JP2006034530A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者がゲームに使用される遊技球の処理の過程を明確に把握することができると共に、遊技球の処理状態が美感を呈するようなスロットマシンを提供する。
【解決手段】 遊技球取込み装置34は、透明プラスチック製の偏平な円形容器である前面側から内部が視認可能な球収容ケース35と、電動モータ38により回動するスプロケット37と、球収容ケース35の背面側に回動可能に取り付けられた球収容ケース35と略同一径の円形の薄板である第1シャッタ板41及び第2シャッタ板43と、球収容ケース35の背面側に取り付けられて球排出口Sから落下した遊技球を集める落下球収容部48を備えている。遊技球取込み装置34は、第1シャッタ板41の第1開口部42と第2シャッタ板43の第2開口部44の重なり合った部分を球排出口Sとして利用し、球収容ケース35内の遊技球を落下球収容部48に導くようにしている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、遊技媒体である遊技球を受け入れる上受け皿と連通する整流樋から遊技球を受け入れると共に、賭けボタンが押されることに応じて受け入れた遊技球を取込み通路に排出する遊技球取込み装置を備えたスロットマシンに関するものである。
従来、この種のスロットマシンとしては、例えば特許文献1に示すように、上皿と連通する整流樋から所定の球数が1単位積み重なった状態で投入可能な遊技球投入蓄積手段と、遊技球蓄積投入手段の出口側に接続設置された遊技球の計数排出手段と、遊技球投入蓄積手段に投入された遊技球が予め設定された単位の球数にあるか否かを検知する遊技球数検知手段と、遊技開始時の取込み通路と遊技途中に遊技を終了した場合の戻り球通路とに切り替え制御する球通路切替手段とを一連に備えてユニット化したものが知られている。
また、他のスロットマシンとしては、特許文献2に示すように、遊技球が球受け部に入れられることに応じて遊技球を投入する投入装置と、投入された遊技球に基づく賭けを受付ける賭けスイッチと、遊技球の投入数を残存投入数に加える一方、残存投入数から賭け数を減ずることで賭け数に応じたゲームを実行する制御装置とが設けられているものが知られている。
特開2002−177457号 特開2003−290431号
ところで、これらスロットマシンは、従来からの遊技メタルに代えてパチンコ遊技機に使用される遊技球を採用したものであり、例えば、遊技メタル1枚分に相当する価値を有する遊技球5個を1単位として1回ゲームを行うことができる。また、1回のゲームに使用できる遊技メタルの数が最大3枚と規定されているため、これに対応して1回のゲームで使用できる遊技球の数も5個、10個、15個の3種類となっている。しかし、スロットマシンの場合、パチンコ遊技機のように遊技球が1個単位で発射装置により発射されて遊技板面に送り込まれるものではなく、単に5個単位で視覚では認識できない取込み樋を通して処理されるようになっている。そのため、遊技者にとって、多数の遊技球がどのように処理されているかを把握できないため、正確に処理されているかどうかについて不安感や不信感が生じがちとなる。そのため、遊技者が安心してゲームに打ち込むことができなくなり、ひいては装置に対する不信感を醸成するおそれがある。上記従来の技術はいずれもこのような問題点を含んでいる。
本発明は、上記問題を解決しようとするものであり、遊技者がゲームに使用される遊技球の処理の過程を明確に把握することができると共に、遊技球の処理状態が美感を呈するようなスロットマシンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、本体前面に取り付けられた遊技媒体である遊技球を受け入れる上受け皿と、上受け皿と連通する整流樋から遊技球を受け入れると共に、賭けボタンが押されることに応じて受け入れた遊技球を取込み通路に排出する遊技球取込み装置とを備えたスロットマシンにおいて、遊技球取込み装置が、整流樋に続く本体前面位置に取り付けられた円盤状で軸方向一端にて開口した偏平な容器形状であって、整流樋の出口と対向して遊技球を取り入れ可能な球取入口を設け、軸方向の一端あるいは他端が本体前面に面している球収容ケースと、球収容ケース内に回動自在に取り付けられて、外周側にそれぞれ遊技球を1個づつ収容する複数の凹部と凹部間を仕切る爪を交互に設け、凹部に収容された遊技球を球収容ケース内周面との間で保持し、駆動手段の駆動により回動するスプロケットと、球収容ケースの軸方向一端開口を覆って同軸状にかつ回動可能に配置されて、外周側に周方向に延びた第1開口部を有し、第1駆動部の駆動により回動する第1シャッタ板と、第1シャッタ板に重ね合わされて回動可能に配置されて、外周側に周方向に延びて第1開口部との重なり部分を遊技球を排出可能な球排出口とする第2開口部を有し、第2駆動部の駆動により回動する第2シャッタ板と、賭けボタンが押されたとき、第1駆動部及び/又は第2駆動部により第1シャッタ板及び/又は第2シャッタ板を回動させて第1及び第2開口部の重なり部分である球排出口を形成するように制御し、球排出口を形成した後に、第1駆動部又は第2駆動部により第1シャッタ板又は第2シャッタ板を回動させて球排出口を閉鎖し、さらに駆動手段によりスプロケットを回動させて、スプロケットの全ての凹部に遊技球を収容させるように制御する制御手段とを備え、本体前面側に面した球収容ケースの他端面あるいは第1及び第2シャッタ板が透明で内部が視認可能にされていることにある。
上記のように構成した本発明においては、球収容ケースは、本体前面側に面した他端面あるいは本体前面側に面した第1及び第2シャッタ板が透明で内部が視認可能となっているので、内部に収容された遊技球を明確に認識することができる。賭けボタンを押してゲームを開始させると、制御手段の制御に基づいて、第1シャッタ板及び/又は第2シャッタ板が回動することにより第1及び第2開口部の重なり部分である球排出口が形成される。これにより、スプロケットの凹部に収容された球収容ケース内周面との間で保持された球排出口に位置する所定数の遊技球が球排出口から取込み通路に排出され、ゲームが開始される。このとき、遊技者は、球収容ケースから何個の遊技球が取込み通路に排出されたかを、球収容ケース内を見ることにより明確に認識することができる。そのため、遊技球の排出が正確に処理されているかどうかについて不安感や不信感が生じることがなく、そのため、遊技者が安心してゲームに打ち込むことができる。また、賭けボタンが押されるたびに、排出される遊技球の数にかかわらず、制御手段の制御により、第1及び第2シャッタ板を回動させて球排出口を閉鎖させ、さらにスプロケットを一回転させることにより、球収容ケース内全体に自動的に遊技球が補給される。そのため、遊技者がどのよう遊技球数に対応するゲームを選択しても混乱が生じることはない。
本発明において、第1及び第2開口部のいずれか一方の周方向長さが、全周長さの略1/3であり、他方の周方向長さが略2/3にされているようにすることができる。 これにより、ゲーム開始前においては、第1及び第2シャッタ板において第1及び第2開口部が重なり合っていない状態にされ、ゲーム開始により、周方向長さが全周長さの略1/3のスリットを有する一方のシャッタ板を全周の略1/3回動させることにより、そのスリットを周方向長さが全周長さの略2/3の他方のスリットの半分に重ね合せて第1の球排出口を形成することができる。さらに、一方のシャッタ板を全周の略1/3回動させることにより、そのスリットを周方向長さが全周長さの略2/3の他方のスリットの残りの半分に重ね合せて第2の球排出口を形成することができる。この状態で、両方のシャッタ板を重ね合せて全周の略1/3回動させることにより、球収容ケースの全周の残りの1/3に第3の球排出口を形成することができる。これにより、球収容ケース内の全周を3分割して効果的に活用することができ、スプロケットの凹部に収容された球収容ケース内周面との間で保持された遊技球を1/3づつ球排出口から取込み通路に排出させることができる。例えば、第1の排出口から排出される遊技球数を1単位の遊技に相当するものとすると、球収容ケース全周で1単位の遊技を3回行うことができ、又、1単位の遊技及び2単位の遊技を1回ずつ、あるいは3単位の遊技を1回行うことができる。
また、本発明において、球収容ケースの軸方向一端側の水平面に対する傾斜角度を0〜95°の範囲とすることができる。このように、球収容ケースの一端側を水平面に対する傾斜させることにより、球排出口に位置する遊技球の取込み通路への排出をスムーズに行うことができる。なお、傾斜角度が0°より小さいと、遊技者が球収容ケースを見ることができなく、また傾斜角度が95°より大きいと、球排出口からの遊技球の排出が困難になる。
また、本発明において、整流樋の出口に、遊技球の有無を検出する球検出センサを設け、球検出センサにより遊技球を検出しないときは、制御手段の制御により、スプロケットの回動を停止させるようにすることができる。これにより、スプロケットの回動により球収容ケース内に遊技球を供給するときに、球検出センサにより遊技球を検出しないときはスプロケットの回動が停止させられる。そのため、球収容ケース内に中途半端な数の遊技球が供給されることがなく、その後に、賭けボタンが押された場合に、遊技に対応した適正な遊技球が供給されることによる混乱を未然に防止することができる。
また、本発明において、スプロケットの凹部の数を、賭けボタンを押すことによる最小単位のゲームの実行に必要な遊技球数の整数倍とすることができる。これにより、最小単位のゲーム及びその整数倍の単位のゲームを確実に選択して実行することができ、遊技者に無用の混乱を与えることがない。
本発明によれば、賭けボタンを押してゲームが開始されると、第1及び第2シャッタ板を回動させて第1及び第2開口部の重なり部分である球排出口が形成される。これにより、スプロケットの凹部に収容された球収容ケース内周面との間で保持された球排出口に位置する所定数の遊技球が球排出口から取込み通路に排出されるが、本体前面側に面した球収容ケースの他端面あるいは第1及び第2シャッタ板が透明で内部が視認可能となっている。その結果、遊技者は球収容ケースから何個の遊技球が取込み通路に排出されたかを明確に認識することができるので、遊技球の排出が正確に処理されているかどうかについて不安感や不信感が生じることがなく、そのため、安心してゲームに打ち込むことができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。図1〜図3は、一実施例である遊技場におけるパチンコ遊技機の設置島を利用して設置された遊技媒体を遊技球としているスロットマシンの概略構成を正面図、側面図及び背面図により示したものである。スロットマシン10は、枠部10aに縦長長方形の本体11が片開き可能に取り付けられている。
本体11の前面上半分には前枠12が片開き可能に取り付けられている。前枠12の中央には、横長長方形の透明板13が取り付けられており、透明板13の後側には、横長長方形の図柄表示孔15を設けた遊技盤14が支持されている。図柄表示孔15内には、左,中及び右の3つの円盤状のドラム16a,16b,16cが横並びで互いにわずかな隙間を隔てて隣接すると共に軸方向を左右に向けて同軸状に挿入配置されている。各ドラム16a,16b,16cは、その外周面に複数の図柄が印刷表示されており、図示しないステッピングモータによって軸廻りに回転できるようになっている。各ドラム16a,16b,16cは、停止状態において、遊技盤14内に上下各3つの図柄が表示されるようになっている。図柄組合せの判定基準としては、図1に示すように、上中下の水平判定線L1,L2,L3と、上左隅から下右隅を結ぶ交差線L4及び上右隅から下左隅を結ぶ交差判定線L5の5本が用いられる。スロットマシン10においては、これら各判定線L1〜L5上に所定に図柄の組合せが揃ったか否かによってゲーム上の特典が得られるか否かが判定されるようになっているのである。そして、遊技盤14の第3のドラム16c直下位置には、遊技球取込み装置34が下端側がわずかに後述する中基盤18上端側に跨った状態で取り付けられている。
前枠12の下側には、上受け皿等が設けられた中基盤18が本体11に対して片開き可能に設けられている。中基盤18には、左右両端間において前方に向けて突出した横長の突出部19が設けられている。突出部19の中央から左側部分に上受け皿21が設けられており、上受け皿21の右側及び前側が、上面が傾斜した取付面22になっている。上受け皿21は、図4に示すように、後述する賞球払出装置58から送られた賞球及び遊技者の手又は供給機(図示しない)から供給される遊技球を貯留するものである。上受け皿21の右端には、右方向に向けてわずかに下方に傾斜した整流樋23が延設されている。整流樋23は、遊技球1個分を通過可能に整列させて右端の出口に導くようになっている。整流樋23の右端出口は、遊技球取込み装置34の球取入口35dにつなげられている。また、整流樋23の右端出口には、遊技球を検知する球検出センサである入口側センサ23aが設けられている。なお、整流樋23については、図5に示すように、整流樋23の先端で後側に向けて曲げられて、遊技球取込み装置34の前面側に繋がる曲部23bを設けた形態であってもよい。
取付面22の上受け皿21前側には、ドラム16a,16b,16cの回動を開始させるためのスタートレバー24が取り付けられている。また、取付面22の中央には左,中及び右の3個のストップボタン25が設けられている。3個のストップボタン25は、それぞれ左,中及び右の3つのドラム16a,16b,16cに対応しており、これらドラムの回転を停止させる機能を有している。さらに、取付面22の右側には、2個の第1及び第2賭け選択ボタン26,27が設けられている。第1賭け選択ボタン26は、1回押されることにより遊技球5個に対応した1単位のゲームを選択でき、2回押されることにより遊技球10個に対応した2単位のゲームを選択できる。第2賭け選択ボタン27は、遊技球15個に対応した3単位のゲームを選択できるようになっている。取付面22の第1及び第2賭け選択ボタン26,27の下側には、ゲームを精算するための精算ボタン28が取り付けられている。
上記各単位のゲームの内容と、水平判定線L1,L2,L3及び交差判定線L4,L5との関係について説明する。遊技球5個に対応する1単位のゲームの場合、3本の水平判定線の内の1本例えば中央のL2のみが判定対象になり、水平判定線L2において図柄が揃った場合のみ入賞となる。遊技球10個に対応する2単位のゲームの場合、3本の水平判定線L1〜L3の全てが判定対象になり、水平判定線L1,L2,L3のいずれかにおいて図柄が揃った場合は入賞となる。さらに、遊技球15個に対応する3単位のゲームの場合、3本の水平判定線L1,L2,L3に加えて両交差判定線L4,L5も含めた全てが判定対象になり、いずれかの判定線において図柄が揃った場合は入賞となる。さらに、各判定線L1〜L5において予め規定された特定の図柄の組み合わせが生じたような場合には、入賞に加えてさらに有利な特典が得られるようになっている。
中基盤18の下側には、賞球等を貯留する下受け皿31が設けられた下基盤29が本体11に固定されている。下受け皿31には、前側に球出レバー32が取り付けられており、球出レバー32を横方向に操作することにより、下受け皿31に貯留された遊技球を下受け皿31の底部に設けた球出孔(図示しない)から取り出すことができるようになっている。
遊技球取込み装置34は、図6,図7に示すように、透明プラスチック製の偏平な円形容器である球収容ケース35と、電動モータ38により回動するスプロケット37と、球収容ケース35の背面側に回動可能に取り付けられた球収容ケース35と略同一径の円形の薄板である第1シャッタ板41及び第2シャッタ板43と、球収容ケース35の背面側に取り付けられて球排出口Sから落下した遊技球を集める落下球収容部48を備えている。遊技球取込み装置34は、第1シャッタ板41の第1開口部42と第2シャッタ板43の第2開口部44の重なり合った部分を球排出口Sとして利用し、球収容ケース35内の遊技球を落下球収容部48に導くようにしている。
球収容ケース35は、図8−1,2に示すように、1枚の前面側の円板部35aと、円板部35aの背面側の外周縁に取り付けられた遊技球1個分より幅の広い円環形の外周板35cを有しており、円板部35aの中心に取付孔35bを設けており、外周板35cの左下側に球取入口35dを有しており、軸方向一端である背面側が開口になっている。スプロケット37は、図6,図9−1,2に示すように、プラスチック製の円形厚板であり、外周縁に周方向に沿ってそれぞれ遊技球を1個づつ収容する15個の半円弧状の凹部37aと、凹部37a間を仕切る爪37bを交互に設けており、中心に取付孔37cを設けている。スプロケット37は、凹部37aが遊技球を半分程度収容できる深さになっており、爪37b位置での外径が球収容ケース35の外周板35cに対して遊技球半分程度小さくなっており、凹部37aに遊技球を収容した状態で遊技球が外周板35cに接触しないようにわずかな隙間が設けられている。スプロケット37は、球収容ケース35内に収容されて、取付孔37cに固定された回転軸37dが取付孔35bを通して背面側に突出し、電動モータ38の回転軸に係合している。
第1シャッタ板41は、図10に示すように、外周縁側に周方向に沿って延びた円弧状の第1開口部42を有しており、外周縁に周方向全周に沿ってねじ溝41aを設けている。第1開口部42は、中心角が略117°で、幅が遊技球Mの外径よりわずかに大きくかつ周方向の両端が円弧状になっており、スプロケット37の凹部37aに収容された遊技球5個分が対応するようになっている。第1シャッタ板41は、図6に示すように、外周縁に設けたねじ溝41aに第1駆動部である電動モータ45の回転軸に取り付けた歯車をかみ合わせることにより回動できるようになっている。
第2シャッタ板43は、図11に示すように、上記第1開口部42と重なり合う径方向位置に外周縁に沿って延びた円弧状の第2開口部44を有しており、第2開口部44の径方向内側に周方向全周に沿ってねじ溝43aを設けている。第2開口部44は、中心角が略238°で、幅が遊技球Mの外径よりわずかに大きくかつ周方向の両端が円弧状になっており、スプロケット37の凹部37aに収容された遊技球10個分が対応するようになっている。第2シャッタ板43は、図6に示すように、ねじ溝43aに第2駆動部である電動モータ46の回転軸に取り付けた歯車をかみ合わせることにより回動できるようになっている。
落下球収容部48は、図6,図7に示すように、下側が略半円形でかつ上端側が長方形の平板48aと、上端を除く外周縁に沿って取り付けられた幅が遊技球2個分程度の側板48bとからなる容器状である。落下球収容部48は、球収容ケース35の第1及び第2シャッタ板41,43が配設された背面側開口に被せるように取り付けられて、背面側との間が上端側が開口した遊技球を収容できる空間になっている。落下球収容部48は、側板48bの下端に球出口48cを設けている。球出口48cの下側には、中基盤18及び下基盤29の裏側にて取込み通路51が下方に延びて設けられており、その下端側が遊技場に設けられたパチンコ遊技機用の設置島の補給装置(図示しない)につながるようになっている。取込み通路51の上端開口近傍位置には、球出口48cから落下した遊技球を検出する出口側センサ52が設けられている。
取込み通路51は、途中で戻り球通路53が分岐して設けられている。戻り球通路53の先端は、下受け皿31に連通するようになっている。取込み通路51と戻り球通路53の切替は、取込み通路51から戻り球通路53が分岐した位置に設けられた切替板54によって行われる。切替板54は、電磁ソレノイド(図示しない)により駆動されるようになっており、電磁ソレノイドの非通電状態で、取込み通路51が開放されると共に戻り球通路53が閉鎖されており、電磁ソレノイドの通電により、取込み通路51が閉鎖されると共に戻り球通路53が開放されるようになっている。球収容ケース35は、球取入口35dを整流樋23の出口に繋げるようにして前枠12の下端側に取り付けられる。
つぎに、遊技球取込み装置34における、第1シャッタ板41の第1開口部42と第2シャッタ板43の第2開口部44の重なり合いの態様について、図12−1〜5により説明する。ゲーム開始前は、図12−1に示すように、第1開口部42と第2開口部44との重なり合いはなく、球排出口は形成されないので球収容ケース35から遊技球が落下することはない。第1賭け選択ボタン26が1回押されて1単位のゲームが選択されると、図12−2に示すように、第1シャッタ板41が左回りに全周の1/3回動し、第1開口部42が第2開口部44の右側半分に重なって球排出口S(図の斜線部)が形成され、この球排出口Sから5個の遊技球が落下球収容部48内に落下する。
第1賭け選択ボタン26の代りに第2賭け選択ボタン27が押されると、スプロケット37に保持された15個の遊技球全てを落下球収容部48に排出する必要がある。そのため、図12−2の状態に続いて、図12−3に示すように、第1シャッタ板41がさらに全周の1/3回動し、第1開口部42が第2開口部44の左側半分に重なって球排出口S(図の斜線部)が形成され、つぎの5個の遊技球が球排出口Sから落下する。さらに、図12−4に示すように、第1シャッタ板41及び第2シャッタ板43が共に左回りに全周の1/3回動し、第1開口部42が第2開口部44の左側半分に重なった状態で全周の1/3回動すことにより、残りの5個の遊技球が球排出口Sから落下する。その後、図12−5に示すように、第1シャッタ板41がさらに全周の1/3回動し、第1開口部42の第2開口部44に対する重なり部分がなくされる。以上のように、第1シャッタ板41の第1開口部42と第2シャッタ板43の第2開口部44の重なり合いの態様は、第1シャッタ板41が全周の1/3ずつの回動を4回で合計360°+120°行い、第2シャッタ板43が120°の回動を1回行うことにより1サイクルが形成される。
スロットマシン10の裏面側は、図2に示すように、上端側に遊技球を貯留するタンク56が設けられており、タンク56底部から延びて右下方向にわずかに傾斜した遊技球樋57が設けられている。タンク56には、遊技場の設置島に設けた補給装置から遊技球が補給されるようになっている。遊技球樋57の右端には賞球を供給するための賞球払出装置58が接続されており、賞球払出装置58からは、下方に延びた賞球通路59が設けられている。賞球通路59は、その中間位置で上受け皿21の賞球供給口21aに連通しており、中間位置からさらに左下方に延びて下受け皿31の供給口に連通している。
スロットマシン10の裏面側の右下には、スロットマシンの電気的動作の制御を行う制御手段である制御装置61が設けられている。制御装置61は、マイクロコンピュータ等により構成されており、図13,図14に示す「球取込み制御プログラム」、及び図15に示す「球補充制御プログラム」を実行するものである。制御装置61の入力側には、上記入口側センサ23a、スタートレバー24、ストップボタン25、第1及び第2賭け選択ボタン26,27、精算ボタン28が接続されており、出力側には電動モータ38,45,46等が接続されている。なお、制御装置61は、スロットマシーン10のゲームの入賞制御、賞球供給制御等も行うが、ここではこれら制御については説明を省略する。
つぎに、上記構成の実施例の動作について、特に遊技球取込み装置34の動作を中心として説明する。制御装置61は、スロットマシーン10の電源投入状態で「球取込み制御プログラム」及び「球補充制御プログラム」の実行を開始する(S65,S95)。この初期状態において、電動モータ45,46は通電されておらず第1及び第2シャッタ板41,43は初期状態に配置されており、球排出口が形成されておらず、さらに球収容ケース35内に遊技球は収容されていない(S66)。制御装置61は、取込み装置34のこのような状態を取込み装置状態フラグF(以下、取込み装置状態Fと記す)が「0」であるとして認識している(S67)。この取込み装置状態F=0においては、制御装置61は、各種スイッチの入力を受け付けないように制御している。
つぎに、上受け皿21に遊技球が投入されて、整流樋23の出口において入口側センサ23aによって遊技球が検知されていると、制御装置61は、これに応じてスプロケット37を1回転させてその凹部37aに遊技球を受け入れる(S68〜S70)。なお、整流樋23に遊技球がない場合は、スプロケット37の回動は直ちに停止させられる(S71)。これにより、球収容ケース35内に中途半端な数の遊技球が供給されることがなく、その後に、賭けボタン26,27が押された場合に、ゲームの実行に対応しない不適正な数の遊技球が供給されることによる混乱を未然に防止することができる。スプロケット37が1回転して、全ての凹部37a内に遊技球が収容されると、その回動が停止させられる(S72)。制御装置61は、遊技球取込み装置34のこのような状態を取込み装置状態Fが「1」であるとして認識している(S73)。この取込み装置状態F=1においては、制御装置61は、各種スイッチの入力を受け付け可能になっており、スロットマシン10が遊技開始可能な状態になっている。
遊技開始に際して、まず遊技者は、遊技球取込み装置34の球収容ケース35に15個の遊技球が収容されていることを視覚で確認した後、取付面22の第1賭け選択ボタン26あるいは第2賭け選択ボタン27を選択して押すことができる。例えば、第1賭け選択ボタン26が1回押されると(S74)、1単位のゲームが指定されたことになり、制御装置61は、1単位のゲームが指定されたことに応じて、電動モータ38により第1シャッタ板41を左回りに全周の1/3である120°回動させる(S75,S76)。これにより、スプロケット37の凹部37aに収容されて球収容ケース35内周面との間で保持された5個の遊技球が移動して球排出口Sから落下球収容部48に排出される。このとき、遊技者は球排出口Sからの遊技球排出状況を視覚により明確に認識することができる。
つづいて、落下球収容部48に収容された遊技球が取込み通路51に排出される。このとき、遊技球の取込み通路51への落下が、出口側センサ52によって検出されることにより、制御装置61によって確かに遊技球が支払われたことが確認されるようになっている。その後、制御装置61の制御に基づいて、第2シャッタ板43が左廻りに120°回動する(S77)。これにより、球収容ケース35内の遊技球の落下球収容部48内への不要な落下を防止しつつ、第1及び第2シャッタ板41,43の第1開口部42と第2開口部44の重なりが解消される。
なお、第1賭け選択ボタン26が2回押されると(S74)、2単位のゲームが指定され、制御装置61の制御に基づいて電動モータ38により第1シャッタ板41が左回りに120°づつ2回で合計240°回動して、10個の遊技球が取込み通路51に排出される(S75,78,79)。その後、制御装置61の制御に基づいて、第2シャッタ板43が左廻りに240°回動する(S80)。これにより、第1及び第2シャッタ板41,43の第1開口部42と第2開口部44の重なりが解消される。また、第2賭け選択ボタン27が1回押されると(S74)、3単位のゲームが指定され、第1シャッタ板41が左回りに120°づつ2回で合計240°回動し、さらに第1及び第2シャッタ板41,43が左回りに120°回動することにより、15個の遊技球が全て取込み通路51に排出される(S75,81,82,83)。その後、制御装置61の制御に基づいて、第1シャッタ板43が左廻りに120°回動する(S84)。
制御装置61は、遊技球取込み装置34のこのような状態を取込み装置状態Fが「2」であるとして認識している(S85)。この取込み装置状態F=2においては、制御装置61は、スタートレバー24の操作を受け付け可能になっており、また球収容ケース35内へ遊技球補充が可能な状態になっている。
遊技者によりスタートレバー24が操作されると(S86)、制御装置61の制御に基づいて、ステッピングモータの駆動によりドラム16a,16b,16cが所定時間例えば4.1秒の回転を開始する(S87)。この所定時間内に、遊技者が3個のストップボタン25押すことにより(S88)、ドラム16a,16b,16cが順次停止する(S89)。停止状態の3つのドラム16a,16b,16cについて、ここでは1単位のゲームが選択されているので、水平判定線L2において図柄が揃った場合のみ入賞となる。入賞した場合は、賞球払出装置58により所定数の賞球が賞球通路59を通して上受け皿21内に供給される。
本実施例において、第1賭け選択ボタン26あるいは第2賭け選択ボタン27が押されることにより、球収容ケース35内から所定数の遊技球が排出されるが、球収容ケース35内の遊技球の不足分については、その後に行われるゲーム中に補充されるようになっている。具体的には、制御装置61は、図15に示す「球補充制御プログラム」の実行において、取込み装置状態F=2となったことに応じて(S95,96)、スプロケット37を1回転させてその凹部37aに遊技球を受け入れる(S97〜S99)。なお、整流樋23に遊技球がない場合は、スプロケット37の回動は直ちに停止させられる(S100)。スプロケット37が1回転して、全ての凹部37a内に遊技球が収容されると、その回動が停止させられ(S101)、さらに取込み装置状態Fが「1」に戻される(S102)。その後、プログラムはS95に戻されて、制御装置61により同様の処理が繰り返される(S103)。
球収容ケース35内に不足した遊技球が補充されて、取込み装置状態Fが「1」にされたことにより、「球取込み制御プログラム」における処理がS90からS74に戻され、新たなゲームの開始が可能にされる。このように、ゲーム実行中に、不足した遊技球が自動的に球収容ケース35内に補充されるため、球収容ケース35内の遊技球不足により、ゲームの連続した進行が妨げられることがない。また、スプロケット37内に不足の遊技球を供給する場合において、入口側センサ23aにより遊技球を検出しないときは、制御装置61の制御によりスプロケット37の回動が停止させられる。そのため、球収容ケース35内に中途半端な数の遊技球が供給されることがなく、その後に、賭け選択ボタン26,27が押された場合に、遊技に対応した適正な遊技球が供給されないことによる混乱を未然に防止することができる。
以上に説明したように、本実施例においては、第1シャッタ板41や第2シャッタ板43が回動することによる第1開口部42及び第開口部44の重なりによって形成された球排出口Sから、スプロケット37の凹部37aに収容された球収容ケース35内周面との間で保持された所定数の遊技球が落下球収容部48を通して取込み通路51に排出され、ゲームが開始される。その際、遊技者は、球収容ケース35から何個の遊技球が落下球収容部48側に排出されたかを、前面が透明な球収容ケース35内を見ることにより明確に認識することができる。そのため、遊技球の排出が正確に処理されているかどうかについて不安感や不信感が生じることがなく、遊技者が安心してゲームに打ち込むことができる。また、遊技球取込み装置34は、透明な球収容ケース35内で第1シャッタ板41や第2シャッタ板43が回動して遊技球の収容及び排出を行うものであるため美感が得られる。その結果、遊技者にとってゲームの興趣がさらに高められる。
なお、本実施例においては、球収容ケース35の背面側の水平面に対する傾斜角度を80°とすることにより、第1及び第2シャッタ板41,43により形成された球排出口Sから遊技球の取込み通路51への排出がスムーズに行うことができるが、傾斜角度の範囲は0〜95°の範囲であればよい。また、本実施例においては、スロットマシン10の前面に球収容ケース35の円板部35aを配置する代りに、シャッタ板41,43側を前面側に配設することも可能である。その場合は、落下球収容部48を前面側に設けて落下した遊技球を処理する必要がある。
なお、本実施例においては、球収容ケース内に収容される遊技球の数は15個となっているが、これに限らない。また、1単位のゲームに要する遊技球の数についても5個に限らず、例えば1個とすることも可能である。さらに、スプロケット、第1及び第2シャッタ板の駆動方法についても、上記実施例に示した方法に限らない。また、第1及び第2シャッタ板の駆動による開口部の重なり部分の形成についても、上記実施例に示した方法に限らない。その他、上記実施例に示したスロットマシン及び取込み装置については、一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変更して実施することが可能である。
本発明によれば、賭けボタンを押して遊技を開始させると、球収容ケース内の遊技球が第1及び第2シャッタ板の回動により球排出口を通して取込み通路に排出されるが、球収容ケースの前面あるいは前面側に配置された第1及び第2シャッタ板が、透明で内部が視認可能となっているので、遊技者は、球収容ケースから何個の遊技球が取込み通路に排出されたかを、球収容ケース内を見ることにより明確に認識することができる。そのため、遊技球の排出が正確に処理されているかどうかについて不安感や不信感が生じることがなく、そのため、遊技者が安心してゲームに打ち込むことができるので、本発明は有用である。
本発明の一実施例であるスロットマシンを概略的に示す正面図である。 スロットマシンを概略的に示す脊面図である。 スロットマシンを概略的に示す側面図である。 スロットマシンの上受け皿及び整流溝を概略的に示す平面図である。 変形例である上受け皿及び整流溝を概略的に示す平面図である。 スロットマシンの遊技球取込み装置を概略的に示す正面図である。 同遊技球取込み装置を概略的に示す平面図である。 同遊技球取込み装置を構成する球収容ケースを概略的に示す正面図である。 同遊技球取込み装置を構成する球収容ケースを概略的に示す図8−1のIX−IX線方向の断面図である。 遊技球取込み装置を構成するスプロケットを概略的に示す正面図である。 遊技球取込み装置を構成するスプロケットを概略的に示す平面図である。 遊技球取込み装置を構成する第1シャッタ板を概略的に示す正面図である。 遊技球取込み装置を構成する第2シャッタ板を概略的に示す正面図である。 第1及び第2シャッタ板の動作態様1を説明する説明図である。 第1及び第2シャッタ板の動作態様2を説明する説明図である。 第1及び第2シャッタ板の動作態様3を説明する説明図である。 第1及び第2シャッタ板の動作態様4を説明する説明図である。 第1及び第2シャッタ板の動作態様5を説明する説明図である。 スロットマシンの制御装置により実行される「球取込み制御プログラム」のフローチャートの一部である。 同「球取込み制御プログラム」のフローチャートの一部である。 制御装置により実行される「球補充制御プログラム」のフローチャートである。
符号の説明
10…スロットマシン、16a,16b,16c…ドラム、21…上受け皿、23…整流樋、23a…入口側センサ、24…スタートレバー、25…ストップボタン、26…第1賭け選択ボタン、27…第2賭け選択ボタン、31…下受け皿、34…遊技球取込み装置、35…球収容ケース、35d…球取入口、35e…球排出口、37…スプロケット、37a…凹部、38…電動モータ、41…第1シャッタ板、42…第1開口部、43…第2シャッタ板、44…第2開口部、45,46…電動モータ、48…落下球収容部、51…取込み通路、53…戻り球通路、61…制御装置、S…球排出口。

Claims (5)

  1. 本体(11)前面に取り付けられた遊技媒体である遊技球を受け入れる上受け皿(21)と、該上受け皿(21)と連通する整流樋(23)から遊技球を受け入れると共に、賭けボタン(26,27)が押されることに応じて受け入れた遊技球を取込み通路(51)に排出する遊技球取込み装置(34)とを備えたスロットマシンにおいて、前記遊技球取込み装置(34)が、
    前記整流樋(23)に続く前記本体(11)前面位置に取り付けられた円盤状で軸方向一端にて開口した偏平な容器形状であって、該整流樋(23)の出口と対向して遊技球を取り入れ可能な球取入口(35d)を設け、軸方向の一端あるいは他端が本体前面に面している球収容ケース(35)と、
    該球収容ケース(35)内に回動自在に取り付けられて、外周側にそれぞれ遊技球を1個づつ収容する複数の凹部(37a)と該凹部(37a)間を仕切る爪(37b)を交互に設け、該凹部(37a)に収容された遊技球を該球収容ケース(35)内周面との間で保持し、駆動手段(38)の駆動により回動するスプロケット(37)と、
    前記球収容ケース(35)の軸方向一端開口を覆って同軸状にかつ回動可能に配置されて、外周側に周方向に延びた第1開口部(42)を有し、第1駆動部(45)の駆動により回動する第1シャッタ板(41)と、
    該第1シャッタ板(41)に重ね合わされて回動可能に配置されて、外周側に周方向に延びて前記第1開口部(42)との重なり部分を遊技球を排出可能な球排出口(S)とする第2開口部(44)を有し、第2駆動部(46)の駆動により回動する第2シャッタ板(43)と、
    前記賭けボタン(26,27)が押されたとき、前記第1駆動部(45)及び/又は第2駆動部(46)により前記第1シャッタ板(41)及び/又は第2シャッタ板(43)を回動させて前記第1及び第2開口部(42,44)の重なり部分である球排出口(S)を形成するように制御し、該球排出口(S)を形成した後に、前記第1駆動部又は第2駆動部により前記第1シャッタ板(41)又は第2シャッタ板(43)を回動させて前記球排出口(S)を閉鎖し、さらに前記駆動手段(38)により前記スプロケット(37)を回動させて、該スプロケット(37)の全ての凹部に遊技球を収容させるように制御する制御手段(61)とを備え、
    前記本体(11)前面側に面した前記球収容ケース(35)の他端面あるいは前記第1及び第2シャッタ板(41,43)が透明で内部が視認可能にされていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記第1及び第2開口部(42,44)のいずれか一方の周方向長さが、全周長さの略1/3であり、他方の周方向長さが略2/3にされていることを特徴とする前記請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記球収容ケース(35)の軸方向一端側の傾斜角度が0〜95°の範囲であることを特徴とする前記請求項1又は2に記載のスロットマシン。
  4. 前記整流樋(23)の出口に、遊技球の有無を検出する球検出センサ(23a)を設け、該球検出センサ(23a)により遊技球を検出しないときは、前記制御手段(61)の制御により、前記スプロケット(37)の回動を停止させるようにしたことを特徴とする前記請求項1から3のいずれか1項に記載のスロットマシン。
  5. 前記スプロケット(37)の凹部(37a)の数を、前記賭けボタン(26,27)を押すことによる最小単位のゲームの実行に必要な遊技球数の整数倍としたことを特徴とする前記請求項1から4のいずれか1項に記載のスロットマシン。
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