JP2003010389A - スロット用メダルセンサ - Google Patents

スロット用メダルセンサ

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JP2003010389A JP2001195786A JP2001195786A JP2003010389A JP 2003010389 A JP2003010389 A JP 2003010389A JP 2001195786 A JP2001195786 A JP 2001195786A JP 2001195786 A JP2001195786 A JP 2001195786A JP 2003010389 A JP2003010389 A JP 2003010389A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より多くの機種のパチスロ遊技機に共通に用
いることのできる汎用性のあるスロット用メダルセンサ
を提供する。 【解決手段】 パチスロ遊技機のホッパー出口16に後
付けで取り付けるスロット用メダルセンサ20におい
て、上記ホッパー出口16を囲む大きさのコ字状の形を
した基板21を用い、その両アーム21a、21bの内
側縁部の互いに対向した部位に素子取付用の凹部22を
設け、この一方の凹部22内に発光素子23aを嵌め込
み、他方の凹部22内に受光素子23bを嵌め込んだ構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチスロ遊技機の
ホッパー出口に後付けで取り付けるスロット用メダルセ
ンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチスロ遊技機には、前面扉を
開けたとき店員が手動で操作しうる強制払い出しスイッ
チを筐体本体部内に設けている。この強制払い出しスイ
ッチは強制的にホッパー(メダル払出機)内のメダルを
排出させる場合に操作するスイッチであり、この強制払
い出しスイッチがONされると、そのON期間中はメダ
ル排出機構が作動し、メダルの払い出しを続ける。この
払い出しは前面扉の内側に設けたシュートを経て、前面
扉のメダル排出口からメダル受け皿に排出される。
【0003】しかし、このような強制払い出しスイッチ
は、不正に多量のメダルを獲得する目的で、外部から操
作しようとする不正行為の標的とされやすい。例えば、
細長いプラスチック板等の不正部材を上記前面扉のメダ
ル排出口から差し込んで操作する等の不正行為が行われ
やすい。
【0004】そこで、この問題の解決策の一つとして、
ホッパー出口から排出されるメダルを検出するスロット
用メダルセンサを設け、正常でないタイミングで多量に
メダルが排出される場合には、外部から差し込まれたプ
ラスチック板等により強制払い出しスイッチが不正に操
作された異常状態であると判断し、その旨の警報を発す
るようにすることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パチス
ロ遊技機のホッパー出口に後付けでスロット用メダルセ
ンサを取り付けようとした場合、その取り付け場所が非
常に制約を受ける。例えば、ホッパー出口付近の空間
は、各メーカー、ひいては、各機種毎にその大きさが異
なっている。また、ホッパー出口付近の空間がごく僅か
な機種もあり、このような機種では、センサを取り付け
る際に当接箇所を削らなければならない。
【0006】また、シングルビームで検出する構成とし
た場合、検出位置が機種毎に異なるため、やはり汎用性
に欠ける。すなわち、検出位置が一つである結果、位置
決めすべき位置も一つであり、選択的取り付けができな
い。さらに、外乱光に弱くメダルを誤検出してしまう虞
がある。また、受光素子の表面に埃等が蓄積してしまう
と、メダルの検出感度それ自体が低下してしまう等の不
都合もある。
【0007】一方、これらの機種専用のスロット用メダ
ルセンサを個別に作製することは、幾種類ものスロット
用メダルセンサを用意する必要があり不経済である。こ
のため、より多くの機種に共通に取り付けて使用できる
汎用性のあるスロット用メダルセンサの提供が要望され
ている。
【0008】そこで、本発明は、上記課題を解決し、よ
り多くの機種のパチスロ遊技機に共通に用いることので
きる汎用性のあるスロット用メダルセンサを提供しよう
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためなされたもので、請求項1に記載のものは、
パチスロ遊技機のホッパー出口に後付けで取り付けるス
ロット用メダルセンサにおいて、上記ホッパー出口を囲
む大きさの空部を両アームの内側に形成したコ字状の形
をした基板を用い、その両アームの内側縁部の互いに対
向した部位に、アームの厚味方向に貫通した素子取付用
の凹部を対にして設け、この対の一方の凹部内に発光素
子を嵌め込み、他方の凹部内に受光素子を嵌め込んだこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2に記載のものは、請求項1に記載
のスロット用メダルセンサにおいて、素子取付用の凹部
を前記アームの延出方向に3対並べて設け、これら凹部
のうちの中央の凹部に第1の発光素子及び受光素子を嵌
め込み、残りのいずれかの凹部に、第2の発光素子及び
受光素子を嵌め込んだことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載のものは、請求項2に記載
のスロット用メダルセンサにおいて、前記第1の発光素
子及び受光素子と第2の発光素子及び受光素子の前記ア
ームに対する取り付け位置を、その発光素子から発せら
れる光ビームの向きが互いに逆になるようにしたことを
特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。図1に示すパチスロ遊技機1は、遊
技者側となる前面が開口して後面が閉塞された箱状の筐
体本体部3(図2)と、ヒンジ機構(図示せず)により
左右の一側部が筐体本体部3の一側部に軸着された前面
扉2(図3)とを備え、前面扉2により筐体本体部3の
開口面を開閉可能としている。
【0013】図2に示すように、筐体本体部3内の上下
略中央には棚板4を水平方向に架設して、空部を上下に
分割している。そして、この棚板4よりも上側の上側空
部5には、変動表示ユニット6や遊技制御装置7等が設
置され、また棚板4よりも下側の下側空部8はメダルを
排出するホッパー(メダル払出機)9や電源ユニット1
0等が設置されている。
【0014】上側空部5に配設される変動表示ユニット
6は、図中左側の第1リール11と、左右中央の第2リ
ール12と、右側の第3リール13と、これらの各リー
ル11〜13を個別に回転制御するリール駆動部(図示
せず)とから構成されている。各リール11〜13は、
周面が縦方向になるよう配置され、この周面には複数の
可変表示図柄が記されている。従って、リール11〜1
3を回転させると可変表示図柄を縦方向にスクロールさ
せることができ、リール11〜13の回転を停止させる
と可変表示図柄のスクロールを停止させることができ
る。
【0015】パチスロ遊技機1における前面には、図1
に示すように、前面側の高さ方向のほぼ中央に設けた操
作部30と、この操作部30の上方に設けた可変表示窓
31と、前面下部に設けたメダル受け皿32とを備えて
いる。
【0016】可変表示窓31は、縦に少し長い矩形状を
しており、変動表示ユニット6の各リール11〜13を
遊技者から視認させるための透明部材(ガラス板や樹脂
板等)が取り付けられている。
【0017】操作部30は、スタートレバー33、第1
リール11に対応した押し釦式の第1リール停止ボタン
34、第2リール12に対応した押し釦式の第2リール
停止ボタン35、第3リール13に対応した押し釦式の
第3リール停止ボタン36、メダルを投入するためのメ
ダル投入部37、クレジットを「1」消費してベットラ
インを設定する1ベットボタン38、及び、クレジット
を消費して最大数までベットラインを設定するMAXベ
ットボタン39等から構成されている。
【0018】メダル受け皿32は、ホッパー9から排出
されたメダルを貯留する貯留受部であり、上面が開放し
た凹部により構成されている。そして、このメダル受け
皿32とホッパー出口16(図2)とは、前面扉2の閉
状態において、シュート27(図3)及びメダル排出口
40を通じて連通している。
【0019】上記のホッパー9は、メダル或いは遊技コ
インと呼ばれている遊技媒体の払い出し装置の一種であ
り、略漏斗状のメダル貯留部14と、メダル貯留部14
の底部に設けられて該底部のメダルを1枚ずつ排出する
排出機構15とから構成されている。この排出機構15
は、この例では、図面には示していないが、1枚のメダ
ルを嵌合可能な溝を周方向に複数形成した円盤状の排出
板と、この排出板を回転駆動する減速機付モータとから
構成され、排出板を回転させることで溝に嵌合したメダ
ルをホッパー出口16から排出する。なお、メダルは、
代表的なものは直径25ミリの金属製円板である。
【0020】17はこのホッパー9を構成するメダル貯
留部14と排出機構15の支持フレームである。上記排
出機構15の円盤状の排出板はこの支持フレーム17に
より斜めに支持され、従って、この排出機構15がメダ
ルを1枚ずつ排出するための長方形の開口であるホッパ
ー出口16も、支持フレーム17の正面壁17aに斜め
に開口されて設けられている。
【0021】なお、上記メダル貯留部14の側面にはオ
ーバーフロー排出口18が設けられ、このオーバーフロ
ー排出口18から排出されたメダルは、ホッパー9の側
方で且つオーバーフロー排出口18のすぐ下に配置され
た回収ボックス19に回収される。
【0022】この回収ボックス19とは反対側のホッパ
ー9側方には、上記の電源ユニット10が配設されてい
る。この電源ユニット10は、上記の変動表示ユニット
6や遊技制御装置7などパチスロ遊技機1内の各部に動
作電源を供給するものである。そして、この電源ユニッ
ト10の前面上側には、強制払い出しスイッチ26を設
けている。
【0023】この強制払い出しスイッチ26は強制的に
ホッパー9のメダルを排出させる場合に操作するスイッ
チであり、この強制払い出しスイッチ26がONされる
と、そのON期間中は排出機構15が作動し、極端な場
合はメダル貯留部14内のメダルが全て無くなるまでメ
ダルの排出が続く。これらのメダルはホッパー出口16
から1枚ずつ排出され、図3に示す前面扉2の内側に設
けたシュート27を経て、図4に示す前面扉2の前面側
のメダル排出口40からメダル受け皿32に排出され
る。
【0024】しかし、このような強制払い出しスイッチ
26は、不正に多量のメダルを獲得する目的で、例え
ば、プラスチック板等の不正部材をメダル排出口40を
通して差し込んで操作される標的とされやすい。
【0025】そこで、上記のように排出されるメダル
が、正常でないタイミングで多量に排出される異常状態
を監視可能とするため、上記の支持フレーム17の正面
壁17aには、ホッパー出口16から排出されるメダル
を検出する光電式のスロット用メダルセンサ20が遊技
店の要望で、遊技店に設置する際に、或いは設置した後
に取り付けられる。そして、正規の信号が出力されるタ
イミングでないのに、スロット用メダルセンサ20がO
Nされた場合、これを異常状態の動作、つまり外部から
差し込まれたプラスチック板等により強制払い出しスイ
ッチ26が不正に操作された場合と判断し、警報信号を
管理装置に送信する。なお、メダルセンサ20の取り付
けは、両面テープやねじなど公知の取付手段でよい。
【0026】図4にスロット用メダルセンサ20の部分
を拡大して示す。図示するように、ホッパー出口16を
囲む大きさの空部を両アーム21a,21bの内側に形
成したコ字状の形をした基板21を有しており、その基
部から平行に延設された両アーム21a、21bの延出
方向の3箇所には、それぞれ両アーム21a、21bの
内側縁部の互いに対向した部位に、アーム21a,21
bの厚味方向に貫通した素子取付用の凹部22が設けら
れている。そして、中央の一対の凹部22には第1の発
光素子23a及び第1の受光素子23bが嵌め込まれ、
また残りのいずれかの対の凹部22には、第2の発光素
子24a及び第2の受光素子24bが嵌め込まれてい
る。
【0027】発光素子23a、24aからの光ビーム
は、矢印A、Bで示すように受光素子23b、24bに
受光される。この受光状態でスロット用メダルセンサ2
0はOFF状態にあり、この光ビームが通過メダルによ
り遮光された場合にON状態となって、メダルを検出す
る。
【0028】上記発光素子23a、24a及び受光素子
23b、24bの直径は、一般的には基板21の厚味よ
り僅かに大きい。その素子が基板21の凹部22内に嵌
め込まれている。従って、発光素子23a、24a及び
受光素子23b、24bは、僅かに基板の両面に膨出し
た状態で凹部22内に納められている。
【0029】換言すれば、発光素子23a、24a及び
受光素子23b、24bを凹部22内に嵌め込んだ上記
構成によれば、基板21の表面に素子を従来通りに実装
した構成と比較したとき、後者では素子の直径に基板2
1の厚さを加えた厚味が必要となり、その結果として嵩
張ってしまい、これに起因して取り付けが困難となる場
合があるのに対し、本実施形態のスロット用メダルセン
サ20では素子の厚味分、例えば3mmφを必要とする
だけで所望の空間に収めることができる。このため、本
発明のスロット用メダルセンサ20はホッパー出口とド
ア(前面扉)との間の僅かな隙間であってもセットする
ことができ、非常に汎用性の高いものとなる。
【0030】また、基板21がコ字状に形成されている
ため、そのコ字状の開放端の位置がずれる方向に位置調
整することができる。すなわち、スロット用メダルセン
サ20を、そのコ字状の開放端の位置がホッパー出口1
6に近づく矢印F方向(アームの延出方向)にずらして
も、コ字状の開放端の部分がホッパー出口16の開口位
置に来て重なるだけであり、このときロ字状の基板を扱
った場合のようにホッパー出口16を狭めない。
【0031】また、ホッパー出口16の形状と寸法は、
メーカーや機種が異なってもほぼ同様である。従って、
一般的な大きさのホッパー出口16を囲む大きさの空部
を形成したコ字状基板21を有するセンサであれば、ホ
ッパー出口16の周辺の構造が異なる各種のパチスロ遊
技機に対して、後から容易に取り付けて使用することが
できる。なお、本実施形態における基板21の空部は、
アーム21a,21bに沿った方向の寸法を45ミリ、
アーム21a,21bに直交する方向の寸法を25ミリ
に設定し、殆どのメーカーのホッパー出口に対応できる
ようにしてある。
【0032】さらに、両アーム21a、21bにその長
手方向に等間隔(本実施形態では10ミリ間隔)で設け
られた3対の凹所のうち、中央の対の凹部22には第1
の発受光素子対23a、23bを取り付け、残りの対の
凹部22のうちのいずれか一方の対に第2の発受光素子
対24a、24bを取り付けるので、取付位置の自由度
が大きく、選択的取り付けができる。つまり、第1の発
受光素子対23a、23bと第2の発受光素子対24
a、24bのいずれを光検出位置の基準として用いて
も、スロット用メダルセンサ20を取り付けることがで
きる。すなわち、検出位置が機種毎に異なっても、それ
に合わせて第1の発受光素子対23a、23bと第2の
発受光素子対24a、24bのいずれを用いるか、更に
は第2の発受光素子対24a、24bをどの位置の凹所
22に取り付けるかの選択(粗調整)をすることがで
き、さらにその選択した光検出位置を矢印F方向に位置
調整(微調整)することができる。このため、汎用性に
富むスロット用メダルセンサ20となる。
【0033】またツインビームなので、スロット用メダ
ルセンサ20をホッパー出口16に対してずらして取り
付けても、発光素子23a、24aからの光をメダル通
路に照射でき、メダルを確実に検出することができる。
またツインビームなので、シングルビームで検出する場
合に較べ、外乱光や埃等に対する信頼性が向上する。ま
た、ツインビームのうち、どちらか一方が動作不能状態
になったとき、メンテナンスを要請する信号を出力する
ことも可能である。
【0034】さらに第1の発光素子23a及び受光素子
23bと第2の発光素子24a及び受光素子24bは、
その基板21のアーム21a、21bに対し、その発光
素子から発せられる光ビームの向き(矢印A、B)が互
いに逆になるように、取り付けられている。すなわち、
第1の発光素子23aは基板21のアーム21aに属す
るが、第2の発光素子24aは基板21のアーム21b
に属する。同様に第1の受光素子23bは基板21のア
ーム21bに属するが、第2の受光素子24bは基板2
1のアーム21aに属する。
【0035】この結果、第1の発光素子23aからの光
ビーム(矢印A)は受光素子23bのみに達し、第2の
発光素子24aからの光ビーム(矢印B)は受光素子2
4bのみに達し、第1の受光素子23bと第2の受光素
子24bは、互いに他方の光を拾わなくなる。また、一
方の素子セットが埃等で検出できなくなっても、他方の
素子セットで検出することができるため、確実性を高め
ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下に述べる効果を奏する。請求項1の発明によれば、ホ
ッパー出口を囲む大きさの空部を両アームの内側に形成
したコ字状の形をした基板を用い、その両アームの内側
縁部の互いに対向した部位に、アームの厚味方向に貫通
した素子取付用の凹部を対にして設け、この対の一方の
凹部内に発光素子を嵌め込み、他方の凹部内に受光素子
を嵌め込んだので、スロット用メダルセンサを従来より
も薄く構成することができ、汎用性を高めることができ
る。すなわち、発光素子及び受光素子は基板の凹部内に
嵌め込まれているため、素子の直径に基板の厚さを加え
た厚味に較べ、素子の厚味分だけで収めることができ、
ホッパー出口と前面扉との間の僅かな隙間であってもセ
ットすることができる。
【0037】また、基板がコ字状なので、そのコ字状の
開放端の位置がずれる方向に位置調整することができ
る。具体的には、スロット用メダルセンサをそのコ字状
の開放端の位置がホッパー出口に近づく方向にずらして
も、コ字状の開放端の部分がホッパー出口の開口位置に
来て重なるだけであるので、ロ字状の基板を扱った場合
のようにホッパー出口を狭めない。
【0038】請求項2の発明によれば、素子取付用の凹
部を前記アームの延出方向に3対並べて設け、これら凹
部のうちの中央の凹部に第1の発光素子及び受光素子を
嵌め込み、残りのいずれかの凹部に、第2の発光素子及
び受光素子を嵌め込んで、第1の発受光素子対と第2の
発受光素子対を用いたツインビームによる検出としたの
で、いずれのビーム位置を基準としてもスロット用メダ
ルセンサを取り付けることができる。したがって、検出
位置が機種毎に異なっても、それに合わせて位置調整す
ることができるため、一層汎用性を高めることができ
る。特に、中央の凹部には必ず第1の発受光素子対を取
り付け、残りの凹部のうちのいずれか一方に第2の発受
光素子対を取り付ける構成であるので、位置の自由度が
あり、選択的取り付けができる。またツインビームなの
で、例えば、スロット用メダルセンサをホッパー出口に
対してずらしてオフセット取付けしても、発光素子から
の光をメダル通路に照射でき、メダルを確実に検出する
ことができる。またツインビームなので、シングルビー
ムで検出する場合に較べ、外乱光や埃等に対する信頼性
が向上する。
【0039】請求項3の発明によれば、請求項2に記載
のスロット用メダルセンサにおいて、前記第1の発光素
子及び受光素子と第2の発光素子及び受光素子の前記ア
ームに対する取り付け位置を、その発光素子から発せら
れる光ビームの向きが互いに逆になるようにしたので、
第1の発受光素子対と第2の発受光素子対とに関し、互
いに他方の光を拾わなくなる。また、一方の素子セット
が埃等で検出できなくなっても、他方の素子セットで検
出することができるため、確実性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチスロ遊技機の正面
を示す図である。
【図2】本発明のスロット用メダルセンサを取り付けた
パチスロ遊技機の筐体本体部を示す正面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るパチスロ遊技機の前面
扉の背面を示す図である。
【図4】本発明のスロット用メダルセンサを取り付けた
状態を示した図である。
【符号の説明】
1 パチスロ遊技機 2 前面扉 3 筐体本体部 4 棚板 5 上側空部 6 変動表示ユニット 7 遊技制御装置 8 下側空部 9 ホッパー(メダル払出機) 10 電源ユニット 11 第1リール 12 第2リール 13 第3リール 14 メダル貯留部 15 排出機構 16 ホッパー出口 17 支持フレーム 17a 正面壁 18 オーバーフロー排出口 19 回収ボックス 20 スロット用メダルセンサ 21 基板 21a、21b アーム 22 凹部 23a 第1の発光素子 23b 第1の受光素子 24a 第2の発光素子 24b 第2の受光素子 26 強制払い出しスイッチ 27 シュート 30 操作部 31 可変表示窓 32 メダル受け皿 33 スタートレバー 34 第1リール停止ボタン 35 第2リール停止ボタン 36 第3リール停止ボタン 37 メダル投入部 38 1ベットボタン 39 MAXベットボタン 40 メダル排出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチスロ遊技機のホッパー出口に後付け
    で取り付けるスロット用メダルセンサにおいて、 上記ホッパー出口を囲む大きさの空部を両アームの内側
    に形成したコ字状の形をした基板を用い、その両アーム
    の内側縁部の互いに対向した部位に、アームの厚味方向
    に貫通した素子取付用の凹部を対にして設け、この対の
    一方の凹部内に発光素子を嵌め込み、他方の凹部内に受
    光素子を嵌め込んだことを特徴とするスロット用メダル
    センサ。
  2. 【請求項2】 素子取付用の凹部を前記アームの延出方
    向に3対並べて設け、 これら凹部のうちの中央の凹部に第1の発光素子及び受
    光素子を嵌め込み、 残りのいずれかの凹部に、第2の発光素子及び受光素子
    を嵌め込んだことを特徴とする請求項1に記載のスロッ
    ト用メダルセンサ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のスロット用メダルセン
    サにおいて、前記第1の発光素子及び受光素子と第2の
    発光素子及び受光素子の前記アームに対する取り付け位
    置を、その発光素子から発せられる光ビームの向きが互
    いに逆になるようにしたことを特徴とするスロット用メ
    ダルセンサ。
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