JP6557065B2 - 火災受信機及び火災報知設備 - Google Patents

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本発明は、警戒区域に設置した火災感知器からの火災信号を受信して火災警報を出力すると共に警戒区域に設置した地区音響装置から地区音響警報を出力させる火災受信機及び火災報知設備に関する。
従来、火災報知設備に設けられた例えばP型の火災受信機にあっては、火災受信機から引き出された回線に発信機や火災感知器を接続して回線単位に火災を監視しており、火災が発生した場合には、音響や表示灯によって管理人等の建物関係者に火災警報を出力すると共に、火災発生階及び直上階に設置した地区音響装置から地区音響警報を出力するようにしている。
一方、火災報知設備の施工や保守点検の際に、火災感知器の発報試験を行う場合には、火災受信機で連動制御や蓄積受信機能等を解除した状態で、試験治具を用いて火災感知器を実際に発報させ、火災信号の受信により地区音響装置を鳴動して警報動作を確認するようにしている。
特開平05−151478号公報 特開平2002−026744号公報
しかしながら、このような従来の火災報知設備における感知器試験にあっては、火災感知器を試験発報して地区音響警報が出力されることを確認したら、火災受信機の地区音響停止スイッチを操作して地区音響警報を停止しており、地区音響停止操作を火災感知器の発報試験を行う毎に繰り返すことから操作が煩雑であり、また、警戒区域では明瞭に聞きとり可能な音量で地区音響警報を鳴動することから騒音問題も懸念され、地区音響警報が出たら直ぐに地区音響停止スイッチを操作するような作業が要求され、作業負担が大きくなる問題がある。
本発明は、音響警報が出された場合にスイッチ操作を必要とすることなく、感知器試験に伴う地区音響警報を短時間鳴動として騒音問題や突然鳴動することによる作業員の精神的負担を低減可能とする火災受信機及び火災報知設備を提供することを目的とする。
(火災受信機)
本発明は、警戒区域に設置した火災感知器からの火災信号を受信して火災警報を出力すると共に警戒区域に設置した地区音響装置を鳴動して地区音響警報を出力させる火災受信機に於いて、
保守施工モードを設定した状態で短時間鳴動スイッチを操作した場合に短時間鳴動モードを設定し、当該短時間鳴動モードの設定状態で火災感知器から火災信号を受信した場合に、地区音響装置を所定の短時間鳴動して停止する制御を行う制御部を設けたことを特徴とする。
(短時間鳴動モードの解除)
制御部は、短時間鳴動モードの設定状態で、短時間鳴動スイッチの解除操作、保守施工モードの解除操作又は火災断定操作を検出した場合に、短時間鳴動モードを解除する。
(火災報知設備)
また、本発明は、警戒区域に設置した火災感知器からの火災信号を受信して火災受信機で火災警報を出力すると共に警戒区域に設置した地区音響装置を鳴動して地区音響警報を出力させる火災報知設備に於いて、火災受信機に、保守施工モードを設定した状態で短時間鳴動スイッチを操作した場合に短時間鳴動モードを設定し、当該短時間鳴動モードの設定状態で火災感知器から火災信号を受信した場合に、地区音響装置を所定の短時間鳴動する制御部を設けたことを特徴とする。
また、火災受信機の制御部は、短時間鳴動モードの設定状態で、短時間鳴動スイッチの解除操作、保守施工モードの解除操作又は火災断定操作を検出した場合に、短時間鳴動モードを解除する。
(基本的な効果)
本発明は、警戒区域に設置した火災感知器からの火災信号を受信して火災警報を出力すると共に警戒区域に設置した地区音響装置を鳴動して地区音響警報を出力させる火災受信機に於いて、保守施工モードを設定した状態で短時間鳴動スイッチを操作した場合に短時間鳴動モードを設定し、当該短時間鳴動モードの設定状態で火災感知器から火災信号を受信した場合に、地区音響装置を所定の短時間鳴動して停止する制御を行う制御部を設けるようにしたため、保守施工モードの設定状態で火災受信機の短時間鳴動スイッチを操作すると地区音響警報の短時間鳴動モードが設定され、この状態で火災感知器の発報試験による火災信号を受信すると、地区音響警報は例えば1〜2秒といった短時間鳴動して自動的に停止し、地区音響停止スイッチの音響停止操作を感知器発報試験毎に行う必要がなくなり、火災受信機側での操作負担が解消される。また、感知器試験による地区音響の鳴動時間は1〜2秒といった短時間鳴動であることから、明瞭な聞きとり可能とする大音量であっても、短時間鳴動であることから騒音問題を低減可能とし、更に、突然鳴動することによる作業員の精神的負担を軽減可能とする。
(短時間鳴動モードの解除による効果)
また、制御部は、短時間鳴動モードの設定状態で、短時間鳴動スイッチの解除操作、保守施工モードの解除操作又は火災断定操作を検出した場合に、短時間鳴動モードを解除するようにしたため、短時間鳴動スイッチによる解除操作以外に、保守施工モード解除操作や火災断定操作といったスイッチ操作により、短時間鳴動スイッチの解除操作を必要とすることなく、地区音響装置を短時間鳴動する短時間鳴動モードを解除可能とする。
なお、本発明による火災報知設備の効果も、前述した火災受信機の場合と同様である。
火災受信機を正面から示した説明図 火災受信機の操作部を、子扉を開いた状態で取り出して示した説明図 火災受信機の機能構成を示したブロック図 地区音響装置を短時間鳴動する火災受信機の制御動作を示したフローチャート
[火災受信機の概要]
図1はP型の火災受信機を正面から示した説明図、図2は火災受信機の操作部を、子扉を開いた状態で取り出して示した説明図である。
図1に示すように、火災受信機10は建物の防災センタや管理人室等に設置されており、火災感知器を信号回線により接続して火災を監視し、また、警報回線に地区音響装置等を接続している。
火災受信機10の筐体前面に配置した扉パネル11には、表示部12及び操作部14を配置しており、操作部14の下側には開閉自在な子扉16を設け、子扉16の内側を扉内操作部とし、点検作業等を行う場合に、必要に応じて子扉16を下側に開いて扉内操作部のスイッチ操作を可能としている。
表示部12には火災代表灯、防排煙代表灯、地区表示灯、発信機灯、交流電源灯、予備電源灯、スイッチ注意灯、蓄積中灯等を設けている。操作部14の子扉16の上側には、音響停止スイッチ、火災断定スイッチ、地区音響停止スイッチ等を設けている。
火災受信機10の内部となる扉パネル11の裏面等には保守施工モード設定スイッチ15を配置しており、扉パネル11の施錠を解除して開くことで、保守施工モード設定スイッチ15を操作すると、火災受信機10に保守施工モードを設定することができる。なお、施工時には、扉パネル11を開いて電源スイッチ(図示せず)と保守施工モード設定スイッチ15を同時に操作することで、火災受信機10を保守施工モードで立ち上げることができる。
また、火災受信機10の内部となる扉パネル11の裏面等には短時間鳴動スイッチ18を配置しており、保守施工モード設定スイッチ15を操作して火災受信機10に保守施工モードを設定した場合に、短時間鳴動スイッチ18を操作して火災受信機10に短時間鳴動モードを設定することができる。
[操作部の詳細]
図2に示すように、子扉16で覆われる扉内操作部60の上側となる操作部14には、
火災警報が出力されて火災を現場確認した際に操作する火災断定スイッチ40、火災受信機の音響警報を停止する音響停止スイッチ42、地区音響装置による地区音響警報を一時的に停止する地区音響停止スイッチ44、音声ガイダンスを必要とする場合に操作する音声案内スイッチ46、非常電話機とハンドフリーで通話を行う場合に操作するマイクスイッチ48及び内部にスピーカを配置した音響孔52を設けている。ここで、地区音響停止スイッチ44により地区音響停止操作を行うと所定時間のあいだ地区音響警報を停止するが、所定時間が経過すると停止が自動的に解除されて地区音響警報が再開される。
また、子扉16を開いた扉内操作部60の右端には、火災を現場確認した場合や火災の鎮火が確認された場合に火災受信機10を監視状態に戻す復旧スイッチ50を設けている。
また、操作部14の下側の子扉16で覆われる扉内操作部60には、復旧スイッチ50以外に、連動・起動遮断スイッチ、消火栓連動停止スイッチ、非常放送連動停止スイッチ、移報停止スイッチ、主音響停止スイッチ、付属音響停止スイッチ、障害音響停止スイッチ等の保守点検や回線登録の際に仕様する各種のスイッチを配置している。
図1及び図2に示した火災受信機10を備えた火災報知設備で火災感知器の発報試験を行う場合には、火災受信機10の内部に設けた保守施工モード設定スイッチ15を操作することで保守施工モードを設定し、更に、火災受信機10の内部に設けた短時間鳴動スイッチ18を操作することで、火災受信機10に地区音響装置の短時間鳴動モードを設定し、この状態で火災感知器の発報試験による火災信号を受信すると、地区音響装置を1〜2秒程度の短時間鳴動して停止する短時間鳴動制御が行われる。なお、短時間鳴動モードにおける地区音響装置の鳴動時間は1秒以下の短い時間であっても良い。
火災受信機10の保守施工モードとは、スイッチ操作を必要とすることなく、音響警報停止、連動停止、移報停止等の制御状態を自動的に生成して動作するモードであり、保守施工モードの設定状態で例えば試験治具を使用して感知器試験を行っても、連動制御、移報制御が行われず、音響警報も出されず、火災受信機10の表示のみで感知器試験発報を確認することを可能とする。
具体的には、火災受信機10に保守施工モードを設定すると、操作部14に設けた地区音響停止スイッチ44及び扉内操作部60に設けている音響警報停止、連動停止、及び移報停止のための所定のスイッチを操作したと同じ火災受信機10の動作状態が得られ、各スイッチに一体又は隣接して設けている操作表示灯が点灯する。
このため火災受信機10に保守施工モードを設定した状態で感知器試験を行って発報確認のため地区音響装置を鳴動したい場合には、鳴動停止状態となっている操作部14の地区音響停止スイッチ44を定位状態に操作して鳴動停止を解除し、感知器試験により地区音響装置が鳴動する毎に地区音響停止スイッチ44を操作して定位状態から音響停止状態とする必要がある。このような場合には、火災受信機10内に設けた短時間鳴動スイッチ18を操作して短時間鳴動モードを設定することで、地区音響停止スイッチ44の操作を必要とすることなく、感知器試験発報により地区音響装置を短時間鳴動する制御が可能となる。
[火災受信機]
(火災受信機の構成)
図3は火災受信機の機能構成の概略を示したブロック図である。図3に示すように、P型の火災受信機10から監視領域に対し火報回線24、警報回線32、更に図示しない防排煙回線や制御回線を引き出している。火報回線24には、火災感知器26や発信機28等を接続している。警報回線32には地区音響装置34を接続しており、地区音響装置34は警報制御信号を受信すると内蔵したスピーカから明瞭に聞きとり可能な音量による地区音響警報音を出力する。
火災受信機10は、制御部20を備え、制御部20は、CPU、メモリ、各種の入出力ポートを備えたコンピュータ回路で構成している。制御部20に対しては、回線受信部22、回線制御部30、表示部12、操作部14、警報部36、移報部38を設けている。
回線受信部22は火災感知器26の火災検知による発報動作又は発信機28の押し釦操作で流れる発報電流を検出して火災信号を制御部20に出力する。火災感知器26は煙濃度や温度に基づく火災を検知している場合に発報動作を継続しており、煙濃度や温度に基づく火災状態が解消されると発報動作を停止する。このため回線受信部22は火災感知器26が火災を検知して発報動作をしている間、火災信号を出力しており、火災感知器26の火災発報動作が停止すると火災信号の出力を停止する。
回線制御部30は地区音響装置34に警報制御信号を出力し、地区音響警報音を出力させる。表示部12は、図1に示したように、扉パネル11の前面に設けた各種の表示灯や表示器を備えている。
操作部14は、図2に示した各種の操作スイッチを備えている。警報部36には音響警報や音声案内を行うスピーカやブザー等を設けている。移報部38には、外部接続する例えば表示盤等に火災代表移報信号や回線移報信号を出力する無電圧リレー接点を用いた移報回路を設けている。
(火災受信機の短時間鳴動制御)
火災受信機10の制御部20は、通常監視モードにより火災監視制御を行っており、火災感知器26又は発信機28からの火災信号を受信すると、表示部12により火災代表表示と地区表示を行い、また、警報部36により主音響警報を出力し、更に、オフィスビル等を例にとると、火災発生階及び直上階に設置した地区音響装置34から地区音響警報音を出力させる火災対処制御を行う。
また、制御部20は、図1に示した扉パネル11を開き、扉パネル11の裏面等に配置している保守施工モード設定スイッチ15の操作を検出すると、保守施工モードを設定する。制御部20が保守施工モードを設定すると、通常監視モードで行っていた火災信号を受信した場合の音響警報、連動制御、移報制御などを停止する動作状態となり、この状態で、試験治具を用いた火災感知器26の試験等を行っても、音響警報、連動制御及び移報制御が行われず、火災受信機10の火災代表表示や地区表示により試験発報を確認可能とする。
また、制御部20は、保守施工モードを設定した状態で、扉パネル11の裏面等に配置に配置している短時間鳴動スイッチ18の操作による短時間鳴動操作を検出した場合に地区音響装置に対する短時間鳴動モードを設定する制御を行う。制御部20が短時間鳴動モードを設定すると、保守施工モードの設定による音響警報の停止状態であっても、火災感知器26の試験治具を用いた発報試験に基づく火災信号を検出すると、感知器試験を行った警戒区域に対応した回線制御部30に指示して警報制御信号を所定の短時間、例えば1〜2秒程度のあいだ出力する制御を行い、これにより感知器試験を行った警戒区域に設置している地区音響装置34を短時間鳴動して停止させる。
また、制御部20は、短時間鳴動モードの設定状態で、短時間鳴動スイッチ18の解除操作を検出した場合に、短時間鳴動モードを解除する制御を行う。また、制御部20は、短時間鳴動モードの設定状態で、保守施工モード設定スイッチ15による保守施工モード解除操作を検出した場合に、保守施工モードを解除すると共に短時間鳴動モードを解除する制御を行う。更に、制御部20は、短時間鳴動モードの設定状態で、火災警報に対し火災を現場確認した場合の火災断定スイッチ40による火災断定操作を検出した場合にも、保守施工モードを解除すると共に短時間鳴動モードを解除する制御を行う。
[火災受信機の制御動作]
図4は火災受信機の制御動作を示したフローチャートであり、火災受信機10に設けた制御部20の制御動作となる。
図4に示すように、火災受信機10の制御部20は、通常監視状態でステップS1のように通常監視モードの設定による火災監視制御を行っている。この火災監視制御中にステップS2で火災受信機10内に設けている保守施工モード設定スイッチ15の操作による保守施工モードの設定操作を検出すると、ステップS3に進んで保守施工モードを設定し、音響警報停止、連動停止及び移報停止とした動作状態となる。
この保守施工モードによる動作状態では、例えば試験治具を用いた火災感知器の発報試験等の点検作業を行って火災信号を受信しても、音響警報停止を行っているため、地区音響装置34を含む全ての音響警報の鳴動は行われない。保守施工モードの動作状態で地区音響装置34を鳴動するためには、火災受信機10内に設けている短時間鳴動スイッチ18を操作する。
制御部20はステップS4で短時間鳴動スイッチ18による短時間鳴動操作を検出するとステップS5に進み、地区音響装置の短時間鳴動モードを設定する。制御部20は、短時間鳴動モードを設定した状態で、火災感知器の発報試験による火災信号の受信をステップS6で検出するとステップS7に進み、保守施工モードの設定による音響警報停止に関わらず、試験発報を行った火災感知器と同じ警戒区域の地区音響装置34に警報制御信号を送信し、地区音響警報を所定の短時間例えば1〜2秒のあいだ鳴動する。
このため火災感知器の試験発報に対し地区音響装置34は、地区音響停止スイッチ44の操作を必要とすることなく、自動的に1〜2秒といった短時間鳴動して停止し、また、短時間鳴動であることから騒音問題も低減可能とし、オフィスビル等での感知器試験を平日昼間の時間帯に行うことを可能とする。
感知器試験が終了した場合には、試験員は火災受信機10内の短時間鳴動スイッチ18を定位とする操作、即ち短時間鳴動を解除する操作を行う。これに対し制御部20はステップS8で短時間鳴動スイッチ18の解除操作を検出するとステップS10に進んで短時間鳴動モードを解除し、ステップS4に戻る。
また、制御部20はステップS9で保守施工モード設定スイッチ15による保守施工モードの解除操作を検出した場合はステップS11に進み、短時間鳴動モード及び保守施工モードを解除し、ステップS1の通常監視モードによる火災監視制御に戻る。
なお、図4のフローチャートに示していないが、短時間鳴動モードの設定状態で火災信号を受信して警報し、これに基づき火災を現場確認して火災断定スイッチ40を操作した場合にも、ステップS11と同様に、短時間鳴動モード及び保守施工モードを解除し、ステップS1の通常監視モードによる火災監視制御に戻り、火災対処制御を行う。
[本発明の変形例]
(R型火災報知設備)
上記の実施形態はP型の火災受信機を例とっているが、R型として知られた伝送回線にアドレスを設定したアナログ火災感知器を接続して感知器単位に火災を監視して警報する火災受信機についても、保守施工モードの設定状態で短時間鳴動スイッチを操作した場合に地区音響装置に対する短時間鳴動モードを設定し、火災感知器の発報試験による火災信号の受信に対し地区音響装置を短時間鳴動する制御を行うようにする。
(制御テーブルによる短時間鳴動制御)
上記の実施形態は、地区音響停止スイッチに対応した制御テーブルの状態を「音響停止」から「定位」に設定変更している時間に基づいて地区音響装置を短時間鳴動する制御を行っているが、これは一例であり、制御テーブルを使用することなく地区音響装置を短時間鳴動させる適宜の制御としても良い。
(その他)
また、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:火災受信機
11:扉パネル
12:表示部
14:操作部
15:保守施工モード設定スイッチ
16:子扉
18:短時間鳴動スイッチ
20:制御部
22:回線受信部
24:火報回線
26:火災感知器
28:発信機
30:回線制御部
32:警報回線
34:地区音響装置
36:警報部
38:移報部
40:火災断定スイッチ
42:音響停止スイッチ
44:地区音響停止スイッチ
46:音声案内スイッチ
48:マイクスイッチ
50:復旧スイッチ
60:扉内操作部

Claims (4)

  1. 警戒区域に設置した火災感知器からの火災信号を受信して火災警報を出力すると共に前記警戒区域に設置した地区音響装置を鳴動して地区音響警報を出力させる火災受信機に於いて、
    保守施工モードを設定した状態で短時間鳴動スイッチを操作した場合に短時間鳴動モードを設定し、当該短時間鳴動モードの設定状態で前記火災感知器から火災信号を受信した場合に、前記地区音響装置を所定の短時間鳴動する制御を行う制御部を設けたことを特徴とする火災受信機。
  2. 請求項1記載の火災受信機に於いて、前記制御部は、前記短時間鳴動モードの設定状態で、前記短時間鳴動スイッチの解除操作、前記保守施工モードの解除操作又は火災断定操作を検出した場合に、前記短時間鳴動モードを解除することを特徴とする火災受信機。
  3. 警戒区域に設置した火災感知器からの火災信号を受信して火災受信機で火災警報を出力すると共に前記警戒区域に設置した地区音響装置を鳴動して地区音響警報を出力させる火災報知設備に於いて、
    前記火災受信機に、保守施工モードを設定した状態で短時間鳴動スイッチを操作した場合に短時間鳴動モードを設定し、当該短時間鳴動モードの設定状態で前記火災感知器から火災信号を受信した場合に、前記地区音響装置を所定の短時間鳴動する制御部を設けたことを特徴とする火災報知設備。
  4. 請求項3記載の火災報知設備に於いて、前記火災受信機の制御部は、前記短時間鳴動モードの設定状態で、前記短時間鳴動スイッチの解除操作、前記保守施工モードの解除操作又は火災断定操作を検出した場合に、前記短時間鳴動モードを解除することを特徴とする火災報知設備。
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