JP3929209B2 - 地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム - Google Patents

地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2台の火災受信機を相互に接続することにより、地区音響の相互鳴動機能を備えた自動火災報知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビルやマンションなどには自動火災報知システムが導入されており、火災感知器が作動すれば、火災受信機がこれを検知して、火災感知器に対応して登録された地区音響装置を鳴動させ、火災の発生を報知している。
このようなシステムでは、既に設置されている1台の火災受信機では、監視規模が小さいため、建物が増設などによって監視規模が大きくなったときに対応できない場合が生じる。このため、増設した建物用に火災受信機をもう1台設置して、合計2台の火災受信機で建物全体を監視するようにしている。
【0003】
この場合、一方の火災受信機に接続した火災感知器が作動すると、その受信機において地区音響を鳴動させるとともに、他方の火災受信機においても地区音響を鳴動させる(地区音響相互鳴動機能)。
図7は、従来の自動火災報知システムの構成の一例を示す図である。2台の火災受信機100(#A,#B)は相互に接続されており、火災受信機100(#A)において、火災の発生を検知すると、BL+(電源DC24V)→地区ベルB(地区音響装置)→BC(電源GND)の経路で電源が供給され、この受信機100(#A)の警戒範囲において地区ベルBが鳴動する。これとともに、火災受信機100(#B)では、Ic+(電源DC24V)→Fc2→Fa2→地区ベルB(地区音響装置)→BC(電源GND)となって、この受信機100(#B)の警戒範囲においても地区ベルBが鳴動する。
【0004】
また、現在では、地区音響の鳴動方式として、逐次鳴動が規格として法令化されている。逐次鳴動とは、地区音響が一旦停止しても、一定時間経過後又はその時間内に火災が確定すると、自動的に再鳴動するものである。なお、火災の確定には、別の回線の火災感知器が発報した場合と、同じ回線であっても発信機のボタン操作がされた場合とがある。
【0005】
ところが、逐次鳴動機能を図7に示した構成で実現する場合、地区音響の相互鳴動は行うものの、地区音響を一時停止してから一定時間経過後に、両方の受信機100(#A,#B)において地区音響を鳴動できなかった。例えば、火災受信機100(#A)側で火災が発生すると、双方の火災受信機100(#A,#B)において地区音響は鳴動する。そして、火災受信機100(#A)において、地区音響の一時停止操作をした場合は、一定時間経過後も、火災信号の入力があるので、受信機100(#A)側の地区音響は再度鳴動する。ところが、火災受信機100(#B)において、地区音響の一時停止操作をした場合は、一定時間が経過しても、火災信号の入力がないので、受信機100(#B)側の地区音響は鳴動しない。
【0006】
図8には、別のシステム構成を図示しており、2台の火災受信機110(#A,#B)の各々は、火災受信のための感知器回線端子(Ln,C)の1つ(L1,C)と、他方の火災受信機110の火災代表リレー端子(Fa,Fb)とを相互に接続する。例えば、火災受信機110(#A)において、火災感知器Sから端子(Ln,C)を通じて火災信号入力があると、火災受信機110(#A)は、地区ベルBを鳴動させ、火災が発生した回線の場所を地区表示灯で表示し、火災代表リレーrを閉じる。他方の火災受信機110(#B)では、感知器回線端子(L1,C)から火災信号入力があるので、地区ベルをBを鳴動させて、火災が発生した回線の場所を地区表示灯で表示し、火災代表リレーrを閉じる。
【0007】
そうすると、火災受信機110(#A)では、火災受信機110(#B)から端子(L1,C)を介して火災信号入力があるので、火災が発生した回線とは別の回線の場所を地区表示灯で表示することになり、1つの回線での火災発生に対して、2回線分の表示を行うことになる。また、他方の火災受信機110(#B)では、1回線分の表示を行っているので、互いの表示が同じにならず紛らわしくなる。
【0008】
更に、火災を復旧させて監視状態に戻る場合、上記したように、2台の火災受信機110(#A,#B)は、連鎖的に動作しているため、2台の受信機110(#A,#B)の火災復旧スイッチを同時に操作しないと、元の状態に戻すことが出来なかった。以上のことから、このシステムは、運用時や定期点検時の取り扱いが難しかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように、上記従来の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システムでは、規格の改正による逐次鳴動機能を実現することができず、また、2台の火災受信機の表示や復旧操作が紛らわしくなっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、地区音響の相互鳴動を行う2台の火災受信機において、逐次鳴動機能を実現するとともに、2台の火災受信機の各々に対する表示や操作方法が分かりやすくすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システムでは、少なくとも火災感知器と地区音響装置とを接続した火災受信機を備えた自動火災報知システムにおいて、上記火災受信機は、上記相互鳴動端子を有した相互鳴動信号受信回路と、上記火災代表リレー接点端子を有した火災代表リレー接点とを備え、上記火災感知器が作動して火災信号を受信したときには、上記地区音響装置を鳴動させるとともに、上記火災代表リレー接点を閉じ、かつ上記相互鳴動端子には、同一の構成とした別の火災受信機の火災代表リレー接点端子、あるいは上記火災報知システムの諸警報設備のいずれか一方を接続できる構成としている。
【0011】
そして、上記火災受信機は、上記別の火災受信機の火災代表リレー接点端子からの信号入力を検出したときには、上記火災代表リレーの接点を閉じないまま、上記地区音響装置を鳴動させる相互鳴動機能と、上記諸警報設備による警報信号入力を検知したときには、それを報知する諸警報機能とのいずれか一方の機能を選択設定する選択設定手段を備えたことを特徴としている。
【0012】
請求項2では、請求項1において、上記火災受信機は、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出している間、信号入力を検出している旨を表示する表示手段を更に備える。
請求項3では、請求項1又は請求項2において、上記火災受信機は、地区音響強制停止スイッチを更に備えており、この地区音響強制停止スイッチが操作され、かつ、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出したときは、地区音響装置の鳴動を強制停止させることを特徴とする。
【0013】
地区音響強制停止操作スイッチの操作が、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出する前であるときには、最初から地区音響装置は鳴動することはないが、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出し、地区音響装置を鳴動している最中であったときには、その時点から地区音響装置の鳴動を停止する。また、後述する地区音響の一時停止の所定時間内であったときには、その所定時間が経過しても、地区音響装置は鳴動せず、以降、この地区音響強制停止スイッチの操作が解除されない限り、地区音響装置は鳴動しない。
【0014】
請求項4では、請求項1又は請求項2において、上記火災受信機は、地区音響一時停止スイッチを更に備えており、火災信号を受信していない状態において、地区音響一時停止スイッチが操作され、かつ、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出したときには、所定時間が経過するまで、地区音響装置の鳴動を停止させることを特徴とする。
【0015】
これによって、上記火災受信機と、該火災受信機と同一の構成とした別の火災受信機との間で、互いに相互鳴動端子と火災代表リレー端子とを接続したシステムにおいては、相互鳴動機能及び逐次鳴動機能が実現できる。地区音響一時停止操作スイッチの操作が、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出する前であるときには、その信号を検出した時点から所定時間経過後に地区音響装置が鳴動する。また、地区音響一時停止操作スイッチの操作が、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出し、地区音響装置を鳴動している最中であったときには、その時点で地区音響装置の鳴動を停止し、そこから所定時間が経過した後に地区音響装置が鳴動する。所定時間内に、再度、地区音響一時停止スイッチが操作されたときには、この操作は無視される。
【0016】
請求項5では、請求項4において、上記火災受信機は、所定時間内に、火災信号を受信したときには、地区音響装置の鳴動停止を解除させることを特徴とする。すなわち、火災信号を受信すると、地区音響の一時停止の所定時間の経過を待たずに、その時点から地区音響装置が鳴動する。
請求項6では、請求項1又は請求項2において、上記火災受信機は、地区音響一時停止スイッチを更に備えており、火災信号を受信し、地区音響一時停止スイッチが操作されて、地区音響装置の鳴動を停止させている所定時間内に、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出したときには、地区音響装置の鳴動停止を解除させることを特徴とする。
【0017】
請求項7では、請求項1又は請求項2において、上記火災受信機は、火災信号を受信していない状態において、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出し、地区音響装置を鳴動させている間に、相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、地区音響装置の鳴動を停止させることを特徴とする。
請求項8では、請求項1又は請求項2において、上記火災受信機は、地区音響一時停止スイッチを更に備えており、火災信号を受信していない状態において、地区音響一時停止スイッチが操作され、かつ、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出して、地区音響装置の鳴動を停止させている所定時間内に、相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、所定時間が経過しても、地区音響装置を鳴動させないことを特徴とする。
【0018】
ここに、地区音響一時停止操作スイッチの操作は、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出する前でも、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出した後でもよい。また、所定時間経過後は、火災信号を受信するまで、又は相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出するまでは、地区音響装置が鳴動することはない。
請求項9では、請求項1又は請求項2において、上記火災受信機は、火災信号を受信し、かつ、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出して、地区音響装置を鳴動させている間に、相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、地区音響装置の鳴動を継続させることを特徴とする。このときの地区音響装置の鳴動開始は、火災信号の受信、相互鳴動信号受信回路の信号入力の検出のいずれを契機としてもよい。
【0019】
請求項10では、請求項1又は請求項2において、上記火災受信機は、地区音響一時停止スイッチを更に備えており、火災信号を受信し、かつ、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出し、かつ、地区音響一時停止スイッチが操作され、地区音響装置の鳴動を停止させている所定時間内に、相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、所定時間の経過後に地区音響装置を鳴動させることを特徴とする。このとき、火災信号の受信、相互鳴動信号受信回路による信号入力の検出、地区音響一時停止スイッチの操作は、どのような順番であってもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。
図1は、地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システムの構成の一例を示した図である。2台の火災受信機1(#A,#B)は、互いに相互鳴動端子(SB,SBc)と火災代表リレー端子(Fa,Fc)とを接続している。
【0021】
各々の火災受信機1は、少なくとも、火災感知器Sを接続した1又は複数の感知器回線(Ln,C)と、地区音響装置B(地区ベル)を接続した1又は複数の地区音響回線(BL,BC)とを接続している。なお、感知器回線(Ln,C)には、ボタン操作によって火災信号を発信する発信機を接続可能になっている。
また、2台の火災受信機1の各々は、相互鳴動端子(SB,SBc)を有した相互鳴動信号受信回路10と、火災代表リレー接点端子(Fa,Fc)を有した火災代表リレー接点rとを備えている。
【0022】
各火災受信機1は、火災感知器Sが作動して火災信号を受信したときには、地区音響装置Bを鳴動させるとともに、火災代表リレー接点rを閉じる。一方、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出したときには、地区音響装置Bを鳴動させる。すなわち、火災代表リレー接点rを閉じれば、他方の火災受信機1の相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検知するので、このような構成により、2台の火災受信機1において簡単に相互鳴動機能を実現することができる。
【0023】
また、火災受信機1には、定期点検時に地区音響の鳴動を完全に停止させるために操作する地区音響強制停止スイッチSW1と、地区音響を一時的に停止させるために操作する地区音響一時停止スイッチSW2と、地区音響の一時停止状態を解除するために操作する地区音響一時停止解除スイッチSW3と、火災表示や地区音響の鳴動を元の監視状態に戻し、閉じていた火災代表リレー接点rを開いた状態に戻すために操作する火災復旧スイッチSW4とを備えている。
【0024】
図2には、相互鳴動信号受信回路10の構成の一例を示している。この相互鳴動信号受信回路10では、他方の火災受信機1において火災代表リレー接点rが閉じられると、DC24から供給される電流が、フォトカプラPC1のダイオードに流れて、フォトカプラPC1のトランジスタがオンになる。詳しくは、電流は、DC24V電源→フォトカプラPC1のダイオード→抵抗R1→端子SB→他方の火災受信機1の端子Fa→火災代表リレー接点r→端子Fc→端子SBc→電源GNDの経路で流れる。
【0025】
すると、マイコンMCが、フォトカプラPC1のトランジスタがオンになり、接続端子の信号レベルが「H」から「L」に変化したことを検出する。これによって、他方の火災受信機1において、火災代表リレー接点rが閉じられ、地区音響装置Bが鳴動していることが認識でき、地区音響相互鳴動機能を実行できる。
そして、マイコンMCが、接続端子の信号レベルが「L」から「H」に変化したことを検出すれば、他方の火災受信機1において、火災復旧スイッチSW4が操作され、火災代表リレー接点rが開き、地区音響装置Bの鳴動が停止し又は一時停止状態がクリアされて、復旧したことが認識できる。
【0026】
なお、この相互鳴動信号受信回路10及び相互鳴動端子(SB,SBc)は、他の火災受信機1と接続しないときは、諸警報設備を接続して使用することが出来る。消火栓ポンプの故障や、呼水槽の満水・減水などを示す諸警報信号を検知すると、その旨の表示や警報出力を行う。相互鳴動機能に使用するか諸警報機能に使用するかは、ディップスイッチのオン・オフ設定、ジャンパー線の配線カット、フラッシュメモリなどへの設定などによって選択できるようにすればよい。
【0027】
次に、図3に各火災受信機1の外観の例を示す。火災受信機1には、火災感知器S又は発信機が作動して火災信号を受信したときに、その作動した火災感知器Sなど(感知器回線)に対応した設置場所及びその状態を表示する地区窓11と、各種スイッチを有した操作パネル12とを備えている。操作パネル12には、この火災受信機1からの主音響を出力させるスピーカSPを備えている。
【0028】
図4には操作パネル12の例を示している。図示した操作パネル12には、地区音響強制停止スイッチSW1は備わっておらず、地区音響強制停止スイッチSW1は、火災受信機1の正面の扉を開いたときに、その扉の裏側に設けられている。これは、地区音響強制停止スイッチSW1は、定期点検時にのみ操作されるものであり、監視時における誤操作を防ぐためである。
【0029】
また、この図では、地区音響一時停止スイッチSW2と地区音響一時停止解除スイッチSW3とは同じスイッチで構成されており、スイッチ操作の度に、その機能が交互に切り換わり、それと同時に内部のランプが点滅、消灯するようになっている。
操作パネル12には、更に、諸警報表示部12aを備えており、消火栓ポンプなどの諸設備に異常が発生したときにランプが点灯するようになっている。この諸警報表示部12aは、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出している間、信号入力を検出している旨を表示する表示手段を構成することができる。これによって、定期点検時などに、2台の火災受信機1を相互に接続した配線の導通を容易に確認できる。
【0030】
次に、一方の火災受信機1の動作を図5にフローチャート(S100〜S114)で示す。この図には、他方の火災受信機1が火災信号を受信したときの動作を示している。なお、他方の火災受信機1が火災信号を受信したときには、この受信機1は、火災復旧スイッチSW4の操作を無効にする。
相互鳴動信号受信回路10が相互鳴動信号を受信したときに(S100)、地区音響強制停止スイッチSW1が操作されていれば(S101のY)、地区音響Bは鳴動させない。すなわち、地区音響強制停止スイッチSW1が操作され、かつ、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出したときは、地区音響Bの鳴動を最初から強制停止させる。
【0031】
地区音響強制停止スイッチSW1は操作されていないが(S101のN)、地区音響一時停止スイッチSW2が操作されていれば(S102のY)、地区音響Bの一時停止の自動解除時間の計時を開始し(S109)、その解除時間が所定の時間を経過するまでの間に、所定のスイッチ操作や火災信号の受信などがなければ(S110〜S113)、その時間の経過後に(S114のY)、地区音響Bを鳴動させる(S103)。つまり、相互鳴動信号を受信した時点から所定時間の経過後に地区音響Bが鳴動しており、火災信号を受信していない状態において、地区音響一時停止スイッチSW2が操作され、かつ、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出したときには、所定時間が経過するまで、地区音響Bの鳴動を停止させている。
【0032】
相互鳴動信号を受信したときに、地区音響強制停止スイッチSW1、地区音響一時停止スイッチSW2がともに操作されていなければ(S101のN,S102のN)、地区音響Bを鳴動させる(S103)。この地区音響Bの鳴動中に、地区音響強制停止スイッチSW1が操作されると(S104のY)、その時点で地区音響Bの鳴動を停止する(S106)。すなわち、地区音響強制停止スイッチSW1が操作され、かつ、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出したときは、地区音響Bの鳴動を強制停止させる。
【0033】
この地区音響Bの鳴動中に、相互鳴動信号を受信しなくなったときには(S105のY)、地区音響Bを停止させる(S106)。すなわち、火災信号を受信していない状態において、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出し、地区音響Bを鳴動させている間に、相互鳴動信号受信回路10が信号入力の停止を検出したときには、地区音響Bの鳴動を停止させて復旧し、以降、火災信号又は相互鳴動信号を受信しない限り、地区音響Bを鳴動させない。
【0034】
ところが、このときに、この火災受信機1の側においても火災感知器Sや発信機が作動して、火災信号を受信している場合は、相互鳴動信号が停止したとしても、地区音響Bを停止させない。すなわち、火災信号を受信し、かつ、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出して、地区音響Bを鳴動させている間に、相互鳴動信号受信回路10が信号入力の停止を検出したときには、地区音響Bの鳴動を継続させる。これによって、火災信号の受信による地区音響Bの鳴動が、他方の火災受信機1の復旧によって停止することがない。なお、ここでは、相互鳴動信号を受信することによって、地区音響Bの鳴動を開始し、その後に火災信号を受信した場合を説明したが、先に火災信号を受信して地区音響Bを鳴動させた場合も同様に動作する。
【0035】
また、地区音響Bの鳴動中に、地区音響一時停止操作スイッチSW2が操作されたときには(S107のY)、その時点で地区音響Bを停止し(S108)、一時停止の自動解除時間の経過後に地区音響Bが再鳴動する(S109〜S114,S103)。すなわち、火災信号を受信していない状態において、地区音響一時停止スイッチSW2が操作され、かつ、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出したときには、所定時間が経過するまで、地区音響Bの鳴動を停止させる。このように動作することによって、2台の火災受信機1において相互鳴動機能が実現でき、また、各々の火災受信機1において別個に逐次鳴動機能が実現できる。
【0036】
一時停止の自動解除時間が開始して(S109)、その時間内に地区音響強制停止スイッチSW1が操作されたときには(S110)、解除時間が経過しても、地区音響Bは鳴動せず、以降、このスイッチSW1の操作が解除されない限り、地区音響Bは鳴動しない。すなわち、地区音響強制停止スイッチSW1が操作され、かつ、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出したときは、地区音響Bの鳴動を強制停止させる。
【0037】
また、解除時間内に火災信号を受信すると(S111のY)、解除時間の経過を待たずに、その時点から地区音響Bが鳴動する(S103)。すなわち、一時停止の所定時間内に、火災信号を受信したときには、地区音響Bの鳴動停止を解除させる。これによって、この受信機1において火災が発生した場合は、すぐに報知ができる。
【0038】
更に、解除時間内に相互鳴動信号を受信しなくなったときには(S112のY)、地区音響Bを停止したまま、解除時間の計時はクリアされ、解除時間が経過しても地区音響Bは鳴動しない。すなわち、火災信号を受信していない状態において、地区音響一時停止スイッチSW2が操作され、かつ、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出して、地区音響Bの鳴動を停止させている所定時間内に、相互鳴動信号受信回路10が信号入力の停止を検出したときには、地区音響Bの鳴動は監視状態に復旧し、以降、火災信号又は相互鳴動信号を受信しない限り、地区音響Bを鳴動させることがない。
【0039】
なお、ここでは、相互鳴動信号を受信することによって、地区音響Bの鳴動を開始し、その後に火災信号を受信した場合を説明したが、先に火災信号を受信して地区音響Bを鳴動させた後、一時停止した場合も同様に動作する。
ところが、この火災受信機1の側においても火災感知器Sや発信機が作動して、火災信号を受信している場合には、相互鳴動信号が停止したとしても、解除時間の経過後に、地区音響Bを鳴動させる。すなわち、火災信号を受信し、かつ、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出し、かつ、地区音響一時停止スイッチSW2が操作され、地区音響Bの鳴動を停止させている所定時間内に、相互鳴動信号受信回路10が信号入力の停止を検出したときには、所定時間の経過後に地区音響Bを鳴動させる。これによって、火災信号の受信による地区音響の逐次鳴動機能が、他方の火災受信機1の復旧によって停止することがない。
【0040】
このとき、火災信号の受信、相互鳴動信号受信回路10による信号入力の検出、地区音響一時停止スイッチSW2の操作は、どのような順番であってもよく、相互鳴動信号が停止したときに、解除時間内であり、火災信号を受信していればよい。
また、ここでは、一時停止の自動解除時間内に地区音響一時停止解除スイッチSW3が操作されたときには(S113のY)、解除時間の経過を待たずに、地区音響Bが鳴動するようになっている(S103)。更に、この解除時間内において、再度、地区音響一時停止スイッチSW2が操作されたときには、この操作を無視し、解除時間の計時を継続するようにすればよい。
【0041】
なお、火災信号を受信した他方の火災受信機1は、火災信号の原因がタバコの煙などであり、火災信号が誤報であった場合は、火災復旧スイッチSW4を操作するだけでよい。そうすれば、火災代表リレー接点rが開いて、相互鳴動信号が停止するので、相互鳴動信号を受信していた火災受信機1では、何等操作をすることなく復旧できる。したがって、火災信号を受信した火災受信機1のみを操作すればよく、また、従来のように、火災の発生箇所が1箇所であるにも拘らず、2箇所に火災表示がされるようなこともない。
【0042】
次に、火災受信機1の別の動作を図6にフローチャート(S200〜S212)で示す。この図には、この火災受信機1が火災信号を受信したときの動作を示している。
火災感知器S又は発信機が作動して火災信号を受信したときに(S200)、地区音響強制停止スイッチSW1が操作されていれば(S201のY)、地区音響Bは鳴動させない。すなわち、地区音響強制停止スイッチSW1が操作され、かつ、火災信号を受信したときは、地区音響Bの鳴動を最初から強制停止させる。
【0043】
火災信号を受信したときに、地区音響強制停止スイッチSW1は操作されていないが(S201のN)、地区音響一時停止スイッチSW2が操作されていれば(S202のY)、一時停止の自動解除時間の計時を開始し(S208)、その解除時間が所定時間を経過する間に、所定のスイッチ操作や他の回線からの火災信号の受信などがなければ(S209〜S211)、その時間経過後に(S212のY)、地区音響Bを鳴動させる(S203)。つまり、火災信号を受信した時点から所定時間の経過後に地区音響Bを鳴動させており、地区音響一時停止スイッチSW2が操作され、かつ、火災信号を受信したときには、所定時間が経過するまで、地区音響Bの鳴動を停止させている。
【0044】
なお、S200において受信した火災信号が、発信機の操作によるものであれば、解除時間の経過を待たずに、火災信号を受信した時点で、すぐに地区音響Bを鳴動させる。
火災信号を受信したときに、地区音響強制停止スイッチSW1、地区音響一時停止スイッチSW2がともに操作されていなければ(S201のN、S202のN)、すぐに地区音響Bを鳴動させる(S203)。この地区音響Bの鳴動中に、地区音響強制停止スイッチSW1が操作されると(S204のY)、その時点で地区音響Bの鳴動を停止する(S205)。すなわち、地区音響強制停止スイッチSW1が操作され、かつ、火災信号を受信したときは、地区音響Bの鳴動を強制停止させる。
【0045】
この地区音響Bの鳴動中に、地区音響一時停止操作スイッチSW2が操作されたときには(S206のY)、その時点で地区音響Bを停止し(S207)、一時停止の自動解除時間の経過後に地区音響Bを再鳴動させる(S208〜S212,S203)。すなわち、地区音響一時停止スイッチSW2が操作され、かつ、火災信号を受信したときには、所定時間が経過するまで、地区音響Bの鳴動を停止させる。
【0046】
一時停止の自動解除時間を開始して(S208)、その時間内に地区音響強制停止スイッチSW1が操作されたときには(S209のY)、解除時間が経過しても、地区音響Bは鳴動せず、以降、このスイッチSW1の操作が解除されない限り、地区音響Bは鳴動しない。すなわち、地区音響強制停止スイッチSW1が操作され、かつ、火災信号を受信したときは、地区音響Bの鳴動を強制停止させる。
【0047】
また、解除時間内に他の回線から火災信号を受信したり、相互鳴動信号を受信すると(S210のY)、解除時間の経過を待たずに、その時点から地区音響Bが鳴動する(S203)。すなわち、一時停止の所定時間内に、火災信号を受信したときには、地区音響Bの鳴動停止を解除させる。また、火災信号を受信し、地区音響一時停止スイッチSW2が操作されて、地区音響Bの鳴動を停止させている所定時間内に、相互鳴動信号受信回路10が信号入力を検出したときには、地区音響Bの鳴動停止を解除させる。
【0048】
なお、S210において受信した火災信号が、発信機の操作によるものであれば、すでに火災信号を受信している回線と同じ回線であっても、解除時間の経過を待たずに、火災信号を受信した時点で、すぐに地区音響Bを鳴動させる。
更に、解除時間内に地区音響一時停止解除スイッチSW3が操作されたときには(S211のY)、解除時間の経過を待たずに、地区音響Bが鳴動する(S203)。なお、この解除時間内において、再度、地区音響一時停止スイッチSW2が操作されたときには、この操作を無視し、解除時間の計時を継続するようにすればよい。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、本発明の請求項1〜請求項10に記載の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システムでは、火災受信機に相互鳴動信号受信回路を備えている。従って、この火災受信機と、該火災受信機と同一の構成とした別の火災受信機との間で、互いに相互鳴動端子と火災代表リレー端子とを接続したシステムでは、この一方の火災受信機の相互鳴動信号受信回路と、他方の火災受信機の火災代表リレー接点と相互に接続すれば、火災信号を受信したときに、地区音響を鳴動させるとともに、火災代表リレー接点を閉じる一方、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出したときには、地区音響を鳴動させることにより、2台の火災受信機において相互鳴動機能を実現することができる。また、相互鳴動信号受信回路を備えた簡単な構成で逐次鳴動機能を実現できるようになり、2台の火災受信機の表示や復旧操作が紛らわしくならずに済む。
なお、この相互鳴動信号受信回路及び相互鳴動端子は、別の火災受信機と接続しないときは、諸警報設備を接続して使用することができ、消火栓ポンプの故障や、呼水槽の満水・減水などを示す諸警報信号を検知すると、その旨の表示や警報出力を行う。
【0050】
特に請求項2では、火災受信機は、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出している間、信号入力を検出している旨を表示するので、接続している他方の火災受信機が離れて設置されている場合でも、火災信号を受信し、地区音響を鳴動させていることが分かる。また、定期点検時などに、2台の火災受信機を相互に接続した配線の導通が容易に確認できる。
【0051】
請求項3では、火災受信機は、地区音響強制停止スイッチが操作され、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出したときは、地区音響装置の鳴動を強制停止させるので、定期点検時がしやすくなる。
請求項4では、火災受信機は、火災信号を受信していない状態において、地区音響一時停止スイッチが操作され、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出したときには、所定時間が経過するまで、地区音響装置の鳴動を停止させるので、2台の火災受信機において相互鳴動機能を実現できるとともに、各火災受信機において別々に逐次鳴動機能が実現できる。
【0052】
請求項5では、火災受信機は、他方の火災受信機が火災信号を受信したことによる地区音響の一時停止時間内に、この火災受信機において火災信号を受信したときには、地区音響の鳴動停止を解除させるので、火災の発生に迅速に対応できる。
請求項6では、火災受信機は、火災信号を受信し、地区音響一時停止スイッチが操作されて、地区音響の鳴動を停止させている所定時間内に、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出したときには、地区音響装置の鳴動停止を解除させるので、他方の火災受信機においても火災信号を受信したことがすぐに分かる。
【0053】
請求項7では、火災受信機は、火災信号を受信していない状態において、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出し、地区音響を鳴動させている間に、相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、地区音響の鳴動を停止させるので、他方の火災受信機の復旧すれば、相互鳴動機能による地区音響の鳴動が停止できる。
【0054】
請求項8では、火災受信機は、火災信号を受信していない状態において、地区音響一時停止スイッチが操作され、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出して、地区音響の鳴動を停止させている所定時間内に、相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、所定時間が経過しても、地区音響装置を鳴動させないので、他方の火災受信機の復旧により、相互鳴動機能による地区音響の鳴動が停止できる。
【0055】
請求項9では、火災受信機は、火災信号を受信し、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出して、地区音響を鳴動させている間に、相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、地区音響の鳴動を継続させるので、火災信号の受信による地区音響の鳴動が、他方の火災受信機の復旧によって停止することがない。
【0056】
請求項10では、火災受信機は、火災信号を受信し、相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出し、地区音響一時停止スイッチが操作され、地区音響の鳴動を停止させている所定時間内に、相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、所定時間の経過後に地区音響装置を鳴動させるので、火災信号の受信による地区音響の逐次鳴動機能が、他方の火災受信機の復旧によって停止することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システムの構成の一例を示す図である。
【図2】相互鳴動信号受信回路の構成の一例を示す図である。
【図3】火災受信機の外観の一例を示す図である。
【図4】火災受信機の操作パネルの一例を示す図である。
【図5】火災受信機の動作の一例を示すフローチャートである(相互鳴動信号受信)。
【図6】火災受信機の動作の一例を示すフローチャートである(火災信号受信)。
【図7】従来の自動火災報知システムの構成の一例を示す図である。
【図8】従来の自動火災報知システムの構成の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 火災受信機
10 相互鳴動信号受信回路
r 火災代表リレー接点
SW1 地区音響強制停止スイッチ
SW2 地区音響一時停止スイッチ
SW3 地区音響一時停止解除スイッチ
SW4 火災復旧スイッチ
B 地区音響装置
S 火災感知器

Claims (10)

  1. 少なくとも火災感知器と地区音響装置とを接続した火災受信機を備えた自動火災報知システムにおいて、
    上記火災受信機は、上記相互鳴動端子を有した相互鳴動信号受信回路と、上記火災代表リレー接点端子を有した火災代表リレー接点とを備え、
    上記火災感知器が作動して火災信号を受信したときには、上記地区音響装置を鳴動させるとともに、上記火災代表リレー接点を閉じ、かつ
    上記相互鳴動端子には、同一の構成とした別の火災受信機の火災代表リレー接点端子、あるいは上記火災報知システムの諸警報設備のいずれか一方を接続できる構成とし、
    上記火災受信機は、
    上記別の火災受信機の火災代表リレー接点端子からの信号入力を検出したときには、上記火災代表リレーの接点を閉じないまま、上記地区音響装置を鳴動させる相互鳴動機能と、
    上記諸警報設備による警報信号入力を検知したときには、それを報知する諸警報機能とのいずれか一方の機能を選択設定する選択設定手段を備えたことを特徴とする、地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム。
  2. 上記火災受信機は、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出している間、上記信号入力を検出している旨を表示する表示手段を更に備えている、請求項1に記載の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム。
  3. 上記火災受信機は、地区音響強制停止スイッチを更に備えており、上記地区音響強制停止スイッチが操作され、かつ、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出したときは、上記地区音響装置の鳴動を強制停止させることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム。
  4. 上記火災受信機は、地区音響一時停止スイッチを更に備えており、上記火災信号を受信していない状態において、
    上記地区音響一時停止スイッチが操作され、かつ、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出したときには、所定時間が経過するまで、上記地区音響装置の鳴動を停止させることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム。
  5. 上記火災受信機は、上記所定時間内に、上記火災信号を受信したときには、上記地区音響装置の鳴動停止を解除させることを特徴とする、請求項4に記載の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム。
  6. 上記火災受信機は、地区音響一時停止スイッチを更に備えており、上記火災信号を受信し、上記地区音響一時停止スイッチが操作されて、上記地区音響装置の鳴動を停止させている所定時間内に、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出したときには、上記地区音響装置の鳴動停止を解除させることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム。
  7. 上記火災受信機は、上記火災信号を受信していない状態において、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出し、上記地区音響装置を鳴動させている間に、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、上記地区音響装置の鳴動を停止させることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム。
  8. 上記火災受信機は、地区音響一時停止スイッチを更に備えており、
    上記火災信号を受信していない状態において、上記地区音響一時停止スイッチが操作され、かつ、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出して、上記地区音響装置の鳴動を停止させている所定時間内に、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、上記所定時間が経過しても、上記地区音響装置を鳴動させないことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム。
  9. 上記火災受信機は、上記火災信号を受信し、かつ、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出して、上記地区音響装置を鳴動させている間に、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、上記地区音響装置の鳴動を継続させることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム。
  10. 上記火災受信機は、地区音響一時停止スイッチを更に備えており、
    上記火災信号を受信し、かつ、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力を検出し、かつ、上記地区音響一時停止スイッチが操作され、上記地区音響装置の鳴動を停止させている所定時間内に、上記相互鳴動信号受信回路が信号入力の停止を検出したときには、上記所定時間の経過後に上記地区音響装置を鳴動させることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の地区音響相互鳴動機能を備えた自動火災報知システム。
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