JPH06102939B2 - 貸金庫設備装置 - Google Patents

貸金庫設備装置

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JPH06102939B2
JPH06102939B2 JP60203796A JP20379685A JPH06102939B2 JP H06102939 B2 JPH06102939 B2 JP H06102939B2 JP 60203796 A JP60203796 A JP 60203796A JP 20379685 A JP20379685 A JP 20379685A JP H06102939 B2 JPH06102939 B2 JP H06102939B2
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均 竹尾
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株式会社熊平製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は貸金庫設備装置に関し、特に既設設備を改造し
て省力化する場合に最適であり、貸金庫扉の開閉の管理
を可能にする貸金庫設備装置に関する。
〔従来の技術〕
銀行側担当者の貸金庫の開閉立会を行う従来の貸金庫業
務を省力化すなわち前記銀行側担当者の貸金庫の開閉立
合を無くした設備にしようとした場合、客が多数契約し
借りていて中身の有無も不明である貸金庫を客の同意な
しに銀行側がかってに開扉するわけにはいかず、新しい
設備に入れ替えたり大幅な改造を加えることは非常に困
難であった。このため本出願人は先に特開昭60-129379
号および特開昭60-238581号において貸金庫扉の表面に
取りつけて客錠を掩蔽し銀行がわたす磁気符号書込カー
ドキーで、入退室しかつ前記客錠を露呈するようにした
カード錠を提案した。このカード錠は開扉せずに貸金庫
扉に付加することができ、貸金庫室への客の入退室を管
理することで上記開閉立合を無くしたものである。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の技術は貸金庫室への入室・退室により利用管
理しようとするものであり、カード錠の解施錠を検出し
ていないので貸金庫扉の解施錠を管理できないという欠
点があった。そのため上記カード錠を施錠しないで退室
されても銀行側がわからない場合があるという問題点が
あった。
本発明は上記欠点や問題点を解決するものであって、貸
金庫扉の解施錠を管理可能とし、既設設備の省力化に最
適な貸金庫設備装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記問題点の解決手段は、貸金庫の列毎例えば
縦列毎の両端即ち上下に光センサー装置を配設し、かつ
貸金庫扉に設けた錠例えばカード錠が解錠され、客錠が
露呈する方向にスライドしたとき上記光センサー装置の
光が遮断されるよう配置して、この光センサー装置の検
出信号によって制御装置がカード錠の解施錠を判定し、
利用客が退室するときカード錠の施錠を確認して退室扉
を開扉または開扉可能にするように構成した貸金庫設備
装置である。
もちろん本発明は従来の技術のカード錠による入退室の
管理を併用しても良い。
〔作用〕
本発明は貸金庫の列毎の貸金庫錠(カード錠)の解錠状
態がわかるので、受付時に列単位で利用客が一人となる
ように同一列の貸金庫のの次の客の利用を待ってもら
う。こうして利用客が貸金庫の利用を終え、例えば客錠
の挿入により退室の意志表示をしたときに前記貸金庫錠
が解錠したままの場合には、制御装置により退室扉を開
扉不可能にして、施錠忘れを防止する。なお施錠忘れを
防止する方法としては音声ガイダンス注意表示などによ
って施錠忘れを客に知らせる方法などもある。以上のよ
うにして貸金庫の利用管理を行うことが可能となり銀行
側担当者の貸金庫開閉立合を省くことができる省力化に
適したものとなる。
上記解施錠の検出に使用する光センサー装置は既設設備
に追加するのが容易であるから本発明は既設貸金庫を改
造して省力化するのに最適なものとなる。
〔実施例〕
本発明を実施例と図面により詳細に説明する。
第1図は実施例の要部の構成を示す配置図で、第4図は
接続関係を示すブロック構成図である。1は個々の貸金
庫であり縦横に列状に多数配置されている。2は貸金庫
の扉であり、該扉2には銀行錠としてのカード錠3が取
り付けられている。カード錠3は受付で本人確認後、後
記するカードエンコーダー22(第3図参照)により磁化
されて貸金庫毎に異なる磁気コードが書き込まれたカー
ドキー4が差し込まれることによって、その磁気コード
の磁気力で解錠されて3′に示すようにスライド可能に
なり、スライドすることにより客錠5が露呈して客が持
参する客錠5aで解錠可能にする。この構成は、前記特開
昭60-129379号公報に記載され公知である。上端の貸金
庫1の上方には笠木6があり下端の貸金庫1の下方には
巾木7があり、カード錠3の解錠を列毎に検出するため
例えば笠木6には投光器8を、巾木6には受光器9を第
2図に示すように対を為して配設する。投光器8と受光
器9とは本発明の光センサー装置10を構成するものであ
る。投光器8と受光器9およびカード錠3の位置関係は
第2図に示されている。例えば、その縦列のカード錠3
の全てが実線で示す施錠状態のときは投光器8の光8aは
受光器9に検出され、いずれかのカード錠が解錠されス
ライドして点線位置の状態になると遮光されて受光器9
には受光されないように配設されている。従って受光器
9の検出信号は受光検出のときその縦列のカード錠の全
てが施錠されていることを示し、遮光検出のときいずれ
かのカード錠が解錠され、客錠5(第1図)が露呈する
方向にスライドされたことを示すことになる。遮光部、
つまり客錠5が露呈する方向にスライドした状態のカー
ド錠3により光が遮断されているか否かの検出信号は光
センサー装置10の入出力インターフェイス10aを介して
センターユニット11のサブコンピュータ(以下サブCP
U)12aに例えばRS232Cなどの通信回線で入力されさらに
同様にセンターコンピュータ(以下センターCPU)13に
入力され、利用客退室時のカード錠3の解施錠の判断な
どに利用される。
退室扉としては電動格子戸14があり、利用客が客鍵5aを
退室カードリーダー15に挿入して退室の意志表示をし、
続いてカードキー4を退室カードリーダ15に挿入してセ
ンターCPU13で許可されると電動格子戸14が開扉され
る。退室カードリーダー15はサブCPU12bに接続されてい
て、カードキー4の読取制御を行ない、その読取情報や
客鍵5aの挿入情報をサブCPU12bを介してセンターCPU13
へ入力する。センターCPU 13が上記客鍵5aの挿入があっ
たときカード錠3の施錠を確認し、さらにカードキー4
の読取情報が利用客のものであるかをチェックして正当
(OK)な場合出力する開扉の許可信号をサブCPU12bを
介して電動格子戸14へ開扉信号として出力する。以上の
センターCPU13,サブCPU12aは本発明の制御装置を構成す
る。なお、この制御装置は、サブCPU12a,12bの機能を内
蔵する一つのセンターCPUで構成してもよいし後記する
ように受付装置など他装置を兼ねるものであっても良
い。退室扉は電動格子戸に限らず、電気錠を解錠して開
扉可能とし閉扉によって施錠するものであっても良い。
また退室扉は入室扉を兼ねていても良いし、前室の出入
口に設置しても本発明の目的が達せられる。さらに退室
カードリーダー15には客が退室する際、カードキー4を
消磁して収納する機能を付加することができる。
第3図は本発明の制御装置を兼ねる受付装置の構成図で
ある。14は退室扉を兼ねる入室扉であり、前述の電動格
子戸である。16は貸金庫室外設置の入室カードリーダー
であり、客が入室時カードキー4を挿入して電動格子戸
14を開扉するためのものである。受付カウンター17の近
傍にはセンターCPU13が配置され、センターCPU13には第
4図にも示すようにCRTディスプレイ18、キーボード1
9、プリンター20、フロッピーディスク21、サブCPU12a,
12bが接続され、さらにサブCPU12bにはカードエンコー
ダー22が接続されている。以上の各装置はセンターユニ
ット11として集合されている。前記入室カードリーダー
16はサブCPU12bに接続され、電動格子戸14が接続されて
いて、カードキー4の読取りを行ない、サブCPU12を介
してセンターCPU13へ読取情報を入力する。センターCPU
13は前記読取情報のチェックを行なってOKなら開扉の許
可信号をサブCPU12bを介して与える。入室カードリーダ
ー16はこれにより開扉信号を発して電動格子戸14を開扉
し客の入室を許可にする。CRTディスプレイ18,キーボー
ド19はセンターCPU13に対し受付担当者が操作,指示,
確認を行なうためのものであり、プリンター20は貸金庫
の利用管理のリストやデータを印刷記録するためのもの
である。カードエンコーダー22は、受付時において客が
記入作成した利用票などにより本人確認が為された後、
消磁されたカードキー4に客の貸金庫のカード錠3のみ
解錠するための磁気コードを書き込むためのものであ
る。各客の磁気コードはあらかじめフロッピーディスク
21等に登録されていて、必要の都度センターCPU13によ
り読み出されサブCPU12bを介してカードエンコーダー22
に出力される。なお、フロッピーディスク21は貸金庫登
録情報、顧客情報、利用情報の記憶装置である。
既設貸金庫設備の改造を考えた場合カード錠3は開扉し
ないで配設することができ、光センサー装置10の設置も
同様に容易に行えるので本発明は上記の改造に最適のも
のである。
以上のように構成された本実施例の作用を説明する。第
5図は制御例を示すフローチャートである。客が「利用
票記入」を行なって貸金庫の利用を申し出ると、銀行側
は印鑑照合等による「本人確認」の後、キーボード19か
ら指示することにより「センターユニット(11)にて受
付」処理を行なう。センターユニット11のセンターCPU1
3はその客の「該当貸金庫列が使用中か」を光センサー
装置10の検出信号に基づいて判定し肯定(YES)なら先
行客の利用終了を待ってもらい、それが終了して判定が
否定(NO)になると「カードエンコーダー(22)により
カードキー(4)発行」を行なう。客は「カードキー
(4)受取」をして「入室カードリーダー(16)にカー
ドキー(4)挿入」をする。入室カードリーダー16はカ
ードキー4の磁気コードを読取り、センターCPU13に読
取情報を入力する。センターCPU13は読取情報により利
用登録されたカードキーかどうかなどの「カードキーチ
ェック」を行ない、正当(OK)であれば入室カードリー
ダー16を介して「電動格子戸(14)開扉または入室電気
錠解錠」を行なう。もし上記「カードチェック」が正当
でない(NG)ときは銀行側に「警報」を出力する。正当
な客は「入室」が可能となって自己の貸金庫1を利用す
るため、まず 「カードキー(4)によりカード錠
(3)の解錠」を行なう。その結果、カード錠3はスラ
イド可能になり、スライドさせると客錠5が露呈し、客
は「客錠(5a)により客錠(5)の解錠」を行なって
「貸金庫(1)の利用」を行なう。利用が終了すると客
は「客錠(5),カード錠(3)の施錠」を行なう。こ
の間該当貸金庫列の受光器9からはカード錠3の解錠、
続いて施錠が検出されセンターCPU13へ入力されて利用
記録などに使用される。客は「退室カードリーダー(1
5)に客鍵(5a)挿入」し回転することにより退室の意
志表示を行ない、センターCPU13へ入力されるとセンタ
ーCPU13は光センサー装置 10により「該当貸金庫列が
施錠中か」判定し、否定(NO)なら客に退室カードリー
ダー15を介して図示しないアナウンスコンポなどによる
音声ガイダンスや注意表示などで「注意喚起」を行な
う。上記判定が肯定(YES)になり、「退室カードリー
ダー(15)にカードキー(4)挿入」がなされると、入
室時と同様に「カードキーチェック」がセンターCPUに
よって行われ、それが正当(OK)なら「客鍵(5a)を抜
く」(客鍵忘れ防止する)のを条件として「電動格子戸
(14)開扉または電気錠解錠」が行なわれ、客は「退
室」し、同時に退室カードリーダー15は「カードキー
(4)をイレース(消磁)し収納する」。以上のように
して本実施例は貸金庫の実際の錠の解施錠を管理するこ
とが可能となり銀行立合を省力化して貸金庫を利用させ
る場合に好適な貸金庫設備となる。
本実施例ではカード錠を使用したが光センサー装置で解
施錠が検出できる錠であればカード錠に限るものではな
い。カードキーのチェックも利用の安全を計るものであ
って省略しても本発明の目的は十分達せられる。また客
の退室の意思表示も本実施例に限るものではない。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、縦横の列に多数配設さ
れた貸金庫の金庫扉に取付けた客錠と、この客錠を掩蔽
し、解錠により当該客錠が露呈するようにスライド可能
とする銀行錠と、貸金庫の各列の両端に配設され、同一
の列の中のいずれかの銀行錠が客錠露呈の方向にスライ
ドしたとき、遮光される光センサー装置と、遮光部によ
り光が遮断されているか否かの光センサー装置からの検
出信号により、利用客の貸金庫室からの退室時に、銀行
錠の施錠を確認して、退室扉を開扉または開扉可能にす
る制御装置を備えて成る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の要部の構成を示す配置図、第2図は投
光器、受光器、錠の位置関係を示す斜視図、第3図は制
御装置を兼ねる受付装置の構成図、第4図は接続関係を
示すブロック構成図、第5図は制御例を示すフローチャ
ートである。 1……貸金庫、2……扉 3……カード錠、4……カードキー 5……客錠、5a……客錠 6……笠木、7……巾木 8……投光器、7……受光器 10……光センサー装置、11……センターユニット 12a,12b……サブCPU、13……センターCPU 14……電動格子戸、15……退室カードリーダー 16……入室カードリーダー 17……受付カウンター、18……CTRディスプレイ 19……キーボード、20……プリンター 21……フロッピーディスク 22……カードエンコーダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦横の列に多数配設された貸金庫の金庫扉
    に取付けた客錠と、この客錠を掩蔽し、解錠により当該
    客錠が露呈するようにスライド可能とする銀行錠と、貸
    金庫の各列の両端に配設され、同一の列の中のいずれか
    の銀行錠が客錠露呈の方向にスライドしたとき、遮光さ
    れる光センサー装置と、遮光部により光が遮断されてい
    るか否かの光センサー装置からの検出信号により、利用
    客の貸金庫室からの退室時に、銀行錠の施錠を確認し
    て、退室扉を開扉または開扉可能にする制御装置を備え
    ることを特徴とする貸金庫設備装置。
JP60203796A 1985-09-14 1985-09-14 貸金庫設備装置 Expired - Lifetime JPH06102939B2 (ja)

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JPS6263783A JPS6263783A (ja) 1987-03-20
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JPS56109339U (ja) * 1980-01-24 1981-08-25
JPS60129379A (ja) * 1983-12-14 1985-07-10 株式会社熊平製作所 錠前装置

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JPS6263783A (ja) 1987-03-20

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