JP2010138579A - 電気錠システム - Google Patents

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Abstract

【課題】別体に構成された専用の機構や部品を必要とせずに、簡易的な操作でエンドユーザによる鍵ID情報の登録/抹消又は鍵ID情報の登録状況が確認できる。
【解決手段】解錠・開扉状態で扉40のサムターン43を施錠・解錠操作すると、エンドユーザによるID記憶エリア25aに対する鍵ID情報の登録や抹消が行えるユーザモードに切り替わる。そして、未登録の非接触媒体10を受信器20にかざすと、未登録のID記憶エリア25aに非接触媒体10の鍵ID情報が登録される。また、ユーザモードに切り替わった状態で操作手段21の施錠ボタン21aを押下し続けると、ID記憶エリア25aに登録された鍵ID情報の登録数に応じて所定の効果音が鳴動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、利用者の所定操作に基づき扉に内蔵された錠前を電気的に施解錠する電気錠システムに係り、特に別体に構成された専用の機構や部品を必要とせずに、簡易的な構成で鍵IDの登録・確認ができる電気錠システムに関するものである。
近年、ホテルやオフィスビル等の商業施設や公共施設の入出口、マンションなどの集合住宅や一般住宅のエントランスや玄関等には、不審者の侵入を回避するため防犯性に富んだ電気錠システムが採用されている。そして、このような電気錠システムの一例として、施解錠時に必要な鍵ID情報(社員コードや会社コードなどの利用者を特定する暗証情報)を記憶した非接触ICカードなどの非接触媒体を用い、錠前の施解錠動作に係る一連の処理を統括制御する制御器と、施解錠操作時に利用者が所定操作した非接触媒体から施解錠情報を取得する受信器と、利用者の意志に基づくボタン操作によって錠前の解錠や施錠を指示する操作信号を制御器に入力したり、現在の錠前の施解錠状態を制御器からの入力により表示する操作表示器とを備えたものが知られている。
この種の電気錠システムでは、非接触媒体の情報を正常に認証するために、事前に照合用の鍵ID情報の登録が行われているが、この鍵ID情報の登録アドレスを別体に構成された専用の表示装置やスイッチ(例えばロータリースイッチやディップスイッチなど)で判別可能にしていた。しかしながら、日常の通常運用ではほとんど使用しない鍵ID情報の登録アドレスの表示のために、別体に構成された専用の機構や部品を装備する必要があり、意匠、コスト、設置スペースに制約が生じていた。また、鍵ID情報の登録作業時には、普段使用しない機構を使用しなければならず、使用者にとって操作方法がわかりずらく、使い勝手が悪かった。
そこで、本願出願人は、上記問題を解決するべく、別体に構成された専用の機構や部品を必要とせず、簡易的な構成で鍵ID情報の登録状況の確認と、利用者の操作性の向上を図ることができる多機能型受信器を開発した(下記特許文献1を参照)。
特開2008−31693号公報
しかしながら、特許文献1の多機能型受信器では、従来の電気錠システムの問題点を改善して意匠性の向上、省スペース化、コスト削減を図ることができる反面、鍵ID情報の登録/抹消を行う際に、その都度ドライバーを用いて扉側面の蓋部材を外して設定する必要があり、使い勝手が良くなかった。また、設定時のモード切替用スイッチが小型であるため、操作しづらいという問題もあった。
また、施工時に利用者用の鍵ID情報とともに管理会社が利用するスペアキーの鍵ID情報を登録しているが、鍵ID情報の抹消時に利用者の誤操作によりスペアキー用の鍵ID情報が削除されてしまう虞があった。さらに、登録されている鍵ID情報の数を確認することができないため、不正に登録された鍵ID情報があった場合でもそれを確認する手段がなかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡便に鍵ID情報の登録や抹消が行えるとともに、セキュリティ性を高めた電気錠システムを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、請求項1記載の電気錠システムは、錠前の施錠を指示する第1操作部と、前記錠前の解錠を指示する第2操作部とを有する操作手段と、前記錠前の施解錠に必要な鍵ID情報が記憶された非接触媒体が通信可能領域内にあるときに前記鍵ID情報を非接触通信により取得する受信手段と、前記受信手段が取得した前記鍵ID情報の正当性を判別し、正常に認証した後の前記操作手段による指示、扉の開閉状態及び前記錠前の現在の状態に応じた監視情報に基づいて前記錠前を解錠するための解錠指令信号又は前記錠前を施錠するための施錠指令信号を出力する制御手段とを一体に有する受信器と、
前記監視情報を出力するとともに、前記受信器からの解錠指令信号又は施錠指令信号に基づいて前記錠前を電気的に施解錠する電気錠装置とを具備する電気錠システムであって、
前記受信器は、複数に分割されたエリア毎に前記鍵ID情報を記憶するID記憶エリアを有する記憶手段と、
解錠・開扉状態のときに前記扉に設けられたサムターンの施錠・解錠操作により、前記鍵ID情報の新規登録や前記鍵ID情報の前記ID記憶エリアに記憶された鍵ID情報を抹消するユーザモードに切り替えるためのユーザモード切替信号を出力するモード切替手段と、
前記ユーザモード時の前記第1操作部又は前記第2操作部の操作入力により、前記ID記憶エリアに記憶された鍵ID情報の登録状況を識別表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の電気錠システムは、請求項1記載の電気錠システムにおいて、
前記受信器は、開扉時に扉枠と対面する扉の側面に設けられた切替スイッチの操作により、前記鍵ID情報の新規登録や前記鍵ID情報の前記ID記憶エリアに記憶された鍵ID情報を抹消する管理モードに切り替えるための管理モード切替信号を出力する切替手段をさらに備え、
前記ユーザモードで登録した鍵ID情報は、前記管理モード又は前記ユーザモードで前記第1操作部又は前記第2操作部の操作入力により選択的に抹消可能とし、
前記管理モードで登録した鍵ID情報は、前記管理モードのときのみ前記第1操作部又は前記第2操作部の操作入力により抹消可能とすることを特徴とする。
請求項3記載の電気錠システムは、請求項1又は2記載の電気錠システムにおいて、
前記受信器は、前記ユーザモード選択時の前記操作手段の操作入力により、前記ID記憶エリアに記憶された鍵ID情報の登録数に応じた効果音を鳴動する鳴動手段をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の電気錠システムによれば、錠前を解錠して開扉した状態のときにサムターンを施錠・解錠操作することでユーザモードに切り替えて鍵ID情報の登録・抹消を行うことができるので、ドライバーなどの工具を使用することなく鍵ID情報の登録が簡易的に行うことができる。
また、鍵ID情報の登録数や使用した非接触媒体の登録アドレスの確認を容易に行うことができるため、不正な鍵ID情報の登録などに対する抑止効果が得られセキュリティ性が向上するとともに、登録時のアドレス間違いを防止する効果を奏する。さらに、管理モード時に登録した鍵ID情報はユーザモード時に削除することができないため、エンドユーザの誤操作による鍵ID情報の抹消を未然に防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明に係る電気錠システムの概略構成を示すブロック図であり、図2は室内側と室外側に配置される受信器の外観平面図であり、図3は同システムにおける受信器の配置例を示す概略斜視図であり、図4は同システムにおける切替手段の配設例を示す概略斜視図であり、図5は同システムにおける記憶手段に設定されたID記憶エリアの説明図であり、図6は同システムにおける鍵ID情報の登録数や登録アドレスを確認するときの鳴動例と表示例を示す説明図であり、図7は同システムにおける受信器の他の構成例を示す外観平面図である。
[電気錠システムの構成]
図1に示すように、本例の電気錠システム1は、錠前(電気錠)の施解錠を許可する利用者を特定するための鍵ID情報を記憶する非接触媒体10を用い、非接触媒体10から鍵ID情報を受信する受信器20と、非接触媒体10から取得した鍵ID情報の照合結果に応じて錠前を電気的に施解錠する電気錠装置30とを備えて概略構成される。以下、各構成要件について説明する。
非接触媒体10は、例えば電磁波や電波を用いて受信器20との間で非接触通信可能であり、各種情報のリード/ライトが可能な記憶領域を有するICチップで構成されるRFIDタグ(Radio Frequency Identification Tag )を備えたICカード等で構成される。この非接触媒体10には、錠前の施解錠を許可する利用者を特定する固有の鍵ID情報が利用者単位で予め記憶されている。
なお、非接触媒体10は、受信器20との間で非接触通信可能な記憶媒体であれば良く、その構成が限定されるものではない。
受信器20は、図2に示すように、制御対象となる錠前を装備した部屋の室内側と室外側の所定位置に設けられる。図3では、室外側の把手上方の扉面に受信器20を設けた例を示しているが、室内側と室外側の扉面や壁面などに受信器20を設けることもできる。受信器20は、電気錠装置30との間で相互に通信可能とされており、図1に示すように、操作手段21、切替手段22、モード切替手段23、情報取得手段24、記憶手段25、制御手段26、表示手段27、鳴動手段28、通信手段29を備えている。
操作手段21は、錠前の解錠や施錠を指示する操作信号を制御手段26に入力するもので、第1操作ボタン21aと第2操作ボタン21bを備えている。図2の例では、受信器本体の上下に並設された矩形状の2つの押しボタンが第1操作ボタン21aと第2操作ボタン21bに相当し、中央部を支点として一方の操作ボタン21a(又は21b)が押下されたときに接点が閉じるシーソ式の押しボタンスイッチで構成される。ここでは、第1操作ボタン21aが錠前の施錠を指示する施錠ボタン(上ボタン)として機能し、第2操作ボタン21bが錠前の解錠を指示する解錠ボタン(下ボタン)として機能する。この操作手段21は、何れかの操作ボタン21a又は21bが押下されると、押下された操作ボタン21a又は21bによる操作信号を制御手段26に入力している。
さらに説明すると、施錠ボタン21aが押下されると、錠前の施錠を指示する旨の操作信号を制御手段26に入力する。また、解錠ボタン21bが押下されると、錠前の解錠を指示する旨の操作信号を制御手段26に入力する。さらに、何れの操作ボタン21a,21bも押下されていない状態では、不図示の付勢手段により水平状態が維持され、制御手段26には何も信号が入力されない。
また、操作手段21は、解錠・開扉状態で切替手段22の操作により後述する管理モードが選択されたとき、又は解錠・開扉状態でモード切替手段23の操作により後述するユーザモードが選択されたときに、操作ボタン21a及び/又は21bを所定操作することで鍵ID情報の新規登録や抹消を行う設定ボタンとしても機能する。そして、管理モード又はユーザモード時に操作ボタン21a及び/又は21bが押下されると、押下された操作ボタン21a及び/又は21bによる操作信号を制御手段26に入力している。
なお、本例では、施錠ボタン(上ボタン)を第1操作ボタン21a、解錠ボタン(下ボタン)を第2操作ボタン21bとしているが、当然の如く、解錠ボタンを第1操作ボタン21a、施錠ボタンを第2操作ボタン21bとして逆転した構成であっても良い。
切替手段22は、例えばロータリスイッチやディップスイッチなどの切替スイッチで構成される。この切替手段22としての切替スイッチは、図4に示すように、閉扉時の扉枠のストライクと対面する扉40の開放端側の側面40aに形成された凹部に埋設される。この切替スイッチが埋設された凹部には、切替スイッチを覆うように蓋部材41がビスなどの固定手段42によって側面40aと面一に固定される。
切替手段22は、管理業者(施工業者)が受信器20に未登録の非接触媒体10の鍵ID情報を新規登録したり、受信器20から登録済の鍵ID情報を抹消する後述の管理モードに切り替える際に操作される。切替手段22は、錠前が解錠状態で扉が開扉状態のときにON操作されると、このON操作による切替信号を、管理モードに切り替えるための管理モード切替信号として制御手段26に出力する。
モード切替手段23は、解錠・開扉状態でエンドユーザがサムターン43を所定操作(施錠→解錠操作)したときに、エンドユーザが未登録の非接触媒体10の鍵ID情報を新規登録したり受信器20に登録済の鍵ID情報の抹消する「ユーザモード」に切り替えるためのトリガ信号(ユーザモード切替信号)を制御手段26に出力している。
さらに説明すると、制御手段26が管理モードに切り替える場合は、電気錠装置30から解錠・開扉状態であることを示す監視情報が入力し、さらに管理業者が切替手段22がON操作された際に出力される管理モード切替信号が入力することで切り替えている。また、制御手段26がユーザモードに切り替える場合は、電気錠装置30から解錠・開扉状態であることを示す監視情報が入力し、エンドユーザが扉40の室内側に配設されるサムターン43を施錠・解錠操作(すなわち、サムターン43の往復動作)したことを示すユーザモード切替信号(電気錠装置30からの監視情報)が電気錠装置30から入力することで切り替えている。
情報取得手段24は、非接触媒体10が通信可能領域内にあるときに、その非接触媒体10との間で非接触通信を行い、非接触媒体10に記憶されている情報を受信し、この受信した情報を制御手段26に出力している。
記憶手段25は、例えば磁気的、光学的記憶媒体若しくはROM、RAMなどの半導体メモリで構成され、制御手段26が受信器20の各部を統括制御する際の駆動データ、施解錠時に非接触媒体10から取得した情報の正当性を判別するために予め登録される鍵ID情報、操作手段21の操作時における表示手段27の表示制御情報、鍵ID情報の登録/抹消時における表示手段27や鳴動手段28に係る駆動制御情報などの各種情報を記憶している。
また、記憶手段25は、図5に示すように、管理モード又はユーザモード時に非接触媒体10から受信した鍵ID情報を鍵ID情報毎に記憶するため、所定エリア数(本例では8エリア)に分割されたID記憶エリア25aを有している。このID記憶エリア25aの各エリアに対する鍵ID情報の新規登録や抹消は、管理モード又はユーザモードが選択された状態で管理モード又はユーザモードに係る操作手段21の所定操作に応じて制御手段26の制御を元に行われる。
制御手段26は、例えばCPUやROM,RAMなどを有するマイクロコンピュータで構成され、受信器20の各部を統括制御している。この制御手段26が実行する制御内容としては、まず情報取得手段24から入力される非接触媒体10の情報の正当性を判別している。また、制御手段26は、非接触媒体10との間の通信中に、通信中であることを利用者に知らせるべく後述する表示手段27の施錠表示部27a及び解錠表示部27bの表示を制御している。
さらに、制御手段26は、情報取得手段24から取得した非接触媒体10の情報と記憶手段25に記憶して登録された認証用情報(管理モード又はユーザモードで事前に登録しておいた鍵ID情報)とを比較し、正常に認証したときに、後述する電気錠装置30から取得する監視情報に基づき現在の錠前の施解錠状態や扉40の開閉状態を認識し、この認識に応じて操作手段21のボタン操作を誘導するように表示手段27の表示を制御している。
具体的には、非接触媒体10の情報を正常認証した後に、電気錠装置30から施錠・閉扉の監視情報を取得すると、解錠ボタン21b上に位置する後述する解錠表示部27bを所定時間だけ点灯(又は点滅)するように表示手段27の表示を制御する。また、非接触媒体10の情報を正常認証した後に、電気錠装置30から解錠・閉扉の監視情報を取得すると、施錠ボタン21a上に位置する後述する施錠表示部27aを所定時間だけ点灯(又は点滅)するように表示手段27の表示を制御する。
さらに、制御手段26は、解錠表示部27bが点灯(又は点滅)している状態で操作手段21の解錠ボタン21bが押されたときに、通信手段29を介して電気錠装置30に解錠指令信号を送信している。また、制御手段26は、施錠表示部27aが点灯(又は点滅)している状態で操作手段21の施錠ボタン21aが押されたときに、通信手段29を介して電気錠装置30に施錠指令信号を送信している。
さらに、制御手段26は、モード(管理モード、ユーザモード)の選択状況や操作手段21の操作状況に応じて表示手段27の表示を制御している。具体的には、通常運用の施解錠モード時における操作手段21の操作に伴う施錠表示部27aや解錠表示部27bの点灯(又は点滅)表示の制御、管理モード又はユーザモード時における操作手段21の操作に伴う施錠表示部27aや解錠表示部27bの交互点灯(又は点滅)表示の制御、管理モード又はユーザモード時のID記憶エリア25aのアドレス毎の登録状況(登録済エリアか未登録(空き)エリア)に応じた施錠表示部27aや解錠表示部27bの点灯(又は点滅)表示の制御を行っている。
なお、制御手段26は、防犯性を考慮して、管理モード又はユーザモード時に操作手段21が所定時間以内に正しく操作されない場合、切替手段22の操作の有無に関わらず自動的に各モード処理の解除を行っている。
また、制御手段26は、モード切替手段23にて管理モード又はユーザモードが選択された際に、各モードに応じた制御を行っている。具体的に説明すると、管理モード時の処理制御としては、新規鍵ID情報の個別登録又は連続登録、登録済みの鍵ID情報の全抹消又は個別抹消に係る制御がある。また、ユーザモード時の処理制御としては、新規鍵ID情報の個別登録又は連続登録、登録済みの鍵ID情報の全抹消又は個別抹消、登録済み鍵ID情報の登録数の確認、登録済み非接触媒体10の登録アドレス確認に係る制御がある。
なお、管理モード選択時に登録済みの鍵ID情報を全抹消した場合は登録された全ての鍵ID情報が削除される。これに対し、ユーザモード選択時に登録済みの鍵ID情報を全抹消した場合は、管理モードで登録した鍵ID情報は削除されず、ユーザモードで登録した鍵ID情報のみが削除される。
表示手段27は、図2や図3に示すように、操作手段21の第1操作ボタン21a上に一体に設けられた第1表示部27aと、操作手段21の第2操作ボタン21b上に一体に設けられた第2表示部27bとを有して構成される。表示手段27は、制御手段26の制御により、錠前の施解錠に関する表示や管理モード又はユーザモード時の処理に関する表示、操作手段21のボタン操作を誘導する表示、錠前の施解錠状態の表示などを識別可能に表示している。
本例の表示手段27における第1表示部27aと第2表示部27bは、それぞれに緑色発光するLEDと赤色発光するLEDとによる2つのLEDを備えている。この第1表示部27aと第2表示部27bとは、制御手段26の制御により、緑色、赤色、橙色(緑色と赤色を同時に発光)のいずれかの発光色で点灯又は点滅する。
なお、第1表示部27aと第2表示部27bは、構成の簡略化を図り、混色発光を利用して3色の発光を得るために緑色発光するLEDと赤色発光するLEDを備えたものとしているが、この構成に限定されず、例えば赤色発光、緑色発光、青色発光する3色のLEDの構成を含め、複数色で色分け表示できる構成であれば良い。
ここで、錠前の施解錠に関する表示について説明する。本例では、第1表示部27aが施錠操作を誘導する表示や錠前の施錠状態を表示する施錠表示部として機能し、第2表示部27bが解錠操作を誘導する表示や錠前の解錠状態を表示する解錠表示部として機能する。
<施解錠時の表示例>
図2や図3に示すように、施錠表示部27aは、2つの三角形(二等辺三角形や正三角形)の頂角が対向して内側に向いた形状により「施錠」を表現したランプで構成している。そして、このランプの点灯や点滅により、施錠ボタン21aを押下するように施錠操作を誘導したり、錠前が解錠状態から施錠状態に切り換わったことを表示している。また、解錠表示部27bは、2つの三角形(二等辺三角形や正三角形)の底辺を背合わせにして頂角が外側に向いた形状により「解錠」を表現したランプで構成している。そして、このランプの点灯や点滅により、解錠ボタン21bを押下するように解錠操作を誘導したり、錠前が施錠状態から解錠状態に切り換わったことを表示している。
<管理モード又はユーザモード時の表示例>
次に、管理モード又はユーザモード時に関する表示について説明する。本例では、上述した第1表示部(施錠表示部)27a、第2表示部(解錠表示部)27bを兼用し、ID記憶エリア25a内に分割された各エリアの鍵ID情報の登録状況に応じて第1表示部27aと第2表示部27bとがそれぞれ緑色、赤色、橙色のいずれかに点灯又は点滅する。これにより、ID記憶エリア25aの鍵ID情報の登録状況、すなわち、どのエリアが登録済エリアか未登録(空き)エリアかの確認、登録アドレスの登録数の確認、非接触媒体10の鍵ID情報がどの登録アドレスに登録されているか(登録アドレスの確認)を外部から識別可能に表示する。
表示例としては、例えば図5に示すように、8つに分割されたID記憶エリア25aの各エリアにそれぞれ1〜8のアドレスを設定し、操作手段21の所定操作が行われると、アドレス1は第1表示部27aが「緑」、第2表示部27bが「消灯」、アドレス2は第1表示部27aが「橙」、第2表示部27bが「消灯」、アドレス3は第1表示部27aが「赤」、第2表示部27bが「消灯」、アドレス4は第1表示部27aが「消灯」、第2表示部27bが「緑」、アドレス5は第1表示部27aが「消灯」、第2表示部27bが「橙」、アドレス6は第1表示部27aが「消灯」、第2表示部27bが「赤」、アドレス7は第1表示部27a及び第2表示部27bが「緑」、アドレス8は第1表示部27a及び第2表示部27bが「橙」となる。そして、本例では、各アドレスの第1表示部27aや第2表示部27bの表示が点灯している場合は登録済エリアを示し、各アドレスの第1表示部27aや第2表示部27bの表示が点滅している場合は未登録(空き)エリアであることを示している。
また、鍵ID情報の登録数の確認時は、上記の登録済みエリアの表示例と同様に、登録数に対応するアドレスのエリア番号(例えば鍵ID情報が3つの場合はアドレス3の表示と同じく、第1表示部27aが「赤」、第2表示部27bが「消灯」と表示)が点灯し、鍵ID情報が登録されていない若しくは該当する鍵ID情報がない場合は各表示部27a、27bが識別可能に表示(例えば同時又は交互に点滅)する。さらに、登録アドレスの確認時の際、非接触媒体10を所定操作することで、上記の登録済みエリアの表示例と同様に、操作した非接触媒体10に対応する鍵ID情報が登録されたアドレスに応じて点灯し、鍵ID情報が登録されていない若しくは該当する鍵ID情報がない場合は各表示部27a、27bが識別可能に表示(例えば同時又は交互に点滅)する。
なお、説明の便宜上、登録/未登録エリアの確認、鍵ID情報の登録数の確認時、登録アドレスの確認時における表示形式を同仕様で説明したが、確認する内容毎に表示形式(表示色や表示方法)を任意に設定することもできる。
さらに、第1表示部27aと第2表示部27bは、上述した操作手段21のボタン操作を誘導表示する表示機能、錠前の施解錠状態や管理モード又はユーザモード時の処理に関する表示機能の他、情報取得手段24と非接触媒体10との非接触通信中に、制御手段26の制御により同時に点灯(又は同時に点滅、又は交互に点滅)し、通信中であることを利用者に知らせる表示機能も有している。
なお、表示手段27としては、これら全ての表示機能を備えるのが好ましいが、少なくとも管理モード又はユーザモード時の処理を含む表示機能を備えた構成とすることもできる。
また、施錠表示部27a及び解錠表示部27bは、ランプの点灯や点滅によって操作手段21のボタン操作を誘導する表示や錠前の施解錠状態の表示を行うものであるが、図2や図3に示す形状のランプに限定されず、例えば2つの内向きの矢印形状のランプと2つの外向きの矢印形状のランプを点灯や点滅する構成としたり、「施錠」と「解錠」の文字で型取られた2つのランプを点灯や点滅する構成とすることもできる。さらに、上述した各表示機能毎にランプの点灯色や点滅色を変えて識別表示することも可能である。
鳴動手段28は、例えば鳴動機能を備えたブザーで構成される。鳴動手段28は、制御手段26の制御により、施解錠時、鍵ID情報の登録数や登録アドレス確認時、操作手段21のボタン操作などに連動して効果音や警告音などを表示手段27の表示内容と連動させて鳴動する。
鍵ID情報の登録数や登録アドレスの確認時の鳴動例としては、例えば図6に示すように、登録アドレス数が1つ又は所定操作した非接触媒体10の鍵ID情報がアドレス1に登録されているときは「ピッ」と1回鳴動し、登録アドレス数が2つ又は所定操作した非接触媒体10の鍵ID情報がアドレス2に登録されているときは「ピッ」、「ピッ」と2回鳴動し、登録アドレス数が3つ又は所定操作した非接触媒体10の鍵ID情報がアドレス3に登録されているときは「ピッ」、「ピッ」、「ピッ」と3回鳴動し、登録アドレス数が4つ又は所定操作した非接触媒体10の鍵ID情報がアドレス4に登録されているときは「ピッ」、「ピッ」、「ピッ」、「ピッ」と4回鳴動し、登録アドレス数が5つ又は所定操作した非接触媒体10の鍵ID情報がアドレス5に登録されているときは「ピーーッ」と1回鳴動し、登録アドレス数が6つ又は所定操作した非接触媒体10の鍵ID情報がアドレス6に登録されているときは「ピーーッ」、「ピッ」と鳴動し、登録アドレス数が7つ又は所定操作した非接触媒体10の鍵ID情報がアドレス7に登録されているときは「ピーーッ」、「ピッ」、「ピッ」と鳴動し、登録アドレス数が8つ又は所定操作した非接触媒体10の鍵ID情報がアドレス8に登録されているときは「ピーーッ」、「ピッ」、「ピッ」、「ピッ」と鳴動する。
なお、鍵ID情報の登録数の確認や非接触媒体10の登録アドレスの確認の際に、ID記憶エリア25aに鍵ID情報が登録されていない場合や該当する鍵ID情報が登録されていない場合は、警告音(例えば「ピピーッ」、「ピピーッ」、「ピピーッ」)を鳴動するような構成とすることもできる。
また、本例では、初期動作時に音有り設定となっている例であるが、必要に応じて不図示の鳴動モード切替手段を設け、操作手段21との操作と組み合わせることで任意に操作内容毎に音有り/無し設定を切り替える構成とすることもできる。この場合、音無し設定状態では操作音を鳴動しない(音無し設定が可能)が、警告音は音無し設定状態であっても常時鳴動する(音無し設定不可)ように設定される。
通信手段29は、例えばRS−485やイーサネット(登録商標)などを用い、電気錠装置30との間で相互に通信を行い、情報交換を行っている。通信手段29は、錠前の施解錠制御時に、操作手段21の操作信号に基づく解錠指令信号や施錠指令信号を電気錠装置30に送信している。また、現在の錠前の施解錠状態や扉40の開閉状態を示す監視情報を電気錠装置30から受信している。
電気錠装置30は、扉40の所定位置に内蔵され、受信器20との間で相互に通信可能とされており、受信器20からの解錠指令信号や施錠指令信号により錠前を電気的に施解錠制御するものである。この電気錠装置30は、図1に示すように、通信手段31、状態監視手段32、制御手段33、駆動手段34、施解錠機構35を備えている。
通信手段31は、例えばRS−485、イーサネット(登録商標)などを用い、受信器20との間で相互に通信を行い、情報交換を行っている。通信手段31は、錠前の施解錠制御時に、受信器20からの操作手段21の操作信号に基づく解錠指令信号や施錠指令信号を受信している。また、状態監視手段32からの監視情報に基づく現在の錠前の施解錠状態や扉40の開閉状態を示す監視情報を受信器20に送信している。さらに、通信手段31は、解錠・開扉状態でサムターン43が施錠・解錠操作(サムターン43の往復動作)されると、この状態を示す監視情報をユーザモード切替信号として受信器20に送信している。
状態監視手段32は、例えばマイクロスイッチやリードスイッチなどの各種検知センサで構成され、現在の錠前の施解錠状態(デッドボルトの進退状態)、扉40の開閉状態を常時監視しており、これらの各状態を示す監視情報を制御手段33に出力している。また、状態監視手段32は、サムターン43の施錠・解錠動作(デッドボルトの進退状態)を常時監視しており、解錠・開扉状態でサムターン43が施錠・解錠操作(サムターン43の往復動作)されると、この状態を示す監視情報を制御手段33に出力している。
制御手段33は、電気錠装置30の各部を統括制御するもので、例えばCPUやROM,RAMなどを有するマイクロコンピュータで構成される。制御手段33は、状態監視手段32からの監視情報に基づき、現在の錠前の施解錠状態、扉40の開閉状態、解錠・開扉状態でのサムターン43の施錠・解錠状態を常時認識している。また、制御手段33は、状態監視手段32から監視情報が入力すると、この監視情報を通信手段31を介して受信器2に出力制御している。さらに、制御手段33は、通信手段31を介して受信器20から解錠指令信号や施錠指令信号が入力されたときに、現在の錠前の施解錠状態や扉40の開閉状態に応じて錠前を解錠又は施錠するべく駆動手段34に解錠制御信号(解錠時)や施錠制御信号(施錠時)を出力している。また、制御手段33は、状態監視手段32から解錠・開扉状態でサムターン43が施錠・解錠操作(サムターン43の往復動作)されたことを示す監視情報が入力すると、この監視情報をユーザモード切替信号として通信手段31を介して受信器2に出力制御している。
駆動手段34は、制御手段33からの解錠制御信号や施錠制御信号により施解錠機構35を駆動して錠前を電気的に施解錠している。
施解錠機構35は、駆動手段34からの通電により駆動されるモータやソレノイド等によって扉側のデッドボルトを扉枠側の係合穴に対して進退移動する機構で構成される。
[電気錠システムの処理動作]
次に、上記構成の電気錠システム1による処理動作について説明する。ここでは、錠前を電気的に施解錠制御する場合の処理動作、管理モード時の各種処理動作、ユーザモード時の各種処理動作に場合分けしてそれぞれ説明する。
<施解錠時の処理動作>
(解錠時の処理動作)
電気錠が施錠状態の時に解錠する場合は、利用者が非接触媒体10を携帯して受信器20に近づき、非接触媒体10が受信器20の通信可能領域内に入ると、受信器20は、その非接触媒体10との間で非接触通信を行い、非接触媒体10に記憶された情報を読み取る。この非接触通信中は、表示手段27の施錠表示部27aと解錠表示部27bが同時に点灯(又は同時に点滅、又は交互に点滅)する。これにより、非接触媒体10の情報の読み取りが完了したか否かを利用者に知らせる。そして、受信器20は、非接触媒体10から読み取った情報と、予め登録されている情報とを照合し、その正当性を判別する。
受信器20は、非接触媒体10から読み取った情報を正常に認証すると、操作手段21の解錠ボタン21b上の解錠表示部27bが所定時間だけ点灯(又は点滅)する。これにより、利用者に対して解錠ボタン21bの操作を誘導する。そして、解錠表示部27bが点灯(又は点滅)している間に非接触媒体10を携帯した利用者によって解錠ボタン21bが押下されると、制御手段13から通信手段29,31を介して電気錠装置30の制御手段33に解錠指令信号を送信する。
電気錠装置30の制御手段33は、受信器20から解錠指令信号を受信すると、駆動手段34を介して施解錠機構35を駆動し、電気錠を解錠制御する。そして、電気錠装置30の制御手段33は、電気錠を解錠制御すると、状態監視手段32からの監視情報により現在の電気錠の施解錠状態を示す監視情報(解錠情報)を通信手段31,29を介して受信器20に送信する。
受信器20の制御手段13は、電気錠装置30から監視情報(解錠情報)を受信すると、表示手段27の解錠表示部27bのランプが所定時間だけ点灯(又は点滅)し、このランプの点灯(点滅)により電気錠が施錠から解錠に切り換わったことを利用者に知らせる。
ここで、電気錠装置30に自動施錠設定がなされている場合、電気錠装置30の制御手段33は、扉40開閉後、又は閉扉のまま所定時間が経過したときに、駆動手段24を介して施解錠機構35を駆動し、電気錠を自動的に施錠制御する。また、特に自動施錠設定がなされていない場合には、電気錠の解錠状態を保持する。
(施錠時の処理動作)
電気錠が解錠状態の時に扉を閉めて施錠する場合は、利用者が非接触媒体10を携帯して受信器20に近づき、非接触媒体10が受信器20の通信可能領域内に入ると、受信器20は、その非接触媒体10との間で非接触通信を行い、非接触媒体10に記憶された情報を読み取る。この非接触通信中は、表示手段27の施錠表示部27aと解錠表示部27bが同時に点灯(又は同時に点滅、又は交互に点滅)する。これにより、非接触媒体10の情報の読み取りが完了したか否かを利用者に知らせる。そして、受信器20は、非接触媒体10から読み取った情報と、予め登録されている情報とを照合し、その正当性を判別する。
受信器20は、非接触媒体10から読み取った情報を正常に認証すると、操作手段21の施錠ボタン21a上の施錠表示部27aが所定時間だけ点灯(又は点滅)する。これにより、利用者に対して施錠ボタン21aの操作を誘導する。そして、施錠表示部27aが点灯(又は点滅)している間に非接触媒体10を携帯した利用者によって施錠ボタン21aが押下されると、制御手段13から通信手段29,31を介して電気錠装置30の制御手段33に施錠指令信号を送信する。
電気錠装置30の制御手段33は、受信器20から施錠指令信号を受信すると、駆動手段24を介して施解錠機構35を駆動し、電気錠を施錠制御する。そして、電気錠装置30の制御手段33は、電気錠を施錠制御すると、状態監視手段32からの監視情報により現在の電気錠の施解錠状態を示す監視情報(施錠情報)を通信手段31,29を介して受信器20に送信する。
受信器20の制御手段13は、電気錠装置30から監視情報(施錠情報)を受信すると、表示手段27の施錠表示部27aのランプが所定時間だけ点灯(又は点滅)し、このランプの点灯(又は点滅)により電気錠が解錠から施錠に切り換わったことを利用者に知らせる。
なお、上述した動作は、室内又は室外の受信器20を利用する場合の動作であるが、電気錠が解錠状態で閉扉状態の場合、非接触媒体10を用いないで室内側の受信器20から施錠することもできる。この場合、室内側の受信器20の施錠ボタン21aを押せば、受信器20から電気錠装置30に施錠指令信号が送信され、電気錠装置30の制御手段33が電気錠を施錠制御する。
<管理モード時の処理動作>
次に、管理モード時における鍵ID情報の新規登録方法又は抹消方法についてそれぞれ具体的に説明する。
(鍵ID情報の連続登録)
操作手段21を操作して鍵ID情報の新規登録を行う場合、まず上述した解錠動作を行って電気錠を解錠し、扉40を開扉状態にする。この状態で扉40の側面40aにある蓋部材41を取り外し、切替手段22の切替スイッチをOFF→ONに切り替える。この切替信号が制御手段26に入力されると、ID記憶エリア25aに対する鍵ID情報の登録や抹消が行える管理モードに切り替わる。
次に、管理モードに切り替わった状態で操作手段21の解錠ボタン21bを所定時間押下し続けると、施錠ボタン21a上の施錠表示部27aと解錠ボタン21b上の解錠表示部27bとが例えば赤色で交互に点滅する。そして、解錠ボタン21bを押下し続けた状態で所定時間が経過すると、施錠ボタン21aと解錠ボタン21bの交互点滅が終了する。
この点滅表示の終了後、ID記憶エリア25aの各エリアの鍵ID情報の登録状況から未登録(空き)エリアの最上位アドレスに対応して施錠表示部27aと解錠表示部27bとが所定の色で点滅表示される。例えば図5において、未登録(空き)エリアの最上位アドレスがアドレス3であれば、施錠表示部27aが「赤」で「点滅」し、解錠表示部27bが「消灯」する。なお、図5において、施錠表示部27aが「緑」で「点灯」し、解錠表示部27bが「消灯」している場合には、アドレス1〜8の全てのエリアに鍵ID情報が登録されていることを示している。
そして、未登録(空き)エリアの最上位アドレスに対応して施錠表示部27aと解錠表示部27bとが所定の色で点滅表示している状態で、押下し続けている解錠ボタン21bを離し、新規登録したい非接触媒体10を所定時間以内に受信器20の通信可能領域内に近づける。これにより、非接触媒体10の鍵ID情報が最上位アドレスの未登録(空き)エリアに登録される。この登録が完了すると、施錠表示部27aと解錠表示部27bによる表示が次の未登録(空き)エリアのアドレスに自動的に切り替わる。
そして、続けて非接触媒体10の鍵ID情報を登録する場合は、次の未登録(空き)エリアのアドレスに切り替わっている状態で、新規登録したい非接触媒体10を所定時間以内に受信器20の通信可能領域内に近づければ、非接触媒体10の鍵ID情報が未登録(空き)エリアに登録される。そして、非接触媒体10の登録作業を終了する場合は、鍵ID情報の登録後に操作手段21を操作せず所定時間が経過すると、自動的に管理モードが解除され、通常運用の施解錠モードに戻る。その後、切替手段22の切替スイッチをON→OFFに切り替え、蓋部材41を取り付けて固定手段42により固定する。
(鍵ID情報の個別登録)
上述した(鍵ID情報の連続登録)の操作における「電気錠の解錠・開扉」から「ID記憶エリア25aの状態確認」までの手順を同様に行う。そして、施錠表示部27aと解錠表示部27bの点灯又は点滅によりID記憶エリア25aの未登録(空き)エリアを確認する。このとき、ID記憶エリア25aに未登録(空き)エリアがあれば、未登録(空き)エリアの最上位アドレスに対応して施錠表示部27aと解錠表示部27bとが所定の色で点滅表示される。また、ID記憶エリア25aに未登録(空き)エリアがなければ、施錠表示部27aが「緑」で「点灯」し、解錠表示部27bが「消灯」する。
そして、ID記憶エリア25aに未登録(空き)エリアがあることを確認した上で一度解錠ボタン21bを離し、再度解錠ボタン21bを1回ずつ押下してアドレスを切り替え、鍵ID情報を登録する任意の未登録(空き)エリアを選択した後、施錠ボタン21aを1回押下して未登録(空き)エリアを決定する。その後、新規登録したい非接触媒体10を所定時間以内に受信器20の通信可能領域内に近づける。これにより、非接触媒体10の鍵ID情報が選択決定された未登録(空き)エリアに登録される。
そして、続けて鍵ID情報の個別登録を行う場合は、再度解錠ボタン21bを押下して任意の未登録(空き)エリアを選択し、施錠ボタン21aで決定した後、新規登録したい非接触媒体10を所定時間以内に受信器20の通信可能領域内に近づける。これにより、非接触媒体10の鍵ID情報が選択決定された未登録(空き)エリアに登録される。そして、所望する鍵ID情報の個別登録後に所定時間が経過すると、自動的に管理モードが解除され、通常運用の施解錠モードに戻る。その後、切替手段22の切替スイッチをON→OFFに切り替え、蓋部材41を取り付けて固定手段42により固定する。
(鍵ID情報の全抹消)
上述した(鍵ID情報の連続登録)の操作における「電気錠の解錠・開扉」から「ID記憶エリア25aの状態確認」までの手順を同様に行う。そして、解錠ボタン21bを離し、所定時間以内に切替手段22の切替スイッチをON→OFFに切り替えると、ID記憶エリア25aに記憶された全ての鍵ID情報が抹消される。そして、鍵ID情報の全抹消後に所定時間が経過すると、自動的に管理モードが解除され、通常運用の施解錠モードに戻る。その後、蓋部材41を取り付けて固定手段42により固定する。
(鍵ID情報の個別抹消)
上述した(鍵ID情報の連続登録)の操作における「電気錠の解錠・開扉」から「ID記憶エリア25aの状態確認」までの手順を同様に行う。そして、一度解錠ボタン21bを離し、再度解錠ボタン21bを1回ずつ押下して抹消する鍵ID情報が登録された任意の登録済エリアを選択する。そして、登録済エリアを選択した状態で施錠ボタン21aを1回押下すると、その登録済エリア内の鍵ID情報が抹消される。
そして、続けて鍵ID情報の個別抹消を行う場合は、再度解錠ボタン21bを押下して抹消する鍵ID情報が登録された任意の登録済エリアを選択して施錠ボタン21aを1回押下すると、その登録済エリア内の鍵ID情報が抹消される。そして、所望する鍵ID情報の個別抹消後に所定時間が経過すると、自動的に管理モードが解除され、通常運用の施解錠モードに戻る。その後、切替手段22の切替スイッチをON→OFFに切り替え、蓋部材41を取り付けて固定手段42により固定する。
<ユーザモード時の処理動作>
次に、ユーザモード時における鍵ID情報の新規登録方法又は抹消方法、鍵ID情報の登録数の確認方法又は登録アドレスの確認方法についてそれぞれ具体的に説明する。
(鍵ID情報の追加・連続登録)
操作手段21を操作して鍵ID情報の追加登録を行う場合、まず上述した解錠動作を行って電気錠を解錠し、扉40を開扉状態にする。この状態で扉40のサムターン43を施錠・解錠操作(往復動作)する。そして、電気錠装置30は、この操作に基づく監視情報をユーザモード切替信号として、受信器20の制御手段26へ出力する。制御手段26は、ユーザモード切替信号が入力されると、ID記憶エリア25aに対する鍵ID情報の登録や抹消が行えるユーザモードに切り替える。
次に、ユーザモードに切り替わった状態で操作手段21の解錠ボタン21bを所定時間押下し続けると、施錠ボタン21a上の施錠表示部27aと解錠ボタン21b上の解錠表示部27bとが例えば赤色で交互に点滅する。そして、解錠ボタン21bを押下し続けた状態で所定時間が経過すると、施錠ボタン21aと解錠ボタン21bの交互点滅が終了する。この点滅表示の終了後、ID記憶エリア25aの各エリアの鍵ID情報の登録状況から未登録(空き)エリアの最上位アドレスに対応して施錠表示部27aと解錠表示部27bとが所定の色で点滅表示される。例えば図5において、未登録(空き)エリアの最上位アドレスがアドレス3であれば、施錠表示部27aが「赤」で「点滅」し、解錠表示部27bが「消灯」する。なお、図5において、施錠表示部27aが「緑」で「点灯」し、解錠表示部27bが「消灯」している場合には、アドレス1〜8の全てのエリアに鍵ID情報が登録されていることを示している。
そして、未登録(空き)エリアの最上位アドレスに対応して施錠表示部27aと解錠表示部27bとが所定の色で点滅表示している状態で、押下し続けている解錠ボタン21bを離し、登録済みの非接触媒体10を受信器2にかざした後、追加登録したい非接触媒体10を所定時間以内に受信器20の通信可能領域内に近づける。これにより、非接触媒体10の鍵ID情報が最上位アドレスの未登録(空き)エリアに登録される。この登録が完了すると、施錠表示部27aと解錠表示部27bによる表示が次の未登録(空き)エリアのアドレスに自動的に切り替わる。
そして、続けて非接触媒体10の鍵ID情報を連続登録する場合は、次の未登録(空き)エリアのアドレスに切り替わっている状態で、追加登録したい非接触媒体10を所定時間以内に受信器20の通信可能領域内に近づければ、非接触媒体10の鍵ID情報が未登録(空き)エリアに登録される。そして、非接触媒体10の登録作業を終了する場合は、鍵ID情報の登録後に操作手段21を操作せず所定時間が経過すると、自動的にユーザモードが解除され、通常運用の施解錠モードに戻る。
(鍵ID情報の全抹消)
上述した(鍵ID情報の連続登録)の操作における「電気錠の解錠・開扉」から「ユーザモードへの切り替え」までの手順を同様に行う。そして、解錠ボタン21bを離し、登録済みの非接触媒体10を受信器2にかざした後、所定時間以内にサムターン43を施錠・解錠操作(往復動作)をすると、ユーザモード時にID記憶エリア25aに登録された全ての鍵ID情報が抹消される。尚、その際、管理モードで登録された鍵ID情報は抹消されない。そして、ユーザモード時の鍵ID情報の全抹消後に所定時間が経過すると、自動的にユーザモードが解除され、通常運用の施解錠モードに戻る。
(登録済み鍵ID情報の登録数確認)
上述した(鍵ID情報の連続登録)の操作における「電気錠の解錠・開扉」から「ユーザモードへの切り替え」までの手順を同様に行う。そして、施錠ボタン21aを所定時間押下し続けると、ID記憶エリア25aに登録された鍵ID情報の登録数に応じて所定の効果音が鳴動する。例えば図6において、鍵ID情報の登録数が3であれば、「ピッ」、「ピッ」、「ピッ」と鳴動する。また、ID記憶エリア25aに鍵ID情報が登録されていなければ、警告音(例えば「ピピーッ」、「ピピーッ」、「ピピーッ」)が鳴動する。そして、鍵ID情報の登録数確認後に所定時間が経過すると、自動的にユーザモードが解除され、通常運用の施解錠モードに戻る。
(登録アドレス確認)
上述した(鍵ID情報の連続登録)の操作における「電気錠の解錠・開扉」から「ユーザモードへの切り替え」までの手順を同様に行う。そして、施錠ボタン21aを所定時間押下し続けた後に離し、登録済みの非接触媒体10を受信器2にかざすと、この非接触媒体10の鍵ID情報に該当する鍵ID情報が登録されるID記憶エリア25aの登録アドレスに応じて施錠表示部27aと解錠表示部27bとが所定の色で点灯表示されるとともに、所定の効果音が鳴動する。例えば図6において、鍵ID情報の登録数が3であれば、施錠表示部27aのみが「赤」で「点灯」し、「ピッ」、「ピッ」、「ピッ」と鳴動する。また、ID記憶エリア25aに鍵ID情報が登録されていなければ、警告音(例えば「ピピーッ」、「ピピーッ」、「ピピーッ」)が鳴動する。そして、鍵ID情報の登録数確認後に所定時間が経過すると、自動的にユーザモードが解除され、通常運用の施解錠モードに戻る。
このように、本例の電気錠システム1によれば、通常運用の施解錠モードに使用される操作手段21や表示手段27を兼用して鍵ID情報の登録状況を識別表示によって簡単に確認することができる。しかも、鍵ID情報の登録状況の確認のために従来のような専用の機構や部品を別体として装備する必要がないので、意匠、コスト、設置スペースの制約を軽減することができる。また、通常運用の施解錠モードで使用される構成をそのまま利用できるので、利用者の操作性が向上し、従来に比べて使い勝手も良くなる。
また、管理モードで鍵ID情報の新規登録や抹消を行う場合は、錠前を解錠して開扉した状態のときのみ蓋部材41を取り外して切替スイッチの操作により切り替え、ユーザモードで鍵ID情報の追加登録や抹消、鍵ID情報の登録数の確認などを行う場合は、錠前を解錠して開扉した状態のときにサムターン43を施錠・解錠操作することで切り替えられるようになっている。
これにより、エンドユーザは、扉に既設のサムターン43を回動操作するだけでユーザモードを選択でき、ドライバーなどの工具を使用することなく鍵ID情報の登録を簡易的に行うことができる。また、鍵ID情報の登録数や使用した非接触媒体10の登録アドレスの確認を容易に行うことができる。このため、不正な鍵ID情報の登録などに対する抑止効果が得られるとともに、登録時のアドレス間違いを防止する効果を奏する。さらに、管理業者(施工業者)が管理モード時に登録した鍵ID情報はユーザモード時に削除することができないため、ユーザモード時のエンドユーザによる誤操作によって不用意な鍵ID情報の登録や抹消を未然に防止することができる。
また、鍵ID情報の登録や抹消作業を行う場合には、表示手段27の第1表示部27aや第2表示部27bの点灯・点滅によって現在の鍵ID情報の登録状況を確認した上で、操作手段21や切替手段22を操作するだけの極めて簡単な操作によって実現することができる。
特に、鍵ID情報の連続登録作業では、未登録(空き)エリアの最初のアドレスに対応して施錠表示部27aと解錠表示部27bとが所定の色で点滅表示され、鍵ID情報の未登録(空き)エリアへの登録が完了すると、施錠表示部27aと解錠表示部27bによる表示が次の未登録(空き)エリアのアドレスに自動的に切り替わる。従って、利用者の手を煩わせることなく、順次未登録(空き)エリアへの鍵ID情報の登録を行うことができる。
ところで、上述した形態では、室内側と室外側の両方に受信器20を設ける構成としているが、室外側のみに受信器20を設けても良い。また、室内側と室外側の両方に受信器20(20A,20B)が設置されている状態で、室外側の受信器20(20B)のみを使用する場合には、図7に示すように、室内側の受信器20(20A)の本体表面に対し、操作手段21(上下ボタン21a,21b)及び表示手段27(上下ランプ27a,27b)を保護するカバー50を設ける。これにより、操作手段21の誤操作を防ぐことができる。
また、本実施形態では、必要最小限の構成部品によって全体構成の簡略化を図るため、現在の施解錠状態の表示や施解錠操作の誘導表示を行う第1表示部27a及び第2表示部27bを兼用して、ID記憶エリア25aの鍵ID情報の登録状況の識別表示も行っているが、第1表示部27a及び第2表示部27bとは別に操作手段21上に不図示の表示手段を設け、ID記憶エリア25aの鍵ID情報の登録状況の識別表示(文字表示も含む)を行うことも可能である。
以上、本願発明における最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術等はすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
本発明に係る電気錠システムの概略構成を示すブロック図である。 室内側と室外側に配置される受信器の外観平面図である。 同システムにおける受信器の配置例を示す概略斜視図である。 同システムにおける切替手段の配設例を示す概略斜視図である。 同システムにおける記憶手段に設定されたID記憶エリアの説明図である。 同システムにおける鍵ID情報の登録数や登録アドレスを確認するときの鳴動例と表示例を示す説明図である。 同システムにおける受信器の他の構成例を示す外観平面図である。
符号の説明
1…電気錠システム
10…非接触媒体
20…受信器
21…操作手段(21a…第1操作ボタン(施錠ボタン)、21b…第2操作ボタン(解錠ボタン))
22…切替手段
23…モード切替手段
24…情報取得手段
25…記憶手段(25a…ID記憶エリア)
26…制御手段
27…表示手段(27a…第1表示部(施錠表示部)、27b…第2表示部(解錠表示部))
28…鳴動手段
29…通信手段
30…電気錠装置
31…通信手段
32…状態監視手段
33…制御手段
34…駆動手段
35…施解錠機構
40…扉(40a…側面)
41…蓋部材
42…固定手段
43…サムターン
51…カバー

Claims (3)

  1. 錠前の施錠を指示する第1操作部と、前記錠前の解錠を指示する第2操作部とを有する操作手段と、前記錠前の施解錠に必要な鍵ID情報が記憶された非接触媒体が通信可能領域内にあるときに前記鍵ID情報を非接触通信により取得する受信手段と、前記受信手段が取得した前記鍵ID情報の正当性を判別し、正常に認証した後の前記操作手段による指示、扉の開閉状態及び前記錠前の現在の状態に応じた監視情報に基づいて前記錠前を解錠するための解錠指令信号又は前記錠前を施錠するための施錠指令信号を出力する制御手段とを一体に有する受信器と、
    前記監視情報を出力するとともに、前記受信器からの解錠指令信号又は施錠指令信号に基づいて前記錠前を電気的に施解錠する電気錠装置とを具備する電気錠システムであって、
    前記受信器は、複数に分割されたエリア毎に前記鍵ID情報を記憶するID記憶エリアを有する記憶手段と、
    解錠・開扉状態のときに前記扉に設けられたサムターンの施錠・解錠操作により、前記鍵ID情報の新規登録や前記鍵ID情報の前記ID記憶エリアに記憶された鍵ID情報を抹消するユーザモードに切り替えるためのユーザモード切替信号を出力するモード切替手段と、
    前記ユーザモード時の前記第1操作部又は前記第2操作部の操作入力により、前記ID記憶エリアに記憶された鍵ID情報の登録状況を識別表示する表示手段とを備えたことを特徴とする電気錠システム。
  2. 前記受信器は、開扉時に扉枠と対面する扉の側面に設けられた切替スイッチの操作により、前記鍵ID情報の新規登録や前記鍵ID情報の前記ID記憶エリアに記憶された鍵ID情報を抹消する管理モードに切り替えるための管理モード切替信号を出力する切替手段をさらに備え、
    前記ユーザモードで登録した鍵ID情報は、前記管理モード又は前記ユーザモードで前記第1操作部又は前記第2操作部の操作入力により選択的に抹消可能とし、
    前記管理モードで登録した鍵ID情報は、前記管理モードのときのみ前記第1操作部又は前記第2操作部の操作入力により抹消可能とすることを特徴とする請求項1記載の電気錠システム。
  3. 前記受信器は、前記ユーザモード選択時の前記操作手段の操作入力により、前記ID記憶エリアに記憶された鍵ID情報の登録数に応じた効果音を鳴動する鳴動手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気錠システム。
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