JPH11210284A - 入退室管理装置 - Google Patents

入退室管理装置

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Publication number
JPH11210284A
JPH11210284A JP1183198A JP1183198A JPH11210284A JP H11210284 A JPH11210284 A JP H11210284A JP 1183198 A JP1183198 A JP 1183198A JP 1183198 A JP1183198 A JP 1183198A JP H11210284 A JPH11210284 A JP H11210284A
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JP
Japan
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card reader
electric lock
entry
management device
interlocking
Prior art date
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Application number
JP1183198A
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English (en)
Inventor
Akinori Yagi
昭憲 八木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共用部の防犯監視を行える入退室管理装置を
提供する。 【解決手段】 扉1を施解錠する電気錠2と、電気錠2
と防犯受信機15とを制御する機能を有する連動カード
リーダ7とを有し、前記連動カードリーダ7に、登録さ
れたカード3が少なくとも挿入されたときに電気錠2の
解錠制御を行うよう構成した入退室管理装置において、
連動カードリーダ7に防犯受信機15を接続するととも
に、連動カードリーダ7に防犯警戒の解除回線を選択す
る手段7eを設けて、当該手段7eの操作により防犯受
信機15において該当防犯警戒回線の警戒の解除制御を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入退室管理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入退室管理装置は図8に示すよう
に、扉1を施解錠する電気錠2と、磁気カード等のカー
ド3を読み取り電気錠2を施錠及び解錠制御するカード
リーダ4と、カードリーダ4及び電気錠2に電源を供給
する電源装置6と、カードリーダ4を管理するセンター
装置5とを有している。尚、入退室管理装置の電気錠2
は扉1が閉じたときに自動的に電気錠2を施錠する構成
(自動施錠型)としているものがある。また入退室管理
装置は、室内から解錠する場合の解錠押しボタン10を
有するものがある。
【0003】センター装置5とカードリーダ4とはRS
485規格に基づく伝送線Lにより接続している。また
カードリーダ4は、電気錠2の付近の壁等に設置されて
いる。更にセンター装置5は、カードリーダ4に対し
て、カードデータの登録及び抹消機能を有しており、カ
ードリーダ4がテンキー部4eを有するものである場合
には、テンキー入力用の暗唱番号の登録及び抹消機能も
有している。更にセンター装置5は電気錠2の施解錠及
びカード操作履歴を監視することができる。
【0004】一方、防犯受信機15と防犯検知器20と
による防犯監視システムは、前記入退室管理装置とは独
立したシステムとして構成されている。この防犯監視シ
ステムは、ビル等の共用部の監視と、各部屋等の専用部
の監視の双方を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の入退室管理装置
及び防犯監視システムにおいて、ビルに入館するときに
は、カードリーダ4のカードリード部に、登録されてい
るカード3を挿入して、電気錠2を解錠させ、更に防犯
受信機15を手動で操作して、該当回線(共用部と専用
部)の防犯監視状態を解除する。しかし防犯受信機15
で操作するまでに、通用口等の共用部に設置してある人
体検知器等の防犯検知器20が動作して発報してしまう
不都合があった。
【0006】一方、ビルより退館するときには、通用口
近くの防犯受信機15まで行き、防犯受信機15を手動
で操作して、該当回線(共用部と専用部)の防犯解除状
態を警戒状態にする。そして直ぐに通用口内に設置して
ある解錠押しボタン10を押し操作するか、又は電気錠
2のサムターンを操作して扉1を開けて退館する。この
とき扉1は閉めると自動施錠される。しかし、この場合
にも防犯受信機15で警戒セット操作をしたときに、通
用口等に設置してある人体検知器等の防犯検知器20が
動作して発報してしまう不都合があった。
【0007】すなわち、上記入館、退館の際に、防犯監
視システムが作動してしまうため、このような防犯監視
システムでは、専用部の防犯監視は可能であるが、通路
口近くの共用部の防犯監視をすることはできなかった。
【0008】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、共用部の
防犯監視を行える入退室管理装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、扉を施解錠する電気錠
と、電気錠と防犯受信機とを制御する機能を有する連動
カードリーダとを有し、前記連動カードリーダに、登録
されたカードが少なくとも挿入されたときに電気錠の解
錠制御を行うよう構成した入退室管理装置において、連
動カードリーダに防犯受信機を接続するとともに、連動
カードリーダに防犯警戒の解除回線を選択する手段を設
けて、当該手段の操作により防犯受信機において該当防
犯警戒回線の警戒の解除制御を行う。
【0010】請求項2記載の発明では、扉を施解錠する
電気錠と、電気錠と防犯受信機とを制御する機能を有す
る連動カードリーダとを有し、自動施錠又は前記連動カ
ードリーダに登録されたカードが少なくとも挿入された
ときに電気錠の施錠を行うよう構成した入退室管理装置
において、連動カードリーダに防犯受信機を接続すると
ともに、連動カードリーダに防犯警戒の開始回線を選択
する手段を設けて、当該手段の操作により防犯受信機に
おいて該当防犯警戒回線の警戒の開始制御を行う。
【0011】請求項3記載の発明では、入退室管理装置
において、該当防犯警戒回線の警戒の解除、開始状態を
報知する手段を連動カードリーダに設ける。
【0012】請求項4記載の発明では、入退室管理装置
において、操作するカード毎に、防犯警戒回線の警戒の
解除を許可するテーブルを設ける。
【0013】請求項5記載の発明では、扉を施解錠する
電気錠と、電気錠と照明制御盤とを制御する機能を有す
る連動カードリーダとを有し、前記連動カードリーダ
に、登録されたカードが少なくとも挿入されたときに電
気錠の解錠制御を行うよう構成した入退室管理装置にお
いて、連動カードリーダに照明制御盤を接続するととも
に、連動カードリーダに照明制御の区域を選択する手段
を設けて、当該手段の操作により照明制御盤において該
当区域の照明の点灯制御を行う。
【0014】請求項6記載の発明では、扉を施解錠する
電気錠と、電気錠と照明制御盤とを制御する機能を有す
る連動カードリーダとを有し、自動施錠又は前記連動カ
ードリーダに登録されたカードが少なくとも挿入された
ときに電気錠の施錠を行うよう構成した入退室管理装置
において、連動カードリーダに照明制御盤を接続すると
ともに、連動カードリーダに照明制御の区域を選択する
手段を設けて、当該手段の操作により照明制御盤におい
て該当区域の照明の消灯制御を行う。
【0015】請求項7記載の発明では、入退室管理装置
において、該当区域の照明の点灯、消灯状態を報知する
手段を連動カードリーダに設ける。
【0016】請求項8記載の発明では、入退室管理装置
において、操作するカード毎に、該当区域の照明の点灯
を許可するテーブルを設ける。
【0017】請求項9記載の発明では、扉を施解錠する
電気錠と、電気錠と空調制御盤とを制御する機能を有す
る連動カードリーダとを有し、前記連動カードリーダ
に、登録されたカードが少なくとも挿入されたときに電
気錠の解錠制御を行うよう構成した入退室管理装置にお
いて、連動カードリーダに空調制御盤を接続するととも
に、連動カードリーダに空調オン制御の回線を選択する
手段を設けて、当該手段の操作により空調制御盤により
該当空調のオン制御を行う。
【0018】請求項10記載の発明では、扉を施解錠す
る電気錠と、電気錠と空調制御盤とを制御する機能を有
する連動カードリーダとを有し、自動施錠又は前記連動
カードリーダに登録されたカードが少なくとも挿入され
たときに電気錠の施錠を行うよう構成した入退室管理装
置において、連動カードリーダに空調制御盤を接続する
とともに、連動カードリーダに空調オフ制御の回線を選
択する手段を設けて、当該手段の操作により空調制御盤
により該当空調のオフ制御を行う。
【0019】請求項11記載の発明では、入退室管理装
置において、該当区域の空調のオン、オフ状態を報知す
る手段を連動カードリーダに設ける。
【0020】請求項12記載の発明では、入退室管理装
置において、操作するカード毎に、該当区域の空調のオ
ン制御を許可するテーブルを設ける。
【0021】請求項13記載の発明では、扉を施解錠す
る電気錠と、電気錠とエレベータ制御盤とを制御する機
能を有する連動カードリーダとを有し、前記連動カード
リーダに、登録されたカードが少なくとも挿入されたと
きに電気錠の解錠制御を行うよう構成した入退室管理装
置において、連動カードリーダにエレベータ制御盤を接
続するとともに、連動カードリーダにエレベータの不停
止解除の回線を選択する手段を設けて、当該手段の操作
によりエレベータ制御盤により該当エレベータの不停止
の解除制御を行う。
【0022】請求項14記載の発明では、扉を施解錠す
る電気錠と、電気錠とエレベータ制御盤とを制御する機
能を有する連動カードリーダとを有し、自動施錠又は前
記連動カードリーダに登録されたカードが少なくとも挿
入されたときに電気錠の施錠を行うよう構成した入退室
管理装置において、連動カードリーダにエレベータ制御
盤を接続するとともに、連動カードリーダにエレベータ
の不停止の回線を選択する手段を設けて、当該手段の操
作によりエレベータ制御盤により該当エレベータの不停
止の実施制御を行う。
【0023】請求項15記載の発明では、入退室管理装
置において、該当区域のエレベータの不停止、停止状態
を報知する手段を連動カードリーダに設ける。
【0024】請求項16記載の発明では、入退室管理装
置において、操作するカード毎に、該当区域のエレベー
タの不停止解除の制御を許可するテーブルを設ける。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を図1乃
至図6に基づいて説明する。図1は入退室管理装置のシ
ステム図、図2は同上の連動カードリーダの正面図、図
3は入退室管理装置の要部のブロック回路図を示す図、
図4はセンター装置の登録内容例を示す図、図5は入館
時の操作方法を示す図であり、(a)は扉が施錠されて
いる状態を示す図、(b)はカードの操作を示す図、
(c)はテンキーの操作を示す図、(d)は防犯の警戒
解除状態を示す図、(e)は電気錠が解錠された状態を
示す図、図6は退館時の操作方法を示す図であり、
(a)は電気錠を解錠する操作を示す図、(b)は自動
施錠状態を示す図、(c)はカード操作を示す図、
(d)はテンキー操作を示す図、(e)は防犯の警戒状
態を示す図、(f)は電気錠の施錠保持を示す図であ
る。
【0026】入退室管理装置は、図1に示すように、扉
1を施解錠する電気錠2と、磁気カード等のカード3を
読み取りかつテンキー入力により電気錠2を施錠及び解
錠制御するとともに防犯の警戒及び解除を切り替え制御
する機能を有する連動カードリーダ7と、連動カードリ
ーダ7を管理するセンター装置5と、連動カードリーダ
7と電気錠2とに電源を供給する電源装置6とを有して
いる。尚、扉1は引戸やシャッター等に置き換えてもよ
い。
【0027】センター装置5と連動カードリーダ7とは
RS485規格に基づく伝送線L1により接続してあ
る。また連動カードリーダ7は電気錠2と制御線L2
接続してあり、防犯受信機15とは信号線L3 で接続し
てある。また電源装置6は、連動カードリーダ7と電源
線L4 で接続してあり、電気錠2用の電源と、連動カー
ドリーダ7用の電源とを供給する。電気錠2には、連動
カードリーダ7を介して電源が供給される。解錠押しボ
タン10は信号線L5 で連動カードリーダ7に接続して
ある。
【0028】また連動カードリーダ7は、図2に示すよ
うに回線ごとの防犯警戒、解除状態を示す状態表示部7
hを有し、またテンキー部7eを有している。更に、連
動カードリーダ7は、図3に示すように、その内部に制
御部7aと、制御部7aからの制御により開閉する接点
Aと、状態監視部7bと、データ照合部7cと、カード
リード部7dと、前記テンキー部7eとを有している。
【0029】接点Aは、制御部7aからの制御指令によ
りその状態を以下のように変化させて、電気錠2の解錠
ならびに施錠を行う。すなわち接点Aがオンからオフに
変化すると、電気錠2を制御するソレノイド2aは、電
圧印加ありから電圧印加なしに切り替わる。上記により
電気錠2は解錠状態から施錠状態に切り替わる。
【0030】また接点Aがオフからオンに変化すると、
前記ソレノイド2aは電圧印加なしから電圧印加ありに
変化する。上記により電気錠2は施錠状態から解錠状態
に切り替わる。
【0031】一方、電気錠2側には、電気錠2を施解錠
する前記ソレノイド2aと接点Bとを有し、ソレノイド
2aは、前述のように電圧が印加されているときに電気
錠2が解錠となり、電圧が印加されていないときに電気
錠2が施錠となる、いわゆる通電時解錠型電気錠として
ある。また接点Bは、扉1の開閉状態を検出して、前記
連動カードリーダ7の状態監視部7bに扉1の開閉状態
信号を送出するために設けてあり、接点Bのオン時には
扉1の扉閉状態信号を送出し、オフ時には扉1の扉開状
態信号を送出する。
【0032】さて、連動カードリーダ7はその内部に、
複数の接点A1 ,…An を具備しており、この接点
1 ,…An をオン、オフすることにより、防犯受信機
15の防犯個別警報入力部15aへ警戒/解除の切り替
え信号を送出する。この接点A1,…An のオン、オフ
は、テンキー部7eにおけるテンキー操作により該当防
犯回線を指定し、警戒解除キーである♯キーで警戒の解
除入力する。また、*キーにより防犯警戒側への切り替
えを入力する。上記テンキー入力により制御部7aは接
点A1 ,…An のオン、オフを行う。
【0033】また、センター装置5には図4に示すよう
に予め各カード3ごとに、そのIDコードと、防犯警戒
/解除回線、及び使用者名のデータテーブルが登録して
ある。各カード3の保持者はテンキーで入力を行って
も、この登録された防犯警戒/解除回線だけしか、制御
できないようにしてある。
【0034】また、防犯受信機15からは防犯の警戒/
解除状態を接点B1 ,…Bn で連動用カードリーダ7に
返信するようにしてあり、この接点B1 ,…Bn のオン
で点灯する発光ダイオードLa1 ,…Lan が、連動カ
ードリーダ7に設けてある。
【0035】次に、図5を参照して入館及び退館の方法
を説明する。まず、入館者は、図5(a)に示すよう
に、建物の通用口等の前に立ち、扉1が施錠されている
のを確認する。次に図5(b)に示すように、警戒/解
除用の連動カードリーダ7のカードリード部7dに、登
録されているカード3を挿入する。このとき、カード3
が登録されたものであるか否かをデータ照合部7cでカ
ードデータを照合する。有効なカード3と判断した場合
には、テンキー入力を許可される。
【0036】次に、図5(c)に示すように、連動カー
ドリーダ7のテンキー部7eで、警戒解除したい回線番
号を入力し、♯キーを入力する。例えば図4の登録にお
いて、「山田さん」が操作する場合は、センター装置5
において、防犯の回線1又は2を入力し、警戒解除コー
ド♯を入力する。このとき、回線番号が図4のデータテ
ーブルに登録してある回線かが判断される。登録された
ものであれば、図5(d)に示すように、制御部7a
は、対応する接点An をオンからオフに切り替える。前
記接点An の変化が防犯受信機15に入力されて、防犯
受信機15では該当回線の防犯警戒状態を解除状態にす
る。また、防犯受信機15の対応する接点Bn がオン
し、連動カードリーダ7の状態表示部7hの該当回線の
発光ダイオードLan が点灯から消灯に切り替わる。同
時に図5(e)に示すように、電気錠2が解錠され、扉
1を開けると接点Bがオフとなり、入館する。そして扉
1を閉めると接点Bはオンとなり、また接点Aはオフに
なりソレノイド2aには電圧が印加されなくなり電気錠
2は施錠される。尚、電気錠2の解錠は、カード3の操
作の後、テンキー操作で暗唱番号を入力したときに解錠
するようにしてもよい。
【0037】次に図6に示すように、退館の方法につい
て述べる。退館者は、図6(a)に示すように、通用口
の建物内側の解錠押しボタン10を操作するか又はサム
ターンにて電気錠2を解錠して扉1を開けて退館する。
そして図6(b)に示すように扉1を閉めれば電気錠2
が自動施錠される。次に、図6(c)に示すように、建
物外の連動カードリーダ7のカードリード部7dに、登
録されているカード3を挿入操作する。データ照合部7
cでカードデータを照合し、有効カードと判断した場合
には、テンキー入力を許可する。次に図6(d)に示す
ように、連動カードリーダ7のテンキー部7eに該当の
回線をテンキー入力し、警戒開始コードを入力する。例
えば図4の登録において、「山田さん」が操作する場合
は、センター装置5において、防犯の回線1又は2を入
力し、警戒開始コード*を入力する。このとき、回線番
号が図4のデータテーブルに登録してある回線かが判断
される。登録されたものであれば、図6(e)に示すよ
うに、制御部7aは、対応する接点An をオフからオン
に切り替える。前記接点An の変化が防犯受信機15に
入力されて、防犯受信機15では該当回線の防犯解除状
態を警戒状態にする。また、防犯受信機15の対応する
接点Bn がオフし、連動カードリーダ7の状態表示部7
hの該当回線の発光ダイオードLan が消灯から点灯に
切り替わる。図4の前記例では、回線1の表示が点灯
し、防犯受信機15において1回線目が警戒状態とな
る。警戒開始操作時には、制御部7aからは接点Aを制
御せず、図6(f)に示すように、電気錠2は、施錠状
態を保持している。
【0038】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。図7は入退室管理装置の要部のブロック回路図
である。
【0039】第1の実施の形態の電気錠の制御の場合と
同様に、この連動カードリーダ7を使用して、照明の点
灯、消灯制御又は空調のオン、オフ制御又はエレベータ
の不停止、停止制御を実施する。但し、この実施の形態
では連動カードリーダ7の内部に、接点C1 ,…Cn
設け、この接点C1 ,…Cn を例えば照明制御盤、空調
制御盤又はエレベータ制御盤等の制御盤30の状態入力
部30aへ接続する。そして制御盤30で状態変化があ
ったときに状態を返信するための接点D1 ,…Dn を制
御盤30に設けている。
【0040】次に、各制御盤30の動作を説明する。入
館時に、電気錠2の解錠制御をするときに、該当回線を
指定してテンキー操作をすると、接点C1 ,…Cn がオ
フからオンとなり、照明制御盤であれば、該当の区域の
照明が消灯から点灯に切り替わる。空調制御盤であれ
ば、該当の区域の空調がオフからオンに切り替わる。ま
たエレベータ制御盤であれば、該当フロアのエレベータ
の不停止が解除され該当フロアにエレベータは停止する
ようになる。制御盤30の接点D1 ,…Dn はオンとな
り、連動用カードリーダ7の発光ダイオードS1 ,…S
n は消灯から点灯になり、現在の状態を表示する。
【0041】一方、退館するときには、該当回線を指定
してテンキー操作をすると、接点C 1 ,…Cn がオンか
らオフとなり、照明制御盤であれば、該当の区域の照明
が点灯から消灯に切り替わる。空調制御盤であれば、該
当の区域の空調がオンからオフに切り替わる。またエレ
ベータ制御盤であれば、該当フロアのエレベータの不停
止が実施され該当フロアにエレベータは停止しなくな
り、防犯上優れたシステムとすることができる。また制
御盤30の接点D1 ,…Dn はオンとなり、連動カード
リーダ7の発光ダイオードS1 ,…Sn は点灯から消灯
になり、現在の状態を表示する。
【0042】上記の設備連動を実施することにより、電
気錠2の操作と同時に、各種の設備の連動制御が実施で
き、ビル又は店舗の省力化が実現できるのである。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、入館操作
時、連動カードリーダにおいて、電気錠を解錠するとと
もに、該当回線の防犯状態を解除することができるの
で、防犯受信機において手動で該当回線を防犯解除操作
する必要がない。また、この入退室管理装置を使用すれ
ば、ビル又は店舗等において、専用部のみならず通用口
等の共用部の防犯監視も行うことができるという効果を
奏する。
【0044】請求項2記載の発明によれば、退館操作時
には、連動カードリーダにおいてカードを操作した後、
該当回線の防犯解除状態を警戒に切り替えることができ
るので、防犯受信機において手動で該当回線を警戒にす
る必要がない。よって、この入退室管理装置を使用すれ
ば、ビル又は店舗等の専用部のみならず通用口等の共用
部の防犯監視も行うことができるという効果を奏する。
【0045】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明の効果に加えて、入退館操作時に、防犯
警戒の状態を報知するので、防犯の状態を確認して安心
して入館、退館ができる入退室管理装置を提供できると
いう効果を奏する。
【0046】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、カード毎に登録された回線だ
けを防犯解除状態にできるので、セキュリティ性の高い
入退室管理装置とすることができるという効果を奏す
る。
【0047】請求項5記載の発明によれば、入館操作
時、連動カードリーダにおいて、電気錠を解錠するとと
もに、該当回線の照明を点灯することができるので、照
明制御盤において手動で該当回線を点灯制御操作する必
要がないという効果を奏する。
【0048】請求項6記載の発明によれば、退館操作時
には、連動カードリーダにおいてカードを操作した後、
該当回線の照明をオフすることができるので、照明制御
盤において手動で該当回線の照明をオフする必要がない
という効果を奏する。
【0049】請求項7記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明の効果に加えて、入退館操作時に、照明
の点灯状態を報知するので、安心して入館、退館ができ
る入退室管理装置を提供できるという効果を奏する。
【0050】請求項8記載の発明によれば、請求項5記
載の発明の効果に加えて、カード毎に登録された回線の
照明だけをオンすることができる入退室管理装置とする
ことができるという効果を奏する。
【0051】請求項9記載の発明によれば、入館操作
時、連動カードリーダにおいて、電気錠を解錠するとと
もに、該当回線の空調をオンすることができるので、空
調制御盤において手動で該当回線をオン制御操作する必
要がないという効果を奏する。
【0052】請求項10記載の発明によれば、退館操作
時には、連動カードリーダにおいてカードを操作した
後、該当回線の空調をオフすることができるので、空調
制御盤において手動で該当回線の空調をオフする必要が
ないという効果を奏する。
【0053】請求項11記載の発明によれば、請求項8
又は9記載の発明の効果に加えて、入退館操作時に、空
調のオン、オフ状態を報知するので、安心して入館、退
館ができる入退室管理装置を提供できるという効果を奏
する。
【0054】請求項12記載の発明によれば、請求項8
記載の発明の効果に加えて、カード毎に登録された回線
の空調だけをオンすることができる入退室管理装置とす
ることができるという効果を奏する。
【0055】請求項13記載の発明によれば、入館操作
時、連動カードリーダにおいて、電気錠を解錠するとと
もに、該当回線のエレベータの不停止の解除制御をする
ことができるので、エレベータ制御盤において手動で該
当回線のエレベータの不停止の解除操作をする必要がな
いという効果を奏する。
【0056】請求項14記載の発明によれば、退館操作
時には、連動カードリーダにおいてカードを操作した
後、エレベータの不停止の実施制御をすることができる
ので、エレベータ制御盤において手動で該当回線のエレ
ベータの不停止の実施制御操作をする必要がないという
効果を奏する。
【0057】請求項15記載の発明によれば、請求項1
3又は14記載の発明の効果に加えて、入退館操作時
に、エレベータの不停止の解除、実施状態を報知するの
で、安心して入館、退館ができる入退室管理装置を提供
できるという効果を奏する。
【0058】請求項16記載の発明によれば、請求項1
3記載の発明の効果に加えて、カード毎に登録された回
線のエレベータの不停止の解除だけをすることができる
入退室管理装置とすることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の入退室管理装置のシ
ステム図である。
【図2】同上の連動カードリーダの正面図である。
【図3】入退室管理装置の要部のブロック回路図を示す
図である。
【図4】センター装置の登録内容例を示す図である。
【図5】入館時の操作方法を示す図であり、(a)は扉
が施錠されている状態を示す図、(b)はカードの操作
を示す図、(c)はテンキーの操作を示す図、(d)は
防犯の警戒解除状態を示す図、(e)は電気錠が解錠さ
れた状態を示す図である。
【図6】退館時の操作方法を示す図であり、(a)は電
気錠を解錠する操作を示す図、(b)は自動施錠状態を
示す図、(c)はカード操作を示す図、(d)はテンキ
ー操作を示す図、(e)は防犯の警戒状態を示す図、
(f)は電気錠の施錠保持を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の入退室管理装置の
要部のブロック回路図である。
【図8】従来例の入退室管理装置のシステム図である。
【符号の説明】
1 扉 2 電気錠 3 カード 5 センター装置 7 連動カードリーダ 7e 回線を選択する手段(テンキー部) 15 防犯受信機 30 制御盤(照明制御盤、空調制御盤、エレベータ
制御盤) Lan 報知する手段 Sn 報知する手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉を施解錠する電気錠と、電気錠と防犯
    受信機とを制御する機能を有する連動カードリーダとを
    有し、前記連動カードリーダに、登録されたカードが少
    なくとも挿入されたときに電気錠の解錠制御を行うよう
    構成した入退室管理装置において、連動カードリーダに
    防犯受信機を接続するとともに、連動カードリーダに防
    犯警戒の解除回線を選択する手段を設けて、当該手段の
    操作により防犯受信機において該当防犯警戒回線の警戒
    の解除制御を行うことを特徴とする入退室管理装置。
  2. 【請求項2】 扉を施解錠する電気錠と、電気錠と防犯
    受信機とを制御する機能を有する連動カードリーダとを
    有し、自動施錠又は前記連動カードリーダに登録された
    カードが少なくとも挿入されたときに電気錠の施錠を行
    うよう構成した入退室管理装置において、連動カードリ
    ーダに防犯受信機を接続するとともに、連動カードリー
    ダに防犯警戒の開始回線を選択する手段を設けて、当該
    手段の操作により防犯受信機において該当防犯警戒回線
    の警戒の開始制御を行うことを特徴とする入退室管理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の入退室管理装置に
    おいて、該当防犯警戒回線の警戒の解除、開始状態を報
    知する手段を連動カードリーダに設けたことを特徴とす
    る入退室管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の入退室管理装置におい
    て、操作するカード毎に、防犯警戒回線の警戒の解除を
    許可するテーブルを設けたことを特徴とする入退室管理
    装置。
  5. 【請求項5】 扉を施解錠する電気錠と、電気錠と照明
    制御盤とを制御する機能を有する連動カードリーダとを
    有し、前記連動カードリーダに、登録されたカードが少
    なくとも挿入されたときに電気錠の解錠制御を行うよう
    構成した入退室管理装置において、連動カードリーダに
    照明制御盤を接続するとともに、連動カードリーダに照
    明制御の区域を選択する手段を設けて、当該手段の操作
    により照明制御盤において該当区域の照明の点灯制御を
    行うことを特徴とする入退室管理装置。
  6. 【請求項6】 扉を施解錠する電気錠と、電気錠と照明
    制御盤とを制御する機能を有する連動カードリーダとを
    有し、自動施錠又は前記連動カードリーダに登録された
    カードが少なくとも挿入されたときに電気錠の施錠を行
    うよう構成した入退室管理装置において、連動カードリ
    ーダに照明制御盤を接続するとともに、連動カードリー
    ダに照明制御の区域を選択する手段を設けて、当該手段
    の操作により照明制御盤において該当区域の照明の消灯
    制御を行うことを特徴とする入退室管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の入退室管理装置に
    おいて、該当区域の照明の点灯、消灯状態を報知する手
    段を連動カードリーダに設けたことを特徴とする入退室
    管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の入退室管理装置におい
    て、操作するカード毎に、該当区域の照明の点灯を許可
    するテーブルを設けたことを特徴とする入退室管理装
    置。
  9. 【請求項9】 扉を施解錠する電気錠と、電気錠と空調
    制御盤とを制御する機能を有する連動カードリーダとを
    有し、前記連動カードリーダに、登録されたカードが少
    なくとも挿入されたときに電気錠の解錠制御を行うよう
    構成した入退室管理装置において、連動カードリーダに
    空調制御盤を接続するとともに、連動カードリーダに空
    調オン制御の回線を選択する手段を設けて、当該手段の
    操作により空調制御盤により該当空調のオン制御を行う
    ことを特徴とする入退室管理装置。
  10. 【請求項10】 扉を施解錠する電気錠と、電気錠と空
    調制御盤とを制御する機能を有する連動カードリーダと
    を有し、自動施錠又は前記連動カードリーダに登録され
    たカードが少なくとも挿入されたときに電気錠の施錠を
    行うよう構成した入退室管理装置において、連動カード
    リーダに空調制御盤を接続するとともに、連動カードリ
    ーダに空調オフ制御の回線を選択する手段を設けて、当
    該手段の操作により空調制御盤により該当空調のオフ制
    御を行うことを特徴とする入退室管理装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載の入退室管理装
    置において、該当区域の空調のオン、オフ状態を報知す
    る手段を連動カードリーダに設けたことを特徴とする入
    退室管理装置。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の入退室管理装置におい
    て、操作するカード毎に、該当区域の空調のオン制御を
    許可するテーブルを設けたことを特徴とする入退室管理
    装置。
  13. 【請求項13】 扉を施解錠する電気錠と、電気錠とエ
    レベータ制御盤とを制御する機能を有する連動カードリ
    ーダとを有し、前記連動カードリーダに、登録されたカ
    ードが少なくとも挿入されたときに電気錠の解錠制御を
    行うよう構成した入退室管理装置において、連動カード
    リーダにエレベータ制御盤を接続するとともに、連動カ
    ードリーダにエレベータの不停止解除の回線を選択する
    手段を設けて、当該手段の操作によりエレベータ制御盤
    により該当エレベータの不停止の解除制御を行うことを
    特徴とする入退室管理装置。
  14. 【請求項14】 扉を施解錠する電気錠と、電気錠とエ
    レベータ制御盤とを制御する機能を有する連動カードリ
    ーダとを有し、自動施錠又は前記連動カードリーダに登
    録されたカードが少なくとも挿入されたときに電気錠の
    施錠を行うよう構成した入退室管理装置において、連動
    カードリーダにエレベータ制御盤を接続するとともに、
    連動カードリーダにエレベータの不停止の回線を選択す
    る手段を設けて、当該手段の操作によりエレベータ制御
    盤により該当エレベータの不停止の実施制御を行うこと
    を特徴とする入退室管理装置。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14記載の入退室管理
    装置において、該当区域のエレベータの不停止、停止状
    態を報知する手段を連動カードリーダに設けたことを特
    徴とする入退室管理装置。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の入退室管理装置にお
    いて、操作するカード毎に、該当区域のエレベータの不
    停止解除の制御を許可するテーブルを設けたことを特徴
    とする入退室管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005163376A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Sekyura Kk 引き戸錠
US8972063B2 (en) 2011-03-30 2015-03-03 Azbil Corporation Facility controlling system and method

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