JPS6120931Y2 - - Google Patents

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JPS6120931Y2
JPS6120931Y2 JP1980054263U JP5426380U JPS6120931Y2 JP S6120931 Y2 JPS6120931 Y2 JP S6120931Y2 JP 1980054263 U JP1980054263 U JP 1980054263U JP 5426380 U JP5426380 U JP 5426380U JP S6120931 Y2 JPS6120931 Y2 JP S6120931Y2
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JP
Japan
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safe
safe deposit
box
inner box
deposit box
Prior art date
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JP1980054263U
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JPS56155083U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は貸金庫設備に関し、特に顧客が一担
自己の貸金庫室内から内箱を取り出し、再び金庫
室内に戻す時に誤まつて他人の内箱を収納してし
まうことを防止するようにしたものである。
銀行等における貸金庫設備は、一般に第1図に
示すように金庫室ユニツト1を仕切板2,2…に
よつて縦横多数の貸金庫室3,3…に仕切り、こ
れら各金庫室3に貸金庫錠4を有する金庫扉5を
各別に取付け、またこれら各金庫室3内に内箱6
を出入り自在に収納してある。
そして上記錠4には通常ガードロツクとレンタ
ーズロツクのいわゆるダブルキー構造となつてい
てこれら2つの鍵穴7a,7bに夫々銀行側の所
有するキーと、顧客の所有するキーとを差し込む
ことにより始めて開扉でき、一方のキーのみでは
開扉不能の構造となつている。
したがつて実際に開扉するにあたつては、顧客
が銀行側の係員立会のもとに金庫室に出向き、ガ
ドロツクを解錠して初めてレンターズロツクの解
錠が可能となつて金庫扉5が開扉され、またこれ
とは逆に閉扉する場合は顧客側のキーのみで施錠
できるようになつている。
しかしながら、前記の如く銀行側立会のもとに
一旦開扉された後は顧客自らが内箱を引出して必
要な出し入れ操作を行うものであるが、その際顧
客が複数人同時に同一場所に居た場合などには誤
まつて他人の内箱を自己の貸金庫室内に収納して
しまうことが度々起り得る。
その場合には間違えた当人は全く気づかずにそ
の場所を立去つてしまうため、間違えられた方の
顧客がそれに気付く、あるいは全く気付かないこ
とが多いが、若し気付いた場合には間違えた当人
を呼びだして、再び銀行側係員の立会のもとにそ
の顧客の貸金庫の開扉操作を行わなければならな
ず、顧客にとつても銀行側にとつても極めて煩し
いものとなつていた。また若し双方とも気付かな
い場合には何ら手のほどこしようもなく、防盗上
や銀行の信用上も極めて好ましくない結果を生ず
る。
そこでこの考案は内箱の一部に各貸金庫室個有
の機械読取用コードを設けておくとともに、この
コードに対応する読取器を金庫室内壁に設け、こ
の読取器の出力が上記内箱のコードに一致するや
否やを判別し、一致しない場合に警報出力を発す
るようにし、これによつて過誤等による内箱の取
り間違いを未然に防止するようにしたものであ
る。
以下この考案の一実施例を第2図以下の図面を
用いて詳細に説明する。
但し、金庫室そのものの構成は前述する如く全
てにおいて同一であるから図番を共通とし、更に
1個の金庫室のみについて説明する。
第2図において、3はその天地両側面を仕切板
2,2…で仕切られた金庫室、5は金庫室3の前
面開口部に蝶番8を介して開閉可能に取着された
金庫扉であつて、この金庫扉5はその内側面に前
述のダブルキー方式の錠4が取付けられており、
そのロツキングパー(閂)4aは図示しないばね
等により前進方向に付勢されており、更に錠4の
端面にはロツクピン4bが突出して金庫室3内に
収容された内箱6の先端面に当接し、内箱6が金
庫室3内に正規に収容されない状態ではこのロツ
クピン4bが更に突出して錠4の施錠操作がなさ
れないようにしている。
そして、この内箱6の側面には機械読取用の磁
気コードが設けられている。
すなわち内箱6の側面にはこの金庫室3個有の
コードを示すべく配列された磁石10,10……
が埋設されているとともに、その背面にはこれら
磁石10の磁気が漏洩しないように鉄板,パーマ
ロイ等の磁性体からなる磁気遮蔽板11が貼着さ
れ、更にその前面にはアルミ板12が貼着して外
部からの操作を防止するようにしている。
この内箱6の側面に対向して金庫室3内はステ
ンレス板等の非磁性板13を上記仕切板2の内側
に配してこの部分を2重壁となし、この非磁性板
13の内部には上記内箱6が同図に示す正規に収
納された状態で各磁石10,10……を対面して
閉成されるリードリレー等の読取用の磁気スイツ
チ14,14……が所定間隔で配列されている。
また金庫室3の後端面にはマイクロスイツチ1
5が配置されており、このスイツチ15は内箱6
の後端に接することにより閉成されるようになつ
ている。
そして、上記磁気スイツチ14及びマイクロス
イツチ15を用いた警報装置は第3図のように構
成されている。
すなわち16は上記各磁気スイツチ14,14
……に対応して設けられた設定器で、この設定器
15のスイツチ群16a,16a……を操作する
ことにより、その金庫室3個有のコードが予め設
定され、他方内箱6の磁石10もその設定された
コードに従つて配列されるようになつている。
17は内箱6を正規の位置に収納したときに各
磁気スイツチ14が対面する磁石10の磁力によ
り閉成されたときの出力と、上記設定器16で設
定された出力とを判別する判別器であつて、両者
が一致した場合、すなわち内箱6がその金庫室付
属のものであれば、この判別器17から“1”が
出力され、一致しない場合、すなわち内箱6が金
庫室付属のものでない場合には“0”が出力され
るようになつている。そしてこの判別器17から
の出力はインバータ18を介して反転され、
AND回路19に入力されるとともに、このAND
回路19の他方の入力端は上記マイクロスイツチ
15の出力端に接続されている。また、20は上
記AND回路19の出力端にブザー駆動回路21
を介して接続されたブザーである。
従つて、内箱6を金庫室3内から取出した場合
には、AND回路19の出力は“0”、または内箱
6を金庫室3内に正規に収納した場合においてそ
の内箱6が付属のものであれば、AND回路19
の出力は“0”であるが、過誤等により他の金庫
室のものを収納してしまつた場合には、AND回
路19の出力が“1”となつて上記駆動回路21
を駆動し、ブザー20をドライブして驚報を発
し、その結果として顧客あるいはその周囲に正規
の内箱6が収納されていない旨認識させるのであ
る。
なおこのブザー20に取付位置としては扉5の
開閉端側部に取付けるようにすれば、二重壁内の
回路の全てを実装配線出来、実用上便利である。
またこのブザー20に替えてランプ等を点滅させ
る、あるいは両者を同時に駆動することも可能で
あり、いずれにあつても顧客にその過誤を認識さ
せる手段であればどのような手段を用いることも
可能である。
以上説明したようにこの考案に係る貸金庫設備
にあつては、上述のように過誤等により他人の内
箱を自己の貸金庫内に収納した場合に直ちに警報
出力が発せられ、使用者またはその周囲にその旨
を自動的に認識させることができるため、特に顧
客が複数人同時に近隣で貸金庫を使用する場合に
その取り間違いや、すり替え等のトラブルの原因
を根絶でき、またその都度係員や顧客の手を煩さ
ずに済むため省力化の面でも極めて有効である。
また、本願考案にあつては各貸金庫室固有の機械
読取用コードは内箱の一側面に設けられ、このコ
ードの背面を磁気遮蔽板により被覆するととも
に、この読取用コードを読取る読取器は非磁性板
と仕切板によつて構成される二重壁内の金庫室内
壁に設けたものであるから、磁気が漏洩するよう
な虞れはなく、従つて誤動作を防止することがで
きる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は貸金庫ユニツトと内箱の全体構成を示
す斜視図、第2図はこの考案に係る貸金庫ユニツ
トにおける1金庫室についての水平断面図、第3
図は同金庫室内の警報装置を示す回路図である。 1……金庫室ユニツト、2……仕切板、3……
貸金庫室、4……錠、5……金庫扉、6……内
箱、10……磁石(機械読取用コード)、14…
…磁気スイツチ、17……判別器、21……ブザ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金庫室ユニツトを仕切板によつて縦横多数の貸
    金庫室に仕切り、これら各貸金庫室に貸金庫錠を
    有する金庫扉を格別に取り付け、これら各貸金庫
    室に内箱を出入れ自在に収納するようにした貸金
    庫装置において、上記内箱の一側面に設けられて
    いるとともに、背面を磁気遮蔽板により貼着、被
    覆した貸金庫室固有の機械読取用コードと、上記
    内箱の一側面に対向して設けられるとともに上記
    仕切板の内側に配設して二重壁とする非磁性板
    と、上記機械読取用コードを対向し、上記二重壁
    の空間内にあつて上記金庫室内壁に設けられ、か
    つ上記機械読取用コードを読取る読取器と、上記
    金庫室の後端面に配置され、上記内箱の後端面と
    接するマイクロスイツチと、上記読取器の出力が
    上記内箱の読取用コードと一致するや否やを判定
    する判別器とを備えてなり、両出力が一致しない
    場合に警報出力を発するように構成したことを特
    徴とする貸金庫装置。
JP1980054263U 1980-04-21 1980-04-21 Expired JPS6120931Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980054263U JPS6120931Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980054263U JPS6120931Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56155083U JPS56155083U (ja) 1981-11-19
JPS6120931Y2 true JPS6120931Y2 (ja) 1986-06-23

Family

ID=29649029

Family Applications (1)

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JP1980054263U Expired JPS6120931Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0429021Y2 (ja) * 1987-04-11 1992-07-14
JPH047357Y2 (ja) * 1987-04-11 1992-02-26
JP6927749B2 (ja) * 2017-05-24 2021-09-01 イナバインターナショナル株式会社 保管庫

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035480A (ja) * 1972-07-31 1975-04-04

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JPS51128796U (ja) * 1975-03-24 1976-10-18

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JPS5035480A (ja) * 1972-07-31 1975-04-04

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