JP2582555B2 - 安全空間確保のための自動ロツク装置 - Google Patents

安全空間確保のための自動ロツク装置

Info

Publication number
JP2582555B2
JP2582555B2 JP61192666A JP19266686A JP2582555B2 JP 2582555 B2 JP2582555 B2 JP 2582555B2 JP 61192666 A JP61192666 A JP 61192666A JP 19266686 A JP19266686 A JP 19266686A JP 2582555 B2 JP2582555 B2 JP 2582555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric lock
detector
light
room
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61192666A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6351582A (ja
Inventor
用 西村
礼二郎 西山
英一 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sohgo Security Services Co Ltd
Original Assignee
Sohgo Security Services Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sohgo Security Services Co Ltd filed Critical Sohgo Security Services Co Ltd
Priority to JP61192666A priority Critical patent/JP2582555B2/ja
Publication of JPS6351582A publication Critical patent/JPS6351582A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2582555B2 publication Critical patent/JP2582555B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、銀行、郵便局等の店舗に設置された無人の
キャッシュコーナーや夜間金庫の前等に配備し、現金支
払機、現金自動預け払い機等を利用する者の身の安全を
図るのに好適な、安全空間確保のための自動ロック装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
現在、金融機関に設置されているCD(ach ispens
er;現金支払機)、ATM(utomatic erminal achin
e又はutomatic eller achine;現金自動預け払い
機)といった機械自体に何らかの破壊力が加えられる場
合、備え付けの検知器がそのことを検知し、信号を警備
会社に通報するシステムが確立している。しかしなが
ら、預金者がCD、ATMを利用して、現金を預金したり、
引き出したりする際の盗難事故の発生を未然に防ぎ、或
は夜間金庫に現金を投入する際に強盗から身の安全を護
る設備が充分でない欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は叙上の欠点を克服するためになされ
たものであり、その目的とするところは、CD、ATM等を
設置した閉鎖空間内に人が居ない場合には、外部より中
へ自由に入ることができ、又内部に人が居る場合には、
外部より他の人が中へ入ることができないようにして、
身の安全を容易に図り得る、安全空間確保のための自動
ロック装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る安全空間確保のための自動ロック装置
は、現金自動預け払い機等が設置され、且つその内部に
閉鎖空間の形成が可能な室内に設置された在室者検出用
の検出器と、 室内の入口扉に設置された入口扉施錠用の電気錠と、 前記検出器の出力により前記電気錠の施錠を制御する
電気錠制御手段を備え、 該電気錠制御手段が、前記検出器の出力により開閉す
る接点の動作に呼応してON、OFFするリレーと、該リレ
ーのON、OFFにより切換わるスイッチと、このスイッチ
の切換えにより前記電気錠を制御する指令信号を出力す
る電気制御器を備え、 無人の場合には外側より入口扉を開扉可能とし、人が
入室して一旦閉扉し且つ前記検出器が人の存在を検出し
ている間は外側からは開扉不能となるように構成してい
る。
上記検出器は、光遮断式のセンサーであって、投光器
と受光器より構成され、この投光器と受光器が室内略90
cm以上の高さ位置に対向して設置されていることが好ま
しい。
〔実施例〕
以下、本発明を添付図面に示した良好な実施例ととも
に説明する。
第1図乃至第3図に、ATMを備えた屋外独立形式のキ
ャッシュコーナーに本発明に係る自動ロック装置を適用
した例を、又第4図に本発明の構成図を示す。
これらの図において、本発明に係る自動ロック装置1
は、ATM20が設置され、更にその内部スペースが入口扉
3で閉鎖され、かくして閉鎖空間の形式が可能な客室2
内に配設されており、在室者検出用の検出器4、5(第
4図参照)と前記入口扉3に取付けられ、入口扉3を施
錠する電気錠10を備えている。前記検出器4は、投光器
6と受光器7とで光(赤外線)遮断式のセンサーとして
構成され、前記客室2内のATM20の前、即ちATM20を利用
する者がATMの操作時に立止まるとき、その利用者を検
知しうる位置に取付けられる。又、前記検出器5も同様
に投光器8と受光器9とで光(赤外線)遮断式のセンサ
ーとして構成され、前記検出器4と同様に前記客室2内
に取付けられる。実施例においては、在室者を確実にキ
ャッチするため前記検出器を2個用いたが、1個であっ
てもよく、又3個以上設けてもよいこと勿論である。
かかる構成から成る前記検出器4と5は、前記客室2
内の床面よりの高さが略90cm以上の高さ位置に取付けら
れている。このため、普通の人が入室した場合は、前記
検出器4、5の光(赤外線)が遮断され、人の存在を確
実に検出し、前記電気錠10を施錠する。また犬や幼児が
過って入室したり、浮浪者、飲酒者が侵入して寝込んで
しまった場合は、検出器4、5の光は遮断されないた
め、前記検出器は犬や人を検知せず、従って電気錠10は
施錠しない(一時的に施錠したとしても、前記検出器の
光が遮断されなくなると、電気錠の施錠は解除され
る)。しかして、関係者が犬や幼児を連れ出したり、浮
浪者を排除することが可能である。
また、本装置は第4図、第5図に示すように、受光器
7、9の出力により開閉する接点11、12の動作によって
ON、OFFする電気錠制御手段13を備えている。前記電気
錠制御手段13は、リレー14とスイッチ15aと電気錠制御
器15を備えている。前記リレー14は、前記接点11、12の
うちの少なくとも一方が開状態となったときにON状態と
なり、閉状態となったときにOFF態となる。そして、前
記リレー14がON状態となったときには、前記スイッチ15
aは前記電気錠10の開ソレノイド16側に切換わり、前記
リレー14がOFF状態となったときには、前記電気錠10の
閉ソレノイド17側に切換わる。このスイッチ15aの切換
わりにより、前記電気錠制御器15が施錠・解錠の指令信
号を出力し、電気錠10の制御を行う。
符号16は電気錠10内の開ソレノイドに接続されたリー
ド線を、17は閉ソレノイドに接続されたリード線を、そ
して18は共通ソレノイドに接続されたリード線をそれぞ
れ示す。符号21は機械室であり、前記制御手段13はこの
機械室21に配備される。又客室2とこの機械室21とは隔
壁22で仕切られており、ATM20の前面操作部が隔壁22の
窓部より客室2側に現れるように設置されている。符号
23は電源を示す。
かくして前記電気錠10は、前記検出器4、5の光(赤
外線)が遮断され動作すると、その信号を受けてロック
される。
(動 作) 次にこの装置1の動作について説明する。
今、金の引出し、預け入れをしようと思う利用者が、
入口扉3の窓3Aより客室2内に人がいないことを見て入
口扉の3を開けると、この場合は未だ客室2内には人が
いないので、前記検出器4、5の出力接点11、12は閉状
態にあり、制御手段13のリレー14はONのままにある。し
かして、電気錠制御器15の開入力はONにある。このた
め、電気制御器15は電気錠10の開ソレノイド側16の一時
通電して開状態にあり、それ故入口扉3はそのまま外部
より引いて開けることができる。この状態から利用者が
入口扉3を開けて客室2内に入り、入口扉3から手を放
すと、入口扉3は自動的に閉まる。更に利用者がATM20
側に進み、検出器4、5の何れかの投光器6又は8から
放射された光(赤外線)が遮断されると、その検出器の
出力接点11(又は12)は開となり、各部は逆側、即ち閉
側となり電気錠10は閉状態となる。かかる状態、即ち入
口扉3が閉まった後は電気錠10が閉状態にあるため、外
部から入口扉3は開けることができない。利用者はその
ままATMの前に進み必要な操作を行えばよい。この間、
検出器4又は5の投光器6又は8から発せられる光(赤
外線)は遮断されたままにあるので、他の者は客室2内
に入ることはできない。引出し、預け入れの操作が終わ
って目的を達した利用者は入口扉3のところまで戻り、
入口扉3のノブ3Bを回すことにより普通のドアを開ける
のと同様にして入口扉3を開け、外に出ることができ
る。外に出て扉から手を放すと扉は自動的に閉まるが、
今度は検出器4、5の投光器6又は8から発せられる光
(赤外線)は遮断されていないので電気錠10は開状態に
あり、外から自由に開けることができる。尚、実施例に
おいては、入口扉を出入口とした例を示したが、入口扉
は入口専用とし、別に出口専用の出口扉(中からは開く
が外からは開けない)を設けた場合であってもよい。こ
の場合にも人が室内にいなくなれば、光遮断式の検出器
は遮断された状態でなくなるため、入口扉のロックは解
除された状態に戻り、他の利用客は入口扉から客室に入
ることが可能である。
〔発明の効果〕
本発明は以上の如く構成されており、本発明によれば
次の効果を奏する。
室内の入口扉に設置された入口扉施錠用の電気錠の施
錠を制御する電気錠制御手段が、閉鎖空間の形成が可能
な室内に設置された在室者検出用の検出器の出力により
開閉する接点の動作に呼応してON、OFFするリレーと、
このリレーのON、OFFにより切換わるスイッチと、この
スイッチの切換えにより電気錠を制御する指令信号を出
力する電気制御器を備え、無人の場合には外側より入口
扉を開扉可能とし、人が入室して一旦閉扉し且つ検出器
が人の存在を検出している間は外側からは開扉不能とな
るように構成してあるので、他の人を近づけることがな
くCD、ATMを利用することができ、機械の操作に気をと
られている間に襲われたり、盗難に遭うということがな
い。
夜間金庫コーナーのセーフティボックスに設置するこ
とにより、売上金を投入する際に強盗等に襲われること
を回避でき、防犯上好ましいばかりか、身の安全を確実
に守ることができる。
室内に設置された在室者検出用の検出器が、光遮断式
のセンサーである、投光器と受光器により構成され、こ
の投光器と受光器が室内略90cm以上の高さ位置に対向し
て設置されているので、普通の人が入室した場合は、検
出器の光(赤外線)が遮断され人の存在を確実に検出し
て電気錠を施錠し、犬や幼児が過って入室したり、浮浪
者、飲酒者が侵入して寝込んでしまった場合には検出器
の光は遮断されないため検出器は犬や人を検知せず、電
気錠は施錠しないので(一時的に施錠したとしても、検
出器の光が遮断されなくなると、電気錠の施錠は解除さ
れる)、関係者が犬や幼児を連れ出したり浮浪者を排除
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロック装置を屋外独立形のキャッ
シュコーナーに適用した例を示す斜視図、第2図はその
平面側よりみた断面略図、第3図はその正面略図、第4
図は本発明の一実施例を示す構成図、第5図はその要部
を示す構成略図である。 1……ロック装置、2……客室 3……入口扉、4,5……検出器 6,8……投光器、7,9……受光器 10……電気錠、13……制御手段 20……ATM

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現金自動預け払い機等が設置され、且つそ
    の内部に閉鎖空間の形成が可能な室内に設置された在室
    者検出用の検出器と、 室内の入口扉に設置された入口扉施錠用の電気錠と、 前記検出器の出力により前記電気錠の施錠を制御する電
    気錠制御手段を備え、 該電気錠制御手段が、前記検出器の出力により開閉する
    接点の動作に呼応してON、OFFするリレーと、該リレー
    のON、OFFにより切換わるスイッチと、このスイッチの
    切換えにより前記電気錠を制御する指令信号を出力する
    電気制御器を備え、 無人の場合には外側より入口扉を開扉可能とし、人が入
    室して一旦閉扉し且つ前記検出器が人の存在を検出して
    いる間は外側からは開扉不能となる安全空間確保のため
    の自動ロック装置。
  2. 【請求項2】前記検出器は、光遮断式のセンサーであっ
    て、投光器と受光器より構成され、この投光器と受光器
    が室内略90cm以上の高さ位置に対向して設置されてい
    る、特許請求の範囲第1項記載の安全空間確保のための
    自動ロック装置。
JP61192666A 1986-08-20 1986-08-20 安全空間確保のための自動ロツク装置 Expired - Lifetime JP2582555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61192666A JP2582555B2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20 安全空間確保のための自動ロツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61192666A JP2582555B2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20 安全空間確保のための自動ロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6351582A JPS6351582A (ja) 1988-03-04
JP2582555B2 true JP2582555B2 (ja) 1997-02-19

Family

ID=16295023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61192666A Expired - Lifetime JP2582555B2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20 安全空間確保のための自動ロツク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2582555B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0922477A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Daiko Human Kii Kk キャッシャセキュリティ装置
JP3435102B2 (ja) 1999-04-14 2003-08-11 有限会社ミキシィ 電動・手動兼用折戸

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5899808A (ja) * 1981-12-08 1983-06-14 Horiba Ltd 非接触式制御装置
JPS59192559U (ja) * 1983-06-08 1984-12-20 株式会社 富士精工本社 貸金庫設備

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6351582A (ja) 1988-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5780825A (en) Automatic teller machine including a halt requesting mechanism in a durss period
IL99796A (en) Door locking system
US4937556A (en) Window guard monitoring system and guard
JP2582555B2 (ja) 安全空間確保のための自動ロツク装置
US20060037372A1 (en) Door lock
JP2628329B2 (ja) 安全空間確保のためのロック装置
JPH10121844A (ja) 電動式開きドアの制御装置
JPS60184174A (ja) 出入口における自動ドアの開閉管理装置
JPH03221014A (ja) 荷物の受取りボックス
JP2683369B2 (ja) カードロック装置
CN110570584A (zh) 一种atm机防吞卡系统
JP4032520B2 (ja) 設備連動機能付き電気錠制御システム
JP2683370B2 (ja) カードロック装置
JP3002808B2 (ja) 無人店舗における閉じ込め防止システム
JPH0726810A (ja) 入出退管理装置
EP0504953B1 (en) Revolving door, in particular for protecting the access to a room
JP3300913B2 (ja) 自動ドアの制御装置
CA2431863C (en) Access control portal
JPH0317027B2 (ja)
JPH0922477A (ja) キャッシャセキュリティ装置
JPH0522031B2 (ja)
JPH10275280A (ja) 電気錠制御装置
JPH05171861A (ja) 自動扉の制御方法
JPH068590B2 (ja) 無人店舗の開閉手段による閉じ込め防止システム
JPH07139234A (ja) 入室管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term