JPH0639017Y2 - 鍵の自動管理装置 - Google Patents
鍵の自動管理装置Info
- Publication number
- JPH0639017Y2 JPH0639017Y2 JP1987144500U JP14450087U JPH0639017Y2 JP H0639017 Y2 JPH0639017 Y2 JP H0639017Y2 JP 1987144500 U JP1987144500 U JP 1987144500U JP 14450087 U JP14450087 U JP 14450087U JP H0639017 Y2 JPH0639017 Y2 JP H0639017Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- box
- lock
- door
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は会社等の寮,アパート,集合住宅等における各
室の入退室用の扉に設けた錠の施解錠用の鍵を自動的に
管理する装置に関するものである。
室の入退室用の扉に設けた錠の施解錠用の鍵を自動的に
管理する装置に関するものである。
いわゆる独身寮等においては、入居者が各自の部室の鍵
を保管,管理するのが建前であるが、鍵を外出時等に持
ち歩くと紛失事故が頻発し、その度錠を取替えなければ
ならないという問題がある。
を保管,管理するのが建前であるが、鍵を外出時等に持
ち歩くと紛失事故が頻発し、その度錠を取替えなければ
ならないという問題がある。
このため、寮の入口等に管理人を配備し、外出時各人の
鍵を一時預り保管することも行われているが、特に独身
寮においては各入居者の帰宅時間は区々で、深夜に及ぶ
こともしばしばであるため、この管理業務にたずさわる
者の身労は多大なものがある。
鍵を一時預り保管することも行われているが、特に独身
寮においては各入居者の帰宅時間は区々で、深夜に及ぶ
こともしばしばであるため、この管理業務にたずさわる
者の身労は多大なものがある。
このような従来技術に対し、鍵を機械的に拘束保持して
管理する装置が実開昭58-105954号等として提案されて
いるが、鍵の機械的な拘束保持機構の作動にトラブルが
起き易く、このようなトラブルが生じると管理させたい
鍵の押,脱が出来ず、入室或は外出が出来ないという問
題が生じている。
管理する装置が実開昭58-105954号等として提案されて
いるが、鍵の機械的な拘束保持機構の作動にトラブルが
起き易く、このようなトラブルが生じると管理させたい
鍵の押,脱が出来ず、入室或は外出が出来ないという問
題が生じている。
本考案はこのような問題点に鑑み、管理機構を著しく簡
潔にした鍵の自動管理装置を提供することを目的として
なされたもので、その構成は、錠を有する開閉扉付の箱
状容器により管理すべき鍵の収容部を形成すると共にこ
の箱状容器を複数個配列し、前記の各箱状容器における
各鍵収容部に、鍵の有無を電気信号で検出できるように
した検出手段を夫々に設け、且つ、この検出手段から出
力される鍵有無に関する検出信号により、前記各収容部
の前面に設けた前記検出信号の内容を表示する表示部を
作動させる一方、前記複数の箱状容器の各扉の夫々の鍵
を、箱状容器とは別の所に設けた置数キーを操作するこ
とによる外部入力信号により解錠させ、かつ、前記鍵有
りの検出信号により施錠させるように形成したことを特
徴とするものである。
潔にした鍵の自動管理装置を提供することを目的として
なされたもので、その構成は、錠を有する開閉扉付の箱
状容器により管理すべき鍵の収容部を形成すると共にこ
の箱状容器を複数個配列し、前記の各箱状容器における
各鍵収容部に、鍵の有無を電気信号で検出できるように
した検出手段を夫々に設け、且つ、この検出手段から出
力される鍵有無に関する検出信号により、前記各収容部
の前面に設けた前記検出信号の内容を表示する表示部を
作動させる一方、前記複数の箱状容器の各扉の夫々の鍵
を、箱状容器とは別の所に設けた置数キーを操作するこ
とによる外部入力信号により解錠させ、かつ、前記鍵有
りの検出信号により施錠させるように形成したことを特
徴とするものである。
鍵は自動的に施錠できる箱状容器に収容して保持,管理
するから人手は要しないし、この保管,管理における機
械的トラブルは生じる余地がない。
するから人手は要しないし、この保管,管理における機
械的トラブルは生じる余地がない。
また、鍵が前記容器に入れられているときは、その旨の
信号検出による表示がなされるので、居住者の在,不在
を一目で認識できる。
信号検出による表示がなされるので、居住者の在,不在
を一目で認識できる。
次に、本考案の実施例を図に拠り説明する。
第1図は本考案装置を付設した新聞,郵便受箱を多数配
列した正面図、第2図はその一部を断面とした側面図、
第3図は本考案装置の一例のブロック図である。
列した正面図、第2図はその一部を断面とした側面図、
第3図は本考案装置の一例のブロック図である。
図に於て、1は前面を開口したスチール製の新聞,郵便
受箱、2はその前面に新聞等の挿入隙間2aを設けて開閉
自在に取付けた扉で、この扉2には後述する錠3が設け
られている。3aは上記扉2の開閉用のノブである。
受箱、2はその前面に新聞等の挿入隙間2aを設けて開閉
自在に取付けた扉で、この扉2には後述する錠3が設け
られている。3aは上記扉2の開閉用のノブである。
4は上記箱1に於て、その右側に設けた側部仕切壁、5
はこの仕切壁4の後方に設けた後部仕切壁で、この仕切
壁4,5に区切られた空間が本考案装置における鍵の収容
部Kとなる。6は上記箱1の挿入用隙間2aに於て、仕切
壁4に仕切られた部分(右側)に設けたトラップであ
る。
はこの仕切壁4の後方に設けた後部仕切壁で、この仕切
壁4,5に区切られた空間が本考案装置における鍵の収容
部Kとなる。6は上記箱1の挿入用隙間2aに於て、仕切
壁4に仕切られた部分(右側)に設けたトラップであ
る。
而して、上記の鍵収容部Kの底部側には、鍵の有無を検
出する検出手段としてここでは金属探知器7を配設し、
鍵(図示せず)がその収容部Kに挿入されると上記探知
器7がその旨の信号を出力するようにされている。8は
上記探知器7の検出信号を受けて発光されるようにした
LED等による表示部、9は錠3の施,解錠信号を形成す
るテンキーボードである。
出する検出手段としてここでは金属探知器7を配設し、
鍵(図示せず)がその収容部Kに挿入されると上記探知
器7がその旨の信号を出力するようにされている。8は
上記探知器7の検出信号を受けて発光されるようにした
LED等による表示部、9は錠3の施,解錠信号を形成す
るテンキーボードである。
而して、上記の錠3,金属探知器7、表示部8テンキーボ
ード9の電気的関係を第3図により説明する。
ード9の電気的関係を第3図により説明する。
ここでは、各箱1に夫々に取付けられている各錠3は、
上記テンキーボード9の置数キー9aの操作により解錠さ
れ、鍵がその収容部Kに入れられたことが探知器7によ
り検出されその旨の信号が供給されることにより自動施
錠されるようにした電気錠である。
上記テンキーボード9の置数キー9aの操作により解錠さ
れ、鍵がその収容部Kに入れられたことが探知器7によ
り検出されその旨の信号が供給されることにより自動施
錠されるようにした電気錠である。
而して、各箱1に設けられている各探知器7からの鍵有
無検出信号は、施錠信号検出部10を径て各錠3の駆動制
御部11に供給され、アドレス信号により特定された錠3
を施錠駆動すると共に、表示部8を発光させて、この駆
動制御部11をリセット状態にする。
無検出信号は、施錠信号検出部10を径て各錠3の駆動制
御部11に供給され、アドレス信号により特定された錠3
を施錠駆動すると共に、表示部8を発光させて、この駆
動制御部11をリセット状態にする。
一方、施錠状態にある上記錠3を解錠するには、当該錠
3に予め付与された特定のコード数字を置数キー9aを操
作することにより与えると、この信号が解錠信号検出部
12を径て錠3の駆動制御部11に供給され、コード信号,
アドレス信号により特定された錠3を解錠駆動し、当該
駆動制御部11をリセット状態にする。
3に予め付与された特定のコード数字を置数キー9aを操
作することにより与えると、この信号が解錠信号検出部
12を径て錠3の駆動制御部11に供給され、コード信号,
アドレス信号により特定された錠3を解錠駆動し、当該
駆動制御部11をリセット状態にする。
尚、扉2の錠3が解かれても、この扉2を開けて鍵を取
出さない限り表示部8は発光したままである。従って、
この状態(鍵を取出さない状態)で再び扉2と閉ぢる
と、錠3は自動施錠される。
出さない限り表示部8は発光したままである。従って、
この状態(鍵を取出さない状態)で再び扉2と閉ぢる
と、錠3は自動施錠される。
また、この実施例では、鍵をその収容部Kから取出して
扉を閉ぢたときにも、錠3が自動施錠されるように駆動
制御部11が設定されている。なお、錠3を自動施錠でき
るようにする条件は、駆動制御部11の作動条件を適宜変
更設定することにより任意に調整可能である。更に、前
記錠3が自動施錠されない場合には、取出した鍵、又
は、別の鍵により当該錠3の施錠操作をして手動施錠す
るようにしてもよい。
扉を閉ぢたときにも、錠3が自動施錠されるように駆動
制御部11が設定されている。なお、錠3を自動施錠でき
るようにする条件は、駆動制御部11の作動条件を適宜変
更設定することにより任意に調整可能である。更に、前
記錠3が自動施錠されない場合には、取出した鍵、又
は、別の鍵により当該錠3の施錠操作をして手動施錠す
るようにしてもよい。
以上の実施例において探知器7に代え、タッチスイッチ
や近接スイッチ等のように鍵の有無により動作状態が異
なり、その旨の信号を取出すことができる他の適宜検出
器を使用してもよい。
や近接スイッチ等のように鍵の有無により動作状態が異
なり、その旨の信号を取出すことができる他の適宜検出
器を使用してもよい。
本考案は以上で説明したように、新聞受,郵便受のよう
な箱対の一部に鍵収容部を形成し、この収容部に鍵を入
れて扉を施錠すれば、鍵が当該収容部にあって鍵の所有
者たる居住者が不在であることが一目で判ると共に、こ
の鍵を第三者が勝手に取出すことはできないので、きわ
めて容易且つ確実,安全に鍵を自動保管,管理すること
ができる。
な箱対の一部に鍵収容部を形成し、この収容部に鍵を入
れて扉を施錠すれば、鍵が当該収容部にあって鍵の所有
者たる居住者が不在であることが一目で判ると共に、こ
の鍵を第三者が勝手に取出すことはできないので、きわ
めて容易且つ確実,安全に鍵を自動保管,管理すること
ができる。
また、鍵の収容部の扉の錠には置数キーの操作で解錠
し、鍵を収容したことの検出信号で施錠する自動施解錠
型式のものを用いるから、別の鍵を用いたり、別設の鍵
保持機構等を必要としたり、或は、施錠忘れが生じるこ
となく鍵の保管,管理を自動的且つ安全に行うことがで
きて至便である。
し、鍵を収容したことの検出信号で施錠する自動施解錠
型式のものを用いるから、別の鍵を用いたり、別設の鍵
保持機構等を必要としたり、或は、施錠忘れが生じるこ
となく鍵の保管,管理を自動的且つ安全に行うことがで
きて至便である。
第1図は本考案装置を付設した新聞,郵便受箱を多数配
列した正面図、第2図はその一部を断面とした側面図、
第3図は本考案装置のブロック図である。 1……新聞,郵便受け箱体、2……箱体1の扉、3……
錠、4,5……箱体1の中仕切板、6……トラップ、K…
…鍵の収容部、7……金属探知器、8……表示部、9…
…テンキーボード、10……施錠信号検出部、11……駆動
制御部、12……解錠信号検出部
列した正面図、第2図はその一部を断面とした側面図、
第3図は本考案装置のブロック図である。 1……新聞,郵便受け箱体、2……箱体1の扉、3……
錠、4,5……箱体1の中仕切板、6……トラップ、K…
…鍵の収容部、7……金属探知器、8……表示部、9…
…テンキーボード、10……施錠信号検出部、11……駆動
制御部、12……解錠信号検出部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−43579(JP,A) 特開 昭61−266783(JP,A) 実開 昭62−59259(JP,U) 実開 昭58−105954(JP,U) 実開 昭60−94554(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】錠を有する開閉扉付の箱状容器により管理
すべき鍵の収容部を形成すると共にこの箱状容器を複数
個配列し、前記の各箱状容器における各鍵収容部に、鍵
の有無を電気信号で検出できるようにした検出手段を夫
々に設け、且つ、この検出手段から出力される鍵有無に
関する検出信号により、前記各収容部の前面に設けた前
記検出信号の内容を表示する表示部を作動させる一方、
前記複数の箱状容器の各扉の夫々の錠を、箱状容器とは
別の所に設けた置数キーを操作することによる外部入力
信号により解錠させ、かつ、前記鍵有りの検出信号によ
り施錠させるように形成したことを特徴とする鍵の自動
管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987144500U JPH0639017Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 鍵の自動管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987144500U JPH0639017Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 鍵の自動管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6450566U JPS6450566U (ja) | 1989-03-29 |
JPH0639017Y2 true JPH0639017Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31412264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987144500U Expired - Lifetime JPH0639017Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 鍵の自動管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639017Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6043579A (ja) * | 1983-08-19 | 1985-03-08 | 京立電機株式会社 | 鍵管理装置 |
JPS6259259U (ja) * | 1986-07-24 | 1987-04-13 |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP1987144500U patent/JPH0639017Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6450566U (ja) | 1989-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4894717A (en) | Delivered article storage control system | |
JP2872965B2 (ja) | 配達荷物保管箱 | |
JPH0639017Y2 (ja) | 鍵の自動管理装置 | |
JPS61242287A (ja) | 共用ロツカ−システム | |
JP3631544B2 (ja) | 荷物等自動管理ロッカー装置 | |
JPH0371553B2 (ja) | ||
EP0085069B1 (en) | A locker | |
JPH0716839Y2 (ja) | 収納庫 | |
JPH0517115B2 (ja) | ||
JP2002142960A (ja) | 宅配装置 | |
JPH0318403Y2 (ja) | ||
JPS6120931Y2 (ja) | ||
JPH0515268Y2 (ja) | ||
JPH04247178A (ja) | キーカセットの収納機構 | |
JPS5921423B2 (ja) | カ−ドを用いた解錠設備 | |
JPH0781431B2 (ja) | 鍵の集中管理制御システム | |
JP2567874Y2 (ja) | 鍵用収納箱 | |
JPH119427A (ja) | 宅配物集合保管装置 | |
JPS5854168A (ja) | カ−ド式自動錠装置 | |
JP2872789B2 (ja) | 集配荷物格納装置 | |
JPS63130878A (ja) | 鍵管理設備 | |
GB2375142A (en) | Multi compartment storage device with contents detector and time delayed opening | |
JPH084312Y2 (ja) | アウトプット用紙等の配布棚 | |
JPH0535754Y2 (ja) | ||
JPH03115672A (ja) | キー保管ボックス |