JP3433522B2 - カードリーダ式入退出/施解錠表示操作器及びこれを使用した入退出/施解錠連動表示制御システム - Google Patents

カードリーダ式入退出/施解錠表示操作器及びこれを使用した入退出/施解錠連動表示制御システム

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JP3433522B2 JP19705294A JP19705294A JP3433522B2 JP 3433522 B2 JP3433522 B2 JP 3433522B2 JP 19705294 A JP19705294 A JP 19705294A JP 19705294 A JP19705294 A JP 19705294A JP 3433522 B2 JP3433522 B2 JP 3433522B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カードなどのカー
ド型記憶媒体をカードリーダで読み取って、電気錠を
施、解錠させたときに、これと連動して在、不在表示灯
を点灯制御するようにしたカードリーダ式入退出/施解
錠表示操作器及びこれを使用した入退出/施解錠連動表
示制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気カードなどのカード型記憶媒
体でカードリーダを操作して、室の扉に設けた電気錠を
解錠、施錠して入退室するときには、入室後あるいは退
室後に、押釦やカードスイッチなどを用いて入退出表示
器を操作することによって、この入退出表示器に入室、
退室の表示をするようにしていた。
【0003】従来は、このように入退出に伴う電気錠の
解錠、施錠操作と、入退出表示器による入室、退室の表
示操作を別のシステムで行っていたため、入室後に入退
出表示器の操作を忘れた場合には、入室しているにも拘
わらず、退室表示がなされていたり、あるいは退室後に
操作を忘れた場合には、退室しているにも拘わらず、入
室表示がなされていたりすることがあり、入退出表示器
の操作もれや操作ミスが起こるという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであって、入、退室に際してカードリーダの操作
による電気錠の施、解錠と、入退室表示器の操作を連動
させることにより、入退室時に表示操作の操作もれや操
作ミスを防ぐことができるカードリーダ式入退出/施解
錠表示操作器と、これを使用した入退出/施解錠連動表
示制御システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されるもので、請求項1〜3にはカー
ドリーダ式入退出/施解錠表示操作器が提案されてい
る。ここに、請求項1のカードリーダ式入退出/施解錠
表示操作器は、IDコードを登録したカード型記憶媒体
を読取走査するカードリーダと、操作ガイドや電気錠な
どの動作状態を表示するガイド表示部と、在、不在スイ
ッチと、在、不在表示灯と、上記カードリーダにカード
型記憶媒体を挿入し、IDコードを読取走査してIDコ
ードの登録が確認されたときには、電気錠を施、解錠さ
せるとともに、電気錠が解錠されたときには上記在表示
灯を点灯させる一方、電気錠が施錠されたときには上記
不在表示灯を点灯させる動作を行う制御手段とを備えた
構成であって、次の特徴を有している。
【0006】すなわち、請求項1の表示操作器は、行先
指定スイッチと、行先表示灯とを更に設け、上記制御手
段は、行先指定スイッチが操作されたときには、上記行
先表示灯を点滅させ、上記カードリーダにカード型記憶
媒体を挿入し、IDコードを読取走査してIDコードの
登録が確認されたときには、電気錠を施錠した後、行先
表示灯を点灯させる構成となっている。請求項の表示
操作器は、制御手段は、不在スイッチを操作したときに
は、更に不在表示灯を所定時間の間点滅させ、その点滅
動作中に室内より電気錠のサムターンを操作して施錠に
したときには、不在表示灯を点灯させる構成となってい
る。
【0007】請求項の表示操作器は、制御手段は、電
気錠を解錠、施錠操作させた時に、電気錠に異常を生じ
たときには、更にガイド表示部を点滅させる構成となっ
ている。請求項4〜6には、請求項1〜3に記載された
表示操作器を用いた入退出/施解錠連動表示制御システ
ムが提案されており、請求項の連動表示システムは、
請求項1〜3のいずれかに記載のカードリーダ式入退出
/施解錠表示操作器と、各室の扉を施、解錠させる電気
錠と、各室の入退出状況を表示する入退出表示装置と、
これらを接続したコントローラとを備え構成され、コン
トローラは、上記カードリーダ式入退出/施解錠表示操
作器の操作に応じて、電気錠を施、解錠させるととも
に、入退出表示装置を表示制御する構成となっている。
【0008】請求項の連動表示システムは、請求項
〜3のいずれかに記載のカードリーダ式入退出/施解錠
表示操作器と、各室の扉を施、解錠させる電気錠と、各
室の入退出状況を表示する入退出表示装置と、各室の防
犯監視システムと、これらを接続したコントローラとを
備えて構成され、コントローラは、上記カードリーダ式
入退出/施解錠表示操作器の操作に応じて、電気錠を
施、解錠させるとともに、入退出表示装置を表示制御
し、かつ上記電気錠が施錠されたときには、上記防犯監
視システムを警戒状態にセットするとともに、上記電気
錠が解錠されたときには、上記防犯監視システムを警戒
解除状態にリセットする構成となっている。
【0009】請求項の連動表示システムは、請求項
に記載のカードリーダ式入退出/施解錠表示操作器と、
各室の扉を施、解錠させる電気錠と、各室の入退出状況
を表示する入退出表示装置と、各室の防犯監視システム
と、これらを接続したコントローラとを備え構成され、
コントローラは、上記不在スイッチを操作したときに
は、不在表示灯を所定時間の間点滅させ、その点滅動作
中に室内より電気錠のサムターンを操作して施錠にした
ときには、不在表示灯を点灯させるとともに、入退出表
示装置を表示制御し、このとき上記防犯監視システムを
警戒解除状態にリセットする構成となっている。
【0010】
【作用】請求項1〜3に記載の表示操作器 請求項1に記載の表示操作器によれば、入室時には、カ
ード型記憶媒体をカードリーダに挿入し、IDコードの
読取走査を行う。すると、制御手段は、カード型記憶媒
体に記録されたIDコードの登録を確認し、その登録が
確認されれば、電気錠を解錠し、ガイド表示部の解錠ラ
ンプを点灯させる。この間に、扉を開けて入室すれば、
在スイッチを操作しなくても在室表示灯が点灯し、施錠
操作がなされるまで解錠状態に保持される。
【0011】一方の退室時には、解錠表示灯の点灯を確
認してから、不在スイッチを操作する。すると、不在表
示灯は点滅するので、その点滅の間に、カード型記憶媒
体をカードリーダに挿入し、IDコードの読取走査を行
う。この操作に対して、制御手段は、カード型記憶媒体
に記録されたIDコードの登録を確認し、その登録が確
認されれば、電気錠を施錠し、ガイド表示部の解錠ラン
プを消灯させ、点滅中の不在表示灯を点灯させる。
【0012】請求項1に記載の表示操作器によれば、
記基本動作に加えて、不在スイッチに代えて行先指定ス
イッチを操作して退室した場合、不在表示灯に代えて行
先表示灯(例えば、「学内」や「病院内」)が点滅し、
最後に点灯する。請求項2に記載の表示操作器によれ
ば、次のような操作を行うことによって更に居留守表示
が可能となる。
【0013】ガイド表示部の解錠ランプの点灯を確認し
た後、不在スイッチを操作すると、不在表示灯は点滅す
るので、その点滅の間に、入室し、室内より扉の電気錠
のサムターンを操作して施錠すると、解錠ランプが消灯
し、不在表示灯が点滅から点灯に変わる。このように在
室しているにも拘らず、表示は不在となるのでいわゆる
居留守として利用出来る。
【0014】なお、請求項3に記載の表示操作器によれ
ば、以上のような施、解錠操作を行ったときに、電気錠
に異常がある場合には、ガイド表示部の施、解錠表示灯
を点滅させ、アラームを出力する。請求項4〜6に記載
の入退出/施解錠連動表示制御システム請求項に記載
の入退出/施解錠連動表示制御システムによれば、カー
ドリーダ式入退出/施解錠表示操作器を操作すれば、コ
ントローラは電気錠を施、解錠させると同時に、入退出
表示装置を制御して、在室、不在の表示を行うが、この
場合、表示操作器の在、不在表示灯と同様な制御を行
う。
【0015】請求項に記載の入退出/施解錠連動表示
制御システムによれば、カードリーダー式入退出/施解
錠表示操作器を操作すれば、コントローラは電気錠を
施、解錠させ、入退出表示装置を制御する動作に加え
て、更に各室に対する防犯監視システムを警戒状態にセ
ットしたり、警戒解除の状態にリセット出来る。この場
合、電気錠ユニットが施錠されれば、その室の防犯監視
システムは警戒状態にセットされ、電気錠ユニットが解
錠されれば、その室の防犯監視システムは警戒解除の状
態にリセットされるが、請求項に記載の入退出/施解
錠連動表示制御システムにおいて居留守操作を行なった
場合には、その室の防犯監視システムは警報解除の状態
にリセットされる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係るカードリーダ式入退出/
施解錠表示操作器の一実施例について、図面に基づいて
説明する。図2は、本発明の表示操作器Aの外観を示し
ており、壁面に取り付けられる本体ボックス10には、
カード型記憶媒体Cを挿入し、読取走査するためのカー
ドリーダ1のスリット1aと、操作ガイドや電気錠など
の動作状態を表示するガイド表示部2とが設けられ、本
体10の下方には、在、不在スイッチ3,4と、在、不
在表示灯5,6が設けられている。
【0017】ここに、ガイド表示灯2は、表示操作器の
操作をガイドするため、「カードを挿入して下さい」、
「カードを再度挿入して下さい」の文字が記され、その
上にLEDなどで構成された表示ランプ2a,2bが設
けられ、これらの下方には、動作状態を表示するため
「解錠しています」、「防犯発報しています」の文字が
記され、それらの上にはLEDなどで構成された表示ラ
ンプ2c,2dが設けられられている。
【0018】また、在、不在スイッチ3,4は、その上
面に「在」、「不在」の文字を記した内照式の表示灯押
釦スイッチとなっており、在、不在時には、押釦スイッ
チの内部に設けたLEDなどの表示ランプを点灯させて
表示できるように在、不在表示灯を兼ねている。なお、
図例の表示操作器Aは、大学内部などで使用されるもの
を想定しており、このため行先指定スイッチ7,行先表
示灯8として「学内」の文字を記した内照式の表示灯押
釦スイッチを設けているが、使用目的に応じて、例え
ば、病院内などのように他の行先を記してもよい。
【0019】図1は、本発明の表示操作器Aの内部構成
を示したブロック図である。制御手段11はCPUで構
成されており、この制御手段11にカードリーダ1、ガ
イド表示部2の表示制御回路21、IDコードを登録し
たIDコード登録メモリ12を備えており、ガイド表示
部2の表示制御回路21、電気錠9には制御手段11か
らの制御信号が出力されて必要な制御がなされるように
なっている。
【0020】このような本発明の表示操作器Aによれ
ば、制御手段11は予め準備されたプログラムによって
種々の制御を実行することができ、カードリーダ1でカ
ード型記憶媒体Cを読取走査させたときには、制御手段
11はカード型記憶媒体Cに記憶されたIDコードがメ
モリ12に登録されているかどうかを判別し、登録が確
認されれば電気錠9を施、解錠させ、電気錠9が解錠さ
れたときには、在表示灯5を点灯させ、電気錠9を施錠
したときには、不在表示灯6を点灯させるようになっ
いる。
【0021】また、このような制御手段11は、不在ス
イッチ4を操作したときには、不在表示灯6を所定時間
の間点滅させ、その点滅動作中に室内より電気錠9のサ
ムターン(不図示)を操作して、電気錠9を施錠にした
ときには、不在表示灯6を点灯させており、電気錠9の
解錠、施錠の操作時に電気錠9に異常を生じたときに
は、ガイド表示部2に設けた表示灯、例えば「解錠して
います」の記された表示灯2Cを点滅させて、異常を報
知する構成となっている。
【0022】更に、このような表示操作器Aに、行先指
定スイッチ7と行先表示灯8とを設けたものでは、制御
手段11は行先指定スイッチ7が操作されたときには、
行先表示灯8を点滅させ、制御手段11は、カードリー
ダ1で読み取られたIDコードの登録を確認し、電気錠
9を施錠させた後、行先表示灯8を点灯させる構成とな
ている。
【0023】図4のステップ100〜111に入室時に
おける基本動作、図5のステップ200〜216には退
出時における基本動作をフローチャートをもって示す。
図4のステップ111では、電気錠に異常を生じたと
き、異常信号を後述するコントローラDに送出してい
る。また、ステップ108では、入室後において室内か
らサムターンを操作して解錠しているが、後述する本発
明システムでは、防犯監視システムも警報解除の状態に
リセットされる。
【0024】図5のステップ201では、外出時は不在
スイッチ、行先が特定されている場合には行先指定スイ
ッチが操作される。ステップ208では不良退出の判断
がなされている。ここでは、防犯センサが作動していな
いかどうかが判断され、防犯センサが作動中に電気錠を
施錠して退出した場合を放置すると、本発報となってセ
ンタ装置Fに通知され、アラームが鳴動する。また、電
気錠を施錠したとき異常を生じると、解錠表示灯2cが
点滅し、異常を表示する。
【0025】ついで、本発明のカードリーダ式電気錠入
退出/施解錠連動表示制御システムについて説明する。
図3は、このシステムの内部構成を示した図であり、各
室には表示操作器Aと電気錠9とを設け、防犯監視シス
テムの防犯センサSと、複数単位の表示操作器A及び電
気錠9は共通のコントローラであるコントロール盤Dに
接続され、更にこのようなコントローラを複数台、RS
485などのインターフェースを通じて通信制御装置E
に接続し、その通信制御装置Eに入退出表示装置Bを接
続した構成となっており、この入退出表示装置Bによっ
て、複数室の入、退出状況が一覧表示されるようになっ
ている。ここに、通信制御装置Eと入退出表示装置Bと
は、例えば、フロアー毎に設置され、各フロアーの通信
制御装置Eはイーサネットなどのような専用の通信回線
LNによって管理室内にセンタ装置Fとして設置された
ホストコンピュータに接続され、ここでシステム内のす
べての入退出情報と、電気錠の施、解錠情報が集中して
監視できるようになっている。
【0026】管理室内に設置されたセンタ装置Fには、
一覧表示情報を表示するためのCRT13、必要な監視
情報を記録印字するためのプリンタ12、防犯監視シス
テムにおいて異常を検出したときにアラームを出力する
ブザー15、マウス16などが接続されており、CRT
13にはシステム内の入退出情報と、電気錠9の施解錠
情報が適宜画面表示によって監視でき、必要に応じてプ
リンタ12によって印字出力出来るようになっている。
なお、カード発行機Gは本発明システムにおいて使用さ
れるカード型記憶媒体Cに、IDコードを書き込み作製
するためのものである。
【0027】このような入退出/施解錠連動表示制御シ
ステムでは、各室に設置したカードリーダ式入出退/施
解錠表示操作器Aを操作して、前述したような入、退出
操作を行うと、コントローラDでは、これらの情報を処
理し、通信線Lを介して通信制御装置Eに送出する。す
ると、通信制御装置Eでは、出退出表示装置Bを表示制
御して、監視ブロック内の出退情報を逐次一覧表示する
とともに、センタ装置Fには更に専用の通信回線LNを
介して、出退情報に加えて、電気錠の施、解錠情報を送
出する。一方のセンタ装置Fは、各ブロック内の各室の
防犯監視システムを集中して管理しており、各ブロック
の通信制御装置Eから送出されてくる情報に基づいて、
その室の防犯監視システムを警報状態にセットしたり、
警報解除の状態にリセットしている。
【0028】ついで、本発明の入退出/施解錠連動表示
制御システムの基本動作について説明する。 [入室時の基本動作] 表示操作器Aのカードリーダ1の読み取りスリット1a
にIDコードの登録されたカードCを挿入し、読取走査
する。このときカードCを挿入して下さいの表示灯2a
が点灯しているので、IDコードが登録されている場
合、その室の電気錠9が解錠され、その表示灯が点灯す
るが、IDコードが登録されていない場合やカードCの
種類が異なる場合には、カードを再挿入して下さいの表
示灯が点灯する。
【0029】電気錠9が解錠されれば、入室できるの
で、このとき在室表示灯5が点灯し、防犯監視システム
も警戒解除の状態にセットされ、コントローラDは通信
制御装置Eを通じて入退出表示装置Bを表示制御し、入
室表示をなす。その室の電気錠9の解錠は、次に施錠さ
れるまで保持され、入室後、室内より電気錠9をサムタ
ーンで操作すると、コントローラDは電気錠9を施錠す
るが、このときには室内に人が居るため防犯監視システ
ムを警報解除の状態にリセットする。したがって、室内
の扉等が開かれても、アラームは鳴動されない。 [退室時の基本動作] 表示操作器Aの解錠表示灯2cが点灯していることを確
認してから、不在表示スイッチ4を操作すると、不在表
示灯6は点滅する。この点滅は所定時間の間、継続する
ので、その間にカードCをカードリーダ1の読み取りス
リット1aに挿入して読取走査させれば、IDコードが
登録されている場合には、電気錠9が施錠され、解錠表
示灯2cが消灯して、不在表示灯6が点灯に変化する。
また、このときコントローラDは入退出表示装置Bを不
在表示にする。カードCの読取走査時に、カードCを再
挿入して下さいの表示灯2aが点灯すれば、再度カード
Cを挿入する。
【0030】電気錠9が施錠になったときに、防犯発報
表示灯2dが点滅すれば、室内の防犯センサSが作動し
ているので不良退出となり、前述した入室操作を実施
し、室内に人がいないかどうかを確認した後、再度退出
操作を実施する。防犯発報表示灯2dの点滅状態を所定
時間報知すれば、点灯に変化し、センタ装置Fのブザー
15を作動し、アラームを鳴動させる。
【0031】なお、このような本発明システムによれ
ば、次のような居留守表示も可能である。すなわち、表
示操作器Aの不在スイッチ4を操作すると、不在表示灯
6が点滅するので、その点滅時間の間に、室内より電気
錠9のサムターンを操作して施錠すれば、解錠表示2c
が消灯するとともに不在表示灯6が点灯に変化する。こ
のとき、コントローラDは出退表示装置Bを不在表示と
するが、防犯監視システムの警報状態を解除しリセット
するので、その室内の扉や窓を開けても、アラームが鳴
動することはない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカードリ
ーダ式入出退/施解錠表示操作器によれば、入、退室に
際して、カードリーダによる電気錠の施、解錠操作と入
退出表示器の操作を連動させているので、入退出表示器
の操作もれや操作ミスを防ぐことができる。また、記憶
媒体のカードリーダへの挿入指示、その他の情報がガイ
ド表示部に表示されるので、操作を誤りなく行うことが
でき、電気錠の状態が一目で判別することができる(請
求項1)。
【0033】更に、請求項2において提案された表示操
作器によれば、居留守表示を行うことができるため、睡
眠などの休養時などにおける来訪者の訪問を未然に防ぐ
ことができる。請求項3において提案された表示操作器
によれば、電気錠を操作させたときに異常を生じておれ
ば、ガイド表示部が点滅するので、容易に正常、異常の
判別が出来る。
【0034】請求項4において提案された本発明システ
ムによれば、カードリーダ式入出退/施解錠表示操作器
を操作して、電気錠を施、解錠させれば、それと連動し
て入退出表示装置の表示を遠隔制御できる。請求項5に
おいて提案された本発明システムによれば、カードリー
ダ式入出退/施解錠表示操作器を操作して、電気錠を
施、解錠させれば、入退出表示装置を表示制御できるば
かりでなく、各室の防犯監視システムも連動させて警戒
状態にセットしたり、警戒状態を解除してリセットする
ことが出来る。
【0035】請求項6において提案された本発明システ
ムによれば、入出退/施解錠表示操作器を操作すること
によって居留守表示機能を組み込ませることができ、更
に入出退/施解錠表示操作器を操作して電気錠を施、解
錠させれば、入退出表示装置を表示制御できるばかりで
なく、各室の防犯監視システムも連動させて警戒状態に
セットしたり、警戒状態を解除してリセットすることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカードリーダ式入退出/施解錠表
示操作器の基本構成を示すブロック図である。
【図2】カードリーダ式入退出/施解錠表示操作器の外
観図である。
【図3】本発明に係る入退出/施解錠連動表示制御シス
テムの基本構成を示すブロック図である。
【図4】入室時における基本動作の手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】退室時における基本動作の手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
A カードリーダ式入退出/施解錠表示操作器 B 入退出表示装置 C カード型記憶媒体 D コントローラ 1 カードリーダ 2 ガイド表示部 3 在スイッチ 4 不在スイッチ 5 在表示灯 6 不在表示灯 7 行先指定スイッチ 8 行先表示灯 9 電気錠 11 制御手段 12 IDコード登録メモリ 21 表示制御回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】IDコードを登録したカード型記憶媒体を
    読取走査するカードリーダと、操作ガイドや電気錠など
    の動作状態を表示するガイド表示部と、在、不在スイッ
    チと、在、不在表示灯と、上記カードリーダにカード型
    記憶媒体を挿入し、IDコードを読取走査してIDコー
    ドの登録が確認されたときには、電気錠を施、解錠させ
    るとともに、電気錠が解錠されたときには上記在表示灯
    を点灯させる一方、電気錠が施錠されたときには上記不
    在表示灯を点灯させる動作を行う制御手段とを備えた構
    成としたカードリーダ式入退出/施解錠表示操作器であ
    って、 行先指定スイッチと、行先表示灯とを更に設け、 上記制御手段は、行先指定スイッチが操作されたときに
    は、上記行先表示灯を点滅させ、上記カードリーダにカ
    ード型記憶媒体を挿入し、IDコードを読取走査してI
    Dコードの登録が確認されたときには、電気錠を施錠し
    た後、行先表示灯を点灯させるようにしたカードリーダ
    式入退出/施解錠表示操作器。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、不在スイッチを操作した
    ときには、不在表示灯を所定時間の間点滅させ、その点
    滅動作中に室内より電気錠のサムターンを操作して施錠
    にしたときには、不在表示灯を点灯させる構成とした請
    求項1に記載のカードリーダ式入退出/施解錠表示操作
    器。
  3. 【請求項3】上記制御手段は、電気錠を解錠、施錠操作
    させた時に、電気錠に異常を生じたときには、上記ガイ
    ド表示部を点滅させる構成とした請求項1、2のいずれ
    かに記載のカードリーダ式入退出/施解錠表示操作器。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のカードリ
    ーダ式入退出/施解錠表示操作器と、各室の扉を施、解
    錠させる電気錠と、各室の入退出状況を表示する入退出
    表示装置と、これらを接続したコントローラとを備えた
    入退出/施解錠連動表示制御システムであって、 上記コントローラは、上記カードリーダ式入退出/施解
    錠表示操作器の操作に応じて、電気錠を施、解錠させる
    とともに、入退出表示装置を表示制御する構成とした入
    退出/施解錠連動表示制御システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれかに記載のカードリ
    ーダ式入退出/施解錠表示操作器と、各室の扉を施、解
    錠させる電気錠と、各室の入退出状況を表示する入退出
    表示装置と、各室の防犯監視システムと、これらを接続
    したコントローラとを備えた入退出/施解錠連動表示制
    御システムであって、 上記コントローラは、上記カードリーダ式入退出/施解
    錠表示操作器の操作に応じて、電気錠を施、解錠させる
    とともに、入退出表示装置を表示制御し、かつ上記電気
    錠が施錠されたときには、上記防犯監視システムを警戒
    状態にセットするとともに、上記電気錠が解錠されたと
    きには、上記防犯監視システムを警戒解除状態にリセッ
    トする構成とした入退出/施解錠連動表示制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項に記載のカードリーダ式入退出/
    施解錠表示操作器と、各室の扉を施、解錠させる電気錠
    と、各室の入退出状況を表示する入退出表示装置と、各
    室の防犯監視システムと、これらを接続したコントロー
    ラとを備えた入退出/施解錠連動表示制御システムであ
    って、 上記コントローラは、上記不在スイッチを操作したとき
    には、不在表示灯を所定時間の間点滅させ、その点滅動
    作中に室内より電気錠のサムターンを操作して施錠にし
    たときには、不在表示灯を点灯させるとともに、入退出
    表示装置を表示制御し、このとき上記防犯監視システム
    を警戒解除状態にリセットする構成とした入退出/施解
    錠連動表示制御システム。
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