JP4316039B2 - ホッパー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ホッパー装置に関し、特に不正を防止しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のホッパー装置としては、メダルを払い出す毎に往復移動するカウントアームと、このカウントアームをいずれかの位置で検出可能な単独の検出手段とを備えたものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のホッパー装置では、次のような問題点があった。第1に、ホッパー装置によるメダルの払い出し作業中に、強力な電波により検出手段を攪乱し、カウントアームの動作を検出不能にすることで、メダルの払い出し枚数をカウントできなくさせて、多量のメダルを不正に払い出されてしまうことがあった。
【0004】
第2に、ホッパー装置によるメダルの払い出し作業中に、ピアノ線などを差し込んで、カウントアームを払い出し途中の状態に固定することによって、払い出されたメダルのカウントを不能にすることにより、多量のメダルを不正に払い出されてしまうことがあった。第3に、ホッパー装置によるメダルの払い出し作業中に、コネクタなどの位置で、センサ信号を他の信号や電源などとショートさせ、センサ信号の伝搬を妨害することにより、払い出されたメダルのカウントを不能にすることにより、多量のメダルを不正に払い出されてしまうことがあった。
【0005】
そこで、請求項1及び2記載のホッパー装置は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カウントアームを検出可能なアーム検出手段を一対設け、カウントアームを、その通常の動作においては、両アーム検出手段の検出結果が、相反する状態となるように形成することで、不正な手段によるメダルの払い出しを迅速に防止することのできるホッパー装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(特徴点)
本発明は、上記した目的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に示した発明の実施の形態の一例を用いて説明する。
(請求項1)
請求項1記載のホッパー装置は、メダルを払い出す毎に、第1の位置から第2の位置を介して往復移動するカウントアーム(40)と、前記カウントアーム(40)の動作を検出することにより、払い出されたメダルを計数する検出手段とを備え、前記検出手段は、前記カウントアーム(40)を、第1の位置では検出可能に形成され、第2の位置では検出不能に形成された第2のアーム検出手段(例えば第2のセンサ52)と、前記カウントアーム(40)を第1の位置では検出不能に形成され、第2の位置では検出可能に形成された第1のアーム検出手段(例えば第1のセンサ51)と、を備え、前記カウントアーム(40)は、第1のアーム検出手段(51)又は第2のアーム検出手段(52)の少なくともいずれか一方による検出が可能な範囲で移動可能に形成され、前記検出手段には、前記第1のアーム検出手段(51)が前記カウントアーム(40)を検出するとともに、前記第2のアーム検出手段(52)が前記カウントアーム(40)を検出した状態が予め定められた所定の時間を越えたこと、又は、前記第1のアーム検出手段(51)が前記カウントアーム(40)を検出していないとともに、前記第2のアーム検出手段(52)が前記カウントアーム(40)を検出していない状態が予め定められた所定の時間を越えたこと、を条件に、異常と判定する異常判定手段(60)とを備えたことを特徴とする。
【0007】
したがって、請求項1記載のホッパー装置によれば、カウントアーム(40)は、第1の位置と第2の位置との間で、往復移動する。すなわち、メダルを1枚払い出す毎に、第1の位置から第2の位置まで移動し、第2の位置に移動した後に、また元の位置である第1の位置に復帰する。そして、検出手段は、前記カウントアーム(40)の動作にもとづいて、排出されたメダルを計数する。
【0008】
そして、カウントアーム(40)が第1の位置にあるときは、第2のアーム検出手段(例えば第2のセンサ52)は、カウントアーム(40)を検出するが第1のアーム検出手段(例えば第1のセンサ51)は、カウントアーム(40)を検出しない。さらに、カウントアーム(40)が第2の位置まで移動すると、先の状態とは異なり、第2のアーム検出手段(52)は、カウントアーム(40)を検出できず、これに対して第1のアーム検出手段(51)は、カウントアーム(40)を検出する。
【0009】
したがって、カウントアーム(40)が第1の位置と第2の位置にあるのとでは、第1のアーム検出手段(51)と第2のアーム検出手段(52)の検出結果とが逆の検出状態、すなわち、第1の検出手段(51)がカウントアーム(40)を検出している状態ならば、第2の検出手段(52)はカウントアーム(40)を検出していない状態となり、逆に、第1のアーム検出手段(51)がカウントアーム(40)を検出していない状態ならば、第2の検出手段(52)がカウントアーム(40)を検出している状態となる。
【0010】
そして、異常判定手段(60)は、第1のアーム検出手段(51)の検出結果と第2のアーム検出手段(52)の検出結果が同一である状態、すなわち第1のアーム検出手段(51)でカウントアーム(40)を検出するとともに、第2のアーム検出手段(52)でカウントアームを検出している状態または第1のアーム検出手段(51)がカウントアーム(40)を検出していないとともに、第2のアーム検出手段(52)もカウントアーム(40)を検出していない状態が、所定時間を超えると、異常と判定する。
【0011】
カウントアーム(40)が第1の位置から第2の位置を介して元の位置に戻る際に、異常判定手段(60)は、前記第1のアーム検出手段(51)によるカウントアームの検出結果と第2アーム検出手段(52)によるカウントアームの検出結果とが同一である状態が予め定められた所定の時間を越えたことを条件に、異常と判定する。したがって、カウントアーム(40)が正常に移動している場合には、異常判定手段(60)によって異常と判定されることはないが、カウントアーム(40)の移動が遅かったり、あるいはいずれかの位置で止まっていた場合には、両アーム検出手段(51,52)の検出結果が同一の結果であることが、所定時間を超えるので、異常と判定されることになる。
【0012】
このため、外部から故意に、カウントアーム(40)や両アーム検出手段(51,52)を異常に動作させると、両アーム検出手段(51,52)の検出結果が同一である時間が所定時間を超えることから、不正にホッパー装置からメダルを払い出させるような不正行為を有効に防止することができる。
(請求項2)
請求項2記載のホッパー装置は、上記した請求項1記載の特徴点に加え、アーム検出手段(50)は、光センサの発光部と受光部とからなり、カウントアーム(40)は、第1の位置では、第2のアーム検出手段(52)の発光部から出た光を遮光するとともに、第1のアーム検出手段(51)の発光部から出た光を通過させて受光部に受光させる状態に位置し、第2の位置では、第2のアーム検出手段(52)の発光部から出た光を通過させて受光部に受光させるとともに第1のアーム検出手段(51)の発光部から出た光を遮光させる状態に位置するようにしたことを特徴とする。
【0013】
したがって、請求項2記載のホッパー装置によれば、カウントアーム(40)が第1の位置にあるときは、第2のアーム検出手段(52)の光センサは、発光部からの光がカウントアーム(40)によって遮光されて受光部に届かず、第1のアーム検出手段(51)の光センサは、発光部からの光が受光部へ届く。そして、カウントアーム(40)が第2の位置に移動すると、第2のアーム検出手段(52)の光センサは、発光部からの光が受光部へ届き、第1の検出手段(51)の光センサは、発光部からの光がカウントアーム(40)によって遮光され受光部へは届かない。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1〜3は、本発明の一実施の形態を示すものであり、図1はホッパー装置の一部切欠平面図、図2はカウントアームが第1の位置にあるときに要部平面図、図3はカウントアームが第2の位置にあるときの要部平面図を各々示す。
図1中、10は、ホッパー装置を示すものであり、このホッパー装置10は、スロットマシンなどのメダルを用いた遊技機の内部に収納され、例えば入賞を条件に、機内に貯留していたメダルを外部に連続的に払い出すためのものである。前記ホッパー装置10は、略平板状のベース20と、前記ベース20の中央に開口した開口部21に設けられ、時計回りに回転可能な回転板30と、前記ベース20に軸支され、前記回転板30に対して進退するカウントアーム40と、前記カウントアーム40の一端付近の前記ベース20に配置された一対のセンサ50と、前記一対のセンサ50に接続され、前記一対のセンサ50による検出結果が同一である状態が予め定められた所定の時間を越えたことを条件に、異常と判定するとともに、正常と判定した場合には、メダルを前記カウントアーム40の往復動作にもとづいて、排出されたメダルを計数する異常判定手段60とを備えている。
(ベース)
前記ベース20は、図1に示すように、平面視すると略方形状をなし、裏面側には、モータなどを収納するためのボックス(図示せず)が取り付けられている。
【0015】
また、前記ベース20は、その中央に円形状の開口部21が形成されている。この開口部21は、図1に示すように、カウントアーム40に近接した位置から、外部に連通するメダル排出口22を備えている。このメダル排出口22は、図には詳しく示さないが、一部にメダルが通過するための切り欠きを形成することで、外部と連通するようになっている。
【0016】
また、前記ベース20の上方には、図には示さないが、メダルが貯留された筒状のホッパーが取り付けられ、このホッパーに貯留されたメダルが下層から順に、ベース20側へ供給可能に形成されている。
(回転板)
前記回転板30は、図1に示すように、その中央に軸部が形成され、この軸部がボックス内に設けられたモータに接続されることで、時計回りに回転可能に形成されている。また、この回転板30は、図1に示すように、軸部から周囲方向に向かって弧状に延びた5本のアーム31・・・を有し、各アームの31・・・間には、ホッパーから供給されたメダルが1枚宛収納可能なメダル収納部32・・が各々設けられ、回転板30の全体で、合計5枚のメダルが収納可能に形成されている。
【0017】
また、前記回転板30の裏面側であってモータとの間には、図1に示すように、ベース20側に固定され、前記開口部21を覆うための背面板33が設けられている。したがって、各回転板30のメダル収納部32に収納されたメダルは、回転板30を回転させると、背面板33に支えられることで、ボックス内に落下することなく、メダル収納部32に収納された状態で、回転板30の回転方向と同一の方向に移動する。
【0018】
そして、メダル収納部32に収納されたメダルは、回転板30の回転に伴って時計回りに移動しながら、カウントアーム40付近のメダル排出口22を介してホッパー装置10から外部に排出されるように形成されている。さらに、背面板には、図には示さないが、メダルがメダル排出口22にさしかかった際に、メダルをメダル排出口22の方向へ押し出す、既存の押出手段が設けられている。この押出手段は、回転板30の回転に同調して、メダルを1枚毎、排出方向に押し出すように形成されている。
【0019】
また、回転板30の回転に伴い、排出されて空になったメダル収納部32には、前記ホッパーに貯留されたメダルが順次補給される。
(カウントアーム40)前記カウントアーム40は、図1〜3に示すように、その途中を軸部41に軸支されるとともに、一端側は、短辺の先端を反回転板30側に向けた略L字型に形成され、L字型の短辺側には、軸部41から遠い外延の一部が長辺側との交点から短辺の先端方向に向かって途中までが一部切り欠かれた切欠部42が形成されている。そして、カウントアーム40が両センサ51,52の発光部と受光部との間に位置しても、前記切欠部42の位置では、各センサ51,52の発光部から出された光が受光部へ受光されるようになっている。
【0020】
また、前記カウントアーム40の他端側には、図2,3に示すように、回転板30のメダル収納部32から排出されたメダルが当接する当接回転体43が形成されている。この当接回転体43は、メダルが当接しながら排出される際に、回転可能に形成されている。そして、カウントアーム40は、図2及び3に示すように、常時はバネなどの付勢手段によって、他端が前記ベース20に形成されたメダル排出口22を、メダルが通過不能なように狭め、カウントアーム40の短辺の先端が前記回転板30から最も遠くなる第1の位置と、メダル排出口22を、メダルが通過可能に拡開し、カウントアームの短辺の先端が回転板30に最も近くなる第2の位置との二つの位置を、軸部41を中心としてスイングするように移動可能に形成されている。
【0021】
なお、本実施の形態では、他端が前記ベース20に形成されたメダル排出口22を狭めるのが第1の位置の位置で、メダル排出口22を、メダルが通過可能に拡開するのが第2の位置であると説明したが、異なる実施の形態では、他端が前記ベース20に形成されたメダル排出口22を狭めるのが第2の位置の位置で、メダル排出口22を、メダルが通過可能に拡開するのが第1の位置であってもよい。
(一対のセンサ)
前記一対のセンサ50は、いずれも光学的にカウントアーム40を検出可能なセンサであって、例えば発光部と受光部とを備えたフォトセンサである。そして、前記発光部と受光部とは、両者間をカウントアーム40が移動可能なように配置され、カウントアーム40が移動の際に、受光部と発光部との間を遮ると、カウントアーム40が検出される。
【0022】
また、前記一対のセンサ50は、カウントアーム40の他端のスイング移動の軌道上に近接した状態でベース20側に固定され、回転板30に近い位置の第1のセンサ51と、前記第1のセンサ51よりもカウントアーム40のスイング移動の軌道上で回転板30から遠い位置のベース20に固定された第2のセンサ52から構成されている。
(第1のセンサ)
そして、回転板30に近い第1のセンサ51は、図2,3に示すように、カウントアーム40の短辺の先端が回転板30から最も遠い第1の位置にあるときには、切欠部42のために第1のセンサ51がカウントアーム40を検出することのできない位置、であるとともに、カウントアーム40が第1の位置から第2の位置に移動する間に、切欠部42以外のカウントアーム40を検出可能な位置に配置されている。
(第2のセンサ)
これに対して、第1のセンサ51よりも回転板30から遠い第2のセンサ52は、図2,3に示すように、カウントアーム40の短辺の先端が回転板30から最も遠い第1の位置にあるときには、カウントアーム40の短辺を検出可能な位置であって、カウントアーム40が第1の位置から第2の位置に移動すると、カウントアーム40の短辺を検出可能できない位置に配置されている。
【0023】
このような位置関係に、第1のセンサ51と第2のセンサ52とを配置することにより、両センサ51,52がカウントアーム40を検出している状態または検出していない状態のいずれかの状態が継続する時間が、カウントアーム40が第1の位置から第2の位置へ移動していく時間を越える場合には、カウントアーム40が正常に移動しておらず、移動中に停止してしまった場合やセンサの異常と考えられる。
(異常判定手段)
前記異常判定手段60は、図1に示すように、第1のセンサ51及び第2のセンサ52に接続され、両センサ51,52からのカウントアーム40検出信号を入力可能に形成されているとともに、両センサ51,52からカウントアーム40検出信号が出力されている状態が、予め定められた所定時間(カウントアーム40が両センサ51,52の間を検出状態で移動する時間に多少の誤差を加えた時間を越えて継続したこと、または、予め定められた所定時間経過しても、いずれのセンサからもカウントアーム40検出信号が入力されないことを条件に以上と判定する。
【0024】
また、前記異常判定手段60は、両センサ51,52からカウントアーム40検出信号が出力されている状態が、予め定められた所定時間(カウントアーム40が両センサ51,52の間を検出状態で移動する時間に多少の誤差を加えた時間を越えないことを条件に、カウントアーム40の往復動作に基づいて、排出されたメダル枚数を計数する。
(動作)つぎに、メダルの払い出し動作における、第1のセンサ51及び第2のセンサ52のカウントアーム40の検出について、図2及び図3を用いて説明する。
【0025】
まず、メダルが回転板30のメダル収納部32から外部に排出されていないときは、図2に示すように、カウントアーム40は第1の位置にある。そして、第1のセンサ51はカウントアーム40を検出できない状態にあり、第2のセンサ52はカウントアーム40を検出している状態にある。したがって、この状態では、異常判定手段60は、第2のセンサ52からのみカウントアーム40検出信号が出力されていることから、異常と判断することがない。
【0026】
そして、メダルが回転板30のメダル収納部32から排出されるときは、図3に示すように、排出されるメダルがカウントアーム40の当接回転体43に当接する。メダルがカウントアーム40の当接回転体43に当接した状態から、カウントアーム40の付勢力に抗して、更にメダルが排出されると、カウントアーム40は、軸部41を中心にして、時計回りにスイング移動して、第2の位置になる。
【0027】
カウントアーム40が第2の位置までスイング移動すると、先ほどカウントアーム40を検出できなかった、第1のセンサ51は、カウントアーム40を検出することができる。一方、第2のセンサ52は、カウントアーム40を検出している状態から、図3に示すように、カウントアーム40を検出できない状態となる。
【0028】
そして、カウントアーム40が第1の位置から第2の位置まで移動する際には、第1のセンサ51と第2のセンサ52とがカウントアーム40を同時に検出している状態が生じるが、カウントアーム40が通常のスピードで移動している場合には、カウントアーム40を同時に検出している時間が所定時間を越えることがないので、異常判定手段60は、異常と判定することがなく、排出されたメダル枚数が計数される。
(異常又は正常判定)
図4は、両センサ51,52から出力される信号の例をチャートで示したものである。
【0029】
そして、異常判定手段60を上記のように構成することにより、具体的には図4に示すような状態を、正常あるいは異常と判定することができる。図4の(1)〜(3)までは、カウントアーム40を同時に検出している時間が所定時間を超えていないか、あるいは、両センサ51,52ともカウントアーム40を検出していない時間があるが、その時間が所定時間を超えていないものとして、いずれも異常と判定されることはない。
【0030】
これに対して、(4)ピアノ線などを用いてカウントアーム40を第1の位置に固定した場合、(5)両センサ51,52の信号をショートさせた場合、(6)強力な電波を出力してセンサを攪乱した場合には、図4の(4)〜(6)に示すような信号が出力されるが、いずれも、両センサ51,52がカウントアーム40を検出している状態、あるいは両センサ51,52ともカウントアーム40を検出していない状態が所定時間を超えるものとして異常と判定することができる。
【0031】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1及び2記載のホッパー装置によれば、カウントアームを検出可能な検出手段を一対設け、カウントアームを、その通常の動作においては、両検出手段の検出結果が、相反する状態となるようにする形成することで、不正な手段によるメダルの払い出しを迅速に防止することのできるホッパー装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ホッパー装置の一部切欠平面図
【図2】 カウントアームの動作を説明するための要部平面図
【図3】 カウントアームの動作を説明するための要部平面図
【図4】 両センサから出力される信号の例を挙げたチャート図
【符号の説明】
10 ホッパー装置 20 ベース
21 開口部 22 メダル排出口
30 回転板 31 アーム
32 メダル収納部 33 背面板
40 カウントアーム 41 軸部
42 切欠部 43 当接回転体
50 センサ 51 第1のセンサ
52 第2のセンサ 60 異常判定手段
M メダル

Claims (2)

  1. ホッパータンク内に貯留されたメダルを外部に払い出すためのホッパー装置であって、メダルを払い出す毎に、第1の位置から第2の位置を介して往復移動するカウントアームと、前記カウントアームの動作を検出することにより、払い出されたメダルを計数する検出手段とを備え、
    前記検出手段は、
    前記カウントアームを、第1の位置では検出可能に形成され、第2の位置では検出不能に形成された第2のアーム検出手段と、
    前記カウントアームを第1の位置では検出不能に形成され、第2の位置では検出可能に形成された第1のアーム検出手段と、を備え、
    前記カウントアームは、
    第1のアーム検出手段又は第2のアーム検出手段の少なくともいずれか一方による検出が可能な範囲で移動可能に形成され、
    前記検出手段には、
    前記第1のアーム検出手段が前記カウントアームを検出しているとともに、前記第2のアーム検出手段が前記カウントアームを検出している状態が予め定められた所定の時間を越えたこと、又は、前記第1のアーム検出手段が前記カウントアームを検出していないとともに、前記第2のアーム検出手段が前記カウントアームを検出していない状態が予め定められた所定の時間を越えたこと、を条件に、異常と判定する異常判定手段と備え、
    たことを特徴とするホッパー装置。
  2. アーム検出手段は、光センサの発光部と受光部とからなり、カウントアームは、第1の位置では、第2のアーム検出手段の発光部から出た光を遮光するとともに、第1のアーム検出手段の発光部から出た光を通過させて受光部に受光させる状態に位置し、第2の位置では、第2のアーム検出手段の発光部から出た光を通過させて受光部に受光させるとともに第1のアーム検出手段の発光部から出た光を遮光させる状態に位置するようにしたことを特徴とする請求項1記載のホッパー装置。
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