JP2000067333A - 設備連動機能付き電気錠制御システム - Google Patents
設備連動機能付き電気錠制御システムInfo
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Abstract
ドリーダの操作に連動できるようにする。 【解決手段】カードリーダ1は、防犯受信機3の監視を
開始させるために操作するセット手段14と、防犯受信
機3の監視を解除させるために操作するリセット手段1
5とを備える。カードリーダ1は、防犯受信機3が監視
状態であるときに、リセット手段15が操作され、所定
のカードが読取走査されたときには、電気錠2を解錠さ
せるとともに、防犯受信機3の監視を解除させる一方、
防犯受信機3が監視を解除しており、防犯センサが人体
を検知していない状態で、セット手段14が操作され、
所定のカードが読取走査されたときには、電気錠2を施
錠させるとともに、防犯受信機3の監視を開始させる。
Description
制御するため、カードリーダを操作に対して、防犯、照
明、空調などの設備を連動させる機能を備えた電気錠制
御システムに関する。
その建物内の各事務所などの出入口には、扉の電気錠を
施解錠するために操作するカードリーダを設置してお
り、所定のIDカードを読取走査させた者のみが、扉を
開閉し入退室できるようにしている。
成を示している。カードリーダ101は、扉Dの近くに
設置され、その扉Dに設けられた電気錠102に接続さ
れており、予め、ID情報などが登録されている所定の
カードCを読み取れば、電気錠102を施解錠させる。
また、各所に設置されたカードリーダ101は、管理室
や警備センタなどに設けられたセンタ装置104に接続
されており、センタ装置104では、建物内に設置され
たすべてのカードリーダ101の各々から、電気錠10
2の施解錠状態信号を受信して、各扉Dの施解錠状態を
管理するとともに、カードCの操作履歴などを監視して
いる。
の電源装置103からカードリーダ101及び電気錠1
02に電源が供給されている。図27には、上記した電
気錠制御システムの構成をブロック図で示している。な
お、ここでは、センタ装置104は省略されている。カ
ードリーダ101は、CPUなどで構成された制御部1
10と、電気錠102の施解錠状態を監視する状態監視
部111と、読み取ったカードCが許可した者が所有す
るカードCであるかを照合するデータ照合部112と、
所定のカードCからID情報を読み取るカードリーダ部
113とを備えている。
る照合の結果、カードリーダ部113で読み取ったカー
ドCが正常であったときに、接点Aを閉じて、電気錠ソ
レノイド(SOL)に電圧を印加し、電気錠102を解
錠する。逆に、接点Aを開けば、電気錠ソレノイド(S
OL)への電圧印加はなくなり、電気錠102を施錠す
る。
接点Bを開閉しているので、カードリーダ101の状態
監視部111がこれを検知して、センタ装置104に通
知するようになっている。ここに示した電気錠制御シス
テムは、建物内の各事務所などに対して適用されるもの
であり、入室時と退室時の双方でカードリーダ101を
操作する必要がある。入室後は、室内から電気錠102
の施錠操作をしない限り、電気錠102は解錠を維持す
るようになっている。
成を示している。このカードリーダ101では、カード
Cをカードリーダ部113に挿入しスライドさせる構成
になっている。図中、L101はカード挿入灯であり、
カードCの挿入待機時に点灯する。L102はカードN
G灯であり、登録されていないカードCを読み取ったと
きに点灯する。L103は解錠灯であり、電気錠102
が解錠していると点灯する。
成を図29に示す。このシステムのカードリーダ101
Aは、カードCの読取走査では、電気錠102Aの解錠
のみを行っており、電気錠102Aの施錠は、扉Dを閉
めれば、これを検知して行うようになっている。このた
め、電気錠102Aには扉Dの開閉状態信号を出力する
接点Cを設けている。
は、扉Dが閉まり、接点Cが閉じられたことを検知する
と、制御部110にこれを通知し、制御部110は接点
Aを開いて、電気錠102Aを解錠させる。ここに示し
た電気錠制御システムは、建物の通用口などに対して適
用されるものであり、建物内に入るとき、建物内から出
るときの何れにおいても、扉Dを閉じれば、自動的に電
気錠102Aが施錠されるので、施錠操作をする必要が
なく、確実に不法な侵入を防ぐことが出来る。
電気錠制御システムでは、防犯、照明、空調などの他の
設備と連動させるためには、以下のような問題があっ
た。防犯設備を例にとると、図27にブロック図で示し
た、事務所などの扉に設けられた電気錠を制御するシス
テムでは、電気錠を解錠したときに防犯警戒を解除し、
電気錠を施錠したときに防犯警戒を行うようにすればよ
いが、室内に人が居残っている場合に電気錠を施錠する
と、防犯警戒がセットされ、誤って警報を出力する。
口などの扉に設けられた電気錠を制御するシステムで
は、扉を閉じれば自動的に電気錠が施錠されるので、通
用口から侵入した直後に防犯警戒がセットされ、誤って
警報を出力する。本発明は、このような事情に鑑みてな
されたものであり、防犯、照明、空調などの設備が、運
用上の問題がなく、カードリーダの操作に連動するよう
にした電気錠制御システムを提供することを目的として
いる。
に、本発明の請求項1〜請求項6には、建物の事務所な
どに適用される電気錠制御システムであり、所定のカー
ドを読取走査させて、扉に設けられた電気錠を施解錠さ
せるカードリーダに対し、このカードリーダの操作に連
動する所定の設備を接続した構成であって、その設備が
防犯センサと防犯受信機とを有した防犯監視システムで
ある場合を提案している。
を開始させるために操作するセット手段と、防犯受信機
の監視を解除させるために操作するリセット手段と、防
犯センサによる人体検知を判別する判別手段とを備え
る。請求項1では、カードリーダは、セット手段の操作
により、防犯受信機が監視状態であるときに、リセット
手段が操作され、所定のカードが読取走査されたときに
は、電気錠を解錠させるとともに、防犯受信機の監視を
解除させる一方、リセット手段の操作により、防犯受信
機が監視を解除しており、防犯センサが人体を検知して
いない状態で、セット手段が操作され、所定のカードが
読取走査されたときには、電気錠を施錠させるととも
に、防犯受信機の監視を開始させる。すなわち、ここで
は、防犯監視状態(防犯警戒)において最初に入室する
場合と、防犯監視を解除している状態から監視状態に戻
すように、最後に退室する場合を提案している。
リーダは、リセット手段の操作により、防犯受信機が監
視を解除している状態で、所定のカードの読取走査のみ
がされたときには、電気錠を施錠あるいは解錠させ、防
犯受信機の監視解除を維持させる。ここには、一旦、入
室した後、防犯監視の解除状態において、その防犯解除
状態は維持したまま、入室あるいは退室する場合を提案
している。このように、最終退室する前の途中入退室
は、セット手段、リセット手段の操作は行わず、カード
の読取走査のみを行う。
リーダは、リセット手段の操作により、防犯受信機が監
視を解除しており、防犯センサが人体を検知している状
態で、セット手段が操作され、所定のカードが読取走査
されたときには、電気錠の解錠及び防犯受信機の監視解
除を維持させる。すなわち、室内に人が居る状態で、最
終退室として防犯監視を開始する操作をしても、その操
作を無効とする。
リーダは、扉の開閉を検知する手段を更に備えており、
リセット手段の操作により、防犯受信機が監視を解除し
ており、防犯センサが人体を検知しておらず、扉の開状
態を検知している状態で、セット手段が操作され、所定
のカードが読取走査されたときには、電気錠の解錠及び
防犯受信機の監視解除を維持させる。すなわち、室内に
人がいない状態であっても、扉を開いたまま、最終退室
として防犯監視を開始する操作をしても、その操作を無
効とする。
リーダは、扉の開閉を検知する手段を更に備えており、
リセット手段の操作により、防犯受信機が監視を解除し
ており、扉の開状態を検知している状態で、所定のカー
ドの読取走査のみがされたときには、電気錠の解錠及び
防犯受信機の監視解除を維持させる。すなわち、途中退
室をするときに、扉を開いたままカード操作をしても、
その操作を無効とする。
れかにおいて、カードリーダは、ブザー手段を更に備
え、電気錠の解錠状態及び防犯受信機の監視解除を維持
させるときには、ブザー手段を鳴動させる。本発明の請
求項7〜請求項13には、建物の通用口などに適用され
る電気錠制御システムであり、所定のカードを読取走査
させて、扉に設けられた電気錠を解錠させるカードリー
ダに対し、このカードリーダの操作に連動する所定の設
備を接続した構成であって、その設備は防犯センサと防
犯受信機とを有した防犯監視システムである場合を提案
している。
させるために操作するセット手段と、防犯受信機の監視
を解除させるために操作するリセット手段と、防犯セン
サによる人体検知を判別する判別手段と、扉の開閉を検
知する手段とを備えている。請求項7では、セット手段
の操作により、防犯受信機が監視状態であるときに、リ
セット手段が操作され、所定のカードが読取走査された
ときには、電気錠を解錠させるとともに、防犯受信機の
監視を解除させ、扉の閉状態を検知すれば、電気錠を施
錠させる一方、リセット手段の操作により、防犯受信機
が監視を解除しており、防犯センサが人体を検知してい
ない状態で、セット手段が操作され、所定のカードが読
取走査されたときには、防犯受信機の監視を開始させ
る。
警戒)において最初に入室する場合と、防犯監視状態に
戻すように、最後に退室する場合を提案している。な
お、以降、本明細書では、通用口などの扉から出入りす
る場合でも、「入室」あるいは「退室」という用語を用
いることとする。請求項8では、請求項7において、カ
ードリーダは、リセット手段の操作により、防犯受信機
が監視を解除している状態で、所定のカードの読取走査
のみがされたときには、電気錠を解錠させ、防犯受信機
の監視解除を維持させる。ここには、一旦、入室した
後、防犯解除状態は維持したまま、途中に入室する場合
を提案している。なお、途中に退室する場合は、カード
リーダに対して何等の操作を行わなくても、扉を閉じれ
ば、自動的に電気錠は施錠される。
リーダは、リセット手段の操作により、防犯受信機が監
視を解除しており、防犯センサが人体を検知している状
態で、セット手段が操作され、所定のカードが読取走査
されたときには、電気錠の解錠及び防犯受信機の監視解
除を維持させる。すなわち、室内に人が居る状態で、最
終退室として防犯監視を開始する操作をしても、その操
作を無効とする。このとき、退室するために、扉を開
き、その後、扉を閉じれば、電気錠は施錠されることに
なるが、カードリーダの操作が無効になったときには、
電気錠は解錠される。
ドリーダは、リセット手段の操作により、防犯受信機が
監視を解除しており、防犯センサが人体を検知しておら
ず、扉の開状態を検知している状態で、セット手段が操
作され、所定のカードが読取走査されたときには、電気
錠の解錠及び防犯受信機の監視解除を維持させる。すな
わち、室内に人がいない状態であっても、扉を開いたま
ま、最終退室として防犯監視を開始する操作をしても、
その操作を無効とする。
において、カードリーダは、ブザー手段を更に備え、電
気錠の解錠及び防犯受信機の監視解除を維持させるとき
には、ブザー手段を鳴動させる。請求項12では、請求
項7において、カードリーダは、ブザー手段を更に備
え、セット手段の操作により、防犯受信機が監視状態で
あるときに、リセット手段が操作され、所定のカードが
読取走査された後、扉の開状態が所定時間継続したとき
には、ブザー手段を鳴動させる。すなわち、最初に入室
する操作をしたときに、防犯監視を解除するが、その
後、扉が開いたままであるときには、扉を閉めるように
警告する。
ドリーダは、ブザー手段を更に備え、リセット手段の操
作により、防犯受信機が監視を解除している状態で、所
定のカードの読取走査のみがされた後、扉の開状態が所
定時間継続したときには、ブザー手段を鳴動させる。す
なわち、途中入室する操作をした後、扉が開いたままで
あるときには、扉を閉めるように警告する。
いずれかにおいて、カードリーダは、設備として、防犯
監視システムとともに、あるいは、防犯監視システムに
代えて、照明システムや空調システムなどの人が居ると
きに作動する、人体検知センサを有したシステムを接続
する、電気錠制御システムを提案している。なお、人が
居るときに作動するシステムには、この他、エレベータ
制御システムなどがある。
では、セット手段は照明システムなどの動作を停止させ
るために操作し、リセット手段は照明システムなどの動
作を開始させるために操作し、判別手段は人体検知セン
サによる人体検知を判別するようになっている。また、
防犯受信機の監視とともに、あるいは、防犯受信機の監
視に代えて、照明システムなどは動作を停止し、防犯受
信機の監視解除とともに、あるいは、防犯受信機の監視
解除に代えて、照明システムまどは動作し、防犯センサ
とともに、あるいは、防犯センサに代えて、人体検知セ
ンサが人体を検知する。
いて、図面とともに説明する。図1は、設備連動機能付
き電気錠制御システムの構成の一例を示したブロック
図、図2は、そのシステム構成の概略を示す図である。
図2に示すように、ビルなどの建物の通用口や、その建
物内の各事務所などの出入口には、各々の扉Dの近く
に、扉Dの電気錠2を施解錠するために操作するカード
リーダ1を設置しており、予めID情報などが登録され
ている所定のカードCを読取走査させた者のみが、扉D
の電気錠2を開閉し、入退室できるようになっている。
ンタなどに設けられ、コンピュータなどで構成されたセ
ンタ装置5に、RS485などの伝送ラインを介して接
続されており、センタ装置5では、建物内に設置された
すべてのカードリーダ1の各々から、電気錠2の施解錠
状態信号を受信して、各扉Dの施解錠状態を管理すると
ともに、カードCの操作履歴などを監視する。また、セ
ンタ装置5は、各カードリーダ1に対し、電気錠2の施
解錠を許可するカードCのID情報を登録、抹消できる
ようになっている。
源装置4からカードリーダ1及び電気錠2に電源が供給
されている。本発明では、カードリーダ1に、カードリ
ーダ1の操作に連動する所定の設備を接続した構成にな
っており、図2では、この設備として、防犯センサSと
防犯受信機3とを有した防犯監視システムを接続した場
合を示している。
され、通常、各々の常閉接点を介して、閉ループを形成
している。この状態で、いずれかの防犯センサSが人体
を検知したときには、その接点を開き、これを防犯受信
機3が検知して、警報を出力するようになっている。防
犯受信機3は、カードリーダ1から警戒セット信号が入
力されているときは、監視(警戒)状態になって、防犯
センサSによって人体を検知すると、警報を出力する
が、カードリーダ1から警戒セット信号の入力が停止す
ると、監視を解除して、防犯センサSが人体を検知して
も、警報は出力しない。
PUなどで構成された制御部10と、電気錠2の施解錠
状態、扉Dの開閉状態、防犯センサSの検知状態を監視
する状態監視部11と、読み取ったカードCが予め許可
した者が所有するカードCであるかを照合するデータ照
合部12と、所定のカードCからID情報を読み取るカ
ードリーダ部13とを備えている。
N)、電気錠ソレノイド(SOL)に電圧を印加して、
電気錠2を解錠し、逆に、接点Aを開けば(OFF)、
電気錠ソレノイド(SOL)への電圧印加はなくなり、
電気錠2を施錠する。また、制御部10は、接点Bを閉
じれば(ON)、防犯受信機3に警戒セット信号を出力
し、接点Bを開けば(OFF)、警戒セット信号の出力
は停止する。
Cが閉じられると(ON)、施錠状態を検知し、接点C
が開くと(OFF)、解錠状態を検知する。また、接点
Dが閉じると(ON)、扉Dの閉状態を検知し、接点D
が開くと(OFF)、扉Dの開状態を検知する。また、
状態監視部11は、判別手段を構成して、防犯受信機3
と同様に、防犯センサSの人体検知を判別できるように
なっており、接点Eが閉じ(ON)、ループが正常であ
るときは人体を検知しておらず、接点Eが開き(OF
F)、ループが異常になると人体を検知していることが
判る。
として、警戒セット信号を出力し、防犯受信機3の監視
を開始させるために操作するセット釦14を備える一
方、リセット手段として、警報セット信号の出力を停止
し、防犯受信機3の監視を解除させるために操作するリ
セット釦15を備える。また、ブザー手段である警報ブ
ザー16と、防犯センサSが人体を検知しておらず、ル
ープが正常(接点EがON)であるときに点灯するルー
プ灯L3とを備えている。
は、接点F、接点Gを備えて、釦14,15が操作され
たことが制御部10で検知できるようになっており、ま
た、操作されたときには、各々のランプL1,L2が点
灯あるいは点滅するようになっている。したがって、ラ
ンプL1,L2の各々は、点灯していれば、防犯受信機
3による監視状態あるいは監視解除状態であることを示
すことになる。
している。このカードリーダ1では、カードCを読取走
査するときには、カードリーダ部13にカードCを挿入
しスライドさせるようになっている。なお、カードリー
ダ1には、操作釦として、セット釦14とリセット釦1
5とを備え、また、表示ランプとして、ループ灯L3以
外に、カードCの挿入待機状態に点灯するカード挿入灯
L4、登録されていないカードCを読み取ったときに点
灯するカードNG灯L5、電気錠2が解錠しているとき
に点灯する解錠灯L6を備えている。
その近くに、対応したメッセージを記している。例え
ば、各々、「ループ状態」、「カードを挿入してくださ
い」、「カードを再挿入してください」、「解錠してい
ます」といった文字が記されている。まず、図1〜図3
に示した電気錠制御システムのカードリーダ1が、建物
内の事務所などの扉Dに設置される場合について、図4
〜図15とともに説明する。
室時の双方でカードリーダ1を操作しなければ、解錠、
施錠ができないタイプである。したがって、入室後は、
室内から電気錠2の施錠操作をしない限り、電気錠2は
解錠を維持するようになっている。まず、図4のタイム
チャート、図5のカードリーダ1の表示の変化を示す図
とともに、防犯監視状態(防犯警戒)において最初に入
室する場合を説明する。
より、防犯受信機3が監視状態(防犯警戒状態)である
ときに、リセット釦15が操作され、所定のカードCが
読取走査されたときには、電気錠2を解錠させるととも
に、防犯受信機3の監視を解除させる。図4に示すよう
に、カードリーダ1を操作する前は、通常、防犯センサ
Sのループ状態は正常(接点EがON)であり、扉Dを
開けて人が入った後から人体検知を開始するが、これに
は限定されず、扉Dを開ける前であって、防犯警戒状態
であるときに、侵入者を検知し、警報を出力していると
きも、同様に動作するようにしてもよい。
戒状態(セット釦14のランプL1が点灯)であり、カ
ード挿入待機状態(カード挿入灯L4が点灯)、施錠状
態(解錠灯L6が消灯)、ループ正常(ループ灯L3が
点灯)がであることを示している。この状態において、
リセット釦15を操作すると、同図(b)に示すよう
に、リセット釦15のランプL2が所定時間の間(例え
ば3秒間)点滅する。この点滅中にカード操作(読取走
査)をして、そのカードCが、予め登録されている正常
なカードCであれば、同図(c)に示すように、電気錠
2は解錠され(解錠灯L6が点灯)、防犯警戒は解除さ
れる(リセット釦15のランプL2が点灯)。そして、
扉Dを開けて入室すれば、同図(d)に示すように、電
気錠2は解錠状態を維持したまま、カード挿入待機状態
に戻る。
ドリーダ1の表示の変化を示す図とともに、防犯監視解
除状態において最後に退室する場合を説明する。カード
リーダ1は、リセット釦15の操作により、防犯受信機
3が監視を解除しており、防犯センサSが人体を検知し
ていない(ループ正常)状態で、セット釦14が操作さ
れ、所定のカードCが読取走査されたときには、電気錠
2を施錠させるとともに、防犯受信機3の監視を開始さ
せる。
警戒解除状態であり、カード挿入待機状態、解錠状態、
ループ正常であることを示している。この状態におい
て、セット釦14を操作すると、同図(b)に示すよう
に、セット釦14のランプL1が所定時間の間(例えば
3秒間)点滅する。この点滅中にカード操作をして、そ
のカードCが正常なカードCであれば、同図(c)に示
すように、電気錠2は施錠され(解錠灯L6が消灯)、
防犯警戒がセットされる(セット釦14が点灯)。そし
て、同図(d)に示すようにカード挿入待機状態にな
る。
にエラーとなる場合を説明する。図8に示すように、カ
ードリーダ1は、リセット釦15の操作により、防犯受
信機3が監視を解除しており、防犯センサSが人体を検
知している状態(ループ異常)で、セット釦14が操作
され、所定のカードCが読取走査されたときには、電気
錠2の解錠及び防犯受信機3の監視解除を維持させる。
すなわち、室内に人が居る状態で、最終退室として防犯
監視を開始する操作をしても、その操作を無効とする。
によって警報ブザー16を、時間tだけ鳴動させる。こ
れによって、操作者は、室内にまだ人が居るといったこ
とが分かる。なお、カードリーダ1は、警報ブザー16
の代わりに、音声メッセージを出力するようにしてもよ
い(以下に警報ブザー16を鳴動させる場合も同様)。
リセット釦15の操作により、防犯受信機3が監視を解
除しており、防犯センサSが人体を検知しておらず(ル
ープ正常)、扉Dの開状態を検知している状態で、セッ
ト釦14が操作され、所定のカードCが読取走査された
ときには、電気錠2の解錠及び防犯受信機3の監視解除
を維持させる。すなわち、室内に人がいない状態であっ
ても、扉Dを開いたまま、最終退室として防犯監視を開
始する操作をしても、その操作を無効とする。
16を時間tだけ鳴動させる。これによって、操作者
は、扉Dが開いた状態のままであることが分かる。この
ときに鳴動するブザーは、図8の場合と区別するため、
断続音にしたり、音色などを変化させるようにしてもよ
い(以下に警報ブザー16を鳴動させる場合も同様)。
図10には、エラー時のカードリーダ1の表示の変化
を、図8の場合を例にとって示している。図10(a)
は、ループ異常時(ループ灯L3が消灯)に最終退室の
操作をしたので、エラーが発生し、警報ブザー16が鳴
動したときの状態を示している。この状態において、居
残っている人に退室してもらう等でループを正常に復旧
させた後、セット釦14を操作すると、同図(b)に示
すように、セット釦14が点滅する。この点滅中にカー
ド操作をすれば、同図(c)に示すように、電気錠2は
施錠され(解錠灯L6が消灯)、防犯警戒がセットされ
る(セット釦14が点灯)。そして、同図(d)に示す
ようにカード挿入待機状態になる。
カードリーダ1の表示の変化を示す図とともに、最初に
入室した後、防犯監視の解除状態において、その防犯解
除状態は維持したまま、最終退室する前に途中入室する
場合を説明する。電気錠2は、入室した後に室内から施
錠操作をしなければ、施錠されることがないが、その操
作がされた場合や、後述する途中退室した場合には、電
気錠2を解錠するために、以下のようなカードリーダ1
の操作が必要になる。
により、防犯受信機3が監視を解除している状態(リセ
ット釦15が点灯)で、セット釦14の操作はされず
に、所定のカードCの読取走査のみがされたときには、
電気錠2を解錠させ、防犯受信機3の監視解除も維持さ
せたままとする。図11では、カードリーダ1を操作す
る前は、防犯センサSは動作しており、ループ異常(接
点EがOFF)である場合を示しているが、これには限
定されず、室内は無人であり、この操作者が電気錠2の
施錠だけをして退室しており、カード操作前はループ正
常(接点EがON)である場合も同様に動作する。
ド挿入待機状態、施錠状態、中に人が居るのでループ異
常であることを示している。この状態において、カード
操作をして、そのカードCが正常なカードCであれば、
同図(b)に示すように、電気錠2は解錠され(解錠灯
L6が点灯)、同図(c)に示すように、カード挿入待
機状態になる。
カードリーダ1の表示の変化を示す図とともに、最初に
入室した後、防犯監視の解除状態において、その防犯解
除状態は維持したまま、最終退室する前に途中退室する
場合を説明する。カードリーダ1は、リセット釦15の
操作により、防犯受信機3が監視を解除している状態
(リセット釦15が点灯)で、セット釦14の操作はさ
れずに、所定のカードCの読取走査のみがされたときに
は、電気錠2を施錠するが、防犯受信機3の監視解除は
維持させたままとする。
も、防犯センサSは動作しており、ループ異常(接点E
がOFF)である場合を示しているが、これには限定さ
れず、退室すれば無人になり、ループ正常(接点EがO
N)になる場合も同様に動作する。図14(a)は警戒
解除状態であり、カード挿入待機状態、解錠状態、中に
人が居るのでループ異常であることを示している。この
状態において、カード操作をして、そのカードCが正常
なカードCであれば、同図(b)に示すように、電気錠
2は施錠され(解錠灯L6が消灯)、同図(c)に示す
ように、カード挿入待機状態になる。
ーとなる場合を説明する。カードリーダ1は、リセット
釦15の操作により、防犯受信機3が監視を解除してお
り、扉Dの開状態を検知している状態で、所定のカード
Cの読取走査のみがされたときには、電気錠2の解錠及
び防犯受信機3の監視解除を維持させる。すなわち、途
中退室をするときに、扉Dを開いたままカード操作をし
ても、その操作を無効とする。このとき、カードリーダ
1は警報ブザー16を時間tだけ鳴動させる。これによ
って、操作者は、扉Dが開いた状態のままであることが
分かる。
合であり、扉Dを開いたままにしておくと、ループ正常
(接点EがON)になる場合を示したが、これには限定
されず、人が居残り、ループ異常(接点EがOFF)を
継続する場合であっても、同じように動作する。次に、
図1〜図3に示した電気錠制御システムが、建物の通用
口などに対して適用される場合について、図16〜図2
5とともに説明する。
カードリーダ1を操作し、解錠するタイプである。電気
錠2の施錠は、扉Dを閉めれば自動的に行うようになっ
ている。カードリーダ1の状態監視部11は、扉Dが閉
まり、接点Dが閉じられたことを検知すると、制御部1
0にこれを通知し、制御部10は接点Aを開いて、電気
錠2を解錠させる(図1参照)。
から出るときの何れにおいても、扉Dを閉じれば、自動
的に電気錠2が施錠されるので、施錠操作をする必要が
なく、確実に不法な侵入を防ぐことが出来る。まず、図
16のタイムチャート、図17のカードリーダ1の表示
の変化を示す図とともに、防犯監視状態において最初に
入室する場合を説明する。
より、防犯受信機3が監視状態であるときに、リセット
釦15が操作され、所定のカードCが読取走査されたと
きには、電気錠2を解錠させるとともに、防犯受信機3
の監視を解除させる。そして、扉Dを開いて室内に入っ
たことを検知した後、扉Dの閉状態を検知すれば、電気
錠2を施錠させる図16に示すように、カードリーダ1
を操作する前は、通常、防犯センサSのループ状態は正
常(接点EがON)であり、扉Dを開けて人が入った後
に人体検知を開始するが、扉Dを開ける前の防犯警戒状
態であるときに、侵入者を検知し、警報を出力している
ときも、同様に動作するようにしてもよい。
た警戒状態(セット釦14が点灯)であり、カード挿入
待機状態、施錠状態、ループ正常であることを示してい
る。この状態において、リセット釦15を操作すると、
同図(b)に示すように、リセット釦15のランプL2
が所定時間の間(例えば3秒間)点滅する。この点滅中
にカード操作をして、そのカードCが正常なカードCで
あれば、同図(c)に示すように、電気錠2は解錠され
(解錠灯L6が点灯)、防犯警戒は解除される(リセッ
ト釦15が点灯)。そして、扉Dを開けて入室し、扉D
を閉じれば、同図(d)に示すように、電気錠2は施錠
され(解錠灯L6が消灯)、カード挿入待機状態にな
る。
最初入室時にエラーとなる場合を説明する。カードリー
ダ1は、セット釦14の操作により、防犯受信機3が監
視状態であるときに、リセット釦15が操作され、所定
のカードCが読取走査された後、扉Dの開状態が所定時
間Tの間(例えば5秒間)継続したときには、警報ブザ
ー16を時間tだけ鳴動させる。このとき、警報ブザー
16は、扉Dが閉じられるまで、鳴動し続けてもよい。
視の解除は行うが、その後、扉Dが開いたままであると
きには、扉Dを閉めるように警告する。これに対して、
操作者は、扉Dを閉めれば、自動的に電気錠2が施錠さ
れる。次に、図19のタイムチャート、図20のカード
リーダ1の表示の変化を示す図とともに、防犯監視解除
状態において最後に退室する場合を説明する。
により、防犯受信機3が監視を解除しており、防犯セン
サSが人体を検知していない状態で(ループ正常)、セ
ット釦14が操作され、所定のカードCが読取走査され
たときには、防犯受信機3の監視を開始させる。図20
(a)はリセット釦15が操作された警戒解除状態(リ
セット釦15が点灯)であり、カード挿入待機状態、施
錠状態、ループ正常であることを示している。この状態
において、セット釦14を操作すると、同図(b)に示
すように、セット釦14のランプL1が所定時間の間
(例えば3秒間)点滅する。この点滅中にカード操作を
して、そのカードCが正常なカードCであれば、同図
(c)に示すように、解錠灯L6が所定時間(例えば2
秒間)点灯し、防犯警戒がセットされる(セット釦14
が点灯)。そして、同図(d)に示すようにカード挿入
待機状態になる。
点灯するのは、単に、カード操作が有効であり、防犯警
戒がセットされたことを示すものであって、電気錠2が
解錠されることはなく、このときに解錠灯L6を点灯し
ないようにしてもよい。次に、図21と図21ととも
に、最終退室時にエラーとなる場合を説明する。図21
に示すように、カードリーダ1は、リセット釦15の操
作により、防犯受信機3が監視を解除しており、防犯セ
ンサSが人体を検知している状態(ループ異常)で、セ
ット釦14が操作され、所定のカードCが読取走査され
たときには、電気錠2の解錠及び防犯受信機3の監視解
除を維持させる。すなわち、室内に人が居る状態で、最
終退室として防犯監視を開始する操作をしても、その操
作を無効とする。
の後に閉じれば、電気錠2は施錠されることになるが、
カードリーダ1の操作が無効になったときには、電気錠
2は解錠される。また、操作が無効になったことを、警
報ブザー16を時間tだけ鳴動させて知らせている。こ
れによって、操作者は、室内にまだ人が居るといったこ
とが分かる。
は、リセット釦15の操作により、防犯受信機3が監視
を解除しており、防犯センサ3が人体を検知しておらず
(ループ正常)、扉Dの開状態を検知している状態で、
セット釦14が操作され、所定のカードCが読取走査さ
れたときには、電気錠2の解錠及び防犯受信機3の監視
解除を維持させる。すなわち、室内に人がいない状態で
あっても、扉Dを開いたまま、最終退室として防犯監視
を開始する操作をしても、その操作を無効とする。この
ときも、カードリーダ1は警報ブザー16を時間tだけ
鳴動させる。これによって、操作者は、扉Dが開いた状
態のままであることが分かる。
カードリーダ1の表示の変化を示す図とともに、最初に
入室した後、防犯監視の解除状態において、その防犯解
除状態は維持したまま、最終退室する前に途中入室する
場合を説明する。カードリーダ1は、リセット釦15の
操作により、防犯受信機3が監視を解除している状態
(リセット釦15が点灯)で、セット釦14の操作はさ
れずに、所定のカードCの読取走査のみがされたときに
は、電気錠2を解錠させ、防犯受信機3の監視解除も維
持させたままとする。
は、防犯センサSは動作しており、ループ異常(接点E
がOFF)である場合を示しているが、これには限定さ
れず、このときの操作者が施錠だけをして退室していた
場合であり、カード操作前はループ正常(接点EがO
N)であったときも同様に動作する。図24(a)は警
戒解除状態(リセット釦15が点灯)であり、カード挿
入待機状態、施錠状態、中に人が居るのでループ異常で
あることを示している。この状態において、カード操作
をして、そのカードCが正常なカードCであれば、同図
(b)に示すように、電気錠2は解錠され(解錠灯L6
が点灯)、その後、室内に入って扉Dを閉じれば、同図
(c)に示すように、施錠状態になり(解錠灯L6が消
灯)、カード挿入待機状態になる。
1に対して何等の操作を行わなくても、扉Dを閉じれ
ば、自動的に電気錠2は施錠される。次に、図25のタ
イムチャートとともに、途中入室時にエラーとなる場合
を説明する。カードリーダ1は、セット釦14の操作に
より、防犯受信機3が監視を解除している状態で、所定
のカードCの読取走査のみがされた後、扉Dの開状態が
所定時間Tの間(例えば5秒)継続したときには、警報
ブザー16を時間tだけ鳴動させる。すなわち、途中入
室する操作をした後、扉Dが開いたままであるときに
は、扉Dを閉めるように警告する。これに対して、操作
者は、扉Dを閉めれば、自動的に電気錠2は施錠され
る。
る設備が、防犯監視システム(防犯受信機3、防犯セン
サS)である場合を説明したが、カードリーダ1は、設
備として、防犯監視システムとともに、あるいは、防犯
監視システムに代えて、照明システムや空調システム、
エレベータ制御システムなどの人が居るときに作動する
システムを接続することもできる。
有しており、この人体検知センサは、赤外線センサや超
音波センサ等で構成されるが、防犯監視システムの防犯
センサSと共用するようにしてもよい。人が居るときに
作動するシステムは、人がいないときに作動して防犯警
戒状態になる防犯監視システムとは逆の制御が必要とな
るため、カードリーダ1のセット釦14は照明システム
などの動作を停止させるために操作し、リセット釦15
は照明システムなどの動作を開始させるために操作する
ことになる。
は、防犯受信機3は照明制御装置になり、この照明シス
テムは、防犯受信機3の監視とともに、あるいは、防犯
受信機3の監視に代えて、動作を停止する一方、防犯受
信機3の監視解除とともに、あるいは、防犯受信機3の
監視解除に代えて、動作することになる。また、接点E
は人体検知センサが人体を検知すれば閉状態になる。
と施錠の双方において操作が必要なカードリーダ1、解
錠のみに操作が必要なカードリーダ1のいずれにも、防
犯監視システム以外の設備を接続し、この設備を、最初
の入室、最後の退室、途中の入退室の各々に対応して適
切に連動させることが出来る。
発明の請求項1〜請求項14に記載の設備連動機能付き
電気錠制御システムでは、最初入室、最終退室以外に、
途中入退室をすることがあっても、釦操作とカード操作
の双方を行うか、カード操作のみを行うかによって、カ
ードリーダに接続された設備を、運用上の問題がなく、
適切に連動させることができる。
解錠の両方において、カードリーダの操作が必要なタイ
プであっても、カードリーダの操作に対応して、防犯監
視システムを適切に連動させることが出来る。すなわ
ち、室内に人が居残っているときに、電気錠を施錠して
も、防犯警戒がセットされず、誤って警報を出力するこ
とがない。
に入室する場合と、防犯監視解除状態から警戒状態に戻
すように最後に退室する場合のいずれにおいても、カー
ドリーダにおいて、釦操作と所定のカードの読取走査を
すれば、電気錠の施解錠と、防犯受信機による監視の切
換制御ができる。請求項2では、途中入退室する場合
は、カードリーダにおいて、所定のカードの読取走査の
みを行えば、防犯受信機の監視解除は維持したまま、電
気錠を施解錠することができる。
終退室として防犯監視を開始する操作をしても、その操
作は無効となるので、防犯受信機の誤報を未然に防ぐこ
とが出来る。請求項4では、室内に人がいない状態であ
っても、扉を開いたまま、最終退室として防犯監視を開
始する操作をしても、その操作は無効となるので、扉の
電気錠が施錠されないままになることを防ぐことが出来
る。
を開いたままカード操作をしても、その操作は無効とな
るので、扉の電気錠が施錠されないままになることを防
ぐことが出来る。請求項6では、最終退室や途中退室で
エラーが発生すると、ブザーが鳴動するので、その対応
が必要であることがすぐに分かる。
のみにカードリーダの操作が必要であり、扉を閉じれば
自動的に電気錠が施錠されるタイプであっても、カード
リーダの操作に対して、防犯監視システムを適切に連動
させることが出来る。すなわち、入室した直後に、扉を
閉じて自動的に電気錠が施錠されても、防犯警戒がセッ
トされることがなく、誤って警報を出力することがな
い。
に入室する場合と、防犯監視解除状態から警戒状態に戻
すように最後に退室する場合のいずれにおいても、カー
ドリーダにおいて、釦操作と所定のカードの読取走査を
すれば、電気錠の施解錠と、防犯受信機による監視の切
換制御ができる。請求項8では、途中入室する場合は、
カードリーダにおいて、所定のカードの読取走査のみを
行えば、防犯受信機の監視解除は維持したまま、電気錠
を解錠することができる。
終退室として防犯監視を開始する操作をしても、その操
作は無効となるので、防犯受信機の誤報を未然に防ぐこ
とが出来る。請求項10では、室内に人がいない状態で
あっても、扉を開いたまま、最終退室として防犯監視を
開始する操作をしても、その操作は無効となるので、扉
の電気錠が施錠されないままになることを防ぐことが出
来る。
生すると、ブザーが鳴動するので、その対応が必要であ
ることがすぐに分かる。請求項12では、最初に入室す
る操作をしたときに、防犯監視は解除しても、その後、
扉が開いたままであるときには、扉を閉めるようにブザ
ーが鳴動するので、電気錠が解錠されたままになること
がない。
後、扉が開いたままであるときには、扉を閉めるように
ブザーが鳴動するので、電気錠が解錠されたままになる
ことがない。請求項14では、防犯監視システム以外の
照明、空調などの設備をカードリーダに接続し、カード
リーダの操作に対して、運用上の問題もなく、適切に連
動させることが出来る。
の構成の一例を示すブロック図である。
の一例を示すシステム構成図である。
ャートである(最初入室)。
化を示す図である。
ャートである(最終退室)。
化を示す図である。
ャートである(最終退室エラー)。
ャートである(最終退室エラー)。
変化を示す図である。
チャートである(途中入室)。
の変化を示す図である。
チャートである(途中退室)。
の変化を示す図である。
チャートである(途中退室エラー)。
チャートである(最初入室)。
の変化を示す図である。
チャートである(最初入室エラー)。
チャートである(最終退室)。
の変化を示す図である。
チャートである(最終退室エラー)。
チャートである(最終退室エラー)。
チャートである(途中入室)。
の変化を示す図である。
チャートである(途中入室エラー)。
成図である。
ック図である(事務所用)。
ック図である(通用口用)。
Claims (14)
- 【請求項1】所定のカードを読取走査させて、扉に設け
られた電気錠を施解錠させるカードリーダに対し、この
カードリーダの操作に連動する所定の設備を接続した構
成の電気錠制御システムであって、 上記設備は、防犯センサと防犯受信機とを有した防犯監
視システムであり、 上記カードリーダは、上記防犯受信機の監視を開始させ
るために操作するセット手段と、上記防犯受信機の監視
を解除させるために操作するリセット手段と、上記防犯
センサによる人体検知を判別する判別手段とを備え、 上記セット手段の操作により、上記防犯受信機が監視状
態であるときに、上記リセット手段が操作され、上記所
定のカードが読取走査されたときには、上記電気錠を解
錠させるとともに、上記防犯受信機の監視を解除させる
一方、 上記リセット手段の操作により、上記防犯受信機が監視
を解除しており、上記防犯センサが人体を検知していな
い状態で、上記セット手段が操作され、上記所定のカー
ドが読取走査されたときには、上記電気錠を施錠させる
とともに、上記防犯受信機の監視を開始させることを特
徴とする、設備連動機能付き電気錠制御システム。 - 【請求項2】上記カードリーダは、上記リセット手段の
操作により、上記防犯受信機が監視を解除している状態
で、上記所定のカードの読取走査のみがされたときに
は、上記電気錠を施錠あるいは解錠させ、上記防犯受信
機の監視解除を維持させることを特徴とする、請求項1
に記載の設備連動機能付き電気錠制御システム。 - 【請求項3】上記カードリーダは、上記リセット手段の
操作により、上記防犯受信機が監視を解除しており、上
記防犯センサが人体を検知している状態で、上記セット
手段が操作され、上記所定のカードが読取走査されたと
きには、上記電気錠の解錠及び上記防犯受信機の監視解
除を維持させることを特徴とする、請求項1に記載の設
備連動機能付き電気錠制御システム。 - 【請求項4】上記カードリーダは、扉の開閉を検知する
手段を更に備えており、 上記リセット手段の操作により、上記防犯受信機が監視
を解除しており、上記防犯センサが人体を検知しておら
ず、上記扉の開状態を検知している状態で、上記セット
手段が操作され、上記所定のカードが読取走査されたと
きには、上記電気錠の解錠及び上記防犯受信機の監視解
除を維持させることを特徴とする、請求項1に記載の設
備連動機能付き電気錠制御システム。 - 【請求項5】上記カードリーダは、扉の開閉を検知する
手段を更に備えており、 上記リセット手段の操作により、上記防犯受信機が監視
を解除しており、上記扉の開状態を検知している状態
で、上記所定のカードの読取走査のみがされたときに
は、上記電気錠の解錠及び上記防犯受信機の監視解除を
維持させることを特徴とする、請求項2に記載の設備連
動機能付き電気錠制御システム。 - 【請求項6】上記カードリーダは、ブザー手段を更に備
え、 上記電気錠の解錠状態及び上記防犯受信機の監視解除を
維持させるときには、上記ブザー手段を鳴動させること
を特徴とする、請求項3〜請求項5のいずれかに記載の
設備連動機能付き電気錠制御システム。 - 【請求項7】所定のカードを読取走査させて、扉に設け
られた電気錠を解錠させるカードリーダに対し、このカ
ードリーダの操作に連動する所定の設備を接続した構成
の電気錠制御システムであって、 上記設備は、防犯センサと防犯受信機とを有した防犯監
視システムであり、 上記カードリーダは、上記防犯受信機の監視を開始させ
るために操作するセット手段と、上記防犯受信機の監視
を解除させるために操作するリセット手段と、上記防犯
センサによる人体検知を判別する判別手段と、上記扉の
開閉を検知する手段とを備え、 上記セット手段の操作により、上記防犯受信機が監視状
態であるときに、上記リセット手段が操作され、上記所
定のカードが読取走査されたときには、上記電気錠を解
錠させるとともに、上記防犯受信機の監視を解除させ、
上記扉の閉状態を検知すれば、上記電気錠を施錠させる
一方、 上記リセット手段の操作により、上記防犯受信機が監視
を解除しており、上記防犯センサが人体を検知していな
い状態で、上記セット手段が操作され、上記所定のカー
ドが読取走査されたときには、上記防犯受信機の監視を
開始させることを特徴とする、設備連動機能付き電気錠
制御システム。 - 【請求項8】上記カードリーダは、上記リセット手段の
操作により、上記防犯受信機が監視を解除している状態
で、上記所定のカードの読取走査のみがされたときに
は、上記電気錠を解錠させ、上記防犯受信機の監視解除
を維持させることを特徴とする、請求項7に記載の設備
連動機能付き電気錠制御システム。 - 【請求項9】上記カードリーダは、上記リセット手段の
操作により、上記防犯受信機が監視を解除しており、上
記防犯センサが人体を検知している状態で、上記セット
手段が操作され、上記所定のカードが読取走査されたと
きには、上記電気錠の解錠及び上記防犯受信機の監視解
除を維持させることを特徴とする、請求項7に記載の設
備連動機能付き電気錠制御システム。 - 【請求項10】上記カードリーダは、上記リセット手段
の操作により、上記防犯受信機が監視を解除しており、
上記防犯センサが人体を検知しておらず、上記扉の開状
態を検知している状態で、上記セット手段が操作され、
上記所定のカードが読取走査されたときには、上記電気
錠の解錠及び上記防犯受信機の監視解除を維持させるこ
とを特徴とする、請求項7に記載の設備連動機能付き電
気錠制御システム。 - 【請求項11】上記カードリーダは、ブザー手段を更に
備え、 上記電気錠の解錠及び上記防犯受信機の監視解除を維持
させるときには、上記ブザー手段を鳴動させることを特
徴とする、請求項9又は請求項10に記載の設備連動機
能付き電気錠制御システム。 - 【請求項12】上記カードリーダは、ブザー手段を更に
備え、 上記セット手段の操作により、上記防犯受信機が監視状
態であるときに、上記リセット手段が操作され、上記所
定のカードが読取走査された後、上記扉の開状態が所定
時間継続したときには、上記ブザー手段を鳴動させるこ
とを特徴とする、請求項7に記載の設備連動機能付き電
気錠制御システム。 - 【請求項13】上記カードリーダは、ブザー手段を更に
備え、 上記リセット手段の操作により、上記防犯受信機が監視
を解除している状態で、上記所定のカードの読取走査の
みがされた後、上記扉の開状態が所定時間継続したとき
には、上記ブザー手段を鳴動させることを特徴とする、
請求項8に記載の設備連動機能付き電気錠制御システ
ム。 - 【請求項14】上記カードリーダは、上記設備として、
上記防犯監視システムとともに、あるいは、上記防犯監
視システムに代えて、照明システムや空調システムなど
の人が居るときに作動する、人体検知センサを有したシ
ステムを接続しており、 上記セット手段は上記システムの動作を停止させるため
に操作し、上記リセット手段は上記システムの動作を開
始させるために操作し、上記判別手段は上記人体検知セ
ンサによる人体検知を判別するようになっており、 上記防犯受信機の監視とともに、あるいは、上記防犯受
信機の監視に代えて、上記システムは動作を停止し、上
記防犯受信機の監視解除とともに、あるいは、上記防犯
受信機の監視解除に代えて、上記システムは動作し、上
記防犯センサとともに、あるいは、上記防犯センサに代
えて、上記人体検知センサが人体を検知することを特徴
とする、請求項1〜請求項13のいずれかに記載の設備
連動機能付き電気錠制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24077498A JP4032520B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 設備連動機能付き電気錠制御システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24077498A JP4032520B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 設備連動機能付き電気錠制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000067333A true JP2000067333A (ja) | 2000-03-03 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017157062A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | ホーチキ株式会社 | カードリーダー |
JP2017157050A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | ホーチキ株式会社 | カードリーダー |
JP2020187758A (ja) * | 2020-06-29 | 2020-11-19 | ホーチキ株式会社 | カードリーダー |
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1998
- 1998-08-26 JP JP24077498A patent/JP4032520B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2017157050A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | ホーチキ株式会社 | カードリーダー |
JP2020187758A (ja) * | 2020-06-29 | 2020-11-19 | ホーチキ株式会社 | カードリーダー |
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