JPH0935152A - 防犯監視システム - Google Patents

防犯監視システム

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Publication number
JPH0935152A
JPH0935152A JP7188794A JP18879495A JPH0935152A JP H0935152 A JPH0935152 A JP H0935152A JP 7188794 A JP7188794 A JP 7188794A JP 18879495 A JP18879495 A JP 18879495A JP H0935152 A JPH0935152 A JP H0935152A
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JP
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security
crime prevention
card
warning
delay time
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JP7188794A
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Inventor
Akinori Yagi
昭憲 八木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防犯受信機に対する警戒セット、警戒リセッ
トを設定するキースイッチは、監視エリア外に設置しな
ければならなかった。 【解決手段】 人の動きを検知する防犯センサSを、カ
ードリーダ2を有した防犯システム操作器1に接続し、
この防犯システム操作器1を更に防犯受信機10に接続
し、防犯システム操作器1より、防犯受信機10を警戒
セット、警戒リセットに切換設定操作する構成とし、防
犯システム操作器1には遅延回路を設けて、防犯センサ
Sから異常検知信号を受けた後、所定の遅延時間T2が
経過するまでに、カードリーダ2にIDカード(CD)
を読取らせて、警戒リセットの設定操作をしないときに
は防犯受信機10を作動して、アラームを出力する一
方、防犯システム操作器1のカードリーダ2にIDカー
ド(CD)を読取らせて、警戒セットの設定操作を行っ
た後は、所定の遅延時間後T1に防犯受信機10を警戒
セットの状態に設定する構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防犯監視システム、
更に詳しくは、警戒エリア内に防犯システム操作器を設
置して防犯受信機に対する警戒セット、警戒リセットが
設定できる防犯監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防犯監視システムは図15に示す
ような構成になっており、ビルの各テナント等の監視エ
リアの各々に設置された複数の防犯センサ101を、信
号線L1’を介して保安室等に設置された防犯受信機1
00に接続し、この防犯受信機100には、信号線L
2’を介してキースイッチ102を接続している。
【0003】キースイッチ102は、防犯受信機100
に対して警戒セット、警戒リセットを切換設定できるよ
うになっており、オン状態、オフ状態のときにはいずれ
も接点信号を出力して警戒セット、警戒リセットできる
ようになっている。このような防犯監視システムでは、
休日や夜間などで不在にする場合、退室時にキースイッ
チ102を警戒セットに設定しておけば、防犯センサ1
01が侵入者を検知すると、信号線L1’を介して異常
検知信号を防犯受信機100に送信し、この防犯受信機
100によってアラームが出力される。
【0004】また、平日の昼間などの在室している場合
には、その入室時にキースイッチ102を警戒リセット
に設定しておけば、防犯センサー101が人を検知して
も、防犯受信機100はアラームを出力しないように出
来る。図16は、このような防犯監視システムの設置例
を示す図である。防犯センサ101は、監視エリアの天
井等に取り付けられて人の動きを検知しており、キース
イッチ102は監視エリア外のドア付近等に取り付けら
れ、このキースイッチ102を操作して保安室に設置し
た防犯受信機100に対する警戒セット、警戒リセット
を可能としている。
【0005】図17の(a)〜(d)は、以上に説明し
た動作をタイムチャートをもって示すものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
防犯監視システムでは、防犯受信機に対する警戒セッ
ト、警戒リセットを設定するキースイッチは、監視エリ
ア外に設置されており、このために、いたずらされた
り、勝手に警戒リセット状態に操作されて不法侵入され
る恐れがあった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みて提案されたもの
であり、防犯受信機の警戒セット、警戒リセットが監視
エリア内からでも設定できる防犯監視システムを提供す
ることを、その目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の防犯監視システムは、人
の動きを検知する防犯センサを、カードリーダを有した
防犯システム操作器に接続し、この防犯システム操作器
を更に防犯受信機に接続して構成され、防犯システム操
作器より、防犯受信機を警戒セット、警戒リセットに切
換設定操作する。防犯システム操作器には遅延回路を設
けており、防犯センサから異常検知信号を受けた後、所
定の遅延時間が経過するまでに、カードリーダにIDカ
ードを読取らせて、警戒リセットの設定操作をしないと
きには防犯受信機を作動して、アラームを出力する一
方、防犯システム操作器のカードリーダにIDカードを
読取らせて、警戒セットの設定操作を行った後は、所定
の遅延時間後に防犯受信機を警戒セットの状態に設定す
る構成としている。
【0009】請求項2,3に記載の防犯監視システムは
請求項1に記載の防犯監視システムを具体化させたもの
で、請求項2では、防犯システム操作器が警戒セットの
状態に設定されているときに、防犯センサより異常検知
信号を受けたときには、遅延回路によって所定の遅延時
間を経過した後に、防犯受信機に異常検知を接点信号と
して出力する構成としている。
【0010】また、請求項3では、防犯システム操作器
が警戒リセットの状態に設定されているときに、IDカ
ードをカードリーダに読み取らせたときには、遅延回路
によって所定の遅延時間を経過した後に、防犯受信機を
警戒セットに切換設定する構成としている。請求項4,
5に記載の防犯監視システムは、請求項1〜3に記載の
防犯システム操作器について示しており、請求項4で
は、警戒セット、警戒リセットの設定操作の可能なID
カードを登録するための登録手段を設けて、この登録手
段は、登録設定スイッチを操作した後、所定時間内に、
カードリーダにIDカードを読み取らせることによっ
て、IDコードを登録設定出来る構成としている。
【0011】また、請求項5では、警戒セット、警戒リ
セットの設定操作の可能なIDカードを登録抹消するた
めの登録抹消手段を設けて、この登録抹消手段は、登録
抹消設定スイッチを操作した後、所定時間内に、カード
リーダにIDカードを読み取らせることによって、登録
したIDコードを抹消出来る構成としている。請求項6
に記載の防犯監視システムは、上記防犯システム操作器
に、モード表示ランプを設けた構成としている。
【0012】請求項7,8に記載の防犯監視システム
は、上記防犯システム操作器の遅延回路について示して
おり、請求項7では、カードリーダ本体部に遅延時間設
定スイッチを設けて、このスイッチを操作して、遅延時
間を任意に設定出来る構成としている。また、請求項8
では、警戒セット遅延時間と、警戒リセット遅延時間を
設定するための遅延時間設定スイッチをカードリーダ本
体部に設けて、このスイッチを操作して、各々の遅延時
間を任意に設定出来る構成としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面とともに説明する。図1は、本発明に係る防犯
監視システムの構成の一例を示す図である。この防犯監
視システムは、テナントビルの各テナント等の監視エリ
アの各々に設置された複数の防犯センサSを、信号線L
1を介して、同じ監視エリア内に設置された防犯システ
ム操作器1に接続しており、この防犯システム操作器1
は更に信号線L2を介して、保安室等に設置された防犯
受信機10に接続した構成になっている。
【0014】図2には、図1に示した防犯監視システム
のテナントビルに対する設置例を示しており、人の動き
を検知するために赤外線センサ等で構成された防犯セン
サSは監視エリアの天井などに設置され、防犯システム
操作器1は同じ監視エリア内のドア付近等に設置されて
いる。この防犯システム操作器1は保安室の防犯受信機
10に接続されており、防犯受信機10によって複数の
エリア(テナント)を監視できるようになっている。
【0015】防犯受信機10は、監視エリア毎に警戒セ
ット状態、警戒リセット状態が設定されるようになって
おり、業務終了後の夜間などの不在の場合には、防犯シ
ステム設定器1のカードリーダに所定のIDカードを読
み取らせることによって、警戒セット状態に設定され、
一方、在室の場合には、同様のカードリーダの操作によ
って、警戒リセット状態に設定される。
【0016】警戒セット状態では、防犯センサSにより
侵入者を検知した場合、防犯システム設定器1が信号線
L2を介して異常検知信号を防犯受信機10に送信し、
アラームの出力、画面表示、印字出力等を行っており、
一方、警戒リセット状態では、防犯センサSによる人の
動きを検知しても、アラーム出力等を行わないようにし
ている。
【0017】本発明システムでは、警戒セット、警戒リ
セットを操作する防犯システム操作器1を監視エリア内
に設置する。そのため、本発明システムの動作は、以下
のようになる。図3の(a)〜(e)のタイムチャート
とともに説明すると、退室時に防犯システム操作器1の
カードリーダにIDカードを読取らせたときには、防犯
システム操作器1に設けられた遅延回路によって、所定
の遅延時間T1(警戒セット遅延時間)の経過後に、防
犯システム操作器1は警戒リセット状態から警戒セット
状態に切換設定される(a)。これと同時に防犯受信機
10の警戒状態も警戒セット状態に切り換わる(b)。
これによって、カードリーダ操作後、退室するまでの間
に、警戒セットの設定をした人が、防犯センサSによっ
て検知されて、防犯受信機10がアラームを出力するよ
うなことがない。
【0018】警戒セットの状態で、防犯センサSより異
常検知信号を受けたときには、遅延回路によって所定の
遅延時間T2(警戒リセット遅延時間)を経過した後
に、防犯受信機10に異常検知を接点信号として出力す
る(c),(d)。すると、防犯受信機10では、異常
検知に対応したアラームを出力する(e)。この所定の
遅延時間T2内に、カードリーダにIDカードを読取ら
せて、警戒リセットの設定操作をしたときには、防犯シ
ステム設定器1から防犯受信機10に防犯センサSの動
作信号が送信されることがないので、入室した後、カー
ドリーダを操作するまでの間に、警戒リセットの設定を
する人が、防犯センサSによって検知されることで、防
犯受信機10がアラームを出力するようなことがない。
【0019】次に、入室時、退室時の操作方法について
説明する。図4の(a),(b)には、防犯システム設
定器1の外観図を示している。(a)には外側に取り付
けられるパネルが、(b)には内器が示されている。こ
の防犯システム設定器1には、カードリーダ2と、モー
ド表示ランプ3と、ディップスイッチ4と、タンパスイ
ッチ5とを設けている。
【0020】カードリーダ2は、予め準備され、磁気カ
ード等で構成されたIDカードをスリット2aに通過さ
せることで、このIDカードの情報(IDコード)を読
み取る。モード表示ランプ3は、この図では、2個設け
られ、発光色を変えた緑灯3aと赤灯3bで構成され
て、窓部3cによって外部に露見している。なお、これ
らのモード表示ランプ3は基本的に、緑灯3aは警戒セ
ット状態で点灯、警戒リセット状態で消灯し、一方、赤
灯3bは不正カード等を使用してカードリーダ2によっ
て正確に読み取りが出来なかったときに点灯するように
構成されている。
【0021】まず、入室時の操作方法を図5,6を用い
て説明する。入室したときには、図5の(a)に示すよ
うに、防犯システム操作器1のモード表示ランプ3は、
緑灯3aが点灯、赤灯3bが消灯している(警戒セット
状態を示す)。この状態で同図(b)に示すように、I
Dカード(CD)をスリット2aに挿入してスライドさ
せ、カードリーダ2に読み取らせると、モード表示ラン
プ3は、緑灯3aが消灯し、赤灯3bが消灯のままとな
る(警戒リセット状態を示す)。
【0022】このような操作をしたとき、防犯受信機1
0では、図6に示すように、地区表示部11の該当する
監視エリアの表示灯11aが、点灯(警戒セット状態)
から消灯(警戒リセット状態)に変化する。なお、防犯
システム設定器1のIDカード(CD)の読み取り時
に、操作ミスあるいは、登録されていないIDカード
(CD)を操作したときには、赤灯3bを例えば2秒間
だけ点灯させて、再操作を促すことが出来る。また、所
定回数(例えば3回)操作してもIDカード(CD)が
読み取れずに、警報リセット状態に切り換えできない場
合には、警告音や警告ランプ(不図示)を点灯させる等
して、そのカードが使用できないことを示すとともに、
防犯受信機10に通知することが出来る。
【0023】次に、退室時の操作方法を図7,8を用い
て説明する。退室する前(在室中)は、図7の(a)に
示すように、防犯システム操作器1のモード表示ランプ
3は、緑灯3aが消灯、赤灯3bが消灯になっている
(警戒リセット状態を示す)。この状態で同図(b)に
示すように、IDカード(CD)をスリット2aに挿入
してスライドさせ、カードリーダ2に読み取らせると、
モード表示ランプ3は、緑灯3aが所定の遅延時間T1
の間点滅した後に点灯し、赤灯3bが消灯のままとなる
(警戒セット状態を示す)。
【0024】このような操作をしたとき、防犯受信機1
0では、図8に示すように、地区表示部11の該当する
監視エリアの表示灯11aが、消灯(警戒リセット状
態)から点灯(警戒セット状態)に変化する。次に、防
犯システム設定器1に対するIDカード(CD)の登録
設定、登録抹消設定の操作について説明する。
【0025】この操作をするには、ディップスイッチ4
を設定する必要があるが、図9に示すように、ディップ
スイッチ4はスイッチ番号1〜8が割り当てられた8つ
のオン、オフスイッチで構成される。まず、カード登録
設定の操作方法を図10,11を用いて説明する。図1
0に示すように、登録手段の登録設定スイッチとなるデ
ィップスイッチ4のスイッチ番号1をオフからオンに切
り換えると、モード表示ランプ3の緑灯3aが消灯し、
赤灯3bが点滅する。
【0026】この状態で、所定時間内(例えば10秒)
に、登録するIDカード(CD)をカードリーダ2に読
み取らせると、図11の(a)に示すようにモード表示
ランプ3の緑灯3aが例えば2秒間点灯(その後消
灯)、赤灯3bが点滅のままとなる。この表示によっ
て、カードのIDコードが登録設定できたことが分か
る。ここでは所定時間内にカード操作することになって
いるが、登録設定スイッチを操作している間は登録設定
が可能とするようにしてもよい。
【0027】IDカードを操作したにも拘らず、正確に
IDコードが登録できないときには、同図(b)に示す
ように、緑灯3aは消灯したままで、赤灯3bを例えば
2秒間点灯させる(その後点滅状態に戻る)。このよう
になると、通常の入退室時のIDカード(CD)の読み
取りと同様にして再操作すればよい。IDカード(C
D)の登録設定が終了すれば、ディップスイッチ4を元
の状態に戻せばよく(スイッチ番号1をオンからオフに
する)、そうすれば、防犯システム操作器1は、通常の
警戒セット、警戒リセットの設定に使用できるようにな
る。
【0028】次に、カード登録抹消設定の操作方法を図
12,13を用いて説明する。上記カード登録設定の操
作方法で登録したIDコードを抹消するには、まず、図
12の(a)に示すように、登録抹消手段の登録抹消設
定スイッチとなるディップスイッチ4のスイッチ番号2
をオフからオンに切り換えて、モード表示ランプ3の緑
灯3aを消灯、赤灯3bを点滅させる(図13の(a)
参照)。続いて、同図(b)に示すようにスイッチ番号
3をオフからオンに切り換えることで、登録していた全
てのIDコードが抹消される。すると、モード表示ラン
プ3の緑灯3aは点灯し、赤灯3bは点滅のままとなる
(図13の(b)参照)。IDカード(CD)の登録抹
消が終了すれば、ディップスイッチ4を逆の順番で元の
状態に戻せば(スイッチ番号3をオフの後、スイッチ番
号2をオフ)、同時にモード表示ランプ3の表示も元に
戻る。
【0029】ここでは、全てのIDコードを抹消する方
法を説明したが、個々のIDカード(CD)に対するI
Dコードを抹消するには、ディップスイッチ4のスイッ
チ番号2をオンに操作した後で、、所定時間内(例えば
10秒)に、抹消するIDカード(CD)をカードリー
ダ2に読み取らせると、モード表示ランプ3の緑灯3a
が例えば2秒間点灯した後に消灯、赤灯3bが点滅のま
まとなる。この表示によって、操作したカードに対する
IDコードが登録抹消できたことが分かる。ここでは所
定時間内にカード操作をすることになっているが、登録
設定時と同様に登録抹消設定スイッチを操作している間
は登録抹消が可能となるようにしてもよい。
【0030】次に、防犯システム操作器1から防犯受信
機10に対する警戒セット、警戒リセットを監視する遅
延時間T1,T2の設定方法について説明する。防犯シ
ステム操作器1の遅延回路に対する遅延時間T1,T2
の設定も、遅延時間設定スイッチとして、カードリーダ
本体部に設けたディップスイッチ4を用いており、図1
4に示すように、ディップスイッチ4のスイッチ番号
7,8をオンあるいはオフに設定すれば、0秒(監視エ
リア外に防犯システム操作器1を設置する場合)、30
秒、60秒、90秒の4種類に設定できる。もちろん遅
延時間T1,T2の種類はこれだけには限定されず、遅
延時間設定スイッチをボリュームスイッチ等にして任意
の時間を設定できるようにしてもよい。
【0031】また、警戒セット遅延時間T1である、カ
ード操作をしてから警戒セット状態になるまでの遅延時
間と、警戒リセット遅延時間T2である、防犯センサS
で異常検知信号を受けてから防犯受信機10を作動させ
るまでの遅延時間(警戒リセットのカード操作を受け付
ける時間)を各々任意に設定することもできる。遅延時
間設定スイッチの操作によって、それぞれの遅延時間が
設定できるようにすれば、例えば、入室後、IDカード
が見つからずに捜し出す時間を考慮して、警戒リセット
遅延時間を比較的長くすることができ、これによって、
退室時と入室時の行動にあわせた防犯センサSによる監
視、あるいは監視の解除が実行できる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように本発明
の防犯監視システムによると以下の効果を奏する。請求
項1〜3によれば、防犯受信機を警戒セット、警戒リセ
ット状態に設定する防犯システム操作器を監視エリア内
にも設置することが出来、入室時には、予め設定されて
いる所定時間内に、IDカードを防犯システム操作器の
カードリーダに読み取らせればよく、退室時には、カー
ドリーダにIDカードを読み取らせた後、予め設定され
ている所定時間内に監視エリア外に移動すれば、防犯セ
ンサが防犯システム操作器を操作する人を検知して、防
犯受信機がアラーム出力するようなことがない。
【0033】請求項4によれば、登録設定スイッチを操
作し、IDカードをカードリーダに読み取らせるだけ
で、IDコードの登録設定することができる。よって、
監視エリアを利用する各個人が所有するIDカードを、
防犯システム操作器に容易に登録でき、このようにして
登録した後は、登録したカード以外のIDカードが操作
されても、警戒セット、警戒リセットが設定されること
がない。
【0034】請求項5によれば、登録抹消設定スイッチ
を操作し、IDカードをカードリーダに読み取らせるだ
けで、登録したIDコードを抹消することができる。よ
って、監視エリアを利用する人が変わったりしても、登
録したIDカード(IDコード)を簡単に抹消できる。
請求項6によれば、モード表示ランプを設けているの
で、現在のモードが一目で分かり、防犯システム設定器
に対するIDカードの登録設定、登録抹消設定の操作が
簡単となり、その確認も確実にできる。
【0035】請求項7によれば、警戒セット、警戒リセ
ットに係る遅延時間が各監視エリア毎に任意に設定でき
るので、防犯システム操作器と監視エリアへの出入口が
離れているような監視エリアでも、遅延時間を比較的長
く設定すれば、防犯受信機において、誤報が発生するこ
とがない。請求項8によれば、警戒セット遅延時間と警
戒リセット遅延時間とを別々に設定することが出来るの
で、使用状況を考慮して警戒セット遅延時間を警戒リセ
ット遅延時間に比べて比較的長くしたり、逆に設定する
ことができ、これによって、融通性の良い防犯監視が提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防犯監視システムの構成の一例を
示す図である。
【図2】本発明に係る防犯監視システムの設置例を示す
図である。
【図3】(a)〜(e)は、本発明に係る防犯監視シス
テムの基本動作の一例を説明するためのタイムチャート
である。
【図4】(a),(b)は、防犯システム操作器の一例
を示す外観図である。
【図5】(a),(b)は、入室時の防犯システム操作
器の動作状態の一例を示す図である。
【図6】入室時の防犯受信機の動作状態の一例を示す図
である。
【図7】(a),(b)は、退室時の防犯システム操作
器の動作状態の一例を示す図である。
【図8】退室時の防犯受信機の動作状態の一例を示す図
である。
【図9】防犯システム操作器のディップスイッチの構成
の一例を示す図である。
【図10】IDカードの登録設定時のディップスイッチ
(登録設定スイッチ)の操作方法の一例を示す図であ
る。
【図11】(a),(b)は、IDカードの登録設定時
のモード表示ランプの変化の一例を示す図である。
【図12】(a),(b)は、IDカードの登録抹消設
定時のディップスイッチ(登録抹消設定スイッチ)の操
作方法の一例を示す図である。
【図13】(a),(b)は、IDカードの登録抹消設
定時のモード表示ランプの変化の一例を示す図である。
【図14】防犯システム操作器の遅延回路に対する遅延
時間の設定方法を説明する図である。
【図15】従来の防犯監視システムの構成の一例を示す
図である。
【図16】従来の防犯監視システムの設置例を示す図で
ある。
【図17】(a)〜(d)は、従来の防犯監視システム
の基本動作の一例を説明するためのタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1・・・防犯システム操作器 2・・・カードリーダ 3・・・モード表示ランプ 3a・・・緑灯 3b・・・赤灯 4・・・ディップスイッチ 10・・・防犯受信機 11・・・地区表示部 S・・・防犯センサ L1,L2・・・信号線 T1・・・警戒セット遅延時間 T2・・・警戒リセット遅延時間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の動きを検知する防犯センサを、カード
    リーダを有した防犯システム操作器に接続し、この防犯
    システム操作器を更に防犯受信機に接続して構成され、
    防犯システム操作器より、防犯受信機を警戒セット、警
    戒リセットに切換設定操作する構成としており、 上記防犯システム操作器には遅延回路を設けており、 上記防犯センサから異常検知信号を受けた後、所定の遅
    延時間が経過するまでに、上記カードリーダにIDカー
    ドを読取らせて、警戒リセットの設定操作をしないとき
    には上記防犯受信機を作動して、アラームを出力する一
    方、 上記防犯システム操作器のカードリーダにIDカードを
    読取らせて、警戒セットの設定操作を行った後は、所定
    の遅延時間後に上記防犯受信機を警戒セットの状態に設
    定する構成とした防犯監視システム。
  2. 【請求項2】上記防犯システム操作器は、警戒セットの
    状態に設定されているときに、上記防犯センサより異常
    検知信号を受けたときには、上記遅延回路によって所定
    の遅延時間を経過した後に、上記防犯受信機に異常検知
    を接点信号として出力する構成としている請求項1に記
    載の防犯監視システム。
  3. 【請求項3】上記防犯システム操作器は、警戒リセット
    の状態に設定されているときに、IDカードをカードリ
    ーダに読み取らせたときには、上記遅延回路によって所
    定の遅延時間を経過した後に、上記防犯受信機を警戒セ
    ットに切換設定する構成としている請求項1に記載の防
    犯監視システム。
  4. 【請求項4】上記防犯システム操作器は、警戒セット、
    警戒リセットの設定操作の可能なIDカードを登録する
    ための登録手段を設けており、 上記登録手段は、登録設定スイッチを操作した後、所定
    時間内に、上記カードリーダにIDカードを読み取らせ
    ることによって、IDコードを登録設定出来る構成とし
    た請求項1〜3のいずれかに記載の防犯監視システム。
  5. 【請求項5】上記防犯システム操作器は、警戒セット、
    警戒リセットの設定操作の可能なIDカードを登録抹消
    するための登録抹消手段を設けており、 上記登録抹消手段は、登録抹消設定スイッチを操作した
    後、所定時間内に、上記カードリーダにIDカードを読
    み取らせることによって、登録したIDコードを抹消出
    来る構成とした請求項1〜3のいずれかに記載の防犯監
    視システム。
  6. 【請求項6】上記防犯システム操作器には、モード表示
    ランプを設けた構成とした請求項1〜5のいずれかに記
    載の防犯監視システム。
  7. 【請求項7】上記遅延回路は、カードリーダ本体部に設
    けた遅延時間設定スイッチを操作して、遅延時間を任意
    に設定出来る構成とした請求項1〜6のいずれかに記載
    の防犯監視システム。
  8. 【請求項8】上記遅延回路は、カードリーダ本体部に設
    けた警戒セット遅延時間と、警戒リセット遅延時間を設
    定するための遅延時間設定スイッチを操作して、各々の
    遅延時間を任意に設定出来る構成とした請求項1〜6の
    いずれかに記載の防犯監視システム。
JP7188794A 1995-07-25 1995-07-25 防犯監視システム Pending JPH0935152A (ja)

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