JP2002298183A - 入退室管理用端末装置 - Google Patents

入退室管理用端末装置

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JP2002298183A
JP2002298183A JP2001102575A JP2001102575A JP2002298183A JP 2002298183 A JP2002298183 A JP 2002298183A JP 2001102575 A JP2001102575 A JP 2001102575A JP 2001102575 A JP2001102575 A JP 2001102575A JP 2002298183 A JP2002298183 A JP 2002298183A
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Kenji Noda
顕治 野田
Yasushi Igawa
容士 井川
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入退室管理等の予約時刻の確認等を利用者が
容易に行うことのできる、入退室管理用端末装置を提供
することを課題とする。 【解決手段】 本発明にかかる入退室管理用端末装置と
してのカードリーダ500は、利用者から入力された識
別情報の照合結果に応じて当該利用者の入退室に関する
制御を行うもので、利用者が入退室する領域を利用する
ための予約時刻に関する情報を取得する予約情報取得部
582と、この予約情報取得部582にて取得された情
報に基づいて、予約時刻に関する情報を表示するLCD
530とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内等への入退室
を管理するための入退室管理用端末装置に関し、特に、
予約時刻の表示等に特徴を有する、入退室管理用端末装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスビル等の各種施設において、セ
キュリティを確保するため、室内への人の出入りを管理
する入退室管理システムが利用されている。この入退室
管理システムは、一般に、管理室等に配置されるコント
ロール装置、各部屋の近傍等に配置される制御盤、各部
屋の扉の近傍に配置されるカードリーダ(入退室管理用
端末装置)、および、各扉に配置される電子錠、防犯セ
ンサ等を備えて構成されている。
【0003】そして、各部屋に出入りすることが許され
る利用者の識別情報をコントロール装置に設定し、この
識別情報を制御盤にアップロードする。その後、利用者
が各部屋に出入りする際、自己の識別情報を記録したカ
ードをカードリーダに通すと、カードリーダで読み取ら
れた識別情報が制御盤に送信され、この制御盤で識別情
報の照合が行われる。そして、識別情報が合致した場合
には、電子錠が開錠されて扉の開閉が可能になって利用
者が入退室することができ、識別情報が合致しない場合
には、電子錠が施錠状態のまま保持されて利用者の入退
室が拒否される。また、夜間時等には、防犯センサによ
る侵入者有無の検出結果を制御盤が監視し、各部屋の警
戒体制を確立する。この入退室の許可や拒否、あるい
は、防犯センサの警戒状態は、カードリーダに設けた表
示部(例えば、LEDで構成される)に表示される。
【0004】このような入退室管理システムにおいて
は、従来から、予約制御が行われていた。具体的には、
会議室等の各部屋を利用するための予約時刻および予約
者名がコントロール装置を介して設定され、この予約時
刻が制御盤にアップロードされる。そして、利用者の入
室時に識別情報が読み取られると、この識別情報が制御
盤に送信され、その時刻の予約者に該当するか否かが判
断されて、該当する場合にのみ電気錠が開錠されて入室
が許可される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、予約時刻や予約者の確認はコントロール装置でしか
行うことができなかった。したがって、利用者が予約時
刻等を確認する場合、管理室等に出向くか、もしくは、
管理室等に連絡して確認する必要があり、利用者の利便
性を損なっていた。また、ある部屋を今すぐに使用した
い場合に、今空いている部屋を使用してよいのか否か、
あるいは、他の人がまもなく使用する予定になっている
のか否かは、管理室等に確認しなければ分からなかっ
た。また、予約されている部屋に、自分が入室できるの
か否かも、コントロール装置で確認するしかなかった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、入退室管理等の予約時刻の確認等を利用者が容易に
行うことのできる、入退室管理用端末装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【発明が解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載の入退室管理用端末装置は、利
用者から入力された識別情報を、自己または自己に接続
された所定機器に格納された識別情報と照合し、この照
合結果に応じて利用者の入退室に関する制御を行う入退
室管理用端末装置であって、利用者が入退室する領域を
利用するための予約時刻に関する情報を取得する予約情
報取得手段と、上記予約情報取得手段にて取得された情
報に基づいて、上記予約時刻に関する情報を表示する表
示手段とを備えることを特徴とする。
【0008】この装置によれば、利用者が入退室する領
域を利用するための予約されている時刻に関する情報
が、入退室管理用端末装置において表示される。したが
って、利用者は、会議室の予約状況を、入退室管理用端
末装置側で把握することができるので、管理室等に出向
く必要がなく、予約確認が極めて容易になる。
【0009】また、請求項2に記載の入退室管理用端末
装置は、請求項1に記載の入退室管理用端末装置におい
て、上記予約情報取得手段は、上記予約時刻において上
記領域を利用する利用者の氏名に関する情報を取得し、
上記表示手段は、上記予約情報取得手段にて取得された
情報に基づいて、上記利用者の氏名に関する情報を表示
することを特徴とする。
【0010】この装置によれば、利用者の氏名に関する
情報が、入退室管理用端末装置において表示される。し
たがって、利用者は、予約されている時間と予約者の氏
名を入退室管理用端末装置側で容易に確認することがで
きるので、管理室等に出向くことなく、自己が予約者に
入っているか否か、あるいは、誰が予約しているのか等
を把握することができる。
【0011】また、請求項3に記載の入退室管理用端末
装置は、請求項1または2に記載の入退室管理用端末装
置において、上記表示手段は、上記予約情報取得手段に
て取得された情報に基づいて、上記予約時刻に関する情
報と、上記利用者の氏名に関する情報とを、同一表示領
域中に表示することを特徴とする。
【0012】この装置によれば、予約時刻に関する情報
と、利用者の氏名に関する情報とが、入退室管理用端末
装置の同一表示領域に表示される。したがって、利用者
は、予約時刻と予約者の氏名とを同時に把握することが
でき、自己の予約の有無等を容易かつ確実に確認等する
ことができる。
【0013】また、請求項4に記載の入退室管理用端末
装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の入退室管
理用端末装置において、上記予約時刻についての所定タ
イミングの到来を監視する予約時刻監視手段を備え、上
記表示手段は、上記予約時刻監視手段にて上記所定タイ
ミングが到来したと判断された場合に、上記予約時刻に
関する情報の表示を当該所定タイミングに基づいた内容
に更新することを特徴とする。
【0014】この装置によれば、所定タイミングが到来
したと判断された場合に、予約時刻に関する情報の表示
が、当該所定タイミングに基づいた内容に更新される。
したがって、例えば、予約時刻が到来した場合にはその
旨を表示したり、予約時刻が終了した場合にはこの予約
時刻の表示を削除することによって、タイミングに応じ
て表示内容を最適化して、利用者の視認性の向上等を図
ることができる。
【0015】また、請求項5に記載の入退室管理用端末
装置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の入退室管
理用端末装置において、上記予約時刻監視手段にて上記
所定タイミングが到来したと判断された場合に、利用者
の注意喚起を行うための所定の出力を行う出力手段を備
えたことを特徴とする。
【0016】この装置によれば、所定タイミングが到来
したと判断された場合に、利用者の注意喚起を行うため
の所定の出力が入退室管理用端末装置において行われ
る。したがって、例えば、予約時刻の終了が近づいた時
点で警報音を鳴らし、退室準備を促すこと等ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる入退室管
理用端末装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定され
るものではない。特に、以下の実施の形態においては、
本システムを「会議室」の予約に適用した場合について
説明するが、会議室以外の任意の領域を任意の目的で利
用する際の予約について同様に適用することができる。
【0018】(構成)まず、本実施の形態にかかる入退
室管理用端末装置を備えた入退室管理システムの構成に
ついて説明する。図1は入退室管理システムの構成を示
すブロック図である。この図1に示すように、入退室管
理システム(以下、本システム)は、コントロール装置
100、制御盤200、電気錠300、防犯センサ40
0、および、カードリーダ500を図示のように電気的
に接続して構成されている。ここで、部屋等の監視領域
や建物形状に応じて、複数の制御盤200がコントロー
ル装置100に接続される。カードリーダ500、電気
錠300等も、扉の数や部屋の広さに応じて、また、1
台または複数台が制御盤200に接続される。
【0019】このうち、コントロール装置100は、入
退室管理システム全体の統括的制御を行う制御装置であ
り、管理室等に配置され、動作データを格納すると共
に、この動作データを必要に応じて制御盤200にロー
ドする。また、コントロール装置100は、制御盤20
0からロードしたステータスデータを格納する。
【0020】ここで、「動作データ」とは、本システム
の動作内容を規定するための情報であり、例えば、会議
室への入退室を許可すべき利用者の認証情報およびその
認証レベル、盗難や紛失等されたカードの識別番号、カ
ードの有効期限、カードの有効時間帯、予約データ(例
えば、予約時刻(会議開始時刻および会議終了時刻)、
予約者の氏名、および、予約者の識別情報)を含めるこ
とができる。すなわち、コントロール装置100では、
各部屋等の領域毎もしくはカードリーダ500毎に利用
予約を設定することができ、予約(利用)時間帯や、予
約者や利用許可者を設定することができる。そして、コ
ントロール装置100で設定した、予約に関する情報
が、各制御盤200にロードされる。また、「ステータ
スデータ」とは、本システムの状態や動作履歴に関する
情報であり、例えば、利用者の入退室の状態や、扉の開
閉状態を含めることができる。
【0021】また、制御盤200は、電気錠300、防
犯センサ400、および、カードリーダ500を制御す
るための制御装置であり、上記のようにコントロール装
置100との間で情報の送受信を行うと共に、これら電
気錠300、防犯センサ400、および、カードリーダ
500との間において必要な情報の送受信を行う。この
制御盤200は、カードリーダ500にカードを通した
際のカードの識別情報を受け取って、入退出の可否を判
断すると共に、必要時に各端末の制御を行う。この入退
室の可否の判断においては、予め設定された扉毎のカー
ド識別情報に対する入退室可否の情報(動作データに含
まれる識別情報等)と、予約情報(動作データに含まれ
る予約データ)とが参照される。カードの識別情報を受
け取ると、その時刻の予約者に該当するか否か、もしく
は、許可者に該当するか否かが判断されて、該当する場
合は電気錠300が開錠される。
【0022】このため、制御盤200は、記憶部210
および制御部220を備えて構成されている。このう
ち、記憶部210は、上記動作データを記憶する動作デ
ータ記憶部211と、上記ステータスデータを記憶する
ステータスデータ記憶部212とを備えて構成されてい
る。また、制御部220は、制御盤200の各部を制御
する制御手段であり、CPU(Central Processing Uni
t)およびソフトウェアにて構成されている。この制御部
220は、機能概念的には、防犯センサ400の検出結
果を監視するセンサ監視部221、カードリーダ500
の制御を行うカードリーダ制御部222、電気錠300
の制御を行う電気錠制御部223、扉の状態を監視する
扉状態監視部224を備えて構成されている。
【0023】また、電気錠300は、各会議室等の各扉
に配置されるもので、ソレノイド310を作動させるこ
とによって錠の開閉を行い、扉を開状態または閉状態に
する。この電気錠300による施錠の信号と、扉の開閉
状態の信号は、扉に設けられたセンサ320、330か
ら制御盤200に送信される。また、防犯センサ400
は、各会議室の内部に配置されるもので、人体から発せ
られる赤外線の有無を検出し、その検出結果を制御盤2
00に送信する。
【0024】また、カードリーダ500は、各会議室へ
の利用者の入退室管理を行う入退室管理用端末装置であ
り、各会議室の各扉の側方等に配置される。図2はカー
ドリーダ500の正面図、図3はカードリーダ500の
要部構成を示すブロック図である。図2に示すように、
カードリーダ500は、カード読み取り部510、操作
スイッチ520、LCD(Liquid Crystal Display:液
晶パネル)530、および、ブザー(図2には放音孔を
示す)540を備えて構成されている。
【0025】このうち、カード読み取り部510は、利
用者の識別情報を記録したカードから、この識別情報を
読み取る識別情報読み取り手段であり、例えば、図2に
示すようにスリット511を備えており、このスリット
511に挿通させたカードの識別情報を磁気的に読み取
る。また、操作スイッチ520は、カードリーダ500
に対する各種の入力を受け付ける受付手段であり、特
に、予約されている時刻一覧を表示するための情報の入
力を受付ける予約入力手段を構成する。この操作スイッ
チ520は、例えば、図示のように複数のタッチパネル
スイッチ521を備えて構成されている。
【0026】また、LCD530は、利用者に対する各
種の情報を表示するための表示手段であり、特に、予約
時刻に関する情報を表示する表示手段を構成する。ま
た、ブザー540は、利用者に対する各種の情報を音声
出力するための音声出力であり、特に、利用者の注意喚
起を行うための所定の出力を行う出力手段を構成する。
【0027】このカードリーダ500は、図3に示すよ
うに、上述したカード読み取り部510、操作スイッチ
520、LCD530、および、ブザー540に加え
て、表示データ記憶部550、予約データ記憶部56
0、通信制御インターフェース(以下、通信制御IF)
570、および、制御部580、を備えて構成されてい
る。
【0028】このうち、表示データ記憶部550は、L
CD530にて表示すべき表示内容を特定する表示デー
タを格納する表示データ格納手段である。また、予約デ
ータ記憶部560は、予約時刻や予約者等の予約データ
を格納する予約情報格納手段である。また、通信制御イ
ンターフェース570は、制御盤200との間における
通信制御を行う通信制御手段である。
【0029】また、制御部580は、カードリーダ50
0の各部を制御する制御手段であり、CPUおよびソフ
トウェアにて構成されている。この制御部580は、機
能概念的には、カードリーダ500にカードが通された
際の識別情報を照合するための所定の処理を行う照合手
段としての照合部581、予約時刻に関する情報を取得
する予約情報取得手段としての予約情報取得部582、
予約時刻についての所定タイミングの到来を監視する予
約時刻監視手段としての予約時刻監視部583、およ
び、表示切替を行う表示切替手段としての表示切替部5
84を備えて構成されている。
【0030】(処理の内容)次に、本システムにおける
入退室管理処理の内容について説明する。以下では、
(1)照合処理、(2)予約内容の表示処理について、
順次説明する。
【0031】(処理の内容−照合処理)まず、照合処理
について説明する。図4は、カードリーダ500におけ
る照合処理のフローチャートである。まず、カードリー
ダ500の電源が所定方法で投入されると(ステップS
A−1)、制御部580は、通信制御IF560を介し
て制御盤200のカードリーダ制御部222との間にお
ける伝送確立を行う。
【0032】ここで、制御盤200の動作データ記憶部
211およびステータスデータ記憶部212には、コン
トロール装置100からロードされた動作データおよび
ステータスデータがそれぞれ格納されている。そして、
予約情報取得部582は、制御盤200の動作データ記
憶部211に格納された動作データから予約データを取
得し、これを予約データ記憶部560に格納する(ステ
ップSA−2)。
【0033】その後、カードリーダ500の制御部58
0は、LCD530に図5に例示する通常画面を表示さ
せる(ステップSA−3)。この通常画面においては、
予約データ記憶部560に格納された予約データのう
ち、当日の予約時刻が表示される。これにより、利用者
は、会議室が予約されている状況を、カードリーダ50
0側で把握することができるので、管理室等に出向く必
要がなく、予約確認が極めて容易になる。
【0034】また、図5のように単に予約時刻を表示す
るのではなく、予約時刻と予約者の氏名との両方を同一
表示領域中(ここでは、LCD530の画面中)に表示
してもよい。この場合の通常画面を図6に例示する。こ
の場合、制御部580は、予約データ記憶部560に格
納された予約データから、予約者の氏名を呼び出し、こ
の氏名を予約時刻に対応させて表示する。この対応形態
は任意であり、図6のように予約時刻の側方に表示する
以外にも、上下いずれかに表示すること等ができる。
【0035】ここで、一つの予約時刻に対して複数の予
約者の氏名が格納されている場合には、全ての氏名を表
示してもよく、あるいは、代表者の氏名のみを表示して
もよい。この場合、予約者が予約を行う際に代表者を指
定してもらい、この代表者を特定するための情報を予約
データに含めておき、これを必要に応じて参照すること
で、代表者の氏名を予約データから抽出して表示するこ
とができる。これにより、予約されている時間帯と氏名
とが表示されているため、より詳細に予約の状況が確認
でき、自分の予約が有効となっているか等、もしくは、
自分が現在入室できそうか等を、カードリーダ500に
て確認できる。
【0036】その後、制御部580は、認証要求の有無
を監視する(ステップSA−4)。具体的には、カード
読み取り部510に対するカードの挿通の有無を監視す
る。この状態において、カードがカード読み取り部51
0に挿通された場合、照合部581は、カード読み取り
部510で読み取った識別情報を制御盤200に送信し
て照合を要求する。
【0037】これを受けた制御盤200のカードリーダ
制御部222は、動作データ記憶部211に格納した動
作データおよびステータスデータ記憶部212に格納し
たステータスデータを用いて識別情報の照合を行う。こ
こでは、利用者の識別情報が、その時刻に対応する予約
時刻の予約者およびそれ以外の入室許可者の識別情報に
合致するか否かが判断される。なお、それ以外の入室許
可者とは、警備員等、予約者以外であっても、予め会議
室に対して入室が許可されている人のことをいう。そし
て、照合可の場合には、制御盤200の電気錠制御部2
23によって電気錠300が開錠等され、カードリーダ
500が有効である旨の表示がLCD530で行われ
(ステップSA−5、SA−6)、照合不可の場合に
は、LCD530においてエラー表示等が行われる(ス
テップSA−5、SA−7)。
【0038】このような認証要求の監視時において、予
約時刻監視部583は、予約データ記憶部560に格納
された予約時刻についての所定タイミングの到来を監視
している(ステップSA−8)。そして、このタイミン
グが到来した時点で、そのタイミングに応じて、LCD
530による表示内容の更新、または、ブザー540に
よる警報音出力を行う(ステップSA−9)。
【0039】ここで、監視されるタイミングとしては、
例えば、(1)会議開始時刻、(2)会議終了時刻の所
定時間前(例えば、5分前)、(3)会議終了時刻があ
る。
【0040】そして、(1)会議開始時刻が到来した場
合、予約時刻監視部583は、会議開始時刻が到来した
旨をLCD530に表示させる。この際の具体的な表示
内容は任意であるが、例えば、図7に示すように、LC
D530に表示している予約時刻の側方の番号を反転表
示させる。このことにより、利用者は、会議開始時刻に
なったことを容易に把握することができる。この番号の
反転表示は、会議中も継続して表示すると、会議中であ
ることが部屋の外から判断できてよい。なお、LCD5
30における在室表示は、カードリーダ500にカード
を通して入室した場合に表示されるので、会議中である
ために人が会議室中に居ることが、外から判断できる。
【0041】また、(2)会議終了時刻の所定時間前に
なった場合、予約時刻監視部583は、ブザー540に
警報音出力を出力させる。このことにより、利用者は、
会議終了時刻が近づいていることを把握することがで
き、予約時刻の延長を行ったり、会議終了の準備を行う
ことができる。予約時刻の延長をしたい場合は、LCD
500の予約一覧で予約の延長が可能か否かを判断で
き、可能であれば予約を行うことができる。よって、コ
ントロール装置100を用いて確認を行う前に、簡単に
予約状況を知ることができる。また、会議予約時間が過
ぎると、防犯センサが警備開始することもあるため、早
く退室することを促すことで、防犯ベルが鳴ることを防
ぐことができる。
【0042】また、(3)会議終了時刻が到来した場
合、予約時刻監視部583は、当該終了した会議につい
ての予約時刻の表示をLCD530に削除させる。例え
ば、図8には、図7の予約時刻「08:30−09:0
0」が削除された例を示す。このことにより、常に有効
な予約時刻のみを表示することができ、表示の見易さを
向上させることができる。
【0043】(処理の内容−予約内容の表示処理)次
に、予約内容の表示処理について説明する。この処理の
フローチャートを図9に示す。このフローチャートは、
予約一覧画面において、予約時刻における入室許可者
(予約者)を表示させたい場合の処理を示す。上述した
認証要求の監視時において、表示切替部584は、利用
者による予約データの表示切替の指示の有無を監視して
いる(ステップSB−1)。つまり、図10の予約表示
画面において、「F2」ボタン(予約者表示指示ボタ
ン)の操作の有無を監視している。そして、利用者が操
作スイッチ520を介して表示切替を指示すると、表示
切替を行うための処理が開始される。なお、この際の利
用者の操作は、予約データの設定と同様に、任意の方法
で行うことができる。
【0044】この表示切替の処理において、表示切替部
584は、表示対象指示画面の表示データを表示データ
記憶部550から呼び出して、LCD530に表示させ
る(ステップSB−2)。この結果、図10の通常画面
が図11の表示対象指示画面に切り替わる。この表示対
象指示画面において、利用者は、予約者の氏名を表示し
たい予約時刻を操作スイッチ520にて指示することが
できる。この指示方法は任意であるが、例えば、予約時
刻の側方に付した予約番号を選択することで指示するこ
とができる。図11には、予約時刻「10:00−1
1:00」の予約番号「2」が指示された場合の表示対
象指示画面を例示する。
【0045】次いで、利用者が指示完了を所定方法(例
えば、図11の「F3」ボタン(表示指示ボタン)の操
作)で指示すると、表示切替部584は、指示された予
約時刻に対応する予約者の氏名を予約データ記憶部56
0に格納された予約データから呼び出し、この氏名を表
示するための画面データを生成して、これをLCD53
0に表示させる(ステップSB−3、SB−4)。この
結果、図12に例示する予約者表示画面が表示される。
これにより、利用者は、予約者の氏名をカードリーダ5
00側で容易に確認することができるので、管理室等に
出向くことなく、自己が予約者に入っているか否か等を
把握することができる。
【0046】その後、表示切替部584は、利用者によ
る通常画面への復帰指示の有無を監視する(ステップS
B−5)。例えば、図12において「F1ボタン」(復
帰指示ボタン)を操作することによって復帰指示が行わ
れた場合には、LCD530に図10の通常画面を表示
させる(ステップSB−6)。なお、この通常画面への
復帰は、表示対象指示画面の表示後、所定時間が経過し
たことに基づいて自動的に行ってもよい。これにて予約
者表示処理が終了する。
【0047】(他の実施の形態)さて、これまで本発明
の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した
実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技
術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて
実施されてよいものである。
【0048】例えば、カードリーダ500に設ける表示
手段は、少なくとも制御時刻に関する情報を利用者に認
識可能に表示することができればよく、例えば、LCD
530以外にも、プラズマディスプレイや高密度LED
ディスプレイ等を用いることができる。また、会議終了
時刻の到来を予告等するための出力手段は、少なくとも
利用者の注意喚起を行うことができればよく、例えば、
ブザー540以外にも、LCD530において「まもな
く会議予約時間が終了します」等の文字を点滅表示させ
たり、このような内容の合成音声を出力させることがで
きる。また、予約時刻に関する所定タイミングにおいて
行われる表示内容は任意であり、例えば、予約時刻以外
には「空室」と表示し、予約時刻には「在室」と表示す
ることもできる。
【0049】また、通常時に予約されている時刻の一覧
表示を行っているが、予約時刻表示の指示があったとき
のみ表示するようにしてもよい。また、カードリーダ5
00の予約データ記憶部560は、必ずしも設ける必要
はなく、カードリーダ500で表示要求があったとき
に、その度に制御盤200から予約データを受け取って
LCD530に表示するようにしてもよい。また、予約
時刻終了時等の予告警報も、制御盤200からの制御信
号に基づいて、カードリーダ500で表示や音声出力等
を行うようにしてもよい。また、この予告警報において
は、予約時刻終了後の次の予約データを確認し、予約が
ない場合には予告警報を行わないようにしたり、次の予
約時刻までの時間を表示等するようにしてもよい。ま
た、カードリーダ500、制御盤200、あるいは、コ
ントロール装置100の機能割り当ては適宜変更するこ
とができる。また、必ずしも、制御盤200は必要では
なく、一または複数のカードリーダ500を1台のコン
トロール装置100で直接コントロールすることも可能
である。
【0050】例えば、実施形態において説明した各処理
のうち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の
全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、
手動的に行なわれるものとして説明した処理の全部また
は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この
他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、
具体的名称等の情報については、特記する場合を除いて
任意に変更することができる。
【0051】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、利用者は、会議室の予約状況を、入退室管理用端末
装置側で把握することができるので、管理室等に出向く
必要がなく、予約確認が極めて容易になる。
【0052】また、本発明によれば、利用者は、予約者
の氏名を入退室管理用端末装置側で容易に確認すること
ができるので、管理室等に出向くことなく、自己が予約
者に入っているか否か等を把握することができる。
【0053】また、本発明によれば、利用者は、予約時
刻と予約者の氏名とを同時に把握することができ、自己
の予約の有無等を容易かつ確実に確認等することができ
る。
【0054】また、本発明によれば、例えば、予約時刻
が到来した場合にはその旨を表示したり、予約時刻が終
了した場合にはこの予約時刻の表示を削除することによ
って、タイミングに応じて表示内容を最適化して、利用
者の視認性の向上等を図ることができる。
【0055】また、本発明によれば、例えば、予約時刻
の終了が近づいた時点で警報音を鳴らし、退室準備を促
すこと等ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる入退室管理システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】カードリーダの正面図である。
【図3】カードリーダの要部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】カードリーダにおける照合処理のフローチャー
トである。
【図5】通常画面の表示例を示す図である。
【図6】予約時刻と予約者とを並べて表示した場合の通
常画面の表示例を示す図である。
【図7】会議開始時刻が到来した場合の通常画面の表示
例を示す図である。
【図8】予約時刻が削除された場合の通常画面の表示例
を示す図である。
【図9】予約内容の表示処理のフローチャートである。
【図10】通常画面の表示例を示す図である。
【図11】表示対象指示画面の表示例を示す図である。
【図12】予約者表示画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
100 コントロール装置 200 制御盤 210 記憶部 220 制御部 221 センサ監視部 222 カードリーダ制御部 223 電気錠制御部 224 扉状態監視部 300 電気錠 400 防犯センサ 500 カードリーダ 510 カード読み取り部 520 操作スイッチ 530 LCD 540 ブザー 550 表示データ記憶部 560 予約データ記憶部 570 通信制御インターフェース 580 制御部 581 照合部 582 予約情報取得部 583 予約時刻監視部 584 表示切替部
フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA03 BB09 CC21 CC26 CC27 DD03 EE02 FF44 3E038 AA01 BA01 BB03 CA03 CA05 CA06 CB02 CB10 CC01 DA02 DA10 DB06 DB09 FA02 GA02 HA06 JA03 5B058 CA24 KA02 KA06 KA31 YA11 YA12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者から入力された識別情報を、自己
    または自己に接続された所定機器に格納された識別情報
    と照合し、この照合結果に応じて利用者の入退室に関す
    る制御を行う入退室管理用端末装置であって、 利用者が入退室する領域を利用するための予約時刻に関
    する情報を取得する予約情報取得手段と、 上記予約情報取得手段にて取得された情報に基づいて、
    上記予約時刻に関する情報を表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする入退室管理用端末装置。
  2. 【請求項2】 上記予約情報取得手段は、上記予約時刻
    において上記領域を利用する利用者の氏名に関する情報
    を取得し、 上記表示手段は、上記予約情報取得手段にて取得された
    情報に基づいて、上記利用者の氏名に関する情報を表示
    すること、 を特徴とする請求項1に記載の入退室管理用端末装置。
  3. 【請求項3】 上記表示手段は、上記予約情報取得手段
    にて取得された情報に基づいて、上記予約時刻に関する
    情報と、上記利用者の氏名に関する情報とを、同一表示
    領域中に表示すること、 を特徴とする請求項1または2に記載の入退室管理用端
    末装置。
  4. 【請求項4】 上記予約時刻についての所定タイミング
    の到来を監視する予約時刻監視手段を備え、 上記表示手段は、上記予約時刻監視手段にて上記所定タ
    イミングが到来したと判断された場合に、上記予約時刻
    に関する情報の表示を当該所定タイミングに基づいた内
    容に更新すること、 を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の入退
    室管理用端末装置。
  5. 【請求項5】 上記予約時刻監視手段にて上記所定タイ
    ミングが到来したと判断された場合に、利用者の注意喚
    起を行うための所定の出力を行う出力手段、 を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つ
    に記載の入退室管理用端末装置。
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