JPH0142608Y2 - - Google Patents

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JPH0142608Y2
JPH0142608Y2 JP8738783U JP8738783U JPH0142608Y2 JP H0142608 Y2 JPH0142608 Y2 JP H0142608Y2 JP 8738783 U JP8738783 U JP 8738783U JP 8738783 U JP8738783 U JP 8738783U JP H0142608 Y2 JPH0142608 Y2 JP H0142608Y2
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JP
Japan
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room
deposit box
safe deposit
safe
door
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JP8738783U
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JPS59192559U (ja
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Publication date
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Priority to JP8738783U priority Critical patent/JPS59192559U/ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《考案の分野》 この考案は、特に銀行の閉店後等においても貸
金庫係を経由せず顧客のみにより安全かつ容易に
使用できるようにした貸金庫設備に関する。
《従来技術とその問題点》 従来、リモートコントロール方式の貸金庫にお
いては、顧客は必ず銀行の貸金庫係を通して貸金
庫を利用するようになつている。
例えば、貸金庫係で受付けられた場合には、そ
の顧客の保有する貸金庫室の銀行錠をリモートコ
ントロールにより開錠し、次いで顧客が貸金庫室
内に入り、自己の貸金庫の顧客錠により開錠する
ことによりボツクスを開く構造となつている。
このように、貸金庫室へ入るための銀行錠の開
錠操作は銀行の貸金庫係が行なうようになつてい
るために、営業時間が過ぎると貸金庫は利用でき
ないこととなる。
また、貸金庫室そのものの配置も銀行建物の奥
部に配置されているため、上記のように銀行の正
規の営業時間を過ぎた場合には、物理的にもシス
テム的にも貸金庫の使用ができず利用者に不便を
来たしており、このような使い勝手の悪さが貸金
庫を広く一般に普及させるには至らない原因を作
り出している。
《考案の目的》 この考案は、前述の如き事情に鑑みてなされた
ものであり、貸金庫の利用に際して貸金庫係を経
由せずとも顧客のみの操作によつて安全かつ容易
に利用することができ、かつ営業時間を過ぎた場
合においても顧客が操作性良く貸金庫を利用でき
る貸金庫設備の提供を目的とする。
《考案の構成と効果》 この考案は、上記のような目的を達成するため
に出入口用扉を介して銀行建物内に設けられ、営
業室とシヤツタを介して遮断可能に設けられた自
動化コーナ室と、 上記営業室とシヤツタを介して遮断可能および
入室可能に設けられるとともに、カードリーダに
より開閉される自動ドアを介して上記自動化コー
ナ室側から入室される前室と、 上記前室の奥部に設けられ、暗証番号照合機の
許動により開閉される金庫室扉を介して上記前室
より入室可能に設けられ、かつ各貸金庫は仕切り
板により区画されたそれぞれの作業室内に設置さ
れている貸金庫室と、 を有することを特徴とする。
すなわち、この考案は、シヤツタを介して営業
室と遮断される自動化コーナ室に、カードリーダ
によつて開閉される自動ドアを設け、この自動ド
アにより貸金庫の利用客のみが前室に入場するこ
とができるように構成するとともに、この前室内
の入場者は暗証番号照合機が許動した場合にのみ
貸金庫室内に入室することが可能であり、かつこ
の貸金庫室内は各人が利用する各貸金庫が仕切り
板により区画された各作業室内に設置された構成
となつているので、貸金庫の利用に際しては、従
来のように貸金庫係を経由せずとも顧客のみの操
作によつて安全かつ容易に利用することができ、
かつ営業時間を過ぎた場合においても顧客は操作
性良く貸金庫を利用することができる。
よつて、貸金庫の利用時間の拡大および利用度
の一層の普及を促進することができるなどの効果
も有する。
《実施例の説明》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
図はこの考案に係る貸金庫設備の構成を示す平
面図である。
同図に示すように、この銀行建物1は出入口用
扉2によつて顧客は建物1内に出入りし、風除け
室3を通じて多数の自動預貯金機A,A…が設置
された自動化コーナ室4に入室する。
また、この自動化コーナ室4は、通常営業室6
に連通しているが、正規の営業時間を過ぎた場合
などにはシヤツタ5を介して営業室6と遮断され
る。
さらに、前記自動化コーナ室4の奥部には前室
7が設けられ、この前室7の奥部にさらに貸金庫
室8が配置されている。
前記前室7の一側部は、前記自動化コーナ室4
と同様のシヤツタ5により遮断可能に営業室6に
連通しており、各シヤツタ5が閉じられた状態す
なわちその銀行の営業終了時間以降は、自動化コ
ーナ室4および前室7は営業室6とは完全に遮断
される。
そして、前記自動化コーナ室4と前室7とを区
画する壁部9には、自動ドア10が設けられこの
ドア10を介して自動化コーナ室4より前室7へ
の出入を可能としている。
また、前記ドア10の近傍における自動化コー
ナ室4には、カードリーダ11が設けられてお
り、前記貸金庫室8を利用する顧客のみがこのカ
ードリーダ11に保有しているカード等を挿入す
ることによつて前記ドア10は自動的に開かれ
る。
これによつて、貸金庫を契約した顧客のみが前
室7内に入ることができるが、この際顧客の通過
を検知してドア10を閉じるような検知手段が設
けられている(図示略)。
一方、前記貸金庫室8は、その前室7と通ずる
入口部分に金庫室扉12が設けられており、この
金庫室扉12の内側の貸金庫室8にはその壁部に
沿つて複数の貸金庫13,13…が配置されてい
る。
また、これら貸金庫13,13…は仕切板1
4,14…によつて複数の作業室15,15…毎
に区画されるとともに、各作業室15には作業室
入室用の扉16が設けられて各作業室15を開閉
可能な空間として仕切つてあり、しかも、各作業
室15内には貸金庫のボツクス操作用の机等が配
置されている。
また、貸金庫室8の前面すなわち金庫室扉12
の側部には暗証番号照合機17および使用中表示
器18が設けられている。
前記暗証番号照合機17は、従来の銀行錠に相
当するもので、この暗証番号照合機17にその契
約した顧客の特有の暗証番号を入力することによ
り、貸金庫13の銀行錠のみが開くような構成と
なつている。
また、前記使用中表示器18は、顧客がそれぞ
れの作業室15内においてそれぞれの貸金庫13
を使用しているかいないかを表示するためのもの
であり、したがつて作業室15内に先に入室した
顧客がいる場合には、そのプライバシーを遵守す
るために、次の顧客はその使用中表示器18を見
ることにより貸金庫室8内に入室することの可否
を判断することができる。
なお、この表示器18は、例えば前記ドア10
の開閉操作に連動してその表示を行ない、またド
ア10は内部からのみ施錠できるようにしても良
い。
このように、本実施例においては、前室7の奥
部に設けられた貸金庫室8内を多数の仕切板14
…によつてそれぞれ貸金庫13…を有する複数の
作業室15…に分割するように構成されており、
これによつてその顧客が保有している貸金庫13
の設置された作業室15を完全に外部から分離
し、プライバシーを守つたうえで、各顧客が貸金
庫13の開閉作業やボツクス確認、出し入れ操作
等を行なうことができる構成となつている。
以上説明してきたように、本考案においては、
銀行の正規の営業時間を過ぎたとしても、自動化
コーナ室を使用できると同等の時間帯において、
貸金庫を契約した顧客のみが自動化コーナ室4お
よび前室7を経由して貸金庫室8内に入ることが
でき、各作業室15内で安全かつ容易に作業を行
うことができる。よつて、貸金庫の利用時間帯を
更に広げることができるとともに、その利用度の
普及を一層促進することができる等の効果も奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案に係る銀行建物内部の配置構成を
示す平面図である。 1……銀行建物、2……出入口用扉、4……自
動化コーナ室、7……前室、8……貸金庫室、1
3……貸金庫、14……仕切板、15……作業
室、18……使用中表示器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 出入口用扉を介して銀行建物内に設けられ、営
    業室とシヤツタを介して遮断可能に設けられた自
    動化コーナ室と、 上記営業室とシヤツタを介して遮断可能および
    入室可能に設けられるとともに、カードリーダに
    より開閉される自動ドアを介して上記自動化コー
    ナ室側から入室される前室と、 上記前室の奥部に設けられ、暗証番号照合機の
    許動により開閉される金庫室扉を介して上記前室
    より入室可能に設けられ、かつ各貸金庫は仕切り
    板により区画されたそれぞれの作業室内に設置さ
    れている貸金庫室と、 を有することを特徴とする貸金庫設備。
JP8738783U 1983-06-08 1983-06-08 貸金庫設備 Granted JPS59192559U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8738783U JPS59192559U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 貸金庫設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8738783U JPS59192559U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 貸金庫設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59192559U JPS59192559U (ja) 1984-12-20
JPH0142608Y2 true JPH0142608Y2 (ja) 1989-12-13

Family

ID=30217301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8738783U Granted JPS59192559U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 貸金庫設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108798074A (zh) * 2017-12-01 2018-11-13 自贡市袋友皮具有限公司 简易独立式办公室

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2582555B2 (ja) * 1986-08-20 1997-02-19 綜合警備保障株式会社 安全空間確保のための自動ロツク装置
JP4521691B1 (ja) * 2009-03-30 2010-08-11 辰夫 友野 貴重品類預託建造物の防犯システム

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JPS59192559U (ja) 1984-12-20

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