JP2004070680A - コイン送出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可動ローラ44よりも回転方向上流側の所定範囲内においてコイン穴58を通り抜けるコイン34をその可動ローラ44に接触させずに通過させる為の接触防止部材である案内板部材66が案内部材14と一体的に設けられていることから、上記所定範囲内において上記コイン穴58を通り抜けるコイン34すなわちその周回において内周面38の外周側へ送出されないコイン34を上記可動ローラ44に接触させずに次の周回に送ることができる。その為、上記可動ローラ44に接触するコイン34の枚数を計測するカウンタ装置70によって、上記内周面38の外周側へ送出されないコイン34の枚数が誤って加算されることがない。すなわち、可動ローラ44にカウンタ装置70を備え且つ誤計測を防止するコイン送出装置10を提供することができる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、扁平な円形板であるコインを連続的に送出する為のコイン送出装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
両替機に用いられる硬貨、遊戯機械などに用いられるメダルやトークンなどの扁平な円形板であるコイン状部材(以下、コインと称する)を連続的に送出するコイン送出装置が知られている。例えば、特開2002−123851号公報の明細書などに記載されたコイン送出装置がそれである。かかるコイン送出装置によれば、コイン駆動部材の径方向においてコインの外周側位置の移動軌跡よりも内周側に位置し、且つ固定ローラに対して接近離隔方向の移動可能に案内部材に設けられてその固定ローラに接近する向きに付勢された可動ローラが設けられていることから、上記コイン駆動部材により駆動されて周方向に案内されるコインは先ず上記可動ローラに当接して外周側へ方向転換させられると同時にその可動ローラと上記固定ローラとの間に挟持され、上記コイン駆動部材によりさらに押されることにより上記コインの中心が上記可動ローラと固定ローラとの間を通過すると所定の初速度で外周側へ送出される。
【0003】
一般に、上記コイン送出装置には、そのコイン送出装置から送出されるコインの枚数を計測する為のカウンタ装置が設けられており、そのカウンタ装置には、所定の部分を通過するコインあるいは所定の部分に接触するコインを検出する為のセンサが備えられている。上記コイン送出装置からコインが送出されるに際して必然的に通過する部分あるいは接触する部分にかかるセンサが設けられることで、上記コイン送出装置から送出されるコインは全てそのセンサにより検出され、延いては上記カウンタ装置によりその枚数が計測される。その結果として所定枚数のコインが上記コイン送出装置から過不足無く送出されるのである。
【0004】
ところで、前記遊戯機械の一例であるスロットマシンを用いて遊戯をおこなう遊戯者の中には、不正にコインを排出させようとする所謂ゴト師と称される者がいる。そのゴト師は、通常、前記遊戯機械に備えられたコイン送出装置の外部から何らかの手段により上記センサを故意に操作して、前記コイン送出装置に所定枚数よりも多くのコインを不正に排出させる。従来のコイン送出装置では、コイン排出口付近に上記センサを設けるものが多かったが、そうした部分に設けられたセンサは外部からの操作が容易である為、上記ゴト師に狙われ易かった。そこで、最近になって、前記可動ローラの近傍に前記カウンタ装置を設けて、その可動ローラにコインが接触することでそのコインを検出するセンサを備えたコイン送出装置が増加してきた。かかるカウンタ装置は、例えば前記可動ローラの下部においてカバーに覆われたものである為、外部からの操作はほどんど不可能であり、上述の不正行為を好適に防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のコイン送出装置では、外部に送出されないコインであっても前記可動ローラに接触する可能性があった為、前記センサにより誤って検出されて前記カウンタ装置によりその枚数が加算されるという不具合があった。かかる場合、例えばスロットマシンの遊戯者においては、本来得られるべき枚数のコインが得られず、図らずも不利益を被ることとなる。
【0006】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、可動突起にカウンタ装置を備え且つ誤計測を防止するコイン送出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成する為に、本発明の要旨とするところは、1平面内においてコインを周方向に案内する為の案内平面およびその案内平面に垂直な案内内周面を備えた案内部材と、そのコインを厚み方向に通り抜けさせる複数のコイン穴を備え且つその案内部材の案内平面および案内内周面に接触するように前記コインを周方向へ駆動するコイン駆動部材と、前記コインが前記案内内周面の外周側へ送出されるように形成された案内内周面終端部と、その案内内周面終端部に対して接近離隔方向の移動可能に前記案内部材に設けられてその案内内周面終端部に接近する向きに付勢された可動突起と、その可動突起に接触するコインの枚数を計測するカウンタ装置とを備え、複数枚のコインを所定の初速度にて連続的に送出するコイン送出装置であって、前記可動突起よりも上流側の所定範囲内において前記コイン穴を通り抜けるコインをその可動突起に接触させずに通過させる為の接触防止部材が前記案内部材と一体的に設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の効果】
このようにすれば、前記可動突起よりも上流側の所定範囲内において前記コイン穴を通り抜けるコインをその可動突起に接触させずに通過させる為の接触防止部材が前記案内部材と一体的に設けられていることから、前記所定範囲内において前記コイン穴を通り抜けるコインすなわちその周回において前記案内内周面の外周側へ送出されないコインを前記可動突起に接触させずに次の周回に送ることができる。その為、前記可動突起に接触するコインの枚数を計測するカウンタ装置によって、前記案内内周面の外周側へ送出されないコインの枚数が誤って加算されることがない。すなわち、可動突起にカウンタ装置を備え且つ誤計測を防止するコイン送出装置を提供することができる。
【0009】
【発明の他の態様】
ここで、好適には、前記接触防止部材は、前記可動突起よりも上流側においてその可動突起に接近するにつれて外周側へ迫り出し前記所定範囲内において前記コイン穴を部分的に塞ぐように、且つ前記コイン駆動部材との間隔が前記コインの厚み寸法よりも短くなるように前記案内平面の一部を覆う案内板部材である。このようにすれば、その案内板部材が前記所定範囲内において前記コイン穴を部分的に塞ぐ位置まで迫り出し且つ前記コイン駆動部材との間隔が前記コインの厚み寸法よりも短くなるように設けられていることにより、前記所定範囲内において前記コイン穴を通り抜けるコインが通り抜けきらずにそのコイン穴内に留められ、そのコインを前記可動突起に接触させずに通過させることができることに加え、前記案内板部材が前記可動突起よりも上流側においてその可動突起に接近するにつれて外周側へ迫り出すように設けられていることにより、前記所定範囲外において前記コイン穴を通り抜けきったコインが前記案内内周面の外周側へ送出されるように案内できるという利点がある。
【0010】
また、好適には、前記コイン駆動部材は、前記案内内周面の曲率中心に位置し且つ前記案内平面に垂直な軸心まわりに回転駆動されるものであり、前記コインに当接してそのコインを周方向且つ外周方向に付勢するように、外周に向かうほど反回転方向に向かうように傾斜させられた当接面を有する複数の駆動突起を、前記複数のコイン穴それぞれの下流側に個別に備えたものである。このようにすれば、前記駆動突起の当接面に当接させられて駆動されるコインが前記コイン駆動部材の回転軸心を中心とする周方向且つ外周方向へ付勢されつつ案内される。また、前記複数の駆動突起は、前記複数のコイン穴それぞれの下流側に個別に設けられていることから、前記案内部材とコイン駆動部材との間における前記案内内周面の曲率中心を含む所定の空間に前記案内板部材を設けることができるという利点がある。
【0011】
また、好適には、前記接触防止部材は、前記可動突起よりも内周側におけるその可動突起との間隔が前記コインの径寸法よりも短くなる位置に、前記案内平面に垂直に設けられた障壁部材である。このようにすれば、かかる障壁部材により、前記所定範囲内において前記コイン穴を通り抜けつつあるコインあるいは通り抜けきったコインをその可動突起に接触させずに通過させることができるという利点がある。
【0012】
また、好適には、前記コイン駆動部材は、前記案内内周面の曲率中心に位置し且つ前記案内平面に垂直な軸心まわりに回転駆動されるものであり、前記コインに当接してそのコインを周方向且つ外周方向に付勢するように、外周に向かうほど反回転方向に向かうように傾斜させられた当接面と、前記障壁部材に対応する部分に形成された切欠とを有する複数の駆動突起を、前記複数のコイン穴それぞれの下流側に個別に備えたものである。このようにすれば、前記駆動突起の当接面に当接させられて駆動されるコインが前記コイン駆動部材の回転軸心を中心とする周方向且つ外周方向へ付勢されつつ案内される。また、前記駆動突起には、前記障壁部材に対応する部分に切欠が形成されていることから、前記コイン駆動部材の回転駆動に際して前記駆動突起と障壁部材とが接触することがない。さらに、前記複数の駆動突起は、前記複数のコイン穴それぞれの下流側に個別に設けられていることから、前記案内部材とコイン駆動部材との間に、前記コイン駆動部材の回転軸心を中心とする所定の空間を形成することができ、前記所定範囲内において前記コイン穴を通り抜けきったコインを内周側へ逃がすことができるという利点がある。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施例であるコイン送出装置10の構成を説明する為に一部を切り欠いて示す側面図である。この図に示すように、かかるコイン送出装置10は、合成樹脂製あるいは金属製の基台フレーム12と、その基台フレーム12における30°程度に傾斜した傾斜上面に固設された合成樹脂製あるいは金属製の厚板状の案内部材14と、その案内部材14に取り付けられた上端が開口した容器状(バケット状)を成す合成樹脂製のホッパ16とを備えている。上記傾斜させられた案内部材14の下側端部には取付フランジ18が設けられているとともに、その案内部材14の上側端部には1対の取付フック20が設けられており、上記ホッパ16に設けられた取付ピン22がその取付フック20に掛け止められた状態でそのホッパ16に設けられた固定部24に上記取付フランジ18の取付穴26を通して固定ボルト28が螺合されることにより、上記ホッパ16が案内部材14および基台フレーム12に固定されている。なお、上記ホッパ16に設けられた固定部24には、たとえばインサート成形によってナット30が埋設されており、そのナット30に上記固定ボルト28が螺合されている。
【0015】
図2は、上記ホッパ16を取り外して上記案内部材14に対して垂直な方向から見た、コイン駆動部材32の一部を切り欠いて示す平面図であり、図3は、図2のIII−III視断面図である。なお、図3においては、図2において切り欠かれている部分にもコイン駆動部材32が描かれている。これらの図に示すように、上記案内部材14は、上記ホッパ16内に収容された円形板状の金属部材であるコイン34を案内する為のものであって、その上面に比較的浅い穴が形成されている。その穴の底面36が案内すべきコイン34の一面に摺接する案内平面として機能し、その内周面38がそのコイン34を周方向に案内する案内内周面として機能している。上記傾斜させられた案内部材14の側部において、上記内周面38の一部が切り欠かれており、上記底面36と面一(つらいち)の溝底を有する送出溝40が傾斜した案内部材14の横方向すなわち水平方向に形成されている。
【0016】
図2に示すように、前記案内部材14には、固定ローラ42および可動ローラ44がそれに垂直な方向に立設されている。その固定ローラ42は、上記送出溝40内において、回転中心が上記内周面38の延長線よりも外周側に位置するように、好適には、その外周面が上記内周面38の延長線上に位置するように設けられている。かかる固定ローラ42は、上記コイン34との間の摩擦に起因する摩耗を防止して前記案内部材14の耐久力を高める為のものであり、上記コイン34の案内内周面として機能する内周面38の案内内周面終端部に対応している。また、上記可動ローラ44は、可動突起として機能するものであり、上記内周面38の径方向すなわち上記コイン駆動部材32の径方向において、上記コイン34の外周側位置の移動軌跡すなわち上記内周面38の延長線よりも内周側に位置し、且つ上記固定ローラ42に対して接近離隔方向の移動可能に前記案内部材14に設けられるとともに、その固定ローラ42に接近する向きに付勢されている。すなわち、前記案内部材14の底面36における上記送出溝40の近傍には、上記可動ローラ44の移動を許容する周方向の長穴46が設けられており、その長穴46を通して立設されたその可動ローラ44は、図示しないスプリングによって図2の左下方向へ付勢されている。
【0017】
前記コイン駆動部材32は、前記ホッパ16内のコイン34を1個ずつ案内する為に駆動する円板状を成した部材であって、図1に示すように、前記基台フレーム12に固定された電動モータ48および減速機50により、図2の矢印方向へ連続的に回転駆動されるようになっている。前記コイン駆動部材32は、上記減速機50の出力軸52に連結されており、上記内周面38の曲率中心に位置し且つ底面36に垂直な軸心まわりに回転駆動される。かかるコイン駆動部材32は、前記案内部材14の上面に形成された穴に嵌め入れられた状態で前記基台フレーム12に固定されているので、上記長穴46およびそれを通して立設された可動ローラ44は、そのコイン駆動部材32の下側に位置してそれにより覆われているとともに、そのコイン駆動部材32は、傾斜した状態で前記ホッパ16の底穴54を塞ぐように配置されている。また、前記案内部材14の下方には、前記送出溝40から送出されるコイン34の枚数を計測する為のカウンタ装置70が設けられている。そのカウンタ装置70は、たとえば上記可動ローラ44が上記固定ローラ42から所定距離以上離隔させられた回数を計測するものである。前記送出溝40からコイン34が送出される際には、必然的に上記可動ローラ44が上記固定ローラ42から所定距離以上離隔させられる為、誤計測がなければその離隔させられた回数と送出されたコイン34の枚数は一致するのである。
【0018】
前記コイン駆動部材32は、その上面の内周部から回転軸心方向すなわち上方へ突き出すコーン状の隆起部56と、前記コイン34を厚み方向に通り抜けさせる為の複数(図では8個)のコイン穴58とを備えており、その複数のコイン穴58それぞれの回転方向下流側には、前記コイン34に当接してそのコイン34を周方向且つ外周方向に付勢するように、外周に向かうほど反回転方向に向かうように傾斜させられた当接面62を有する複数(図では8個)の駆動突起60を個別に備えている。上記当接面62は、前記コイン駆動部材32の径方向に対して傾斜して内周側に位置する第1当接面72と、その第1当接面72よりも大きく傾斜して外周側に位置する第2当接面74との連なりから構成されている。
【0019】
上記コイン穴58は、前記コイン34の径よりも所定値だけ大径であって、前記コイン駆動部材32の厚み方向に貫通して形成されており、その上面の開口縁すなわち前記ホッパ側の全外周縁部には、前記コイン駆動部材32の回転駆動トルクを低減し且つ前記ホッパ16内のコイン34が上記コイン穴58内へ一層円滑に嵌り込むようにする為の上面面取部64が形成されている。その上面面取部64は、上記コイン穴58の中心を通るコイン駆動部材32の径方向の線と上記コイン穴58の中心を通るコイン駆動部材32の周方向の線とにより分割された4領域のうち、回転方向下流側且つコイン駆動部材32の外周側に位置する領域において他の領域よりも幅広く形成されている。
【0020】
ここで、前記案内部材14とコイン駆動部材32との間には、前記可動ローラ44よりも回転方向上流側においてその可動ローラ44に接近するにつれて外周側へ迫り出し、その可動ローラ44よりも回転方向上流側の所定範囲内において前記コイン穴58を部分的に塞ぐように、且つ前記コイン駆動部材32との間隔が前記コイン34の厚み寸法よりも短くなるように前記案内平面38における前記案内内周面38の曲率中心の周囲を覆う、一部が外周側へ迫り出した円板状を成す案内板部材66が前記案内部材14と一体的に設けられている。その案内板部材66は、上記所定範囲内において前記コイン穴58を通り抜けるコイン34をその可動ローラ44に接触させずに通過させる為に機能する接触防止部材であり、前記可動ローラ44よりも回転方向上流側の半周程度における外周縁部が、前記案内部材14からコイン駆動部材32に向けて径が漸減するように面取られた面取部68が形成されている。
【0021】
図4は、前記コイン34が駆動突起60により送られて前記送出溝40から外部に送出される様子を説明する図である。上述した可動ローラ44よりも回転方向上流側の所定範囲とは、たとえばこの図に示すように、前記固定ローラ42に最近接した可動ローラ44の軸心を通るコイン駆動部材32の径方向の線L1と前記コイン穴58の中心を通るコイン駆動部材32の径方向の線L2とにより分割された前記固定ローラ42を含む領域において、上記線L1を基準に回転方向上流側を正として上記線L2が成す角φが0°以上50°未満である範囲を示す。
【0022】
前記所定範囲外すなわち前記コイン穴58が前記所定範囲に差しかかる前にそのコイン穴58を通り抜けきったコイン34aが前記内周面38に沿って案内される案内過程では、専ら前記第1当接面72により押されることにより前記コイン駆動部材32の回転方向に送られ、前記コイン駆動部材32が45°回転することによりコイン位置a1からコイン位置a2に移動させられる。ここで、前記案内板部材66は、前記可動ローラ44よりも回転方向上流側においてその可動ローラ44に接近するにつれて外周側へ迫り出すように設けられている為、上記コイン34aが内周側に寄った場合であっても、その案内板部材66の外周縁に沿って前記内周面38の外周側へ送出されるように案内される。上記コイン34aが前記内周面38の外周側へ送出される送出過程では、前記固定ローラ42および可動ローラ44に当接させられたコイン34aは、専ら前記第2当接面74に押されることにより、外周側へ向かう方向成分が案内過程よりも大きな推力で前記内周面38よりも外周側へ押し出され、コイン位置a3に送出されるのである。なお、コイン34が前記第2当接面74により押されるのは、そのコイン34の中心が前記固定ローラ42および可動ローラ44を結ぶ線を越えるまでであり、その後は可動ローラ44の付勢力に基づいて所定の初速度が付与されて送出溝40内を外周側へ移動させられる。
【0023】
図5は、前記可動ローラ44よりも回転方向上流側の所定範囲内において前記コイン穴58を通り抜けるコイン34bが通過させられる様子を説明する図である。この図に示すように、前記所定範囲外においてはタイミングが合わなかった、あるいは若干変形しているなどの理由により、コイン位置b1において前記コイン穴58を通り抜けきっていないコイン34bは、前記コイン駆動部材32が45°回転することによりコイン位置b2に移動させられる。すなわち、前記コイン穴58を通り抜けきらずにそのコイン穴58内に留められる。図3に示すように、前記所定範囲外において前記コイン穴58を通り抜けきった上記コイン34aは、その一面において前記底面36に摺接した状態で前記駆動突起60により押されて移動させられるが、前記所定範囲内において前記コイン穴58を通り抜けつつあるコイン34bは、前記コイン駆動部材32の回転に伴って徐々にそのコイン穴58を塞ぐように迫り出してくる前記案内板部材66に乗り上げて、前記コイン穴58内に戻される。ここで、かかる案内板部材66における外周縁の一部に前記面取部68が形成されているのは、前記コイン駆動部材32と案内板部材66との間でコイン34bが噛み込まれるのを防止するとともに、前記所定範囲内においてコイン34bが前記案内板部材66に乗り上げ易くする為である。
【0024】
上記コイン位置b2において前記可動ローラ44に接触することなく通過させられたコイン34bは、前記コイン駆動部材32がさらに45°回転することによりコイン位置b3に移動させられる。すなわち、前記固定ローラ42に最近接した可動ローラ44の軸心を通るコイン駆動部材32の径方向の線L1を通過した後に前記コイン穴58を通り抜けきり、前記底面36と面接触した状態とされる。かかるコイン34bは、専ら前記第1当接面72により押されることにより前記コイン駆動部材32の回転方向に送られ、その周回においては、図4に示すコイン34aのように前記送出溝40から外部に送出される。
【0025】
このように、本実施例によれば、前記可動ローラ44よりも回転方向上流側の所定範囲内において前記コイン穴58を通り抜けるコイン34をその可動ローラ44に接触させずに通過させる為の接触防止部材である案内板部材66が前記案内部材14と一体的に設けられていることから、前記所定範囲内において前記コイン穴58を通り抜けるコイン34bすなわちその周回において前記内周面38の外周側へ送出されないコイン34bを前記可動ローラ44に接触させずに次の周回に送ることができる。その為、前記可動ローラ44に接触するコイン34の枚数を計測するカウンタ装置70によって、前記内周面38の外周側へ送出されないコイン34bの枚数が誤って加算されることがない。すなわち、可動ローラ44にカウンタ装置70を備え且つ誤計測を防止するコイン送出装置10を提供することができる。
【0026】
また、前記可動ローラ44よりも上流側においてその可動ローラ44に接近するにつれて外周側へ迫り出し前記所定範囲内において前記コイン穴58を部分的に塞ぐように、且つ前記コイン駆動部材32との間隔が前記コイン34の厚み寸法よりも短くなるように案内平面である前記底面36の一部を覆う案内板部材66が設けられている為、前記所定範囲内において前記コイン穴58を通り抜けるコイン34bが、前記コイン穴58を部分的に塞ぐ位置まで迫り出した前記案内板部材66に乗り上げることにより通り抜けきらずにそのコイン穴58内に留められ、そのコイン34bを前記可動ローラ44に接触させずに通過させることができることに加え、前記案内板部材66が前記可動ローラ44よりも回転方向上流側においてその可動ローラ44に接近するにつれて外周側へ迫り出すように設けられていることにより、前記所定範囲外において前記コイン穴58を通り抜けきったコイン34aが前記内周面38の外周側へ送出されるように案内できるという利点がある。
【0027】
また、前記コイン駆動部材32は、前記内周面38の曲率中心に位置し且つ前記底面38に垂直な軸心まわりに回転駆動されるものであり、前記コイン34に当接してそのコイン34を周方向且つ外周方向に付勢するように、外周に向かうほど反回転方向に向かうように傾斜させられた当接面62を有する複数の駆動突起60を、前記複数のコイン穴58それぞれの下流側に個別に備えたものである為、前記駆動突起60の当接面62に当接させられて駆動されるコイン34が前記コイン駆動部材32の回転軸心を中心とする周方向且つ外周方向へ付勢されつつ案内される。また、前記複数の駆動突起60は、前記複数のコイン穴58それぞれの下流側に個別に設けられていることから、前記案内部材14とコイン駆動部材32との間における前記内周面38の曲率中心の周囲に空間を形成することができ、その空間に前記案内板部材66を設けることができるという利点がある。
【0028】
続いて、本発明の他の実施例について説明する。なお、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0029】
図6は、本発明の他の実施例であるコイン送出装置80のホッパ16を取り外して案内部材14に対して垂直な方向から見た、コイン駆動部材82の一部を切り欠いて示す平面図である。この図に示すように、かかるコイン送出装置80は、前述の隆起部56と、前記コイン34を厚み方向に通り抜けさせる為の複数(図では8個)のコイン穴58とを備えており、その複数のコイン穴58それぞれの回転方向下流側には、前記コイン34に当接してそのコイン34を周方向且つ外周方向に付勢するように、外周に向かうほど反回転方向に向かうように傾斜させられた当接面86と、上記コイン駆動部材82の径方向における所定の径範囲を切り欠いて形成された切欠88とを有する複数(図では8個)の駆動突起84を、前記複数のコイン穴58それぞれの下流側に個別に備えている。上記当接面86は、前記コイン駆動部材82の径方向に対して傾斜して内周側に位置する第1当接面90と、その第1当接面72よりも大きく傾斜して外周側に位置する第2当接面92との連なりから構成されている。
【0030】
また、前記案内部材14の前記可動ローラ44よりも内周側におけるその可動ローラ44との間隔が前記コイン34の径寸法よりも短くなる位置、好適には前記可動ローラ44に可及的に近接した位置に、前記所定範囲内において前記コイン穴58を通り抜けるコイン34をその可動ローラ44に接触させずに通過させる為の障壁部材94が設けられている。その障壁部材94は、たとえば柱状を成して前記底面36に垂直に立設されたものであり、前記コイン34が前記固定ローラ42および可動ローラ44により付勢されて外部に送出されるのを妨げない位置に設けられている。ここで、上記コイン駆動部材82の駆動突起84における切欠88は、上記コイン駆動部材82の回転駆動に際してその切欠88を上記障壁部材94が通過するようにその障壁部材94に対応する部分に形成されたものである。なお、かかるコイン送出装置80の案内部材14には、前記案内板部材66は固設されておらず、その案内板部材66が設けられていた部分に対応する前記案内部材14とコイン駆動部材82との間における上記コイン駆動部材82の回転軸心を中心とする所定範囲には、前記コイン34が前記底面36に摺接した状態でその底面36上を移動できるような空間が形成されている。
【0031】
図7は、前記コイン34が駆動突起84により送られて前記送出溝40から外部に送出される様子を説明する図である。前記所定範囲外すなわち前記コイン穴58が前記所定範囲に差しかかる前にそのコイン穴58を通り抜けきったコイン34cが前記内周面38に沿って案内される案内過程では、専ら前記第1当接面90により押されることにより前記コイン駆動部材82の回転方向に送られ、前記コイン駆動部材82が45°回転することによりコイン位置c1からコイン位置c2に移動させられる。続いて、上記コイン34cが前記内周面38の外周側へ送出される送出過程では、前記固定ローラ42および可動ローラ44に当接させられたコイン34cは、専ら前記第2当接面92に押されることにより、外周側へ向かう方向成分が案内過程よりも大きな推力で前記内周面38よりも外周側へ押し出され、コイン位置c3に送出される。なお、コイン34が前記第2当接面92により押されるのは、そのコイン34の中心が前記固定ローラ42および可動ローラ44を結ぶ線を越えるまでであり、その後は可動ローラ44の付勢力に基づいて所定の初速度が付与されて送出溝40内を外周側へ移動させられる。
【0032】
図8は、前記可動ローラ44よりも回転方向上流側の所定範囲内において前記コイン穴58を通り抜けるコイン34dが通過させられる様子を説明する図である。この図に示すように、前記所定範囲外においてはタイミングが合わなかった、あるいは若干変形しているなどの理由により、コイン位置d1において前記コイン穴58を通り抜けつつあるコイン34d、あるいは前記所定範囲内であるコイン位置d1付近において前記コイン穴58を通り抜けきったコイン34dは、前記コイン駆動部材82が45°回転することによりコイン位置d2に移動させられる。ここで、前記可動ローラ44よりも内周側におけるその可動ローラ44の近傍には、前述の障壁部材94が設けられていることから、その周回において前記送出溝40から送出されないコイン34dは、その障壁部材94に妨げられて前記可動ローラ44に接触することなく通過させられる。かかるコイン34dは、前記コイン駆動部材32がさらに45°回転することにより、コイン位置d2からコイン位置d3に移動させられた後、専ら前記第1当接面90により押されることにより前記コイン駆動部材82の回転方向に送られ、その周回においては、図7に示すコイン34cのように前記送出溝40から外部に送出される。
【0033】
このように、本実施例によれば、前記可動ローラ44よりも内周側におけるその可動ローラ44との間隔が前記コイン34の径寸法よりも短くなる位置に、接触防止部材である障壁部材94が、前記底面36に垂直に設けられている為、かかる障壁部材94により、前記所定範囲内において前記コイン穴58を通り抜けつつあるコイン34d、あるいは通り抜けきったコイン34dを前記可動ローラ44に接触させずに通過させることができるという利点がある。
【0034】
また、前記コイン駆動部材82は、前記内周面38の曲率中心に位置し且つ前記底面36に垂直な軸心まわりに回転駆動されるものであり、前記コイン34に当接してそのコイン34を周方向且つ外周方向に付勢するように、外周に向かうほど反回転方向に向かうように傾斜させられた当接面86と、前記障壁部材94に対応する部分に形成された切欠88とを有する複数の駆動突起84を、前記複数のコイン穴58それぞれの下流側に個別に備えたものである為、前記駆動突起84の当接面86に当接させられて駆動されるコイン34が前記コイン駆動部材82の回転軸心を中心とする周方向且つ外周方向へ付勢されつつ案内される。また、前記駆動突起84には、前記障壁部材94に対応する部分に切欠88が形成されていることから、前記コイン駆動部材82の回転駆動に際して前記駆動突起84と障壁部材94とが接触することがない。さらに、前記複数の駆動突起84は、前記複数のコイン穴58それぞれの下流側に個別に設けられていることから、前記案内部材14とコイン駆動部材82との間に、前記コイン駆動部材82の回転軸心を中心とする所定の空間を形成することができ、前記所定範囲内において前記コイン穴58を通り抜けきったコイン34を内周側へ逃がすことができるという利点がある。
【0035】
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、さらに別の態様においても実施される。
【0036】
たとえば、図9に示すように、前記コイン送出装置80の案内部材14における前記固定ローラ42の軸心を通るコイン駆動部材82の径方向の線と、前記固定ローラ42に最近接した可動ローラ44の軸心を通るコイン駆動部材82の径方向の線との間において、前記駆動突起84の回転を妨げず且つ近接した内周側位置に、柱状を成す案内ピン96が設けられていても構わない。その案内ピン96としては、たとえば特公平4−68673号公報の明細書などに記載されているような出没式のもの、あるいは固定式のものが考えられる。かかる案内ピン96が設けられていることにより、前記所定範囲外において前記コイン穴58を通り抜けきったコイン34が内周側に寄った場合であっても、前記内周面38の外周側へ送出されるように案内できるという利点がある。
【0037】
また、前述の実施例の案内板部材66は、前記底面36における前記内周面38の曲率中心を含む部分を覆う、一部が変形した円板状を成すものであったが、たとえば図10に示すように、前記可動ローラ44よりも回転方向上流側においてその可動ローラ44に接近するにつれて外周側へ迫り出し前記所定範囲内において前記コイン穴58を部分的に塞ぐ為の可及的に簡単な構成を備えた案内板部材98が設けられたものであっても構わない。
【0038】
また、前述の実施例において、前記所定範囲とは、図4などに示すように、前記固定ローラ42に最近接した可動ローラ44の軸心を通るコイン駆動部材32の径方向の線L1と前記コイン穴58の中心を通るコイン駆動部材32の径方向の線L2とにより分割された前記固定ローラ42を含む領域において、上記線L1を基準に回転方向上流側を正として上記線L2が成す角φが0°以上50°未満である範囲であったが、これはあくまで例示に過ぎず、かかる所定範囲は、送出されるコインの寸法などに応じて適宜定められるものである。
【0039】
また、前述の実施例においては、前記固定ローラ42が案内内周面終端部として前記案内部材14に固設されていたが、固定ピン、固定カムなどの他の部材が設けられたものであっても構わない。
【0040】
また、前述の実施例においては、前記駆動突起60、84の当接面62、86は、傾斜角度の異なる第1当接面72、90および第2当接面74、92から構成されていたが、回転方向下流側かつ外周側へ凸となる緩やかに連続した傾斜を有する凸曲面から構成されたものであっても構わない。
【0041】
また、前述の実施例の可動ローラ44は、必ずしもローラである必要はなく、可動ピンあるいは可動ブロックなどであっても構わない。
【0042】
また、前述の実施例では、前記ホッパ16に貯蔵されたコイン34がコイン駆動部材32、82を通して案内されたときに前記固定ローラ42、可動ローラ44、および駆動突起60、84によって外周側へ連続的に送出されるように構成されていたが、前記ホッパ16以外の装置から導出されたコイン34を前記固定ローラ42、可動ローラ44、および駆動突起60、84によって外周側へ連続的に送出するものであっても構わない。
【0043】
その他一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるコイン送出装置の構成を説明する為に一部を切り欠いて示す側面図である。
【図2】図1のコイン送出装置のホッパを取り外して案内部材に対して垂直な方向から見た、コイン駆動部材の一部を切り欠いて示す平面図である。
【図3】図2のIII−III視断面図である。
【図4】図1のコイン送出装置において、コインが駆動突起により送られて送出溝から外部に送出される様子を説明する図である。
【図5】図1のコイン送出装置において、可動ローラよりも回転方向上流側の所定範囲内においてコイン穴を通り抜けるコインが通過させられる様子を説明する図である。
【図6】本発明の他の実施例であるコイン送出装置のホッパを取り外して案内部材に対して垂直な方向から見た、コイン駆動部材の一部を切り欠いて示す平面図である。
【図7】図6のコイン送出装置において、コインが駆動突起により送られて送出溝から外部に送出される様子を説明する図である。
【図8】図6のコイン送出装置において、可動ローラよりも回転方向上流側の所定範囲内においてコイン穴を通り抜けるコインが通過させられる様子を説明する図である。
【図9】図6のコイン送出装置に、前記所定範囲外においてコイン穴を通り抜けきったコインが内周面の外周側へ送出されるように案内する為の案内ピンを付加した構成を示す平面図である。
【図10】図1のコイン送出装置における案内板部材を可及的に簡単な構成を備えたものに置換した構成を示す平面図である。
【符号の説明】
10、80:コイン送出装置
14:案内部材
32、82:コイン駆動部材
34:コイン
36:底面(案内平面)
38:内周面(案内内周面)
42:固定ローラ(案内内周面終端部)
44:可動ローラ(可動突起)
58:コイン穴
60、84:駆動突起
62、86:当接面
66、98:案内板部材(接触防止部材)
70:カウンタ装置
88:切欠
94:障壁部材(接触防止部材)
Claims (5)
- 1平面内においてコインを周方向に案内する為の案内平面および該案内平面に垂直な案内内周面を備えた案内部材と、該コインを厚み方向に通り抜けさせる複数のコイン穴を備え且つ該案内部材の案内平面および案内内周面に接触するように前記コインを周方向へ駆動するコイン駆動部材と、前記コインが前記案内内周面の外周側へ送出されるように形成された案内内周面終端部と、該案内内周面終端部に対して接近離隔方向の移動可能に前記案内部材に設けられて該案内内周面終端部に接近する向きに付勢された可動突起と、該可動突起に接触するコインの枚数を計測するカウンタ装置とを備え、複数枚のコインを所定の初速度にて連続的に送出するコイン送出装置であって、
前記可動突起よりも上流側の所定範囲内において前記コイン穴を通り抜けるコインを該可動突起に接触させずに通過させる為の接触防止部材が前記案内部材と一体的に設けられていることを特徴とするコイン送出装置。 - 前記接触防止部材は、前記可動突起よりも上流側において該可動突起に接近するにつれて外周側へ迫り出し前記所定範囲内において前記コイン穴を部分的に塞ぐように、且つ前記コイン駆動部材との間隔が前記コインの厚み寸法よりも短くなるように前記案内平面の一部を覆う案内板部材である請求項1のコイン送出装置。
- 前記コイン駆動部材は、前記案内内周面の曲率中心に位置し且つ前記案内平面に垂直な軸心まわりに回転駆動されるものであり、前記コインに当接して該コインを周方向且つ外周方向に付勢するように、外周に向かうほど反回転方向に向かうように傾斜させられた当接面を有する複数の駆動突起を、前記複数のコイン穴それぞれの下流側に個別に備えたものである請求項2のコイン送出装置。
- 前記接触防止部材は、前記可動突起よりも内周側における該可動突起との間隔が前記コインの径寸法よりも短くなる位置に、前記案内平面に垂直に設けられた障壁部材である請求項1のコイン送出装置。
- 前記コイン駆動部材は、前記案内内周面の曲率中心に位置し且つ前記案内平面に垂直な軸心まわりに回転駆動されるものであり、前記コインに当接して該コインを周方向且つ外周方向に付勢するように、外周に向かうほど反回転方向に向かうように傾斜させられた当接面と、前記障壁部材に対応する部分に形成された切欠とを有する複数の駆動突起を、前記複数のコイン穴それぞれの下流側に個別に備えたものである請求項4のコイン送出装置。
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