JP2007000198A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007000198A JP2007000198A JP2005180951A JP2005180951A JP2007000198A JP 2007000198 A JP2007000198 A JP 2007000198A JP 2005180951 A JP2005180951 A JP 2005180951A JP 2005180951 A JP2005180951 A JP 2005180951A JP 2007000198 A JP2007000198 A JP 2007000198A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probability table
- medals
- reel
- medal
- winning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
【課題】 遊技機の稼働率を向上させ、遊技店の利益を増加させる。
【解決手段】 メダルがベットされているときにスタートレバーを押下すると、その時点における乱数の抽出と、メダルのクレジット枚数が45枚以上か否かの判定が行われる。この判定の結果、メダルのクレジット枚数が45枚以上であると判定された場合には、遊技機は高確率テーブルを使用して抽選を行う。一方、メダルのクレジット枚数が45枚未満であると判定された場合には、遊技機は低確率テーブルを使用して抽選を行う。このように、メダルのクレジット枚数で当選確率を変更するから、遊技者は、メダルのクレジット枚数を常に45枚以上にしていないと高確率な状態で遊技を行うことが出来ない。したがって、遊技者に大量のメダルを購入させることができ、遊技店の利益を増加させることが可能になる。
【選択図】 図3
【解決手段】 メダルがベットされているときにスタートレバーを押下すると、その時点における乱数の抽出と、メダルのクレジット枚数が45枚以上か否かの判定が行われる。この判定の結果、メダルのクレジット枚数が45枚以上であると判定された場合には、遊技機は高確率テーブルを使用して抽選を行う。一方、メダルのクレジット枚数が45枚未満であると判定された場合には、遊技機は低確率テーブルを使用して抽選を行う。このように、メダルのクレジット枚数で当選確率を変更するから、遊技者は、メダルのクレジット枚数を常に45枚以上にしていないと高確率な状態で遊技を行うことが出来ない。したがって、遊技者に大量のメダルを購入させることができ、遊技店の利益を増加させることが可能になる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、遊技店等において使用されるスロットマシン等の遊技機に関し、さらに詳しくは、遊技中に行われる抽選の当選確率を変更することができる遊技機に関する。
パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるスロットマシンは、筐体を構成する収納箱の内部に3個のリールが配設されている。これらリールの外周面には複数種類の図柄が配列されている。これら図柄の一部は、収納箱の前面に開閉自在に取り付けられている前面扉の表示窓を介して視認できるようになっている。このようなスロットマシンの場合、メダルベットを行った後にスタートレバーを操作すると、遊技が開始される。
遊技が開始されると、3個のリールが一斉に回転動作を開始する。そして、これらリールの回転速度が所定速度に到達すると、各リールに対応するように設けられた第1〜第3ストップボタンの押圧操作が有効になる。遊技者が第1〜第3ストップボタンのいずれかを押圧操作すると、押圧操作されたストップボタンに対応するリールが停止する。このリールの停止は、遊技開始時に行われる内部抽選の結果に基づいて行われる。内部抽選に当選し、その当たりに対応する図柄が入賞ライン上に引き込める位置にある場合には、入賞ライン上に停止させるように各リールの停止制御が行われる。なお、目的の図柄を入賞ライン上に引き込むことができない場合には、他の図柄が入賞ライン上に揃わないようにリールの停止制御が行われる。そして、入賞ライン上に当たりとなる図柄が揃うと入賞となり、入賞に対するメダルの払い出しが行われる。
しかし、スロットマシンでは、当たりに対応する図柄が入賞ライン上に引き込める位置にあるときにストップボタンを押圧操作しなければならず、この点で遊技者の技量が介入したものとなっていた。このため、初心者のように技量の低い遊技者が遊技を行っても、当たりに対応する図柄を入賞ライン上に引き込めず、大量のメダルを獲得することが出来ない場合があった。このような場合には、却って遊技者の興趣を損ねてしまい、短時間で遊技を中断してしまうことがあり、スロットマシンの稼働率を上げることが困難な状態になる恐れがある。
このような問題を解決するために、例えば、メダルのクレジット数が少なくなってきた場合には遊技者の興趣を向上させるような演出を行うことによって遊技者に継続して遊技を行わせ、稼働率を向上させるスロットマシンが公開されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−154460号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたスロットマシンでは、クレジット数によって演出のみを変更することとしている。このため、例えばクレジット数が一定数以下になった場合に演出を変更したとしても、興趣を損ねた遊技者が遊技を中断する場合があり、遊技者に遊技を継続して行わせるのには限界があった。また、このような場合には、遊技機の稼働率が低下し、パチンコ店の売上を向上させることができないという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、遊技機の稼働率の低下を防止することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するにあたり、本発明の遊技機は、メダル投入口から投入されたメダルの枚数をクレジットするクレジット手段と、予め定められた条件が成立したときに、遊技者に有利な特典を付与するか否かを確率テーブルを使用して抽選する抽選手段とを備えた遊技機において、当選確率の異なる複数の確率テーブルを記憶する確率テーブル記憶手段と、前記クレジット手段にクレジットされた前記メダルの枚数が予め定められた枚数以上になったときに、前記抽選手段が使用する確率テーブルを、前記抽選手段が使用していた確率テーブルの当選確率より高確率な確率テーブルに選択し直す変更手段を備えたことを特徴とする。なお、「予め定められた条件」とは、例えば、入賞時の停止図柄が「7−7−7」と表示されることによって遊技者が大量のメダルを獲得することができるBB(ビッグボーナス)、入賞時の停止図柄が「BAR−BAR−BAR」と表示されることによって遊技者が大量のメダルを獲得することができるRB(レギュラーボーナス)等に入賞すること、あるいは、例えば、入賞時の停止図柄が「チェリー」等と表示されることによって、その入賞に応じた枚数のメダルが払い出される小役に入賞することが挙げられる。また、「抽選」とは、乱数を抽出した後、その乱数と確率テーブルとを対比して、その乱数がハズレ及び複数種類の当選役のいずれに該当しているかを決定することをいう。また、「有利な特典」とは、入賞することによって獲得するメダル並びにBBに入賞することによるBBモードへの移行及びRBに入賞することによるRBモードへの移行が挙げられる。また、「予め定められた枚数」とは、当選確率が高い確率テーブルと当選確率が低い確率テーブルとを切り替える基準となる、クレジットされたメダルの枚数をいい、クレジット可能なメダルの枚数に上限値がある場合には、「予め定められた枚数」は、上限値に近い枚数であることが好ましい。なお、本明細書においては、当選役に対応する図柄を入賞ライン上に揃えた状態を「入賞」という。
また、本発明の遊技機は、メダル投入口から投入されたメダルの枚数をクレジットするクレジット手段と、予め定められた条件が成立したときに、遊技者に有利な特典を付与するか否かを確率テーブルを使用して抽選する抽選手段とを備えた遊技機において、当選確率の異なる複数の確率テーブルを記憶する確率テーブル記憶手段と、前記クレジット手段にクレジットされた前記メダルの枚数が予め定められた枚数以下になったときに、前記抽選手段が使用する確率テーブルを、前記抽選手段が使用していた確率テーブルの当選確率より高確率な確率テーブルに選択し直す変更手段を備えたことを特徴とする。なお、「予め定められた枚数」とは、当選確率が高い確率テーブルと当選確率が低い確率テーブルとを切り替える基準となる、クレジットされたメダルの枚数をいい、「予め定められた枚数」は、0枚に近い枚数であることが好ましい。
本発明の遊技機によれば、メダル投入口から投入されたメダルの枚数をクレジットするクレジット手段と、予め定められた条件が成立したときに、遊技者に有利な特典を付与するか否かを確率テーブルを使用して抽選する抽選手段とを備えた遊技機において、当選確率の異なる複数の確率テーブルを記憶する確率テーブル記憶手段と、前記クレジット手段にクレジットされた前記メダルの枚数が予め定められた枚数以上になったときに、前記抽選手段が使用する確率テーブルを、前記抽選手段が使用していた確率テーブルの当選確率より高確率な確率テーブルに選択し直す変更手段を備えたから、クレジット手段にクレジットされたメダルの枚数を予め定められた枚数以上にすることによって、遊技者は通常の遊技よりも当選確率が高い状態で遊技を行うことができ、遊技者の興趣を増加させることが可能になる。また、当選確率が高い状態で遊技が行われている場合には、当選確率が低い状態で遊技を行っているときよりも「抽選に当選するかもしれない」という期待感を遊技者に抱かせやすい。このため、遊技者に継続して遊技を行わせることができ、遊技機の稼働率を向上させることが可能になる。さらに、当選確率が高い状態で遊技を行うためには、予め定められた枚数以上の状態を維持しなければならないので、遊技者に継続してメダルを購入させることができ、遊技店の売上を増加させることも可能になる。
また、本発明の遊技機によれば、メダル投入口から投入されたメダルの枚数をクレジットするクレジット手段と、予め定められた条件が成立したときに、遊技者に有利な特典を付与するか否かを確率テーブルを使用して抽選する抽選手段とを備えた遊技機において、当選確率の異なる複数の確率テーブルを記憶する確率テーブル記憶手段と、前記クレジット手段にクレジットされた前記メダルの枚数が予め定められた枚数以下になったときに、前記抽選手段が使用する確率テーブルを、前記抽選手段が使用していた確率テーブルの当選確率より高確率な確率テーブルに選択し直す変更手段を備えたから、クレジット手段にクレジットされるメダルの枚数が予め定められた枚数以下になると、遊技者は通常の遊技よりも当選確率が高い状態で遊技を行うことができる。遊技者が所持するメダルの枚数が少なくなった場合に当選確率が高い状態に変更されると「当選確率が高い状態だから、もう少し遊技を行ったら抽選に当選するかもしれない」という期待感を遊技者に抱かせることができる。このため、遊技者の手持ちのメダル枚数が少ない場合には、メダルを購入させて遊技を継続して行わせることができるので、遊技機の稼働率を向上させることが可能になる。また、遊技者にメダルを継続して購入させることによって、遊技店の売上を増加させることが可能になる。
図1に示すように、スロットマシン11には、収納箱12と前面扉13とからなる筐体14が設けられている。前面扉13には表示窓15が設けられている。表示窓15の奥には第1リール16、第2リール17、第3リール18が回転自在に組み込まれている。第1リール16、第2リール17、第3リール18の外周には複数種類の図柄が一定の間隔で配列されている。第1リール16、第2リール17及び第3リール18が停止した状態では、表示窓15を通して1リール当たり3個の図柄が観察できるようになっている。そして、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横3本と斜め2本の合計5本設定されている。
スロットマシン11では、50枚を限度にメダルをクレジットすることが可能になっている。スロットマシンにメダルが投入されていない場合には、遊技者がメダル投入口19に投入したメダルは3枚までベットされ、その後に投入されたメダルは順次クレジットされる。クレジットされているメダルの枚数は、クレジット枚数表示器20により表示される。
スタートレバー21が押下されると、第1リール16、第2リール17及び第3リール18が一斉に回転を開始する。そして、第1リール16、第2リール17及び第3リール18の回転が開始してから所定時間が経過すると、第1ストップボタン22、第2ストップボタン23及び第3ストップボタン24の操作が有効化される。第1ストップボタン22、第2ストップボタン23及び第3ストップボタン24が押下されると、それぞれに対応する第1リール16、第2リール17、第3リール18が個別に停止される。
前面扉13の下部には受け皿25が設けられている。受け皿25には、当選役が入賞した時に当選役の種類に応じた枚数のメダルが払出し口26から払い出される。
表示窓15の下方には操作パネル27が設けられている。操作パネル27には、クレジットされたメダルを1枚ずつベットする1ベットボタン28、クレジットされたメダルを一回の押下で3枚ベットするMAXベットボタン29が設けられている。遊技者は、メダル投入口19にメダルを投入した後に、1ベットボタン28又はMAXベットボタン29を押下してメダルをベットする。そして、1枚のメダルをベットすると中段の入賞ラインが有効化される。2枚のメダルをベットすると中段の入賞ラインに上段及び下段の入賞ラインを加えた横3本の入賞ラインが有効化される。3枚のメダルをベットすると、上段、中段、下段の3本に斜めの2本を加えた合計5本の入賞ラインが有効化される。
次に、スロットマシン11の電気的構成を図2に基づいて説明する。スロットマシン11は、CPU31にROM32(確率テーブル記憶手段)及びRAM33が接続されるようにして構成されている。また、CPU31には、メダル投入口19にメダルが投入されたことを検知するメダルセンサ34、1ベットボタン28が押下されたことを検知する1ベットセンサ35、MAXベットボタン29が押下されたことを検知するMAXベットセンサ36、スタートレバー21が操作されたことを検知するスタート信号センサ37、並びに第1ストップボタン22、第2ストップボタン23及び第3ストップボタン24のそれぞれに設けられた第1ストップボタンセンサ38、第2ストップボタンセンサ39及び第3ストップボタンセンサ40が接続されている。さらに、CPU31の出力端には、クレジット枚数表示器20、第1リール16、第2リール17及び第3リール18の回転及び停止制御を行うリール駆動コントローラ41及びメダルを払い出すホッパー装置42が接続されている。
CPU31は、その内部に制御部51、メダル数カウンタ52、乱数抽出部53、当選役決定部(抽選手段)54、確率テーブル選択部(変更手段)55を備えている。制御部51は、前述した各種センサ等の入力信号に基づいて、CPU31の内部に設けられているメダル数カウンタ52、乱数抽出部53、当選役決定部54及び確率テーブル選択部55等の制御を行う。また、これらから出力された各種処理信号に基づいて、クレジット枚数表示器20、リール駆動コントローラ41及びホッパー装置42等の動作制御を行う。
メダル数カウンタ52は、メダル投入口19から連続して4枚以上のメダルが投入されたときに、メダルセンサ34から入力される4枚目以降のメダルの検知信号を計数し、計数したメダルの枚数をRAM33に書き込む。そして、1ベットボタン28が押下されると1ベットセンサ35から1ベット信号が制御部51に出力される。制御部51が1ベット信号を受けると、メダル数カウンタ52は、1ベット信号が入力された回数に応じてRAM33に書き込んだ計数値から1〜3の範囲内で減算し、減算後の計数値をRAM33に書き込む。また、MAXベットボタン29が押下されるとMAXベットセンサ36からMAXベット信号が制御部51に出力される。制御部51がMAXベット信号を受けると、メダル数カウンタ52は、RAM33に書き込んだ計数値から3だけ減算し、減算後の計数値をRAM33に書き込む。
乱数抽出部53は、制御部51にスタート信号センサ37からのスタート信号が制御部51に出力された時に乱数を抽出する。乱数抽出部53では、スロットマシン11の電源が投入されると、一定の周期で乱数の更新処理が開始される。スタート信号センサ37からスタート信号が制御部51に出力されると、乱数抽出部53は、制御部51からの制御信号を受けて、スタート信号が出力された時点における乱数を抽出する。乱数抽出部53で抽出された乱数は当選役決定部54に出力される。
当選役決定部54は、後述する確率テーブル選択部55によって選択された高確率テーブル56又は低確率テーブル57のいずれかと乱数抽出部53から出力された乱数の対比を行い、この乱数がBB役、RB役、小役又はハズレのいずれに対応しているかを判定する抽選を行う。当選役決定部54は、乱数抽出部53が抽出した乱数がBB役、RB役、小役又はハズレのいずれかを判定すると、その判定結果を判定信号として制御部51に出力する。
確率テーブル選択部55は、メダル数カウンタ52がカウントした計数値と、高確率テーブル56及び低確率テーブル57のいずれを選択するか判定する基準となるメダル基準枚数(本実施形態では45枚)をRAM33から読み出して、これらの値を対比する。そして、メダル数カウンタ52の計数値がメダル基準枚数以上か否かによって、高確率テーブル56及び低確率テーブル57のいずれかを選択する。スタート信号がCPU31に出力された時点におけるメダル数カウンタ52の計数値が45枚以上である場合には、確率テーブル選択部55は高確率テーブル56を選択する。一方、スタート信号がCPU31に出力された時点におけるメダル数カウンタ52のカウント値が45枚未満である場合には、確率テーブル選択部55は低確率テーブル57を選択する。そして、確率テーブル選択部55は、選択した高確率テーブル56及び低確率テーブル57のいずれかを当選役決定部54に設定する。これらの確率テーブルについては後述する。
ROM32は、遊技を行う際にCPU31が使用する遊技実行プログラムのほか、高確率テーブル(確率テーブル)56及び低確率テーブル(確率テーブル)57を格納している。高確率テーブル56及び低確率テーブル57は、互いにBB役、RB役及び小役の当選確率が異なるように設定されている。高確率テーブル56のBB役、RB役及び小役の当選確率は、低確率テーブル57のBB役、RB役及び小役の当選確率よりも高確率になるように設定されている。
RAM33は、確率テーブル選択部55が高確率テーブル56及び低確率テーブル57のいずれかを選択する基準値となるメダル基準枚数が記録されている。また、RAM33には、メダル数カウンタ52で計数されたクレジット枚数が記録されている。このクレジット枚数は、新たにメダル投入口19からメダルが投入されたり、1ベットボタン28又はMAXベットボタン29の操作されることによってメダル数カウンタ52の計数値が変更されたときには、その都度更新される。
メダルセンサ34は、メダル投入口19から投入された適正なメダルを検知する。メダルを検知すると、メダルセンサ34は検知信号をCPU31に入力する。検知信号を受けたCPU31は、メダル投入口19に投入されたメダルの枚数をメダル数カウンタ52にカウントさせる。
スタート信号センサ37は、スタートレバー21が押下されたことを検知する。スタートレバー21の押下が検知されると、スタート信号センサ37からスタート信号がCPU31に出力される。CPU31は、スタート信号に応答して第1リール16、第2リール17及び第3リール18を回転させ、ROM32に格納された遊技プログラムにしたがって遊技の処理を開始する。第1ストップボタンセンサ38、第2ストップボタンセンサ39及び第3ストップボタンセンサ40は、それぞれ第1リール16、第2リール17及び第3リール18と対応付けられている。ここで、第1ストップボタン22、第2ストップボタン23、第3ストップボタン24のいずれかを操作すると、操作されたストップボタンに対応するストップボタンセンサから制御部51にストップ信号が出力される。制御部51は、これらストップ信号に基づいて、リール駆動コントローラ41に制御信号を出力する。
CPU31は、第1リール16、第2リール17及び第3リール18の回転が開始され、第1リール16、第2リール17及び第3リール18の回転速度が定常速度に達した時点で第1ストップボタン22、第2ストップボタン23及び第3ストップボタン24の操作を有効化する。第1ストップボタンセンサ38、第2ストップボタンセンサ39及び第3ストップボタンセンサ40は、それぞれ第1ストップボタン22、第2ストップボタン23及び第3ストップボタン24が押下されたときに第1リール16、第2リール17、第3リール18のストップ信号をCPU31に出力する。第1ストップボタン22、第2ストップボタン23及び第3ストップボタン24が押下されてストップ信号がCPU31に出力されると、CPU31の内部の制御部51とリール駆動コントローラ41とは、第1ストップボタン22、第2ストップボタン23、第3ストップボタン24に対応する第1リール16、第2リール17、第3リール18の停止制御を開始する。
第1リール16、第2リール17及び第3リール18はそれぞれステッピングモータ61〜63の駆動軸に取り付けられている。そして、各ステッピングモータ61〜63の駆動を制御することにより第1リール16、第2リール17、第3リール18の制御が行われる。
ステッピングモータ61〜63は、CPU31から供給された駆動パルスの個数に応じた回転角で回転する。このため、CPU31はステッピングモータ61〜63に供給する駆動パルスの個数を制御することによって第1リール16、第2リール17及び第3リール18の回転角を制御し、駆動パルスの供給を絶つことによりリールの停止位置を決定する。また、第1リール16、第2リール17及び第3リール18には、その基準位置に反射信号部64〜66が一体に形成されている。そして、第1リール16、第2リール17及び第3リール18が1回転するごとにフォトセンサ67〜69がそれぞれの反射信号部64〜66の通過を検知する。フォトセンサ67〜69による検知信号は、リールの基準位置を示すリセット信号としてCPU31に出力される。
CPU31には、各々のステッピングモータ61〜63に供給された駆動パルスの個数を計数するパルスカウンタが設けられている。CPU31は、フォトセンサ67〜69からリセット信号が入力されたときに、対応するパルスカウンタのカウント値をクリアする。したがって、それぞれのパルスカウンタには、各リールの1回転内の回転角に対応した駆動パルスの個数が逐次に更新されながら保存されることになる。
リール駆動コントローラ41は、第1リール16、第2リール17及び第3リール18のそれぞれに取り付けられているステッピングモータ61〜63と接続している。これらステッピングモータ61〜63は、それぞれ第1リール16、第2リール17及び第3リール18の駆動軸に取り付けられている。スタート信号センサ37からスタート信号が出力されると、制御部51は、リール駆動コントローラ41に制御信号を出力する。制御信号を受けたリール駆動コントローラ41は、各ステッピングモータ61〜63に駆動信号を出力して駆動させる。また、ストップボタンセンサからストップ信号が出力されると、CPU31は、制御部51からリール駆動コントローラ41に制御信号を出力する。制御信号を受けたリール駆動コントローラ41は、ストップ信号を出力したストップボタンセンサと対応したステッピングモータ61〜63の駆動を停止させる。
クレジット枚数表示器20は、メダル数カウンタ52がカウントした計数値に基づいて、クレジットされたメダルの枚数を表示する。クレジット枚数表示器20には、メダル数カウンタ52が計数値をRAM33に書き込んだ時点においてクレジットされているメダルの枚数が表示されている。メダル数カウンタ52がカウントした計数値が増減した場合には、メダル数カウンタ52がRAM33に計数値を書き込む毎にクレジット枚数表示器20の表示も更新される。
ホッパー装置42は、当選役の種類に応じて規定枚数のメダルを払い出す。なお、当選役の種類ごとに配当メダルの枚数を決めた配当テーブルはROM32に格納されており、CPU31がこれを読み取ってホッパー装置42を駆動する。
次に、本発明のスロットマシン11の作用を図3及び図4に基づいて説明する。遊技者が遊技開始時等にメダル投入口19へメダルを投入すると、メダルセンサ34は、メダルが投入されたことを検知して制御部51に検知信号を出力する。検知信号が入力されると、制御部51はベットされているメダルの枚数が3枚以下であるか否かを判定する。ベットされたメダルの枚数が3枚以下であると制御部51が判定した場合には、制御部51は投入されたメダルをベットし、すでに3枚のメダルがベットされていると制御部51が判定した場合には、制御部51は投入されたメダルはクレジットするようにメダル数カウンタ52を制御する。そして、メダルの投入が継続して行われている場合には、メダルの投入が完了するまでの間、制御部は上述した処理を繰り返し行う。
一方、メダルセンサ34から検知信号が出力されなかった場合には、スタートレバー21が操作されたか否かをスタート信号センサ37から出力されるスタート信号の有無によって判定する。ここで、スタート信号センサ37からスタート信号の出力がなかった場合には、制御部51は、一定の周期で再度スタート信号センサ37からスタート信号の出力の有無を判定する。一方、スタート信号センサ37からスタート信号の出力があったと制御部51が判定した場合には、制御部51は、スタート信号センサ37からのスタート信号が入力した時点における乱数の抽出を行うように乱数抽出部53を制御する。
同時に、制御部51は、確率テーブル選択部55に確率テーブルの選択を行うように制御する。確率テーブル選択部55は、RAM33に格納されているメダルのクレジット枚数とメダル枚数基準値とを読み出して、クレジットされたメダルの枚数が45枚以上であるか否かを判定する。ここで、クレジットされたメダルの枚数が45枚以上と確率テーブル選択部55が判定した場合には、確率テーブル選択部55は、高確率テーブル56を選択して当選役決定部54が高確率テーブル56を使用するように設定する。当選役決定部54は、乱数抽出部53が抽出した乱数と高確率テーブル56とを対比して、この乱数が複数の当選役又はハズレのいずれに対応しているものかを判定し、当たり又はハズレの決定する当選役抽選を行う。
一方、クレジットされたメダルの枚数が45枚未満であると確率テーブル選択部55が判定した場合には、確率テーブル選択部55は低確率テーブル57を選択して、当選役決定部54が低確率テーブル57を使用するように設定する。当選役決定部54は、乱数抽出部53が抽出した乱数と低確率テーブル57とを対比して、この乱数が当選役又はハズレのいずれに対応しているものかを判定し、当たり又はハズレの決定をする当選役抽選を行う。
当選役抽選が行われるのと同時に、制御部51はリール駆動コントローラ41に制御信号を出力して、第1リール16、第2リール17及び第3リール18を一斉に回転させるように制御する。そして、制御部51は、回転した各リールの回転速度が定常速度になった後に、第1ストップボタン22、第2ストップボタン23、第3ストップボタン24が押下されたかを判定する。ここで、いずれかのストップボタンが押下されると、その押下されたストップボタンに対応するストップボタンセンサからストップ信号が制御部51に出力される。ストップ信号を受けた制御部51は、ストップ信号を出力したストップボタンセンサに対応するリールの回転を停止させるようにリール駆動コントローラ41を制御する。
次に、制御部51は全てのリールの回転が停止したか否かを判定する。ここで、全てのリールの回転が停止していないと制御部51が判定した場合には、制御部51は、スタート信号センサ37からスタート信号の入力を受けた時点から30秒経過しているか否かを判定する。ここで、スタート信号の入力を受けた時点から30秒経過していると制御部51が判定した場合には、回転している全てのリールを停止させる。一方、スタート信号の入力を受けた時点から30秒経過していないと制御部51が判定した場合には、制御部51は、回転しているリールに対応するストップボタンセンサからストップ信号が出力されたか否かを判定し、ストップ信号がストップボタンセンサから出力された場合には、そのストップ信号に対応するリールの回転を停止して、再度全てのリールの回転が停止したか否かを判定する。このように、制御部51は、30秒経過前に全てのリールの回転が停止するか、又は30秒経過したかのいずれかの条件を満たすまで、ストップボタンセンサからのストップ信号の出力の有無及び経過時間を一定の周期で判定する。
全てのリールの回転が停止すると、制御部51は、入賞したか否かを判定する。そして、入賞したと制御部51が判定した場合には、制御部51はメダルの払出しを行うようにホッパー装置42を制御して、入賞した役に応じた枚数のメダルを払い出させる。一方、入賞しなかった場合には、メダルの払出しを行うことなく遊技が終了する。
このように、本実施形態のスロットマシン11によれば、クレジットされたメダルの枚数が45枚以上であるか否かを確率テーブル選択部55に判定させて、当選役決定部54は、クレジットされたメダルの枚数が45枚以上の場合には、確率テーブルのうち当選確率が高い高確率テーブル56を使用して抽選を行い、クレジットされたメダルの枚数が45枚未満の場合には高確率テーブル56より当選確率の低い低確率テーブル57を使用して抽選を行うようにしたので、クレジットされたメダルの枚数が45枚以上であることを条件として、BB役、RB役、小役の当選確率が高確率な状態で遊技を行うことができる。したがって、遊技者の遊技に対する興趣を増加させることができ、遊技者に大量のメダルを購入させることが可能になる。また、大量のメダルを購入させることによって、遊技店の売上を増加させることが可能になる。
また、一般の遊技者は当選確率が高確率な状態で遊技を行うことを望むから、遊技者に対して、クレジットされたメダルの枚数が45枚以上になった状態を維持しながら遊技を継続して行わせることができる。したがって、スロットマシン11の稼働率を向上させることも可能になる。
なお、本実施形態のスロットマシンにおいては、メダル基準枚数を45枚とし、クレジットされたメダルの枚数が45枚以上の時には確率テーブルのうち当選確率が高い高確率テーブルを使用して抽選が行われ、クレジットされたメダルの枚数が45枚未満の時には高確率テーブルより当選確率が低い低確率テーブルとを選択することとしているが、このメダル基準枚数は45枚以外でもよい。また、メダル基準枚数は、スロットマシンの製造時に一義的に決定することとしても良いし、遊技店で任意に設定することが出来るようにしてもよい。さらに、メダル基準枚数を複数設定しておき、遊技の進行に応じてメダル基準枚数を変更するようにしてもよい。なお、この場合のメダル基準枚数は、クレジットできるメダル枚数に上限値がある場合(本実施形態では、50枚)には、その上限値に近い枚数であることが好ましい。
また、本実施形態のスロットマシンにおいては、スタートレバーが押下された時点におけるメダルのクレジット枚数がメダル基準枚数以上か否かを判定することとしたが、スタートレバーが押下された時点におけるメダルのクレジット枚数ではなく、遊技者がゲームを開始した時点におけるメダルのクレジット数を基準に上述した判定を行うこととしても良い。また、これら以外のタイミングにおけるメダルのクレジット枚数を基準にして上述した判定を行うこととしてもよい。
また、本実施形態のスロットマシンにおいては、通常の遊技を行う通常モードの遊技において、当選役抽選を行う場合の当選確率をメダルのクレジット枚数によって変更することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば遊技モードがBBモードに移行している際に行われる抽選の当選確率を、クレジットされたメダルの枚数により変更することとしてもよい。また、AT(アシストタイム)機能を備えたスロットマシンの場合には、遊技モードが通常モードからATモードに移行する際に行われる抽選の当選確率やATモード中に行われるアシスト報知の抽選をクレジットされたメダルの枚数により変更することとしてもよい。さらに、当選役抽選に当選したことをストックするストック機能を備えたスロットマシンの場合には、「リプレイ」の図柄が出やすくなるRT(リプレイタイム)モードから解除される際に行われる解除抽選の当選確率をクレジットされたメダルの枚数により変更することとしてもよい。
また、本実施形態のスロットマシンにおいては、クレジットされたメダルの枚数がメダル基準枚数以上の時に高確率テーブルを選択し、クレジットされたメダルの枚数がメダル基準枚数未満の時に低確率テーブルを選択することとしているが、クレジットされたメダルの枚数がメダル基準枚数以下の時に高確率テーブルを選択し、クレジットされたメダルの枚数がメダル基準枚数を超えたときに低確率テーブルを選択することとしてもよい。以下において、本実施形態のスロットマシンの変形例を図5及び図6に基づいて説明する。なお、この変形例のスロットマシンの外観構成及び電気的構成は前述したものと同一であるから、その説明は省略する。
遊技者が遊技開始時等にメダル投入口19へメダルを投入すると、メダルセンサ34は、メダルが投入されたことを検知して制御部51に検知信号を出力する。検知信号が入力されると、制御部51はベットされているメダルの枚数が3枚以下であるか否かを判定する。ここで、ベットされたメダルの枚数が3枚以下であると制御部51が判定した場合には、投入されたメダルはベットされる。一方、すでに3枚のメダルがベットされていると制御部51が判定した場合には、投入されたメダルはクレジットされる。
次に、制御部51は、新たにメダルが投入されたか否かをメダルセンサ34から出力された検知信号の有無によって判定する。ここで、メダルセンサ34から検知信号の出力があったと制御部51が判定した場合には、制御部51は、ベットされたメダルの枚数が3枚以下であるか否かを再度判定する。そして、制御部51は、ベットされたメダルの枚数が3枚以下である場合には投入されたメダルをベットし、ベットされたメダルの枚数がすでに3枚になっている場合には、メダルをクレジットする。そして、制御部51は、再度新たにメダルが投入されたか否かを判定する。メダルの投入が継続して行われているような場合には、メダルの投入が完了するまでの間は、制御部はこれらの処理を繰り返し行う。
一方、メダルセンサ34から検知信号が出力されなかった場合には、スタートレバー21が操作されたか否かをスタート信号センサ37から出力されるスタート信号の有無によって判定する。ここで、スタート信号センサ37からスタート信号の出力がなかった場合には、制御部51は、一定の周期で再度スタート信号センサ37からスタート信号の出力の有無を判定する。一方、スタート信号センサ37からスタート信号の出力があったと制御部51が判定した場合には、制御部51は、スタート信号センサ37からのスタート信号が入力した時点における乱数を抽出するように乱数抽出部53を制御する。
次に、制御部51は、確率テーブル選択部55に確率テーブルの選択を行うように制御する。確率テーブル選択部55は、RAM33に格納されているメダルのクレジット枚数とメダル枚数基準値とを読み出して、クレジットされたメダルの枚数が10枚以下であるか否かを判定する。ここで、クレジットされたメダルの枚数が10枚以下と確率テーブル選択部55が判定した場合には、確率テーブル選択部55は、高確率テーブル56を選択して当選役決定部54が高確率テーブル56を使用するように設定する。当選役決定部54は、乱数抽出部53が抽出した乱数と高確率テーブル56とを対比して、この乱数が複数の当選役又はハズレのいずれに対応しているものかを判定し、当たり又はハズレの決定する当選役抽選を行う。
一方、クレジットされたメダルの枚数が10枚を超えていると確率テーブル選択部55が判定した場合には、確率テーブル選択部55は低確率テーブル57を選択して、当選役決定部54が低確率テーブル57を使用するように設定する。当選役決定部54は、乱数抽出部53が抽出した乱数と低確率テーブル57とを対比して、この乱数が当選役又はハズレのいずれに対応しているものかを判定し、当たり又はハズレの決定をする当選役抽選を行う。
当選役抽選が行われるのと同時に、制御部51はリール駆動コントローラ41に制御信号を出力して、第1リール16、第2リール17及び第3リール18を一斉に回転させるように制御する。そして、制御部51は、回転した各リールの回転速度が定常速度になった後に、第1ストップボタン22、第2ストップボタン23、第3ストップボタン24が押下されたかを判定する。ここで、ストップボタンが押下されると、その押下されたストップボタンのストップボタンセンサからストップ信号が制御部51に出力される。ストップ信号を受けた制御部51は、ストップ信号を出力したストップボタンセンサに対応するリールの回転を停止させるようにリール駆動コントローラ41を制御する。
次に、制御部51は全てのリールの回転が停止したか否かを判定する。ここで、全てのリールの回転が停止していないと制御部51が判定した場合には、制御部51は、スタート信号センサ37からスタート信号の入力を受けた時点から30秒経過しているか否かを判定する。ここで、スタート信号の入力を受けた時点から30秒経過していると制御部51が判定した場合には、回転している全てのリールの回転を停止させる。一方、スタート信号の入力を受けた時点から30秒経過していないと制御部51が判定した場合には、制御部51は、回転しているリールに対応するストップボタンセンサからストップ信号が出力されたか否かを判定し、ストップ信号がストップボタンセンサから出力された場合には、そのストップ信号に対応するリールの回転を停止して、再度全てのリールの回転が停止したか否かを判定する。このように、制御部51は、30秒経過前に全てのリールの回転が停止するか、又は30秒経過したかのいずれかの条件を満たすまで、ストップボタンセンサからのストップ信号の出力の有無及び経過時間を一定の周期で判定する。
全てのリールの回転が停止すると、制御部51は、入賞したか否かを判定する。そして、入賞したと制御部51が判定した場合には、制御部51はメダルの払出しを行うようにホッパー装置42を制御して、入賞した役に応じた枚数のメダルを払い出させる。一方、入賞しなかった場合には、メダルの払出しを行うことなく遊技が終了する。
このように、この変形例のスロットマシン11によれば、クレジットされたメダルの枚数が10枚以下であるか否かを確率テーブル選択部55が判定し、当選役決定部54は、クレジットされたメダルの枚数が10枚以下の場合には確率テーブルのうち当選確率が高い高確率テーブル56を使用して抽選を行い、クレジットされたメダルの枚数が10枚を超えた場合には、高確率テーブル56より当選確率が低い低確率テーブル57を使用して抽選を行うようにしたので、所持するメダルの枚数が少なくなってきた場合に、遊技者に「当選確率が高い状態だから、もう少し遊技を行ったら抽選に当選するかもしれない」という期待感を抱かせることができる。このため、遊技者の手持ちのメダル枚数が少ない場合には、遊技者にメダルを購入させて遊技を継続して行わせることができるので、スロットマシン11の稼働率を向上させることが可能になる。また、遊技者にメダルを継続して購入させることによって、遊技店の売上を増加させることが可能になる。
なお、本変形例のスロットマシンにおいては、メダル基準枚数を10枚とし、クレジットされたメダルの枚数が10枚以下の時には高確率テーブルを使用して抽選が行われ、クレジットされたメダルの枚数が10枚を超えている時には低確率テーブルとを選択することとしているが、このメダル基準枚数は10枚以外でもよい。また、メダル基準枚数は、スロットマシンの製造時に一義的に決定することとしても良いし、遊技店で任意に設定することが出来るようにしてもよい。さらに、メダル基準枚数を複数設定しておき、遊技の進行に応じてメダル基準枚数を変更するようにしてもよい。なお、この場合のメダル基準枚数は、0枚に近い枚数であることが好ましい。
また、本変形例のスロットマシンにおいては、スタートレバーが押下された時点におけるメダルのクレジット枚数がメダル基準枚数以上か否かを判定することとしたが、スタートレバーが押下された時点におけるメダルのクレジット枚数ではなく、遊技者がゲームを開始した時点におけるメダルのクレジット数を基準に上述した判定を行うこととしても良い。また、これら以外のタイミングにおけるメダルのクレジット枚数を基準にして上述した判定を行うこととしても良い。
また、本変形例のスロットマシンにおいては、通常の遊技を行う通常モードの遊技において、当選役抽選を行う場合の当選確率をメダルのクレジット枚数によって変更することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば遊技モードがBBモードに移行している際に行われる抽選の当選確率を、クレジットされたメダルの枚数により変更することとしてもよい。また、AT(アシストタイム)機能を備えたスロットマシンの場合には、遊技モードがATモードに移行している際に行われる抽選や、ATモード中に行われるアシスト報知の抽選の当選確率をクレジットされたメダルの枚数により変更することとしてもよい。さらに、当選役抽選に当選したことをストックするストック機能を備えたスロットマシンの場合には、「リプレイ」の図柄が出やすくなるRT(リプレイタイム)モードから解除される際に行われる抽選の当選確率をクレジットされたメダルの枚数により変更することとしてもよい。
11 スロットマシン(遊技機)
19 メダル投入口
20 クレジット枚数表示器
31 CPU
32 ROM(確率テーブル記憶手段)
52 メダル数カウンタ
54 当選役決定部(抽選手段)
55 確率テーブル選択部(変更手段)
56 高確率テーブル(確率テーブル)
57 低確率テーブル(確率テーブル)
19 メダル投入口
20 クレジット枚数表示器
31 CPU
32 ROM(確率テーブル記憶手段)
52 メダル数カウンタ
54 当選役決定部(抽選手段)
55 確率テーブル選択部(変更手段)
56 高確率テーブル(確率テーブル)
57 低確率テーブル(確率テーブル)
Claims (2)
- メダル投入口から投入されたメダルの枚数をクレジットするクレジット手段と、
予め定められた条件が成立したときに、遊技者に有利な特典を付与するか否かを確率テーブルを使用して抽選する抽選手段とを備えた遊技機において、
当選確率の異なる複数の確率テーブルを記憶する確率テーブル記憶手段と、
前記クレジット手段にクレジットされた前記メダルの枚数が予め定められた枚数以上になったときに、前記抽選手段が使用する確率テーブルを、前記抽選手段が使用していた確率テーブルの当選確率より高確率な確率テーブルに変更する変更手段を備えたことを特徴とする遊技機。 - メダル投入口から投入されたメダルの枚数をクレジットするクレジット手段と、
予め定められた条件が成立したときに、遊技者に有利な特典を付与するか否かを確率テーブルを使用して抽選する抽選手段とを備えた遊技機において、
当選確率の異なる複数の確率テーブルを記憶する確率テーブル記憶手段と、
前記クレジット手段にクレジットされた前記メダルの枚数が予め定められた枚数以下になったときに、前記抽選手段が使用する確率テーブルを、前記抽選手段が使用していた確率テーブルの当選確率より高確率な確率テーブルに変更する変更手段を備えたことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005180951A JP2007000198A (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005180951A JP2007000198A (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007000198A true JP2007000198A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37686348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005180951A Pending JP2007000198A (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007000198A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009136579A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Sammy Corp | 遊技機 |
JP2009240398A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Sammy Corp | 遊技機 |
JP2009268583A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Olympia:Kk | スロットマシン |
JP2014050421A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-20 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
JP2014050423A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-20 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
JP2014050422A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-20 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002035221A (ja) * | 2000-07-25 | 2002-02-05 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2002263263A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-17 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2005040385A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Kyoraku Sangyo | 遊技機 |
-
2005
- 2005-06-21 JP JP2005180951A patent/JP2007000198A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002035221A (ja) * | 2000-07-25 | 2002-02-05 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2002263263A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-17 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2005040385A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Kyoraku Sangyo | 遊技機 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009136579A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Sammy Corp | 遊技機 |
JP2009240398A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Sammy Corp | 遊技機 |
JP2009268583A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Olympia:Kk | スロットマシン |
JP2014050421A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-20 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
JP2014050423A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-20 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
JP2014050422A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-20 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5898353B2 (ja) | 遊技機 | |
JP3922685B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記録媒体 | |
JP3949554B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP3902940B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP2008119036A (ja) | 遊技機、プログラム及び記録媒体 | |
JP4139728B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP2007000198A (ja) | 遊技機 | |
JP2007143958A (ja) | 遊技機、プログラム及び記憶媒体 | |
JP4938230B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5368161B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2006130059A (ja) | 遊技機 | |
JP2004329435A (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP2006020779A (ja) | 遊技機 | |
JP2003245410A (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP7262752B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2003325755A (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP4331095B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4195345B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2004329437A (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP4444301B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP4444302B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP2019076343A (ja) | 遊技機 | |
JP2005027748A (ja) | 遊技機、プログラム及び記録媒体 | |
JP2006034818A (ja) | 遊技機 | |
JP2008237931A (ja) | スロットマシン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090805 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091202 |