JPH09279918A - 配達荷物保管箱 - Google Patents

配達荷物保管箱

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JPH09279918A
JPH09279918A JP8121123A JP12112396A JPH09279918A JP H09279918 A JPH09279918 A JP H09279918A JP 8121123 A JP8121123 A JP 8121123A JP 12112396 A JP12112396 A JP 12112396A JP H09279918 A JPH09279918 A JP H09279918A
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box
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昌則 内藤
Takao Kurisu
貴男 栗須
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KINKI KOGYO
KINKI KOGYO KK
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HAKUSAN KIKO KK
KINKI KOGYO
KINKI KOGYO KK
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B49/00Electric permutation locks; Circuits therefor ; Mechanical aspects of electronic locks; Mechanical keys therefor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B65/00Locks or fastenings for special use
    • E05B65/02Locks or fastenings for special use for thin, hollow, or thin-metal wings

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  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 共同住宅の玄関口に設置して配達された荷物
を一時的に保管するのに用いる宅配ボックスと通称され
ている保管箱に関し、設置スペースを大きくすることな
くより多くの大型の荷物の受取りを可能にする。 【解決手段】 複数の箱4、5の扉を個別に施錠する電
子錠24、25と、各電子錠24、25を個別に解錠す
る電気スイッチ54、55とを備えている配達荷物保管
箱において、隣接する箱を区画している開閉自在な仕切
り板aと、当該仕切り板を閉状態で係止する仕切り板用
電子錠2aと、前記複数の電気スイッチ54、55が共
に解錠信号を出力したときに上記仕切り板用電子錠2a
の解錠信号を出力する出力手段6aとを備えている。こ
の発明の他の構造では、仕切り板用電子錠を解錠する第
3電気スイッチ5aを設け、第3電気スイッチの解錠信
号が当該仕切り板を挟んで隣接する箱の扉の電子錠2
4、25にも与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、共同住宅の玄関
口に設置してその住人宛に配達された荷物を名宛人が受
け取るまでのあいだ一時的に保管しておくために用い
る、宅配ボックスと通称されている保管箱に関するもの
で、特に共同住宅の住人が共同で用いる共用タイプと呼
ばれている形式の配達荷物保管箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の配達荷物保管箱(以下「宅配ボ
ックス」という)の一例を図5および図6に示す。図の
宅配ボックスは、容量の小さな5個の小箱S1・・S5
と、中容量の6個の中箱1・・6と、容量の大きな1個
の大箱L1との合計12個の箱を備えたもので、各箱に
はそれぞれ独立した扉と各扉のための電子錠が設けられ
ている。
【0003】宅配ボックスの前面の一部には、情報の表
示と入力操作を行うための表示兼入力パネル(以下「タ
ッチパネル」という)103が設けられている。図6は
タッチパネル103の表示面を例示したもので、宅配ボ
ックスの前面と略相似形に表示された箱番号入力ボタン
群104とテンキー105とが表示されている。箱番号
入力ボタン群104の個々の箱に対応するボタンS51
・・S55、51・・56、L51には、それぞれ部屋
番号表示欄106が設けられている。図5に示した宅配
ボックスには、このタッチパネル103の近傍に受領印
捺印装置のスリット107が開口している。
【0004】宅配ボックスの各箱の扉は、箱内の荷物の
有無に関わらず施錠状態となっている。荷物を運んでき
た配達人は、荷物の大きさに合わせて小箱、中箱又は大
箱のいずれかを選び荷物を入れようとする箱に対応する
ボタンを押し、次に配達する部屋番号をテンキー105
で入力する。すると、押されたボタンに対応する箱の扉
が解錠され、配達人はその箱内に荷物を入れて扉を閉め
る。各箱内には荷物の有無を検出するセンサが設けてあ
り、センサが荷物有りを検出した状態で扉が閉じられる
と再び扉が施錠され、配達人が入力した部屋番号がその
箱に対応するボタンの部屋番号表示欄に表示される。そ
こで配達人は、スリット107に伝票を差込んで(宅配
ボックスが)荷物を受領した旨の印刷ないし捺印を受け
る。
【0005】共同住宅の住人は、帰宅したとき又は玄関
に出てきた時に宅配ボックスのタッチパネルを見、自分
の部屋番号が表示されていれば、その住人のみしか知ら
ない暗証番号を入力することによって荷物が収容されて
いる箱の扉を開け、荷物を取り出して閉める。荷物なし
状態で扉が閉められたことを検知すると、その扉は再び
施錠され、その箱に対応するボタンの部屋番号の表示が
消える。
【0006】荷物の配達人は、部屋番号が表示されてい
るかどうかによって宅配ボックスのどの箱が開いている
かを知ることができるから、開いている箱を選んで荷物
を収納する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】共用タイプの宅配ボッ
クスに前述した大箱、中箱、小箱などの容積の異なる箱
を設けるのは、宅配ボックスの設置スペースをできるだ
け小さくしたいという要求と、配達された荷物を可能な
限りすべて収容したいという要求に基づくものである。
即ち、宅配ボックスを設計するに際しては、荷物をいく
つかの大きさに種類分けし、各種類ごとに配達される確
率を調べ、制限された設置スペースの中で配達される荷
物をできるだけ高い確率で収納できるように、箱の容積
の種類とそれぞれの容積の箱の設置個数とを決めるので
ある。
【0008】ところがこのようにして決められた図5の
宅配ボックスの場合、中箱二つ分の大きさの荷物が配達
された場合、その荷物は大箱L12に入れざるを得ず、そ
の後に中箱二つ以上の荷物が配達されたとき、これを受
け取ることができない。そして、大きな荷物をいくつも
受け取ることができるようにしようとすると、宅配ボッ
クスの設置スペースが非常に大きくなってしまう。各箱
の容積が固定されている従来の宅配ボックスでは、大き
な荷物が複数個配達されたときに受取りが困難となり、
その受取りを可能にしようとすると、宅配ボックスの設
置スペースが非常に大きくなってしまうという問題があ
った。
【0009】一方、特開平6−125833号公報に
は、上下の箱を区画する仕切り板を開閉可能な構造と
し、この開閉自在な仕切り板で区画された上下の箱の扉
を両方共開いたときに、当該仕切り板を開くことができ
るようにしたロッカーが提唱されている。この公報記載
の構造によれば、上下に隣接する箱を両方共開いて仕切
り板を開くことにより、大型の荷物を収納できる。
【0010】ところが上記公報記載の構造は、ロッカー
についてのものであるため、施錠装置として機械的構造
の施錠装置を用いており、空の箱は誰でも開くことがで
き、また荷物を収容した箱は特定のキーがなければ開く
ことができないので、同様な構造を宅配ボックスに採用
することができない。そこでこの発明は、設置スペース
を大きくすることなくより多くの大型の荷物の受取りを
可能にすると共に、大型の荷物が配達されないときに
は、中小型の荷物の受取可能個数を増大させることがで
きる、宅配ボックスを得ることを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の配達荷
物保管箱は、相互に独立した収容空間を形成するように
区画された複数の箱4、5を備え、各箱を個別に開閉す
るための扉と、各扉を個別に施錠する電子錠24、25
と、各電子錠24、25を個別に解錠する電気スイッチ
54、55とを備えている配達荷物保管箱において、隣
接する箱を区画している開閉自在な仕切り板aと、当該
仕切り板を閉状態で係止する仕切り板用電子錠2aと、
前記複数の電気スイッチ54、55が共に解錠信号を出
力したときに上記仕切り板用電子錠2aの解錠信号を出
力する出力手段6aとを備えていることを特徴とするも
のである。
【0012】請求項2の発明の配達荷物保管箱は、相互
に独立した収容空間を形成するように区画された複数の
箱4、5を備え、各箱を個別に開閉するための扉と、各
扉を個別に施錠する第1電子錠24及び第2電子錠25
と、各電子錠24、25を個別に解錠する第1電気スイ
ッチ54および第2電気スイッチ55とを備えている配
達荷物保管箱において、隣接する箱を区画している開閉
自在な仕切り板aと、当該仕切り板を閉状態で係止する
仕切り板用電子錠2aと、当該仕切り板用電子錠を解錠
する第3電気スイッチ5aと、第3電気スイッチ5aの
解錠信号を第1電子錠24及び第2電子錠25に与える
手段64、65とを備えていることを特徴とするもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】図1および図2は、この発明の基
本的な実施の形態を示したものである。図1、2の宅配
ボックス100は、上下に隣接する2個の箱4、5を備
え、箱4と5とは仕切り板aで区画されている。箱4、
5はそれぞれ独立した扉14、15を備え、各扉14、
15のそれぞれに専用の電子錠24、25を備えてい
る。
【0014】仕切り板aはその一方の側辺を蝶番3aで
枢着して上方に開くことができるように装着されてお
り、他方の側辺を保持する部分には図示しない受桟が箱
の側壁101に固定して設けてあり、さらに仕切り板a
をその閉鎖状態(箱4と箱5とを区画している状態)で
係止する仕切り板用電子錠2aが側壁101に固着して
設けられている。仕切り板aを枢着する側の側壁102
の上方には、開いた状態の仕切り板を保持するマグネッ
ト4aが固着されている。
【0015】図1のものでは、の押しボタンスイッチ
54を押すことによって、上方の箱の扉の電子錠24が
解錠される。またの押しボタンスイッチ55を押すこ
とによって、下方の箱の扉の電子錠25が解錠される。
さらにとの両方の押しボタンスイッチ54、55を
押したときには、上方の箱と下方の箱の電子錠24、2
5が共に解錠されると共に、仕切り板用電子錠2aも解
錠される。従って、押しボタンスイッチ54と55とを
押したときは、隣接する二つの箱の両方の扉が開き、そ
の二つの箱を仕切っている仕切り板aも開くことができ
るようになる。
【0016】即ち、中小型の荷物であれば上下の箱にそ
れぞれ一つずつ納めることができ、大きな荷物であれば
(箱が二つとも空いていることを条件として)隣接する
二つの箱を同時に開き、更に仕切り板を開くことによ
り、二つの箱にまたがって収容することが可能である。
なお、図1の6aはアンド要素で、電子錠24の解錠信
号と電子錠25の解錠信号との両方の信号が出力された
ときに、仕切り板用電子錠2aに解錠信号が与えられる
ことを示している。
【0017】図2の宅配ボックス100の構造は図1と
同じであるが、大きな荷物を収容するときの解錠操作が
図1のものと異なる。図2の装置では、上方の箱4を開
けるの押しボタンスイッチ54と、下方の箱5を開け
るの押しボタンスイッチ55の他に、両方の箱を同時
に開けるためのの押しボタンスイッチ5aが設けられ
ている。64、65はオア要素で、入力側のいずれかに
解錠信号が入力されたとき、解錠信号が出力されること
を示している。
【0018】この図2の装置では、の押しボタンスイ
ッチ54を押すことによって上の箱の電子錠24のみが
解錠され、の押しボタンスイッチ55を押すことによ
って下の箱の電子錠25のみが解錠され、の押しボタ
ンスイッチ5aを押すことにより上下の箱の電子錠2
4、25及び仕切り板用電子錠2aが全て解錠される。
【0019】仕切り板用電子錠2aは、扉の電子錠2
4、25と同一の構造のものでよい。仕切り板用電子錠
2aは、仕切り板aを閉じたときに自動的に施錠される
か、あるいは扉14、15を閉じたときに施錠されるよ
うにするのが便利である。また、仕切り板用電子錠2a
に近接してマイクロスイッチなどを設けることにより、
荷物を出したあと仕切り板を閉鎖しなければ、扉14、
15が施錠されないなどのインターロックを設けておく
のが好ましい。
【0020】また例えばマグネット4aとして永久磁石
とその永久磁石と逆極性の磁力を生ずる消磁コイルとを
備えたものを用い、荷物を取り出して扉14、15を閉
めたときにマグネット4aが一時的に消磁されて、仕切
り板aが自重により閉鎖するというような構造を採用す
ることもできる。このような手段を設けることにより、
二つの箱に渡って収容された大型の荷物を取り出したあ
と、その後に配達される中小型の荷物のための仕切り板
の固定をより確実なものとすることができる。
【0021】図3、4はこの発明の宅配ボックスのより
具体的な実施形態を示したものである。図3、4のもの
は、図5、6の従来例に対応するもので、図3は扉を除
去した状態で示されている。図3の宅配ボックスAに
は、5個の小箱S1・・S5と9個の中箱1・・9とを
備えており、中箱4と5との間の仕切り板a、中箱6と
7との間の仕切り板b、中箱7と8との間の仕切り板c
及び中箱8と9との間の仕切り板dが、図1、2に示し
たと同様な構造で開閉可能である。そして各小箱及び中
箱にそれぞれの箱の扉のための電子錠S21・・S25
及び21・・29が設けられると共に、開閉自在とした
仕切り板a・・dのための仕切り板用電子錠2a・・2
dが設けられている。4a・・4dは図1と同様のマグ
ネット、3a・・3dは仕切り板を枢着している蝶番で
ある。
【0022】図4はタッチパネル103の表示面であ
り、小箱S1・・S5及び中箱1・・9のそれぞれに対
応するボタン群104のほかに、開閉自在な仕切り板a
・・dで仕切られた中箱の隣接するものを同時に解放す
るためのボタン群108が設けられている。例えば箱番
号6、7が表示されたボタンスイッチ5bを押したとき
は、中箱6、7の電子錠26、27が解錠されるととも
に両箱を仕切っている仕切り板bの仕切り板用電子錠5
bも解錠される。箱番号4、5と表示されたボタンスイ
ッチ2a、及び8、9と表示されたボタンスイッチ2d
も同様である。また、箱番号7、8、9と表示されたボ
タンスイッチ5mを押すと、箱7、8、9の電子錠5
7、58、59が解錠されるとともに、箱7と8及び8
と9の間の仕切り板c、dの電子錠2c、2dも同時に
解錠される。また箱番号6、7、8、9と表示されたボ
タンスイッチ5nを押すと、箱7・・9の電子錠26・
・29がすべて解錠されると共に、これらの箱の間の仕
切り板b・・dの仕切り板用電子錠2b・・2cも解錠
される。このように電子錠と対応づけられたボタンスイ
ッチを押したあと、部屋番号を入力して荷物の収容を行
う操作は、図5、6で説明した従来装置と同様でよい。
【0023】このように構成された図3の装置では、図
5の従来装置と同一のスペースに設置できるにかかわら
ず、中箱2個分の大きさの荷物であれば3個まで収容で
きると共に、中箱4個分の荷物も収容できる。またこの
ような大型の荷物がないとき、図5の装置では中小型の
荷物であっても12個までしか収容することができない
のに対し、図3のこの発明の装置であれば14個まで収
容することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本的な実施形態の第一例を示す説明図
【図2】基本的な実施形態の第二例を示す説明図
【図3】より実際的な実施例を扉を外した状態で示す正
面図
【図4】図3の実施例のタッチパネルの表示例を示す正
面図
【図5】従来構造の一例を示す扉を閉じた状態での正面
【図6】図5のタッチパネルの表示例を示す正面図
【符号の説明】
2a 仕切り板用電子錠 4 箱 5 箱 5a 第3電気スイッチ 6a アンド要素 24 第1電子錠 25 第2電子錠 54 第1電気スイッチ 55 第2電気スイッチ 64 オア要素 65 オア要素 a 仕切り板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に独立した収容空間を形成するよう
    に区画された複数の箱(4,5) を備え、各箱を個別に開閉
    するための扉と、各扉を個別に施錠する電子錠(24,25)
    と、各電子錠(24,25) を個別に解錠する電気スイッチ(5
    4,55) とを備えている配達荷物保管箱において、隣接す
    る箱を区画している開閉自在な仕切り板(a) と、当該仕
    切り板を閉状態で係止する仕切り板用電子錠(2a)と、前
    記複数の電気スイッチ(54,55) が共に解錠信号を出力し
    たときに上記仕切り板用電子錠(2a)の解錠信号を出力す
    る出力手段(6a)とを備えていることを特徴とする、配達
    荷物保管箱。
  2. 【請求項2】 相互に独立した収容空間を形成するよう
    に区画された複数の箱(4,5) を備え、各箱を個別に開閉
    するための扉と、各扉を個別に施錠する第1電子錠(24)
    及び第2電子錠(25)と、各電子錠(24,25) を個別に解錠
    する第1電気スイッチ(54)および第2電気スイッチ(55)
    とを備えている配達荷物保管箱において、隣接する箱を
    区画している開閉自在な仕切り板(a) と、当該仕切り板
    を閉状態で係止する仕切り板用電子錠(2a)と、当該仕切
    り板用電子錠を解錠する第3電気スイッチ(5a)と、第3
    電気スイッチ(5a)の解錠信号を第1電子錠(24)及び第2
    電子錠(25)に与える手段(64,65) とを備えていることを
    特徴とする、配達荷物保管箱。
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