JP2010003052A - ホームセキュリティ装置 - Google Patents

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【課題】防犯・防災警報機能を作動させるためのスイッチを玄関に設けずとも、セキュリティガイダンスに従った処置を慌てることなく行うことができるホームセキュリティ装置を提供する。
【解決手段】外出の際、ユーザが携帯するセキュリティキー6をキー差込口5に差し込む。すると、制御部がセンサの検知状況からドアの開、スイッチの切り忘れなどの異常の有無を判断し、異常無しのとき、セキュリティキーのIDを読み込んでメモリに記憶されているID毎の時間から該当するIDの人の時間を読み取り、これをディレイ時間とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、居住者が外出している間、防犯・防災警報機能を働かせるホームセキュリティ装置に関する。
ホームセキュリティ装置は、コントローラによって居住者が外出している間、或いは睡眠している間、防犯・防災のための監視を行うものである。これは、居間などに設置されたコントローラが各種のセンサによってセキュリティを確認すべきガス、水道、電気、玄関や窓の戸締りなどを監視し、異常があった場合、これを検知して警報を発するというものである。
外出時にホームセキュリティ装置を働かせるには、まず、コントローラの外出モードスイッチをオンする。これにより、コントローラは外出モードとなり、セキュリティガイダンスを行う。セキュリティガイダンスとは、コントローラが各種のセンサにより、例えば窓が開いた状態になっていないか、ガス器具が点いていないか、水道が出しっぱなしになっていないか、冷蔵庫など常時使用の電気機器以外の電気機器が使用されたままとなっていないかなどを検知してメッセージを表示したり、音声アナウンスを発したりすることでガイダンスする機能である。このガイダンスに従い、窓を閉じたり、ガス器具や電気器具を切ったりするなどして外出しても良い状態にして外出する。コントローラは、外出モードスイッチがオンされた後、一定のディレイ時間をおいて防犯・防災警報機能を作動させる。
ところが、コントローラによる外出時の防犯・防災警報機能は、外出モードスイッチのオンから一定のディレイ時間の経過後に作動することとなっているので、その間に窓を閉じたり各種の機器の切り操作を行ったりしなければならない。上記のディレイ時間が短く設定されている場合には、若い人には良いが、お年寄りには時間が短すぎて、セキュリティガイダンスに従って窓を閉じたり各種の機器をオフしたりすることができなくなる。もし、上記ディレイ時間内に対処できない場合には、防犯・防災警報機能が作動して外出しようとしている家人を侵入者として警報を発する場合がある。かといって、お年寄りに合わせて上記ディレイ時間を長くすると、若い人の場合には、外出してから暫くしないと防犯・防災警報機能が作動しないという不具合を生ずる。
このような問題を解消するために、特許文献1では、コントローラに外出準備モードスイッチを設け、玄関に外出モード作動スイッチを設け、外出準備モードスイッチがオンされたときには、センサの検出結果によりセキュリティガイダンスを行い、外出モード作動スイッチがオンされたときには、防犯・防災警報機能を作動させるように構成している。
特開昭63−86661号公報
上記特許文献1の構成では、外出の際、外出準備モードスイッチをオンしてセキュリティガイダンスに従って窓を閉じたり各種の機器をオフしたりする場合、これを一定の時間内に行わなければならないということがないので、セキュリティガイダンスに従った処置を慌てることなく行うことができ、また、外出しようとする家人を侵入者と誤って警報を発することもない。
しかしながら、特許文献1の構成では、コントローラの外出準備スイッチとは別に、玄関に外出モード作動スイッチを設けなければならず、しかも、居間などに設置されたコントローラと玄関に設けられた外出モード作動スイッチとの間をリード線で接続しなければならず、その配線工事を強いられるという問題がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、防犯・防災警報機能を作動させるための玄関用スイッチなど、新たな部品を設けずとも、セキュリティガイダンスに従った処置を慌てることなく行うことができるホームセキュリティ装置を提供することにある。
請求項1の発明では、所定の操作を行う人に応じた識別情報が入力されると、その人の識別情報を基にして時間を記憶手段から取得し、当該取得した時間をディレイ時間としてセキュリティモードに入るので、操作する人が例えばお年寄りであった場合には、長めのディレイ時間が設定される。このため、所定の操作を行ってから、家を出るまでの間に慌しさを感じることなく、自分のペースで行動することができる。
請求項2の発明では、装置本体の記憶手段に、IDに対応してディレイ時間が記憶されているので、入力されたIDから直接的にディレイ時間を設定することができる。
請求項3の発明では、装置本体の記憶手段に年令に対応するディレイ時間が設定された時間テーブルデータとIDに対応する使用者の生年月日が記憶された使用者生年データとが記憶され、IDが入力されると、制御手段が本日の暦日と使用者の生年月日とから当該使用者の年令を演算し、その年令に応じたディレイ時間を時間テーブルデータから取得するので、長年継続使用しても、家人である使用者の実年令に応じたディレイ時間を設定することができる。
この場合、請求項4の発明のように、使用者が保持するセキュリティキーを設け、このセキュリティキーに使用者の生年月日を記憶させ、装置本体がセキュリティキーとの通信によって使用者の生年月日を取得するようにしても良い。
更に、請求項5のように、セキュリティキーに、本日の年月日と生年月日とから使用者の年令を演算する機能を持たせ、使用者の年令を装置本体に送信するように構成しても良い。
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図3はホームセキュリティ装置の概略構成を示すもので、居間などに設置された装置本体1に対し、有線、或いは無線、本実施形態では有線によって複数の各種センサ2が接続されている。上記の各種センサ2は、窓や出入口、ガス機器、水道、電気機器やコンセントなどに設けられ、これらの状況を検知する。
装置本体1の前面部には、図1に示すように、表示器3、操作部4、キー差込口5が設けられている。そのうち、表示器3は外出時のセキュリティガイダンスなどを文字表示によって行う(ガイダンス手段)。セキュリティガイダンスは、マイク(セキュリティ手段)から出力される音声によって行っても良い。操作部4は、モード設定用、ディレイ時間設定用などの各種のキースイッチから構成されている。キー差込口5は、家人が1人ずつ所有するセキュリティキー(情報記録媒体)6を差し込むためのもので、各セキュリティキー6のメモリ(記憶手段)6aには、キー毎に異なるID(識別情報)が記憶されている。このセキュリティキー6には、メモリ6aの他に、装置本体1との通信のための通信部(通信手段)6b、メモリ6aの読み書きや通信部6bの通信制御のための制御部6cが設けられている。
装置本体1は、その電気的構成を示す図2のように、制御部(制御手段)7を有し、この制御部7に前述の表示器3、操作部4が接続されている外、記憶手段メモリ(記憶手段)8、センサ用通信部9、キー用通信部(通信手段)10、緊急報知用通信部11、ブザー12、時計部(計時手段)13などが接続されている。上記制御部7は、セキュリティのための制御全般を担うもので、マイクロコンピュータを主体として構成されている。メモリ8は、例えばフラッシュメモリなどからなり、ID毎のディレイ時間などを記憶する。
また、センサ用通信部9は、各種センサ2と通信してその検知状況などを取得する。キー用通信部10は、キー差込口5に差し込まれるセキュリティキー6と電磁結合方式にて通信する。緊急報知用通信部11は、制御部7が各種センサ2から得た検知状況に基づいて防犯上或いは防災上の緊急事態が発生したと判断した場合に、電話回線などの通信網を介して警備会社などに緊急事態の発生を通報する。ブザー12は、緊急事態の発生時、これをブザー音によって報知する。時計部13は、計時機能を有し、計時情報を制御部7に与える。制御部7は、時計部13の計時情報から本日の暦日(年月日)をカウントする。この制御部7の暦日カウント機能は、暦日取得手段として作用する。
さて、装置本体1は、外出時に各種センサ2の検知状況により異常無しと判断されてから防犯・防災警報機能を作動させるセキュリティモードに切り替るまでの時間(ディレイ時間)を、所定の操作、つまりセキュリティキー6をキー差込口5に差し込む操作を行った人に応じて変えることができるようになっている。この場合のディレイ時間は、メモリ8に記憶されている。本実施形態では、ディレイ時間となる時間は、ユーザが所望する時間を入力してメモリ8に記憶させる場合と、生年月日を入力してメモリ8に記憶させておくとその生年月日に基づいて自動的に定められる場合と、時間も生年月日も入力しない場合に規定時間に自動的に定められる場合とがある。
即ち、メモリ8には、図4(a)に示すように、家人が1人ずつ所有するセキュリティキー6のIDが記憶されていると共に、各IDに一対一の関係で時間、生年月日(使用者生年データ)、ディレイ時間の設定方法を記憶できるようになっている。ここで、各IDに対する生年月日の記憶は、使用者生年データに相当する。これら時間、生年月日および設定方法は、操作部4を操作して初期設定モードにすることによって、操作部4からの数値入力によりメモリ8に記憶させることができるように構成されている。
また、メモリ8には、生年月日から本日の年令を取得するための換算表、或いは計算式が記憶されている外、図4(b)に示すように、年令に対応したディレイ時間を予め設定してなる時間テーブルデータが記憶されている。このため、生年月日と本日の暦日とから年令を求めることができるので、上記の時間テーブルデータからディレイ時間を取得することができる。更に、メモリ8には、ディレイ時間の入力も、生年月日の入力もなされない場合に備えて、一律に規定されたディレイ時間(規定時間)が記憶されている。
次に上記構成の作用を説明する。まず、メモリ8に時間または生年月日、設定方法を記憶させるには、操作部4を操作して装置本体1を初期設定モードにし、その上で、キー差込口5にセキュリティキー6を差し込んで、操作部4から所望の時間または生年月日、設定方法を入力する。なお、設定方法は、ディレイ時間を、入力された時間によるのか(ID毎の時間情報)、生年月日に基づいて定めるのか(ID毎の生年月日情報)、或いは、メモリ8に予め記憶されている規定時間によるのか、のいずれかを操作部4の操作によって選択するものである(選択手段)。
キー差込口5にセキュリティキー6が差し込まれると、IDの入力手段としてのキー用通信部10がセキュリティキー6に予め記録されているIDを読み込み、そして、制御部7は、入力された時間または生年月日、設定方法を、予めメモリ8に記憶されているIDのうち、キー用通信部10によって読み込まれたIDに一致するIDに一対一の関係をもって書き込む。なお、時間と生年月日の両方を入力するようにしても良く、この場合には、時間と生年月日の両方がメモリ8に書き込まれるが、設定方法は、上記の3つの方法のうちから一つを選択するものである。また、ディレイ時間および生年月日のいずれも入力しないことであっても良いし、設定方法も入力しないことであっても良い。
さて、装置本体1(制御部7)が通常モードにあるときには、制御部7は、セキュリティキー6がキー差込口5に差し込まれた(セキュリティ操作)か否かを監視する状態にある(図5のステップS1)。家人が家を留守にする場合、装置本体1の防犯・防災警報機能を働かせる、つまり装置本体1をセキュリティモードにする必要がある。そのためには、外出しようとする家人が自身のセキュリティキー6をキー差込口5に差し込む(所定の操作)。
すると、キー用通信部10がセキュリティキー6の差込を検出するため、これにより、制御部7は、セキュリティキー6の差し込みありと判断(ステップS1で「YES」)してセキュリティ準備モードに入り、キー用通信部10にセキュリティキー6からIDを読み取らせる(ステップS2)。続いて、制御部7は、各種センサ2と通信して検知状況を取得し(ステップS3)、各センサ2の検知結果によってセキュリティモードに移行してよいか否かを判断する(ステップS4)。なお、このときは、玄関ドアの施錠はセンサ2による検知から除外される。
各種センサ2の検知状況により、異常を検出、例えば窓が開いた状態になっていたり、ガス器具が点いていたり、水道が出しっぱなしになっていたり、冷蔵庫など常時使用の電気機器以外の電気機器が使用されたままとなっていたりしていることを検出した場合、制御部7は、セキュリティ準備モードから外出準備モードに移行し、ガイダンス手段としての表示器3に異常個所と異常内容をメッセージ表示する(ステップS5)。そこで、ユーザは、一旦、セキュリティキー6をキー差込口5から抜き出し、そして、ガイダンスに従って、窓を閉じたり、ガス器具や電気器具を切ったりするなどして外出しても良い状態にする。
その後、再び、セキュリティキー6をキー差込口5に差し込むと、制御部7は、再びセキュリティ準備モード入ってセキュリティキー6のIDを取得し(ステップS1で「YES」、ステップS2)、続いて各種センサ2の検知状況からセキュリティモードに移行して良いか否かを判断する(ステップS3、ステップS4)。各種センサ2の検知状況に異常が無かった場合、制御部7は、セキュリティモードに移行して良いと判断し(ステップS4で「YES」)、ディレイ時間を設定する。
このディレイ時間の設定は、図6に示すように、まず、ディレイ時間の設定方法を判断する(ステップA1)。この設定方法は、メモリ8に記憶されているので、セキュリティキー6から読み取ったIDについての時間設定方法を取得する。そして、設定方法がID毎の時間情報であった場合、制御部7は、メモリ8に記憶されている時間をディレイ時間として設定する(ステップA2で「YES」、ステップA3)。
ID毎の生年月日情報により自動設定であった場合、制御部7は、時計部13からの計時情報により演算した本日の暦日(年月日)を取得し(ステップA5で「YES」、ステップA6;暦日取得手段)、次いで、メモリ8に記憶されている使用者生年データから当該IDの使用者の生年月日を取得して本日の暦日と生年月日とから使用者の年令を求め(ステップA7;本日年令演算手段)、そして、メモリ8に記憶されている時間テーブルデータから当該年令に対応したディレイ時間を読み出してこれを今回のディレイ時間とする(ステップA8;ディレイ時間取得手段)。
規定時間を設定する場合には、制御部7は、メモリ8に予め記憶されている規定時間をディレイ時間として設定する(ステップA10)。なお、ディレイ時間の設定方法がID毎の時間情報或いはID毎の生年月日情報により自動設定する場合であっても、メモリ8にキー差込口5に差し込まれたセキュリティキー6のIDについて、ディレイ時間が設定されておらず、或いは生年月日が設定されていない場合には、制御部7は、規定時間をディレイ時間として設定する(ステップA2で「NO」、ステップA4、或いはステップA5で「NO」、ステップA9)。
そして、表示器3にガイダンス表示がなされなかった場合、ユーザは、キー差込口5からセキュリティキー6を抜き出し、玄関口から外へ出て玄関ドアを施錠する。制御部7は、キー差込口5からセキュリティキー6が抜き出されたことがキー用通信部10によって検出された時点からタイムカウントを開始し、そして、ディレイ時間が経過したとことで、セキュリティモードへ移行する(図5のステップS7で「YES」、ステップS8)。
このとき、通常の場合、ディレイ時間は、その人に合わせた長さの時間であるから、ディレイ時間が経過するまでには玄関を施錠することができる。そして、玄関ドアの施錠後、短い時間のうちにディレイ時間が経過し、装置本体1はセキュリティモードに入る。なお、このセキュリティモードでは、玄関ドアの施錠はセンサ2による検知対象となることは勿論である。
このように本実施形態では、外出時にセキュリティキー6をキー差込口5に差し込むとセキュリティ準備モードに入って各種センサ2の検知状況により異常の有無を判断するが、異常有りのときにはディレイ時間がカウントされないので、ガイダンスに従った処置を行う場合、慌てずとも済む。
そして、異常無しとなったとき、その時点でディレイ時間が設定され、ディレイ時間のカウントが始まるが、そのディレイ時間は、外出しようとする人に応じた時間が設定されるので、短すぎたり、長すぎたりすることがなく、自分のペースでセキュリティ装置1の設置場所から玄関へと歩いてドアを施錠し、家を離れることができる。従って、特許文献1のように、玄関に防犯・防災警報機能を作動させるためのスイッチを設けずとも済む。このため、現在使用のホームセキュリティ装置にハード的な追加或いは変更を加えずとも、ソフトウエアの変更だけで良く、コスト的に有利である。
また、生年月日によりディレイ時間を決定するようにした場合には、長年の使用により、使用者の年令が高くなっても、実年令を計算してその年令に応じたディレイ時間を自動的に設定するので、長期使用に支承なく対応できる。
図7〜図9は、本発明の第2の実施形態を示す。この実施形態は、使用者が設定できるディレイ時間、生年月日をセキュリティキー6のメモリ6aにも記憶することができるようにし、そして、装置本体1のメモリ8には、それらディレイ時間、生年月日を、装置本体1のメモリ8から取得するか、セキュリティキー6のメモリ6aから取得するかの別を記憶するようにしたものである。
即ち、セキュリティキー6のメモリ6aには、図7に示すように、自身のID、使用者が決めるディレイ時間、生年月日を記憶できる領域(個人データ領域)が設けられている。一方、装置本体1のメモリ8には、図8に示すように、更に、各IDに対応して取得先データを書き込むことができるようになっている。この取得先データとは、ディレイ時間や生年月日のデータを装置本体1のメモリ8から取得するのか、セキュリティキー6のメモリ6aから取得するのかの別を示すデータである。
セキュリティキー6のメモリ6aにディレイ時間や生年月日を書き込むには、先の実施形態で説明したと同様に、装置本体1を初期設定モードにし、その上で、セキュリティキー6をキー差込口5に差し込む。そして、ディレイ時間や生年月日を入力し、格納先を装置本体1のメモリ8にするか、セキュリティキー6のメモリ6aにするかの別を選択操作する。すると、そのディレイ時間や生年月日が選択されたメモリに格納される。なお、ディレイ時間や生年月日は、装置本体1およびセキュリティキー6のメモリ8および6aの双方に記憶させるようにしても良い。
次に上記構成の場合のディレイ時間の設定について、図9を参照しながら説明する。図9のディレイ時間設定ルーチンに入ると、制御部7は、図5のステップS2で取得したセキュリティキー6のIDを基に、当該IDの設定方法と取得先を読み取る(ステップB1)。設定方法がID毎の時間情報であった場合には、次に、取得先が装置本体1であったかセキュリティキー6であったかによって装置本体1のメモリ8から当該IDのディレイ時間を読み取ったり(ステップB2、ステップB3)、セキュリティキー6のメモリ6aから読み取ったりする(ステップB2、ステップB4)。この場合のセキュリティキー6のメモリ6aからの読み取りは、装置本体1のキー用通信部10とセキュリティキー6の通信部6bとの通信によって行われる。
設定方法がID毎の生年月日情報であった場合には、次に、取得先が装置本体1であったかセキュリティキー6であったかによって装置本体1のメモリ8から当該IDのディレイ時間を読み取ったり(ステップB6、ステップB7)、セキュリティキー6のメモリ6aから読み取ったりする(ステップB6、ステップB8)。この場合も、セキュリティキー6のメモリ6aからの読み取りは、装置本体1のキー用通信部10とセキュリティキー6の通信部6bとの通信によって行われる。生年月日を取得した後のディレイ時間の取得は、前述の第1の実施形態のステップA6〜ステップS8と同様のステップB9〜ステップB11によって行われる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
装置本体1へのIDの入力は、セキュリティキー6をキー差込口5に差し込むことによって行うものに限られず、操作部7の操作により行うようにしても良い。
セキュリティ準備モードへ入るための操作は、操作部4の操作としても良い。
ID毎のディレイ時間、ID毎の生年月日は、セキュリティキー6に記憶するようにしても良い。
セキュリティキー6は、スティック型、カード型のいずれであっても良い。
セキュリティキー6と装置本体1との通信は、例えば電磁結合方式による非接触にて行うものに限られず、接触式にて行うものであっても良い。
時間テーブルデータをセキュリティキー6のメモリ6aに記憶させ、そして、セキュリティキー6の制御部6bが自身の時計機能によって本日の暦日を演算し(暦日取得手段)、メモリ6aの生年月日と本日の暦日とから本日の年令を演算し(本日年令演算手段)、時間テーブルデータからその年令に対応するディレイ時間を取得し(ディレイ時間取得手段)、装置本体1に送信するように構成しても良い。
本発明の第1の実施形態を示すもので、ホームセキュリティ装置の装置本体の正面図 装置本体の電気的構成を示すブロック図 ホームセキュリティ装置の全体構成を示す概略図 装置本体のメモリの記憶内容を示すもので、(a)は各IDに対応する記憶内容の概念図、(b)は年齢層別のディレイ時間の記憶内容を示す概念図 装置本体の動作内容を示すフローチャート ディレイ時間の設定内容を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態を示すもので、セキュリティキーのメモリの記憶内容を示す概念図 装置本体のメモリの記憶内容を示す概念図 ディレイ時間の設定内容を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1は装置本体、2はセンサ、5はキー差込口、6はセキュリティキー、6aはメモリ(記憶手段)、6bは通信部(通信手段)、6cは制御部、7は制御部(制御手段、暦日取得手段、本日年令演算手段)、8はメモリ(記憶手段)、10はキー用通信部(入力手段、通信手段)、13は時計部(計時手段)である。

Claims (5)

  1. 所望の箇所に取り付けられる装置本体に対し、使用者が所定の操作を行うと、セキュリティ準備モードに入ってセンサにより検知対象の異常の有無を検出し、異常有りのとき異常有りの検知対象を報知し、異常無しのとき、ディレイ時間をおいてセキュリティモードに入るホームセキュリティ装置において、
    前記装置本体は、
    人の識別情報に対応したディレイ時間を記憶した記憶手段と、
    前記使用者に応じた識別情報が入力される入力手段と、
    前記記憶手段から、前記入力手段に入力された識別情報を基にしてディレイ時間を取得し、当該取得したディレイ時間を今回の前記セキュリティモードに入るディレイ時間として設定する制御手段と
    を具備してなるホームセキュリティ装置。
  2. 請求項1記載のホームセキュリティ装置において、
    前記入力手段には前記識別情報として前記使用者に応じて設定されたIDが入力され、
    前記記憶手段には、前記IDに対応して前記ディレイ時間が記憶されていることを特徴とするホームセキュリティ装置。
  3. 請求項1記載のホームセキュリティ装置において、
    前記記憶手段は、年令に対応するディレイ時間が設定された時間データテーブルと、前記使用者に応じて設定されたIDに対応する生年月日が記憶された使用者生年データとを有し、
    前記制御手段は、計時手段の計時に基づき、本日の年月日を取得する暦日取得手段と、前記使用者の操作により前記IDの入力があったとき、前記暦日取得手段から本日の年月日を取得し、且つ前記記憶手段の前記使用者生年データから前記入力されたIDに対応する生年月日を取得し、本日の年月日と生年月日とから前記入力されたIDの使用者の年令を演算する本日年令演算手段と、前記本日年令演算手段により演算された年令に対応するディレイ時間を前記記憶手段の前記時間データテーブルから取得するディレイ時間取得手段とを有し、前記ディレイ時間取得手段により取得したディレイ時間を今回の前記セキュリティモードに入るディレイ時間として設定することを特徴とするホームセキュリティ装置。
  4. 請求項1記載のホームセキュリティ装置において、
    前記装置本体とは別に、各使用者が保持するセキュリティキーを備え、
    前記セキュリティキーは、前記装置本体と通信可能する通信手段と、使用者のIDおよび当該使用者の生年月日が記憶された記憶手段を有し、
    前記装置本体の前記入力手段は、前記セキュリティキーの前記通信手段と通信して当該セキュリティキーから前記IDおよび生年月日を取得する通信手段から構成され、
    前記装置本体の前記記憶手段は、年令に対応するディレイ時間が設定された時間データテーブルを有し、
    前記装置本体の前記制御手段は、計時手段の計時に基づき、本日の年月日を取得する暦日取得手段と、前記装置本体の前記通信手段が前記セキュリティキーから前記IDと共に取得した前記生年月日および前記暦日取得手段が取得した本日の年月日から前記IDの使用者の年令を演算する本日年令演算手段と、前記本日年令演算手段により演算された年令に対応するディレイ時間を前記記憶手段の前記時間データテーブルから取得するディレイ時間取得手段とを有し、前記ディレイ時間取得手段により取得したディレイ時間を今回の前記セキュリティモードに入るディレイ時間として設定することを特徴とするホームセキュリティ装置。
  5. 請求項4記載の前記暦日取得手段および前記本日年令演算手段は、前記装置本体の前記制御手段に代えて前記セキュリティキーが有する制御手段に設けられ、
    前記セキュリティキーの制御手段は、前記装置本体にIDを送信するとき、前記本日年令演算手段が前記暦日取得手段により取得された本日の年月日と前記記憶手段に記憶された生年月日とから取得した使用者の本日の年令をも送信し、
    前記装置本体の前記ディレイ時間取得手段は、前記セキュリティキーから送信された年令に対応するディレイ時間を前記装置本体の前記記憶手段の時間データテーブルから取得することを特徴とするホームセキュリティ装置。
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