JPH047357Y2 - - Google Patents

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JPH047357Y2
JPH047357Y2 JP1987054176U JP5417687U JPH047357Y2 JP H047357 Y2 JPH047357 Y2 JP H047357Y2 JP 1987054176 U JP1987054176 U JP 1987054176U JP 5417687 U JP5417687 U JP 5417687U JP H047357 Y2 JPH047357 Y2 JP H047357Y2
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JP
Japan
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storage box
detector
forgotten
room
private room
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JP1987054176U
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JPS62169174U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、顧客が人の手を経ないで、自己の契
約した保管箱を入手しかつ用済後もとの金庫室に
自動的に収納できるようにした自動貸金庫システ
ムに関し、特に顧客が他人に見られることなく個
室で保管箱の受け渡し、取扱いを行なうようにし
たこの種システムにおける個室内操作不良を監視
する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
顧客の入る個室を設け、該個室に保管箱を自動
的に搬出し、用済後、顧客が返却ボタンを押すこ
とによつて自動的に元の位置に戻すようにした自
動貸金庫システムは、例えば特願昭56−94296(特
開昭57−209383)に提案されているように、公知
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところでこのような自動貸金庫システムの場合
には、人手を全く要しないという利点がある反
面、顧客が返却ボタンを押し忘れて帰つてしまう
という問題が発生する恐れがある。
本考案は、自動貸金庫システムにおけるこのよ
うな不都合を解消するため、個室内での不都合の
発生を検出して、監理者へ報知する監視装置を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、貸金庫用保管箱を収納した金庫室か
ら顧客の保管箱を自動的に選択して、当該顧客の
待つ個室の取扱台へ自動的に搬出し、用済後返却
ボタンの操作に応じて該保管箱を元の収納位置へ
自動的に格納するようにした自動貸金庫システム
における上記個室内を監視する装置において、上
記取扱台上に保管箱のあることを検出するための
保管箱検出器、上記個室内に人の居ることを検出
する在人検出器、返却ボタンの押し忘れを表示す
る返却忘れ表示器、および、上記在人検出器の検
出出力がなく上記保管箱検出器の検出出力がある
とき上記返却忘れ表示を駆動する信号を発生する
ように構成さされた論理回路を有すること、およ
び上記した返却忘れ表示器が監視場所に設けられ
ていることを特徴とする自動貸金庫システムの個
室内監視装置である。
本考案によれば、防犯上の問題となる保管箱を
残したままの退室が監理者へ通報されるので、監
理者はただちに当該個室に行つて必要な措置をと
ることができる。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図を参照して1は公知の自動貸金庫システ
ムにおける保管箱を収納した金庫室であり、2は
顧客が自己の保管箱3を入手し、必要品の取出
し、収納を行なう場所としての個室であり、顧客
による保管箱の取出し要求や返却のためのデータ
や命令の入力手段を備えた操作盤21を有する。
4は金庫室1と個室2との間で保管箱を選ぶ搬送
装置である。5は、監理者のいる監理人室であ
り、ここでシステムの起動、停止、必要なデータ
の入出力、システムの故障の監視等が行なわれ
る。
個室2には、本考案に従つて、取扱台22上に
保管箱のあることを検出するための保管箱検出器
6、該取扱台22上に加わる重量が一定値以上で
あることを検出する重量検出器7、個室2中に人
の居ることを検出する在人検出器8、保管箱返却
時に当該保管箱からキー31が抜き忘れているこ
とを検出するキー検出器9を有している。
保管箱検出器6としては、例えばマイクロスイ
ツチや、フオトセンサ等が用いられる。重量検出
器としては、いわゆる計りが用いられ得る。例え
ば、取扱台22の上盤部をばね71,71で浮動
支持しておき、上盤部へ加わる重量が一定値以上
になつたときマイクロスイツチ72がオンするよ
うな構成とすれば良い。在人検出器8としては、
例えばフオトセンサあるいは赤外線検出器などが
用いられる。また、このフオトセンサに加えて補
助的に個室の入口のドアの閉じていることを検出
するための例えば、リードスイツチやマイクロス
イツチなどの扉閉止検出器を用いても良い。キー
検出器9としては、保管箱3が取扱台から搬送装
置上へ移送される際の個室からの通過口に設けた
マイクロスイツチで構成できる。
監理人室5には、操作盤21上の返却ボタン2
1aの操作出力と検出器6〜9の出力状態をもと
にして、個室内の状況を表示するための表示器5
1〜55が設けられている。
表示器51は、返却の際保管箱3が取扱台22
上に置かれていないことを表示する保管箱設置不
良表示器である。表示器52は保管箱3が個室2
から持ち出されたことを表示する保管箱持出表示
器、表示器53は顧客が保管箱3を取扱台22上
に置いたまま個室を出てしまつたことを表示する
返却忘れ表示器、54は保管箱3からキー31を
抜き忘れていることを表示するキー表示器、55
は保管箱が過重量であることを表示する重量超過
表示器である。
第2図を参照して、表示器51〜55を駆動す
る信号を発生する論理回路は、2つのインバータ
11,12,5つのアンド回路13〜17から構
成される。すなわち、返却ボタン21aの出力
は、アンド回路13の一方の入力に印加され、保
管箱検出器6の出力はインバータ11を通してア
ンド回路13の他方の入力に印加され、アンド回
路13の出力が、保管箱設置不良表示器51への
駆動信号を与える。従つて、表示器51は、取扱
台22上に保管箱が置かれていない状態で、返却
ボタン21aが操作されたとき、保管箱設置不良
表示器51が点灯するようになつている。
インバータ11の出力は、またアンド回路14
の一方の入力に接続されており、在人検出器8の
出力はインバータ12を介して、アンド回路14
の他方の入力に印加され、アンド回路14の出力
が保管箱持出表示器52の駆動信号を与える。す
なわち、保管箱検出器6と在人検出器8の両方と
も出力がないとき、保管箱持出表示器52が点灯
するようになつている。
インバータ12の出力は、またアンド回路15
の一方の入力に加えられ、保管箱検出器6の出力
がアンド回路15の他方の入力に加えられてお
り、アンド回路15の出力が返却忘れ表示器53
を駆動する信号を与えるようになつている。従つ
て、保管箱3が取扱台22上に在るにもかかわら
ず、顧客が個室2内に居ないとき、返却忘れ表示
器53が点灯される。
アンド回路13の出力は、また、アンド回路1
6の一方の入力に加えられ、他方の入力にはキー
検出器9の出力が印加され、アンド回路16の出
力がキー表示器54の駆動信号を与えるようにな
つている。従つて、返却ボタン操作後、保管箱3
が取扱台22上から搬送装置4上へ移るとき、キ
ー31が保管箱3に付いたままになつていると、
キー表示器54が点灯して、これを表示する。
返却ボタン21aの出力は、また、アンド回路
17の一方の入力に加えられ他方の入力には重量
検出器7の出力が加えられ、アンド回路17の出
力が重量超過表示器55の駆動信号を与える。従
つて、返却ボタン21aが操作されたとき、保管
箱3の重量が所定の重量を超過しているときは、
重量超過表示器55が点灯される。
上記実施例において、個室不使用中にも保管箱
持出表示器52が点灯されてしまう。これを防止
するために自動貸金庫システムの制御回路から保
管箱取出動作の信号を引き出し、第2図に示すよ
うにキー検出器9の出力とオア回路18で論理和
をとり、その出力でフリツプフロツプ19をセツ
トするようになし、フリツプフロツプ19のセツ
ト出力と、アンド回路14の出力との論理積をと
るアンド回路20の出力で表示器52を動作させ
るようにしても良い。なお、フリツプフロツプ1
9は返却ボタン21aの出力でリセツトされる。
なお上記実施例においては、単に表示器51〜
55のいずれかが点灯するだけであるが、同時に
ブザー等警報器を鳴動するようにしたり、システ
ムに停止信号を送出して、自動的にシステムの返
却動作を停止するようにしても良い。
〔考案の効果〕
したがつて、本考案によれば、保管箱を置いた
まま顧客が退室してしまつたと言つた不都合が生
じたとき、監理人室の返却忘れ表示器が点灯し表
示されるので、監理者はこれを知つて、当該個室
に行つて必要な処置を施すという適切な対策を構
じることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す構成図、第
2図は、回路図を示す。 1……金庫室、2……個室、3……保管箱、5
……監理人室、6……保管箱検出器、8……在人
検出器、11,12……インバータ、13〜17
……アンド回路、21a……返却ボタン、22…
…取扱台、31……キー、53……返却忘れ表示
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貸金庫用保管箱を収納した金庫室から顧客の保
    管箱を自動的に選択して当該顧客の待つ個室の取
    扱台へ自動的に搬出し、用済後返却ボタンの操作
    に応じて該保管箱を元の収納位置へ自動的に格納
    するようにした自動貸金庫システムにおける上記
    個室内を監視する装置において、上記取扱台上に
    保管箱のあることを検出するための保管箱検出
    器、上記個室内に人の居ることを検出する在人検
    出器、返却ボタンの押し忘れを表示する返却忘れ
    表示器、および、上記在人検出器の検出出力がな
    く上記保管箱検出器の検出出力があるとき上記返
    却忘れ表示器を駆動する信号を発生するように構
    成された論理回路を有すること、および上記した
    返却忘れ表示器が監視場所に設けられていること
    を特徴とする自動貸金庫システムの個室内監視装
    置。
JP1987054176U 1987-04-11 1987-04-11 Expired JPH047357Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987054176U JPH047357Y2 (ja) 1987-04-11 1987-04-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987054176U JPH047357Y2 (ja) 1987-04-11 1987-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62169174U JPS62169174U (ja) 1987-10-27
JPH047357Y2 true JPH047357Y2 (ja) 1992-02-26

Family

ID=30880930

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JP1987054176U Expired JPH047357Y2 (ja) 1987-04-11 1987-04-11

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5289040B2 (ja) * 2008-12-26 2013-09-11 セコム株式会社 自動貸金庫システム及びその管理装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5575082A (en) * 1978-11-29 1980-06-06 Kumahira Safe Co Apparatus for indicating persons left in safe chamber
JPS57209383A (en) * 1981-06-18 1982-12-22 Itoki Kosakusho Automatic safe-deposit box system

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JPS6120931Y2 (ja) * 1980-04-21 1986-06-23

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