JP4173086B2 - スロットマシン - Google Patents

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JP4173086B2 JP2003364983A JP2003364983A JP4173086B2 JP 4173086 B2 JP4173086 B2 JP 4173086B2 JP 2003364983 A JP2003364983 A JP 2003364983A JP 2003364983 A JP2003364983 A JP 2003364983A JP 4173086 B2 JP4173086 B2 JP 4173086B2
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Description

本発明は、メダルなどの遊技媒体の不正投入を防止する遊技機に関するものである。
スロットマシンでは、一般的にメダル投入口から1〜3枚のメダルを投入して遊技を実
行するようになっている。投入されたメダルは、スロットマシン本体内に設けられたメダ
ルセレクタのメダル通路を転動して、貯留タンクに貯留される。その際に、メダルはメダ
ル通路に所定間隔で設けられた2つの光電センサによって、メダルの通過方向に従って順
次に検出されることで、メダルの枚数が計数される。
パチンコ店では、スロットマシン等の遊技機に対して不正行為を行うものがいる。例え
ば、スロットマシンでは、実際にメダルを投入せずに、セルロイドなどで形成された長い
薄板をメダル投入口から挿入し、往復操作を巧みに行って光電センサをカウントさせる。
さらに詳しくは、メダル通路の通路幅より小幅のセルロイド板をメダル投入口よりメダル
通路に挿入し、2個の光電センサの光路をセルロイド板で順次に遮蔽した後に、まず貯留
タンクから見て上流側の光電センサの光路を開放し、次に下流側の光電センサの光路を開
放させた後に、これら2つの光電センサの光路を再び遮蔽しないようにセルロイド板を引
き抜くものである(ゴト行為)。
また、遊技媒体の検出に関わる不正行為を防止するスロットマシンが公開されている。
このスロットマシンは、コイン投入口から貯留タンクに導かれるコインをそれぞれ検出、
計数する第1投入コインセンサと、この第1投入コインセンサからの出力信号が不正操作
されているか否かの検出を、第1コインセンサより下流側に設けられた第2投入コインセ
ンサで行っている(特許文献1参照)。
特開平2001−198264号公報
しかしながら、前述の特許文献1に記載のスロットマシンでは、第1投入コインセンサ
でコインの検出及び計数をするだけでなく、第2投入コインセンサにおいてもコインの検
出及び計数を行い、第1及び第2投入コインセンサで計数したコインの枚数を比較、判定
することで不正なゴト行為を検出している。そのために、第1投入コインセンサから第2
投入コインセンサまでコインを流下させるコイン流路は、コインを確実に1枚ずつ計数で
きるように、整列状態でコインを流下できる形状でなければならない。さらに、第1及び
第2投入コインセンサによってコインの枚数を計数した計数結果を比較、判定するので制
御回路が大変複雑になる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、簡単な制御でセルロイド
板などを使用したゴト行為を確実に防止できる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のスロットマシンは、投入口から投入されたメダルが通過する、略L字形状に折れ曲った第1メダル通路と、該第1メダル通路のうち折れ曲った部分より下流に設けられ、この第1メダル通路を通過するメダルが正規のものである場合にのみ、そのメダルをガイドして下流へと通過させる振分装置と、前記第1メダル通路を通過するメダルの進行方向を、そのメダルの厚み方向に略90度変更させるための屈曲部が形成され、前記振分装置にてガイドされたメダルをスロットマシン内部に設けられた貯留タンクまで案内する第2メダル通路と、を有する遊技媒体案内手段と、前記屈曲部の上流、かつ前記振分装置より下流で、メダルの通過個数を検出するカウントセンサと、前記屈曲部の下流でメダルの通過を検出する通過検出センサと、前記通過検出センサがメダルの通過を検出したことを記憶するメモリと、前記カウントセンサにより2個目以降のいずれかのメダルの通過個数がカウントされたときに、前記メモリにメダルの通過信号が記憶されているか否かをチェックし、メダルの通過信号が記憶されていないときには異常信号を出力する判定手段と、前記判定手段から異常信号に応答して異常警告または遊技の進行を停止させる制御手段と、前記判定手段から異常信号が出力されずに遊技の進行が行われた後、遊技が終了するまでの間に前記メモリのクリア処理を行う手段と、を備えたものである。
また、本発明のスロットマシンは、投入口から投入されたメダルが通過する、略L字形状に折れ曲った第1メダル通路と、該第1メダル通路のうち折れ曲った部分より下流に設けられ、この第1メダル通路を通過するメダルが正規のものである場合にのみ、そのメダルをガイドして下流へと通過させる振分装置と、前記第1メダル通路を通過するメダルの進行方向を、そのメダルの厚み方向に略90度変更させるための屈曲部が形成され、前記振分装置にてガイドされたメダルをスロットマシン内部に設けられた貯留タンクまで案内する第2メダル通路と、を有する遊技媒体案内手段と、前記屈曲部の上流、かつ前記振分装置より下流で、メダルの通過個数を検出するカウントセンサと、前記屈曲部の下流でメダルの通過を検出する通過検出センサと、前記通過検出センサがメダルの通過を検出したことを記憶するメモリと、前記カウントセンサによりメダルの通過個数がカウントされた後、所定の遊技操作が行われたときに前記メモリにメダルの通過信号が記憶されているか否かをチェックし、メダルの通過信号が記憶されていないときには異常信号を出力する判定手段と、前記判定手段から異常信号に応答して異常警告または遊技の進行を停止させる制御手段と、前記判定手段から異常信号が出力されずに遊技の進行が行われた後、遊技が終了するまでの間に前記メモリのクリア処理を行う手段と、を備えたものである。
また、本発明のスロットマシンは、投入口から投入されたメダルが通過する、略L字形状に折れ曲った第1メダル通路と、該第1メダル通路のうち折れ曲った部分より下流に設けられ、この第1メダル通路を通過するメダルが正規のものである場合にのみ、そのメダルをガイドして下流へと通過させる振分装置と、前記第1メダル通路を通過するメダルの進行方向を、そのメダルの厚み方向に略90度変更させるための屈曲部が形成され、前記振分装置にてガイドされたメダルをスロットマシン内部に設けられた貯留タンクまで案内する第2メダル通路と、を有する遊技媒体案内手段と、前記屈曲部の上流、かつ前記振分装置より下流で、メダルの通過個数を検出するカウントセンサと、前記屈曲部の下流でメダルの通過を検出する通過検出センサと、前記カウントセンサがメダルの通過を検出したときに計時を開始するタイマと、前記タイマにより計時される所定時間内に前記通過検出センサがメダルを検出するか否かを判定し、前記所定時間内に検出されないときには異常信号を出力する判定手段と、前記判定手段からの異常信号に応答して異常警報又は遊技の進行を停止させる制御手段と、を備えたものである。
本発明によれば、投入口から投入された遊技媒体を貯留タンクまで案内するとともに、
途中に屈曲部を有する遊技媒体案内手段と、屈曲部の上流で遊技媒体の通過個数を検出す
るカウントセンサと、屈曲部の下流で遊技媒体の通過を検出する通過検出センサと、通過
検出センサが遊技媒体の通過を検出したことを記憶するメモリと、カウントセンサにより
2個目以降のいずれかの遊技媒体の通過個数がカウントされたとき、または所定の遊技操
作が行われたときに、メモリに遊技媒体の通過信号が記憶されているか否かをチェックし
、遊技媒体の通過信号が記憶されていないときには異常信号を出力する判定手段と、判定
手段から異常信号に応答して異常警告または遊技の進行を停止させる制御手段とを備えた
ので、簡単な制御で確実にゴト行為を防止することができる。さらに、セルロイド板の届
きにくい屈曲部より下流側に通過検出センサを設けたので、セルロイド板が入りにくく、
また、カウントセンサを反応させた後、通過検出センサを反応させるためには時間がかか
るために、ゴト行為の防止が効果的に行える。
図1に示すように、スロットマシン10の前面には、表示窓11が設けられた前面扉1
2が設けられている。表示窓11の奥には、第1〜第3リール13a〜13cが回転自在
に組み込まれたリールユニットが配設されている(図2参照)。この表示窓11の下方の
部分には、MAXベットボタン15、1ベットボタン16、ストップボタン17a〜17
c、スタートレバー18、ペイアウトボタン19等の各種の操作ボタンの他に、遊技媒体
であるメダルを投入するメダル投入口20が設けられている。なお、上記操作ボタンの機
能については周知であるため、その詳細を省略する。この前面扉12の下部には、スロッ
トマシン10で遊技を行って入賞を得られた場合に、その入賞に対する配当枚数のメダル
を払い出すためのメダル払出し口22及びメダル受け皿23と、遊技中に音楽や音声を発
するスピーカ24が設けられている。
周知のように、第1〜第3リール13a〜13cの外周には複数種類の絵柄が一定ピッ
チで配列され、第1〜第3リール13a〜13cが停止した状態では、表示窓11を通し
て1リール当たり3個の絵柄が観察可能となる。これにより、各リールの絵柄を1個ずつ
組み合わせた直線状の入賞有効ラインが横3本、斜め2本の合計5本が設定される。遊技
開始に先立ってメダル投入口20から1枚のメダルを投入したときには、中央横1本の入
賞有効ラインが有効化され、2枚では横3本、3枚ではさらに斜め2本を加えた5本の入
賞有効ラインが有効化される。また、メダルは50枚を限度にクレジット(貯留)するこ
とが可能になっている。
図2に示すように、筐体10a内には、メイン基板25、リールユニット26、電源ボ
ックス27、貯留タンク28等が設けられている。メイン基板25は、透明なプラスチッ
クで形成された基板ケースに封入されて開放不能となっている。これにより、メイン基板
25に不正な改造が施されることを防止している。リールユニット26は、第1〜第3リ
ール13a〜13cと図示しない各リールに対応したステッピングモータ、バックランプ
、第1〜第3リール13a〜13cの回転角を検出するフォトセンサ等が組み込まれて構
成されている。バックランプは第1〜第3リール13a〜13cの内側で、縦方向に3個
ずつ配置されており、遊技によって入賞有効ライン上に当選絵柄が3つ並んで、ビックボ
ーナス(BB)又はレギュラーボーナス(RB)に当選した場合には、表示窓11に停止
表示された当選絵柄を予め設定された特定のパターンで点灯、消灯、点滅させ、遊技者に
BB又はRBに当選したことを報知する。なお、バックランプの照明による報知は、BB
又はRB以外の当選役が当選されたことの報知や特定の当選役に当選した可能性を示唆す
る報知などを行うようにしてもよい。
電源ボックス27には、電源スイッチ30、設定変更ボタン31が設けられている。電
源ボタン30は、スロットマシン10の電源のオン/オフが行われ、設定変更ボタン31
は、6段階のペイアウト率が設定されており、1プッシュごとに順次に可変される。
貯留タンク28は、メダル投入口20から投入されたメダルが集積される。さらに、遊
技で当選した場合には、当選役に応じた枚数の配当メダルが図示しない払出しモータによ
ってメダル出口28aから払出し口22に送り出される。
前面扉12の裏には、メダル投入口20の下側にメダルセレクタ35が設けられている
。メダルセレクタ35は、図3にも示すように、本体基部40、遊技媒体案内手段である
第1メダル通路41と第2メダル通路42、振分装置43、およびカウントセンサである
第1〜第2メダルセンサ45,46及び通過検出センサである第3メダルセンサ47など
から構成されている。本体基部40は樹脂で形成されており、図3に示すように略L字形
状の第1メダル通路41が一体に形成されている。本体基部40の上部に設けられた第1
メダル通路41の一方の端部は、メダル投入口20と連通しており、本体基部40の一側
面に設けられた第1メダル通路41の他方の端部は、第2メダル通路42と連通している
振分装置43は第1メダル通路41の上部に設けられている。振分装置43はガイド板
48、軸部49、図示しないソレノイド及びバネから構成されている。ガイド板48は、
金属製の薄板で形成されており、一方の縁部48aは第1メダル通路41の一部を僅かに
覆うように通路に沿って配置されている。なお、縁部48aは、メダル55が第1メダル
通路41を転送してきた際には、メダル55が正規のものであればメダル55の頂部と僅
かに当接してメダル55をガイドする。もし、正規なメダル55より小さい不正規なメダ
ルが投入されると、ガイド板48の縁部48aは、不正規なメダルには当接しないため、
図中矢印の方向に落下して図2に示す通路カバー39と本体基部40の間から払出しシュ
ート38を介して払出し口22に排出される。
他方の縁部48bには、軸部49が設けられており、本体基部40に接続されている。
さらに、この軸部49には、図示しないソレノイド及びバネが取り付けられる。そのため
、ガイド板48は、ソレノイドの励磁作用とバネの復元力によって、軸部49を回動支点
としてメダル55をガイドするガイド位置と、第1メダル通路41からメダル55を脱落
させる排出位置の間で回動自在に設けられている。メダル55が投入される場合には、ソ
レノイドがオンとなり、励磁作用が働くことで、ガイド板48は第1メダル通路41の壁
面方向に付勢されて、メダル55の頂部をガイドするガイド位置となる。このガイド位置
において、メダル55は第1メダル通路41の壁面とガイド板48の一方の端部48aの
間を転動する。また、最大限度枚数のメダル55が貯留されている時や、遊技実行中など
ではソレノイドがオフとなる。そのため、ガイド位置にあったガイド板48は、バネの復
元力によって第1メダル通路41の壁面と反対方向の排出位置に回動する。これにより、
第1メダル通路41を転動してきたメダル55は、ガイド板48によってガイドされない
ために、図中矢印方向に脱落して、通路カバー39と本体基部40の間から落下して、払
出しシュート38を介して払出し口22から払い出される。なお、第1メダル通路41の
ガイド板48以外の通路は、通路カバー39によって塞がれているために、投入されたメ
ダル55が第1メダル通路41から脱落することはない。
第1及び第2メダルセンサ45,46は、第1メダル通路41を転動してきたメダル5
5を検出するものである。第1及び第2メダルセンサ45,46は、例えば、投光部と受
光部とを一体に備えた反射型の光電センサであって、第1メダル通路41の壁面にメダル
55の転動方向に沿って上流側には第1メダルセンサ45が、下流側には第2メダルセン
サ46が設けられている。メダル55が、第1メダルセンサ45や第2メダルセンサ46
の投光部の光路を遮蔽している場合には、投光部から投射した光がメダル55に反射する
。この反射光が受光部で受光されると、光電センサはオン状態となる。また、メダル55
が投光部の光路上にない場合には、受光部では反射光を受光できないためにオフ状態とな
る。なお、第1及び第2メダルセンサ45、46の取り付け位置としては、メダル55が
第1メダル通路41を転動する際に、必ず第1及び第2メダルセンサ45、46によって
メダル55を同時に検出できる所定の間隔が設けられており、さらに、メダル55が連続
投入された場合には、1枚のメダル55を第1及び第2メダルセンサ45、46で同時に
検出した後に、必ず第1及び第2メダルセンサ45、46が一度はオフ状態(光路上にメ
ダル55がない状態)になってから次のメダル55を同時に検出できるような位置に設け
られている。
第2メダル通路42は、第1メダル通路41を転動してきたメダル55を貯留タンク2
8まで導くものである。第2メダル通路42は、溝部56、屈曲部57と側壁58とから
構成されている。第2メダル通路42の一方の端部では、第1メダル通路41と溝部56
とが連通している。また、屈曲部57は転動するメダル55の進行方向を略90度、右方
向に変更させるために略くの字形状をしており、前面扉12が閉じられると、第2メダル
通路42の他方の端部は貯留タンク28の上部に配置される。側壁58は溝部56に沿っ
て設けられており、第1メダル通路41から転動してきたメダル55が溝部56から脱落
することを防いでいる。なお、第2メダル通路42は一方の端部から他方の端部にかけて
下方に傾斜しており、第1メダル通路41を転動してきたメダル55は傾斜によって貯留
タンク28に導かれる。
また、貯留タンク28から見て屈曲部57より下流側の側壁58には、第3メダルセン
サ47が設けられている。この第3メダルセンサ47も前述の第1及び第2メダルセンサ
45,46と同様に、反射型の光電センサが用いられている。この第3メダルセンサ47
は、第2メダル通路42を通過するメダル55を検出するものである。
図4はスロットマシン10の電気的構成を示すブロック図である。スロットマシン10
には、このスロットマシン10を統括的に制御する制御部60が設けられている。制御部
60は、判定手段及び制御手段であるCPU61と、このCPU61が処理するデータを
格納するROM62とメモリとしてのRAM63の他、メダルカウンタ66、クレジット
記憶部67とが設けられている。なお、CPU61はスロットマシン10の各種制御処理
を実行する。
メダルカウンタ66は、第1及び第2メダルセンサ45,46からの検出信号からメダ
ル55を計数する。メダルカウンタ66は、メダル55の通過方向に従って第1メダルセ
ンサ45、第2メダルセンサ46の順でオン信号を受信し、かつ第1及び第2メダルセン
サ45,46が同時にオンとなった信号を受信して、メダル55が1枚投入されたと計数
する。メダルカウンタ66によって計数されたメダル55は、クレジット記憶部67に記
憶される。メダル投入口20から連続投入されたメダル55は、第1及び第2メダルセン
サ45,46によって確実に1枚ずつ検出され、メダルカウンタ66は、その度にメダル
55を計数して、クレジット記憶部67では検出されたメダル55が加算して記憶される
。なお、第1及び第2メダルセンサ45,46によってメダル55の検出される順番が異
なる場合、つまり、第2メダルセンサ46がメダル55を検出した後で、第1メダルセン
サ45でメダル55が検出された場合には、CPU61は、ゴト行為が行われたと判定す
る。そのため、メダルカウンタ66ではメダル55は計数されずにスピーカ24より警報
が発せられる。
正規のメダル55が投入されると、メダル55は第1メダル通路41を介して第2メダ
ル通路42を転動する。これにより、第3メダルセンサ47によってメダル55が検出さ
れる。第3メダルセンサ47からは、通過信号がCPU61を介してメモリであるRAM
63に送られる。RAM63では、この通過信号をラッチ(記憶)する。
本発明のスロットマシンマシン10は、メダルカウンタ66によって所定枚数のメダル
を計数することで、RAM63にラッチされた通過信号を確認して、ゴト行為が行われて
いるか否かの判定を行っている。この時の所定枚数としては、メダル投入口20から投入
された正規のメダル55が、第1メダル通路41の設けられた第1及び第2メダルセンサ
45,46の前面から第2メダル通路42の第3メダルセンサ47の前面までを正常に転
動する時間に、メダル投入口20から連続投入可能なメダル55の枚数が設定される。な
お、この所定枚数は、メダルの転動速度及び第1及び第2メダルセンサ45、46から第
3メダルセンサ47までの距離によって異なるので、適宜変更することが好ましい。
例えば、メダルカウンタ66によってメダル55が2枚計数されると、CPU61はメ
ダル55が2枚計数されたことを契機として、RAM63に通過信号がラッチされている
か否かを確認する。この時、RAM63に通過信号がラッチされている場合には、正規に
メダル55が投入され、ゴト行為がなかったと判定されて遊技の開始が許可される。また
、RAM63に通過信号がラッチされていない場合には、CPU61は不正規に第1及び
第2メダルセンサ45、46を検出させたゴト行為が行われたと判定して、遊技開始を不
許可にする。
遊技の開始が許可されると、CPU61は、リール駆動コントローラ70に遊技開始の
信号を送る。リール駆動コントローラ70は、リールユニット26に組み込まれた第1〜
第3リール13a〜13cの回転及び停止を制御している。CPU61から遊技開始の信
号を受信したリール駆動コントローラ70は、ROM62に格納された遊技の実行プログ
ラムに基づいて第1〜第3リール13a〜13cを回転させることで遊技を開始する。遊
技者がストップボタン17a〜17cを押下すると、リール駆動コントローラ70は第1
〜第3リール13a〜13cを順次停止させる。また、遊技開始が不許可になると、CP
U61は異常信号をスピーカに送りスピーカ24から警報を鳴らすとともに遊技の進行を
停止される。なお、RAM63は、CPU61から異常信号が出されず、遊技が開始され
てから終了するまでの間にラッチされた通過信号がリセットされる。
ペイアウトボタン19は、クレジット記憶部67に記憶されたメダル55を払い出すも
のである。メダルカウンタ66で計数され、クレジット記憶部67にメダル55が記憶さ
れている状態で、ペイアウトボタン19が押下されると、CPU61は払出し部68に信
号を送り、クレジット記憶部67に記憶されているメダル枚数が、すべて貯留タンク28
から払出し口22に払い出される。
次に、上記構成のスロットマシンの作用について、図5のフローチャートを用いて説明
を行う。メダル投入口20から投入されたメダル55が第1メダル通路41を転動して、
カウントセンサである第1および第2メダルセンサ45,46によって同時に検出される
と、メダルカウンタ66は受信したオン信号から投入されたメダル55を計数するととも
に、クレジット記憶部67に記憶する。第1メダル通路41から第2メダル通路42を転
動するメダル55は、通過検出センサである第3メダルセンサ47によって検出される。
これにより、RAM63に通過信号がラッチされる。メダルカウンタ66によってメダル
55が2枚計数されると、CPU61はRAM63に通過信号がラッチされているか否か
を確認する。通過信号がラッチされている場合には遊技の開始が許可されるとともに、R
AM63にラッチされていた通過信号が遊技終了までにリセットされる。RAM63に通
過信号がラッチされていない場合には、遊技開始が不許可となりスピーカ24から警報が
発せられるとともに、遊技の進行が停止される。これにより、ゴト行為を防止することが
できる。
なお、上記実施形態では、メダルカウンタ66がメダル55を2枚計数すると、RAM
63に通過信号がラッチされているか否かを確認して、ゴト行為の判定を行ったが、これ
に代えて、遊技を開始させるスタートレバー18が操作された場合に、CPU61がRA
M63に通過信号がラッチされているか否かを確認して、ゴト行為の判定を行ってもよい
この場合は、図6に示すように、投入されたメダル55が第1メダル通路41を通過し
て第1及び第2メダルセンサ45、46によって同時に検出されると、メダルカウンタ6
6によって投入されたメダル55が計数され、クレジット記憶部67に記憶される。第1
メダル通路41から第2メダル通路42に転動したメダル55は、第3メダルセンサ47
によって検出される。第3メダルセンサ47はCPU61を介してRAM63に通過信号
を送り、RAM63はこの通過信号をラッチする。
クレジット記憶部67に1枚以上のメダル55が記憶されている場合に、MAXボタン
15又は1枚ベットボタン16の押下によって入賞有効ラインが有効化させてから、スタ
ートレバー18が押下されると、CPU61に遊技開始の信号が入力される。この遊技開
始信号を受けてCPU61は、RAM6に通過信号がラッチされているか否かを確認する
。RAM63に通過信号がラッチされている場合には、正規にメダル55が投入され、第
1及び第2メダル通路41,42をメダル55が正常に転動したと判定し、遊技開始を許
可してRAM63をリセットする。これにより、リール駆動コントローラ70に信号を送
り、第1〜第3リール13a〜13cを回転させる。また、RAM63に通過信号がラッ
チされていない場合には、正規にメダル55が投入されずに、ゴト行為が行われたと判定
して遊技開始を不許可にする。これにより、スピーカ24から警報が発せられるとともに
、遊技の進行が停止される。
また、本実施形態では、スタートレバー18が押下された場合に、RAM63に通過信
号がラッチされているか否かを確認して、ゴト行為の判定を行ったが、これに加えて、ペ
イアウトボタン19が押下された場合にも、RAM63に通過信号がラッチされているか
否かを確認してゴト行為の判定を行ってもよい。
この場合は、図7のフローチャートに示すように、投入されたメダル55を第1及び第
2メダルセンサ45、46で同時に検出すると、メダルカウンタ66によってメダル55
が計数されて、クレジット記憶部67記憶される。第1メダル通路41から第2メダル通
路42を転動したメダル55が、第3メダルセンサ47に検出されると、第3メダルセン
サ47はCPU61を介してRAM63に通過信号を送り、RAM63では通過信号をラ
ッチさせる。
遊技者が、クレジット記憶部67にメダル55を加算して記憶させて、一度も遊技を行
わずにペイアウトボタン67を押下すると、このペイアウトボタン67の押下に伴ってC
PU61にメダル55の払出し信号が送信される。この払出し信号を受信したCPU61
は、RAM63に通過信号がラッチされているか否かを確認する。RAM63に通過信号
がラッチされている場合には、正規にメダル55が投入されたと判定して、CPU61は
払出し部68に信号を送り、払出し部68はクレジット記憶部67に記憶されているメダ
ル枚数と同数のメダル55を払出し口22から払い出し、RAM63をリセットする。ま
た、RAM63にオン信号がラッチされていない場合には、第1及び第2メダルセンサ4
5,46をセルロイド板などで不正規に検出させたゴト行為が行われたと判定して、スピ
ーカ24から警報を発するとともに、遊技の進行を停止する。これにより、ゴト行為によ
ってクレジット記憶部67に不正に記憶させたメダル55の払出しを防止することができ
る。なお、クレジット記憶部67にメダル55が記憶され、ペイアウトボタン19の代わ
りに、スタートレバー18が押下された場合には、前述したようにCPU61は遊技開始
信号を受けて、RAM63に通過信号がラッチされているか否かを確認する。RAM63
に通過信号がラッチされている場合には、遊技の開始が許可され、通過信号がラッチされ
ていない場合には、ゴト行為が行われたと判定して遊技開始が不許可となる。
図8は、第2実施形態であるスロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。な
お、上記実施形態と同一構成部材には同一の符号を付して重複した説明は省略する。制御
部74には、上記実施形態の制御部60に新たにタイマ75が設けられて構成されている
。タイマ75は、カウントセンサである第1及び第2メダルセンサ45、46によってメ
ダル55が同時に検出されたことを契機として、予め設定されている所定時間の計時を開
始するものである。この所定時間としては、メダル投入口20から投入されたメダル55
が、第1及び第2メダルセンサ45、46の前面から通過検出センサである第3メダルセ
ンサ47の前面までをメダル55が正常に転動したと判断できる時間より少し長い時間を
設定する。なお、所定時間としては、メダルの転動速度、第1及び第2メダルセンサ45
,46と第3メダルセンサ47間の距離によって異なるために、適宜設定することが好ま
しい。
第1及び第2メダルセンサ45,46によって同時にメダル55が検出された際のオン
信号は、メダルカウンタ66を介して判定手段及び制御手段であるCPU76に送信され
る。CPU76は、このオン信号を受信してタイマ75を起動させ、所定時間の計時を開
始する。CPU76はメダル55が所定時間内に第3メダルセンサ47によって検出され
るか否かを判定する。そのため、計時される所定時間内に、第3メダルセンサ47から通
過信号がCPU76に送信されると、CPU76は正規にメダル55が投入されたと判定
して、RAM63に通過信号を送信する。また、所定時間内に第3メダルセンサ47から
通過信号が送信されない場合は、不正規に第1及び第2メダルセンサ45、46を検出さ
せたとして、CPU76は異常信号をRAM63に記憶させる。
本発明のスロットマシンマシンは、図9に示すように、第1及び第2メダルセンサ45
、46でメダル55が検出され、この検出信号を契機にタイマ75によって所定時間の計
時をする。所定時間内に第3メダルセンサ47によってメダル55の通過が検出されると
RAM63に通過信号が記憶される。また、所定時間内にメダル55の通過が検出されな
い場合には、CPU76はRAM63に異常信号を記憶させる。CPU76はRAM63
に全て通過信号が記憶されている場合には、遊技の開始を許可する。RAM63は遊技が
終了するまでにリセットされる。また、異常信号がRAM63に記憶されていた場合には
、CPU76は、ゴト行為が行われたと判定して遊技の開始を不許可するとともに、スピ
ーカ24から警報を発し、遊技の進行と停止する。
図10に示すように、メダルカウンタ66によって所定枚数のメダルを計数することで
、RAM63に記憶された通過又は異常信号を読み出して、不正行為が行われているか否
かの判定を行ってもよい。なお、所定枚数は上記実施形態と同様に、正規メダルの転動速
度、第1及び第2メダルセンサ45、46から第3メダルセンサ47までの距離により適
宜設定される。本実施形態では、メダルカウンタ66によって2枚のメダル55が計数さ
れる毎に、CPU76はRAM63に記憶されている信号を全て読み出し、ゴト行為を判
定する。なお、RAM63に記憶された通過または異常信号は、全てCPU76に読み出
されることでRAM63からリセットされる。
カウントセンサである第1および第2メダルセンサ45,46が同時にメダル55を検
出すると、メダルカウンタ66は受信したオン信号から投入されたメダル55を計数する
とともに、このオン信号を受けてタイマ75が所定時間の計時を開始する。所定時間内に
通過検出センサである第3メダルセンサ47によってメダル55が検出されると、RAM
63に通過信号を記憶させる。また、所定時間内に第3メダルセンサ47によってメダル
55が検出されないと、CPU76はRAM63に異常信号が記憶される。メダルカウン
タ66によってメダル55が2枚計数されると、RAM63に記憶されている信号が読み
出される。このとき、全て通過信号が記憶されている場合には、正規にメダル55が投入
されたと判定されて、遊技開始が許可されRAM63をリセットする。また、一つでも異
常信号が記憶されていると、ゴト行為が行われたと判定されて遊技開始を不許可にしてス
ピーカから警報を発するとともに、遊技の進行を停止する。これにより、ゴト行為を防止
することができる。
なお、上記実施形態では、メダルカウンタ66が所定枚数のメダル55を計数すると、
RAM63に記憶されている通過または異常信号を全てCPU76に読み出して、ゴト行
為が行われているか否かの判定を行ったが、これに代えて、遊技を開始させるスタートレ
バー18が操作された場合に、CPU76がRAM63から通過または異常信号を読み出
してゴト行為の有無の判定を行ってもよい。
この場合は、図11に示すように、第1及び第2メダルセンサ45、46によって、投
入されたメダル55が同時に検出されたオン信号によって計数される。さらに、このオン
信号を契機としてタイマ75は所定時間の計時を開始する。第3メダルセンサ47によっ
て、メダル55を検出した際の通過信号が所定時間内にCPU76に送信された場合には
、通過信号をRAM63に記憶させる。また、所定時間内に通過信号がCPU76に送信
されない場合には、CPU76はRAM63に異常信号を記憶させる。
第1及び第2メダルセンサ45、46によって1枚以上のメダル55が検出された場合
に、スタートレバー18が押下されると、CPU76に遊技開始の信号が入力される。こ
の遊技開始信号を受けてCPU76は、RAM63に記憶されている全ての通過または異
常信号が読み出される。CPU76は、読み出したこの通過または異常信号によってゴト
行為が行われたか否かを判定する。RAM63に記憶されている信号が全て通過信号の場
合には、正規にメダル55が投入されたと判定され、遊技開始を許可してRAM63をリ
セットする。これにより、リール駆動コントローラ70に信号を送り、第1〜第3リール
13a〜13cを回転させる。また、RAM63に記憶されている信号に1つでも異常信
号が記憶されている場合には、ゴト行為が行われたと判定して遊技開始を不許可にする。
これにより、CPU76はスピーカ24から警報が発せられるとともに、遊技の進行を停
止する。
また、本実施形態では、スタートレバー18が押下された場合に、RAM63に記憶さ
れているオンまたはオフ信号を読み出してゴト行為の有無の判定を行ったが、これに加え
て、ペイアウトボタン19が押下された場合にも、RAM63に記憶されている通過また
は異常信号を読み出してゴト行為の判定を行ってもよい。
この場合は、図12のフローチャートに示すように、第1及び第2メダルセンサ45、
46がメダル55を同時に検出すると、メダルカウンタ66によって計数されるとともに
、CPU76にオン信号が送られる。このオン信号に基づいてタイマ75が所定時間の計
時を開始する。計時される所定時間内に第3メダルセンサ47によってメダル55が検出
されると、RAM63に通過信号が記憶される。また、所定時間内に第3メダルセンサ4
7によってメダル55が検出されない場合には、CPU76からRAM63には異常信号
が記憶される。
遊技者が一度も遊技を行わずに、ペイアウトボタン19を押下すると、CPU76にメ
ダル55の払出し信号が送信される。この払出し信号を受信したCPU76は、RAM6
3に記憶されている通過または異常信号を読み出して、ゴト行為の有無の判定を行う。R
AM63に記憶されている信号が全て通過信号の場合には、正規にメダル55が投入され
たと判定してCPU76は払出し部68に信号を送り、クレジット記憶部67に記憶され
ているメダル数と同数のメダル55を払出し口22から払い出して、RAM63をリセッ
トする。また、RAM63に記憶されている信号に1つでも異常信号が記憶されている場
合には、ゴト行為が行われたと判定して、スピーカ24から警報を発するとともに、遊技
の進行を停止する。これにより、ゴト行為によって不正にクレジット記憶部67に記憶し
たメダル55の払出しを防止することができる。なお、クレジット記憶部67にメダル5
5が記憶され、ペイアウトボタン19の代わりに、スタートレバー18が押下された場合
には、前述したようにRAM63に記憶した通過または異常信号の読み出しが行われて、
ゴト行為の有無の判定が行われて(図11参照)、遊技開始の許可又は遊技開始が不許可
になる。
なお、本発明の実施形態では、メダルカウンタ66によってメダル55が所定枚数計数
されるごと、またはスタートレバー18の押下、及びペイアウトボタン19の押下を行っ
た場合にゴト行為の判定を行う契機としたが、これらの契機を単独または組み合わせてス
ロットマシンに設けてもよい。また、遊技媒体としてメダルを使用したが、これに限らず
、コインやパチンコ玉など他の媒体も含む。
また、第1〜第3メダルセンサ45,46,47は光電デンサを使用したが、これに限
らず、マイクロスイッチ、近接センサ等でもよく、第1及び第2メダルセンサ45、46
と第3メダルセンサ47は同じ種類のセンサでなくてもよい。また、第1メダルセンサ4
5、第2メダルセンサ46の順番でメダル55が検出されなかった場合に、スピーカ24
から警報を発したが、スロットマシン10を正常な状態に復帰させる際には、クレジット
記憶部67に記憶されているメダル枚数や、RAM63に記憶されている通過または異常
信号などは全てリセットされることが好ましい。
本発明のスロットマシンの外観を示す斜視図である。 スロットマシンに内部を示す斜視図である。 スロットマシンに設けられたメダルセレクタの説明図である。 スロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 2枚メダルを計数したことを契機にゴト行為を判定する流れを示すフローチャートである。 スタートレバーを契機にゴト行為を判定する流れを示すフローチャートである。 ペイアウトボタンを契機にゴト行為を判定する流れを示すフローチャートである。 第2実施形態のスロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 異常信号を確認してゴト行為を判定する流れを示すフローチャートである 2枚メダルを計数したことを契機にゴト行為を判定する流れを示すフローチャートである スタートレバーを契機にゴト行為を判定する流れを示すフローチャートである。 ペイアウトボタンを契機にゴト行為を判定する流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 スロットマシン
20 メダル投入口
22 メダル払出し口
26 リールユニット
28 貯留タンク
41 第1メダル通路
42 第2メダル通路
45 第1メダルセンサ
46 第2メダルセンサ
47 第3メダルセンサ
61 CPU
66 メダルカウンタ
67 クレジット記憶部
75 タイマ

Claims (3)

  1. 投入口から投入されたメダルが通過する、略L字形状に折れ曲った第1メダル通路と、該第1メダル通路のうち折れ曲った部分より下流に設けられ、この第1メダル通路を通過するメダルが正規のものである場合にのみ、そのメダルをガイドして下流へと通過させる振分装置と、前記第1メダル通路を通過するメダルの進行方向を、そのメダルの厚み方向に略90度変更させるための屈曲部が形成され、前記振分装置にてガイドされたメダルをスロットマシン内部に設けられた貯留タンクまで案内する第2メダル通路と、を有する遊技媒体案内手段と、
    前記屈曲部の上流、かつ前記振分装置より下流で、メダルの通過個数を検出するカウントセンサと、
    前記屈曲部の下流でメダルの通過を検出する通過検出センサと、
    前記通過検出センサがメダルの通過を検出したことを記憶するメモリと、
    前記カウントセンサにより2個目以降のいずれかのメダルの通過個数がカウントされたときに、前記メモリにメダルの通過信号が記憶されているか否かをチェックし、メダルの通過信号が記憶されていないときには異常信号を出力する判定手段と、
    前記判定手段から異常信号に応答して異常警告または遊技の進行を停止させる制御手段と、
    前記判定手段から異常信号が出力されずに遊技の進行が行われた後、遊技が終了するまでの間に前記メモリのクリア処理を行う手段と、
    を備えたことを特徴とするスロットマシン
  2. 投入口から投入されたメダルが通過する、略L字形状に折れ曲った第1メダル通路と、該第1メダル通路のうち折れ曲った部分より下流に設けられ、この第1メダル通路を通過するメダルが正規のものである場合にのみ、そのメダルをガイドして下流へと通過させる振分装置と、前記第1メダル通路を通過するメダルの進行方向を、そのメダルの厚み方向に略90度変更させるための屈曲部が形成され、前記振分装置にてガイドされたメダルをスロットマシン内部に設けられた貯留タンクまで案内する第2メダル通路と、を有する遊技媒体案内手段と、
    前記屈曲部の上流、かつ前記振分装置より下流で、メダルの通過個数を検出するカウントセンサと、
    前記屈曲部の下流でメダルの通過を検出する通過検出センサと、
    前記通過検出センサがメダルの通過を検出したことを記憶するメモリと、
    前記カウントセンサによりメダルの通過個数がカウントされた後、所定の遊技操作が行われたときに前記メモリにメダルの通過信号が記憶されているか否かをチェックし、メダルの通過信号が記憶されていないときには異常信号を出力する判定手段と、
    前記判定手段から異常信号に応答して異常警告または遊技の進行を停止させる制御手段と、
    前記判定手段から異常信号が出力されずに遊技の進行が行われた後、遊技が終了するまでの間に前記メモリのクリア処理を行う手段と、
    を備えたことを特徴とするスロットマシン
  3. 投入口から投入されたメダルが通過する、略L字形状に折れ曲った第1メダル通路と、該第1メダル通路のうち折れ曲った部分より下流に設けられ、この第1メダル通路を通過するメダルが正規のものである場合にのみ、そのメダルをガイドして下流へと通過させる振分装置と、前記第1メダル通路を通過するメダルの進行方向を、そのメダルの厚み方向に略90度変更させるための屈曲部が形成され、前記振分装置にてガイドされたメダルをスロットマシン内部に設けられた貯留タンクまで案内する第2メダル通路と、を有する遊技媒体案内手段と、
    前記屈曲部の上流、かつ前記振分装置より下流で、メダルの通過個数を検出するカウントセンサと、
    前記屈曲部の下流でメダルの通過を検出する通過検出センサと、
    前記カウントセンサがメダルの通過を検出したときに計時を開始するタイマと、
    前記タイマにより計時される所定時間内に前記通過検出センサがメダルを検出するか否かを判定し、前記所定時間内に検出されないときには異常信号を出力する判定手段と、
    前記判定手段からの異常信号に応答して異常警報又は遊技の進行を停止させる制御手段と、
    を備えたことを特徴をするスロットマシン
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