JP2005270124A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不正にメダルの投入を行うゴト行為を防止する。
【解決手段】 タイマー65で計時された時間が、メダル46が案内通路40を通過する際に要する所定時間内の間に、第2受光センサ44bがオン→第2受光センサ44bがオフ→上流側の第1受光センサ42bがオフ→2個の第1受光センサ42bが同時にオフ→上流側の第1受光センサ42bがオン→下流側の第1受光センサ42bがオンの順で各センサのオン/オフが繰り返された場合には、メダルカウンタ63が作動される。これにより、投入されたメダルの枚数がカウントされる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、メダルが不正に投入されることを防止する遊技機に関するものである。
本明細書中では遊技機の1つとしてパチスロ機を例に挙げて説明しているため、遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはコインやパチンコ玉など他の媒体も含む。また、「メダル(遊技媒体)投入」には、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他に、クレジットされたメダルをベットボタンなどによりベットすることを含む。さらに、図柄を入賞有効ライン上に揃えた状態を入賞、入賞となる前の状態で、当選役を決定する抽選(以下、当選役抽選と称する)により当選役が抽選されている状態を内部入賞とする。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称されている。このようなスロットマシンでは、一般的にメダル投入口から1〜3枚のメダルを投入して遊技が行われる。スロットマシン内には投入されたメダルの選別を行うメダルセレクタが設けられている。メダルセレクタでメダルの選別が行われると、例えば正規なメダルとは大きさが異なるメダルや不適切なタイミングで投入されたメダルはメダル受け皿に排出される。スロットマシンのホッパー装置は、メダルを貯留する貯留タンクを備えており、メダルセレクタは、貯留タンクにメダルを案内するメダル通路及びメダルが通過したことを検知する光電センサを備えている。メダル投入口から投入されたメダルがメダル通路を通過して光電センサによって検知されると、投入されたメダルの枚数がカウントされる。
ところで、近年、正規の方法とは異なる方法によってメダルの投入を行う、いわゆる、ゴト行為が行われることがある。メダルの投入を不正に行うゴト行為を行う際に用いられる器具の1つとして、例えばメダル投入口に挿入することが可能な板状の部材に複数のLEDを直列に配置し、複数のLEDがそれぞれ異なるタイミングで点滅するように制御されるものが知られている。この器具をメダル投入口から挿入してLEDを光電センサと対面させると、LEDの点滅によって光電センサにメダルが通過したことを誤って検知させることができ、これにより、実際にメダルの投入を行うことなくメダルを投入したとみなすことができる。このような器具を用いてメダルの投入を行った遊技者は、ペイアウトボタンにの操作によってスロットマシン内に貯留されたメダルを引き出す、あるいは、投入とみなさせたメダル検知によって遊技を行うなどの行為によって不正に利益を得ることができる。ゴト行為によって一部の遊技者が不正に利益を得ることは、遊技場の利益に損失が生じるばかりか、公平な遊技を行うことができないことを理由に遊技者の遊技への興味を失わせてしまうこともあり、ゴト行為を防止する機能をスロットマシンに付加することは、遊技機メーカーにとって大きな課題の1つとなっている。しかしながら、上記のような器具を用いたゴト行為に対しては万全な対策がとられていないのが実情であり、これを防止することが求められている。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、不正にメダルの投入を行うゴト行為を防止できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、メダルが投入されるメダル投入口と、前記メダル投入口に投入されたメダルを貯留する貯留タンクと、前記メダル投入口に投入されたメダルを前記貯留タンクに案内する案内通路と、光を投光する発光素子と前記発光素子の投光した光を受光する受光素子とを備え、前記受光素子が前記発光素子から投光された光を受光したか否かによって、前記案内通路をメダルが通過したことを検知する第1センサと、前記案内通路をメダルが通過したときに、転動するメダルに当接して可動する可動体と、前記可動体が可動したことを検知する第2センサと、前記案内通路をメダルが通過するたびに、前記第1センサによるメダルの検知と、前記第2センサによる可動体の検知との両方が、メダルが前記案内通路を通過する際に要する所定時間内に行われた場合に、投入されたメダルの枚数をカウントする投入枚数カウント手段とを設けたものである。なお、第1センサ及び第2センサによる検知が所定時間内に行われなかった場合には、遊技を不可能にする、あるいは、第1センサ及び第2センサの少なくともいずれか一方による検知が所定時間に達したことを報知する、メダルの払い出しを行う操作部の操作を無効にする、クレジットされたメダルの枚数を減算させていくなど適宜の処理を行うことが好ましい。
なお、前記第1センサによるメダルの検知と、前記第2センサによる可動体の検知との両方の検知が前記所定時間内に行われなかった場合に、エラー処理を行うエラー処理実行手段を設けることが好ましい。
また、前記可動体は、中心部から放射状に突出した突出部が設けられ、前記突出部が前記案内通路内に突出するように軸支された回転体であることが好ましい。
また、前記エラー処理実行手段は、前記投入枚数カウント手段によってカウントされたメダルの枚数を無効にすることが好ましい。
本発明の遊技機は、案内通路をメダルが通過するたびに、第1センサによるメダルの検知と、第2センサによる可動体の検知との両方が、メダルが前記案内通路を通過する際に要する所定時間内に行われた場合に、投入されたメダルの枚数をカウントするので、例えばLEDの点滅によって第1センサにメダルが通過したことを誤って検知させるゴト行為が行われた場合でも第2センサで可動体の検知が行われないため、不正にメダルの投入を行うゴト行為を防止できる。
また、前記第1センサによるメダルの検知と、前記第2センサによる可動体の検知との両方の検知が前記所定時間内に行われなかった場合に、エラー処理を行うエラー処理実行手段を設けたので、ゴト行為が続行して行われることを防止することが可能になり、これにより、遊技場の利益の損失が大きくなることを防止できる。
また、前記可動体は、中心部から放射状に突出した突出部が設けられ、前記突出部が前記案内通路内に突出するように軸支された回転体であるので、メダルが通過するたびにメダルが突出部に当接して回転体を回転させると同時に他の突出部を検知することによって回転体が回転したことを検出することが可能になり、これにより、確実にメダルが通過したことを検出できる。
また、前記エラー処理実行手段は、前記投入枚数カウント手段によってカウントされたメダルの枚数を無効にするので、ゴト行為によってメダルの投入が行われていることを検出した場合に、ゴト行為によって投入されたメダルを使用することを防止できる。
図1に示すように、スロットマシン10の前面には、表示窓11が設けられた前面扉12が設けられている。表示窓11の奥には、第1〜第3リール13a〜13cが回転自在に組み込まれている(図2参照)。表示窓11の下方には、1回の押下で上限の投入枚数である3枚のメダルが一度に投入されるMAXベットボタン15、1回の押下されるごとにメダルが1枚づつ投入される1ベットボタン16、回転する第1〜第3リール13a〜13cを停止させるストップボタン17a〜17c、第1〜第3リール13a〜13cの回転を開始させるスタートレバー18、クレジット(貯留)されているメダルの払い出しを行わせるペイアウトボタン19等の各種の操作ボタン、メダルを投入するメダル投入口20が設けられている。なお、上記操作ボタンの機能については周知であるため、説明を省略する。
スロットマシン10では、50枚を限度にメダルをクレジット(貯留)することが可能になっている。クレジット機能のオン/オフはペイアウトボタン19の1プッシュごとに切替えられ、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降に投入されたメダルが50枚を限度にクレジットされる。このため、遊技で使用するメダルの枚数(3枚)+クレジットの上限であるメダルの枚数(50枚)の計53枚を一度に投入することができる。クレジットされているメダルの枚数は、クレジット枚数表示器21により表示される。前面扉12の下部には、スロットマシン10で遊技を行って当選役が入賞した場合に、メダルの払い出しを行うためのメダル払出し口22、払い出されたメダルを貯留するメダル受け皿23、音楽や音声を発するスピーカ24が設けられている。
第1〜第3リール13a〜13cの外周には複数種類の図柄が一定ピッチで配列され、第1〜第3リール13a〜13cが停止した状態では、表示窓11を通して1リール当たり3個の図柄が観察可能となる。これにより、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞有効ラインが横3本、斜め2本の合計5本が設定される。遊技開始に先立ってメダル投入口20から1枚のメダルを投入したときには、中央横1本の入賞有効ラインが有効化され、2枚では横3本、3枚ではさらに斜め2本を加えた5本の入賞有効ラインが有効化される。
図2に示すように、筐体10a内には、スロットマシン10の動作を管制するメイン基板が収納された基盤ケース25、第1〜第3リール13a〜13cを一体化したリールユニット26、スロットマシン10の電源のオン/オフ及びペイアウト率の設定を行う電源ボックス27、ホッパー装置28等が設けられている。また、前面扉12の背面には、投入されたメダルを選別するメダルセレクター32、投入されたメダルの進行方向を変化させるメダル案内部材33、メダルセレクター32の一部であって後述する案内通路40を覆う通路カバー34、メダルセレクター32からメダル払出し口22にメダルを導くための払出しシュート35が設けられている。
ホッパー装置28は、上面が開放された箱形の貯留タンク28a、貯留タンク28aの前面に設けられたメダル出口28bを備えている。貯留タンク28aには、メダル投入口20から投入されたメダルが貯留される。遊技を行ってメダルの払い出しを伴う当選役が入賞した場合には、図示しないモータが駆動されて、当選役の種類に応じた枚数のメダルがメダル出口28bから払い出される。
図3に示すように、メダルセレクター32は、メダル投入口20から投入されたメダルを貯留タンク28aに案内する案内通路40、貯留タンク28aに貯留させるメダルを選別する振り分け装置41、メダルが通過したことを検知する2組の第1センサ42、案内通路40をメダルが通過したときに、転動するメダルに当接して回転する回転体(可動体)43、回転体43が回転したことを検知する第2センサ44、回転体43が逆回転したとを検知する逆転センサ45を備えている。そして、メダルセレクター32は、図3中矢印Dに示す方向に傾斜するように前面扉12に取り付けられている。
案内通路40は、メダル46の直径よりも幅が広い溝からなる。前面扉12にはメダル投入口20から投入されたメダル46をメダルセレクター32に案内する投入通路47が形成されている。メダルセレクター32は、案内通路40と投入通路47とが連通するように前面扉12に取り付けられている。メダル投入口20から投入されたメダル46は投入通路47を通過して案内通路40のメダル入口40aから案内通路40内に進入する。
案内通路40は、その断面が略L字形に屈曲するように形成されている。案内通路40に進入したメダル46は、メダル46が案内通路40内に進入した方向(図中矢印Aに示す方向)と略直交した方向(図中矢印Bに示す方向)に案内通路40内で進行方向が変化する。案内通路40を通過したメダル46はメダル出口40bからメダル案内部材33に進入し、メダル案内部材33を通過して貯留タンク28aで貯留される。
振り分け装置41は、メダル入口40aから見て案内通路40の屈曲した部分よりも下流側(図中矢印Bに示す方向にメダル46が進行する部分)で、案内通路40の上方側に設けられている。振り分け装置41は、金属製の薄い板で略T字状に形成されており、その幅が広い部分であるメダル振り分け部41aの一部が案内通路40内に進入するように取り付けられている。メダル振り分け部41aのメダル46の進行方向に沿う進入方向の端縁と案内通路40のメダル46の接触面40cとが互いに直交する距離Cは、メダル46の直径よりも小さくなるように振り分け装置41を取り付ける位置が設定されている。これにより、メダル振り分け部41aがメダル46の上部の支持することが可能となる。また、メダル振り分け部41aのメダルセレクター32の壁面32aと対面する内面と、メダルセレクター32の壁面32aとの間には、1枚のメダル46が通過可能となる隙間が形成されている。
メダル46が正規の大きさの場合は、メダル振り分け部41aによってメダル46の転動する方向が規制される。これにより、メダル46がメダル振り分け部41aとメダルセレクター32の壁面32aとの隙間を通過することが可能になってメダル46は案内通路40を通過する。メダル46が正規の大きさでない場合は、メダル振り分け部41aによってメダル46の上部が支持されずにメダル46の転動する方向が規制されない。これにより、メダル振り分け部41aによってメダル46の上部が支持されずにメダル振り分け部41aと壁面32aとの隙間を通過できないメダル46がメダル振り分け部41aの下流側へと通過することが不可能になる。そして、メダルセレクター32が傾斜するように取り付けられていることからメダル46は前面扉12の前面側から背面側に向かう方向(図中32aから矢印Dに示す方向)に落下する。落下したメダル46は、図2に示す通路カバー34とメダルセレクター32の間から払出しシュート35内に入って、メダル払出し口22からメダル受け皿23に払い出される。
また、振り分け装置41は、ソレノイド(図示せず)及びバネ(図示せず)に連結され、前面扉12の前面側から背面側に向かう方向に揺動自在に取り付けられている。そして、振り分け装置41は、ソレノイドの励磁作用とバネの復元力によって、メダル46の上部を支持してメダル46が案内通路40を通過することを可能にする通過位置と、この通過位置から退避して案内通路40からメダル46を図中矢印Dに示す方向に落下させる排出位置の間で揺動するように制御される。
そして、メダル46がクレジットされている枚数が50枚に達している場合や、遊技を行っている最中(スタートレバー18を操作して第1〜第3リール14a〜14cが回転してから、全ての第1〜第3リール14a〜14cが停止されるまでの状態)などの場合には、振り分け装置41は排出位置にセットされ、これ以外の場合は通過位置にセットされる。
図4に示すように、2組の第1センサ42はそれぞれ、第1発光体(発光素子)42aと第1受光センサ(受光素子)42bとで構成されている。第1発光体42aは通路カバー34に取り付けられており、第1受光センサ42bはメダルセレクター32の壁面32aに取り付けられている。通路カバー34がメダルセレクター32に取り付けられると、第1発光体42aと第1受光センサ42bとが対面するように、第1発光体42aと第1受光センサ42bとが配置されている。
第1発光体42aは、例えばLEDなどの発光素子からなり、第1受光センサ42aに向けて光を投光する。第1受光センサ42bは、第1発光体42aから投光された光を受光することが可能な光電センサからなり、第1受光センサ42bは、案内通路40の上方側の端部に、メダル46の進行方向(図中矢印Bに示す方向)に沿って2個並べて配置されている。
第1受光センサ42bが第1発光体42aからの光を受光している場合には、第1受光センサ42bはオンになる。これにより、メダル46が、第1受光センサ42bの前方を通過していないことが検知される。また、第1受光センサ42bが第1発光体42aからの光を受光していない場合には、第1受光センサ42bはオフとなる。これにより、案内通路40をメダル46が通過していることが検知される。
なお、2組の第1センサ42は、メダル46が案内通路40を転動する際に、両方の第1センサ42によって1枚のメダル46を同時に検知できる間隔となるように配置されており、さらに、メダル46が連続投入(複数枚のメダル46が連なって案内通路40を通過するようにメダル投入口20からメダル46が投入された状態)された場合にも、1枚のメダル46を両方の第1センサ42で同時に検知した後に、両方の第1センサ42が一度メダルの検知を終えてから次のメダル46を検知できるような位置に配置されている。
回転体43はメダルセレクター32の壁面32aに設けられた中心軸32bによって軸支されている。これにより、回転体43は中心軸32bを中心に回転自在となっている。回転体43はその中心部から放射状に突出した4つの突出部43aを備えている。突出部43aは、その先端が円弧状に形成されており、隣り合う突出部43a同士は互いに直交するように配置されている。外力が加わらない状態では、回転体43は突出部43aが鉛直方向を向くようになっており、これにより、常態では、回転体43は第2センサ44によって検知された状態となる。また、この状態では、第2センサ44で検知されている突出部43aとは反対側の突出部43aが案内通路40内に突出するようになっている。このため、案内通路40をメダル46が通過すると、転動するメダル46が案内通路40内に突出した突出部43aに当接して回転体43に外力が加わる。これにより、回転体43はメダル46に当接して図中矢印Eに示す方向に正回転する。
第2センサ44は、第2発光体44aと第2受光センサ44bとから構成されている。第2センサ44は鉛直方向に向いた突出部43aを検知することが可能な位置に配置されている。第2発光体44aは通路カバー34に取り付けられており、第2受光センサ44bはメダルセレクター32の壁面32aに取り付けられている。通路カバー34がメダルセレクター32に取り付けられると、第2発光体44aと第2受光センサ44bとが対面するように、第2発光体44aと第2受光センサ44bとは配置されている。第2発光体44aは、例えばLEDなどの発光素子からなり第2受光センサ44bに向けて光を投光する。第2受光センサ44bは、第2発光体44aから投光された光を受光することが可能な光電センサからなる。
第2受光センサ44bが第2発光体44aからの光を受光している場合には、第2受光センサ44bはオンになる。これにより、突出部43aが、第2発光体44aと第2受光センサ44bとの間に位置していないことが検知される。また、第2受光センサ44bが第2発光体44aからの光を受光していない場合には、第2受光センサ44bはオフとなる。これにより、突出部43aが、第2発光体44aと第2受光センサ44bとの間に位置していることが検知される。
2組の逆転センサ45は、第2センサ44bを挟んで水平方向に直列に並べられている。逆転センサ45も、第2センサ44と同様に第3発光体45aと第3受光センサ45bとからなる。第2センサ44で突出部43aが検知された後に、第2センサ44の左方に位置する逆転センサ45で突出部43aが検知されると、回転体43が図中矢印Eに示す方向に正回転したことが検知される。また、第2センサ44の左方に位置する逆転センサ45での検知が行われる前に、第2センサ44の右方に位置する逆転センサ45で突出部43aが検知されると、回転体43が図中矢印Eに示す方向とは反対の図中矢印Fに示す方向に逆回転したことが検知される。これにより、図中B方向とは反対の方向にメダル46が逆流してることが検出される。
ここで、図5を用いて、ゴト行為に用いられる器具の1つである器具48の例について説明する。例えば器具48はメダル投入口20に挿入することが可能な板状の部材で形成され、その先端部にはLED48a〜48cが設けられている。LED48a〜48cはそれぞれ異なるタイミングで点滅するように制御されている。器具48を用いてゴト行為を行う場合は、例えば第1受光センサ42bの下方からLED48a〜48cを移動させることによって、LED48a〜48cと第1受光センサ42bとが対面するように、器具48が案内通路40に挿入される。そして、LED48a〜48cが第1受光センサ42bと対面すると、第1受光センサ42bがLED48a〜48cの点滅する光を検知してオン/オフを繰り返すため、メダル46が案内通路40を通過したとみなすことを検知させることができる。
図6はスロットマシン10の電気的構成を示すブロック図である。スロットマシン10には、スロットマシン10の基本的な動作を制御する制御部60が設けられている。制御部60には、CPU(エラー処理実行手段)61と、CPU61が処理するプログラムが格納されたメモリ62、投入されたメダルの枚数をカウントするメダルカウンタ(投入枚数カウント手段)63、投入されたメダルの枚数を記憶するカウント枚数記憶部64、タイマー65などが設けられている。
CPU61には、第1受光センサ42b、第2受光センサ44b、第3受光センサ45bが接続されており、各センサのオン/オフを示す信号が入力される。
そして、CPU61は、第2受光センサ44bがオン→第2受光センサ44bがオフ→上流側の第1受光センサ42bがオフ→2個の第1受光センサ42bが同時にオフ→上流側の第1受光センサ42bがオン→下流側の第1受光センサ42bがオンの順で、各センサのオン/オフを示す信号が入力されたか否かを判定する。これにより、第1センサ42によるメダル45の検知と、第2センサ44による回転体43の検知との両方の検知が行われたか否かが判定される。
また、CPU61は、第2受光センサ44bがオンになったときにタイマー65を作動させる。そして、下流側の第1受光センサ42bがオンになるまでの間に、タイマー65で計時された時間が、メダル46が案内通路40を通過する際に要する所定時間内であるか否かを判定する。タイマー65で計時された時間が所定時間内の間に下流側の第1受光センサ42bがオフになった場合には、CPU61はメダルカウンタ63を作動させる。なお、前記所定時間は予め測定した時間がメモリ62のプログラムに書き込まれており、CPU61はこれを読み出して判定を行う。なお、これと同時にタイマー65の計時時間がリセットされる。
メダルカウンタ63が作動されると、メダルカウンタ63はカウント値をメダル1枚分カウントアップする。そして、メダルカウンタ63によってカウントされたメダルの枚数はカウント枚数記憶部64に入力される。なお、メダル46が連続投入された場合も同様にメダル46が1枚ずつ検出される。
カウント枚数記憶部64にはメダルカウンタ63でのカウント値が積算して書き込まれていく。カウント枚数記憶部64には、投入されたメダル46の枚数が53枚を上限に書き込まれる。CPU61は、カウント枚数記憶部64に書き込まれているメダルの枚数のうち、4枚目以降に書き込まれたメダル46の枚数をクレジット表示器21から表示させる。また、CPU61は、タイマー65で計時された時間が所定時間内に下流側の第1受光センサ42bがオンにならなかった場合には、カウント枚数記憶部64に書き込まれているメダル46の枚数をクリアすることによって、投入されたメダル46の枚数を無効にする。
さらに、CPU61は、第2受光センサ44bがオン→第2受光センサ44bの左方に位置する第3受光センサ45bがオフの順に各センサのオン/オフを示す信号が入力されたか否かを判定する。この順で信号が入力された場合には、回転体43が正回転していることを判定し、第2受光センサ44bがオン→第2受光センサ44bの右方に位置する第3受光センサ45bがオフの順で信号が入力された場合には、回転体43が逆回転していることを判定する。
スタートレバー18が押下されると、CPU61に遊技の開始を示す遊技開始信号が送信される。これに応答してCPU61はリール駆動コントローラ66を作動し、リールユニット26の第1〜第3リール13a〜13cを回転させることで遊技を開始する。遊技者がストップボタン17a〜17cを押下すると、CPU61及びリール駆動コントローラ66は第1〜第3リール13a〜13cの停止制御を行う。
ペイアウトボタン19が押下されたことを示す信号が入力されると、CPU61は、CPU61はホッパー装置48を駆動して、カウント枚数記憶部64に記憶されている枚数のメダルを払出し口22に払い出させるともに、払い出した枚数を減算する。
次に、上記構成のスロットマシンの作用について、図7のフローチャートを用いて説明を行う。メダル投入口20からメダル46を投入すると、投入されたメダル46が案内通路40に進入する。
そして、メダル46が回転体43に当接し、第2受光センサ44bがオンになると、回転体43が回転したことが検知される。このとき、逆転センサ45によって回転体が正回転したかあるいは逆回転かが判定される。逆転センサ45によって回転体43が正回転したことが判定された場合には、第1センサ42によるメダル46の検知が行われる。
また、第2受光センサ44bがオンになったときにタイマー65が作動される。そして、タイマー65で計時された時間が、メダル46が案内通路40を通過する際に要する所定時間内の間に、第2受光センサ44bがオン→第2受光センサ44bがオフ→上流側の第1受光センサ42bがオフ→2個の第1受光センサ42bが同時にオフ→上流側の第1受光センサ42bがオン→下流側の第1受光センサ42bがオンの順で各センサのオン/オフが繰り返された場合には、メダルカウンタ63が作動される。これにより、投入されたメダルの枚数がカウントされる。
メダルカウンタ63でのカウント値はカウント枚数記憶部64にメダル46の枚数が53枚を上限に書き込まれる。CPU61は、カウント枚数記憶部64に書き込まれているメダルの枚数のうち4枚目以降に書き込まれたメダル46の枚数を読み出してクレジット表示器21から表示させる。また、これと同時に、MAXベットボタン15及び1ベットボタン16の操作を有効化する。これにより、遊技を行うことが可能になる。
回転体43の逆回転が検知された場合、タイマー65で計時された時間が、メダル46が案内通路40を通過する際に要する所定時間内の間に、第2受光センサ44bがオン→第2受光センサ44bがオフ→上流側の第1受光センサ42bがオフ→2個の第1受光センサ42bが同時にオフ→上流側の第1受光センサ42bがオン→下流側の第1受光センサ42bがオンの順で各センサのオン/オフが繰り返されなかった場合には、エラー処理が行われる。エラー処理が行われると、カウント枚数記憶部64に書き込まれているメダル46の枚数をクリアされ、投入されたメダル46の枚数が無効にされる。
これにより、例えば、第1受光センサ42bの下方からLED48a〜48cを移動させることによって、LED48a〜48cと第1受光センサ42bとが対面するように、器具48が案内通路40に挿入された場合でも、第1センサ42によるメダル46の検知と第2センサ44による回転体43の回転の検知とを同期させて連続的に行うことが不可能になるため、ゴト行為によって不正にメダルの投入が行われることを防止できる。
なお、エラー処理を解除するには、所定時間が経過した後に自動的に復帰させるよりも、遊技場の従業員などの操作によって解除させることが好ましい。この場合、前面扉の施錠を解除して前面扉を開放し、筐体の内部に設けられた操作部を操作してエラー処理を解除するとよい。これにより、ゴト行為によってエラー処理が行われたか否かを確認することができる。そして、ゴト行為によってエラー処理が行われたか否かが確認されるまで、カウント枚数記憶部64に書き込まれているメダル46の枚数を記憶させておき、ゴト行為によってエラー処理を確認した場合にカウント枚数記憶部64に書き込まれているメダル46の枚数をクリアすることが好ましい。これにより、ゴト行為が行われた場合は、遊技場の損失した利益を算出できるため、遊技場が予定するの利益の算出を再び行うことができる。
また、エラー処理としては、投入されたメダル46の枚数が無効化すること以外に、例えば、タイマー65の計時時間が所定時間を越えたことを報知する、あるいは、ペイアウトボタン19の操作を無効化する、あるいは、カウント枚数記憶部64に書き込まれているメダル46の枚数を減算させるなど適宜の処理を行ってよい。
上記実施形態では、回転体43を第1センサ42の上流側に配置したが、第1センサ42の下流側に配置するなど、突出部43aが案内通路40を転動するメダル46に当接する位置であれば適宜の位置に配置してもよい。この場合、例えば図8に示すように、突出部43aが鉛直方向を向いた状態で、突出部43aが2組の第1センサ42の間に位置するように配置すれば、回転体43の検知とメダル46の検知との両方を不正に行わせるのに複雑な手順が必要になって、両方を検知させることが困難になるため、より確実にゴト行為を防止できる。さらに、上流側の第1センサ42の電気的な検知→回転体43を回転させることによる物理的な検知→下流側の第1センサ42の電気的な検知と異なる種類の検知をする必要があるため、ゴト行為の手順が複雑になり、ゴト行為を防止することができる。また、回転体43を設ける数も適宜数設けてよい。
上記実施形態では、メダルセレクター32を傾斜するように取り付けることによってメダル46を落下させてメダル受け皿23に払い出させたが、メダル46が通過する方向(図中矢印Bに示す方向)と直交する方向(前面扉12の前面側から背面側に向かう方向)に壁面32aから突出してメダル46が通過することを禁止する通過禁止部材を設けてもよい。これにより、例えばメダル振り分け部41aによる支持がなくても自重の勢いで転動する不正なメダルが投入された場合や例えばクレジットされたメダルの枚数が上限に達している場合など、メダル46の投入を禁止したいときに、投入されたメダルを落下させて確実にメダル受け皿23に払い出させることができる。また、回転体43の回転を禁止する回転規制部材を設けて、回転体43の回転を禁止することにより投入されたメダルを落下させて確実にメダル受け皿23に払い出させてもよい。これにより、回転体43を前記通過禁止部材として用いることも可能となる。
本発明のスロットマシンの外観を示す斜視図である。 スロットマシンの内部を示す斜視図である。 スロットマシンに設けられたメダルセレクターの説明図である。 メダルセレクターの縦断面図である。 メダルセレクター内にゴト行為の際に用いられる器具が挿入された状態を示す説明図である。 スロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 メダルが投入されたときの処理を行う手順を示すフローチャートである。 回転体の配置位置の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 スロットマシン
20 メダル投入口
28a 貯留タンク
32 メダルセレクター
40 案内通路
42 第1センサ
42a 第1発光体(発光素子)
42b 第1受光センサ(受光素子)
43 回転体(可動体)
44 第2センサ
44a 第2発光体
44b 第2受光センサ
45 逆転センサ
45a 第3発光体
45b 第3受光センサ
61 CPU
63 メダルカウンタ(投入枚数カウント手段)
64 カウント枚数記憶部

Claims (4)

  1. メダルが投入されるメダル投入口と、
    前記メダル投入口に投入されたメダルを貯留する貯留タンクと、
    前記メダル投入口に投入されたメダルを前記貯留タンクに案内する案内通路と、
    光を投光する発光素子と前記発光素子の投光した光を受光する受光素子とを備え、前記受光素子が前記発光素子から投光された光を受光したか否かによって、前記案内通路をメダルが通過したことを検知する第1センサと、
    前記案内通路をメダルが通過したときに、転動するメダルに当接して可動する可動体と、
    前記可動体が可動したことを検知する第2センサと、
    前記案内通路をメダルが通過するたびに、前記第1センサによるメダルの検知と、前記第2センサによる可動体の検知との両方の検知が、メダルが前記案内通路を通過する際に要する所定時間内に行われた場合に、投入されたメダルの枚数をカウントする投入枚数カウント手段とを設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1センサによるメダルの検知と、前記第2センサによる可動体の検知との両方の検知が前記所定時間内に行われなかった場合に、エラー処理を行うエラー処理実行手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記可動体は、中心部から放射状に突出した突出部が設けられ、前記突出部が前記案内通路内に突出するように軸支された回転体であることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記エラー処理実行手段は、前記投入枚数カウント手段によってカウントされたメダルの枚数を無効にすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技機。
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