JP4521658B2 - 施解錠用の指紋認証装置 - Google Patents

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Description

本発明は、予め登録された指紋デ−タと、指紋センサによって検出された指紋デ−タとを照合し、それら指紋デ−タが所定の関係にあるとき施錠または解錠させる施解錠用の指紋認証装置に関し、詳しくは、指紋デ−タの登録手段に特徴のある指紋認証装置に係る。
キ−ボ−ドによる暗証番号の入力やキ−レスエントリ−の信号によって施解錠する施解錠装置に代わって、セキュリティ−性を更に向上させるため、指紋認証によって電気錠を施解錠する指紋認証装置が開発されている。
この種の指紋認証装置の一例としては、キ−受け具に挿入したユ−ザ用キ−を反時計方向の数箇所位置に順次回転し、各々の回転位置で各ユ−ザの指紋を指紋センサによって入力して指紋デ−タを登録し、また、キ−受け具に挿入したユ−ザ用キ−を時計方向の数箇所位置に順次回転し、各々の回転位置で各ユ−ザの指紋デ−タを消去する構成の指紋認証装置がある。(特許文献1参照)
上記した指紋認証装置は、登録したユ−ザがユ−ザ用キ−をキ−受け具に挿入し、自己の登録位置にキ−を回転した後、指紋センサによって手指の指紋を入力する。
そして、指紋センサによって検出された指紋デ−タが登録されている指紋センサと照合され、これら指紋デ−タの一致検出により電気錠の施錠または解錠が行なわれる。
特開2003−13646号公報
上記したように、従来の指紋認証装置は、ユ−ザ用キ−を使用しなければ指紋デ−タを登録し、また消去することができない。
このように、キ−やキ−ボ−ドを使用する指紋デ−タの登録・消去する指紋認証装置は、登録と消去に間違いが生じやすく、その上、登録と消去の操作が複雑となるために好ましくない。
本発明は、キ−やキ−ボ−ドなどを使用せずにセキュリティ−を低下させることなく、指紋デ−タを容易に登録し、また、消去することができる施解錠用の指紋認証装置を提案する。
本発明は、第1の発明として、予め登録された指紋データと、指紋センサによって検出された指紋データとを照合し、それら指紋データが所定の関係にあるとき施錠叉は解錠する施解錠用の指紋認証装置において、指紋データの登録・消去手段として、指紋センサによって検出した指紋データを記憶させて登録する記憶部と、前記記憶部に指紋データを登録し、または、登録されている指紋データを消去する制御部と、操作スイッチの操作状態にしたがい前記制御部を登録モードまたは全消去モードに切換えるモード切換部とを備え、さらに、前記制御部がモード切換部によって登録モードに切換えられた後は、前記モード切換部が、登録モード動作中の前記操作スイッチの操作にしたがって前記制御部を個々の指紋データの消去モードに切換え、また、切換えた個々の指紋データの消去モードの動作中の前記操作スイッチの操作にしたがい前記制御部を登録モードに復帰させる切換機能を持つ構成としたことを特徴とする施解錠用の指紋認証装置を提案する。
第2の発明としては、第1の発明の指紋認証装置において、前記制御部が登録モードにある場合、指紋センサによって検出された指紋データが既に登録されている指紋データと一致するとき再度登録モードに切換え、前記制御部が個々の指紋データの消去モードにある場合、指紋センサによって検出された指紋データが既に登録されている指紋データと一致しないとき再度個々の指紋データの消去モードに切換えるモード切換部を備えたことを特徴とする施解錠用の指紋認証装置を提案する。
第3の発明としては、第1又は第2の発明の指紋認証装置において、前記記憶部に既に登録されている指紋データの指か、未登録の指紋データの指かを知らせるスピーカーや光学的な表示器などのガイド手段を設けたことを特徴とする施解錠用の指紋認証装置を提案する。
第1の発明の指紋認証装置によれば、操作スイッチの操作回数や操作時間などを変え、その操作態様にしたがって登録モードまたは全消去モードに切換えることができる。
また、この発明の指紋認証装置は、制御部が登録モードに切換えられた後は、登録モードの動作中に操作スイッチを操作して個々の指紋データの消去モードに切換え、また、切換えた個々の指紋データの消去モードの動作中に操作スイッチを操作して登録モードに復帰させることができる。
登録モードでは、記憶部に登録されていない指紋データを指紋センサから入力させることにより登録が可能になる。
個々の指紋データの消去モードでは、記憶部に記憶されている指紋データを指紋センサから入力させることにより消去することができる。
このことから、本発明の指紋認証装置によれば、指紋センサのセンサ面に指を置く操作のみで指紋データの登録が可能になり、また、消去する場合には、操作スイッチを操作して全消去モードまたは個々の指紋データの消去モードに切換えた後、指紋センサのセンサ面に指を置くことにより、登録されている指紋データの消去が可能になる。
また、個々の指紋データの消去モードにおいて操作スイッチを操作すれば、登録モードに切換えることができる。
したがって、キ−やキ−ボ−ドを使用することなく、極めて簡単に指紋デ−タの登録と消去とを行なうことができる指紋認証装置となる。
さらに、第2の発明の指紋認証装置は、登録モードにおいて、指紋センサによって検出した指紋データが既に登録されておれば、直ちに登録モードにリターンし、また、個々の指紋データの消去モードにおいて、指紋センサによって検出された指紋データが未登録のものであれば、直ちに個々の指紋データの消去モードにリターンする登録・消去手段となっているので、指紋データの登録または消去が間違って行なわれた場合でも、その再登録操作または再消去操作が簡単となると共に速応性がよくなる。

第3の発明の指紋認証装置は、記憶部に既に登録されている指紋データの指か、未登録の指紋データの指かがガイド手段によって知ることができるので、指紋データの登録・消去をガイドにしたがって行なうことができる。
このことから、登録と消去の間違いがなく、また、その登録と消去の操作が簡単となる。

次に、本発明の実施形態について図面に沿って説明する。
図1(A)は、本発明の指紋認証装置によって施解錠動作させる施解錠装置を備えた建物用ドアの外面側一部を示す斜視図、図1(B)は、そのドアの内面側の一部を示す斜視図である。
図1(A)に示すように、ドア10の外面には、施解錠装置の外側錠部11と、外側ハンドル12と、補助シリンダ錠部13とを設け、また、このドア10には埋設するように設けた施解錠装置のコントロ−ラ14が配設してある。
外側錠部11は、図2に拡大して示したようにその正面にはシリンダ錠のキ−挿入部15と指紋センサのカバ−16とが設けてある。
カバ−16は、支軸部17を中心にして図2(A)に示す閉位置と図2(B)、(C)に示す開位置とに旋回でき、各々の位置で一定の節度を与えるようにクリック機構が設けてある。
なお、このカバ−16の中程部分はクリアパネルとなっている。
また、外側錠部11には上記したカバ−16によって被蓋するようにした指紋センサ18、開閉検出スイッチの応動部19、LEDなどの発光表示部20が設けてある。
開閉スイッチ21(図3参照)は指紋センサ18の電源スイッチとなっており、カバ−16を閉じると、その突部22が上記した応動部19を押動してスイッチOFFとし、カバ−16を開くと、その突部22が上記の応動部19から離れることから、スイッチONとなる。
発光表示部20は、赤と緑のLEDとレンズとから構成してあり、通常時は、施錠されていれば緑色光、解錠されていれば赤色光の点灯になり、登録モ−ド時は赤と緑のLEDを点灯させてオレンジの点灯光となる。
この発光表示部20は、後述する操作スイッチ26のONでオレンジ色の点灯光となり、指紋センサ18に指を置き、未登録の指紋が検出されると赤色光のLEDが点灯し、登録されている指紋が検出されると緑色のLEDが点灯する。
また、外側ハンドル12はラッチ機構を連動する構成となっており、例えば、引き開きドア10の場合は、外側ハンドル12を引き操作すると、ラッチボルト23が後退してドアを開くことができる。
なお、外側ハンドル12の引き操作を解放すると、ラッチ機構が自動的に復動する。
上記した施解錠装置は、電気錠となっており、後述するサムタ−ンの回動によるデッドボルト24の出退を検出してその施解錠信号を電動駆動回路38からコントロ−ラ14に入力する。
そして、コントロ−ラ14は上記の施解錠信号の入力に応動して補助シリンダ錠部13を動作させ、そのデッドボルト25を出退させて施解錠させる。
また、指紋センサ18に指を押し当て指紋認証装置を動作させて施解錠させる場合にも、補助シリンダ錠部13が上記同様にコントロ−ラ14によって制御されて施解錠する。
さらに、上記したコントロ−ラ14には、指紋デ−タの登録をするための操作スイッチ26が備えてあり、この操作スイッチ26がドア10の自由端側に設けた小孔27から差し込んだピン等の工具によってスイッチ動作(ON、OFF)させることができるようになっている。
なお、上記の小孔27には、小ねじ28をねじ込み、小孔27を閉塞するようになっているが、操作スイッチ26をスイッチ動作させるときは小ねじ28を取り外し、指紋デ−タの登録後に小ねじ28をねじ込み小孔27を閉塞させる。
一方、図1(B)に示すように、ドア10の内面には、内側錠部29、内側ハンドル30、補助サムタ−ン部31が設けてある。
内側錠部29は、施解錠装置をモ−タ駆動する電動駆動部32を備えている。
なお、この電動駆動部32には、外側錠部11のシリンダ錠をキ−操作したとき、または、サムタ−ンノブ33を操作したときに電動駆動系を切り離すクラッチ機構が備えてある。
内側ハンドル30は、外側ハンドル12と同様にラッチ機構を連動し、この内側ハンドル30を押し操作すると、ラッチボルト23が後退してドア10を開くことができる。
なお、内側ハンドル30の押し操作を解放すれば、ラッチ機構が自動的に復動する。
補助サムタ−ン部31は、内側錠部29に設けた電動駆動部32と同様の電動駆動部とクラッチ機構とを備え、コントロ−ラ14によって制御される電動駆動の動作により施解錠するものである。
図3は図2(C)上のA−Aに沿って切断した外側錠部11の断面図と、コントロ−ラ14に備える指紋デ−タの登録・消去回路34を示すブロック図である。
この図面から分かるように、カバ−16を開くことによって指紋センサ18のセンサ面18aに人手の指35を押し当てることができる。
また、カバ−16を開くと、その突部22が応動部19から離れることから、開閉スイッチ21が動作し、指紋センサ18の電源をONさせる。
したがって、指35をセンサ面18aに押し当てると、指紋センサ18によって検出された指紋デ−タが登録・消去回路34に送られ、その指紋デ−タの登録または消去が行なわれる。
また、シリンダ錠36をキ−37によって施錠し、また、解錠すると、その施解錠信号が錠装置回路38から登録・消去回路34に送られる。
すなわち、登録・消去回路34を動作させて指紋デ−タを登録し、また、消去する場合、ドア10を開いて操作スイッチ26をON、OFFさせるために、施解錠装置を解錠させ、その解錠信号を登録・消去回路34に送る。
登録・消去回路34は、モ−ド切換部39、制御部40、記憶部41、判定部42などの各回路を備えている。
なお、記憶部41と判定部42の各回路は指紋センサ18に内蔵されている。
また、これら記憶部41と判定部42はコントロ−ラ14に備えることもできる。
モ−ド切換部39は指紋センサ18が検出する指紋デ−タに応動して制御部40を「登録モ−ド」または「消去モ−ド」に切換える。
制御部40は、指紋センサ18から送られる指紋デ−タにしたがって、指紋デ−タを記憶部41に記憶させ、或いは、記憶部41に記憶されている指紋デ−タを消去する命令を出したり、判定部42の未登録の指紋デ−タか登録済みの指紋デ−タかの判断、不適当な指紋デ−タの判断に応じた制御などを行なうものである。
また、上記した登録・消去回路34は、指紋デ−タの登録と消去との操作を音声によってガイドするスピ−カ−44を動作させるようになっている。
すなわち、このスピ−カ−44は制御部40によって制御され、指紋デ−タを登録するための操作と、指紋デ−タを消去するための操作とを音声によって使用者に知らせる。
上記した登録・消去回路34は操作スイッチ26をONさせることで指紋デ−タの登録と消去が可能となるように動作する。
この登録・消去回路34は操作スイッチ26のON信号に応動し、その後の操作スイッチ26のOFFにかかわらず所定時間の間登録と消去を可能にする動作となる。
すなわち、登録・消去回路34は、操作スイッチ26のONによって一定値にまで上昇した電圧を検出し、その検出電圧信号にしたがって登録・消去するようになる。
そして、この操作スイッチ26を、例えば、30秒以上にわたって長押しすることによって全消去モ−ドになるようになっている。
なお、指紋センサ18や登録・消去回路34の電源43は、電池電源または家庭用電源を使用することができる。
次に、指紋デ−タの登録と消去について図4、図5、図6に示すフロ−チャ−トを参照しながら説明する。
先ず、指紋デ−タを登録したり、消去する場合には、施解錠装置を解錠してドア10を開けた状態とし、小孔27から小ねじを取り外す。
続いて、外側錠部31のカバ−16を開け、指紋センサ18の電源をONにする。
そして、既に述べたように、工具を小孔27に差し入れ、この工具によって操作スイッチ26をONさせる。
操作スイッチ26のONにより、登録・消去回路34が指紋デ−タの登録と消去とを可能とする動作状態となる。
上記の準備状態で、指35をセンサ面18aに置くと、指紋センサ18によって検出された指紋デ−タが登録・消去回路34に送られる。
そして、登録・消去回路34の判定部42は指紋センサ18から送られた指紋デ−タが既に登録(記憶部41の記憶)されているか否かを判断する。(ステップST401、ST402)
記憶部41に記憶された指紋デ−タがなく、センサ面18aに置いた指35の指紋デ−タの登録が第1番目の登録(初期登録)となるときは、初期登録のステップST414〜ST419に進む。
初期登録では、制御部40によって駆動されたスピ−カ−42が「登録モ−ドです」のガイド音声に続いて「登録したい指を3回置いて下さい」のガイド音声が発声し、登録者に対し操作の仕方を音声でガイドする。(ステップST414、ST415)
続いて、登録者がセンサ面18aに指35を3回置いたか否かが判断され、3回置いたことを確認して指紋デ−タを記憶部41に記憶させる。(ステップST416、ST417、ST418)
このようにして第1番目の登録者の指紋デ−タを記憶部41に記憶して初期登録すると、スピ−カ−44から「登録しました」のガイド音声が発声する。(ステップST419)
その後、追加登録ステップST406に進む。
操作スイッチ26をONさせたとき、指紋デ−タが既に登録されている場合、初期登録ステップには進まなく操作スイッチ26の操作態様を判断するステップST403に進む。
この判断ステップST403では、操作スイッチ26が長押しされているか否か判断し、例えば、3秒以内の押し時間のときは追加登録モ−ドに向かって進み、3秒以上の長押しとなるときは図5に示す全消去モ−ドに移る。(ステップST403)
操作スイッチ26を長押ししないときは、登録者はセンサ面18aに指35を押し当て追加登録する。(ステップST404)
このとき、判定部42は指紋センサ18によって検出した指紋デ−タが登録されている指紋デ−タであるか否かを判断する。(ステップST405)
すなわち、このステップST405では、既に登録されている指35の指紋デ−タか否かを判断し、登録されている指紋デ−タでないときはリセットする。
具体的には、第1番目の登録者の指紋デ−タが確認されないかぎり、次のステップの追加登録ステップST406には進まない。
ステップST404において、第1番目の登録者の指35がセンサ面18aに置かれ、その指紋デ−タがステップST405で確認されると、第2番目以降の登録者の追加登録または消去モ−ドとなる。
この場合には、「追加登録モ−ドです」に続いて「登録したい指を3回置いて下さい」のガイド音声がスピ−カ−44から発声される。(ステップST406〜ST407)
ここで操作スイッチ26を非操作のまま第2番目の登録者の指35をセンサ面18aに置くと、指紋センサ18によって検出された指紋デ−タが登録されているか、登録されていないかが判断され、登録されていない指紋デ−タであるときは登録ステップに進み、登録されている指紋デ−タであるときは追加登録のステップST406に戻る。(ステップST409、ST410)
なお、この登録モ−ドにおいて操作スイッチ26を操作すると図6に示す消去モ−ドに移る。
このときの登録ステップでは、第2番目の登録者が登録することになり、ステップST411〜ST413のステップに進む。
第2番目の登録者の指が3回センサ面18aに置かれたことが確認されると、その登録者の指紋デ−タが記憶部41に記憶され、検出した指紋デ−タとして登録される。
そして、このように登録された後に「登録しました」のガイド音声がスピ−カ−44から発声され、その後、ガイド音声ステップST406にリタ−ンする。
なお、上記の登録モ−ドのステップST410では、登録されている指紋であるか否かが判断されるが、ここで登録されていると判断された場合は、誤動作のときであるから、直ちにガイド音声のステップST406にリタ−ンし、「追加登録モ−ドです」のガイド音声が再度発声される。
したがって、第2番目の登録者は再度登録操作して登録を行なう。
3番目以降の登録者の登録を続けて行なう場合は、各々の登録者の指をセンサ面18aに置くことにより、上記同様にして指紋デ−タの登録を行なうことができる。
登録されている指紋デ−タを全消去する場合は、当初に操作スイッチ26を長押しする。
この長押しによってステップST402から図5に示す全消去モ−ドのステップST501〜ST507に移る。
この全消去モ−ドでは、「全消去です」に続いて「登録されている指を3回置いて下さい」のガイド音声がスピ−カ−44から発声され、全消去の仕方がガイドされる。
ここでセンサ面18aに指35を押し当てると、登録されている指紋デ−タか否かが判断され、登録されていないときにはリセットし、登録されていれば全消去動作となる。(ステップST504)
全消去動作では、指35がセンサ面18aに3回置かれたことを確認した後、登録されている指紋デ−タを全消去し、続いて、「全消去しました」のガイド音声がスピ−カ−44から発声される。(ステップST505〜ST507)
個々の指紋デ−タを消去する場合は、追加登録モ−ドにおいて操作スイッチ26を操作する。
この操作により図6に示す消去モ−ドに移り、「消去モ−ドです」に続いて「消去したい指を3回置いて下さい」のガイド音声がスピ−カ−44から発声される。(ステップST601、ST602)
したがって、操作スイッチ26を非操作のままセンサ面18aに指35を置くと、登録されている指紋デ−タか否かが判断され、登録されていなければ消去モ−ドのガイド音声ステップST601に戻り、消去の再操作をガイドする。(ステップST605、ST601)
すなわち、ここで登録されていないと判断されるときは誤動作であるから、再操作となる。
登録されている指紋デ−タが確認されたときは、センサ面18aに指35を3回置いたことを確認して消去動作する。(ステップST605、ST607)
このように消去したときは、「消去しました」のガイド音声がスピ−カ−44によって発声され、その後、消去モ−ドのガイド音声ステップST601にリタ−ンする。(ステップST608、ST601)
上記したように追加登録モ−ドにおいて操作スイッチ26を操作すると、消去モ−ドとなり、反対に消去モ−ドにおいて操作スイッチ26を操作すると、追加登録モ−ドとなるので、追加登録と消去とを間違えたときでも登録と消去の切換えが容易となる。
なお、操作スイッチ26は、当初に操作した後は、この操作に応じて追加登録モ−ドまたは消去モ−ドの切換えを行なうスイッチとして動作する構成となっている。
上記のように指紋デ−タを登録または消去した後、小ねじ28を小孔27にねじ込み、また、カバ−16を閉じて指紋センサ18の電源をOFFさせると、指紋デ−タの登録と消去が終了する。
なお、本実施形態では、指紋デ−タの登録または消去に当ってセンサ面18aに指を3回置くようにしている。
これは、指紋センサ18が検出した3回の指紋デ−タのうち最も精度の高い指紋デ−タを登録するためであり、また、消去する場合は3回目に検出された指紋デ−タを消去するように構成したことによる。
したがって、センサ面18aに指を3回置いて登録または消去することが必ずしも必要となるわけではなく、センサ面18aに置く指の回数は任意に定めることができる。
また、本実施形態では、カバ−16を開けたまま、例えば、30秒間何も操作しなかった場合やセンサ面18aに一度指を押し当てた後何も操作しないようなときにはスタ−トに戻る構成となっている。
次に、上記のように指紋デ−タを登録または消去する指紋認証装置を備えた外側錠部11の動作について図7に示すフロ−チャ−トを参照して説明する。
先ず、ドア10が閉じられた状態でカバ−16を開いて指紋センサ18の電源をONさせる。(ステップST701、ST702)
続いて、センサ面18aに指35を押し当てると、指紋センサ18によって検出された指紋デ−タが記憶部41に登録されている指紋デ−タと照合され、これら検出指紋デ−タと登録指紋デ−タが一致するか否かが判定部42で判断される。(ステップST703、ST704)
ここで、指紋デ−タが一致しなければ施解錠動作に移らない。
指紋デ−タが一致する場合は、施錠されているか解錠されているかを判断するステップST705に進む。
ここで解錠されておれば施錠動作となり、施錠されておれば解錠動作となる。(ステップST706、ST709)
解錠から施錠動作した後、カバ−16を閉めれば、指紋センサ18の電源がOFFとなりスタ−トにリタ−ンするが、カバ−16を閉めないでセンサ面18aに再度指35を置くと、検出指紋デ−タと登録指紋デ−タの照合ステップST704に戻り、上記の動作を繰り返す。(ステップST704〜ST707、ST712)
施錠から解錠動作した場合も同様の動作となる。(ステップST704〜ST710、ST713)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、「登録モ−ドです」、「消去モ−ドです」などのガイド音声は、スピ−カ−44による音声に換えて、光学的に文字や図柄などを表示する表示器を備えてもよく、また、音声と文字、図柄とを共に表示させることもできる。
また、上記説明では、第1番目の登録者、第2番目の登録者のように説明したが、一人の登録者が登録指を変え、第1番目の登録指、第2番目の登録指のようにして同様に登録し、また、消去することができる。
さらに、操作スイッチ26の操作態様としては、操作回数を変えて登録モ−ドまたは、全消去モ−ドとしたり、スイッチONで発生させるパルスをカウントして長押し状態を判断したりすることもできる。
本発明の指紋認証装置は、建物ドアの施解錠用の指紋認証装置に限らず、自動車などの施解錠用の指紋認証装置としても利用することができる。
図1(A)は本発明の指紋認証装置を備える施解錠装置を設けた建物用ドアの外面一部を示す斜視図で、図1(B)は同建物用ドアの内面一部を示す斜視図である。 図2(A)は上記した施解錠装置の外側錠部を示す正面図、図2(B)、(C)はカバ−を開いた状態を示すその外側錠部の側面図と正面図である。 図2(C)上のA−A線に沿って切断した上記外側錠部の断面図と指紋デ−タの登録・消去回路のブロック図とを示す図である。 上記した登録・消去回路の登録と消去との動作を示すフロ−チャ−トである。 図4同様のフロ−チャ−トである。 図4同様のフロ−チャ−トである。 上記した外側錠部の動作を示すフロ−チャ−トである。
符号の説明
10 ドア
11 外側錠部
14 コントロ−ラ
15 キ−挿入部
16 カバ−
18 指紋センサ
18a センサ面
19 応動部
21 開閉スイッチ
22 突部
26 操作スイッチ
27 小孔
28 小ねじ
34 登録・消去回路
38 錠装置回路
39 モ−ド切換部
40 制御部
41 記憶部
42 判定部
44 スピ−カ−

Claims (3)

  1. 予め登録された指紋データと、指紋センサによって検出された指紋データとを照合し、それら指紋データが所定の関係にあるとき施錠叉は解錠する施解錠用の指紋認証装置において、
    指紋データの登録・消去手段として、
    指紋センサによって検出した指紋データを記憶させて登録する記憶部と、
    前記記憶部に指紋データを登録し、または、登録されている指紋データを消去する制御部と、
    操作スイッチの操作状態にしたがい前記制御部を登録モードまたは全消去モードに切換えるモード切換部とを備え、
    さらに、前記制御部がモード切換部によって登録モードに切換えられた後は、前記モード切換部が、登録モード動作中の前記操作スイッチの操作にしたがって前記制御部を個々の指紋データの消去モードに切換え、また、切換えた個々の指紋データの消去モードの動作中の前記操作スイッチの操作にしたがい前記制御部を登録モードに復帰させる切換機能を持つ構成としたことを特徴とする施解錠用の指紋認証装置。
  2. 請求項1に記載した指紋認証装置において、
    前記制御部が登録モードにある場合、指紋センサによって検出された指紋データが既に登録されている指紋データと一致するとき再度登録モードに切換え、前記制御部が個々の指紋データの消去モードにある場合、指紋センサによって検出された指紋データが既に登録されている指紋データと一致しないとき再度個々の指紋データの消去モードに切換えるモード切換部を備えたことを特徴とする施解錠用の指紋認証装置。
  3. 請求項1又は2に記載した指紋認証装置において、
    前記記憶部に既に登録されている指紋データの指か、未登録の指紋データの指かを知らせるスピーカーや光学的な表示器などのガイド手段を設けたことを特徴とする施解錠用の指紋認証装置。
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