JP4601184B2 - ラックシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータセンタ等に設置されるラックシステムに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
今日、インターネットや専用回線等のネットワークを利用した各種システムが構築され、そのサーバやデータベースをデータセンタに配置する提案がなされている。このようなデータセンタでは多くのラックを設置し、分割して各企業に使用させている。この場合、例えばある会社では1個のラックを使用するが、ある会社では複数のラックを使用する場合もある。
【0003】
かかる環境において、同じ会社が複数のラックを使用する場合にはラック内の設置されたデバイス間を効率よく接続する必要がある。すなわち、各デバイス間の配線を効率よく接続する必要がある。また、ラックの強度についても重要であり、所定の強度が必要とされる。
【0004】
一方、各企業が設置するデバイスも各種のタイプがあり、大きさや形状も各種のものがある。したがって、各種タイプのデバイスをラック内に配設するため、より自由度が高いマウントアングルを設置する必要がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑み、複数のラック間の接続を効率よく行い、かつ各種タイプのデバイスを設置できる内部機構を有するラックシステムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、前後に扉が設けられたラックであって、該ラックの両側面には、上下のガイド部材に沿ってスライドさせ、前記ラック側面に着脱可能な仕切板が設けられ、該仕切板の引き出し方向には前記扉の何れか一方が位置し、該扉を開いた状態において前記仕切板を引き出すラックシステムを提供することによって達成できる。
【0007】
すなわち、ラックの側面に取り付けられる仕切板は、扉が開いた状態で引き出すことが可能であり、扉を閉じた状態では仕切板を引き出すことはできない。この構成はラックの両側面において同様であり、例えば前扉の開放によってラックの左側面の仕切板を取り外すことができ、後扉の開放によってラックの右側面の仕切板を取り外すことができる。
【0008】
このように構成することにより、例えば複数のラックを利用するユーザは正規に扉を開放して隣りのラックとの接続等を行うことができ、デバイス間の接続を効率よく行うことができる。また、第三者はラックの仕切板を外すことができず、セキュリティーに優れたラックシステムとすることができる。
【0009】
請求項2の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記仕切板はラック側面の上下に2枚配設されている構成である。
このように構成することにより、ラックの上下を分けて使用させることができ、更に使用し易いラックシステムとすることができる。
【0010】
請求項3の記載は、前記請求項1又は2の記載において、前記仕切板のガイド部材は所定の厚さの鉄板を積層した構成である。
このように構成することにより、上記仕切板のガイド溝を形成し、仕切板をスライド可能に構成するものである。
【0011】
請求項4の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記ラックの筐体には所定ピッチの取り付け穴が設けられたマウントアングルが配設された構成である。
【0012】
このように構成することにより、ラックの使用者はマウントアングルに設けられた穴に設置するデバイスの取り付けを行い、デバイスに電源供給を行って利用することができる。また、上記マウントアングルに形成された穴ピッチは所定の規格に対応するものであり、極めて使用し易い構成である。
【0013】
請求項5の記載は、前記請求項4の記載において、前記マウントアングルはブラケットを介して前記筐体に取り付けられ、ブラケットと筐体との取り付けは前記ラックの前後方向に対して所定ピッチで調整可能である。
【0014】
このように構成することにより、設置するデバイスの大きさや形状が異なる場合でもラックの前後方向にマウントアングルの取り付け位置を調整することができ、より利用し易いラックシステムとすることができる。
【0015】
請求項6の記載は、前記請求項5の記載において、前記マウントアングルを前記ブラケットに取り付ける際、前記ブラケットに対して微調整が可能である。
このように構成することにより、更にマウントアングルをミリ単位で調整することも可能となり、極めて利用し易いラックシステムとすることができる。
【0016】
請求項7の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記ラックには放熱ファンが取り付けられ、該放熱ファンは前記ラックの天板開口部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のラックシステム。
【0017】
このように構成することにより、ラックの天板上に放熱ファンが取り付けられ、例えばこの放熱ファンをユニット化して取り付けることによって、ラック内に放熱ファンが突出することを防止する。
【0018】
請求項8の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記扉の開閉を関知するセンサが、前記扉の回転軸に近い前記筐体に設けられている構成である。
このように構成することにより、センサの位置ずれを防止し、検知精度を増して扉の開閉検知を確実に行うことができる。
【0019】
請求項9の記載は、前記請求項1の記載において、前記扉はヒンジ機構によって開閉する構成である。
このように構成することにより、扉を180度開放することができる。
【0020】
請求項10の記載は、前記請求項8の記載において、前記電磁ロックの解除は、外部から供給される制御信号によって行われ、該制御信号は複数のラックを統合して制御する制御回路から供給される構成である。
【0021】
このように構成することにより、例えばICカードを使用し、複数台のラックが配設された端部のカードリーダにICカードを挿入し、ICカード内のデータによって制御回路から電磁ロックを解除するラックを特定することができる。
【0022】
請求項11の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記ラック内には上下方向に移動可能なコンセントが設けられたファクトラインが配設されている。
このように構成することにより、コンセントを上下に自由に移動し、最適な位置に移動したコンセントから電源供給を受けることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は本実施形態を説明するラックシステムのシステム構成図である。同図に示すラックシステムは不図示のデータセンタに配設され、データセンタには同図に示す構成のラック(ラックシステム)が多数配設されている。同図に示す各ラック1a〜1d、・・・は全て同じ構造であり、例えばアンカーを使用してフロア(床)2に固定されている。
【0024】
図2は上記ラック1a〜1d、・・・の中で、特にラック1a、1bを示す正面図である。ラック1a、1bの正面には扉3が設けられ、扉3は不図示の支軸を中心に回動自在に構成され、後述する電磁ロックを解除した後、ノブ5を握持し、手前に引くことによって開放することができる。
【0025】
また、扉3の下部に設けられたスリット6は通気口であり、外気の取り入れ口として使用される。すなわち、ラック1a、1bの上部には後述する放熱ファン7が設けられ、ラック1a、1b内の機器から発生した熱を、スリット6から入力する外気によって冷やし、放熱ファン7によって熱を上方に逃がす。
【0026】
図3(a)は上記ラック1a、1bの上面図である。同図(a)に示すように、ラック1a、1bの上面にはそれぞれ6基の放熱ファン7a〜7fが配設されている。これらの放熱ファン7a〜7fはユニット8に収納され、ユニット8はラック1a、1bに突出して配設されている。また、同図(b)はラック1a、1bの天板9の形状を示す図であり、天板9には開口9aが形成され、この開口9aの位置に上記ユニット8が取り付けられている。この取り付けはネジ10によって締着されている。
【0027】
尚、本例のラック1a、1bの裏面は前述の図2に示す正面図と同じ構成であり、従って扉3(前扉3)と同じ構成の扉(後扉)が裏面に配設され、ノブ5やスリット6の配設構成も同じである。したがって、具体的には図示しないが、ラック1a、1bの裏側からもノブ5を操作して後扉を開放することができ、また放熱の際にも外気は裏面のスリット6からも吸入できる。
【0028】
一方、図4はラック1a、1bの側面図であり、仕切板20、21、及びガイド部材22〜24で構成されている。また、図5はラック1a(1b)の側板の構成を詳しく説明する図である。仕切板20、21はガイド板22〜24に沿ってラック1a(1b)の後方にスライド可能に構成されている。例えば、隣合うラック1aと1bを使用する場合、仕切板20、21を矢印方向に引き抜いて使用する。尚、同図では仕切板20、21を後方に引き抜いて使用するが、例えば反対側のラック側面では、仕切板を手前側に引き抜いて使用する。
【0029】
図6は上記仕切板20、21の構造を説明する図であり、同図(a)は仕切板20、21の平面図を示し、同図(b)はその側面図を示し、同図(c)は同図(a)のA−A線断面図を示す。同図に示すように仕切板20、21には折曲げ加工が施され、この部分が取手20a、21aを構成する。
【0030】
一方、図7はガイド部材23の構成図であり、同図(a)はガイド部材23の平面図、同図(b)はガイド部材23の断面図である。同図(a)、(b)において、ガイド部材23は4枚のプレート23a〜23dを順次積層して構成され、プレート23aと23c間に溝25a、25bが形成される。この溝25a、25bの深さは、例えば15mmであり、プレート23bの幅は2mmで構成されている。また、上記溝25aには前述の仕切板20の下側端が勘入し、溝25bには前述の側板21の上側端が勘入する。ここで、上記仕切板20、21の厚さは、例えば1.6mmであり、スライドの際がたつくことなく、スムースに引き出すことができる。
【0031】
また、図8はガイド部材22の構成図であり、同図(a)はガイド部材22の平面図であり、同図(b)はガイド部材22の断面図である。このガイド部材22も4枚のプレート22a〜22dを順次積層して構成され、プレート22aと22c間に溝26を形成する。この溝26も例えば深さ15mm、幅2mmで構成され、仕切板20の上側端が勘入する。
【0032】
また、図9はガイド部材24の構成図であり、同図(a)はガイド部材24の平面図を示し、同図(b)はガイド部材24の断面図を示す。このガイド部材24も4枚のプレート24a〜24dを順次積層して構成され、プレート24aと24c間に溝27を形成する。この溝27も例えば深さ15mm、幅2mmで構成され、前述の仕切板21の下側端が勘入する。
【0033】
したがって、上記のように構成することにより、仕切板20は図7に示す溝25aと図8に示す溝26間に勘入され、前述の図6に示すラック1a(1b)の側面を移動可能である。すなわち、仕切板20の上側端は図8に示す溝26に勘入し、仕切板20の下側端は図7に示す溝25aに勘入し、ガイド部材22と23に上下をガイドされながらラック1a(1b)の側面を移動可能に構成されている。
【0034】
また、仕切板21は図8に示す溝25bと図9に示す溝27間に勘入され、前述の図6に示すラック1a(1b)の側面を移動可能であり、仕切板21の上側端は図7に示す溝25bに勘入し、仕切板21の下側端は図9に示す溝27に勘入し、ガイド部材22と24に上下をガイドされながらラック1a(1b)の側面を移動可能に構成されている。
【0035】
尚、仕切板20をガイド部材22、23に沿って移動し、又は仕切板21をガイド部材23、24に従って移動する際には前述の取手20a、又は21aを握持して行う。
【0036】
一方、図10はラック1a(1b)の正面の扉3を開放した状態を示す図であり、後述するマウントアングル13(14)がラック1a(1b)の両側に配設されている。尚、同図には扉3に形成されたスリット6の位置も示している。また、図11は本例のラックの下部を正面から見た斜視図であり、組立図でもある。同図に示すようにラックの筐体には左右にマウントアングル13、14が設けられ、マウントアングル13、14はブラケット31、32によって筐体に取り付けられている。また、ラック側面には電源供給用のファクトライン33、34が配設され、ファクトライン33、34には上下方向に移動可能なコンセントが配設されている。また、正面下部にあるコネクタ30は、後述するセンサと電磁ロック間の配線等に使用する構成である。
【0037】
一方、図12はラック1a(1b)の上部を裏面側から見た斜視図であり、ラック1a(1b)の上部には前述の放熱ファン7a〜7fが配設されている。前述のように、放熱ファン7a〜7fはユニット8内に配設されており、図13はラックの天板上に設けられたユニット8の斜視図を示す。
【0038】
一方、図14はマウントアングル13の取り付けを説明する図であり、前述のように筐体にブラケット31を介して取り付けられている。ブラケット31は筐体に設けられた取付け部40にネジを使用して取り付けられる。この取付け部40には所定間隔(所定ピッチ)で穴40a、40b、40c、・・・が形成され、この穴40a、40b、40c、・・・にブラケット31側の穴(不図示)を合わせて締着する。尚、この時ドライバ等の工具を通すための開口41がブラケット31に設けられている。
【0039】
上記構成によって筐体に対して所定間隔でブラケット31を取り付けることができ、従ってマウントアングル13をラック1a(1b)の前後方向に調整して取り付けることができる。
【0040】
さらに、ブラケット31に対するマウントアングル13の取り付けは、マウントアングル13に設けられた長穴42を使用し、ブラケット31側に設けられた取付穴43にネジ44を用いて取り付ける。したがって、マウントアングル13の取り付けに際し、マウントアングル13の位置を前後方向に微調整することができる。
【0041】
すなわち、本例のラック1a(1b)によればマウントアングル13の取り付けに際し、ブラケット31の取り付けの際所定間隔(所定ピッチ)で前後方向に調整を行い、マウントアングル13をブラケット31に取り付ける際前後方向に微調整することができる。従って、マウントアングル13の設置位置をラック1a(1b)の前後方向に大きな自由度を持って設置することができる。
【0042】
尚、ラック1a(1b)の垂直方向についてはマウントアングル13に所定間隔の取付穴45、46が形成されており、デバイスの取り付けにおいても、上下方向に自由度をもって取り付け可能である。また、この取付穴45、46の形成ピッチはデバイスの規格に合致したものであり、使用し易い構成である。
【0043】
次に、図15は前述の仕切板20、21の取り付け構成を示す斜視図である。前述のように、仕切板20、21は4枚のプレート23a〜23d等を順次積層して構成されたガイド部材22〜24に沿ってスライド可能に構成され、同図はガイド部材23の構成を示す斜視図である。同図に示すように、プレート23aと23c間の溝25aに仕切板20の下側部が勘入する。前述の図6に示すように、仕切板20(21)は上記溝25a(25b)内に仕切板20(21)の下側部を勘入し、スライド可能である。
【0044】
図16はラック側面の外観図であり、ラック側面には上下の仕切板20、21が前述の溝25a(25b)に沿って勘入し、側板として機能している。
一方、図17は扉1a(1b)に設けられた鍵50、及びノブ5を示す外観図である。同図において、鍵50は例えばシリンダ錠であり、キー52によって開放することができる。また、ノブ5は扉1a(1b)を開放する際、回動させて使用する。
【0045】
図18は上記扉1a(1b)の裏面の構成を示す図であり、鍵50にはレバー50aが連動し、鍵50を開錠するとレバー50aが回転し、レバー50aに形成された穴50bに後述する電磁ロックのレバーの先端が勘入する構成である。
【0046】
また、ノブ5の裏面にはレバー5aが形成され、レバー5aは筐体に設けられた契合部に勘入する。図19はラック側に設けられた電磁ロックの構成を説明する斜視図である。電磁ロック54は内部に電磁コイルを有し、該電磁コイルに電流を流すことにより、レバー54aを上下に駆動する。また、電磁ロック54には不図示の制御回路から電流が供給され、扉1a(1b)のロック、及びロック解除を行う。
【0047】
また、レバー54aの先端54a’は、前述の鍵50のレバー50aの穴50bに勘入する構成であり、レバー54aの先端54a’がレバー50aの穴50bに勘入することによって扉1a(1b)はロックされる。
【0048】
具体的には、本例のラックシステムは複数のラックを配設し(例えば、10台のラックを並設し)、端部に配設されたラックにカードリーダを設け、このカードリーダにICカードを差し込むことによって、ICカード内のメモリに記憶されたラック番号の情報を読み取り、対応するラックの電磁ロック54を解除する。
【0049】
このように構成することにより、ラック1a(1b)の利用者は使用するラック1a(1b)のノブ5を手前に引くことによって扉3を開放することができる。すなわち、上記ICカードの挿入によって、対応するラックの電磁ロック54が外れ、ノブ5を手前に引くことによって、扉3を開くことができる。
【0050】
一方、扉3のロックは、扉3を開放した後一定時間(例えば、5秒間)経過すると電磁ロック54のレバー54aが下方に移動し、ロック可能状態となる。したがって、その後扉3を閉じることによって、レバー50aの穴50bが電磁ロック54のレバー54aの先端に勘合しロックされる。したがって、その後はノブ5を回して扉3を開放しようとしても、扉3を開くことができない。
【0051】
また、図20は上記センサの配設構成を示す図であり、センサ55は前述の図10に示すように、ラック筐体の上部フレームに取り付けられ、扉3の開閉を検出する。例えば、扉3を閉じるとセンサ55に近接した所定位置まで扉3の対面部が達し、センサ55は扉3の閉成を検知する。一方、扉3が開放されると、扉3の対面がセンサ55の所定近接位置から離れ、扉3が開放されたことが分かる。
【0052】
センサ55は扉3の開閉に従って開信号又は閉信号を出力し、電磁ロック54のロック制御に使用する。また、上記センサ55は扉3の回転軸に近い箇所に取り付けられ、扉3の開閉による寸法的なずれを少なくする構成である。また、センサ55には磁気センサが使用されている。
【0053】
以上の構成において、仕切板20の着脱は、扉3を開放して行う必要がある。すなわち、前述の扉3を開放することによって、例えばラック1a(1b)の左側の仕切板を引き出すことが可能となる。すなわち、図10に示すように、扉3を開いて初めて仕切板20、21の取手20a、21aが現れ、取手20a、21aを持って手前に引き出すことが可能になる。
【0054】
尚、ラックの右側の仕切板は裏面の扉を開放することによって、仕切板を裏面側に引き出すことができる。したがって、例えば隣りのラックを使用するユーザは自己のラックの仕切板を引き出し、取り外すことはできるが、隣りの仕切板を外すことはできない。したがって、上記構成からセキュリティーが充分なラックシステムである。
【0055】
また、複数のラックが配設された端部のラックの側面は側板によって取り外し不可能な状態に設置されている。すなわち、内側からネジによって固定されている。以上の構成からセキュリティーが充分保証されたラックシステムとすることができる。
【0056】
また、本例の扉3は取り付け部がヒンジで構成され、扉3を開放すると、180度開くことができ、例えばデバイスの搬入や配線作業等において、利便性がよい。
【0057】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、データセンタ等において設置されるラックシステムであって、ラックの側面に引き出し可能な仕切板を配設し、セキュリティーの優れたラックシステムとすることができる。
【0058】
また、マウントアングルの前後方向への調整が可能であり、スペースの有効利用を図ることが可能なラックシステムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を説明するラックシステムのシステム構成図である。
【図2】ラックを示す正面図である。
【図3】(a)はラックの上面図であり、(b)はラックの天板の形状を示す図である。
【図4】ラックの側面図である。
【図5】ラックの側面の断面図である。
【図6】仕切板の構成を説明する図である。
【図7】(a)はガイド部材の平面図を示し、(b)はその側面図を示し、(c)は同図(a)のA−A線断面図を示す。
【図8】(a)はガイド部材の平面図であり、(b)はその断面図である。
【図9】(a)はガイド部材の平面図であり、(b)はその断面図である。
【図10】正面の扉を開放した状態を示す図である。
【図11】ラックの下部を正面から見た場合の斜視図である。
【図12】ラックの上部を裏面側から見た場合の斜視図である。
【図13】ラックの天板上に配設されたユニットの斜視図を示す。
【図14】マウントアングルの取り付けを説明する図である。
【図15】仕切板の取り付け構成を説明する斜視図である。
【図16】ラック側面の外観図である。
【図17】扉に設けられた鍵、及びノブを示す外観図である。
【図18】ラックの天板上に配設されたユニットの斜視図を示す。
【図19】ラック側に設けられた電磁ロックの構成を説明する斜視図である。
【図20】センサの構成を説明する図である。
【符号の説明】
1a〜1d ラック
2 フロア(床)
3 扉
4 支軸
5 ノブ
7a〜7f 放熱ファン
8 ユニット
9 天板
9a 開口
10 ネジ
13、14 マウントアングル
20、21 仕切板
20a、20b 取手
22〜24 ガイド部材
22a〜22d プレート
25a、25b、26、27 溝
30 コネクタ
31、32 ブラケット
33、34 ファクトライン
40 取付け板
40a、40b、40c 穴
42 長穴
44 ネジ
45、56 取付穴
50 鍵
50a、51a、54a レバー
54 電磁ロック

Claims (10)

  1. 前後に扉が設けられたラックであって、該ラックの両側面には、上下のガイド部材に沿ってスライドさせ、前記ラック側面に着脱可能な仕切板が設けられ、
    該仕切板の引き出し方向には前記扉の何れか一方が位置し、該扉を開いた状態において前記仕切板の引き出しが可能であり、
    前記仕切板のガイド部材は、鉄板を積層した構成であることを特徴とするラックシステム。
  2. 前記仕切板は、前記ラックの一側面に上下2枚配設されていることを特徴とする請求項1記載のラックシステム。
  3. 前記ラックの筐体には所定ピッチの取り付け穴が設けられたマウントアングルが配設されていることを特徴とする請求項1記載のラックシステム。
  4. 前記マウントアングルはブラケットを介して前記筐体に取り付けられ、該ブラケットと筐体との取り付けは前記ラックの前後方向に対して所定ピッチで調整可能であることを特徴とする請求項3記載のラックシステム。
  5. 前記マウントアングルを前記ブラケットに取り付ける際、前記ブラケットに対して微調整が可能であることを特徴とする請求項3記載のラックシステム。
  6. 前記ラックには放熱ファンが取り付けられ、該放熱ファンはユニット化して前記ラックの天板開口部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のラックシステム。
  7. 前記扉の開閉を関知するセンサが、前記扉の回転軸に近い前記筐体に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のラックシステム。
  8. 前記扉はヒンジ機構によって開閉する構成であることを特徴とする請求項1記載のラックシステム。
  9. 電磁ロックの解除は、外部から供給される制御信号によって行われ、該制御信号は複数のラックを統合して制御する制御回路から供給されることを特徴とする請求項7記載のラックシステム。
  10. 前記ラック内には上下方向に移動可能なコンセントが設けられたファクトラインが配設されていることを特徴とする請求項1記載のラックシステム。
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