JP4617835B2 - ポリアゾ化合物又はその塩、及び該化合物又はその塩を有する偏光膜 - Google Patents

ポリアゾ化合物又はその塩、及び該化合物又はその塩を有する偏光膜 Download PDF

Info

Publication number
JP4617835B2
JP4617835B2 JP2004324694A JP2004324694A JP4617835B2 JP 4617835 B2 JP4617835 B2 JP 4617835B2 JP 2004324694 A JP2004324694 A JP 2004324694A JP 2004324694 A JP2004324694 A JP 2004324694A JP 4617835 B2 JP4617835 B2 JP 4617835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarizing film
salt
group
formula
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004324694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005171231A (ja
Inventor
徹 芦田
成年 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2004324694A priority Critical patent/JP4617835B2/ja
Publication of JP2005171231A publication Critical patent/JP2005171231A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4617835B2 publication Critical patent/JP4617835B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Polarising Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、ポリアゾ化合物又はその塩、及び該化合物を有する、耐光性に優れた偏光膜に関する。
最近、偏光膜の偏光度については、一層の向上が求められている。さらに、カーナビゲーションなどの車載用表示装置については日光に照射される環境下で用いられ、液晶プロジェクター、プロジェクション用テレビなどの液晶表示装置については大光量で照射される環境下に用いられることから、これらに用いられる偏光膜は、高温の環境下に大光量を長時間照射しても、偏光膜の吸光度の低下が少ない、耐光性に優れる偏光膜が求められている。
偏光膜としては、例えば、延伸配向したポリビニルアルコール系のフィルム、又はポリ塩化ビニルフィルムの脱塩酸若しくはポリビニルアルコール系フィルムの脱水によりポリエンを生成して配向せしめたポリエン系のフィルム等の偏光膜基材に、偏光素子として所望の波長をカバーする染料を含有させたものが知られている。
そして、具体的な偏光膜の偏光素子としては、下記式(B)で表される化合物塩を有効成分とする偏光膜の偏光度が98%の優れた偏光特性を示し、100℃−ドライの条件下で500時間静置しても変色しないことが報告されている。
Figure 0004617835
特開平5−295281号公報 実施例63
本発明の目的は、偏光度が一層向上した偏光膜であり、しかも高温の環境下に大光量を長時間照射しても、吸光度の低下が少ない、すなわち、耐光性に優れた偏光膜、及び該偏光膜を与える偏光膜用染料に好適な化合物又はその塩を提供することにある。
本発明は、式(I)若しくは式(II)で示されるポリアゾ化合物又はその塩、並びに、該化合物又はその塩を含む偏光膜用染料と偏光膜基材とからなる偏光膜である。
Figure 0004617835
(式中、Meは、銅、ニッケル、亜鉛、又は鉄を表し、Aは、1〜3個のスルホン酸基を有し、さらにアルキル基又はアルコキシ基を有していてもよいナフチル基を表し、R1及びR2は、それぞれ独立に、水素原子、メチル基、又はメトキシ基を表し、Rは、アミノ基または水酸基を表す。)
本発明のポリアゾ化合物又はその塩を含む偏光膜用染料と偏光膜基材とからなる偏光膜は、高温の環境下に大光量を長時間照射しても、偏光膜の吸光度の低下が少ない、すなわち、耐光性に優れる。また、本発明の偏光膜は、少なくとも、550〜680nmの範囲の波長において、一層優れた偏光度を示す。
本発明の偏光膜はその優れた特性から、カーナビゲーション、液晶プロジェクター、プロジェクション用テレビなどの大光量の液晶表示装置等に用いることができる。
以下、本発明について説明する。
本発明のポリアゾ化合物又はその塩(以下、総称して本化合物という場合がある。)としては、式(I)若しくは(II)で示される化合物又はその塩が、耐光性に優れた偏光膜を与えることから好ましい。
式(I)中、Meは、銅、ニッケル、亜鉛及び鉄からなる群から選ばれる遷移金属を表すが、中でも銅が好ましい。
Aは、1〜3個のスルホン酸基を有し、さらにアルキル基又はアルコキシ基を有していてもよいナフチル基を表す。
ここで、アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基等が挙げられ、中でもメチル基が好ましい。アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基等が挙げられ、中でもメトキシ基が好ましい。
Aとしては、例えば、5−スルホ−2−ナフチル基、6−スルホ−2−ナフチル基、7−スルホ−2−ナフチル基、8−スルホ−2−ナフチル基、4−スルホ−1−ナフチル基、5−スルホ−1−ナフチル基、6−スルホ−1−ナフチル基、7−スルホ−1−ナフチル基などのスルホン酸基を1個有するナフチル基;1,5−ジスルホ−2−ナフチル基、6,8−ジスルホ−2−ナフチル基、4,8−ジスルホ−2−ナフチル基、5,7−ジスルホ−2−ナフチル基、3,6−ジスルホ−2−ナフチル基、3,6−ジスルホ−1−ナフチル基、4,6−ジスルホ−1−ナフチル基などのスルホン酸基を2個有するナフチル基;1,5,7−トリスルホ−2−ナフチル基、3,6,8−トリスルホ−2−ナフチル基、4,6,8−トリスルホ−2−ナフチル基等が挙げられる。
Aとしては、染色性の観点から、スルホン酸基を2〜3個有するナフチル基が好ましく、1,5−ジスルホ−2−ナフチル基、6,8−ジスルホ−2−ナフチル基、4,8−ジスルホ−2−ナフチル基、5,7−ジスルホ−2−ナフチル基、3,6−ジスルホ−2−ナフチル基が特に好ましい。
1及びR2は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基又はアルコキシ基を表す。アルキル基、アルコキシ基としては、前記と同じものが挙げられる。
1は、水素原子、メチル基、メトキシ基であることが好ましく、R2は、水素原子、メチル基、メトキシ基であることが好ましい。
は、アミノ基または水酸基を表す。Rの結合位置としては、通常、ベンゾイルアミノ基に対してオルト位又はパラ位であり、好ましくは、ベンゾイルアミノ基に対してパラ位である。
本化合物の製造方法としては、以下の方法などが例示される。
先ず、式(III)
Figure 0004617835
(式中、A、R1およびR2は、それぞれ前記と同じ意味を表す。)
で示されるビスアゾ化合物(III)を、酸性の水性媒体中、0〜40℃の条件下で亜硝酸ナトリウムと反応させてジアゾ化する。
得られたジアゾ化合物を式(IV)で示される化合物と水性媒体中、0〜40℃、pH6〜11の条件下で反応させることにより、式(II)で表される本化合物を得ることができる。
Figure 0004617835
(式中、Rは、前記と同じ意味を表す。)
式(II)で表される本化合物のナトリウム塩としては、次の(II-1)〜(II-7)を例示することができる。
Figure 0004617835
次に、式(I)で示される本化合物の製造方法としては、例えば、式(I)のMeが銅である場合、前記で得られた式(II)で表される化合物を含む水溶液中に硫酸銅、塩化銅、酢酸銅などの銅塩、好ましくは硫酸銅を加えて、約70〜100℃で加熱する方法などが挙げられる。銅塩には、さらに必要に応じて、炭酸リチウム、炭酸水素リチウムなどのリチウム塩、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどのナトリウム塩、炭酸カリウム、炭酸水素カリウムなどのカリウム塩、アンモニア、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ピリジンなどのアミン等を添加してもよい。
本化合物(I)のMeが銅であり、ナトリウム塩である場合、次の(I-1)〜(I-7)を例示することができる。
Figure 0004617835
本化合物としては、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩;エタノールアミン塩、アルキルアミン塩などの有機アミン塩;アンモニウム塩等が挙げられる。中でもナトリウム塩が偏光膜基材に含有させやすい傾向があることから好ましい。
本化合物は、通常、550〜680nm程度の波長において、90%程度以上の優れた偏光度を有する偏光膜を与える。
本発明の偏光膜は、本化合物を含む偏光膜用染料と偏光膜基材とからなる偏光膜である。偏光膜用染料とは、本化合物のみからなる染料でもよいが、550〜680nm以外の波長においても偏光性能を向上させるように、本化合物と他の有機染料とを含有するものである。ここで、有機染料としては、通常、本化合物とは異なる二色性の高い染料であり、好ましくは耐光性に優れる染料である。
具体的な有機染料としては、カラー・インデックス・ジェネリック・ネーム(Color Index Generic Name)で表される、以下のものが例示される。有機染料は、単独でも2種以上混合して用いてもよい。
シー・アイ・ダイレクト・イエロー 12
シー・アイ・ダイレクト・イエロー 28
シー・アイ・ダイレクト・イエロー 44
シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 26
シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 39
シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 107
シー・アイ・ダイレクト・レッド 2
シー・アイ・ダイレクト・レッド 31
シー・アイ・ダイレクト・レッド 79
シー・アイ・ダイレクト・レッド 81
シー・アイ・ダイレクト・レッド 117
シー・アイ・ダイレクト・レッド 247
偏光膜基材としては、例えば、ポリビニルアルコール系の樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エチレン/酢酸ビニル(EVA)樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等からなる基材が挙げられる。ここで、ポリビニルアルコール系の樹脂には、ポリ酢酸ビニルの部分又は完全ケン化物であるポリビニルアルコール;ケン化EVA樹脂などの酢酸ビニルと他の共重合可能な単量体(例えば、エチレンやプロピレンのようなオレフィン類、クロトン酸やアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸のような不飽和カルボン酸類、不飽和スルホン酸類、ビニルエーテル類等)との共重合体のケン化物;ポリビニルアルコールをアルデヒドで変性したポリビニルホルマールやポリビニルアセタール等が包含される。偏光膜基材としては、ポリビニルアルコール系の樹脂のフィルム、特にポリビニルアルコール自体のフィルムが、染料の吸着性及び配向性の観点から好適に用いられる。
偏光膜の製造方法としては以下の方法を例示することができる。まず、偏光膜用染料を0.0001〜10重量%程度の濃度となるように水に溶解して染浴を調製する。必要により染色助剤を用いてもよく、例えば、芒硝を染浴中で0.1〜10重量%用いる方法が好適である。
このようにして調製した染浴に偏光膜基材を浸漬し、染色を行う。染色温度は、好ましくは40〜80℃である。染料の配向は、染色の前の偏光膜基材または染色された偏光膜基材を延伸することによって行われる。延伸する方法としては、例えば湿式法や乾式法等が挙げられる。
偏光膜の光線透過率、偏光度及び耐光性を向上させる目的で、ホウ酸処理等の後処理が施してもよい。ホウ酸処理は、用いる偏光膜基材の種類や用いる染料の種類によって異なるが、通常、1〜15重量%、好ましくは5〜10重量%範囲の濃度に調製されたホウ酸水溶液を用いて、30〜80℃、好ましくは50〜80℃の温度範囲で行われる。更に必要に応じて、カチオン系高分子化合物を含む水溶液でフィックス処理を併せて行ってもよい。
本発明のポリアゾ化合物又はその塩を含む偏光膜用染料と偏光膜基材とからなる偏光膜は、優れた偏光度を示し、しかも高温の環境下に大光量を長時間照射しても、偏光膜の吸光度の低下が少なく、耐光性に優れている。また、本発明の偏光膜は、少なくとも、550〜680nmの範囲の波長において、優れた偏光度を示す。
本発明の偏光膜はその優れた特性から、カーナビゲーション、液晶プロジェクター、プロジェクション用テレビなどの大光量の液晶表示装置等に好適に使用することができる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明が実施例により何ら限定されるものでないことは言うまでもない。実施例、比較例中の「%」及び「部」は、特記ない限り、重量%及び重量部である。
(実施例1)
<本化合物の製造例>
式(III-1)
Figure 0004617835
で示されるビスアゾ化合物170部と亜硝酸ナトリウム30部を水1500部に加えた後、20〜30℃で35%塩酸120部を加えて2時間攪拌し、ジアゾ化する。過剰の亜硝酸ナトリウムはスルファミン酸を加えて消去し、ジアゾ液を得る。
次いで、炭酸ナトリウム水溶液を用いてpHを7に維持しながら、式(IV-1)
Figure 0004617835
で示される化合物を含む液中に、上記ジアゾ液を1時間かけて添加した。添加終了後、更に1時間攪拌して、前記式(II-1)で示されるポリアゾ化合物を得た。このポリアゾ化合物のλmaxは、水性媒体中で565nmを示した。
式(II-1)で示される化合物25部を水500部に加え、無水硫酸銅6部、モノエタノールアミン8部を加えて95℃に加熱し、12時間反応させた。次いで、30℃までに冷却した後、35%塩酸を加えて、pH7とし、ついで塩化ナトリウムを用いて塩析し、析出した結晶を濾過し、式(I-1)で示されるポリアゾ化合物を得た。このポリアゾ化合物のλmaxは、水性媒体中で598nmを示した。
<偏光膜の製造例>
厚さ75μmのポリビニルアルコールフィルム[クラレビニロン#7500、(株)クラレ製品]を縦一軸に5倍延伸して、偏光膜基材とした。このポリビニルアルコールフィルムを緊張状態に保ったまま、前記「本化合物の製造例」で得た式(I−1)で示されるポリアゾ化合物の塩を0.025%、芒硝(染色助剤)を0.2%の濃度とした70℃の水溶液に浸漬した。次に78℃の7.5%ホウ酸水溶液に5分間浸漬後、取出し、20℃の水で20秒間洗浄し、50℃で乾燥して偏光膜を得た。得られた偏光膜のλmax(膜の延伸方向の透過率が最小となる波長。以下、同じ。)は610nmであった。この偏光膜の610nmでの偏光度を測定した結果、単体透過率43%における偏光度は99.8%であった。
得られた偏光膜に、100℃の条件下、120時間、照度405mW/cm2(赤色光)の高圧水銀ラ
ンプで光照射したとき、ΔA(%)の値は、94(%)であり、高温下、長時間暴露に対する耐光性も優れていた。尚、ΔA(%)は、0時間時の吸光度の値をA(0)、120時間後の吸光度の値をA(120)としたときに、
ΔA(%)=(A(120)/ A(0))×100
と定義される。ΔAは大きいほど、耐光性に優れることを示す。
(比較例1)
ポリアゾ化合物(I-1)を含む偏光膜用染料の代わりに、前記式(B)(特許文献1の実施例63に記載されている化合物)を用いて、実施例1と同様にして偏光膜を得た。得られた偏光膜の偏光度を測定した結果、単体透過率43%における偏光度は、98.0%であり、本発明の偏光膜より、性能が劣っていた。
また実施例1と同様に、ΔAを求めたところ、ΔAの値は、81(%)であり、本発明より耐光性が劣っていた。
本発明の偏光膜は、カーナビゲーション、液晶プロジェクター、プロジェクション用テレビなどの液晶表示装置等に用いられる。

Claims (8)

  1. 式(I)若しくは式(II)で示されるポリアゾ化合物又はその塩。
    Figure 0004617835
    (式中、Meは、銅、ニッケル、亜鉛、又は鉄を表し、Aは、1〜3個のスルホン酸基を有し、さらにアルキル基又はアルコキシ基を有していてもよいナフチル基を表し、R1及びR2は、それぞれ独立に、水素原子、メチル基、又はメトキシ基を表し、Rは、アミノ基または水酸基を表す。)
  2. Meが銅である請求項1記載のポリアゾ化合物又はその塩。
  3. 式(I−1)若しくは式(II−1)で示される請求項1又は2記載のポリアゾ化合物又はその塩。
    Figure 0004617835
  4. 請求項1〜3のいずれか記載のポリアゾ化合物又はその塩を含む偏光膜用染料と、偏光膜基材とからなる偏光膜。
  5. 偏光膜用染料が、さらに請求項1〜3のいずれか記載のポリアゾ化合物又はその塩とは異なる有機染料を含む偏光膜用染料である請求項に記載の偏光膜。
  6. 有機染料が、下記カラー・インデックス・ジェネリック・ネーム(Color Index Generic Name)で表される有機染料からなる群から選ばれる少なくとも1つの有機染料である請求項5に記載の偏光膜。
    シー・アイ・ダイレクト・イエロー 12
    シー・アイ・ダイレクト・イエロー 28
    シー・アイ・ダイレクト・イエロー 44
    シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 26
    シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 39
    シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 107
    シー・アイ・ダイレクト・レッド 2
    シー・アイ・ダイレクト・レッド 31
    シー・アイ・ダイレクト・レッド 79
    シー・アイ・ダイレクト・レッド 81
    シー・アイ・ダイレクト・レッド 117
    シー・アイ・ダイレクト・レッド 247
  7. 偏光膜基材がポリビニルアルコール樹脂からなる基材である請求項4〜6のいずれかに記載の偏光膜。
  8. 請求項7に記載の偏光膜を具備してなる液晶表示装置。
JP2004324694A 2003-11-17 2004-11-09 ポリアゾ化合物又はその塩、及び該化合物又はその塩を有する偏光膜 Expired - Fee Related JP4617835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004324694A JP4617835B2 (ja) 2003-11-17 2004-11-09 ポリアゾ化合物又はその塩、及び該化合物又はその塩を有する偏光膜

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003386304 2003-11-17
JP2004324694A JP4617835B2 (ja) 2003-11-17 2004-11-09 ポリアゾ化合物又はその塩、及び該化合物又はその塩を有する偏光膜

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005171231A JP2005171231A (ja) 2005-06-30
JP4617835B2 true JP4617835B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=34741829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004324694A Expired - Fee Related JP4617835B2 (ja) 2003-11-17 2004-11-09 ポリアゾ化合物又はその塩、及び該化合物又はその塩を有する偏光膜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4617835B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160061956A (ko) 2013-09-27 2016-06-01 니폰 가야꾸 가부시끼가이샤 염료계 편광소자 또는 염료계 편광판

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4687609B2 (ja) * 2006-05-24 2011-05-25 住友化学株式会社 染料系偏光膜
JP2007314616A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Sumitomo Chemical Co Ltd ポリアゾ化合物及び該化合物を有する偏光膜
KR100995610B1 (ko) 2007-06-22 2010-11-22 금오공과대학교 산학협력단 반응성 이색성 염료, 그 제조방법, 반응성 이색성 염료를포함하는 폴리비닐알코올계 필름 및 편광필름
KR100995613B1 (ko) 2006-06-27 2010-11-22 금오공과대학교 산학협력단 반응성 이색성 염료 및 그 제조방법
KR100993896B1 (ko) 2006-12-15 2010-11-11 코오롱인더스트리 주식회사 반응성 이색성 염료를 포함하는 폴리비닐알코올계 필름 및편광필름
WO2008002037A1 (en) * 2006-06-27 2008-01-03 Kolon Industries, Inc. Reactive dichroic dyes, preparation method of the same, poly(vinyi-alcohol)-based film comprising reactive dichroic dyes and polarizing film.
WO2009002051A2 (en) * 2007-06-22 2008-12-31 Kolon Industries, Inc. Reactive dichroic dyes, preparation method of the same, poly(vinyl alcohol)-based film comprising reactive dichronic dyes and polarizing film
JP4640397B2 (ja) * 2007-09-10 2011-03-02 住友化学株式会社 ポリアゾ化合物錯塩の製造方法
WO2013035751A1 (ja) 2011-09-09 2013-03-14 日本化薬株式会社 偏光素子および偏光板
JP5651089B2 (ja) 2011-09-09 2015-01-07 日本化薬株式会社 偏光素子、および、偏光板
JP5812483B2 (ja) 2011-09-09 2015-11-11 日本化薬株式会社 偏光素子、および、偏光板
JP6538383B2 (ja) * 2015-03-16 2019-07-03 住友化学株式会社 偏光板及び円偏光板
CN104765187B (zh) * 2015-04-03 2018-04-27 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示器
WO2018135617A1 (ja) 2017-01-20 2018-07-26 日本化薬株式会社 アゾ化合物又はその塩、並びにこれを含有する染料系偏光膜及び染料系偏光板
JP7280349B2 (ja) * 2019-03-29 2023-05-23 日東電工株式会社 偏光膜、偏光板、および該偏光膜の製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0312606A (ja) * 1989-06-12 1991-01-21 Nippon Kayaku Co Ltd 水溶性アゾ染料及びこれを含有する偏光膜
JPH05295281A (ja) * 1991-12-26 1993-11-09 Mitsui Toatsu Chem Inc 水溶性アゾ染料及び該染料を用いた偏光フィルム
JPH10259311A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Sumitomo Chem Co Ltd アゾ化合物及びそれを含有する染料系偏光膜
JPH11218610A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Nippon Kayaku Co Ltd 新規偏光膜
JP2001033627A (ja) * 1999-07-26 2001-02-09 Nippon Kayaku Co Ltd 染料系偏光膜
JP2002105348A (ja) * 2000-10-03 2002-04-10 Sumitomo Chem Co Ltd トリスアゾ化合物又はその塩及びそれらを含有する染料系偏光膜
JP2002296417A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Nippon Kayaku Co Ltd 染料系偏光膜

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0312606A (ja) * 1989-06-12 1991-01-21 Nippon Kayaku Co Ltd 水溶性アゾ染料及びこれを含有する偏光膜
JPH05295281A (ja) * 1991-12-26 1993-11-09 Mitsui Toatsu Chem Inc 水溶性アゾ染料及び該染料を用いた偏光フィルム
JPH10259311A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Sumitomo Chem Co Ltd アゾ化合物及びそれを含有する染料系偏光膜
JPH11218610A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Nippon Kayaku Co Ltd 新規偏光膜
JP2001033627A (ja) * 1999-07-26 2001-02-09 Nippon Kayaku Co Ltd 染料系偏光膜
JP2002105348A (ja) * 2000-10-03 2002-04-10 Sumitomo Chem Co Ltd トリスアゾ化合物又はその塩及びそれらを含有する染料系偏光膜
JP2002296417A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Nippon Kayaku Co Ltd 染料系偏光膜

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160061956A (ko) 2013-09-27 2016-06-01 니폰 가야꾸 가부시끼가이샤 염료계 편광소자 또는 염료계 편광판

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005171231A (ja) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4617835B2 (ja) ポリアゾ化合物又はその塩、及び該化合物又はその塩を有する偏光膜
JP4162334B2 (ja) 染料系偏光膜
JP4345261B2 (ja) ポリアゾ化合物又はその塩、及びそれらを含有する染料系偏光膜
JP4078476B2 (ja) アゾ化合物又はその塩及びそれらを含有する染料系偏光膜
JP3711601B2 (ja) アゾ化合物及びそれを含有する染料系偏光膜
JP2003215338A (ja) 染料系偏光膜及び偏光板
JP4815721B2 (ja) ポリアゾ化合物又はその塩及びそれらを含有する染料系偏光膜
JP5017961B2 (ja) アゾ化合物及び該化合物を含有する偏光膜
JP3680323B2 (ja) 染料系偏光膜
JP4687609B2 (ja) 染料系偏光膜
JP2009155364A (ja) アゾ化合物及び該アゾ化合物を含有する偏光膜
JP4162336B2 (ja) 染料系偏光膜
JP2003313451A (ja) アゾ化合物又はその塩、及びそれらの偏光膜への適用
KR101110691B1 (ko) 폴리 아조 화합물, 및 이 화합물을 갖는 편광 필름
JP2003327858A (ja) アゾ化合物又はその塩、及びそれらの偏光膜への適用
JP4983057B2 (ja) アゾ化合物及び該化合物を含有する偏光膜
JP4736424B2 (ja) アゾ化合物又はその塩、及び該化合物又はその塩を含有する偏光膜
JP2009014959A (ja) 染料系偏光膜
JP2008120868A (ja) ポリアゾ化合物及び偏光膜
JP2001108828A (ja) トリスアゾ化合物を含有する染料系偏光膜
JP4281270B2 (ja) テトラキスアゾ化合物又はその塩、及びそれらを含有する染料系偏光膜
JP2004137452A (ja) ジスアゾ化合物又はその塩、及びそれらの偏光膜への適用
JP2003064276A (ja) アゾ化合物又はその塩及びそれらを含有する染料系偏光膜
JP4543878B2 (ja) 偏光膜用染料及び該染料を含有する染料系偏光膜
JP2001002631A (ja) ジスアゾ化合物及びそれを含有する染料系偏光膜

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071029

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20080131

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20080514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4617835

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees