JPH06282768A - 報知発報機能を備えた防犯用警報機 - Google Patents

報知発報機能を備えた防犯用警報機

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JPH06282768A
JPH06282768A JP6807993A JP6807993A JPH06282768A JP H06282768 A JPH06282768 A JP H06282768A JP 6807993 A JP6807993 A JP 6807993A JP 6807993 A JP6807993 A JP 6807993A JP H06282768 A JPH06282768 A JP H06282768A
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Shintaro Yamamoto
慎太郎 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防犯用警報機とは別に、報知専用の報知機を
追加使用するような必要をなくし、簡易な構成によっ
て、適正な報知機能と防犯機能とを発揮できるようにす
る。 【構成】 防犯専用のセンサーA1〜A4を接続させる
ための防犯専用入力部20Aと、防犯/報知兼用のセン
サーB1、B1aを接続させるための防犯/報知兼用入
力部20Bと、報知専用のセンサーC1を接続させるた
めの報知専用入力部20Cとを各々具備し、防犯モード
が設定された状態時に防犯専用入力部20A又は防犯/
報知兼用入力部20Bにセンサー入力があったときに
は、警報用の発報がなされ、また報知モードが設定され
た状態時に報知専用入力部20C又は防犯/報知兼用入
力部20Bにセンサー入力があったときには、報知用の
発報を行うように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、店舗等で使用するのに
好適な報知発報機能を備えた防犯用警報機、更に詳しく
は、夜間等の店舗の非営業時には防犯用途に使用できる
一方で、昼間等の店舗営業時には来客の報知用途に兼用
することができる報知発報機能を備えた防犯用警報機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば店舗における防犯システム
は、図4に示すような構成とされていた。即ち、この従
来のものは、店舗Saの正面出入口4eのシャッター5
e、窓部3e、及び裏口6e等の適所に、スイッチ接点
がノーマルクローズ型の防犯用のセンサー50a〜50
cを設け、これらセンサー50a〜50cをループ状の
配線Leで接続し、警報機1eに接続させたものであ
る。かかる構成では、ループ状の配線Leに電流を供給
した状態で、センサー50a〜50cの何れかが開とな
れば、警報機1eにセンサー入力がなされ、これにより
警報機1eで警報用の発報を行わせることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
警報機1eによる警報音に代えてチャイム音を発生させ
ることにより、店舗に来客があったときの報知用途に兼
用することは、理論上は可能である。しかしながら、実
際の使用に際しては、次のような難点が生じていた。即
ち、店舗の営業時にはシャッター5eを開ける必要があ
るが、そうするとそのシャッター位置に設けられた防犯
用のセンサー50aのスイッチ接点が開になったままと
なる。これでは、警報機1eが発報し続ける状態とな
り、このシステムを来客報知用途には使用できない。こ
の場合、かかる難点を解消するだけであれば、センサー
50aをシャッター5eに設けずに、出入口のドア51
に設ければよい。ところが、このような場合であって
も、例えば窓3eを開けると、その都度来客報知のチャ
イム音が鳴るような不具合を生じるばかりか、窓3eを
開け放しにした場合には、やはり警報機1eが発報し続
ける状態となって、他のセンサー50a、50cで来客
を検知しても、それに対応した報知を行わせることがで
きない。従って、従来では、上記のシステムを来客報知
用途に適切に用いることはできず、実際には、店舗Sa
の正面出入口4eや裏口6eの位置に、来客を検知して
報知させるための専用の報知機を別途追加して設ける必
要があった。その結果、従来では、かかる報知機の追加
設置費用が嵩む等の難点を生じていた。
【0004】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、防犯用警報機とは別に、報知専用の報知機を追加使
用するような必要をなくし、簡易な構成によって、適正
な報知機能と防犯機能とを発揮できるようにすること
を、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の本発明に係る報知発報機
能を備えた防犯用警報機は、防犯モードと報知モードと
の何れかのモード設定を行うためのモード設定スイッチ
を有する報知発報機能を備えた防犯用警報機であって、
防犯専用のセンサーを接続させるための防犯専用入力部
と、防犯/報知兼用のセンサーを接続させるための防犯
/報知兼用入力部と、報知専用のセンサーを接続させる
ための報知専用入力部とを具備し、前記モード設定スイ
ッチで防犯モードが設定された状態時に防犯専用入力部
又は防犯/報知兼用入力部にセンサー入力があったとき
には、警報用の発報がなされると共に、報知モードが設
定された状態時に報知専用入力部又は防犯/報知兼用入
力部にセンサー入力があったときには、報知用の発報を
行うように構成されている。
【0006】請求項2に記載の本発明に係る報知発報機
能を備えた防犯用警報機は、上記請求項1の構成におい
て、報知専用入力部にセンサー入力があったときと、防
犯/報知兼用入力部にセンサー入力があったときとで
は、その報知用の発報音が異なるように構成されてい
る。
【0007】請求項3に記載の本発明に係る報知発報機
能を備えた防犯用警報機は、上記請求項1又は2の構成
において、防犯専用のセンサー及び防犯/報知兼用のセ
ンサーはそのスイッチ接点がノーマルクローズ型のセン
サーであり、また報知専用のセンサーはそのスイッチ接
点がノーマルオープン型のセンサーである。
【0008】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1に記載の本発明
に係る報知発報機能を備えた防犯用警報機においては、
防犯モードが設定された状態では、防犯専用のセンサー
が接続された防犯専用入力部、又は防犯/報知兼用のセ
ンサーが接続された防犯/報知兼用入力部にセンサー入
力があると、警報用の発報が適切になされ、防犯機能を
発揮する。一方、報知モードが設定された状態では、報
知専用のセンサーが接続された報知専用入力部、又は防
犯/報知兼用のセンサーが接続された防犯/報知兼用入
力部にセンサー入力があると、報知用の発報がなされ
る。従って、報知モード設定時にあっては、防犯専用の
センサーからのセンサー入力によって報知用の発報が不
当になされることを防止できる。即ち、報知モード設定
時では、防犯専用のセンサーの取付け対象となる窓やシ
ャッター等が開き放し状態であっても、これらの窓やシ
ャッターの開閉状態に何ら関係なく、防犯専用のセンサ
ーとは別のセンサーによって、来客等に対する所望の報
知動作を適切に行わせることが可能となる。来客等に対
する報知動作を行わせるために、わざわざそれ専用の報
知機を追加使用するような必要はない。
【0009】請求項2に記載の本発明に係る報知発報機
能を備えた防犯用警報機では、報知モード時に報知用の
発報がなされる場合、報知専用入力部にセンサー入力が
あったときと、防犯/報知兼用入力部にセンサー入力が
あったときとでは、その発報音が異なる。従って、この
発報音に基づいてユーザーは何れの場所のセンサーが反
応したのかを判断することができ、その対応に便宜が図
れることとなる。
【0010】請求項3に記載の本発明に係る報知発報機
能を備えた防犯用警報機では、防犯専用のセンサー及び
防犯/報知兼用のセンサーはそのスイッチ接点がノーマ
ルクローズ型のセンサーであるために、これらの各セン
サーについては、ループ状配線を用いて簡易なセンサー
接続が行える。また、報知専用のセンサーはそのスイッ
チ接点がノーマルオープン型のセンサーであるために、
例えば人体がセンサーの前方を通過したときにのみその
スイッチ接点を閉にして報知専用入力部へのセンサー入
力を短時間で終了させることができる。従って、報知用
の発報が長時間継続してなされるような不具合をなくす
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係る報知発報機能を備え
た防犯用警報機1を用いて店舗の防犯システムを構成し
た場合の一例を示す平面図、図2はその防犯用警報機1
の外観構成の一例を示す正面図、図3はその防犯用警報
機1のハード構成の一例を示すブロック図である。図3
において、この防犯用警報機1は、CPU10に対し、
システムプログラム等が格納されたROM11aやEE
PROM11b等の記憶部11、タイマー回路13、表
示灯14、操作部15、警報音及び報知音を発生させる
ためのスピーカSPを接続した音信号発生回路16、後
述のセンサー類を接続させるためのセンサー入力部20
や他の付属機器に所定の信号出力を行うための信号出力
部21を接続したI/Oポート17等が相互に接続され
ている。また、これらの各回路に必要な電力を供給する
ための電源回路18、及び停電等が生じて商用電源から
電源回路18への電力供給が停止されたときの予備電源
として機能する充電式のバックアップ電源19等も具備
されている。
【0012】上記各部のうち、操作部15には、図2に
示すように前面パネル1aに配置された防犯モード設定
スイッチ15aと報知モード設定スイッチ15bが具備
されている。但し、本発明では、これら二つのモード設
定スイッチ15a、15bを設けずに、一つのモード設
定スイッチで防犯モードと報知モードとの何れかに切替
えるようにしてもよい。また、操作部15には切スイッ
チ15cも具備されている。この切スイッチ15cは、
スピーカSPから発生される警報音や報知音を停止させ
たり、或いはこの防犯用警報機1の監視動作を中止した
いような場合に操作するためのものである。
【0013】表示灯14としては、図2に示すように、
交流電源灯14a、予備電源灯14bが設けられてい
る。これらは、防犯用警報機1の電源として、電源回路
18に電力を供給する商用電源とバックアップ電源19
との何れ側が用いられているかを点灯表示するためのも
のである。また、他の表示灯14としては、防犯モード
用の表示灯14c、14d、報知モード用の表示灯14
e、14f、及び非常用の表示灯14gも設けられてい
る。防犯モード用の表示灯14c、14dのうち、一方
の表示灯14dは、防犯モードの設定時に緑色で点灯す
るもので、他方の表示灯14cはその防犯モード時にお
いて警報を発報する際に赤色で点滅するものである。こ
れに対し、報知モード用の表示灯14e、14fのう
ち、一方の表示灯14fは、報知モードの設定時に緑色
で点灯し、他方の表示灯14eは報知モードでの報知発
報を行う際に赤色で点滅するものである。非常用の表示
灯14gは、防犯用警報機1の設定モードに関係なく後
述の非常用スイッチD1が操作されたときに赤色で点滅
するものである。
【0014】センサー入力部20は、防犯専用入力部2
0A、防犯/報知兼用入力部20B、報知専用入力部2
0C、及び非常用スイッチ入力部20D等を所定の接続
端子を用いて形成したものである。このうち、防犯専用
入力部20Aは、防犯専用のセンサーを接続させるため
のものである。具体的には、例えば図1における防犯専
用のセンサーA1〜A4として、店舗Sの天井面等に取
付けられた人体検知用の熱線検知器A1、窓部3a、3
bに取付けられた窓開放検知用の防犯センサーA2、A
3、及び店舗Sの正面出入口4に取付けられたシャッタ
ー5の開放を検知するシャッタースイッチA4等が適用
され、これらは配線LAを介して防犯専用入力部20A
に接続される。防犯専用のセンサーA1〜A4は、その
スイッチ接点がノーマルクローズ型であり、配線LAは
ループ配線として構成されている。尚、本発明における
センサーの概念は、狭義のセンサーに限定されず、各種
のスイッチ類や検知器等をも含む広義である。
【0015】また、防犯/報知兼用入力部20Bは、防
犯/報知兼用のセンサー、即ち、防犯用途と報知用途と
の双方に兼用させたいセンサーを接続させるためのもの
である。防犯/報知兼用のセンサーの具体例としては、
図1に示す店舗Sの裏口6の近辺に設けられた一組の赤
外線式人体検知器B1、B1aが適用され、この赤外線
式人体検知器B1、B1aは、配線LBを介して防犯/
報知兼用入力部20Bに接続される。この赤外線式人体
検知器B1、B1aについても、防犯専用のセンサーA
1〜A4と同様にそのスイッチ接点がノーマルクローズ
型であり、またその配線LBはループ配線である。尚、
この赤外線式人体検知器B1、B1aには、その使用を
オン・オフさせるためのキースイッチ7aや7bを設け
てもよい。このようなキースイッチ7a、7bを設け
て、防犯モードの設定時に店員等の正当な者が赤外線式
人体検知器B1、B1aを店舗Sの外側の位置でオフに
できるようにしておけば、警報用の発報を行わせること
なく店舗S内に侵入し、防犯モードの解除ができるの
で、好ましい。
【0016】報知専用入力部20Cは、来客を検知する
ための報知専用のセンサーを接続させるためのものであ
る。具体例としては、図1の店舗Sの正面玄関口4の内
側に設けられた赤外線式又は超音波式等の来客用センサ
ーC1が報知専用のセンサーとして適用され、配線LC
を介して接続される。この来客用センサーC1は、上記
した防犯専用のセンサーA1〜A4や防犯/報知兼用の
センサーB1、B1aとは異なり、スイッチ接点がノー
マルオープン型のセンサーである。非常用スイッチ入力
部20Dは、店舗S内の適当な位置に配置された非常用
スイッチD1を配線LDを介して接続させるためのもの
である。
【0017】防犯用警報機1のCPU10は、防犯モー
ドが設定された状態では、防犯専用入力部20A又は防
犯/報知兼用入力部20Bへのセンサー入力があったと
きに、音信号発生回路16を動作させて警報用の発報を
行うように制御すべく構成されている。警報用の発報音
としては、例えば『ピーポー、ピーポー』音が適用され
る。この発報音は、防犯専用入力部20Aや防犯/報知
兼用入力部20Bへのセンサー入力が長時間継続する場
合であっても、タイマー回路13による時間計時によ
り、一定時間経過後に自動停止させるように構成するこ
とが可能である。また、CPU10は、上記の防犯モー
ド時には、報知専用入力部20Cへのセンサー入力によ
っては警報と報知の何れの発報をも行わないよう制御す
べく構成されている。
【0018】一方、報知モードが設定された状態では、
防犯専用入力部20Aへのセンサー入力では警報動作は
勿論のこと、報知動作をも行わず、防犯/報知兼用入力
部20B又は報知専用入力部20Cへのセンサー入力が
あったときにのみ報知用の発報を行うように構成されて
いる。その際の発報用の発報音としては、防犯/報知兼
用入力部20Bへのセンサー入力時には『ピンポン』の
発報音が、また報知専用入力部20Cへのセンサー入力
時には『ポロロン』の発報音が適用され、これらの発報
音が明確に区別できるように構成されている。
【0019】尚、非常用スイッチD1が操作されたとき
には、CPU10は、設定モードの種別には関係なく、
『ピーポー』の警報音を発生させるべく音信号発生回路
16を動作させるように制御する。また、CPU10
は、警報用の発報動作を行うときには、信号出力部21
に配線L1、L2等を介して図1のように接続された自
動通報機8や増設ベル9に移報出力を行わせて、外部の
警備会社等への自動通報、或いは店舗Sの外部での警報
音の発生を可能とする信号出力制御をも行うように構成
されている。
【0020】次に、上記構成の防犯用警報機1を、図1
に示すようなシステムに適用した場合を一例として、そ
の作用について説明する。先ず、夜間等の店舗Sの非営
業時においては、防犯モード設定スイッチ15aの操作
により、防犯モードに設定しておけばよい。かかる防犯
モードでは、防犯専用のセンサーA1〜A4、及び防犯
/報知兼用のセンサーB1、B1aを適切に機能させる
ことができ、これらのうちの何れかのセンサーで異常が
検知されると、防犯用警報機1では警報用の発報を行
い、防犯が図られる。
【0021】一方、店舗Sの営業時間帯においては、報
知モード設定スイッチ15bを押圧操作し、防犯用警報
機1を報知モードに切替えておけばよい。かかる報知モ
ードでは、裏口6に設けられた防犯/報知兼用のセンサ
ーB1、B1aで人体が検知された場合、又は正面出入
口4の報知専用のセンサーC1で人体検知がなされた場
合には、報知用の発報がなされ、来客があったことを店
員等が容易に知ることができる。而して、その際には、
防犯専用のセンサーA1〜A4による異常検知では、発
報はなされない。即ち、例えばシャッター5や窓3a、
3b等を開け放しであっても、これが原因で防犯用警報
機1が発報し続けるようなことはなく、来客等の出入り
があったときにのみ報知用の発報が適切になされる。ま
た、かかる報知用の発報は、裏口6のセンサーB1、B
1aで人体検知がなされたときと、正面出入口4のセン
サーC1で人体検知がなされたときとでは、その音色が
異なるために、例えば正面出入口4から来客があった場
合と、裏口6から販売員や業者等が出入りした場合等と
を的確に区別することができ、その応対に便利となる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1乃至3に記載の本発明に係る報知発報機能を備えた
防犯用警報機によれば、報知モード設定時には、防犯専
用のセンサーからのセンサー入力によって不当な発報が
なされるようなことがなく、例えば防犯対象部位となる
窓やシャッター等が開いたままであっても、報知専用の
センサー及び防犯/報知兼用のセンサーからのセンサー
入力によって来客等に対する適切な報知用の発報を行わ
せることができ、また防犯モード設定時には、防犯専用
のセンサー及び防犯/報知兼用のセンサーを適切に機能
させて適切な防犯を図ることができる。その結果、本発
明では、従来のように、防犯用警報機とは別の報知のみ
を行わせるための報知機を追加使用するような必要がな
く、全体のシステム構成を簡素にし、費用の低減化が図
れるという格別な効果が得られる。
【0023】特に、請求項2に記載の本発明によれば、
報知専用入力部にセンサー入力があったときと、防犯/
報知兼用入力部にセンサー入力があったときでは、その
報知用の発報音が異なるので、この発報音に基づいて何
れの場所のセンサーが反応したのかを容易に判断するこ
とができ、その対応に便宜が図れる利点も得られる。
【0024】また、請求項3に記載の本発明によれば、
防犯専用のセンサー及び防犯/報知兼用のセンサーはそ
のスイッチ接点がノーマルクローズ型であることより、
これらの各センサーについてはループ状配線を用いて簡
易なセンサー接続が行える他、報知専用のセンサーはそ
のスイッチ接点がノーマルオープン型であることによ
り、例えば人体がセンサーの前方を通過したときにのみ
そのスイッチ接点を閉として、報知専用入力部へのセン
サー入力を短時間で終了させることができ、報知用の発
報が長時間継続してなされるような不具合を無くするこ
とができる利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る報知発報機能を備えた防犯用警報
機を店舗の防犯システムに使用した場合の一例を示す平
面図。
【図2】本発明に係る報知発報機能を備えた防犯用警報
機の外観構成の一例を示す正面図。
【図3】本発明に係る報知発報機能を備えた防犯用警報
機のハード構成の一例を示すブロック図。
【図4】従来の防犯用警報機を用いた防犯システムの一
例を示す説明図。
【符号の説明】
1 報知発報機能を備えた防犯用警報機 3a,3b 窓(店舗の) 4 正面出入口(店舗の) 5 シャッター(店舗の) 6 裏口(店舗の) 10 CPU 11 記憶部 14 表示灯 15 操作部 15a 防犯モード設定スイッチ 15b 報知モード設定スイッチ 16 音信号発生回路 20 センサー入力部 20A 防犯専用入力部 20B 防犯/報知兼用入力部 20C 報知専用入力部 A1〜A4 防犯専用のセンサー B1,B1a 防犯/報知兼用のセンサー C1 報知専用のセンサー S 店舗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防犯モードと報知モードとの何れかのモー
    ド設定を行うためのモード設定スイッチを有する報知発
    報機能を備えた防犯用警報機であって、 防犯専用のセンサーを接続させるための防犯専用入力部
    と、防犯/報知兼用のセンサーを接続させるための防犯
    /報知兼用入力部と、報知専用のセンサーを接続させる
    ための報知専用入力部とを具備し、 前記モード設定スイッチで防犯モードが設定された状態
    時に防犯専用入力部又は防犯/報知兼用入力部にセンサ
    ー入力があったときには、警報用の発報がなされると共
    に、報知モードが設定された状態時に報知専用入力部又
    は防犯/報知兼用入力部にセンサー入力があったときに
    は、報知用の発報を行うように構成されていることを特
    徴とする報知発報機能を備えた防犯用警報機。
  2. 【請求項2】上記報知専用入力部にセンサー入力があっ
    たときと、防犯/報知兼用入力部にセンサー入力があっ
    たときとでは、その報知用の発報音が異なるように構成
    されている請求項1に記載の報知発報機能を備えた防犯
    用警報機。
  3. 【請求項3】上記防犯専用のセンサー及び防犯/報知兼
    用のセンサーは、そのスイッチ接点がノーマルクローズ
    型のセンサーであると共に、報知専用のセンサーは、そ
    のスイッチ接点がノーマルオープン型のセンサーである
    請求項1又は2に記載の報知発報機能を備えた防犯用警
    報機。
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