを迅速に防止
することのできるホッパー装置を提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】(特徴点)本発明は、上
記した目的を達成するためのものであり、以下にその内
容を図面に示した発明の実施の形態の一例を用いて説明
する。 (請求項1)請求項1記載のホッパー装置は、メダルを
払い出す毎に、第1の位置から第2の位置を介して往復
移動するカウントアーム(40)と、前記カウントアーム(4
0)の動作を検出することにより、払い出されたメダルを
計数する検出手段とを備え、前記検出手段は、前記カウ
ントアーム(40)を、第1の位置では検出可能に形成さ
れ、第2の位置では検出不能に形成された第2のアーム
検出手段(例えば第2のセンサ52)と、前記カウントアー
ム(40)を第1の位置では検出不能に形成され、第2の位
置では検出可能に形成された第1のアーム検出手段(例
えば第1のセンサ51)と、前記第1のアーム検出手段(5
1)によるカウントアーム(40)の検出結果と第2アーム検
出手段(52)によるカウントアーム(40)の検出結果とが同
一である状態が予め定められた所定の時間を超えたこと
を条件に、異常と判定する異常判定手段(60)とを備えた
ことを特徴とする。
【0007】したがって、請求項1記載のホッパー装置
によれば、カウントアーム(40)は、第1の位置と第2の
位置との間で、往復移動する。すなわち、メダルを1枚
払い出す毎に、第1の位置から第2の位置まで移動し、
第2の位置に移動した後に、また元の位置である第1の
位置に復帰する。そして、検出手段は、前記カウントア
ーム(40)の動作にもとづいて、排出されたメダルを計数
する。
【0008】そして、カウントアーム(40)が第1の位置
にあるときは、第2のアーム検出手段(例えば第2のセ
ンサ52)は、カウントアーム(40)を検出するが第1のア
ーム検出手段(例えば第1のセンサ51)は、カウントア
ーム(40)を検出しない。さらに、カウントアーム(40)が
第2の位置まで移動すると、先の状態とは異なり、第2
のアーム検出手段(52)は、カウントアーム(40)を検出で
きず、これに対して第1のアーム検出手段(51)は、カウ
ントアーム(40)を検出する。
【0009】したがって、カウントアーム(40)が第1の
位置と第2の位置にあるのとでは、第1のアーム検出手
段(51)と第2のアーム検出手段(52)の検出結果とが逆の
検出状態、すなわち、第1の検出手段(51)がカウントア
ーム(40)を検出している状態ならば、第2の検出手段(5
2)はカウントアーム(40)を検出していない状態となり、
逆に、第1のアーム検出手段(51)がカウントアーム(40)
を検出していない状態ならば、第2の検出手段(52)がカ
ウントアーム(40)を検出している状態となる。
【0010】そして、異常判定手段(60)は、第1のアー
ム検出手段(51)の検出結果と第2のアーム検出手段(52)
の検出結果が同一である状態、すなわち第1のアーム検
出手段(51)でカウントアーム(40)を検出するとともに、
第2のアーム検出手段(52)でカウントアームを検出して
いる状態または第1のアーム検出手段(51)がカウントア
ーム(40)を検出していないとともに、第2のアーム検出
手段(52)もカウントアーム(40)を検出していない状態
が、所定時間を超えると、異常と判定する。
【0011】カウントアーム(40)が第1の位置から第2
の位置を介して元の位置に戻る際に、異常判定手段(60)
は、前記第1のアーム検出手段(51)によるカウントアー
ムの検出結果と第2アーム検出手段(52)によるカウント
アームの検出結果とが同一である状態が予め定められた
所定の時間を超えたことを条件に、異常と判定する。し
たがって、カウントアーム(40)が正常に移動している場
合には、異常判定手段(60)によって異常と判定されるこ
とはないが、カウントアーム(40)の移動が遅かったり、
あるいはいずれかの位置で止まっていた場合には、両ア
ーム検出手段(51,52)の検出結果が同一の結果であるこ
とが、所定時間を超えるので、異常と判定されることに
なる。
【0012】このため、外部から故意に、カウントアー
ム(40)や両アーム検出手段(51,52)を異常に動作させる
と、両アーム検出手段(51,52)の検出結果が同一である
時間が所定時間を超えることから、不正にホッパー装置
からメダルを払い出させるような不正行為を有効に防止
することができる。 (請求項2)請求項2記載のホッパー装置は、上記した
請求項1記載の特徴点に加え、アーム検出手段(50)は、
光センサの発光部と受光部とからなり、カウントアーム
(40)は、第1の位置では、第2のアーム検出手段(52)の
発光部から出た光を遮光するとともに、第1のアーム検
出手段(51)の発光部から出た光を通過させて受光部に受
光させる状態に位置し、第2の位置では、第2のアーム
検出手段(52)の発光部から出た光を通過させて受光部に
受光させるとともに第1のアーム検出手段(51)の発光部
から出た光を遮光させる状態に位置するようにしたこと
を特徴とする。
【0013】したがって、請求項2記載のホッパー装置
によれば、カウントアーム(40)が第1の位置にあるとき
は、第2のアーム検出手段(52)の光センサは、発光部か
らの光がカウントアーム(40)によって遮光されて受光部
に届かず、第1のアーム検出手段(51)の光センサは、発
光部からの光が受光部へ届く。そして、カウントアーム
(40)が第2の位置に移動すると、第2のアーム検出手段
(52)の光センサは、発光部からの光が受光部へ届き、第
1の検出手段(51)の光センサは、発光部からの光がカウ
ントアーム(40)によって遮光され受光部へは届かない。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の一実施の形
態を示すものであり、図1はホッパー装置の一部切欠平
面図、図2はカウントアームが第1の位置にあるときに
要部平面図、図3はカウントアームが第2の位置にある
ときの要部平面図を各々示す。図1中、10は、ホッパー
装置を示すものであり、このホッパー装置10は、スロッ
トマシンなどのメダルを用いた遊技機の内部に収納さ
れ、例えば入賞を条件に、機内に貯留していたメダルを
外部に連続的に払い出すためのものである。前記ホッパ
ー装置10は、略平板状のベース20と、前記ベース20の中
央に開口した開口部21に設けられ、時計回りに回転可能
な回転板30と、前記ベース20に軸支され、前記回転板30
に対して進退するカウントアーム40と、前記カウントア
ーム40の一端付近の前記ベース20に配置された一対のセ
ンサ50と、前記一対のセンサ50に接続され、前記一対の
センサ50による検出結果が同一である状態が予め定めら
れた所定の時間を超えたことを条件に、異常と判定する
とともに、正常と判定した場合には、メダルを前記カウ
ントアーム40の往復動作にもとづいて、排出されたメダ
ルを計数する異常判定手段60とを備えている。 (ベース)前記ベース20は、図1に示すように、平面視
すると略方形状をなし、裏面側には、モータなどを収納
するためのボックス(図示せず)が取り付けられてい
る。
【0015】また、前記ベース20は、その中央に円形状
の開口部21が形成されている。この開口部21は、図1に
示すように、カウントアーム40に近接した位置から、外
部に連通するメダル排出口22を備えている。このメダル
排出口22は、図には詳しく示さないが、一部にメダルが
通過するための切り欠きを形成することで、外部と連通
するようになっている。
【0016】また、前記ベース20の上方には、図には示
さないが、メダルが貯留された筒状のホッパーが取り付
けられ、このホッパーに貯留されたメダルが下層から順
に、ベース20側へ供給可能に形成されている。 (回転板)前記回転板30は、図1に示すように、その中
央に軸部が形成され、この軸部がボックス内に設けられ
たモータに接続されることで、時計回りに回転可能に形
成されている。また、この回転板30は、図1に示すよう
に、軸部から周囲方向に向かって弧状に延びた5本のア
ーム31・・・を有し、各アームの31・・・間には、ホッ
パーから供給されたメダルが1枚宛収納可能なメダル収
納部32・・が各々設けられ、回転板30の全体で、合計5
枚のメダルが収納可能に形成されている。
【0017】また、前記回転板30の裏面側であってモー
タとの間には、図1に示すように、ベース20側に固定さ
れ、前記開口部21を覆うための背面板33が設けられてい
る。したがって、各回転板30のメダル収納部32に収納さ
れたメダルは、回転板30を回転させると、背面板33に支
えられることで、ボックス内に落下することなく、メダ
ル収納部32に収納された状態で、回転板30の回転方向と
同一の方向に移動する。
【0018】そして、メダル収納部32に収納されたメダ
ルは、回転板30の回転に伴って時計回りに移動しなが
ら、カウントアーム40付近のメダル排出口22を介してホ
ッパー装置10から外部に排出されるように形成されてい
る。さらに、背面板には、図には示さないが、メダルが
メダル排出口22にさしかかった際に、メダルをメダル排
出口22の方向へ押し出す、既存の押出手段が設けられて
いる。この押出手段は、回転板30の回転に同調して、メ
ダルを1枚毎、排出方向に押し出すように形成されてい
る。
【0019】また、回転板30の回転に伴い、排出されて
空になったメダル収納部32には、前記ホッパーに貯留さ
れたメダルが順次補給される。 (カウントアーム40)前記カウントアーム40は、図1〜
3に示すように、その途中を軸部41に軸支されるととも
に、一端側は、短辺の先端を反回転板30側に向けた略L
字型に形成され、L字型の短辺側には、軸部41から遠い
外延の一部が長辺側との交点から短辺の先端方向に向か
って途中までが一部切り欠かれた切欠部42が形成されて
いる。そして、カウントアーム40が両センサ51,52の発
光部と受光部との間に位置しても、前記切欠部42の位置
では、各センサ51,52の発光部から出された光が受光部
へ受光されるようになっている。
【0020】また、前記カウントアーム40の他端側に
は、図2,3に示すように、回転板30のメダル収納部32
から排出されたメダルが当接する当接回転体43が形成さ
れている。この当接回転体43は、メダルが当接しながら
排出される際に、回転可能に形成されている。そして、
カウントアーム40は、図2及び3に示すように、常時は
バネなどの付勢手段によって、他端が前記ベース20に形
成されたメダル排出口22を、メダルが通過不能なように
狭め、カウントアーム40の短辺の先端が前記回転板30か
ら最も遠くなる第1の位置と、メダル排出口22を、メダ
ルが通過可能に拡開し、カウントアームの短辺の先端が
回転板30に最も近くなる第2の位置との二つの位置を、
軸部41を中心としてスイングするように移動可能に形成
されている。
【0021】なお、本実施の形態では、他端が前記ベー
ス20に形成されたメダル排出口22を狭めるのが第1の位
置の位置で、メダル排出口22を、メダルが通過可能に拡
開するのが第2の位置であると説明したが、異なる実施
の形態では、他端が前記ベース20に形成されたメダル排
出口22を狭めるのが第2の位置の位置で、メダル排出口
22を、メダルが通過可能に拡開するのが第1の位置であ
ってもよい。 (一対のセンサ)前記一対のセンサ50は、いずれも光学
的にカウントアーム40を検出可能なセンサであって、例
えば発光部と受光部とを備えたフォトセンサである。そ
して、前記発光部と受光部とは、両者間をカウントアー
ム40が移動可能なように配置され、カウントアーム40が
移動の際に、受光部と発光部との間を遮ると、カウント
アーム40が検出される。
【0022】また、前記一対のセンサ50は、カウントア
ーム40の他端のスイング移動の軌道上に近接した状態で
ベース20側に固定され、回転板30に近い位置の第1のセ
ンサ51と、前記第1のセンサ51よりもカウントアーム40
のスイング移動の軌道上で回転板30から遠い位置のベー
ス20に固定された第2のセンサ52から構成されている。 (第1のセンサ)そして、回転板30に近い第1のセンサ
51は、図2,3に示すように、カウントアーム40の短辺
の先端が回転板30から最も遠い第1の位置にあるときに
は、切欠部42のために第1のセンサ51がカウントアーム
40を検出することのできない位置、であるとともに、カ
ウントアーム40が第1の位置から第2の位置に移動する
間に、切欠部42以外のカウントアーム40を検出可能な位
置に配置されている。 (第2のセンサ)これに対して、第1のセンサ51よりも
回転板30から遠い第2のセンサ52は、図2,3に示すよ
うに、カウントアーム40の短辺の先端が回転板30から最
も遠い第1の位置にあるときには、カウントアーム40の
短辺を検出可能な位置であって、カウントアーム40が第
1の位置から第2の位置に移動すると、カウントアーム
40の短辺を検出可能できない位置に配置されている。
【0023】このような位置関係に、第1のセンサ51と
第2のセンサ52とを配置することにより、両センサ51,5
2がカウントアーム40を検出している状態または検出し
ていない状態のいずれかの状態が継続する時間が、カウ
ントアーム40が第1の位置から第2の位置へ移動してい
く時間を越える場合には、カウントアーム40が正常に移
動しておらず、移動中に停止してしまった場合やセンサ
の異常と考えられる。 (異常判定手段)前記異常判定手段60は、図1に示すよ
うに、第1のセンサ51及び第2のセンサ52に接続され、
両センサ51,52からのカウントアーム40検出信号を入力
可能に形成されているとともに、両センサ51,52からカ
ウントアーム40検出信号が出力されている状態が、予め
定められた所定時間(カウントアーム40が両センサ51,5
2の間を検出状態で移動する時間に多少の誤差を加えた
時間を越えて継続したこと、または、予め定められた所
定時間経過しても、いずれのセンサからもカウントアー
ム40検出信号が入力されないことを条件に以上と判定す
る。
【0024】また、前記異常判定手段60は、両センサ5
1,52からカウントアーム40検出信号が出力されている状
態が、予め定められた所定時間(カウントアーム40が両
センサ51,52の間を検出状態で移動する時間に多少の誤
差を加えた時間を越えないことを条件に、カウントアー
ム40の往復動作に基づいて、排出されたメダル枚数を計
数する。 (動作)つぎに、メダルの払い出し動作における、第1
のセンサ51及び第2のセンサ52のカウントアーム40の検
出について、図2及び図3を用いて説明する。
【0025】まず、メダルが回転板30のメダル収納部32
から外部に排出されていないときは、図2に示すよう
に、カウントアーム40は第1の位置にある。そして、第
1のセンサ51はカウントアーム40を検出できない状態に
あり、第2のセンサ52はカウントアーム40を検出してい
る状態にある。したがって、この状態では、異常判定手
段60は、第2のセンサ52からのみカウントアーム40検出
信号が出力されていることから、異常と判断することが
ない。
【0026】そして、メダルが回転板30のメダル収納部
32から排出されるときは、図3に示すように、排出され
るメダルがカウントアーム40の当接回転体43に当接す
る。メダルがカウントアーム40の当接回転体43に当接し
た状態から、カウントアーム40の付勢力に抗して、更に
メダルが排出されると、カウントアーム40は、軸部41を
中心にして、時計回りにスイング移動して、第2の位置
になる。
【0027】カウントアーム40が第2の位置までスイン
グ移動すると、先ほどカウントアーム40を検出できなか
った、第1のセンサ51は、カウントアーム40を検出する
ことができる。一方、第2のセンサ52は、カウントアー
ム40を検出している状態から、図3に示すように、カウ
ントアーム40を検出できない状態となる。
【0028】そして、カウントアーム40が第1の位置か
ら第2の位置まで移動する際には、第1のセンサ51と第
2のセンサ52とがカウントアーム40を同時に検出してい
る状態が生じるが、カウントアーム40が通常のスピード
で移動している場合には、カウントアーム40を同時に検
出している時間が所定時間を越えることがないので、異
常判定手段60は、異常と判定することがなく、排出され
たメダル枚数が計数される。 (異常又は正常判定)図4は、両センサ51,52から出力
される信号の例をチャートで示したものである。
【0029】そして、異常判定手段60を上記のように構
成することにより、具体的には図4に示すような状態
を、正常あるいは異常と判定することができる。図4の
(1)〜(3)までは、カウントアーム40を同時に検出
している時間が所定時間を超えていないか、あるいは、
両センサ51,52ともカウントアーム40を検出していない
時間があるが、その時間が所定時間を超えていないもの
として、いずれも異常と判定されることはない。
【0030】これに対して、(4)ピアノ線などを用い
てカウントアーム40を第1の位置に固定した場合、
(5)両センサ51,52の信号をショートさせた場合、
(6)強力な電波を出力してセンサを攪乱した場合に
は、図4の(4)〜(6)に示すような信号が出力され
るが、いずれも、両センサ51,52がカウントアーム40を
検出している状態、あるいは両センサ51,52ともカウン
トアーム40を検出していない状態が所定時間を超えるも
のとして異常と判定することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
及び2記載のホッパー装置によれば、カウントアームを
検出可能な検出手段を一対設け、カウントアームを、そ
の通常の動作においては、両検出手段の検出結果が、相
反する状態となるようにする形成することで、不正な手
段によるメダルの払い出しを迅速に防止することのでき
るホッパー装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホッパー装置の一部切欠平面図
【図2】カウントアームの動作を説明するための要部平
面図
【図3】カウントアームの動作を説明するための要部平
面図
【図4】両センサから出力される信号の例を挙げたチャ
ート図
【符号の説明】
10 ホッパー装置 20 ベース 21 開口部 22 メダル排出口 30 回転板 31 アーム 32 メダル収納部 33 背面板 40 カウントアーム 41 軸部 42 切欠部 43 当接回転体 50 センサ 51第1のセンサ 52 第2のセンサ 60 異常判定手段 M メダル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパータンク内に貯留されたメダルを
    外部に払い出すためのホッパー装置であって、 メダルを払い出す毎に、第1の位置から第2の位置を介
    して往復移動するカウントアームと、 前記カウントアームの動作を検出することにより、払い
    出されたメダルを計数する検出手段とを備え、 前記検出手段は、 前記カウントアームを、第1の位置では検出可能に形成
    され、第2の位置では検出不能に形成された第2のアー
    ム検出手段と、 前記カウントアームを第1の位置では検出不能に形成さ
    れ、第2の位置では検出可能に形成された第1のアーム
    検出手段と、 前記第1のアーム検出手段によるカウントアームの検出
    結果と第2アーム検出手段によるカウントアームの検出
    結果とが同一である状態が予め定められた所定の時間を
    超えたことを条件に、異常と判定する異常判定手段とを
    備えたことを特徴とするホッパー装置。
  2. 【請求項2】 アーム検出手段は、光センサの発光部と
    受光部とからなり、 カウントアームは、 第1の位置では、第2のアーム検出手段の発光部から出
    た光を遮光するとともに、第1のアーム検出手段の発光
    部から出た光を通過させて受光部に受光させる状態に位
    置し、 第2の位置では、第2のアーム検出手段の発光部から出
    た光を通過させて受光部に受光させるとともに第1のア
    ーム検出手段の発光部から出た光を遮光させる状態に位
    置するようにしたことを特徴とする請求項1記載のホッ
    パー装置。
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