JPH063511Y2 - 防災設備の受信機 - Google Patents

防災設備の受信機

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JPH063511Y2
JPH063511Y2 JP1988087378U JP8737888U JPH063511Y2 JP H063511 Y2 JPH063511 Y2 JP H063511Y2 JP 1988087378 U JP1988087378 U JP 1988087378U JP 8737888 U JP8737888 U JP 8737888U JP H063511 Y2 JPH063511 Y2 JP H063511Y2
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JP
Japan
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switch
receiver
fire
main
disaster prevention
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JP1988087378U
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JPH029988U (ja
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功 大沢
康男 鳥越
和年 大野
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、操作ストロークの短いシートスイッチ等を備
えた防災設備の受信機に関する。
[従来の技術] 従来、例えば火災受信機にあっては、主音響停止スイッ
チ、地区音響停止スイッチ、火災復旧スイッチ、更に点
検時に使用されるスイッチ等の各種の操作スイッチが設
けられており、近年にあってはスイッチ構造が簡単で小
型且つ安価なシートスイッチ等が使用される傾向にあ
る。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、操作ストロークの短いシートスイッチ等
を使用した場合には、スイッチ操作が確認しづらく、そ
こで、スイッチ操作を検出して確認用に設けたプザー等
により「ピッ」といった操作音を出すことが望まれる。
一方、火災受信機にはブザー等を用いた主音響装置が設
けられ、主音響装置は実際に火災状態とならなければ鳴
動せず、定期点検時を除き主音響装置が鳴動されること
がないため、実際に火災となった際に主音響装置が故障
により鳴動しない可能性がある。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、スイッチの操作確認と主音響装置の動作確認が同
時にできるようにした防災設備の受信機を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本考案にあっては、火災等の異
常時にブザー等の主音響装置を鳴動させる防災設備の受
信機に於いて、受信機に設けた各種の操作スイッチの操
作を検出した時に、短い時間だけ前記主音響装置を鳴動
させる制御手段を設けるようにしたものである。
[作用] このような構成を備えた本考案の防災設備の受信機にあ
っては、操作ストロークの短いスイッチを操作すると、
主音響装置が短時間鳴動されて操作音を出すようにな
り、主音響装置の操作音によってスイッチ操作が確認で
きると共に主音響装置の動作を同時に確認できる。
そのため受信機の信頼性が向上し、またスイッチ操作用
の音響装置を別途設ける必要がないため、受信機の小型
化とコストダウンを図ることができる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示した回路ブロック図であ
る。
第1図において、10は火災受信機であり、火災受信機
10からは警戒区域毎に感知器回線12a,12b,・
・・12nが引き出され、感知器回線12a〜12nに
は感知器回線12aに代表して示すように1又は複数の
火災感知器14が接続されている。
火災受信機10には感知器回線12a〜12nを接続し
た受信部16が設けられ、いずれかの感知器回線の発報
による発報信号を受信してインタフェース18を介して
CPU20に受信出力を生ずる。CPU20には各種の
受信制御に必要なデータを記憶する記憶部22が設けら
れる。
CPU20にはインタフェース24を介して圧電ブザー
等を用いた主音響装置26の駆動回路及び地区音響装置
鳴動用リレー28の駆動回路が接続され、CPU20で
火災受信を判別したときに主音響装置26を鳴動させる
と同時に発報回線に対応した地区音響装置を鳴動させ
る。尚、地区音響装置鳴動用リレー28及びその駆動回
路は感知器回線12a〜12nに対応して複数設けられ
る。
また、CPU20にはインタフェース30を介して表示
部32が接続され、表示部32には代表火災灯感知器回
線12a〜12nに対応した地区灯及び受信機の維持管
理に使用する各種の表示灯が設けられる。
更に、CPU20に対してはインタフェース34を介し
て各種の操作スイッチが設けられる。
この実施例において、36は主音響停止スイッチ、38
は地区音響停止スイッチ、40は火災復旧スイッチであ
り、これら3つのスイッチについては操作ストロークが
充分に大きいスイッチレバーを備えた操作スイッチを使
用している。一方、42a〜42nはシートスイッチで
あり、シートスイッチ42a〜42nとしては、例えば
後の説明で明らかにするように点検時に使用される各種
の操作スイッチに割り当てており、シートスイッチ42
a〜42nは操作ストロークが極く短いため、スイッチ
操作のみでは操作状態が確認しづらいスイッチである。
第2図は第1図の火災受信機10の一実施例を示した正
面図であり、受信機パネル10aに例えば5つの地区灯
44を上下方向に配列し、地区灯44の下側に操作スト
ロークの大きいスイッチレバーを備えた主音響停止スイ
ッチ36及び地区音響停止スイッチ38を設けている。
一方、地区灯44の右側には開閉自在なカバー46が設
けられ、カバー46内に操作ストロークの短いシートス
イッチを用いた点検時に使用する各種の操作スイッチを
設けている。即ち、カバー46内に設けられたシートス
イッチとして、48は予備電源試験スイッチ、50は蓄
積試験スイッチ、52は火災作動試験スイッチ、54は
試験復旧スイッチであり、またカバー46内の下部には
断線検出用ロータリースイッチ56が設けられている。
更にカバー46内には操作ストロークの大きいスイッチ
レバーを備えた火災復旧スイッチ40が設けられる。
更にまた、地区灯44の上部には表示部60が設けら
れ、表示部60には例えば交流電源灯、スイッチ注意
灯、感知器線断線灯、回路電圧灯、蓄積中灯等が設けら
れる。更に、表示部60の上には主音響装置26を内蔵
した音響窓62が形成されている。
再び第1図を参照するに、火災受信機10に設けたCP
U20には第2図に示した火災受信機10に設けられて
いる各種の操作スイッチのうち操作ストロークが短く操
作状態が確認しづらいスイッチ、即ちシートスイッチ4
2a〜42nのスイッチ操作を検出したときに主音響装
置26を短時間だけ鳴動させる制御機能が設けられる。
次に、上記の実施例の動作を説明する。
今、定期点検時等において、第2図に示すように火災受
信機10の受信機パネル10aに設けたカバー46を開
いてシートスイッチを用いた点検時に使用する操作スイ
ッチ48〜54のいずれかを操作すると、CPU20は
スイッチ操作が確認しづらいスイッチ操作が行なわれた
ことを検出し、スイッチ操作に連動してインタフェース
24を介して主音響装置26を短時間だけ鳴動させる。
即ち、シートスイッチを用いた操作スイッチ48〜54
のいずれかを操作すると主音響装置26より「ピッ」と
なる操作音が出される。
このためシートスイッチを操作したときの主音響装置2
6による操作音によってスイッチ操作を確認することが
できると同時に、主音響装置26が正常に動作すること
を確認できる。
尚、上記の実施例は点検時に使用する操作スイッチにつ
いてシートスイッチを用いた場合を例にとるものであっ
たが、主音響停止スイッチ36、地区音響停止スイッチ
38及び火災復旧スイッチ40についても同様にシート
スイッチとしてスイッチ操作に伴い主音響装置26を短
時間鳴動させるようにしてもよい。勿論、操作ストロー
クの短いスイッチはシートスイッチに限定されない。ま
た、従来から使用しているレバーを備えた操作スイッチ
等どのようなスイッチでもよい。
また、主音響装置としては圧電ブザー,ベル,スピーカ
等適宜の装置とすることができる。
更に、上記の実施例は火災受信機を例にとるものであっ
たが、防犯用受信機、ガス用受信機等適宜の防災設備の
受信機にそのまま適用することができる。
[考案の効果] 以上説明してきたように本考案によれば、操作ストロー
クの短いシートスイッチ等を操作すると主音響装置が短
時間鳴動されて操作音を出すようになり、主音響装置の
操作音によってスイッチ操作が確認できると共に主音響
装置自体の動作を同時に確認することができる。
そのため定常監視状態で主音響装置の動作確認が頻繁に
できるため、スイッチ操作で主音響装置から操作音が出
なくなる故障時には直ちに修理対策をとることができ、
その結果、受信機による主音響警報の信頼性が向上し、
またスイッチ操作用の音響装置を別途設ける必要がない
ため、受信機の小型化とコストダウンを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した回路ブロック図; 第2図は本考案の火災受信機の一実施例を示した正面図
である。 10:火災受信機 12a〜12n:感知器回線 14:火災感知器 16:受信部 18,24,30,32:インタフェース 20:CPU 22:記憶部 26:主音響装置 28:地区音響装置鳴動用リレー 32:表示部 36:主音響停止スイッチ 38:地区音響停止スイッチ 40:火災復旧スイッチ 42a〜42n:シートスイッチ 44:地区灯 46:カバー 48:予備電源試験スイッチ 50:蓄積試験スイッチ 52:火災作動試験スイッチ 54:試験復旧スイッチ 56:断線検出ロータリースイッチ 60:表示部 62:音響窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災等の異常時にブザー等の主音響装置を
    鳴動させる防災設備の受信機に於いて、 受信機に設けられた各種の操作スイッチの操作を検出し
    た時に、前記主音響装置を短時間だけ鳴動させる制御手
    段を設けたことを特徴とする防災設備の受信機。
JP1988087378U 1988-06-30 1988-06-30 防災設備の受信機 Expired - Lifetime JPH063511Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988087378U JPH063511Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 防災設備の受信機

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JP1988087378U JPH063511Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 防災設備の受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH029988U JPH029988U (ja) 1990-01-23
JPH063511Y2 true JPH063511Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=31311994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988087378U Expired - Lifetime JPH063511Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 防災設備の受信機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242427U (ja) * 1985-09-03 1987-03-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242427U (ja) * 1985-09-03 1987-03-13

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JPH029988U (ja) 1990-01-23

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