JP4397232B2 - コイン送出装置 - Google Patents

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本発明は、コインを連続的に送り出すコイン送出装置に係り、特にコインの送り出しを検出する検出手段の誤検出を防止するコイン送出装置に関する。
貯蔵されたコインは、スロットマシーンの遊技状態によってコイン送出装置から払い出される必要があり、スロットマシーンの制御基板からそれらの信号がコイン送出装置に送られる。この信号を受け取ったコイン送出装置は、ホッパーバケット内のコインを送り出すディスクを回転させるモータの起動を促し、ディスクの回転によってコインが払い出し方向へ送り出される。送り出されたコインは、可動ローラが回動可能に固設されたカウンターアームを揺動させて、一枚ずつコイン払出口からコイン送出装置外へ払い出される。このとき、カウンターアームには、その揺動を検出するためのフォトセンサーが隣接して設置されており、一回ずつ揺動を検出して払い出されたコイン枚数を計数することができるようになっている。ところで、カウンターアームの揺動に際しては、コイン非払出時のカウンターアームの原位置である待機位置で接している箇所に弾性材料からなるストッパーを衝撃力の緩和のために設ける必要がある。例えば、特許文献1に関しては、ストッパーの弾性材料に弾力性のあるゴムが使用されていた。
特開平9−319908号
しかしながら、上記した従来のコイン送出装置では、待機位置へ戻ろうとしたカウンターアームがストッパーに接触した際、カウンターアームはストッパーからの反発力を受けて微小な跳動を起こしてしまい、検出手段であるフォトセンサーはそのカウンターアームの跳動を誤検出して実際にコインを排出した数と検出手段の検出数との差異が出てしまうという問題があった。
また、ストッパーの配置位置は、カウンターアームのストッパー接触時の微小な跳動を考慮して精密な調整が必要で、例えば百分の五ミリ以内という大変緻密なものであるため精度管理が大変煩雑であるという問題もあった。
本発明は上記課題を解決したもので、実際に排出されたコイン数と検出手段により検出したコイン数とが差異がなく、厳密な精度管理をしなくても検出手段が誤検出をすることがないコイン送出装置を提供する。
上記技術的課題を解決するために、本発明の請求項1において講じた技術的手段(以下、第1の技術的手段と称する。)は、バケットの底部に設けられ、コインを収容可能なプレートと、該プレートの前記コインが収容される上面側に回転自在に支持され、前記コインを順次コイン出口へ案内するコイン送出円盤と、前記プレートの前記上面側の前記コイン出口に一端部が突出され、前記コイン送出円盤によって順次コイン出口に案内される前記コインにより、コイン払出部を開く方向に動作させられる可動ローラと、前記プレートの下面側に設けられたベース部材に回動自在に支持され、前記可動ローラの他端部が枢軸より離間した位置に一体作動可能に設けられるとともに前記可動ローラの動作方向と逆方向の待機位置に向かって付勢されたカウンターアームと、前記可動ローラの動作から前記カウンターアームに発生する揺動を検出する検出手段とを有するコイン送出装置において、前記カウンターアームは、前記検出部材によりその通過が検出される先端部が形成されており、前記ベース部材における前記カウンターアームの待機位置に低反発性のストッパーが備えられ、該ストッパーは、直方体状に形成されており、前記可動ローラにより動作された前記カウンターアームの前記先端部は、前記待機位置において、前記ストッパーの長辺部に接触することを特徴とするコイン送出装置である。
本発明のコイン送出装置は、カウンターアームの位置決めをするストッパーを低反発部材にすることにより、カウンターアームがストッパーと接触時に生じる衝撃力を吸収して跳動無くカウンターアームを待機位置に静止させることができるため、検出手段が誤検出してしまうカウンターアームの不要な跳動を確実に防止する効果を有する。
さらに、カウンターアームの不要な跳動を確実に防止されたことにより、ストッパーの位置を厳密に精度管理する必要がなくなり、製作の煩雑さを低減する効果も有する。
以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明する。
図1は本発明のコイン送出装置の後方斜視図である。図2は本発明のコイン送出装置の分解図である。図3(A)乃至(D)は本発明のコイン送出装置の主要部の拡大図である。図4(A)及び(B)は本発明のコイン送出装置のコイン払出検出の作動図である。まず、本発明のコイン送出装置の構成及びその作用について説明する。
図1に示される本発明のコイン送出装置100は、遊技機(図示しない)内の下端部に収容、設置されている。詳細にはコイン送出装置100は、図2に示されるように、遊技機を遊技するときに必要な遊技媒体である円形板状のコイン10(図3)を貯蔵し、上端が広がるように開口した断面略台形状のホッパーバケット110と、コイン10が送り出されるために一時的に収容されるコイン収容部120と、コイン10の払い出しと該コイン10の払い出しを検出するコイン払出兼払出検出部130と、樹脂製あるいは金属製の基台140と、コイン収容部120の駆動源でありコイン収容部120下端面にボルトなどで固定され、ギアボックスなどの減速器を備えたモータ150とにより構成される。
コイン収容部120は、ホッパーバケット110が螺子などにより固定可能なプレート123と、略円状の溝部123bに摺動可能に嵌合され、上面内周部から回転軸心方向すなわち上方へコーン状に突き出した円盤形状のディスク121とにより構成される。
ディスク121は、ディスク121の回転中心に軸孔部121cと、軸孔部121cを中心として一定角度間隔で複数配置され、コイン10を表側(ホッパーバケット110側)から裏側(プレート123側)へ落とし込むための略円形状の孔部121aと、孔部121aから裏側に落ちたコイン10をプレート123との間で回転駆動させるために、そのコイン10に当接しコイン10を周方向に且つ外周方向へ向かうように放射状の爪が隣り合う孔部121a間に伸びたウィング121b(図3)とがそれぞれ設けられている。
プレート123は、前記溝部123bの中心に孔部123cが設けられ、この孔部123cには、ディスク121の軸孔部121cと連結するモータ150の回転軸が挿通される。また、略円状の溝部123bを構成している壁部の一部は、切り欠かれてコイン払出部136が構成されるとともにコイン出口123a(図1)へと通ずるようになっている。なお、ディスク121とプレート123との間には、ワッシャーなどの座金が配置され回転に伴う抵抗を極力避けるようにしている。
プレート123の溝部123bが設けられた側の反対面側に配置されるコイン払出兼払出検出部130は、図4に示されるように、プレート123に固設されたベース部材131と、ベース部材131内に任意の一点で揺動可能に軸支された正面略L字形状のカウンターアーム132と、ベース部材131に軸支された固定ローラ133と、カウンターアーム132を待機位置に静止させるストッパー134と、カウンターアーム132の移動を検出する検出手段135とより構成される。特に、図2で固定ローラ133と可動ローラ132aとは、プレート123上のコイン払出部136にプレート123を挿通して突き出されている。
ベース部材131は、薄板状の鉄板でプレス形成され、カウンターアーム132の揺動軸を中心として空けられた略円弧状の長孔部131aと、ストッパー134が取りつけられる曲げ部131bとが設けられている。
カウンターアーム132は、ベース部材131の長孔部131aに挿通してプレート123側へ突き出た回動可能に軸支された可動ローラ132aと、ストッパー134に待機位置で接触する先端部132bとにより構成され、一端をベース部材131に固定されたスプリング137の他端が固定されて待機位置に戻す方向に付勢させている。
ストッパー134は、曲げ部131bに低反発部材を被覆することによって形成され、例えば低反発部材の材質としては、ダイポルギー衝撃吸収ゴムなどの低反発性ゴムを用いることが望ましい。ところで、通常の弾性部材でストッパーが構成されていたものとは異なり、跳動を考慮した厳密な寸法精度(例えば、百分の五ミリ以内)を要求されないため、曲げ部131bの成形は、従来必要とされていた切削加工は必要ではなく、プレスで成形するだけでよい。
検出手段135としては、発光素子の光が遮光されることにより変化する受光素子の出力をとらえるフォトセンサーなどを用いるのが望ましい。
次に、本発明の作動について、図3(A)乃至(D)に示されるコイン払い出しの際の作動状態を各ステップ毎に図面に基づいて説明する。
図3(A)において、ホッパーバケット110に貯蔵されているコイン10は、モータ150により矢印θ(シータ)方向に回動するディスク121と接触して孔121a内に落ちていく。
孔121a内に落ちたコイン10は、図3(B)に示されるように、ウィング121bに当接しディスク121の回動によりディスク121の周方向に且つ外周方向へ向かう。
続いて、図3(C)に示されるように、コイン10は、コイン払出部136へ誘導されディスク121のウィング121bからの押し出す力を受けて、コイン払出部136を開く方向、つまり、図4でスプリング137の付勢力に対向して可動ローラ132aを固定ローラ133と離れる方向へ移動させる。
そして、図3(D)及び図4(B)に示されるように、更にウィング121bにより押し出されたコイン10は、可動ローラ132aと固定ローラ133との中心を結んだ線よりもコイン10の中心が越えたところに移動することにより、可動ローラ132aがスプリング137より受けている付勢力でコイン出口123aへ弾き出され、コイン出口123aからコイン送出装置100外へ払い出される。ここで、コイン10が払い出されると、コイン10を弾き出した可動ローラ132aは、スプリング137の付勢力でカウンターアーム132の先端部132bがストッパー134に接触し静止するところまで戻される。なお、カウンターアーム132が揺動したとき、検出手段135は、先端部132bが待機位置から移動したことを検出して、先端部132bが再度待機位置に戻ってきたことを検出することにより、コイン10を払い出したことを示す信号を送り出す。
このようにして、カウンターアーム132が、コイン10が送り出される毎に揺動させられて検出手段135により払い出されるコイン10の計数を行えるようになっている。
本発明のコイン送出装置の後方斜視図である。 本発明のコイン送出装置の分解図である。 本発明のコイン送出装置の主要部の拡大図である。 本発明のコイン送出装置のコイン払出検出の作動図である。
符号の説明
10…コイン
100…コイン送出装置
120…コイン収容部
121…ディスク
121b…ウィング
130…コイン払出兼払出検出部
132…カウンターアーム
132a…可動ローラ
134…ストッパー
135…検出手段
136…コイン払出部

Claims (1)

  1. バケットの底部に設けられ、コインを収容可能なプレートと、該プレートの前記コインが収容される上面側に回転自在に支持され、前記コインを順次コイン出口へ案内するコイン送出円盤と、前記プレートの前記上面側の前記コイン出口に一端部が突出され、前記コイン送出円盤によって順次コイン出口に案内される前記コインにより、コイン払出部を開く方向に動作させられる可動ローラと、前記プレートの下面側に設けられたベース部材に回動自在に支持され、前記可動ローラの他端部が枢軸より離間した位置に一体作動可能に設けられるとともに前記可動ローラの動作方向と逆方向の待機位置に向かって付勢されたカウンターアームと、前記可動ローラの動作から前記カウンターアームに発生する揺動を検出する検出手段とを有するコイン送出装置において、前記カウンターアームは、前記検出部材によりその通過が検出される先端部が形成されており、前記ベース部材における前記カウンターアームの待機位置に低反発性のストッパーが備えられ、該ストッパーは、直方体状に形成されており、前記可動ローラにより動作された前記カウンターアームの前記先端部は、前記待機位置において、前記ストッパーの長辺部に接触することを特徴とするコイン送出装置。
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