JP3265370B2 - 防犯システム - Google Patents

防犯システム

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JP3265370B2
JP3265370B2 JP13499493A JP13499493A JP3265370B2 JP 3265370 B2 JP3265370 B2 JP 3265370B2 JP 13499493 A JP13499493 A JP 13499493A JP 13499493 A JP13499493 A JP 13499493A JP 3265370 B2 JP3265370 B2 JP 3265370B2
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慎太郎 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般住宅や集合住宅等
に使用される防犯システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の防犯システムの一例の要部
構成例を示したブロック図である。図に示すように、1
個以上の防犯センサ51,52のNC接点53,54を
直列に接続して警戒ループ回路を形成しており、上記N
C接点53,54の何れかが開となり、上記警戒ループ
回路を流れる警戒ループ電流が遮断されると、防犯受信
機50がこれを検知して報知するようになっている。
【0003】ところが、図8に示すように、防犯センサ
51,52と警戒ループ回路は同一電源から電源を供給
され、警戒ループ回路が警戒セットされて、初めて防犯
センサ51,52に電源供給されるようになっている。
その為、防犯センサ51,52が熱線式検知器のように
ウオーミングアップの必要なセンサである場合には、警
戒セットしてからウオーミングアップが必要な時間(例
えば1分間)、防犯受信機50が検知動作をしないよう
になっていた。
【0004】図9は、従来の防犯システムの他の一例の
要部構成例を示したブロック図である。図においては、
防犯センサ52のNC接点54に対して、並列に警戒解
除スイッチ56を、直列に警戒セット表示灯57を接続
するキースイッチ55を設けている。そうして、警戒解
除スイッチ56が開の時には、通常の警戒セットの状態
となり警戒セット表示灯57が点灯しているが、警戒解
除スイッチ56が閉になると、防犯センサ52のNC接
点54がバイパスされて、防犯センサ52のみが警戒セ
ットが解除されて、警戒セット表示灯57が消灯するよ
うになっている。
【0005】ところが、防犯センサ52が熱線式検知器
のようにウオーミングアップの必要なセンサである場合
には、警戒セットしてからウオーミングアップが必要な
時間(例えば1分間)、防犯受信機50が検知動作をし
ないので、警戒セット表示灯57が点灯しているにも拘
らず、実際には警戒セットになっていない時間が生じて
いた。
【0006】図10は、従来の防犯システムに使用され
ているリモート警戒セット回路の一例の要部構成例図で
ある。このようなリモート警戒セット回路では、防犯受
信機58の操作釦60を押すと、警戒表示灯59が点灯
して警戒セットの状態となり、もう一度押すと、警戒表
示灯59が消灯して警戒セットが解除される。一方、防
犯受信機58の外部に設けられたリモート警戒セット装
置61の警戒セットスイッチ62を「警戒」の位置にセ
ットすることにより警戒セットの状態となり、「解除」
の位置にセットすることにより警戒セットが解除され
る。そうして、予め、操作釦60と警戒セットスイッチ
62のどちらの操作を優先させるかを決めている。
【0007】ところが、例えば、防犯受信機58の操作
釦60が優先になっている場合、リモート警戒セット装
置61の警戒セットスイッチ62が「警戒」になってい
ても、防犯受信機58の操作釦60で警戒セットを解除
すると、警戒セットスイッチ62の「警戒」と実際の警
戒セット解除の状態が一致しなくなる問題があった。ま
た、例えば、警戒セットスイッチ62を押し釦等にし
て、防犯受信機58への信号をワンショットパルス等の
トリガー信号にすると、配線へのノイズ侵入等によっ
て、セット状態が反転してしまう虞があった。
【0008】また、リモート警戒セット装置61の警戒
セットスイッチ62を「警戒」にセットしても、正常に
警戒セット状態になったかどうかは、リモート警戒セッ
ト装置61では確認できなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記諸事情
に鑑みてなされたものであり、第1の発明では、防犯セ
ンサのウオーミングアップを考慮しなくても、警戒セッ
トにすると直ちに警戒状態に入れる防犯システムを提供
することを目的とする。第2の発明では、上記の目的に
加えて、耐ノイズ性に優れた防犯システムを提供するこ
とを目的とする。
【0010】第3の発明では、上記2つの目的に加え
て、防犯センサ毎の警戒セット表示灯の表示が防犯受信
機側の動作と一致する防犯システムを提供することを目
的とする。第4の発明では、単純な構成で耐ノイズ性に
優れて信頼性が高いリモート警戒セット回路を有した防
犯システムを提供することを目的とする。
【0011】第5の発明では、第4の発明に加えて、警
戒セット状態を視認出来るリモート警戒セット回路を有
した防犯システムを提供することを目的とする。第6の
発明では、正常に警戒セットされたかをその場で知るこ
とが出来るリモート警戒セット回路を有した防犯システ
ムを提供することを目的とする。第7の発明では、警戒
セットの操作をした時に、戸締りに異常があれば、その
場で戸締り異常を知ることの出来るリモート警戒セット
回路を有した防犯システムを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
提案される請求項1に記載防犯システムは、1個以上
の防犯センサのNC接点を直列に接続して警戒ループ回
路を形成し、上記NC接点の何れかが開となり、上記警
戒ループ回路を流れる警戒ループ電流が遮断されると、
防犯受信機の信号処理部がこれを検知して報知する防犯
システムにおいて、上記防犯センサの電源と上記警戒ル
ープ電流の電源を別にして、上記防犯センサには常時通
電するようにすると共に、上記警戒ループ回路にスイッ
チング素子を設けて、このスイッチング素子が、上記防
犯受信機の警戒セット操作によって上記信号処理部から
出力されるループ制御信号を受けて閉となることによ
り、上記警戒ループ電流が流れて警戒セット状態になる
ようにされており、且つ、上記防犯センサのNC接点に
対して、並列に警戒解除スイッチを、直列に警戒セット
表示灯を接続したことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載防犯システムは、上記防
犯受信機内の上記警戒ループ回路の検知部にはフォトカ
プラを介在させた構成になっている。
【0014】請求項に記載防犯システムは、防犯受
信機の外部に設けられてNO接点を有した警戒セットス
イッチと、この警戒セットスイッチのNO接点が閉にさ
れて警戒セットにされている時に作動するフォトカプラ
と、上記警戒セットスイッチと上記フォトカプラとに警
戒セット電流を供給するリモート用電源と、上記フォト
カプラが作動している時の信号を受けている時は、上記
防犯受信機側からの警戒解除信号を無視して、警戒セッ
ト状態を維持する信号処理部とからなるリモート警戒セ
ット回路を1回線以上有した構成となっている。
【0015】請求項に記載防犯システムは、請求項
3に記載の防犯システムの、上記警戒セットスイッチ
が、警戒セット時に点灯する警戒セット表示灯とNO接
点とが直列に接続されたキースイッチである構成になっ
ている。請求項に記載防犯システムは、防犯受信機
の外部に設けられて、2連スイッチの各NO接点が各々
直列に接続され互いに分岐接続された警戒セット表示灯
とNO接点とを有したリモート警戒セット装置と、この
リモート警戒セット装置のNO接点が閉にされて警戒セ
ットにされている時に作動するフォトカプラと、上記警
戒セットスイッチと上記フォトカプラとに警戒セット電
流を供給するリモート用電源と、上記フォトカプラが作
動している時の信号を受けている時は、上記防犯受信機
側からの警戒解除信号を無視して、警戒セット状態を維
持すると共に、警戒セット信号を出力する信号処理部
と、上記警戒セット信号を受けて作動することにより、
上記警戒セット表示灯を点灯する警戒セット出力リレー
とからなるリモート警戒セット回路を1回線以上有した
構成となっている。
【0016】請求項に記載の防犯システムは、請求項
5に記載の防犯システムの、上記リモート警戒セット装
置には、上記警戒セット表示灯と上記NO接点とに分岐
して鳴動装置と鳴動装置ドライブ回路とを設け、上記リ
モート警戒セット装置のNO接点が閉にされて警戒セッ
トにされているにも拘らず、上記警戒セット信号が出力
されず上記警戒セット出力リレーが作動しない時には、
戸締りの異常が有るとして、上記鳴動装置ドライブ回路
が一定時間経過後に作動して、上記鳴動装置を作動させ
るリモート警戒セット回路を1回線以上有した構成とな
っている。
【0017】
【作用】請求項1に記載防犯システムでは、防犯セン
サの電源と警戒ループ電流の電源を別にして、上記防犯
センサには常時通電するようにすると共に、上記警戒ル
ープ回路にスイッチング素子を設けて、このスイッチン
グ素子が、防犯受信機の警戒セット操作によって信号処
理部から出力されるループ制御信号を受けて閉となるこ
とにより、上記警戒ループ電流が流れて警戒セット状態
になるので、防犯センサのウオーミングアップを考慮し
なくても、警戒セットにすると直ちに警戒状態に入るこ
とが出来る。且つ、請求項1に記載の防犯システムで
は、上記防犯センサのNC接点に対して、並列に警戒解
除スイッチを、直列に警戒セット表示灯を接続している
ので、防犯センサ毎の警戒セット表示灯の表示と防犯受
信機側の動作とを一致させることが出来る。
【0018】請求項2に記載防犯システムでは、上記
防犯受信機内の上記警戒ループ回路の検知部にはフォト
カプラを介在させているので、耐ノイズ性に優れた防犯
システムが実現出来る。
【0019】請求項に記載防犯システムでは、防犯
受信機の外部に設けられてNO接点を有した警戒セット
スイッチと、この警戒セットスイッチのNO接点が閉に
されて警戒セットにされている時に作動するフォトカプ
ラと、上記警戒セットスイッチと上記フォトカプラとに
警戒セット電流を供給するリモート用電源と、上記フォ
トカプラが作動している時の信号を受けている時は、上
記防犯受信機側からの警戒解除信号を無視して、警戒セ
ット状態を維持する信号処理部とからなるリモート警戒
セット回路を1回線以上有しているので、単純な構成で
耐ノイズ性に優れて信頼性が高いリモート警戒セット回
路を有した防犯システムが実現出来る。
【0020】請求項に記載防犯システムでは、請求
に記載防犯システムの、上記警戒セットスイッチ
が、警戒セット時に点灯する警戒セット表示灯とNO接
点とが直列に接続されたキースイッチであるので、警戒
セット状態を視認出来るリモート警戒セット回路を有し
た防犯システムが実現出来る。請求項に記載防犯シ
ステムでは、防犯受信機の外部に設けられて、2連スイ
ッチの各NO接点が各々直列に接続され互いに分岐接続
された警戒セット表示灯とNO接点とを有したリモート
警戒セット装置と、このリモート警戒セット装置のNO
接点が閉にされて警戒セットにされている時に作動する
フォトカプラと、上記警戒セットスイッチと上記フォト
カプラとに警戒セット電流を供給するリモート用電源
と、上記フォトカプラが作動している時の信号を受けて
いる時は、上記防犯受信機側からの警戒解除信号を無視
して、警戒セット状態を維持すると共に、警戒セット信
号を出力する信号処理部と、上記警戒セット信号を受け
て作動することにより、上記警戒セット表示灯を点灯す
る警戒セット出力リレーとからなるリモート警戒セット
回路を1回線以上有しているので、正常にリモート警戒
セットされたかをその場で知ることが出来る。
【0021】請求項に記載の本発明による防犯システ
ムは、請求項5に記載の防犯システムの、上記リモート
警戒セット装置のNO接点が閉にされて警戒セットにさ
れているにも拘らず、上記警戒セット信号が出力されず
上記警戒セット出力リレーが作動しない時には、戸締り
の異常が有るとして、上記鳴動装置ドライブ回路が一定
時間経過後に作動して、上記鳴動装置を作動させるリモ
ート警戒セット回路を1回線以上有しているので、警戒
セットの操作をした時に、戸締りに異常があれば、その
場で戸締り異常を知ることが出来る。
【0022】
【実施例】以下に、添付図を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1は、請求項1に記載の本発明によ
る防犯システムの一実施例の要部構成例を示したもので
ある。図において、10,11は防犯センサ、12,1
3は防犯センサ10,11の各々のNC(normally clo
se)接点、14は防犯センサ用のセンサ電源端子、15
は防犯センサ10,11のNC接点12,13の何れか
が開となって、警戒ループ電流が遮断されたことを検知
する検知部、16は警戒ループ回路21に設けられたス
イッチング素子、17は防犯受信機20の警戒セット操
作によってループ制御信号を出力する信号処理部、18
は警戒ループ回路21を流れる警戒ループ電流の電源、
19は警戒ループ回路21を流れる警戒ループ電流を監
視するループ監視部である。
【0023】このような構成の防犯システムの動作を以
下に説明する。防犯センサ10,11の電源(センサ電
源端子)は警戒ループ電流の電源18とは別になってお
り、防犯センサ10,11には常時通電する。この状態
で、防犯受信機20で人が警戒セット操作を行なうと、
信号処理部17からループ制御信号が出力される。この
ループ制御信号をスイッチング素子が受けると、スイッ
チング素子が閉(導通)になり、NC接点12,13の
全てが閉であれば、警戒ループ回路21に警戒ループ電
流が流れ、この警戒ループ電流により検知部15のトラ
ンジスタが作動して、検知部15から信号処理部17へ
の信号がL(Low )となって、警戒セット動作が完了す
る。
【0024】この状態で、防犯センサ10,11の何れ
かが作動してそのNC接点が開となると、警戒ループ電
流が遮断されて検知部15のトランジスタが作動しなく
なり、検知部15から信号処理部17への信号がH(Hi
gh)となるので、信号処理部17は防犯センサ10,1
1の何れかが作動したことを検知することが出来、これ
を報知する。
【0025】図2は請求項2に記載の防犯システムの一
実施例の構成例を示したものである。上記の請求項1に
記載の防犯システムと同様のところは同一符号を付して
説明を省略する。図において上記の請求項1に記載の防
犯システムと異なるところは、検知部15にフォトカプ
ラ15´を介在させた点である。このような構成の防犯
システムの動作は、フォトカプラ15´の動作以外は上
記請求項1に記載の防犯システムと同様であるので、フ
ォトカプラ15´に関係する動作のみを以下に説明す
る。
【0026】警戒ループ回路21に警戒ループ電流が流
れると、フォトカプラ15´が作動し、この作動電流に
よりフォトカプラ15´から信号処理部17への信号が
L(Low )となって、警戒セット動作が完了する。防犯
センサ10,11の何れかが作動してそのNC接点が開
となると、警戒ループ電流が遮断されてフォトカプラ1
5´が作動しなくなり、この作動電流も遮断されて、フ
ォトカプラ15´から信号処理部17への信号がH(Hi
gh)となるので、信号処理部17は防犯センサ10,1
1の何れかが作動したことを検知することが出来、これ
を報知する。
【0027】図3は請求項に記載の防犯システムの一
実施例の他の部分の構成例を示したものである。上記の
請求項2に記載の防犯システムと同様のところは同一符
号を付して説明を省略する。図において上記の請求項2
に記載の防犯システムと異なるところは、防犯センサ1
1のNC接点13に対して、並列に警戒解除スイッチ2
2を、直列に警戒セット表示灯23を接続した点であ
る。
【0028】このような構成の防犯システムの警戒解除
スイッチ22と警戒セット表示灯23に関係する動作を
以下に説明する。警戒解除スイッチ22が開である時
は、警戒ループ回路25は上記の請求項2に記載の防犯
システムと同様に作動し、警戒ループ電流が流れている
時は警戒セット表示灯23が点灯する。
【0029】警戒解除スイッチ22を閉にすると、NC
接点13に対してバイパス回路が形成されて、NC接点
13が開となっても、警戒ループ電流は遮断されなくな
り、防犯センサ11に関しては警戒セットが解除された
状態となる。また、警戒解除スイッチ22が閉の時は、
上記バイパス回路の為に警戒セット表示灯23に警戒ル
ープ電流が流れず、警戒セット表示灯23は消灯する。
【0030】尚、上記実施例では、防犯センサ11のN
C接点13に警戒解除スイッチ22と警戒セット表示灯
23が接続されている場合について述べたが、防犯セン
サ11に限らず、防犯センサ12であっても良いし、両
方であっても良い。また、上記3つの実施例では、防犯
センサを2個としているが、2個に限られないのは言う
迄も無い。
【0031】図4は請求項に記載の防犯システムのリ
モート警戒セット回路の一実施例の構成例を示したもの
である。図において、17は防犯受信機の信号処理部、
27はフォトカプラ、28は防犯受信機の外部に設けら
れてNO(normally open )接点を有した警戒セットス
イッチ、18´は警戒セットスイッチ28とフォトカプ
ラ27とに警戒セット電流を供給するリモート用電源で
ある。
【0032】このような構成のリモート警戒セット回路
26を、本発明による防犯システムは必要に応じて1回
線以上有しており、ここでは、その1回線の動作を以下
に説明する。人が警戒セットスイッチ28を操作してN
O接点が閉になると、フォトカプラ27が作動する。信
号処理部は17は、このフォトカプラ27が作動してい
る時の信号(L(Low ))を受けて、防犯システムを警戒
セット状態にする。信号処理部17は、このフォトカプ
ラ27が作動している時の信号(L(Low ))を受けてい
る間は、防犯受信機側からの警戒解除信号を無視して、
警戒セット状態を維持する。
【0033】人が警戒セットスイッチ28を操作してN
O接点が開になると、フォトカプラ27が作動しなくな
る。信号処理部17は、このフォトカプラ27が作動し
ていない時の信号(H(High))を受けて、防犯システム
の警戒セットを解除する。図5は請求項に記載の防犯
システムのリモート警戒セット回路29の一実施例の構
成例を示したものである。
【0034】上記の請求項に記載の防犯システムのリ
モート警戒セット回路26と同様のところは同一符号を
付して説明を省略する。図において上記の請求項に記
載の防犯システムのリモート警戒セット回路と異なると
ころは、警戒セットスイッチ28が警戒セット時に点灯
する警戒セット表示灯31と警戒セットスイッチ(NO
接点)30とが直列に接続されたキースイッチ32に置
換された点である。
【0035】警戒セットスイッチ(NO接点)30の開
/閉に同期して、警戒セット表示灯31が消灯/点灯す
る以外の動作は、上記の請求項に記載の防犯システム
のリモート警戒セット回路の動作と同様なので、説明を
省略する。尚、キースイッチ32は、上記請求項に記
載の防犯システムにおいて、警戒解除スイッチ22と警
戒セット表示等23に使用されたキースイッチ24と同
様なので、同種部品を流用することが出来る。
【0036】図6は請求項に記載の防犯システムのリ
モート警戒セット回路の一実施例の構成例を示したもの
である。上記の請求項に記載の防犯システムのリモー
ト警戒セット回路と同様のところは同一符号を付して説
明を省略する。図において、33は警戒セット出力リレ
ー、34は外部供給用電源端子、35は警戒セット出力
リレー33を作動させる為のトランジスタ、36,37
は2連スイッチである警戒セットスイッチのNO接点、
38は警戒セット表示灯、39はリモート警戒セット装
置、40は防犯受信機である。
【0037】このような構成のリモート警戒セット回路
を、本発明による防犯システムは必要に応じて1回線以
上有しており、ここでは、その1回線の動作を以下に説
明する。人が警戒セットスイッチを操作してNO接点3
6が閉になると、NO接点37も閉になると同時に、フ
ォトカプラ27が作動する。信号処理部17は、このフ
ォトカプラ27が作動している時の信号(L(Low ))を
受けて、防犯システムを警戒セット状態にする。そうし
て、戸締りに異常等が無く、正常に警戒セット状態にな
ると、警戒セット信号を出力する。この警戒セット信号
はトランジスタ35を作動させ、これにより警戒セット
出力リレー33が作動してリレー接点が閉になり、リモ
ート用電源18´から警戒セット表示灯38へ電流が流
れるようになって、警戒セット表示灯38が点灯する。
【0038】信号処理部17は、フォトカプラ27が作
動している時の信号(L(Low ))を受けている間は、防
犯受信機側からの警戒解除信号を無視して、警戒セット
状態を維持する。人が警戒セットスイッチを操作してN
O接点36が開になると、NO接点37も開になると同
時に、フォトカプラ27が作動しなくなる。信号処理部
17は、このフォトカプラ27が作動していない時の信
号(H(High))を受けて、防犯システムの警戒セットを
解除すると同時に、警戒セット信号の出力を停止する。
【0039】図7は請求項に記載の防犯システムのリ
モート警戒セット回路の一実施例の構成例を示したもの
である。上記の請求項に記載の防犯システムのリモー
ト警戒セット回路と同様のところは同一符号を付して説
明を省略する。図において、41は鳴動装置であるブザ
ー、42は鳴動装置ドライブ回路43の動作を遅らせる
遅延回路、44は戸締り報知付リモート警戒セット装置
である。
【0040】このような構成のリモート警戒セット回路
を、本発明による防犯システムは必要に応じて1回線以
上有しており、ここでは、その1回線の動作を以下に説
明する。警報セットスイッチのNO接点36,37と警
戒セット表示灯38の動作は、上記の請求項6に記載の
防犯システムのリモート警戒セット回路と同様なので説
明を省略する。
【0041】信号処理部17が、フォトカプラ27が作
動している時の信号(L(Low ))を受けて、防犯システ
ムを警戒セット状態にする時に、戸締りに異常等があっ
て、正常に警戒セット状態にすることが出来ないと、警
戒セット信号を出力しないが、この為にトランジスタ3
5が作動せず、警戒セット出力リレー33が作動しな
い。この時、NO接点37が閉になっていることによ
り、鳴動装置ドライブ回路43が、遅延回路42の動作
による一定時間経過後に作動してブザー41を鳴動させ
る。
【0042】一方、戸締りに異常等が無くて、正常に警
戒セット状態になると、警戒セット信号が出力されて、
トランジスタ35が作動し、警戒セット出力リレー33
が作動する。警戒セット出力リレー33が作動すると、
鳴動装置ドライブ回路43が作動しないので、ブザー4
1は鳴動しない。この時、警戒セット出力リレー33が
作動する前にブザー41が鳴動しないように、遅延回路
42によって鳴動装置ドライブ回路43の動作を遅らせ
るようにしている。
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載防犯システムによれ
ば、防犯センサのウオーミングアップを考慮しなくて
も、警戒セットにすると直ちに警戒状態に入ることが出
来る。且つ、請求項1に記載の防犯システムによれば、
防犯センサのNC接点に対して、並列に警戒解除スイッ
チを、直列に警戒セット表示灯を接続しているので、防
犯センサ毎の警戒セット表示灯の表示と防犯受信機側の
動作とを一致させることが出来る。請求項2に記載の本
発明による防犯システムによれば、防犯受信機内の警戒
ループ回路の検知部にはフォトカプラを介在させている
ので、耐ノイズ性に優れた防犯システムが実現出来る。
【0044】請求項に記載防犯システムによれば、
単純な構成で耐ノイズ性に優れて信頼性が高いリモート
警戒セット回路を有した防犯システムが実現出来る。
【0045】請求項に記載防犯システムによれば、
リモート警戒セット装置側でセット状態を視認出来るリ
モート警戒セット回路を有した防犯システムが実現出来
る。請求項に記載の本発明による防犯システムによれ
ば、リモート警戒セット装置側で正常にリモート警戒セ
ットされたかを知ることが出来る。
【0046】請求項に記載防犯システムによれば、
リモート警戒セット装置側で、警戒セットの操作をした
時に、戸締りに異常があれば、戸締りに異常があること
を知ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載防犯システムの1実施例の要
部構成例図である。
【図2】請求項2に記載の本発明による防犯システムの
1実施例の要部構成例図である。
【図3】請求項に記載防犯システムの1実施例の他
要部構成例図である。
【図4】請求項に記載防犯システムに使用されるリ
モート警戒セット回路の1実施例の要部構成例図であ
る。
【図5】請求項に記載防犯システムに使用されるリ
モート警戒セット回路の1実施例の要部構成例図であ
る。
【図6】請求項に記載防犯システムに使用されるリ
モート警戒セット回路の1実施例の要部構成例図であ
る。
【図7】請求項に記載防犯システムに使用されるリ
モート警戒セット回路の1実施例の要部構成例図であ
る。
【図8】従来の防犯システムの一例の要部構成例図であ
る。
【図9】従来の防犯システムの一例の要部構成例図であ
る。
【図10】従来の防犯システムに使用されるリモート警
戒セット回路の一例の要部構成例図である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1個以上の防犯センサのNC接点を直列に
    接続して警戒ループ回路を形成し、上記NC接点の何れ
    かが開となり、上記警戒ループ回路を流れる警戒ループ
    電流が遮断されると、防犯受信機の信号処理部がこれを
    検知して報知する防犯システムにおいて、 上記防犯センサの電源と上記警戒ループ電流の電源を別
    にして、上記防犯センサには常時通電するようにすると
    共に、上記警戒ループ回路にスイッチング素子を設け
    て、このスイッチング素子が、上記防犯受信機の警戒セ
    ット操作によって上記信号処理部から出力されるループ
    制御信号を受けて閉となることにより、上記警戒ループ
    電流が流れて警戒セット状態になるようにされており、
    且つ、 上記防犯センサのNC接点に対して、並列に警戒解除ス
    イッチを、直列に警戒セット表示灯を接続したことを特
    徴とする 防犯システム。
  2. 【請求項2】上記防犯受信機内の上記警戒ループ回路の
    検知部にはフォトカプラを介在させたことを特徴とする
    請求項1に記載の防犯システム。
  3. 【請求項3】 防犯受信機の外部に設けられてNO接点を
    有した警戒セットスイッチと、この警戒セットスイッチ
    のNO接点が閉にされて警戒セットにされている時に作
    動するフォトカプラと、上記警戒セットスイッチと上記
    フォトカプラとに警戒セット電流を供給するリモート用
    電源と、上記フォトカプラが作動している時の信号を受
    けている時は、上記防犯受信機側からの警戒解除信号を
    無視して、警戒セット状態を維持する信号処理部とから
    なるリモート警戒セット回路を1回線以上有したことを
    特徴とする防犯システム。
  4. 【請求項4】 上記警戒セットスイッチが、警戒セット時
    に点灯する警戒セット表示灯とNO接点とが直列に接続
    されたキースイッチである請求項に記載の防犯システ
    ム。
  5. 【請求項5】 防犯受信機の外部に設けられて、2連スイ
    ッチの各NO接点が各々直列に接続され互いに分岐接続
    された警戒セット表示灯とNO接点とを有したリモート
    警戒セット装置と、このリモート警戒セット装置のNO
    接点が閉にされて警戒セットにされている時に作動する
    フォトカプラと、上記警戒セットスイッチと上記フォト
    カプラとに警戒セット電流を供給するリモート用電源
    と、上記フォトカプラが作動している時の信号を受けて
    いる時は、上記防犯受信機側からの警戒解除信号を無視
    して、警戒セット状態を維持すると共に、警戒セット信
    号を出力する信号処理部と、上記警戒セット信号を受け
    て作動することにより、上記警戒セット表示灯を点灯す
    る警戒セット出力リレーとからなるリモート警戒セット
    回路を1回線以上有したことを特徴とする防犯システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記リモート警戒セット装置には、上記警
    戒セット表示灯と上記NO接点とに分岐して鳴動装置と
    鳴動装置ドライブ回路とを設け、上記リモート警戒セッ
    ト装置のNO接点が閉にされて警戒セットにされている
    にも拘らず、上記警戒セット信号が出力されず上記警戒
    セット出力リレーが作動しない時には、戸締りの異常が
    有るとして、上記鳴動装置ドライブ回路が一定時間経過
    後に作動して、上記鳴動装置を作動させるリモート警戒
    セット回路を1回線以上有したことを特徴とする請求項
    に記載の防犯システム。
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