JPS6031691A - ホッパ−型コイン払出機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は径の異なる数種類のコイン（硬貨、遊技用メダ
ルを含む）を、ホッパー内にランダムに投入するだけで
、各種類毎のコインを分類した状態で異なる通路から払
い出すことができるホッパー型コイン払出機を提供する
ことを目的とする。

本発明は上記目的を達成するため、ホッパー９内に収容
した径の異なる数種類のコインｍ、ｍ・・・を、回転式
コイン移送部１０によってコイン送出部１１に１枚づつ
移送するホッパー型コイン払出機において、前記コイン
送出部１１にコインｍの径を検知する検知手段１３を配
する一方、前記コイン送出部１１に複数のコイン通路３
１ａ、３１ｂ　・・・を接続すると共に、前記検知手段
１３の検知信号に基いて、複数のコイン通路３１ａ、３
１ｂ　・・・の内１つの通路を選択してこの通路にコイ
ンｍ゛を導く通路切換手段４８を配設したことを特徴と
する。　− 以下本発明を図面に示す実施例に基き具体的に説明する
。

１は機台で、この機台１には枢軸２を用いてモータ支持
板３を取付けている。このモータ支持板３はアシヤスト
ス゛クリユー機構４によって機台１に対する取付角度を
調整される。モータ支持板３の背面には、モータ５及び
減速機構６からなる回転駆動装置７を皿ビス８．８・・
を用いて固定している。モータ支持板３の前面には、ハ
ウジングプレート１４を螺孔付ボルト１５．１５．１５
を用いて固定し、更にその前方には径の異なる数種類の
コインｍ、ｍ・・・を収容するボンパー９をビス１６．
１６．１６を用いて取付けている。

前記ハウジングプレート１４の前面中央には、その中央
を袂ってなる円形凹部１７を設けている。この円形凹部
１７内にはコインｍＳｍ・・・をコイン送出部１１に移
送する羽根付きロータ１９と、この羽根付きロータ１９
の羽根２０．２０．２０間に形成されるコイン保持空間
２Ｌ　２１．２１へコインｍを取り入れる孔空きディス
ク２２とを配し、回転式コイン移送部１０を構成してい
る。羽根付きロータ１９及び孔空きディスク２２は回転
駆動装置７の断面半円形の回転軸２３に嵌係合し、回転
軸２３の右回り方向の回転に伴って一体回動する。

尚、２４はハウジングプレート１４の円形凹部１７内に
配した滑り軸受片で羽根付きロータ１９を回転自在に支
承している。

ハウジングプレート１４の上部中央に設けた孔２５には
皿頭付枢軸２６が貫通している。この皿頭付枢軸２６は
ナツト２７により固定され、その先端にガイド爪付き揺
動片２８を枢支している。このガイド爪付き揺動片２８
は引張りバネ２９で左回り方向に付勢されている。ガイ
ド爪付き揺動片２８は折り曲げられ、その左端のガイド
爪部３０は前方に突出し、前記コイン保持空間２１と同
一平面上に位置する。このガイド爪部３０は鎌先形状に
形成されているので、コインｍをコイン送出部１１に向
はスムースに案内することができる。前記羽根付きロー
タ１９が右回り方向に回転し、その羽根２０が前記ガイ
ド爪部３０に当接しつつ、これを押しのけるとガイド爪
付き揺動片２８は右回り方向に揺動し、次いで羽根２０
が通過すると前記引張りバネ２９によって元の位置に復
帰回動する。

前記コイン送出部１１はハウジングプレート１４の一側
部を切り欠いて形成したコイン送出口１８と、これに接
続するコイン送出通路３１によって構成されている。コ
イン送出口１８より送出されたコインｍはコイ”ン送出
通路３１上をガイド壁３２にガイドされて移動する。又
コイン送出口１８付近のコイン送出部１１には後述のカ
ウンタ一部材１２及び検知手段１３を支持する支持枠板
３３をビス３４．３４を用いてハウジングプレート１４
及びモータ支持板３に固定している。

カウンタ一部材１２は回動軸３５、回動軸３５の一端に
固定して取付けられ先端にローラ３６を有する揺動板３
７、及び回動軸３５の他端に固定して取付けられた扇形
遮蔽板３８とから構成される。このカウンタ一部材１２
は前記支持枠板３３に揺動自在に支持され、引張りバネ
３９によって左回り方向に付勢されている。４０は支持
枠板３３に突設したストッパーで、第３図に示す如くカ
ウンタ一部材１２のローラ３６が鉛直方向下方に在ると
きを定位置とし、これ以上左回り方向に回動するのを阻
止している。

前記カウンタ一部材１２の揺動量は複数個の光電センサ
ー４３ａ　、４３ｂ　・・・を備えた検知手段１３によ
って検知される。この検知手段１３は前記扇形遮蔽板３
８の周辺部の両側面を覆う１対の側板４１．４２を備え
、一方の側板４１に発光ダイオードを他方の側板４２に
フォトダイオードを取付けて前記光電センサー４３ａ　
、４３ｂ　・・・を構成している。本実施例の検知手段
１３は２個の光電センサー４３ａ　、４３ｂを備え、例
えば前記カウンタ一部材１２の揺動量が小のときは、図
の左端に位置する第１の光電センサー４３ａのみが前記
扇形遮蔽板３８によって遮光され、揺動量が大のときは
第１及び第２の光電センサー４３ａ　、４３ｂが遮光さ
れるように構成している。

前記検知手段１３によると、第１乃至第２の光電センサ
ー４３ａ　、　４３ｂのうち両組の光電センサーが、遮
光されるかによって、カウンタ一部材１２の揺動量をデ
ジタル的に検知すると同時に、第１の光電センサー４３
ａの遮光によってコインｍの通過（カウント作用）を検
知することができる。これらの検知信号Ｐはマイクロコ
ンピュータなどからなる制御部４５に送られ、次いでデ
ィスプレー４７上に、所定の数値が表示される。例えば
大小２種類の径の異なるコインにつき、夫々のコインｍ
がカウンタ一部材１２を何枚通過したかをディスプレー
４７上に表示することができる。又コインｍの径、コイ
ンｍの種類、コインｍの金額、カウンタ一部材１２の揺
動量には一定の関係があるので、カウンタ一部材１２を
通過したコインｍの枚数及び総金額、或いは総金額をデ
ィスプレー４７上に表示するように前記制御部４５を構
成することも容易である。

前記コイン送出部１１のコイン送出通路３１には２つの
コイン通路３１ａ、３１ｂを接続している。

第１のコイン通路３１ａは前記コイン送出通路３１の延
長線−ヒにあり、第２のコイン通路３１ｂは前記コイン
送出通路３１の底面に設けた落下孔５０を上端としてこ
こより真下に延びている。この落下孔５０は、ソレノイ
ド５１によって揺動せしめられる開閉部材４９によって
開閉される。又このソレノイド５１は前記検知手段１３
の制御部４５からの信号ｑに基き作動し、前記検知手段
１３により大径のコインｍがコイン送出部１１を通過し
たことが検知されると、前記開閉部材４９を開くように
作動する。他方、小径のコインｍが通過した場合には開
閉部材４９は閉じる。

次に上記構成のホッパー型コイン払出機の作用を説明す
る。回転駆動装置７の回転軸２３の回転に伴い、孔空き
ディスク２２及び羽根付きロータ１９は右回り方向に回
転する。この回転によりホッパー９内のコインｍは前記
コイン保持空間２１に１枚づつ取り入れられ、コイン送
出部１１に向は移送される。

前記羽根付きロータ１９によって送られてきたコインｍ
は、第３図に示す如くガイド爪部３０に当接し、進行方
向を変えてコイン送出部１１に送り出される。送り出さ
れたコインｍは第４図に示す如くカウンタ一部材１２の
ローラ３６に当接し、そのコインｍの径に応じた量だけ
、カウンタ一部材１２を揺動させた後、そこを通過する
。このとき前述の如く、カウンタ一部材１２を通過する
コインｍがカウントされると同時にその種類が検知手段
１３によって検知される。

そして、検知手段１３により大径のコインｍがコイン送
出部１１を通過したことが検知されると、前記開閉部材
４９は開き、そのコインｍは落下孔５０を経て第２のコ
イン通路３１ｂに落下し、この第２のコイン通路３１ｂ
より外部に払い出される（第５図）。他方、検知手段１
３により小径のコインｍがコイン送出部１１を通過した
ことが検知されると、前記開閉部材４９は閉じ、そのコ
インｍは第１のコイン通路３１ａより外部に払い出され
る（第４図）。

第６図に示す本発明の他の実施例は、コイン送出部１１
に４本のコイン通路３１ａ　、　３１ｂ　、　３１ｃ、
３１ｄを接続し、４種類の径の異なるコインｍを選別し
、これらを定められたコイン通路３１ａ、３１ｂ　、　
３１ｃ　、　３１ｄに導けるように構成している。図示
しないが前記検知手段１３は４種類の径の異なるコイン
ｍを検知できるように構成されている。本実施例も上記
実施例と同様コイン送出部１１のコイン送出通路３１の
延長線上にある第１のコイン通路３１ａと、コイン送出
通路３１の底面に設けた落下孔５０．５０．５０を上端
としてここより真下に延びる第２、第３及び第４のコイ
ン通路３１ｂ、　３１ｃ、３１ｄとを有し、且つ各落下
孔５０．５０．５０にはこれを開閉する開閉部材４９．
４９．４９を配している。又これら開閉部材４９．４９
．４９は前記検知手段１３からの信号ｑによって制御さ
れるソレノイド５１．５１．５１によって開閉動せしめ
られる。そして、コイン送出部１１に最大径のコインｍ
が通過すると、第４のコイン通路３１ｄが開き、ここよ
りコインｍが外部に払い出される。同様に第２番目に大
きな径のコインｍの場合は第３のコイン通路３１ｃ１第
３番目に大きな径のコインｍの場合は第２のコイン通路
３１ｂ１最小径のコインｍの場合は第１のコイン通路３
１ａよりコインｍが外部に払い出される。尚５８．５８
．５８は前記開閉部材４９．４９．４９の上端に設けた
ガイド片で、開閉部材４９が閉動作するとき、コイン送
出通路３１内に入り込み、コインｍを落下孔５０に導く
作用をする。

本発明は上述の如く、コイン送出部１１にコインｍの径
を検知する検知手段１３を配することを第１の特徴とす
る。上記実施例では前記検知手段１３としてカウンタ一
部材１２及び光電センサー４３ａ　、４３ｂ　・・・を
利用しているが、この配置場所、その個数は上記実施例
のものに限定されるものではなく、ホッパー９内に投入
されるコインｍの種類数により決定すれば良い。更に前
記検知手段１３として光電センサー４３ａ　、４３ｂ　
・・・の外、リミットスイッチやバリコンなど他種のセ
ンサーを利用してもよい。

又本発明は上述の如く、コイン送出部１１に複数のコイ
ン通路３１ａ　、３１ｂ　・・・を接続すると共に、前
記検知手段１３の検知信号に基いて、複数のコイン通路
３１ａ　、　３１ｂ　・・・の内１つの通路を選択して
この通路にコインｍを導く通路切換手段４８を配設した
ことを第２の特徴とする。

上記実施例ではソレノイド５１によって開閉動される開
閉部材４９と落下孔５０とを組み合わせて通路切換手段
４８を構成しているが、この通路切換手段４８の態様は
これに限定されないことは言うまでもない。

又ホッパー型コイン払出機として−り記実施例において
はガイド爪付き揺動片２８を有するものを採用している
が、これに限定されるものではなく回転式コイン移送部
１０を有する種々のホッパー型コイン払出機に本発明を
実施することができる。

本発明は上記構成を有するので、径の異なる数種類のコ
インを、ホッパー内にランダムに投入するだけで、各種
類毎のコインを分類した状態で異なる通路から払い出す
ことができるホッパー型コイン払出機を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の縦断側面図、第２図はその主
要構成部品を分解して示す斜視図、第３図乃至第５図は
本発明の作用を示す概略図、第６図は本発明の他の実施
例を示す概略図である。 ９−−−一−−−−−−−ホッパー ｏｆ−−−−−−−−−−・回転式コイン移送部１１−
・・・−・−コイン送出部 １３−−−−−−−−−−−一検知手段４８−−−−−
−−−−一通路切換手段代理人　弁理士　石　原　勝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｆｉｌ　ホッパー内に収容した径の異なる数種類のコイ
   ンを、回転式コイン移送部によってコイン送出部に１枚
   づつ移送するホッパー型コイン払出機において、前記コ
   イン送出部にコインの径を検知する検知手段を配する一
   方、前記コイン送出部に複数のコイン通路を接続すると
   共に、前記検知手段の検知信号に基いて、複数のコイン
   通路の内１つの通路を選択してこの通路にコインを導く
   通路切換手段を配設したことを特徴とするホッパー型コ
   イン払出機。