JP3343307B2 - ホームセキュリティ装置 - Google Patents

ホームセキュリティ装置

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JP3343307B2
JP3343307B2 JP05258695A JP5258695A JP3343307B2 JP 3343307 B2 JP3343307 B2 JP 3343307B2 JP 05258695 A JP05258695 A JP 05258695A JP 5258695 A JP5258695 A JP 5258695A JP 3343307 B2 JP3343307 B2 JP 3343307B2
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茂樹 坂口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホームセキュリティ装置
に関し、特に1つの監視状態設定/解除ボタンにより複
数系統の監視状態設定/解除ができるホームセキュリテ
ィ装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、外部に設置する感知器13
0、ガス検知器140、非常押ボタン150、防犯セン
サS1、防犯センサS2等と接続することが出来るホー
ムセキュリティ装置として図7に示すものが知られてい
る。この装置は、各種検出器からの信号を入力し警報音
を出力するCPU100、CPU100からの警報信号
出力により警報音発生回路101及び警報音増幅回路1
02を介して警報音を送出するスピーカー103、CP
U100の入力ポートP001と接続し防犯状態である
ことを表示をする防犯表示灯(LED)104、CPU
100の入力ポートP002と接続し防犯状態であるこ
とを表示をする防犯表示灯(LED)105、防犯セン
サS1の監視状態を設定又は解除しLED104を点灯
又は消灯させるためのセットボタンSB1、防犯センサ
S2の監視状態を設定又は解除しLED105を点灯又
は消灯させるためのセットボタンSB2、感知器130
の検出信号を受け作動信号及び線路障害信号をCPU1
00に入力する感知器入力回路106、ガス検知器14
0の検出信号を受け作動信号及び線路障害信号をCPU
100に入力する検知器入力回路107、非常押ボタン
150による信号をCPU100に入力する非常押ボタ
ン入力回路108、防犯センサS1で検出された信号を
入力ポートP011からCPU100に入力する防犯セ
ンサ入力回路109、防犯センサS2で検出された信号
を入力ポートP012からCPU100に入力する防犯
センサ入力回路110及びホームセキュリティ装置に交
流100ボルトから電源を供給する電源回路120を備
えている。セットボタンSB1を閉じることにより、L
ED104及び入力ポートP001は接地し、セットボ
タンSB2を閉じることにより、LED105及び入力
ポートP002は接地する。
【0003】次に、このホームセキュリティ装置の動作
について説明する。待受状態、即ち戸締り非監視状態で
は入力ポートP001及び入力ポートP002の電圧レ
ベルは「H」である。セットボタンSB1又はセットボ
タンSB2が操作されない限り、防犯センサ入力回路1
09又は防犯センサ入力回路110からの入力が入力ポ
ートP011又は入力ポートP012にあっても何ら影
響を受けない。
【0004】防犯状態、即ち戸締り監視状態はセットボ
タンSB1又はセットボタンSB2を操作することによ
って設定される。セットボタンSB1を押すことにより
開閉スイッチが閉じ、LED104及び入力ポートP0
01が接地されるのでLED104が点灯して防犯状態
であることを表示し、入力ポートP001の電圧レベル
は「L」となる。これにより防犯センサS1は監視状態
となる。同様に、セットボタンSB2を押すことにより
開閉スイッチが閉じ、LED105及び入力ポートP0
02が接地されるのでLED105が点灯して防犯状態
であることを表示し、入力ポートP002の電圧レベル
は「L」となる。これにより防犯センサS2は監視状態
となる。従って、防犯センサS1を監視状態とするため
にはセットボタンSB1を操作する必要があり、防犯セ
ンサS2を監視状態とするためにはセットボタンSB2
を操作する必要がある。
【0005】警報状態、即ち防犯センサ動作状態は以下
のように動作する。防犯センサS1がオンすると防犯セ
ンサ入力回路109が動作し、入力ポートP011の電
圧レベルが「L」から「H」に変り、これによりCPU
100は防犯センサS1のオンを判断し、警報音発生回
路101、警報音増幅回路102を介してスピーカー1
03から警報音を送出する。同様に、防犯センサS2が
オンすると防犯センサ入力回路110が動作し、入力ポ
ートP012の電圧レベルが「L」から「H」に変り、
これによりCPU100は防犯センサS2のオンを判断
し、警報音発生回路101、警報音増幅回路102を介
してスピーカー103から警報音を送出する。
【0006】戸締り監視状態の解除は、戸締り監視状態
の設定の時と同様にセットボタンSB1又はセットボタ
ンSB2を押すことにより行なう。戸締り監視状態にあ
るとき、セットボタンSB1を押すと開閉スイッチが開
き、LED104が消灯し、入力ポートP001の電圧
レベルは「H」となる。これにより防犯センサS1の監
視状態は解除される。同様に、戸締り監視状態にあると
き、セットボタンSB2を押すと開閉スイッチが開き、
LED105が消灯し、入力ポートP002の電圧レベ
ルは「H」となる。これにより防犯センサS2の監視状
態は解除される。従って、防犯センサS1の監視状態を
解除するためにはセットボタンSB1を操作する必要が
あり、防犯センサS2の監視状態を解除するためにはセ
ットボタンSB2を操作する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなホームセキ
ュリティ装置では、戸締り監視状態の設定/解除及びそ
の状態を表示するLEDの点灯/消灯の制御は、接続さ
れるそれぞれの防犯センサの系統毎にセットボタンの操
作をすることにより行なう必要があった。従って、夜間
及び外出時などのように全ての系統の防犯センサを警戒
状態にしたいときや、外出からの帰宅時に全ての系統防
犯センサの警戒状態を解除したいときであっても各々の
系統毎に操作を行なう必要があり、操作が煩雑であると
いう難点がある。
【0008】
【発明の目的】本発明は、このような難点を解消するた
めにされたもので、1つの操作ボタンにより複数系統の
防犯センサの戸締り監視状態の設定/解除及びその状態
を示すLEDの点灯/消灯を制御できるホームセキュリ
ティ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるホームセキ
ュリティ装置は、セット操作に応じてセキュリティ状態
を監視する複数個のセンサと、複数個のセンサの非監視
モードまたは各センサ若しくはその組合わせのループ状
の監視モードを含む各種モードをボタンセット操作によ
り形成する1個のセットボタンと、セットボタンのセッ
ト操作時から第1の所定時間を計時するセット操作タイ
マと、非監視モードにおいてセットボタンのセット操作
時から第2の所定時間を計時するモードタイマと、第1
の所定時間が経過前にはセットボタンのセット操作によ
り複数個のセンサをループ状の監視モードに順次変化さ
せ、第1の所定時間が経過したときには複数個のセンサ
を非監視モードに復帰させ、第2の所定時間が経過前に
はループ状の監視モードの変化を許容し、第2の所定時
間が経過したときにはその時点のモードに確定し、セン
サがセキュリティ状態を監視し異常状態時に警報信号を
発生する制御装置と、ボタンセット操作時に制御装置の
制御により各種モードの1つを随時記憶するモードレジ
スタと、複数個のセンサに夫々対応して設けられモード
レジスタからの1つのモードに応じた出力により点灯、
消灯する表示灯と、警報信号により警報音を発生する警
報音発生回路と、警報音を鳴動するスピーカとを備えた
ものである。
【0010】
【作用】各種監視モードをボタンセット操作により形成
する1個のセットボタンのセット操作時から第1の所定
時間を計時するセット操作タイマが作動し、該第1の所
定時間が経過前には各種モードを設定する1つのセット
ボタンのセット操作により複数個のセンサをループ状の
監視モードに順次変化させることができる。一方、該第
1の所定時間が経過したときには複数個のセンサを非監
視モードに復帰させる。
【0011】また、非監視モードにおいて該セットボタ
ンのセット操作時から第2の所定時間を計時するモード
タイマが作動し、該第2の所定時間が経過前にはループ
状の監視モードを変化させることができ、一方、該第2
の所定時間が経過したときにはその時点のモードに確定
する。セットボタン操作時の監視モードは随時モードレ
ジスタに記憶され、該モードレジスタの示すモードに応
じた出力により表示灯を点灯/消灯する。
【0012】
【実施例】以下、本発明によるホームセキュリティ装置
の実施例を図面を参照して詳述する。図2は本発明によ
るホームセキュリティ装置の全体構成を示したブロック
図で、この実施例では2系統の防犯センサS1及びS
2、並びに感知器130、ガス検知器140、非常押ボ
タン150を接続している。この装置は、このように外
部に接続された各種検出器からの信号を入力し警報音を
出力する制御部10、制御部10からの警報信号出力に
より警報音発生回路(WG)11、警報音増幅回路12
を介して警報音を送出するスピーカー(SP)13、制
御部10の出力ポートP01を接続し防犯状態であるこ
とを表示をする防犯表示灯(LED1)、制御部10の
出力ポートP02と接続し防犯状態であることを表示を
する防犯表示灯(LED2)、監視モードをループ状に
遷移させ防犯センサを監視状態としLED1及びLED2
を点灯させるためのセットボタンB、感知器130から
の検出信号により作動信号及び線路障害信号を制御部1
0に入力する感知器入力回路16、ガス検知器140か
らの検出信号により作動信号及び線路障害信号を制御部
10に入力する検知器入力回路17、非常押ボタン15
0による信号を制御部10に入力する非常押ボタン入力
回路18、防犯センサS1で検出された信号を入力ポー
トP11から制御部10に入力する防犯センサ入力回路
19、防犯センサS2で検出された信号を入力ポートP
12から制御部10に入力する防犯センサ入力回路20
及びホームセキュリティ装置に交流100ボルトから電
源を供給する電源回路50を備えている。セットボタン
Bは制御部10の入力ポートP03に接続し、開閉スイ
ッチを閉じることにより、入力ポートP03は接地す
る。制御部10はセットボタンBの押下されている時間
及びセットボタンBが押下されてからの経過時間を計測
し、これらの時間に応じて監視モードをループ状に遷移
させる。
【0013】図3は本発明によるホームセキュリティ装
置の制御部分である制御部10の機能を詳述したもので
ある。制御部10は制御部全体を制御する制御装置(C
PU)1、タイマに計時基準を与えるクロック発生器
5、複数個のセンサの非監視モードまたは各センサ若し
くはその組合わせのループ状の監視モードを含む各種モ
ードをセット操作により形成する1個のセットボタンB
と、セットボタンBのセット操作時から第1の所定時間
を計時するセット操作タイマTM1、非監視モードにお
いてセットボタンBのセット操作時から第2の所定時間
を計時するモードタイマTM2、CPU1の制御によっ
てセットボタンBのセット操作時の各種監視モードの1
つを随時記憶するモードレジスタ−RGを備えている。
クロック発生器5は外部に対して入力端子及び出力端子
を有し、セット操作タイマTM1及びモードタイマTM
2はそれぞれクロック発生器5から信号を受けCPU1
との間で信号のやりとりをする。CPU1は入力ポート
P11及び入力ポートP12を介してそれぞれ防犯セン
サ入力回路19及び防犯センサ入力回路20と接続し、
入力ポートP03を介してセットボタンBと接続し、モ
ードレジスタRG並びにオペアンプを介して出力ポート
P01及び出力ポートP02と接続する。
【0014】本発明によるホームセキュリティ装置の特
徴である監視モードの遷移について説明する。図1は監
視モードの遷移を模式的に示したものである。この実施
例における各監視モードの仕様は、モード0は待受状
態、モード1は防犯センサS1及び防犯センサS2の2
系統共に監視状態、モード2は防犯センサS1の系統の
み監視状態、モード3は防犯センサS2の系統のみ監視
状態と定める。監視モードの遷移について図1に加えて
図4、図5を併用して更に具体的に説明する。
【0015】図4、図5に示されるように、待受状態即
ちモード0時にセットボタンBが押されるとモードタイ
マTM2が第2の所定時間、例えば5秒カウントを開始
する。モードタイマTM2がカウントする5秒はセット
ボタンBが押されてからの経過時間であり、監視モード
設定可能時間(0<T≦5)である。この5秒カウント
中(0<T≦5)にセットボタンBをセット操作タイマ
TM1でカウントする第1の所定時間、例えば1秒未満
(tsw<1秒)押すことにより各監視モードをループ状
に変化させることができる。即ち、セットボタンBを押
す度にモード1、モード2、モード3、モード1、モー
ド2、・・・と順次監視モードが変化するのである。図
4はモードタイマTM2が5秒カウントを終了した場合
であり、5秒カウント終了時のモードX(X=1、2、
3の何れか)がそれ以降の監視モードとして確定され
る。このとき以降、監視モードに従った監視状態に入
り、セットボタンBを1秒未満押しても確定された監視
モードは変化しない。監視状態を解除したいとき或は監
視モードを更に変化させたいときは、セットボタンBを
1秒以上(tsw≧1)押すことによりモードXの監視状
態を抜け、待受状態であるモード0に戻る。モード0に
戻る際にセットボタンBを1秒以上押すこととしたのは
誤操作により監視状態を解除することを防止するためで
ある。図5はモードタイマTM2が5秒カウント中にセ
ットボタンBが1秒以上押された場合であり、セットボ
タンBが1秒以上押された時点で強制的に監視モード設
定可能状態から抜け出て、待受状態であるモード0に戻
る。この場合モード0に戻った時点で5秒カウントは中
止される。即ち、この場合にはモード1からモード3ま
での監視モードは設定されない。このように図4に示す
場合、図5に示す場合どちらの場合においてもセットボ
タンBが1秒以上押された場合にモード0に戻ることが
でき、図1に示すように何れの監視モードにある場合で
あっても同様にモード0に戻ることができる。
【0016】次に本発明によるホームセキュリティ装置
の動作について説明する。図6は本発明のホームセキュ
リティ装置の動作を説明するフローチャート図である。
待受状態では監視モードM=0、セット操作タイマTM
1のカウントtsw=0、最初のセットボタンBの入力が
あってからの経過時間t=0の初期値をとり(60
1)、セットボタンBが押されるまで待受状態を続け
る。
【0017】まず、待受状態後1回のセットボタンBの
入力があった場合について説明する。セットボタンBの
入力があるとこれを検出し(602)、カウントtswの
値が1秒以上であるかどうかを判断する(603)。カ
ウントtswの値が1秒未満であれば、監視モード設定可
能時間Tに経過時間tをセットし(604)、監視モー
ド設定可能時間Tの値によってモードタイマTM2によ
る5秒カウント中かどうかを判別する(605)。この
場合には経過時間t=0であるので監視モード設定可能
時間Tは初期値0のままである。次に監視モードM=0
かどうかを判別するが(609)、ここでは待受状態の
ときのままであるので監視モードM=0であり、モード
タイマTM2をスタートする(610)。このモードタ
イマTM2の動作については後述する。ここでは監視モ
ード設定可能状態に入っており、最初の監視モードを設
定するため監視モードM=1とする(611)。監視モ
ードM=1では防犯センサS1及び防犯センサS2とも
に監視状態なので、防犯センサS1及び防犯センサS2
の入力Aがあるかどうかを判断し(612)、入力Aが
あれば(A=1)LED1及びLED2を点滅させ(61
3)、入力Aがない場合には点滅させることなく、各出
力ポートP01及びP02に信号を出力し(614)、
2回目のセットボタンBの入力を待つ(602)。
【0018】ここで、前述したモードタイマTM2の動
作について説明する。モードタイマTM2は、待受状態
時以後最初のセットボタンB操作時からの時間経過を計
時するもので、待受状態での初期値、経過時間t=0か
ら開始する(630)。経過時間tを制御部10にある
クロック発生器5からの信号によって所定の監視モード
設定可能時間5秒までカウントする(631)。経過時
間t=5秒に達したとき、経過時間t=0にリセットす
る(632)。
【0019】次に、モードタイマTM2が5秒カウント
中に2回目のセットボタンBの入力があり(602)、
押されていた時間が1秒未満(経過時間tsw<1)の場
合(603)について説明する。既にモードタイマTM
2は5秒カウント中であり、経過時間tは0ではなく、
この経過時間tを監視モード設定可能時間Tにセットす
る(604)。従って監視モード設定可能時間Tも0で
はなく(605)、監視モードMを1ずつカウントアッ
プすることにより監視モードMを順次変化させる(60
6)。ここでは監視モード1から監視モード2に変化さ
せ、監視モードM=2の状態で(607)防犯センサの
入力確認、防犯状態の表示等の設定動作に移る。即ち、
監視モードM=2では防犯センサS1のみが監視状態な
ので、防犯センサS1の入力Aがあるかどうかを判断し
(612)、入力Aがあれば(A=1)LED1を点滅
させ(613)、入力Aがない場合には点滅させること
なく、出力ポートP01に信号を出力し(614)、3
回目のセットボタンBの入力を待つ(602)。同様
に、モードタイマTM2が5秒カウント中に3回目の1
秒未満のセットボタンB入力がされた場合にも同様な動
作をする。
【0020】なお、本実施例の場合監視モードはM=
1、2又は3であるので監視モードMが4以上となるこ
とはない。そこで監視モードM=4となったかどうかを
判別し(607)、監視モードM=4となった場合に
は、監視モードM=1に戻してループ状に監視モードが
遷移させられるようにしている(608)。例えば、モ
ードタイマTM2が5秒カウント中、セットボタンBの
入力が4回目の場合監視モードM=4となるのでこの処
理により監視モードM=1に再び戻ることになる。監視
モードMが4でない即ち監視モードM=1から監視モー
ドM=3までの場合にはそのままの監視モードで、その
監視モードに応じた防犯センサの入力確認、防犯状態の
表示等の設定動作に移る(612−614)。
【0021】次に、モードタイマTM2が5秒カウント
を終了した場合について説明する。この状態は、前述の
図4で説明した監視モードの確定した監視状態に相当す
る。前述のモードタイマTM2の動作で説明したよう
に、経過時間t=5秒に達したとき、経過時間t=0に
リセットされる。従って、この状態でセットボタンBの
入力があっても(602)、押された時間が1秒未満即
ち、カウントtsw<1であれば(603)、監視モード
設定可能時間T=0となり(604)、監視モードMを
変化させる処理は行なわず(605)、確定された監視
モードX(X=1、2、3の何れか)は0ではないので
(609)、何ら処理をしないで確定された監視モード
に従った監視状態のままセットボタンBの入力を待つ状
態に戻る(602)。
【0022】従って、監視状態を解除したいとき或は監
視モードを更に変化させたいときは、監視モードXの監
視状態を抜けなければならない。このためには、セット
ボタンBを1秒以上の時間押す必要がある。次に、セッ
トボタンBの押されている時間が1秒以上の場合につい
て説明する。セットボタンBの入力待ち時にセットボタ
ンBの入力があり(602)、カウントtSWが1秒以上
の場合には(603)、経過時間t=0にリセットし
(620)、監視モードM=0及び監視モード設定可能
時間T=0に戻す(621)。従って、何れの状態から
でも待受状態となり、監視モード0に対応した出力を各
出力ポートP01又はP02に信号を出力し(61
4)、次のセットボタンBの入力を待つ(602)。
【0023】尚、実施例では2系統の防犯センサを接続
した場合について説明したが、2系統に限らず2以上の
複数系統の防犯センサを接続した場合にもモードの数を
増やす等して対応できる。各監視モードの仕様について
も実施例以外の設定にすることは当然に可能であり、セ
ット操作タイマTM1及びモードタイマTM2の設定値
も変更することができる。また、結果をCPUのポート
にも出力できるため、LEDのドライブだけでなく、他
の回路を駆動するトランジスタを制御して、いくつかの
状態を1つのセットボタンで変化させることができる。
更に、上記実施例においては、制御状態の変化をセット
ボタンBの操作毎に行ったが、セットボタンBの操作時
間に応じた制御状態の変化を制御CPU1により行って
も同様の効果がある。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のセキュリティ装置によれば、セットボタンの数を増や
すことなく1つのセットボタンによる操作のみで、複数
の監視モードを変化させることができ、防犯センサを複
数系統接続した場合にも各防犯センサの系統毎に戸締ま
り監視状態の設定/解除を行なう繁雑な操作から解放さ
れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のホームセキュリティ装置の監視モー
ドの遷移を説明する図。
【図2】 本発明のホームセキュリティ装置のブロック
図。
【図3】 本発明のホームセキュリティ装置の制御部の
ブロック図。
【図4】 本発明によるホームセキュリティ装置におい
て所定時間経過後に監視解除する場合の監視モードの遷
移を説明する図。
【図5】 本発明によるホームセキュリティ装置におい
て所定時間経過前に監視解除する場合の監視モードの遷
移を説明する図。
【図6】 本発明によるホームセキュリティ装置の動作
を説明するフローチャート図。
【図7】 従来のホームセキュリティ装置のブロック
図。
【符号の説明】
B・・・・・・セットボタン LED1・・・・・・表示灯 LED2・・・・・・表示灯 TM1・・・・・・セット操作タイマ TM2・・・・・・モードタイマ S1・・・・・・防犯センサ S2・・・・・・防犯センサ RG・・・・・・モードレジスタ 1・・・・・・制御装置 11・・・・・・警報音発生回路 13・・・・・・スピーカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/00 - 15/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セット操作に応じてセキュリティ状態を監
    視する複数個のセンサ(S1、S2…)と、 前記複数個のセンサの非監視モードまたは各センサ若し
    くはその組合わせのループ状の監視モードを含む各種モ
    ードをセット操作により形成する1個のセットボタン
    (B)と、 前記セットボタンのセット操作時から第1の所定時間を
    計時するセット操作タイマ(TM1)と、 前記非監視モードにおいて前記セットボタンのセット操
    作時から第2の所定時間を計時するモードタイマ(TM
    2)と、 前記第1の所定時間が経過前には前記セットボタンのセ
    ット操作により前記複数個のセンサを前記ループ状の監
    視モードに順次変化させ、前記第1の所定時間が経過し
    たときには前記複数個のセンサを非監視モードに復帰さ
    せ、前記第2の所定時間が経過前には前記ループ状の監
    視モードの変化を許容し、前記第2の所定時間が経過し
    たときにはその時点のモードに確定し、前記センサがセ
    キュリティ状態を監視し異常状態時に警報信号を発生す
    る制御装置(1)と、 前記セット操作時に前記制御装置の制御により前記各種
    モードの1つを随時記憶するモードレジスタ(RG)
    と、 前記複数個のセンサに夫々対応して設けられ前記モード
    レジスタからの前記1つのモードに応じた出力により点
    灯、消灯する表示灯(LED1、LED2…)と、 前記警報信号により警報音を発生する警報音発生回路
    (11)と、 前記警報音を鳴動するスピーカ(13)とを備えたこと
    を特徴とするホームセキュリティ装置。
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