JP2006014840A - メダル投入装置及びこれを用いた遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】不正にメダルの投入を行うゴト行為を防止する。
【解決手段】図6(A)に示すように、例えば、ゴト行為を行う遊技者によってメダル投入口21から器具60が挿入され、器具60の先端で突出部48bを押圧した場合、図6(B)に示すように、揺動部材48が揺動して突出部48aと壁面46aとによって器具60が挟まれる。このため、揺動部材48をさらに揺動させることができなくなり、突出部48bと壁面46aとの間に器具60を挿入するための隙間ができなくなる。これにより、器具60をメダル検知部42に到達させることができなくなり、ゴト行為によって不正にメダルの投入が行われることを防止できる。
【選択図】 図6
【解決手段】図6(A)に示すように、例えば、ゴト行為を行う遊技者によってメダル投入口21から器具60が挿入され、器具60の先端で突出部48bを押圧した場合、図6(B)に示すように、揺動部材48が揺動して突出部48aと壁面46aとによって器具60が挟まれる。このため、揺動部材48をさらに揺動させることができなくなり、突出部48bと壁面46aとの間に器具60を挿入するための隙間ができなくなる。これにより、器具60をメダル検知部42に到達させることができなくなり、ゴト行為によって不正にメダルの投入が行われることを防止できる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、メダルが不正に投入されることを防止するメダル投入装置及び遊技機に関するものである。
本明細書中では遊技機の1つとしてパチスロ機を例に挙げて説明しているため、遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはコインやパチンコ玉など他の媒体も含む。また、「メダル(遊技媒体)投入」には、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他に、クレジットされたメダルをベットボタンなどによりベットすることを含む。さらに、図柄を入賞有効ライン上に揃えた状態を入賞、入賞となる前の状態で、当選役を決定する抽選(以下、当選役抽選と称する)により当選役が抽選されている状態を内部入賞とする。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称されている。このようなスロットマシンでは、一般的にメダル投入口から1〜3枚のメダルを投入して遊技が行われる。スロットマシン内には投入されたメダルの選別を行うメダルセレクターが設けられている。メダルセレクターでメダルの選別が行われると、例えば正規なメダルとは大きさが異なるメダルや不適切なタイミングで投入されたメダルはメダル受け皿に排出される。スロットマシンのホッパー装置は、メダルを貯留する貯留タンクを備えており、メダルセレクターは、貯留タンクにメダルを案内するメダル通路及びこのメダル通路をメダルが通過したことを検知する光電センサを備えている。メダル投入口から投入されたメダルがメダル通路を通過して光電センサによって検知されると、投入されたメダルの枚数がカウントされる。
ところで、近年、正規の方法とは異なる方法によってメダルの投入を行う、いわゆる、ゴト行為が行われることがある。メダルの投入を不正に行うゴト行為を行う際に用いられる器具(以下、「ゴト器具」と称する)の1つとして、例えばメダル投入口に挿入することが可能な板状の部材に複数のLEDを直列に配置し、複数のLEDがそれぞれ異なるタイミングで点滅するように制御されるものが知られている。このゴト器具をメダル投入口から挿入してLEDを光電センサと対面させると、LEDの点滅によって光電センサにメダルが通過したことを誤って検知させることができ、これにより、実際にメダルの投入を行うことなくメダルを投入することができる。ゴト器具を用いてメダルの投入を行った遊技者は、クレジットされたメダルを引き出す、あるいは、投入したメダルによって遊技を行うなどの行為によって不正に利益を得ることができる。ゴト行為によって一部の遊技者が不正に利益を得ることは、遊技場の利益に損失が生じるばかりか、公平な遊技を行うことができないことを理由に遊技者の遊技への興味を失わせてしまうこともあり、ゴト行為を防止する機能をスロットマシンに付加することは、スロットマシンメーカーにとって大きな課題の1つとなっている。しかしながら、上記のようなゴト器具を用いたゴト行為に対しては万全な対策がとられていないのが実情であり、これを防止することが求められている。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、不正にメダルの投入を行うゴト行為を防止できるメダル投入装置及び遊技機を提供することを目的とする。
請求項1記載のメダル投入装置は、対面する互いの壁面の隙間をメダルが転動するように配置された一対の壁と、前記壁面の面方向に対して略平行で、かつ、メダルが転動する転動方向に対して略垂直な軸を中心に揺動自在となるように、一対の前記壁のうちのいずれか一方の壁側で軸着され、両端部が交互に前記壁に近づくように前記両端部を変位させるシーソー式の揺動部材とを設けるとともに、前記揺動部材の両端部に、転動するメダルの中心のよりも上方又は下方で、対面する前記壁面側に突出し、互いのピッチがメダルの直径よりも大きい一対の突出部を設け、前記揺動部材を、下流側の前記突出部が対面する前記壁面に近づくように変位するとともに、上流側の前記突出部が対面する前記壁面から離れるように変位して、上流側の前記突出部から前記壁面までのピッチがメダルの厚みよりも大きくなる第1位置と、両方の前記突出部が前記転動方向に沿って水平となり、両方の前記突出部から対面する前記壁面までピッチがメダルの厚みよりも小さくなる第2位置と、下流側の前記突出部が対面する前記壁面から離れるように変位するとともに、上流側の前記突出部が対面する前記壁面に近づくように変位して、下流側の前記突出部から前記壁面までのピッチがメダルの厚みよりも大きくなる第3位置との間で揺動するように配置し、前記揺動部材は、下流側の前記突出部が転動するメダルによって押圧されると前記第3位置から前記第2位置を経由して前記第1位置に揺動するものである。
請求項2記載のメダル投入装置は、下流側の前記突出部を対面する前記壁面側に向けて付勢する付勢部材を設けたものである。
本発明の遊技機は、請求項1又は2に記載のメダル投入装置のいずれかを備えたものである。
本発明のメダル投入装置は、揺動部材を、下流側の突出部が対面する壁面に近づくように変位するとともに、上流側の突出部が対面する壁面から離れるように変位して、上流側の突出部から壁面までのピッチがメダルの厚みよりも大きくなる第1位置と、両方の突出部が転動方向に沿って水平となり、両方の突出部から対面する壁面までピッチがメダルの厚みよりも小さくなる第2位置と、下流側の前記突出部が対面する前記壁面から離れるように変位するとともに、上流側の前記突出部が対面する前記壁面に近づくように変位して、下流側の前記突出部から前記壁面までのピッチがメダルの厚みよりも大きくなる第3位置との間で揺動するように配置し、揺動部材は、下流側の突出部が転動するメダルによって押圧されると第3位置から第2位置を経由して第1位置に揺動するので、ゴト器具が挿入された場合、上流側の突出部と壁とでゴト器具を挟みこんで揺動部材が第1位置に揺動することを不能にすることができ、ゴト器具をさらに奥深く挿入しようとしても下流側の突出部によってゴト器具の進行を阻む、あるいは、ゴト器具の進行方向を逸らすことができる。このため、メダルセレクターの光電センサの上流側にメダル投入装置を配置すれば、ゴト器具を用いて不正にメダルの投入を行うゴト行為を防止できる。
また、下流側の前記突出部を対面する前記壁面側に向けて付勢する付勢部材を設けたので、揺動部材を第3位置で保持させることが可能になり、メダルの押圧や自重によって揺動部材を第1位置から第3位置に揺動させなくてもよくなる。これにより、揺動部材の形状が複雑になることを防止できる。
図1に示すように、スロットマシン(遊技機)10は前面扉11と収納箱12とからなる筐体13を備えている。前面扉11は上扉11aと下扉11bとから構成されている。上扉11aには表示窓14が設けられている。表示窓14の奥には、第1〜第3リール15a〜15cが回転自在に組み込まれている。下扉11bには、1回の押下で上限の投入枚数である3枚のメダルが一度に投入されるMAXベットボタン16、1回の押下されるごとにメダルが1枚ずつ投入される1ベットボタン17、回転する第1〜第3リール15a〜15cを停止させるストップボタン18a〜18c、第1〜第3リール15a〜15cの回転を開始させるスタートレバー19、クレジット(貯留)されているメダルの払い出しを行わせるペイアウトボタン20等の各種の操作ボタン、メダルを投入するメダル投入口21が設けられている。なお、上記操作ボタンの機能については周知であるため、説明を省略する。下扉11bの下部には、スロットマシン10で遊技を行って当選役が入賞した場合に、メダルの払い出しを行うためのメダル払出し口22、払い出されたメダルを貯留するメダル受け皿23が設けられている。
第1〜第3リール15a〜15cの外周には複数種類の図柄が一定ピッチで配列され、第1〜第3リール15a〜15cが停止した状態では、表示窓14を通して1リール当たり3個の図柄が観察可能となる。これにより、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞有効ラインが横3本、斜め2本の合計5本が設定される。遊技開始に先立ってメダル投入口21から1枚のメダルを投入したときには、中央横1本の入賞有効ラインが有効化され、2枚では横3本、3枚ではさらに斜め2本を加えた5本の入賞有効ラインが有効化される。また、メダルは50枚を限度にクレジット(貯留)することが可能になっている。
図2に示すように、下扉11bの背面でメダル投入口21の下方には、メダル投入口21から投入されたメダルを選別するメダルセレクター32、メダルセレクター32からメダル払出し口22にメダルを導くための払出しシュート33が設けられている。また、収納箱12内の下方にはホッパー装置35が設けられている。
ホッパー装置35は、上面が開放された箱形の貯留タンク35a、貯留タンク35aの前面に設けられたメダル出口35bを備えている。貯留タンク35aには、メダル投入口20から投入されたメダルが貯留される。遊技を行ってメダルの払い出しを伴う当選役が入賞した場合には、図示しないモータが駆動されて、当選役の種類に応じた枚数のメダルがメダル出口35bからメダル払出し口22を介して払い出される。
図3に示すように、メダルセレクター32は、メダル投入口21から投入されたメダルを貯留タンク35aに案内する案内通路40、貯留タンク35aに貯留させるメダルを選別する振り分け装置41、メダルが通過したことを検知するメダル通過検知部42、本発明のメダル投入装置43を備えている。
案内通路40は、略L字形に屈曲するように形成されており、その一端のメダル入口440aに進入したメダル44は、案内通路40内に進入した方向(図中矢印Aに示す方向)と略直交した方向(図中矢印Bに示す方向)に進行方向が変化する。進行方向が変化したメダル44は図中矢印Bに示す方向に転動してメダル出口40bから貯留タンク35aに案内される。なお、案内通路40は、案内通路40と対面する通路カバー45(図2参照)によって覆われている。通路カバー45は、案内通路40を覆う位置と案内通路40を開放する位置との間で回動自在に取り付けられており、案内通路40を覆う位置に向けて図示しないバネによって付勢されている。
振り分け装置41は、メダル入口40aから見て案内通路40の屈曲した部分よりも下流側(図中矢印Bに示す方向にメダル44が進行する部分)で、案内通路40の上方側に設けられている。振り分け装置41は、メダル44が正規の大きさの場合は、メダル44の通過を許容し、メダル44が正規の大きさでない場合やメダル44が貯留されている枚数が50枚に達している場合などのときは、前面扉11の前面側から背面側に向かう方向(図中矢印Cに示す方向)に落下させる。落下したメダル44は、払出しシュート33内に入って、メダル払出し口22からメダル受け皿23に払い出される。
メダル通過検知部42は、メダル44の進行方向(図中矢印Bに示す方向)に沿って2個並べて配置されている。メダル通過検知部42は、発光体と受光センサとを二組備えており、発光体が発光した光を受光センサが受光したか否かによってメダルの通過を検出する。
メダル投入装置43は、メダル通路40を流下するメダル44と対面する壁40c及び通路カバー45に壁40cと対面して形成された壁46を備えている。壁46は、振り分け装置41とメダル通過検知部42との間で、壁40cとの間にメダル44が転動する隙間ができるように配置されている。壁40c及び壁46は略鉛直な状態に形成されており、その面方向は、互いに平行になっている。なお、壁40cを、メダル44を図中矢印C方向に落下させやすくするために、その下部が下扉11bに近づくように傾斜させてもよい。
また、メダル投入装置43は、壁40cの壁面の面方向に対して略平行で、かつ、メダル44が転動する転動方向(図中矢印Bに示す方向)に対して略垂直な軸47を中心に揺動自在なシーソー式の揺動部材48を備えている。揺動部材48は壁40c側で、転動するメダル44の中心よりも上方に位置するようにメダルセレクター32に軸着されている。揺動部材48は、振り分け装置41とメダル通過検知部42との間で、壁46の案内通路40側の壁面46aと対面するように配置されている。揺動部材48が揺動すると、両端部が交互に壁面46aに近づくように変位する。
図4(B)に示すように、揺動部材48の両端部には壁面46a側に突出する突出部48a及び突出部48bが形成されている。突出部48aはメダル44の転動方向における上流側、突出部48bは下流側に位置するように形成されている。揺動部材48は転動するメダル44の中心よりも上方に配置されているため、突出部48aも同じく上方で突出することになる。突出部48aと突出部48bとのピッチDはメダル44の直径Eよりも大きくなっている。揺動部材48の突出部48aと突出部48bとの間は壁40c側に向けて円弧状に凹むように形成されており、転動するメダル44が突出部48aと突出部48bとの間に一旦進入することが可能になっている。
そして、揺動部材48は、図4(A)に示すように、突出部48bが壁46の壁面46aに近づくように変位する(本実施形態では壁46に当接する)とともに、突出部48aが壁面46aから離れるように変位して、突出部48aから壁面46aまでのピッチFがメダル44の厚みよりも大きくなる第1位置と、図4(B)に示すように、両方の突出部48a,48bがメダル44の転動方向に沿って水平となり、両方の突出部48a,48bから壁面46aまでピッチGがメダル44の厚みHよりも小さくなる第2位置と、図4(C)に示すように、突出部48aが対面する壁面46aに当接し、突出部48bと壁面46aとのピッチIがメダル44の厚みHよりも大きくなる第3位置との間で揺動する。
壁40には、バネ(付勢部材)49が軸47(図3参照)よりも下流側に位置するように取り付けられている。バネ49は揺動部材48の壁40cと対面する面48cを壁面46側に付勢する。これにより、揺動部材48はバネ49の付勢によって第3位置で保持される。バネ49の付勢力は転動するメダル44が突出部48bを転動方向に押圧したときに、揺動部材48が図中反時計方向(図4中矢印K方向)に揺動することが可能になる力に設定されている。このため、揺動部材48は、転動するメダル44に押圧されて第3位置から第2位置を経由して第1位置に揺動する。これにより、メダル44は揺動部材44の前方を通過することが可能になる。
次に、上記構成のスロットマシン10の作用について説明を行う。図4(A)に示すように、メダル44がメダルセレクター32内に進入する前は、揺動部材48はバネ49の付勢力によって第3位置で保持されている。メダル投入口20からメダル44が投入され、メダルセレクター32内にメダル44が進入すると、メダル44はB方向に転動し、壁40cと壁46との間を通過する。このとき、先ず、メダル44は揺動部材48の突出部48bを押圧する。突出部48bが押圧されると、揺動部材48は図中時計方向(図4(A)中矢印J方向)に揺動し始める。図4(B)に示すように、転動するメダル44によって突出部48bがさらに押圧されると、揺動部材48はバネ49の付勢力に抗して第3位置から第2位置に揺動する。そして、図4(C)に示すように、揺動部材48は第1位置に揺動し、メダル44は壁40cと壁46との間を通過してメダル検知部42に向けて転動する。
ここで、図5を用いて、ゴト器具の1つである器具60の例について説明する。例えば器具60はメダル投入口21に挿入することが可能な板状の部材で形成され、その先端部にはLED60a,LED60b,LED60cが設けられている。LED60a〜60cはそれぞれ異なるタイミングで点滅するように制御されている。器具60を用いてゴト行為を行う場合は、例えばメダル通過検知部42の下方からLED60a〜60cを移動させることによって、LED60a〜60cとメダル通過検知部42とが対面するように、器具60が案内通路40に挿入される。そして、LED60a〜60cがメダル通過検知部42と対面すると、メダル通過検知部42がLED60a〜60cの点滅する光を検知してオン/オフを繰り返すため、メダル44が案内通路40を通過したことを検知させることができる。
図6(A)に示すように、例えば、ゴト行為を行う遊技者によってメダル投入口21から器具60が挿入され、器具60の先端で突出部48bを押圧した場合、図6(B)に示すように、揺動部材48が揺動して突出部48aと壁面46aとによって器具60が挟まれる。このため、揺動部材48をさらに揺動させることができなくなり、突出部48bと壁面46aとの間に器具60を挿入するための隙間ができなくなる。これにより、器具60をメダル検知部42に到達させることができなくなり、ゴト行為によって不正にメダルの投入が行われることを防止できる。
なお、壁46は突出部48a,48bの両方と対面するように設けなくてもよく、図7に示すように、壁61を突出部48aにのみ対面するように設けてもよい。この場合、メダルセレクター32に、軸47よりも上流側に位置するようにストッパーピン62を形成することが好ましい。これにより、バネ49によって揺動部材48が付勢されると、ストッパーピン62が揺動部材48の面48cに当接し、揺動部材48を第3位置で保持させることができる。壁61を突出部48aにのみ対面するように設けると、挿入された器具60は突出部48bの形状に沿って進行方向が変化するので、器具60をメダル検知部42に到達させることができなくなる。このため、ゴト行為によって不正にメダルの投入が行われることを防止できる。
上記実施形態では、壁40側に揺動部材48を設けたが、揺動部材48は壁46側に設けてもよい。この場合、例えば揺動部材をメダルセレクターのメダル通路を覆う通路カバーに設ければ、従来のメダルセレクターに変更を加えることなく、通路カバーのみを交換することによって本発明を適用できるため、揺動部材を設けることによる製造コストの低減を図ることができる。
上記実施形態では、揺動部材48をバネ49によって第3位置に付勢したが、必ずしもバネ49によって付勢しなくてもよい。この場合、揺動部材を自重によって第1位置で保たれるようにしておき、転動するメダル44によって上流側の突出部が押圧されると、揺動部材が第1位置から第2位置を経由して第3位置に揺動し、下流側の突出部が押圧されると、揺動部材が再び第1位置に復帰するように、突出部の形状や揺動部材の重量を設定すればよい。なお、突出部48a,48bの形状は上記実施形態の形状に限らず、転動するメダル44によって下流側の突出部が押圧されて揺動部材が第3位置から第2位置を経由して第1位置に揺動すれば適宜の形状にしてよい。また、揺動部材48を設ける数は適宜数設けてよく、揺動部材48を配置する位置もメダルセレクター32のメダル通路40内に限らず例えばメダル投入口とメダルセレクターの間の通路に設けるなど適宜位置に配置してよい。
なお、本発明はリール駆動タイプのスロットマシンに限らず、液晶パネルなどを用いたスロットマシンなど、メダルを用いて遊技を行う他の遊技機にも等しく適用することができる。
10 スロットマシン(遊技機)
21 メダル投入口
40c,46,61 壁
43 メダル投入装置
44 メダル
46a 壁面
48 揺動部材
48a,48b 突出部
49 バネ(付勢部材)
21 メダル投入口
40c,46,61 壁
43 メダル投入装置
44 メダル
46a 壁面
48 揺動部材
48a,48b 突出部
49 バネ(付勢部材)
Claims (3)
- 対面する互いの壁面の隙間をメダルが転動するように配置された一対の壁と、
前記壁面の面方向に対して略平行で、かつ、メダルが転動する転動方向に対して略垂直な軸を中心に揺動自在となるように、一対の前記壁のうちのいずれか一方の壁側で軸着され、両端部が交互に前記壁に近づくように前記両端部を変位させるシーソー式の揺動部材とを設けるとともに、
前記揺動部材の両端部に、転動するメダルの中心のよりも上方又は下方で、対面する前記壁面側に突出し、互いのピッチがメダルの直径よりも大きい一対の突出部を設け、
前記揺動部材を、下流側の前記突出部が対面する前記壁面に近づくように変位するとともに、上流側の前記突出部が対面する前記壁面から離れるように変位して、上流側の前記突出部から前記壁面までのピッチがメダルの厚みよりも大きくなる第1位置と、両方の前記突出部が前記転動方向に沿って水平となり、両方の前記突出部から対面する前記壁面までピッチがメダルの厚みよりも小さくなる第2位置と、下流側の前記突出部が対面する前記壁面から離れるように変位するとともに、上流側の前記突出部が対面する前記壁面に近づくように変位して、下流側の記突出部から前記壁面までのピッチがメダルの厚みよりも大きくなる第3位置との間で揺動するように配置し、
前記揺動部材は、下流側の前記突出部が転動するメダルによって押圧されると前記第3位置から前記第2位置を経由して前記第1位置に揺動することを特徴とするメダル投入装置。 - 下流側の前記突出部を対面する前記壁面側に向けて付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする請求項1記載のメダル投入装置。
- 請求項1又は2のいずれかに記載のメダル投入装置を備えたことを特徴とする遊技機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004194162A JP2006014840A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | メダル投入装置及びこれを用いた遊技機 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014013478A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Asahi Seiko Co Ltd | コインセレクタおよびコインセレクタの不正防止装置 |
JP2015005244A (ja) * | 2013-06-24 | 2015-01-08 | 旭精工株式会社 | コインセレクタおよびコインセレクタの不正防止装置 |
JP2015019752A (ja) * | 2013-07-17 | 2015-02-02 | 旭精工株式会社 | コインセレクタおよびコインセレクタの不正防止装置 |
JP2015136443A (ja) * | 2014-01-21 | 2015-07-30 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
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- 2004-06-30 JP JP2004194162A patent/JP2006014840A/ja active Pending
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
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