JP4490548B2 - アドレス送信機能付センサ - Google Patents

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JP4490548B2 JP2000096583A JP2000096583A JP4490548B2 JP 4490548 B2 JP4490548 B2 JP 4490548B2 JP 2000096583 A JP2000096583 A JP 2000096583A JP 2000096583 A JP2000096583 A JP 2000096583A JP 4490548 B2 JP4490548 B2 JP 4490548B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号送信時にセンサのアドレスをも送信することができるようにしたアドレス送信機能付センサに関するものであり、特にアドレス送信機能のない検知器を接続することができるようにしたアドレス送信機能付センサに関する。
【従来の技術】
従来、監視対象施設の適所に防災監視センサを配置し、それらを制御装置に接続し、制御装置より監視センタに異常の際に警報を発するようにした監視システムが実施されている。そして、制御装置に接続された同一の配線に複数のセンサを接続する場合、それぞれのセンサが警報と共に自己の識別情報であるアドレスを送信することで、制御装置や監視センタ側で警報を発したセンサを特定することができる。
【0002】
図8は、従来の監視システムの一例を示し、制御装置1には配線2が接続され、この配線2には異常検知センサとして、例えば、侵入検知センサ3が複数個接続されている。配線2には、また、アドレス送信機能の付いていない検知器4がアドレスユニット5を介して接続され検知器4が何らかの異常を検知したときその検知器4のアドレスを制御装置1側で特定できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記図8に示すような監視システムの場合、自己アドレスの送信機能を有する侵入検知センサ3はそのまま配線に接続することができるが、自己アドレス送信機能のない検知器4はアドレスユニット5を介して配線2に接続しなければならず、手間と費用がかかるという問題があった。
【0004】
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものであり、アドレス送信機能のない検知器を接続して使用することができ、そのアドレス送信機能のない検知器が異常を検知した場合、異常検知信号と共にアドレスを送信するようにして、制御装置あるいは監視センタ側で異常を検知した検知器を識別することができるようにした異常検知センサを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本発明による以下の手段により解決される。
【0006】
本願の請求項1の発明のアドレス送信機能付センサは、
機械警備を行う制御装置に接続され、制御装置への信号送信時にアドレスを送信するアドレス送信機能付きセンサであって、
侵入者を検知する侵入検知部と、
他の検知器の検知信号を入力する検知信号入力部と、
アドレスを記憶する記憶部と、
検知信号を入力すると、アドレスを付加した検知信号を送信部に出力し、
侵入検知信号を入力すると、アドレスを付加した侵入検知信号を送信部に出力する制御部と、
入力した検知信号もしくは侵入検知信号を制御装置に送信する送信部と、
を備え、
上記制御部は、
検知信号を入力しているときに侵入検知信号を入力すると、予め設定された時間、侵入検知信号を保持すると共に検知信号の出力を停止し、
前記予め設定された時間が経過するとアドレスを付加した侵入検知信号を出力する
ことを特徴とする。
【0007】
また、請求項2のアドレス送信機能付センサは、
請求項1に記載のアドレス送信機能付センサにおいて、自己アドレスと前記他の検知器のアドレスを別々に設定可能としたことを特徴とする。
また、請求項3のアドレス送信機能付きセンサは、
請求項1又は請求項2に記載のアドレス送信機能付センサにおいて、検知信号入力部への検知信号の入力状態を示す表示部を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項4のアドレス送信機能付きセンサは、請求項3記載のアドレス送信機能付きセンサにおいて、前記表示部が発光手段であり、信号入力中は点灯状態を、信号消失後所定時間は点滅状態となることを特徴とする。
【0009】
本願請求項1の発明においては、アドレス送信機能付センサに接続された検知器より異常検知信号が入力されると、アドレス送信機能付センサは、検知器よりの異常検知信号と共にアドレス送信機能付センサに記憶されているアドレスを送信することができる。
また、アドレス送信機能付きセンサに接続された検知器から検出信号を送信しているときでも、アドレス送信機能付きセンサの侵入検出信号を制御装置に送信することができる。
【0010】
本願請求項2の発明においては、自己アドレスと異常検知信号入力部に接続された検知器のアドレスを別々に設定することにより、検知器の固有のアドレスを送信することができる。
【0011】
また、請求項3の発明においては、アドレス送信機能付センサに、異常検知信号入力部への異常検知信号の入力状態を示す異常検知信号入力表示部を備えることにより、検知器よりの異常検知信号の出力状態を表示するようにすることができる。
【0012】
また、請求項4の発明においては、異常検知信号入力表示部の表示が、異常検知信号入力中は点灯状態を、異常検知信号消失後所定時間は点滅状態となるようにすることにより、検知器が異常検知した後の状態を視覚的に容易に把握することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施例について、図面に基づいて説明する。
先ず、本発明の第1の実施の形態について図1乃至図3を参照して説明する。
【0014】
〔構成〕
図1は、本発明の第1の実施例のアドレス送信機能付センサを用いた監視システムの概略構成図である。
【0015】
制御装置10には監視用の各種センサを接続するための配線12が接続されており、この配線2に監視対象の区域を監視するためのセンサ、例えば、不正な侵入者を監視する異常検知センサとしての侵入検知センサ13が、監視対象の区域、あるいは施設の適所に複数個接続されている。侵入検知センサ13は固有のアドレスを有し、後述するように、そのアドレスを送信する機能を有している。
【0016】
本実施例による侵入検知センサ13はさらに他の種類の侵入を検知するための検知器14を接続する機能を有している。検知器14は、たとえば、扉の開閉を検知するマグネットスイッチであり、扉の開放を検知すると検知信号となる接点信号を出力する。
【0017】
図2はアドレス送信機能付異常検知センサとしての侵入検知センサ13の構成を示すブロック図である。侵入検知センサ13は、侵入検知部131、制御部132、記憶部133、送信部134、接点信号入力部135、接点信号入力表示部136から成っている。
【0018】
侵入検知部131は、赤外線センサ等の侵入者を検知するセンサからなり、侵入を検知すると侵入検知信号を出力する。制御部132は侵入検知部131等の各種信号の入出力を制御する。記憶部133は侵入検知センサ13の自己のアドレス及び必要に応じ侵入検知センサ13に接続される他の検知器14のアドレスを記憶する。送信部134は、侵入検知部131又は他の検知器で検出された検知信号に基づき警報を検知センサのアドレスと共に制御装置10に送信する。
接点信号入力部135は、本発明の異常検知信号入力部に相当し、他の検知器14と接続され、検知器14が侵入を検知した際、検知器14から異常検知信号としての接点信号を入力する。接点信号入力表示部136は、本発明の異常検知信号入力表示部に相当し、たとえば、LEDからなる表示装置であり、検知器14からの入力状態を点灯あるいは点滅によって表示する。
【0019】
なお、侵入検知センサ13に接続される検知器14は、それが接続される侵入検知センサ13の近傍に位置する必要はなく、配線により監視区域の適宜の場所に設置することができる。
【0020】
〔動作〕
次に、上記構成になる本実施例の侵入検知センサの動作について説明する。
【0021】
(i)侵入検知センサが検知した場合
侵入検知センサ13の侵入検知部131が侵入を検知すると、制御部132は、送信部134より侵入検知信号を記憶部133に記憶されているアドレスと共に監視センタ(図示せず)に送信する。監視センタ側では、侵入検知信号の受信により侵入のあったことを知ると共に侵入を検知した侵入検知センサを特定することができる。
【0022】
(ii)検知器が検知した場合
検知器14が侵入を検知した場合の侵入検知センサの動作について図3のフローチャートにしたがって説明する。
【0023】
侵入を検知した検知器14から侵入検知センサ13の接点信号入力部135へ接点信号が入力されると制御部132はその接点信号の入力を判断し(ステップ1:S1)、記憶部133に記憶されている侵入検知センサ13のアドレスと共に警報を送信部134から制御装置10を介して監視センタ(図示せず)に送信する。なお、この場合、記憶部133に検知センサ13のアドレスの他に、接続されている検知器14のアドレスを記憶している場合にはその検知器14のアドレスを送信する(S2)。また、同時に接点入力表示部136の表示を点灯状態とする(S3)。
【0024】
そして、検知器14から侵入検知センサ13へ入力する接点信号が消失した場合(S4)、接点信号入力表示部136の表示を点滅状態とする(S5)。接点信号入力表示部136が点滅状態を開始すると、制御部132は点滅状態の開始からの時間を計時し、予め設定した時間、例えば60分、が経過したかどうかを判断し、所定時間経過したとき処理を終了する(S6)。なお、接点信号入力表示部136の表示が点滅状態のとき、再び、接点信号の入力があると(S7)、ステップ3の処理に戻り接点信号入力表示部136を再び点灯状態に戻す。また、このとき、ステップ2に戻り、再び、警報及びアドレスを送信するようにしてもよい。
【0025】
上記の検知器14が侵入を検知した場合の動作において、接点信号入力表示部136の表示を点灯状態から接点信号の入力の消失後所定時間だけ点滅状態とする理由は、検知器14から接点信号が入力され、警報として監視センタに送信された場合、監視対象施設に派遣された監視センタの係員が侵入を検知した検知器が接続されている侵入検知センサを特定することを容易にするためである。したがって、点滅状態の継続する時間の設定にあったては監視センタから監視施設へ到達する時間を考慮して設定することが好ましい。
【0026】
なお、S4,S5で接点信号入力消失時に接点信号入力表示部136を点滅としたが、S1の接点信号入力時から所定時間(たとえば3分間)は接点信号が消失しても、接点信号入力表示部136を点灯状態として、所定時間経過後点滅状態としてもよい。その場合、表示をみることで検知器からの接点信号出力が所定時間の内外のいずれかであるかを識別することできる。
【0027】
以上説明したように、本実施例による侵入検知センサはアドレス送信機能を持たない検知器を接続する接続部を設け、その接続された検知器が侵入を検知したとき警報と共にアドレスを送信できるようにしており、アドレス機能を持たない検知を使用する場合であっても、特別にアドレスユニットを設ける必要もなく、アドレスを付与して使用することが容易となる。
【0028】
また、侵入検知センサは、接続される他の検知器からの接点信号の入力状態に応じて点灯あるいは点滅状態とする表示部を備えているため、検知器が接続されている検知センサの位置や、侵入を検知してからの経過時間やその後の状態の変化等を把握することができる。
【0029】
次に、本発明の第2の実施例のアドレス送信機能付きセンサ15を用いた監視システムについて、図4乃至図7を用いて説明する。なお、図1、図2に示した構成と共通の構成部分については説明を省略している。
【0030】
[構成]
侵入検知センサ15は、例えば不正な侵入者を監視する赤外線等のセンサであり、監視対象の区域、あるいは施設の適所に複数個接続されている。また、それぞれ固有のアドレスを有しており、アドレスを送信する機能を有している。侵入検知センサ15について詳しくは図2を用いて説明する。
【0031】
制御装置20は、侵入検知センサ15が出力した異常検知信号を入力すると、異常検知信号を出力しているアドレスに対応したLEDを点灯する等によって異常検知している旨を報知し、また監視センタ30に通報を行う。
【0032】
監視センタ30は、例えば警備会社等の監視センタであり、制御装置20から通報を受信すると警備員を急行させる等の措置を取る。
【0033】
図5は侵入検知センサ15のブロック図である。
【0034】
侵入検知センサ15は、接点信号入力部151、制御部152、侵入検知部153、記憶部154、送信部155、タイマa156、表示部a157、タイマb158、表示部b159から構成される。
【0035】
接点信号入力部151は、検知器14から検知信号を入力すると、前記検知信号を制御部152に出力する。
【0036】
制御部152は、接点信号入力部151から検知信号を入力すると、記憶部154からアドレスを読み込み、送信部155に前記アドレスを付加した検知信号を出力し、表示部a157を点灯状態とする。検知信号入力の消失後、表示部a157を点滅状態とし、タイマa156に計時開始信号を出力する。タイマa156から計時終了信号を入力すると、表示部a157を消灯状態とする。
【0037】
また制御部152は、侵入検知部153から侵入検知信号を入力すると、記憶部154からアドレスを読み込み、送信部155に前記アドレスを付加した侵入検知信号を出力し、また表示部b159を点灯状態とする。侵入検知信号入力の消失後、表示部b159を点滅状態とし、タイマb158に計時開始信号を出力する。タイマb158から計時終了信号を入力すると、表示部b159を消灯状態とする。
【0038】
侵入検知部153は、赤外線センサ等の侵入者を検知するセンサからなり、侵入を検知すると侵入検知信号を出力する。
【0039】
記憶部154は、侵入検知センサ15の自己アドレスおよび必要に応じ侵入検知センサ15に接続される検知器14のアドレスを記憶する。
【0040】
送信部155は、制御部152から入力したアドレスを付加した検知信号を制御装置20に送信する。
【0041】
タイマa156は、制御部152から計時開始信号を入力すると計時を開始し、予め設定された設定時間T2(たとえば50分)が経過すると制御部152に計時終了信号を出力し、計時を終了する。
【0042】
表示部a157は、例えばLEDからなり、検知器14からの入力状態を点灯、点滅、消灯によって表示する。
【0043】
タイマb158は、制御部152から計時開始信号を入力すると計時を開始し、予め設定された設定時間T2(たとえば50分)が経過すると制御部152に計時終了信号を出力し、計時を終了する。
【0044】
表示部b159は、例えばLEDからなり、侵入検知部153からの入力状態を点灯、点滅、消灯によって表示する。
【0045】
[動作]
以下本実施例の侵入検知センサの動作を図6のタイムチャートを用いて説明する。
【0046】
[a.侵入検知センサが検知した場合]
侵入検知センサ15の侵入検知部153が侵入を検知すると、制御部152に侵入検知信号を出力する。侵入検知部153から侵入検知信号を入力した制御部152は、記憶部154に記憶されているアドレスを付加した侵入検知信号を送信部155に出力する。制御部152よりアドレスを付加した侵入検知信号を入力した送信部155は、配線12を介して制御装置20に前記侵入検知信号を送信する。
【0047】
また制御部152は侵入検知部153から侵入検知信号を入力すると、表示部b159を点灯状態とする。信号入力の消失後、タイマb158に計時開始信号を出力し、表示部b159を点滅状態とする。
【0048】
計時開始信号を入力したタイマb158は計時を開始し、予め設定された設定時間T2(たとえば50分)が経過すると、制御部22に計時終了信号を出力し、計時を終了する。
【0049】
タイマb158から計時終了信号を入力した制御部152は、表示部b159を消灯状態とする。
【0050】
検知信号が入力している間は表示部b159を点灯し、検知信号の入力が終了してから予め設定された時間T2(たとえば50分)は表示部b159を点滅状態とする理由は、次に述べる通りである。すなわち、検知器14から検知信号が入力され、警報として監視センタに送信された場合、監視センタの係員や警備員が監視対象施設に急行する。そこで表示部b159が点滅していると、監視対象施設に入った係員や警備員が侵入を検知した検知器が接続されている侵入検知センサを容易に特定することができるためである。したがって、点灯状態の継続する時間の設定にあたっては、実施例では50分としているが、監視センタから監視対象施設へ到達する時間を考慮して設定することが好ましい。
【0051】
[b.検知器および侵入検知センサが検知した場合]
検知器14が侵入を検知し、更に侵入検知センサ15が侵入を検知した場合の侵入検知センサの動作について図6のタイムチャートおよび図7のフローチャートにしたがって説明する。
【0052】
検知器14は、侵入を検知すると侵入検知センサ15の接点信号入力部151に検知信号を出力する[a]。
【0053】
検知器14から検知信号を入力した侵入検知センサ15の接点信号入力部151は、前記検知信号を制御部152に出力する。
【0054】
検知信号を入力した制御部152は(S11)、記憶部154に記憶されている自己のアドレスを読み取り(S12)、読み込んだ前記アドレスを付加した検知信号を送信部155に出力する(S13)。また、表示部a157を点灯状態にする(S14)。また、検知器14が復旧して検知信号が消失すると(S15)、表示部a157を点滅状態とし(S16)、タイマa156に計時開始信号を出力する(S17)。
【0055】
検知器14が復旧して検知信号が消失する前に侵入検知部15が侵入を検知し[b]、侵入検知信号を入力した制御部152は(S18)、表示部b159を点灯状態とし(S19)、出力している自己のアドレスを付加した検知信号の出力をT1(たとえば2秒)の間停止し(S20)、T1が経過した後[c]、自己のアドレスを付加した侵入検知信号を出力する(S21)。
【0056】
侵入検知部が復旧して侵入検知信号が消失すると(S22)、表示部b159を点滅状態とし(S23)、タイマb158に計時開始信号を出力する(S24)[d]。また侵入検知部が復旧する前に検知部14が復旧して検知信号が消失すると(S25)、表示部a157を点滅状態とし(S16)、タイマa156に計時開始信号を出力する(S27)[e]。
【0057】
計時開始信号を入力してから計時を開始し、予め設定された時間を計時したタイマa156は制御部152に計時終了信号を出力する。タイマa156から計時終了信号を入力した制御部152は、表示部a157を消灯状態とする[f]。
【0058】
また、計時開始信号を入力してから計時を開始し、予め設定された時間を計時したタイマb158は制御部152に計時終了信号を出力する。タイマb158から計時終了信号を入力した制御部152は、表示部b159を消灯状態とする[g]。
【0059】
上述のように、本顔第2の実施例による侵入検知センサは、アドレス送信機能を持たない検知器を接続する接続部を設け、その接続された検知器が侵入を検知したとき検知信号とともにアドレスを送信でき、検知器が侵入を検知して検知信号を出力している間に侵入検知部が侵入を検知しても、侵入検知信号を送信することができる。
【0060】
なお、上述の第1及び第2の実施例として、アドレス送信機能付き検知センサとして侵入検知センサを例に説明したが、検知センサとして侵入検知センサに限ることなく、火災感知器や煙感知器等、他の異常を検知するセンサにも適用できることは言うまでもない.。また、アドレス送信機能のない検知器としてマグネットスイッチを例に説明したが、他の侵入検知器や防災センサなど他の検知器、センサであっても良い。
【0061】
さらに、侵入検知センサの接点信号入力部の表示を、監視対象施設の警備状態と連携させることもできる。たとえば、警備状態時は上記図3及び図7のフローチャートの動作とし、警備解除状態にあるときは接点信号消失後所定時間の点滅を消灯とする。ただし、点滅中に警備状態を警備解除状態にした場合は点滅のままとするのが望ましい。それは、駆けつけた係員が警備を解除した場合に警報を発してセンサを特定することができなくなることを防ぐためである。これにより、点滅表示を見れば、それが正当な利用者でなく、侵入者によるものであると特定することができる。
【0062】
また、表示部としてLEDを例に説明したが、LEDに限るものではなく、LCDなど他の表示手段であってもよい。また、実施例に示した点灯/点滅/消灯表示に限定されるものではなく、点灯と点滅を規則的、あるいは不規則的に組み合わせてもよい。
【0063】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、次に述べる種々の効果を実現することができる。
本願請求項1の発明によれば、アドレス送信機能付センサに接続された検知器より異常検知信号が入力されると、アドレス送信機能付センサは、検知器よりの異常検知信号と共にアドレス送信機能付センサに記憶されているアドレスを送信することができる。
また、アドレス送信機能付きセンサに接続された検知器から検出信号を送信しているときでも、アドレス送信機能付きセンサの侵入検出信号を制御装置に送信することができる。
【0064】
請求項2の発明のアドレス送信機能付センサによれば、
自己アドレスと異常検知信号入力部に接続された検知器のアドレスを別々に設定することにより、検知器の固有のアドレスを送信することができる。
【0065】
また、請求項3の発明のアドレス送信機能付センサによれば、
アドレス送信機能付センサに、異常検知信号入力部への異常検知信号の入力状態を示す異常検知信号入力表示部を備えることにより、検知器よりの異常検知信号の出力状態を表示するようにすることができる。
【0066】
さらに,請求項4の発明のアドレス送信機能付きセンサによれば、
異常検知信号入力表示部の表示が異常検知信号の入力中は点灯状態、異常検知信号消失後所定時間は点滅状態となることで、検知信号が接点信号を消失してからでも、所定時間以内であれば、目視により直前に異常検知信号を出力していた検知器を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明第1の実施例のアドレス送信機能付センサを用いた監視システムの概略構成図である。
【図2】 第1の実施例の侵入検知センサの機能及び構成を示す図である。
【図3】 検知器が接点信号を出力したときの侵入検知センサの動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明第2の実施例のアドレス送信機能付センサを用いた監視システムの概略構成図である。
【図5】 第2の実施例の侵入検知センサの機能及び構成を示す図である。
【図6】 第2の実施例の侵入検知センサ及び検知器の動作を示すタイムチャートである。
【図7】 検知器が接点信号を出力したときの第2の実施例の侵入検知センサの動作を示すフローチャートである。
【図8】 従来のアドレス送信機能付センサを用いた監視システムの構成図である。
【符号の説明】
10、20 制御装置
12 配線
13、15 侵入検知センサ
131、153 侵入検知部
132、152 制御部
133、154 記憶部
134 、155送信部
135、151 接点信号入力部
136 接点信号入力表示部
156 タイマa
157 表示部a
158 タイマb
159 表示部b
14 検知器

Claims (4)

  1. 機械警備を行う制御装置に接続され、制御装置への信号送信時にアドレスを送信するアドレス送信機能付きセンサであって、
    侵入者を検知する侵入検知部と、
    他の検知器の検知信号を入力する検知信号入力部と、
    アドレスを記憶する記憶部と、
    検知信号を入力すると、アドレスを付加した検知信号を送信部に出力し、
    侵入検知信号を入力すると、アドレスを付加した侵入検知信号を送信部に出力する制御部と、
    入力した検知信号もしくは侵入検知信号を制御装置に送信する送信部と、
    を備え、
    上記制御部は、
    検知信号を入力しているときに侵入検知信号を入力すると、予め設定された時間、侵入検知信号を保持すると共に検知信号の出力を停止し、
    前記予め設定された時間が経過するとアドレスを付加した侵入検知信号を出力する
    ことを特徴とするアドレス送信機能付きセンサ。
  2. 自己アドレスと前記他の検知器のアドレスを別々に設定可能としたことを特徴とする請求項1に記載のアドレス送信機能付センサ。
  3. 検知信号入力部への検知信号の入力状態を示す表示部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアドレス送信機能付センサ。
  4. 前記表示部が発光手段であり、信号入力中は点灯状態を、信号消失後所定時間は点滅状態となることを特徴とする請求項3記載のアドレス送信機能付きセンサ。
JP2000096583A 1999-08-31 2000-03-31 アドレス送信機能付センサ Expired - Lifetime JP4490548B2 (ja)

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