JP4884870B2 - 多機能型受信器 - Google Patents

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Description

本発明は、扉に内蔵された錠前を施解錠する電気錠システムに採用される多機能型受信器に関するものである。
近年、ホテルやオフィスビル等の商業施設や公共施設の入出口、マンションなどの集合住宅や一般住宅のエントランスや玄関等には電気錠システムが広く普及している。この種の電気錠システムとしては、下記特許文献1を含め、様々な形態のものが提案されている。
また、従来の電気錠システムの一つとして、制御器、操作表示器、受信器を備えたものが知られている。この電気錠システムにおける制御器は、例えば管理室等に配置され、錠前の施解錠動作に係る一連の処理を統括制御している。操作表示器は、例えば室内外の扉面や壁面等に配設されて制御器と接続されており、利用者の意志に基づくボタン操作によって錠前の解錠や施錠を指示する操作信号を制御器に入力したり、現在の錠前の施解錠状態を制御器からの入力により表示している。受信器は、例えば錠前とともに扉に内蔵されており、利用者が所持するICカードなどの非接触媒体の情報を非接触で受信し、この受信した情報を制御器に入力している。なお、非接触媒体には、錠前の施解錠を許容する利用者を特定する情報(例えば会社コード、社員コードなどの暗証情報)が予め記憶されている。
なお、制御器に自動施錠設定がなされている場合には、扉開閉後、または閉扉のまま所定時間が経過すると、錠前が自動的に施錠制御される。また、解錠状態にある錠前を施錠制御する場合には、非接触媒体の情報を正常に認証した後の操作表示器のボタン操作により施錠の指示がなされると、施錠を示す操作信号が制御器に入力され、現在の錠前の施解錠状態や扉の開閉状態に応じて錠前が施錠制御される。
特開平10−025953号公報
しかしながら、上述した従来の電気錠システムでは、非接触媒体の情報を読み取る受信器とは別に、システムを構築する上で必要な施解錠操作や状態表示を実現するための機構や機器が必要不可欠であった。また、システムが複数の機構や機器で構成されるため、利用者にとってあまり使い勝手が良くなかった。
また、従来の電気錠システムでは、例えば各種操作音や警告音を鳴らすブザーの設定作業を、受信器とは別構成の操作表示器に設けられる専用の表示ランプやスイッチで行っていた。
このため、従来の電気錠システムでは、日常の通常運用ではほとんど使用しない設定作業のために、受信器とは別体に構成された専用の機構や部品を装備する必要があり、意匠、コスト、設置スペースに制約が生じていた。また、設定作業時には、普段使用しない機構を使用しなければならず、使用者にとって操作方法がわかりずらく、使い勝手が悪かった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、別体に構成された専用の機構や部品を必要とせずに、簡易的な構成でブザー音の有無の設定が行えるとともに、この設定状態を確認することができる多機能型受信器を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載の多機能型受信器は、錠前の施錠を指示する第1操作ボタンと、前記錠前の解錠を指示する第2操作ボタンとを有する操作手段と、
前記錠前の施解錠に必要な特定の情報が記憶された非接触媒体が通信可能領域内にあるときに前記非接触媒体の情報を非接触通信により取得する受信手段と、
前記第1操作ボタン上に一体に設けられる第1表示部と、前記第2操作ボタン上に一体に設けられる第2表示部とからなり、前記第1表示部及び前記第2表示部との組み合わせ表示による、前記受信手段と前記非接触媒体との間が非接触通信中であるか否かを識別表示する表示機能と、前記非接触媒体の情報が正常に認証されたときに前記操作手段の操作を誘導表示する表示機能と、前記錠前の施解錠制御に伴う該錠前の施解錠状態を識別表示する表示機能とを有する表示手段と、
前記錠前の施解錠に必要な特定の情報が記憶された非接触媒体が通信可能領域内にあるときに前記非接触媒体の情報を非接触通信により取得する受信手段と、
前記受信手段が取得した前記非接触媒体の情報の正当性を予め登録された暗証情報との照合により判別し、正常に認証した後の前記操作手段による指示及び前記錠前の現在の状態に応じて該錠前を解錠するための解錠指令信号又は前記錠前を施錠するための施錠指令信号を出力する制御手段とを一体に備え、前記錠前を電気的に施解錠する電気錠システムに用いる多機能型受信器であって、
所定の操作に連動して操作音を鳴動する鳴動手段と、
前記操作音の音有り/音無し設定を行う鳴動切替モードをON/OFF切り替えする切替手段とを備え、
前記制御手段は、前記切替手段の切り替えによる鳴動切替モードON時の前記第1操作ボタン又は前記第2操作ボタンの操作入力により、現在の操作音の設定が音有り設定のときは音無し設定に設定変更し、現在の操作音の設定が音無し設定のときには音有り設定に設定変更しており、
前記表示手段は、前記設定変更に連動して設定変更後の状態を識別表示することを特徴とする。
請求項2記載の多機能型受信器は、請求項1記載の多機能型受信器において、
前記切替手段は、閉扉時の扉枠と対面する扉の側面に設けられた切替スイッチからなり、該切替スイッチを覆うように蓋部材で保護されていることを特徴とする。
本発明の多機能型受信器によれば、通常運用の錠前の施解錠に使用される操作手段や表示手段を兼用して鳴動手段の音有り/音無し設定の設定変更が行えるとともに、この設定変更後の状態を表示手段の識別表示により確認することができる。しかも、鳴動手段の音有り/音無し設定および設定変更後の状態確認のために従来のような別体に構成された専用の機構や部品を装備する必要がないので、意匠、コスト、設置スペースの制約を軽減することができる。また、通常運用の施解錠モードで使用される構成をそのまま利用できるので、利用者の操作性が向上し、従来に比べて使い勝手も良くなる。
また、閉扉時の扉枠と対面する扉の側面に固定された切替スイッチで切替手段が構成され、この切替スイッチが蓋部材で保護されており、鳴動手段の音有り/音無し設定および設定変更後の状態確認を行う場合には、錠前を解錠して開扉した状態のときのみ蓋部材を取り外して切替スイッチの操作により鳴動切替モードに切り替えられる。これにより、誤操作による不用意な設定変更を防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明に係る多機能型受信器を備えた電気錠システムの概略構成を示すブロック図、図2は本発明に係る多機能型受信器の配置例を示す概略斜視図、図3は室内側と室外側に配置される多機能型受信器の外観平面図、図4は本発明に係る多機能型受信器の切替手段の配設例を示す概略斜視図、図5は本発明に係る多機能型受信器の鳴動手段の鳴動方法の一例を示す図、図6(a)は本発明に係る多機能型受信器における鳴動手段の音無し設定から音有り設定への設定変更時の表示例を示す説明図、図6(b)は本発明に係る多機能型受信器における鳴動手段の音有り設定から音無し設定への設定変更時の表示例を示す説明図、図7は本発明に係る多機能型受信器の他の構成例を示す外観平面図である。
図1に示すように、本例の電気錠システム1は、多機能型受信器(以下、受信器と略称する)2と電気錠装置3とを備えて概略構成され、錠前(電気錠)の施解錠を許容する利用者を特定するために非接触媒体4を用いている。
非接触媒体4は、例えば電磁波や電波を用いて受信器2との間で非接触通信可能であり、各種情報のリード/ライトが可能な記憶領域を有するICチップで構成されるRFIDタグ(Radio Frequency Identification Tag )を備えたICカード等で構成される。この非接触媒体4には、錠前の施解錠を許容する利用者を特定する固有の暗証情報(ID)が利用者単位で予め記憶されている。
尚、非接触媒体4は、受信器2との間で非接触通信可能な記憶媒体であれば良く、その構成が限定されるものではない。
受信器2は、図3に示すように、制御対象となる錠前を装備した部屋の室内側と室外側の所定位置に設けられる。図2では、室外側の把手上方の扉面に受信器2を設けた例を示しているが、室内側と室外側の扉面や壁面などに受信器2を設けることができる。受信器2は、電気錠装置3との間で相互に通信可能とされており、図1に示すように、操作手段11、切替手段12、鳴動手段13、受信手段14、記憶手段15、制御手段16、表示手段17、通信手段18を備えている。
操作手段11は、錠前の解錠や施錠を指示する操作信号を制御手段16に入力するもので、第1操作ボタン11aと第2操作ボタン11bを備えている。図3の例では、受信器本体の上下に並設された矩形状の2つの押しボタンが第1操作ボタン11aと第2操作ボタン11bに相当し、中央部を支点として一方の操作ボタン11a(又は11b)が押下されたときに接点が閉じるシーソ式の押しボタンスイッチで構成される。ここでは、第1操作ボタン11aが錠前の施錠を指示する施錠ボタン(上ボタン)として機能し、第2操作ボタン11bが錠前の解錠を指示する解錠ボタン(下ボタン)として機能する。この操作手段11は、何れかの操作ボタン11a又は11bが押下されると、押下された操作ボタン11a又は11bによる操作信号を制御手段16に入力している。
さらに説明すると、施錠ボタン11aが押下されると、錠前の施錠を指示する旨の操作信号を制御手段16に入力する。また、解錠ボタン11bが押下されると、錠前の解錠を指示する旨の操作信号を制御手段16に入力する。さらに、何れの操作ボタン11a,11bも押下されていない状態では、不図示の付勢手段により水平状態が維持され、制御手段16には何も信号が入力されない。
また、操作手段11は、切替手段12の操作によって鳴動切替モードに切り替わっているときに、操作ボタン11a又は11bを所定操作することで鳴動切替モードのON/OFFを切り替える設定ボタンとしても機能する。そして、鳴動切替モード時に操作ボタン11a又は11bが押下されると、押下された操作ボタン11a又は11bによる操作信号を制御手段16に入力している。
尚、本例では、施錠ボタン(上ボタン)を第1操作ボタン11a、解錠ボタン(下ボタン)を第2操作ボタン11bとしているが、当然の如く、解錠ボタンを第1操作ボタン11a、施錠ボタンを第2操作ボタン11bとして逆転した構成であっても良い。
切替手段12は、例えばロータリスイッチやディップスイッチなどの切替スイッチで構成される。この切替手段12としての切替スイッチは、図4に示すように、閉扉時の扉枠のストライクと対面する扉41の開放端側の側面41aに形成された凹部に埋設される。この切替スイッチが埋設された凹部には、切替スイッチを覆うように蓋部材42がビスなどの固定手段43によって側面41aと面一に固定される。切替手段12は、鳴動手段13の音有り/音無し設定を行う際に、切替スイッチがON操作されると、このON操作による切替信号が制御手段16に入力される。このON操作による切替信号は、錠前が解錠状態で開扉状態のときに、鳴動手段13の音有り/音無し設定を行う鳴動切替モードに切り替えるための有効な信号として制御手段16に入力される。
鳴動手段13は、例えば鳴動機能を備えたブザーで構成される。鳴動手段13としてのブザーは、音有り設定がなされているときに、制御手段16の制御により、施解錠時の暗証情報の照合結果や操作手段11のボタン操作などに連動して効果音や警告音などを鳴動する。なお、本例では、初期動作時に音有り設定となっており、後述する鳴動切替モードで音無し設定に切り替えることができる。また、鳴動切替モードでは、音無し設定から音有り設定への変更も行える。
ここで、鳴動手段13の鳴動方法について、図5を参照しながら具体的操作例に沿って説明する。なお、以下に説明する鳴動方法は一例であり、各操作方法や処理動作に応じて状態確認できるように鳴動すれば音の種類は限定されない。
鳴動手段13は、音有り設定のときに、以下の操作に連動して所定の操作音を鳴動する。施解錠操作時に非接触媒体4から取得した暗証情報(ID)が正常に認証されたとき、操作手段11の操作によって暗証情報(ID)を登録(抹消)するときは、これらの操作に連動して「ピッ」と操作音を鳴動する。また、操作手段11の操作によって暗証情報(ID)を抹消(登録)するとき、切替手段12を操作して鳴動切替モードに切り替えたとき、未登録の非接触媒体4の暗証情報(ID)が正常に登録されたときは、これらの操作に連動して「ピッピッ」と操作音を鳴動する。
鳴動手段13は、音有り設定のときに、以下の状態に連動して所定の警告音を鳴動する。初回通電後の施錠不良のとき、リトライ終了後の解錠不良のときは、これらの状態に連動して「ピーッ」と警告音を鳴動する。
なお、鳴動手段13は、音無し設定状態では操作音を鳴動しない(音無し設定が可能)が、警告音は音無し設定状態であっても常時鳴動する(音無し設定不可)ように設定される。
受信手段14は、非接触媒体4が通信可能領域内にあるときに、その非接触媒体4との間で非接触通信を行い、非接触媒体4に記憶されている情報を受信し、この受信した情報を制御手段16に入力している。
記憶手段15は、例えば磁気的、光学的記憶媒体若しくはROM、RAMなどの半導体メモリで構成され、制御手段16が受信器2の各部を統括制御する際の駆動データ、施解錠時に非接触媒体4から取得した情報の正当性を判別するために予め登録される認証用情報としての暗証情報(ID)、操作手段11の操作時における表示手段17の表示制御情報、鳴動手段13の音有り/音無し設定に関する情報などの各種情報を記憶している。
制御手段16は、例えばCPUやROM,RAMなどを有するマイクロコンピュータで構成され、受信器2の各部を統括制御している。この制御手段16が実行する制御内容としては、まず受信手段14から入力される非接触媒体4の情報の正当性を判別している。また、制御手段16は、非接触媒体4との間の通信中に、通信中であることを利用者に知らせるべく後述する表示手段17の施錠表示部17a及び解錠表示部17bの表示を制御している。
さらに、制御手段16は、受信手段14からの非接触媒体4の情報と記憶手段15に記憶して登録された認証用情報(事前に登録された暗証情報)とを比較し、正常に認証したときに、後述する電気錠装置3から取得する監視情報に基づいて現在の錠前の施解錠状態や扉の開閉状態を認識し、この認識に応じて操作手段11のボタン操作を誘導するように表示手段17の表示を制御している。具体的には、非接触媒体4の情報を正常認証した後に、電気錠装置3から施錠・閉扉の監視情報を取得すると、解錠ボタン11b上に位置する後述する解錠表示部17bを所定時間だけ点灯(又は点滅)するように表示手段17の表示を制御する。また、非接触媒体4の情報を正常認証した後に、電気錠装置3から解錠・閉扉の監視情報を取得すると、施錠ボタン11a上に位置する後述する施錠表示部17aを所定時間だけ点灯(又は点滅)するように表示手段17の表示を制御する。
さらに、制御手段16は、解錠表示部17bが点灯(又は点滅)している状態で操作手段11の解錠ボタン11bが押されたときに、通信手段18を介して電気錠装置3に解錠指令信号を送信している。また、制御手段16は、施錠表示部17aが点灯(又は点滅)している状態で操作手段11の施錠ボタン11aが押されたときに、通信手段18を介して電気錠装置3に施錠指令信号を送信している。
さらに、制御手段16は、錠前の解錠状態で開扉状態時に切替手段12のON/OFF操作によって入力される切替信号により、鳴動切替モードをON/OFF制御している。すなわち、切替手段12からONの切替信号が入力されると鳴動切替モードをONし、切替手段12からOFFの切替信号が入力されると鳴動切替モードをOFFしている。そして、制御手段16は、鳴動切替モードON時の操作手段11の操作入力により、鳴動手段13の現在の設定が音有り設定のときは音無し設定に変更し、また現在の設定が音無し設定のときは音有り設定に変更し、この変更に基づく鳴動手段13の音有り/音無し設定の情報を記憶手段15に記憶している。また、制御手段16は、音有り設定状態のときに、前述した所定の操作や状態に連動して鳴動手段13の鳴動を制御している。
表示手段17は、錠前の施解錠に関する表示や鳴動切替モード時に関する表示として、操作手段11のボタン操作を誘導する表示や錠前の施解錠状態、音有り/音無し設定状態の表示を制御手段16の制御の元で行っている。
図2や図3に示すように、表示手段17は、操作手段11の第1操作ボタン11a上に一体に設けられた第1表示部17aと、操作手段11の第2操作ボタン11b上に一体に設けられた第2表示部17bとを有して構成される。
そして、本例の表示手段17を構成する第1表示部17aと第2表示部17bは、それぞれに緑色発光するLEDと赤色発光するLEDとによる2つのLEDを備えている。この第1表示部17aと第2表示部17bとは、制御手段16の制御により、緑色、赤色、橙色(緑色と赤色を同時に発光)のいずれかの発光色で点灯または点滅する。なお、第1表示部17aと第2表示部17bは、構成の簡略化を図り、混色発光を利用して3色の発光を得るために緑色発光するLEDと赤色発光するLEDを備えたものとしているが、この構成に限定されず、例えば赤色発光、緑色発光、青色発光する3色のLEDの構成を含め、複数色で色分け表示できる構成であれば良い。
ここで、錠前の施解錠に関する表示について説明する。本例では、第1表示部17aが施錠操作を誘導する表示や錠前の施錠状態を表示する施錠表示部として機能し、第2表示部17bが解錠操作を誘導する表示や錠前の解錠状態を表示する解錠表示部として機能する。
さらに説明すると、図2や図3に示すように、施錠表示部17aは、2つの三角形(二等辺三角形や正三角形)の頂角が対向して内側に向いた形状により「施錠」を表現したランプで構成している。そして、このランプの点灯や点滅により、施錠ボタン11aを押下するように施錠操作を誘導したり、錠前が解錠状態から施錠状態に切り換わったことを表示している。また、解錠表示部17bは、2つの三角形(二等辺三角形や正三角形)の底辺を背合わせにして頂角が外側に向いた形状により「解錠」を表現したランプで構成している。そして、このランプの点灯や点滅により、解錠ボタン11bを押下するように解錠操作を誘導したり、錠前が施錠状態から解錠状態に切り換わったことを表示している。
次に、鳴動切替モード時に関する表示について説明する。本例では、上述した第1表示部(施錠表示部)17a、第2表示部(解錠表示部)17bを兼用し、鳴動切替モードON状態のときの設定変更に伴う音有り設定か音無し設定かに応じて第1表示部17aと第2表示部17bの表示が制御される。
表示例としては、例えば図6(a),(b)に示すように、音有り/音無し設定に応じて第1表示部17aと第2表示部17bの両方を色違いで点灯する。現在が音無し設定のときに、切替手段12を「OFF」から「ON」に切り替えて鳴動切替モードをONし、操作手段11の一方の操作ボタン(例えば第1操作ボタン11a)を押し続けると、音無し設定から音有り設定に切り替わり、図6(a)に示すように、第1表示部17aと第2表示部17bが共に「緑色」に「点灯」する。これに対し、現在が音有り設定のときに、切替手段12を「OFF」から「ON」に切り替えて鳴動切替モードをONし、操作手段11の一方の操作ボタン(例えば第1操作ボタン11a)を押し続けると、音有り設定から音無し設定に切り替わり、図6(b)に示すように、第1表示部17aと第2表示部17bが共に「赤色」に「点灯」する。これにより、鳴動切替モードON時に、音有り設定に変更されたか、音無し設定に変更されたかを外部から識別可能になっている。
また、第1表示部17aと第2表示部17bは、上述した操作手段11のボタン操作を誘導表示する表示機能、錠前の施解錠状態や鳴動切替モード時に関する表示機能の他、受信手段14と非接触媒体4との非接触通信中に、制御手段16の制御により同時に点灯(又は同時に点滅、又は交互に点滅)し、通信中であることを利用者に知らせる表示機能も有している。尚、表示手段17としては、これら3つの表示機能を備えるのが好ましいが、少なくとも鳴動切替モード時を含む表示機能を備えた構成とすることもできる。
また、施錠表示部17a及び解錠表示部17bは、ランプの点灯や点滅によって操作手段11のボタン操作を誘導する表示や錠前の施解錠状態の表示を行うものであるが、図2や図3に示す形状のランプに限定されず、例えば2つの内向きの矢印形状のランプと2つの外向きの矢印形状のランプを点灯や点滅する構成としたり、「施錠」と「解錠」の文字で型取られた2つのランプを点灯や点滅する構成とすることもできる。さらに、上述した各表示機能毎にランプの点灯色や点滅色を変えて識別表示することも可能である。
通信手段18は、例えばRS−485、イーサネット(登録商標)などを用い、電気錠装置3との間で相互に通信を行い、情報交換を行っている。具体的に、通信手段18は、錠前の施解錠制御時に、操作手段11の操作信号に基づく解錠指令信号や施錠指令信号を電気錠装置3に送信している。また、現在の錠前の施解錠状態や扉の開閉状態を示す状態情報を電気錠装置3から受信している。
電気錠装置3は、扉の所定位置に内蔵され、受信器2との間で相互に通信可能とされており、受信器2からの解錠指令信号や施錠指令信号により錠前を電気的に施解錠制御するものである。この電気錠装置3は、図1に示すように、通信手段21、監視手段22、制御手段23、駆動手段24、施解錠機構25を備えている。
通信手段21は、例えばRS−485、イーサネット(登録商標)などを用い、受信器2との間で相互に通信を行い、情報交換を行っている。具体的に、通信手段21は、錠前の施解錠制御時に、受信器2からの操作手段11の操作信号に基づく解錠指令信号や施錠指令信号を受信している。また、監視手段22からの監視情報に基づく現在の錠前の施解錠状態や扉の開閉状態を示す状態情報を受信器2に送信している。
監視手段22は、例えばマイクロスイッチやリードスイッチなどの各種検知センサで構成され、現在の錠前の施解錠状態、扉の開閉状態を常時監視しており、その監視情報を制御手段24に入力している。
制御手段23は、電気錠装置3の各部を統括制御するもので、例えばCPUやROM,RAMなどを有するマイクロコンピュータで構成される。制御手段23は、監視手段22からの監視情報に基づき、現在の錠前の施解錠状態や扉の開閉状態を常時認識している。また、制御手段23は、通信手段21を介して受信器2から解錠指令信号や施錠指令信号が入力されたときに、現在の錠前の施解錠状態や扉の開閉状態に応じて錠前を解錠又は施錠するべく駆動手段24に解錠制御信号(解錠時)や施錠制御信号(施錠時)を出力している。
駆動手段24は、制御手段23からの解錠制御信号や施錠制御信号により施解錠機構25を駆動して錠前を電気的に施解錠している。
施解錠機構25は、駆動手段24からの通電により駆動されるモータやソレノイド等によって扉側のデッドボルトを扉枠側の係合穴に対して進退移動する機構で構成される。
次に、上記構成による受信器2を備えた電気錠システム1によって錠前を電気的に施解錠制御する場合の動作について説明する。
まず、電気錠が施錠状態の時に解錠する場合には、利用者が非接触媒体4を携帯して受信器2に近づき、非接触媒体4が受信器2の通信可能領域内に入ると、受信器2は、その非接触媒体4との間で非接触通信を行い、非接触媒体4に記憶された情報を読み取る。この非接触通信中は、表示手段17の施錠表示部17aと解錠表示部17bが同時に点灯(又は同時に点滅、又は交互に点滅)している。これにより、非接触媒体4の情報の読み取りが完了したか否かを利用者に知らせる。そして、受信器2は、非接触媒体4から読み取った情報と、予め登録されている情報とを照合し、その正当性を判別する。
受信器2は、非接触媒体4から読み取った情報を正常に認証すると、操作手段11の解錠ボタン11b上の解錠表示部17bが所定時間だけ点灯(又は点滅)する。これにより、利用者に対して解錠ボタン11bの操作を誘導する。そして、解錠表示部17bが点灯(又は点滅)している間に非接触媒体4を携帯した利用者によって解錠ボタン11bが押下されると、制御手段16から通信手段18,21を介して電気錠装置3の制御手段23に解錠指令信号を送信する。
電気錠装置3の制御手段23は、受信器2から解錠指令信号を受信すると、駆動手段24を介して施解錠機構25を駆動し、電気錠を解錠制御する。そして、電気錠装置3の制御手段23は、電気錠を解錠制御すると、監視手段22からの監視情報により現在の電気錠の施解錠状態を示す状態情報(解錠情報)を通信手段21,18を介して受信器2に送信する。
受信器2の制御手段16は、電気錠装置3から状態情報(解錠情報)を受信すると、表示手段17の解錠表示部17bのランプが所定時間だけ点灯(又は点滅)し、このランプの点灯(点滅)により電気錠が施錠から解錠に切り換わったことを利用者に知らせる。
ここで、電気錠装置3に自動施錠設定がなされている場合、電気錠装置3の制御手段23は、扉開閉後、または閉扉のまま所定時間が経過したときに、駆動手段24を介して施解錠機構25を駆動し、電気錠を自動的に施錠制御する。また、特に自動施錠設定がなされていない場合には、電気錠の解錠状態を保持する。
次に、電気錠が解錠状態の時に施錠する場合には、利用者が非接触媒体4を携帯して受信器2に近づき、非接触媒体4が受信器2の通信可能領域内に入ると、受信器2は、その非接触媒体4との間で非接触通信を行い、非接触媒体4に記憶された情報を読み取る。この非接触通信中は、表示手段17の施錠表示部17aと解錠表示部17bが同時に点灯(又は同時に点滅、又は交互に点滅)している。これにより、非接触媒体4の情報の読み取りが完了したか否かを利用者に知らせる。そして、受信器2は、非接触媒体4から読み取った情報と、予め登録されている情報とを照合し、その正当性を判別する。
受信器2は、非接触媒体4から読み取った情報を正常に認証すると、操作手段11の施錠ボタン11a上の施錠表示部17aが所定時間だけ点灯(又は点滅)する。これにより、利用者に対して施錠ボタン11aの操作を誘導する。そして、施錠表示部17aが点灯(又は点滅)している間に非接触媒体4を携帯した利用者によって施錠ボタン11aが押下されると、制御手段16から通信手段18,21を介して電気錠装置3の制御手段23に施錠指令信号を送信する。
電気錠装置3の制御手段23は、受信器2から施錠指令信号を受信すると、駆動手段24を介して施解錠機構25を駆動し、電気錠を施錠制御する。そして、電気錠装置3の制御手段23は、電気錠を施錠制御すると、監視手段22からの監視情報により現在の電気錠の施解錠状態を示す状態情報(施錠情報)を通信手段21,18を介して受信器2に送信する。
受信器2の制御手段16は、電気錠装置3から状態情報(施錠情報)を受信すると、表示手段17の施錠表示部17aのランプが所定時間だけ点灯(又は点滅)し、このランプの点灯(又は点滅)により電気錠が解錠から施錠に切り換わったことを利用者に知らせる。
尚、上述した動作は、室内または室外の受信器2を利用する場合の動作であるが、電気錠が解錠状態で閉扉状態の場合、非接触媒体4を用いないで室内側の受信器2から施錠することもできる。この場合、室内側の受信器2の施錠ボタン11aを押せば、受信器2から電気錠装置3に施錠指令信号が送信され、電気錠装置3の制御手段23が電気錠を施錠制御する。
次に、上記のように構成された受信器2を備えた電気錠システム1における鳴動切替モードでの設定変更動作について具体的に説明する。
まず、鳴動切替モードON時に操作手段11を操作して「音有り設定」から「音無し設定」に切り替える場合の操作例について具体的に説明する。
(音無し設定への設定変更)
上述した解錠動作を行って電気錠を解錠し、扉を開扉状態にする。この状態で扉41の側面41aにある蓋部材42を取り外し、切替手段12の切替スイッチをOFF→ONに切り替える。この切替信号が制御手段16に入力されると、鳴動手段13の音有り/音無し設定の設定変更が行える鳴動切替モードON状態に切り替わる。
次に、鳴動切替モードON状態で操作手段11の施錠ボタン11aを所定時間押下し続けると、施錠ボタン11a上の施錠表示部17aと解錠ボタン11b上の解錠表示部17bとが例えば橙色で交互に点滅する。そして、施錠ボタン11aを押下し続けた状態で所定時間が経過すると、施錠ボタン11aと解錠ボタン11bの交互点滅が終了する。この点滅表示が終了すると、設定内容が「音有り設定」から「音無し設定」に変更されることを表示するため、図6(b)に示すように、施錠表示部17aと解錠表示部17bが共に「赤色」で「点灯」する。これにより、設定内容が「音無し設定」に変更されていることが確認できる。そして、押下し続けていた施錠ボタン11aを離し、所定時間が経過すると、施錠表示部17aと解錠表示部17bが消灯し、設定変更が完了する。その後、切替手段12の切替スイッチをON→OFFに切り替え、蓋部材42を取り付けて固定手段43により固定する。
次に、鳴動切替モードON時に操作手段11を操作して「音無し設定」から「音有り設定」に切り替える場合の操作例について具体的に説明する。
(音有り設定への設定変更)
上述した解錠動作を行って電気錠を解錠し、扉を開扉状態にする。この状態で扉41の側面41aにある蓋部材42を取り外し、切替手段12の切替スイッチをOFF→ONに切り替える。この切替信号が制御手段16に入力されると、鳴動手段13の音有り/音無し設定の設定変更が行える鳴動切替モードON状態に切り替わる。
次に、鳴動切替モードON状態で操作手段11の施錠ボタン11aを所定時間押下し続けると、施錠ボタン11a上の施錠表示部17aと解錠ボタン11b上の解錠表示部17bとが例えば橙色で交互に点滅する。そして、施錠ボタン11aを押下し続けた状態で所定時間が経過すると、施錠ボタン11aと解錠ボタン11bの交互点滅が終了する。この点滅表示が終了すると、設定内容が「音無し設定」から「音有り設定」に変更されることを表示するため、図6(a)に示すように、施錠表示部17aと解錠表示部17bが共に「緑色」で「点灯」する。これにより、設定内容が「音有り設定」に変更されていることが確認できる。そして、押下し続けていた施錠ボタン11aを離し、所定時間が経過すると、施錠表示部17aと解錠表示部17bが消灯し、設定変更が完了する。その後、切替手段12の切替スイッチをON→OFFに切り替え、蓋部材42を取り付けて固定手段43により固定する。
このように、本例の受信器2によれば、通常運用の錠前の施解錠に使用される操作手段11や表示手段17を兼用して鳴動手段13の音有り/音無し設定の設定変更が行えるとともに、この設定変更後の状態を表示手段17の識別表示により確認することができる。しかも、鳴動手段13の音有り/音無しの設定変更および設定変更後の状態確認のために従来のような別体に構成された専用の機構や部品を装備する必要がないので、意匠、コスト、設置スペースの制約を軽減することができる。また、通常運用の施解錠モードで使用される構成をそのまま利用できるので、利用者の操作性が向上し、従来に比べて使い勝手も良くなる。
また、閉扉時の扉枠と対面する扉41の側面41aに固定された切替スイッチで切替手段12が構成され、この切替スイッチが蓋部材42で保護されており、鳴動手段13の音有り/音無しの設定変更および設定変更後の状態確認を行う場合には、錠前を解錠して開扉した状態のときのみ蓋部材42を取り外して切替スイッチの操作により鳴動切替モードに切り替えられる。これにより、誤操作による不用意な設定変更を防止することができる。
そして、このような本例の受信器2は、本来の非接触媒体4の情報の受信機能に加え、上記鳴動手段13の音有り/音無し設定及び設定変更後の状態確認機能を含め、施解錠操作機能、施解錠状態表示機能とを兼ね備えているので、通信可能領域内にある非接触媒体4の情報を非接触で読み取って情報の正当性を判別し、この情報を正常に認証した後の操作手段11を操作する一連の流れによって簡単に錠前を施解錠することができる。
これにより、従来のような受信器とは別構成の専用の機構や機器が不要になり、従来、別々に構成された操作表示器や受信器とを一体化して構成の簡素化を図り、利用者の使い勝手を向上させて電気錠システムを構築することができる。しかも、専用の機構や機器が不要になることにより、コストの低減が図れ、これら専用の機構や機器を設置するためのスペースの制約も無くなり、意匠性の向上を図ることができる。
ところで、上述した形態では、室内側と室外側の両方に受信器2を設ける構成としているが、室外側のみに受信器2を設けても良い。また、室内側と室外側の両方に受信器2(2A,2B)が設置されている状態で、室外側の受信器2(2B)のみを使用する場合には、図4に示すように、室内側の受信器2(2A)の本体表面に対し、操作手段11(上下ボタン11a,11b)及び表示手段17(上下ランプ17a,17b)を保護するカバー31を設ける。これにより、操作手段11の誤操作を防ぐことができる。
また、本実施形態では、必要最小限の構成部品によって全体構成の簡略化を図るため、現在の施解錠状態の表示や施解錠操作の誘導表示を行う第1表示部17a及び第2表示部17bを兼用して、設定変更後の音有り/音無しの識別表示も行っているが、第1表示部17a及び第2表示部17bとは別に操作手段11上に表示手段を設けて設定変更後の音有り/音無しの識別表示を行うことも可能である。
以上、本願発明における最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術等はすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
本発明に係る多機能型受信器を備えた電気錠システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る多機能型受信器の配置例を示す概略斜視図である。 室内側と室外側に配置される多機能型受信器の外観平面図である。 本発明に係る多機能型受信器の切替手段の配設例を示す概略斜視図である。 本発明に係る多機能型受信器の鳴動手段の鳴動方法の一例を示す図である。 (a) 本発明に係る多機能型受信器における鳴動手段の音無し設定から音有り設定への設定変更時の表示例を示す説明図である。 (b) 本発明に係る多機能型受信器における鳴動手段の音有り設定から音無し設定への設定変更時の表示例を示す説明図である。 本発明に係る多機能型受信器の他の構成例を示す外観平面図である。
符号の説明
1 電気錠システム
2 受信器
3 電気錠装置
4 非接触媒体
11 操作手段
11a 第1操作ボタン(施錠ボタン)
11b 第2操作ボタン(解錠ボタン)
12 切替手段
13 鳴動手段
14 受信手段
15 記憶手段
16 制御手段
17 表示手段
17a 第1表示部(施錠表示部)
17b 第2表示部(解錠表示部)
18 通信手段
21 通信手段
22 監視手段
23 制御手段
24 駆動手段
25 施解錠機構
31 カバー
41 扉
41a 側面
42 蓋部材
43 固定手段

Claims (2)

  1. 錠前の施錠を指示する第1操作ボタンと、前記錠前の解錠を指示する第2操作ボタンとを有する操作手段と、
    前記錠前の施解錠に必要な特定の情報が記憶された非接触媒体が通信可能領域内にあるときに前記非接触媒体の情報を非接触通信により取得する受信手段と、
    前記第1操作ボタン上に一体に設けられる第1表示部と、前記第2操作ボタン上に一体に設けられる第2表示部とからなり、前記第1表示部及び前記第2表示部との組み合わせ表示による、前記受信手段と前記非接触媒体との間が非接触通信中であるか否かを識別表示する表示機能と、前記非接触媒体の情報が正常に認証されたときに前記操作手段の操作を誘導表示する表示機能と、前記錠前の施解錠制御に伴う該錠前の施解錠状態を識別表示する表示機能とを有する表示手段と、
    前記錠前の施解錠に必要な特定の情報が記憶された非接触媒体が通信可能領域内にあるときに前記非接触媒体の情報を非接触通信により取得する受信手段と、
    前記受信手段が取得した前記非接触媒体の情報の正当性を予め登録された暗証情報との照合により判別し、正常に認証した後の前記操作手段による指示及び前記錠前の現在の状態に応じて該錠前を解錠するための解錠指令信号又は前記錠前を施錠するための施錠指令信号を出力する制御手段とを一体に備え、前記錠前を電気的に施解錠する電気錠システムに用いる多機能型受信器であって、
    所定の操作に連動して操作音を鳴動する鳴動手段と、
    前記操作音の音有り/音無し設定を行う鳴動切替モードをON/OFF切り替えする切替手段とを備え、
    前記制御手段は、前記切替手段の切り替えによる鳴動切替モードON時の前記第1操作ボタン又は前記第2操作ボタンの操作入力により、現在の操作音の設定が音有り設定のときは音無し設定に設定変更し、現在の操作音の設定が音無し設定のときには音有り設定に設定変更しており、
    前記表示手段は、前記設定変更に連動して設定変更後の状態を識別表示することを特徴とする多機能型受信器。
  2. 前記切替手段は、閉扉時の扉枠と対面する扉の側面に設けられた切替スイッチからなり、該切替スイッチを覆うように蓋部材で保護されていることを特徴とする請求項1記載の多機能型受信器。
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