JP2022062661A - 見守りの方法、システム、プログラム、記録媒体、機器、および住居 - Google Patents
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Abstract
Description
斯かる見守りシステムに関し、生活空間に音センサデバイスを設置し、生活空間で生じる音を集音し、コントローラが時間および周波数の双方において簡略化したスペクトログラムを生成し、見守りサーバがスペクトログラムに対してフィルター処理を行ってスコア値を算出し、このスコア値から生活空間および対象者の状況を認識することが開示されている(たとえば、特許文献1)。
見守りに用いられる情報に関し、生活音情報を収集し、この生活音情報を分析し、その分析結果を保護者に通知することが開示されている(たとえば、特許文献3)。
そして、異常通報の報知に関し、生活音を検知して異常音と比較し、異常情報を報知することが開示されている(たとえば、特許文献4)。
生活音情報には種々雑多な音が含まれており、これらの集音情報から生活音情報を把握することは容易ではないし、生活情報を収集したとしても、異常か否かを判定するには相当な困難を伴い、誤判定も否定できない。管理者が確認することが必要であり、その確認頻度が高い場合には実用性に欠けるという課題がある。
また、このような見守りシステムに関し、住居の新築はシステム設置の契機となるが、改装が前提となる大がかりなシステムは導入コストなど困難が伴い、現実的でない。
そこで、本開示の目的は上記課題や上記知見に鑑み、見守り対象者が利用するプライベート空間である浴室、脱衣室、トイレ、寝室からの挙動音の消失や通常レベルを超える過大音を以て見守り対象者の異常を検知することにある。
この見守り方法において、さらに、前記異常判定部が前記見守り対象異常を判定したとき、通報部が、前記見守り対象者の管理者に前記見守り対象者異常を通報する工程を含んでよい。
この見守り方法において、さらに、前記イベント情報取得部が、前記集音情報に含まれる少なくとも音圧、周波数、周期の何れかまたは二以上を用いて前記イベント情報を取得する工程を含んでよい。
この見守り方法において、さらに、処理部が、前記見守り対象者検知部のセンサ状態を監視するセンサ状態監視処理、前記見守り対象者の異常を監視する異常監視処理、前記見守り対象者の居場所を判断する居場所判断処理の何れかを実行する工程と、前記処理部が、所定の時間間隔で前記センサ状態監視処理を起動する工程と、前記処理部が、見守り対象者を検知していれば、前記異常監視処理が起動状態であるかを確認し、起動状態でなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を起動する工程と、前記処理部が、見守り対象者を検知していなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を終了させる工程とを含んでよい。
この見守りシステムにおいて、さらに、管理者に通報する通報部を備え、前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、前記通報部が、前記見守り対象者の管理者に前記見守り対象者異常を通報してよい。
この見守りシステムにおいて、さらに、前記イベント情報取得部が前記集音情報に含まれる少なくとも音圧、周波数、周期の何れかまたは二以上を用いて前記イベント情報を取得してもよい。
この見守りシステムにおいて、さらに、前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、前記通報部が前記見守り対象者の居場所に呼び掛け音声を出力し、前記見守り対象者からの応答がなく前記呼び掛け音声の出力からの継続時間が前記閾値時間を超えたとき、前記通報部が前記見守り対象者異常を表す警告情報を出力してよい。
(a) 所定の時間間隔で前記センサ状態監視処理を起動する処理、
(b) 見守り対象者を検知していれば、前記異常監視処理が起動状態であるかを確認し、起動状態でなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を起動する処理、
(c) 見守り対象者を検知していなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を終了させる処理、
を実行させてよい。
この見守りシステムにおいて、少なくともマイクロフォンおよびスピーカを備える見守りユニットを備え、該見守りユニットに前記処理部を備えてよい。
このプログラムにおいて、さらに、異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、通報部に、前記見守り対象者の管理者に対して前記見守り対象者異常を通報させる機能を前記コンピュータに実行させてよい。
このプログラムにおいて、さらに、前記集音情報に含まれる少なくとも音圧、周波数、周期の何れかまたは二以上を用いて前記イベント情報を取得する機能を前記コンピュータに実行させてよい。
このプログラムにおいて、さらに、前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、通報部に呼び掛け音声を出力させる機能と、前記見守り対象者からの応答がなく前記呼び掛け音声の出力からの継続時間が前記閾値時間を超えたとき、前記通報部に、前記見守り対象者異常を表す警告情報を出力させる機能とを前記コンピュータに実行させてよい。
(a) 所定の時間間隔で前記センサ状態監視処理を起動する機能、
(b) 見守り対象者を検知していれば、前記異常監視処理が起動状態であるかを確認し、起動状態でなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を起動する機能、
(c) 見守り対象者を検知していなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を終了させる機能、
の何れかを前記コンピュータに実行させてよい。
この見守り機器において、さらに、管理者に通報する通報部を備え、前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、前記通報部が、前記見守り対象者の管理者に前記見守り対象者異常を通報してよい。
この見守り機器において、さらに、前記イベント情報取得部が前記集音情報に含まれる少なくとも音圧、周波数、周期の何れかまたは二以上を用いて前記イベント情報を取得してよい。
この見守り機器において、さらに、前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、前記通報部が前記見守り対象者の居場所に呼び掛け音声を出力し、前記見守り対象者からの応答がなく前記呼び掛け音声の出力からの継続時間が前記閾値時間を超えたとき、前記通報部が前記見守り対象者異常を表す警告情報を出力してよい。
この見守り機器において、さらに、前記見守り対象者検知部のセンサ状態を監視するセンサ状態監視処理、前記見守り対象者の異常を監視する異常監視処理、または前記見守り対象者の居場所を判断する居場所判断処理を実行する処理部を含み、該処理部が、
(a) 所定の時間間隔で前記センサ状態監視処理を起動する処理、
(b) 見守り対象者を検知していれば、前記異常監視処理が起動状態であるかを確認し、起動状態でなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を起動する処理、
(c) 見守り対象者を検知していなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を終了させる処理、
を実行させてよい。
この見守り機器において、少なくともマイクロフォンおよびスピーカを備える見守りユニットを備え、該見守りユニットに前記処理部を備えてよい。
(1) 見守り対象者の見守りエリアが浴室、脱衣室、トイレ、寝室の何れかまたはこれらのうちの二以上を含むプライベート空間に特定されて見守り対象者の日常における集音情報を用いて見守ることができ、見守り対象者の安心、安全を高めることができる。
(2) 特定された見守りエリアからの集音情報を取得することにより、見守り対象者の居場所を監視し、見守り対象者の状況を容易かつ高精度に検出でき、集音情報から見守り対象者異常を迅速に判定できる。
(3) 集音情報から見守り対象者のイベントを含むイベント情報を取得でき、見守り対象者の動作があれば非定常状態、見守り対象者の動作がなければ定常状態と判定し、定常状態が所定時間を超えて継続したときを以て迅速に見守り対象者異常を判定し、アラート生成に活用できる。
(4) 既設の居場所などに容易に設置してプライベート空間での見守り対象者の異常を検知できる利便性の高い異常検知システムを構築できる。
図1は、一実施の形態に係る異常検知工程の処理手順を示している。図1に示す手順は一例であり、本開示が図1に示す手順に限定されるものではない。
この異常検知工程には、見守りエリア情報の取得(S101)、見守り対象者Pの特定(S102)、集音情報の取得(S103)、居場所S(図3)の状況監視(S104)、集音情報からイベント情報の取得(S105)、見守り対象者Pの状態判定(S106、S107)、定常状態の継続時間の計測(S108)、継続時間の判定(S109)、居場所Sへの呼び掛け(S110)、異常状態の継続時間の計測(S111)、応答判定(S112)、異常状態の継続時間の判定(S113)、異常通報(S114)などが含まれる。各工程を説明するに当たり、各工程の処理主体として一実施の形態に係る見守りシステム2(図2)の機能部を適宜引用する。
見守り対象者Pの特定(S102): 見守り対象者情報取得部20が見守り対象者Pを特定する見守り対象者情報を取得する。この見守り対象者情報には、見守り対象者Pの氏名、性別、年齢、画像、運動能力などの属性情報が含まれる。この見守り対象者情報は、処理部12により見守り管理DB62に格納される。
集音情報の取得(S103): 集音部10が見守り対象者Pの少なくとも居場所Sから集音し、集音情報を継続して取得する。この集音情報は処理部12により見守り管理DB62に格納される。
居場所Sの状況監視(S104): 処理部12が取得した集音情報から見守り対象者Pの居場所Sの状況監視を継続して行う。
見守り対象者Pの状態判定(S106、S107): イベント情報から見守り対象者Pの状態を判定し、見守り対象者Pは非定常状態(=正常)か、定常状態(=異常)かを判定する。見守り対象者Pに動作があれば、非定常状態と判定し、見守り対象者Pに動作がなければ、定常状態と判定する。
定常状態の継続時間の計測(S108): 定常状態を判定したとき、処理部12は、見守り対象者Pの動作停止を契機に継続時間を計測する。この継続時間は定常状態(=異常)の継続を表す時間である。この継続時間の計測中、定常状態から非定常状態に移行したかを継続的に監視し、非定常状態に移行すれば継続時間の計測を解除し、S107に戻る。このとき、定常状態の継続時間を計測し、異常の継続を監視する。
居場所Sへの呼び掛け(S110): 見守り対象者異常を判定したとき(S109のYES)、処理部12は、呼び掛け情報を生成し、見守り対象者Pの居場所Sに呼び掛けを実行する。
異常状態の継続時間の計測(S111): 呼び掛けを行った場合にも異常状態の継続時間の計測を継続する。
異常状態の継続時間の判定(S113): 見守り対象者Pからの応答がなければ、定常状態に移行した時点からの継続時間が閾値時間を超えたかを判定する。
異常通報(S114): 異常状態の継続時間が閾値時間を超えれば、処理部12は異常通報を行う。
図2は、一実施の形態に係る見守りシステム2の一例を示している。この見守りシステム2は、見守り対象者Pの見守りエリア4としてプライベート空間6が設定されている。プライベート空間6は見守り対象者Pのプライバシーに配慮した空間であり、浴室6-1、脱衣室6-2、トイレ6-3、寝室6-4の何れかまたはこれらのうちの二以上が含まれる。つまり、見守りエリア4は、浴室6-1、脱衣室6-2、トイレ6-3、寝室6-4から選択された一または二以上を含むプライベート空間6が見守り範囲となる。したがって、プライベート空間6には、
a)浴室6-1
b)脱衣室6-2
c)トイレ6-3
d)寝室6-4
e)浴室6-1および脱衣室6-2
f)浴室6-1およびトイレ6-3
g)浴室6-1および寝室6-4
h)脱衣室6-2およびトイレ6-3
i)脱衣室6-2および寝室6-4
j)トイレ6-3および寝室6-4
k)浴室6-1、脱衣室6-2およびトイレ6-3
l)浴室6-1、脱衣室6-2および寝室6-4
m)浴室6-1、トイレ6-3および寝室6-4
n)脱衣室6-2、トイレ6-3および寝室6-4
o)浴室6-1、脱衣室6-2、トイレ6-3および寝室6-4
などが含まれる。
見守り対象者検知部8は、見守りエリア4に居る見守り対象者Pを検出し、この検出情報を処理部12に提供する。
集音部10は見守りエリア4に居る少なくとも見守り対象者Pから集音し、この集音情報を処理部12に提供する。
処理部12には、見守りエリア情報取得部18、見守り対象者情報取得部20、イベント情報取得部22および異常判定部24が含まれる。
見守り対象者情報取得部20は、見守り対象者情報を取得する。見守り対象者Pの氏名、年齢、画像など、見守り対象者Pを特定する見守り対象者情報は、情報入力部16から入力される。
イベント情報取得部22は、処理部12が取得した集音情報から見守り対象者Pの動作などのイベントを表すイベント情報を取得する。このイベント情報は、集音情報に含まれる少なくとも音圧、周波数、周期の何れかまたは二以上を用いて取得すればよい。
異常判定部24は、処理部12が取得したイベント情報から見守り対象者Pが少なくとも非定常状態であるか、定常状態であるかを表す判定情報を取得し、定常状態の継続時間が閾値時間を超えたとき、見守り対象者異常を判定する。
この情報提示部14には通報部26が備えられる。通報部26は、異常判定部24が見守り対象異常を判定したとき、見守り対象者Pの管理者に見守り対象者異常を通報する。
また、通報部26は、異常判定部24が見守り対象者異常を判定したとき、見守り対象者Pの居場所Sに呼び掛け音声を出力する。そして、見守り対象者Pからの応答がなく呼び掛け音声の出力からの継続時間が閾値時間を超えたとき、通報部26は、見守り対象者異常を表す警告情報を出力する。
図3は、見守りエリア4の一例を示している。この見守りエリア4は本開示の住居の一例である。この見守りエリア4には浴室6-1、脱衣室6-2、トイレ6-3、寝室6-4が含まれている。
浴室6-1と脱衣室6-2との間にはドア28-1が設置されている。脱衣室6-2にはドア28-2、トイレ6-3にはドア28-3、寝室6-4には脱衣室6-2側にドア28-4、図示しないたとえば、居間との間にドア28-5が設置されている。脱衣室6-2は洗面室を兼用してもよい。
そして、この見守りエリア4には種々の音源が含まれる。この音源にはたとえば、ドア28-1、28-2、・・・、28-5、見守り対象者Pの他、図示しないが、エアコン、換気扇、テレビ、水道栓、シャワー栓、給湯栓、ミストサウナ装置など、無数の機器が含まれている。
この見守りエリア4において、見守り対象者Pの挙動にはたとえば、破線矢印で示すように、寝室6-4から脱衣室6-2、浴室6-1、トイレ6-3などへの移動が含まれる。
図4は、見守り対象者Pの居場所S1、S2、S3、S4を示している。見守り対象者Pの居場所Sを特定するため、見守りエリア4は複数の居場所S1、S2、S3、S4に区分される。この例では、見守り対象者Pの居場所Sは、浴室6-1が居場所S1、脱衣室6-2が居場所S2、トイレ6-3が居場所S3、寝室6-4が居場所S4として特定される。
ドアセンサ32-1はドア28-1、ドアセンサ32-2はドア28-2、ドアセンサ32-3はドア28-3、ドアセンサ32-4はドア28-4、ドアセンサ32-5はドア28-5の開閉を検出する。
ドアセンサ32-1は見守りユニット30-1に接続され、ドアセンサ32-2およびドアセンサ32-4は見守りユニット30-2に接続され、ドアセンサ32-3は見守りユニット30-3に接続され、また、ドアセンサ32-5は見守りユニット30-4に接続されている。つまり、見守り対象者Pの居場所S1、S2、S3、S4の出入りおよび居場所Sが、ドアセンサ32-1、32-2、・・・、32-5とともに、各居場所S1、S2、S3、S4を見守り範囲とする見守りユニット30-1、30-2、30-3、30-4に関係付けられている。
図5は、見守りシステム2の一例を示している。この見守りシステム2は複数の見守りユニット30-1、30-2、30-3、30-4を備えている。
見守りユニット30-1は処理部12、マイクロフォン34、スピーカ36、通信部15を備えている。処理部12は通信機能を備えるコンピュータで構成すればよい。
マイクロフォン34は見守りユニット30-1の場合、居場所S1から集音し、集音信号を処理部12に提供する。
通信部15は処理部12の制御を以てネットワーク38を媒介として他の見守りユニット30-2、30-3、30-4と無線接続により連係される。
各見守りユニット30-2、30-3、30-4は構成を図示していないが、見守りユニット30-1と同一構成であるので、その説明を割愛する。
この見守りシステム2は見守りユニット30-1、30-2、30-3、30-4で構成しているが、4基未満の見守りユニット30で構成してもよく、4基を超える見守りユニット30で構成してもよい。
居場所S1、S2、S3、S4で生じる音響は、主として居場所S1、S2、S3、S4に設置された見守りユニット30-1、30-2、30-3、30-4のマイクロフォン34で集音する。
見守り対象者Pの居場所Sは、ドアセンサ32-1、32-2、32-3、32-4、32-5の開閉情報、居場所S1、S2、S3、S4からの集音情報の何れかまたはこれらの組み合わせで特定すればよい。
処理部12の情報処理には、
a)見守りエリア情報の取得
b)見守り対象者情報の取得
c)ドアセンサ32-1、32-2、32-3、32-4、32-5の検出情報の取得
d)居場所S1、S2、S3、S4からの集音情報の取得
e)見守り対象者Pの居場所S1、S2、S3、S4の特定
f)見守り対象者Pの状況監視
g)集音情報からイベント情報の取得
h)見守り対象者Pの非定常状態、定常状態の判定
i)検知ロジックによる異常検知や判定ロジックによる見守り対象者異常などの判定
j)アラート情報の生成および出力
k)呼び掛け音声の生成、スピーカ36の音声出力
l)ドアセンサ32-1、32-2、32-3、32-4、32-5の検出情報、マイクロフォン34の集音情報、これらの組み合わせなどを用いた見守り対象者Pの居場所情報の生成
などの機能を実現するための処理が含まれ、これらの何れかまたは二以上の処理が実行される。
図6は、一例として見守りユニット30-1のハードウェアを示している。見守りユニット30-1には既述した処理部12、見守り対象者検知部8、集音部10、通報部26、通信部15の他、タイマー40が含まれる。処理部12にはプロセッサ42、記憶部44、入出力部(I/O)46が含まれる。
プロセッサ42は記憶部44に格納されているOS(Operating System)や異常検知処理89(図14)たとえば、ドアセンサ監視処理90(図15)、異常監視・呼び掛け処理92(図16)、居場所判断処理94(図17)など、各種の処理を含む情報処理を実行する。つまり、このプロセッサ42はアナログ音声信号のディジタル化を含む状態判定など、オーディオプロセッサとしての機能を包含する。
記憶部44は本開示のプログラムを格納する記録媒体の一例であり、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などの記憶素子を含む。この記憶部44にはOS、既述の異常検知処理89としてたとえば、ドアセンサ監視処理90、異常監視・呼び掛け処理92、居場所判断処理94などの各種のプログラムが格納される。この記憶部44には見守り対象者Pの挙動情報、居場所情報、音声情報などの各種の情報が格納される見守り管理DB62(図12)が構築されている。
タイマー40はプロセッサ42の制御によりカウンタを用いて定常状態の継続時間、見守り対象者異常の継続時間などの時間計測に用いられる。このタイマー40は、プロセッサ42の実行によるソフトタイマーに代えてもよい。
音声信号入力部52は、マイクロフォン34の集音信号を受け、この集音信号を処理部12に提供する。
音声信号出力部54は処理部12の制御により呼び掛けなどの音声信号出力をスピーカ36に出力する。
この一実施の形態のシステムではたとえば、記憶部44の他、外部メモリを備えて入退室情報、滞在情報、音声情報などの各種の情報が格納される見守り管理DB62の外部取出しに用いてもよい。
以上は見守りユニット30-1の構成例であるが、他の見守りユニット30-2、30-3、30-4も同様であるので、その説明を割愛する。
見守りユニット30-1、30-2、30-3、30-4はたとえば、共通のユニットで構成され、ドアセンサ32-1、32-2、・・・、32-5の開閉情報の取得とともに、居場所S1、S2、S3、S4で個別に集音し、見守り対象者Pの挙動情報および滞在情報を取得する。つまり、全ての情報は見守りユニット30-1、30-2、30-3、30-4が連係して共有する。
この場合、見守り対象者Pの居場所Sはドアセンサ32-1、32-2、・・・、32-5の開閉情報で取得し、挙動情報を表す集音情報のレベルは滞在箇所で高くなる。そこで、見守り対象者Pの居場所Sが特定される場合には、その位置の見守りユニット30-Xに優先性を与え、この見守りユニット30-Xがマスター動作をし、他の見守りユニット30-Yがスレーブ動作に移行してもよい。
図7は、異常検知ロジックの処理手順を示すフローチャートである。図7に示す処理手順は一例であり、斯かる処理手順に本開示が限定されるものではない。
この処理手順には集音情報の取得(S201)、音響解析(S202)、変化の判定(S203)、タイマー加算(S204)、タイマーリセット(S205)、継続時間の判定(S206)、非定常状態(=正常)の判定(S207)、定常状態(=異常または不在)の判定(S208)などが含まれる。
音響解析(S202): 処理部12は集音情報を解析し、集音情報から非定常音、定常音、閾値レベル以上のレベルを持つ大きな音、音響情報の経時変化などを時系列で抽出する。
変化の判定(S203): 処理部12は、集音情報から変化情報を取得し、音響情報における変化を判定する。この変化情報はたとえば、同一レベルの音響が継続するか不連続であるかなどの変化を表す情報である。
タイマー40の計時リセット(S205): 処理部12はタイマー40の計時を制御し、集音情報における音に変化があれば継続時間をリセットし、S202に戻る。
継続時間の判定(S206): 処理部12はタイマー40に蓄積される継続時間を判定する。この継続時間は集音情報における音の最後の変化から継続する時間である。この継続時間の判定では、継続時間が所定の閾値時間以上であるかを判定する。
定常状態(=異常または不在)の判定(S208): 処理部12は、音の最後の変化からの継続時間が所定の閾値以上であれば(S206のYES)、定常状態と判定する。つまり、集音情報から見守り対象者Pに動きがなく、この場合、見守り対象者異常か見守り対象者不在の場合である。
この異常検知ロジック処理例1は、見守り対象者Pの入浴時の異常検知の一例である。
図8は、この異常検知ロジック処理例1を示し、居場所S1での見守り対象者Pの挙動情報(図8のA)、集音情報(図7のB)、イベント情報(図8のC)および状態判定(図8のD)を示している。
挙動情報(図8のA)には居場所S1の浴室6-1に入室後、変化無しの期間、シャワーを流した状態で動作有り(複数の変化有り)の期間、シャワーを流した状態で動作無し(変化無し)の期間が含まれる。
この集音情報から取得したイベント情報(図8のC)にはシャワー音を伴う見守り対象者Pの動作音情報からイベントが検知され、このイベントを表す情報が含まれる。
そして、状態判定(図8のD)は、イベント情報を用いた判定結果である。したがって、この状態判定には、イベントが存在しない期間では定常状態(=異常)、イベントが存在する期間では非定常状態(=正常)を表す判定結果が含まれる。
この異常検知ロジック処理例2は、見守り対象者Pの転倒時の異常検知の一例である。
図9は、異常検知ロジック処理例2を示し、この例2は集音情報(図9のA)、イベント情報(図9のB)および状態判定(図9のC)を示している。
この例2では集音情報(図9のA)に示すように、見守り対象者Pの転倒などの大きい音を含む集音情報を示している。見守り対象者Pが居場所S2(=脱衣室6-2)などで転倒すれば、振動を伴う大きな音響を生じる。
この場合、図9のAに示すように、集音レベルに閾値Sthを設定し、音響レベルが閾値Sthを超えている場合には異常イベントとし、判定状態は定常状態(=異常)と判定する。閾値Sthは集音レベルに対して異常と判定すべきレベルを設定すればよい。
そして、状態判定(図9のC)は、イベント情報(図9のB)を用いた判定結果である。したがって、この状態判定には、非定常状態から転倒などのイベントの生起により定常状態に移行したことを表す判定結果が得られている。
この異常検知ロジック処理例3は、見守り対象者Pの挙動検知の一例である。
図10は、異常検知ロジック処理例3を示し、この例3はたとえば、居場所S1、S2、S3、S4までの移動による異常検知ロジックを示している。この例3には見守り対象者Pの挙動情報(図10のA)、集音情報(図10のB)、イベント情報(図10のC)および状態判定(図10のD)が含まれる。
この例3では、実験的状態として説明を容易にするため、見守り対象者Pの挙動情報(図10のA)には、A1=見守り対象者Pが寝室6-4に入室、A2=見守り対象者Pが寝室6-4から脱衣室6-2への移動、A3=脱衣室6-2からトイレ6-3への移動、・・・、AN=寝室6-4間の移動などが含まれる。
したがって、このイベント情報を用いた状態判定(図10のD)では、イベントが存在する期間で非定常状態(=正常)D1、D2、D3、D5、イベントが存在しない期間で定常状態(=異常)D4、D6となる判定結果が得られる。
図11は、異常検知ロジックテーブル55を示している。図11に示す異常検知ロジックテーブル55は一例であり、斯かるテーブル内容に本開示が限定されるものではない。
この異常検知ロジックテーブル55にはパターン部56、解析情報部58および状態判定部60が含まれる。
パターン部56には検知パターンの識別情報としてたとえば、「パターンA」、「パターンB」、「パターンC」、・・・が格納される。
状態判定部60は、処理部12による判定結果を表す判定情報が格納される。この判定結果には、非定常状態(=正常)、定常状態(=異常)が存在する。
パターンAでは、集音情報から「非定常音」が得られており、非定常状態、つまり見守り対象者異常を検知していない。
パターンBでは、集音情報から「定常音」が得られており、定常状態、つまり見守り対象者異常を検知している。
パターンCでは、集音情報から「閾値レベル以上の大きい音」が得られており、定常状態、つまり見守り対象者異常を検知している(=図9のA)。
図12は、見守り管理DB62の一例を示している。この見守り管理DB62には異常検知情報を含む見守り情報を格納する見守り管理ファイル64が含まれる。
この見守り管理ファイル64には見守りエリア情報部66、見守り対象者情報部68、居場所情報部70、日時情報部72、ドアセンサ情報部74、集音情報部76、状態監視情報部78、判定情報部80、呼び掛け音声情報部82、履歴情報部84などが含まれる。
日時情報部72にはカレンダ情報から異常検知を実行した日時情報が格納される。
ドアセンサ情報部74には、ドアセンサ32-1、32-2、32-3、32-4、32-5の開閉を表す開閉情報、入室情報、退室情報、開閉検出のみによる在室情報などが格納される。
集音情報部76にはマイクロフォン34の集音信号から処理部12が取得した集音情報が格納される。
状態監視情報部78には、入退室情報、在室情報、イベント情報などの状態監視情報が格納される。この場合、在室情報は入退室情報およびイベント情報の組み合わせによって生成される。
呼び掛け音声情報部82には、居場所S1、S2、S3、S4にスピーカ36からの呼び掛け音声情報など、告知情報が格納される。
履歴情報部84には定常状態(=異常)による呼び掛け、呼び掛けからの定常状態解除などの履歴を表す情報が格納される。
この一実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 浴室6-1、脱衣室6-2、トイレ6-3、寝室6-4の何れかまたはこれら二以上を含むプライベート空間6における見守り対象者Pの居場所情報、入退室情報、在室情報および集音情報を取得して継続的に見守り対象者Pを見守ることができ、見守り対象者Pに生じる異常を検知できる信頼性の高い見守りシステム2を構築できる。
(2) 住居の大規模なリフォームを要することなく、簡易に見守りシステム2を実現できる。
(3) 滞在状況は入退室を契機として集音情報の組み合わせにより把握することができ、見守り対象者Pのプライバシーを損なうことなく、異常検知を行うことができる。
(4) 居場所Sの集音にはマイクロフォン34を利用して居場所S内の音を高感度に集音し、集音情報を取得して見守り対象者Pの挙動を監視できる。
(5) 見守り対象者Pの異常検知は見守り対象者Pの動きや背景音の存在を前提とし、見守り対象者Pに動きがある場合を非定常状態(=正常)、動きが無い場合を定常状態(異常)と判断するので、見守り対象者Pの異常を容易かつ高精度に検知できる。
(6) 見守り対象者Pに対して呼び掛けを行うので、見守り対象者Pはその呼び掛けに応答でき、応答が無い場合は所定時間の経過後、呼び掛けを以て外部から異常を感知し、不測の事態を回避することができる。
(7) 従前の人感知センサなどを用いた人検知では正常・異常の判断の契機となる要素にノイズ成分が含まれていると誤動作や誤判定が生じたのに対し、人の動作を音で検知するので、誤動作を抑制した優れた検知システムを構築できる。
(8) カメラで監視する場合にはプライバシーを損なうことを回避するために画像処理が大がかりとなり、監視者による判断がわずらわしいという課題があったが、本開示の異常検知では斯かる不都合を回避できる。
(9) 本開示の異常検知機能を付設した見守りエリア4を実現でき、安心・安全の住空間を提供できる。
この一実施の形態には以下のバリエーションが含まれる。
(1) 呼び掛け音声を受けた見守り対象者Pからの応答音声をマイクロフォン34で集音し、その集音情報を以て定常状態から非定常状態への遷移を行う制御を付加してもよい。
(2) 見守り対象者Pの挙動情報の監視を音の大きさ、音圧、周波数、周期の何れかまたはこれらの二以上を含んで行ってもよい。
(3) 上記実施の形態ではドアセンサ32-1、32-2、32-3、32-4、32-5により居場所Sの入退室、滞在を検知しているが、これに限定されることなく居場所Sにおける日常の生活音、見守り対象者Pの挙動音などで滞在および挙動を検知すれば、その検知音から入退室情報や在室情報を取得し、入退室や滞在を判定することができる。
(4) 本開示の見守りシステム2から通知を受けた情報端末から問い掛け音声を出力するシステムを構築してもよい。
(5) 上記実施の形態では、ドアセンサ32-1、32-2、・・・、32-5の検知出力を以て入室、退室および在室を監視しているが、各居場所S1、S2、S3、S4における見守りユニット30-1、30-2、30-3、30-4のマイクロフォン34の集音信号から取得した集音情報を組み合わせて見守り対象者Pの滞在位置や滞在の有無を監視してもよい。
上記実施の形態にたとえば、図13に示すように、通信部86を備えてよい。
処理部12が見守り対象者異常を判定したとき、この判定情報を通信部86から公衆回線などの通信媒体を利用し、異常通報を行うことができ、たとえば、管理者が携行するスマートフォンなどの情報端末88に見守り対象者Pの異常や呼び掛けを行った旨の通知を行うことができる。
図14は、本開示の実施例に係る異常検知処理89を示している。この実施例は本開示の異常検知を実現するためのプログラムの一例であり、斯かる実施例に本開示のプログラムが限定されるものではない。
この異常検知処理89にはドアセンサ監視処理90、異常監視・呼び掛け処理92、居場所判断処理94が含まれる。
ドアセンサ監視処理90はドアセンサ32の開閉状態の確認機能96、異常監視・呼び掛け処理92の起動状態の確認機能98、異常監視・呼び掛け処理92の起動指示機能100、居場所判断処理94の起動指示機能102などを含み、所定の時間ごと、たとえば、1秒ごとに起動する。
居場所判断処理94は、居場所判断ロジック機能112、居場所確認機能114、居場所判断処理94の終了指示機能116、異常監視・呼び掛け処理92の終了指示機能118などを含んでいる。
図15は、ドアセンサ監視処理90による処理手順の一例を示している。
このドアセンサ監視処理90はたとえば、1秒ごとに起動し、ドアセンサ32(=32-1、32-2、・・・、32-5の何れか)の開閉状態を確認する(S301)。
ドアセンサ32が開状態であれば(S301の開)、異常監視・呼び掛け処理92および居場所判断処理94を終了する(S302)。
ドアセンサ32が閉状態であれば(S301の閉)、異常監視・呼び掛け処理92の起動状態を確認する(S303)。
異常監視・呼び掛け処理92が起動状態でなければ(S303の未起動)、異常監視・呼び掛け処理92および居場所判断処理94を起動させる(S304)。
異常監視・呼び掛け処理92が起動状態であれば(S303の起動済み)、ドアセンサ監視処理90を終了し(S305)、この処理を完了する。
図16は、異常監視・呼び掛け処理92の処理手順の一例を示している。
この異常監視・呼び掛け処理92を起動すると、異常検知ロジックを実行し(S401)、見守り対象者Pに異常があるかを判断する(S402)。見守り対象者Pに異常がなければ(S402の異常無し)、異常検知ロジックの実行を継続する。
見守り対象者Pに異常があれば(S402の異常有り)、スピーカ36による呼び掛け音声の出力とともにタイマー40の計時を行う(S403)。
スピーカ36からの呼び掛け音声に対し見守り対象者Pから応答があるかを判断する(S404)。この判断はマイクロフォン34による音声信号によって行う。見守り対象者Pからの応答があれば(S404のYES)、異常検知ロジック(S401)に戻る。
見守り対象者Pからの応答がなければ(S404のNO)、タイマー40の計測時間が所定時間を経過したかを判断する(S405)。所定の計測時間が経過すれば(S405のYES)、スピーカ36による呼び掛け音声の出力とともにタイマー40の計時を行う(S406)。
タイマー40の計測時間が所定時間を経過したかを判断し(S407)、所定時間を経過すれば(S407のYES)、S406に戻り、再びスピーカ36による呼び掛けとともにタイマー40の計時を行う(S406)。したがって、異常状態が継続すれば、所定時間ごとにスピーカ36による呼び掛けが継続的に行われる。
図17は、居場所判断処理94の処理手順の一例を示している。
この居場所判断処理94を起動すると、居場所判断ロジックを実行し(S501)、見守り対象者Pが居場所S(=S1、S2、S3、S4の何れか)に居るか否かを判断する(S502)。
見守り対象者Pが居れば(S502のYES)、居場所判断処理94を終了する(S503)。
見守り対象者Pが居なければ(S502のNO)、ドアセンサ監視処理90および異常監視・呼び掛け処理92を終了する(S504)。
図18は、本開示の一実施例に係る見守りユニット30のハードウェアの一例を示している。図18において、図6と同一部分には同一符号を付しその説明を割愛する。
この実施例の見守りユニット30にはたとえば、Raspberry Piなどの回路ユニット120とともに通信ユニット122が併設されている。この回路ユニット120は既述の処理部12、タイマー40、音声信号入力部52、音声信号出力部54、電源部などを含む回路を構成する。通信ユニット122は既述の通信部15、86を構成する。
USBポート124-1にはスピーカ36が接続され、USBポート124-2にはマイクロフォン34が接続されている。これらにより集音信号の取込みや呼び掛け音声信号の出力が行われる。
USBポート124-5には記憶カード126が着脱可能に装着されている。記憶カード126は記録媒体の一例であって、既述の記憶部44の一例である。
接続ポート124-6にはドアセンサ32(=32-1、32-2、・・・、32-5)が接続され、センサ出力の取込みが行われる。
電源ポート124-7には電源コード128が接続され、端部にある電源コネクタ130でたとえば、商用交流電源からの給電を受ける。
図19は、見守りユニット30(=30-1、30-2、・・・、30-4)、ドアセンサ32(=32-1、32-2、・・・、32-5)の一例を示している。図19において、図18と同一部分には同一符号を付してある。
ドア枠132の上角部に隣接した壁部134には見守りユニット30が取り付けられている。この見守りユニット30は耐水材料たとえば、合成樹脂からなる固定台136およびカバー部138を備える。固定台136は居場所Sを仕切る壁部134に固定され、この固定台136に対してカバー部138は着脱可能である。この見守りユニット30は配線部140を介してドアセンサ32と電気的に接続される。配線部140はドア枠132の枠面に沿って配置されている。
ドア28(=28-1、28-2、・・・、28-5)の上角部にはマグネット50が設置され、このマグネット50の磁気を検出して開閉可能なドアセンサ32がドア枠132の上角部にマグネット50と対向可能に設置されている。
この一実施例によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) この実施例では、一実施の形態に係る異常検知方法を実現できるとともに、見守りシステム2を構築することができる。
(2) 既設の住居などに付帯的に設置し、見守り対象者Pの異常検知を実現できる。
(3) 住居に大幅なリフォーム工事を実施することなく、簡易な工事で実現できる。
(4) 見守りシステム2を備える住居を実現して提供することができる。
本開示には次の何れかの事項を含んでいる。
(1) 本開示は一般家屋などの住居だけでなく、ホテルや介護施設などに幅広く適用されるものである。
(2) 上記実施の形態ではマイクロフォン34とスピーカ36を別個のユニットとしているが、単一のユニットで集音機能および放音機能の双方を備えてよい。
4 見守りエリア
6 プライベート空間
6-1 浴室
6-2 脱衣室
6-3 トイレ
6-4 寝室
8 見守り対象者検知部
10 集音部
12 処理部
14 情報提示部
15 通信部
16 情報入力部
18 見守りエリア情報取得部
20 見守り対象者情報取得部
22 イベント情報取得部
24 異常判定部
26 通報部
P 見守り対象者
S、S1、S2、S3、S4 居場所
28-1、18-2、28-3、28-4、28-5 ドア
30、30-1、30-2、30-3、30-4 見守りユニット
32、32-1、32-2、32-3、32-4、32-5 ドアセンサ
34 マイクロフォン
36 スピーカ
38 ネットワーク
40 タイマー
42 プロセッサ
44 記憶部
46 入出力部(I/O)
48 センサ信号入力部
50 マグネット
52 音声信号入力部
54 音声信号出力部
55 異常検知ロジックテーブル
56 パターン部
58 解析情報部
60 状態判定部
62 見守り管理DB
64 管理ファイル
66 見守りエリア情報部
68 見守り対象者情報部
70 居場所情報部
72 日時情報部
74 ドアセンサ情報部
76 集音情報部
78 状態監視情報部
80 判定情報部
82 呼び掛け音声情報部
84 履歴情報部
86 通信部
88 情報端末
89 異常検知処理
90 ドアセンサ監視処理
92 異常監視・呼び掛け処理
94 居場所判断処理
96、98 確認機能
100、102 起動指示機能
104 異常検知ロジック機能
106 異常確認機能
108 応答確認機能
110 判断機能
112 居場所判断ロジック機能
114 居場所確認機能
116 終了指示機能
118 終了指示機能
120 回路ユニット
122 通信ユニット
124-1、124-2、124-3、124-4、124-5 USBポート
124-6 接続ポート
124-7 電源ポート
126 記憶カード
128 電源コード
130 電源コネクタ
132 ドア枠
134 壁部
136 固定台
138 カバー部
140 配線部
142 集音口
144 放音口
146 電源コンセント
Claims (28)
- 浴室、脱衣室、トイレ、寝室の何れかまたはこれらのうちの二以上を含むプライベート空間を見守りエリアとし、見守りエリア情報取得部が、前記見守りエリアを表すエリア情報を取得する工程と、
見守り対象者検知部が、前記見守りエリアに居る見守り対象者を検知し、該検知情報を取得する工程と、
集音部が、前記見守り対象者の少なくとも居場所から集音して集音情報を取得する工程と、
イベント情報取得部が、前記集音情報から前記見守り対象者のイベントを表すイベント情報を取得する工程と、
異常判定部が、前記イベント情報から前記見守り対象者が少なくとも非定常状態であるか、定常状態であるかを表す判定情報を取得し、前記定常状態の継続時間が閾値時間を超えたとき、見守り対象者異常を判定する工程と、
を含むことを特徴とする、見守り方法。 - さらに、前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、情報提示部が、前記居場所にアラート情報を提示する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の見守り方法。
- さらに、前記異常判定部が前記見守り対象異常を判定したとき、通報部が、前記見守り対象者の管理者に前記見守り対象者異常を通報する工程を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の見守り方法。
- さらに、前記イベント情報取得部が、前記集音情報に含まれる少なくとも音圧、周波数、周期の何れかまたは二以上を用いて前記イベント情報を取得する工程を含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の見守り方法。
- さらに、前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、通報部が、前記見守り対象者の居場所に呼び掛け音声を出力する工程と、
前記見守り対象者からの応答がなく前記呼び掛け音声の出力からの継続時間が前記閾値時間を超えたとき、前記通報部が、前記見守り対象者異常を表す警告情報を出力する工程と、
を含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項4の何れかの請求項に記載の見守り方法。 - さらに、処理部が、前記見守り対象者検知部のセンサ状態を監視するセンサ状態監視処理、前記見守り対象者の異常を監視する異常監視処理、前記見守り対象者の居場所を判断する居場所判断処理の何れかを実行する工程と、
前記処理部が、所定の時間間隔で前記センサ状態監視処理を起動する工程と、
前記処理部が、見守り対象者を検知していれば、前記異常監視処理が起動状態であるかを確認し、起動状態でなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を起動する工程と、
前記処理部が、見守り対象者を検知していなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を終了させる工程と、
を含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項5の何れかの請求項に記載の見守り方法。 - 浴室、脱衣室、トイレ、寝室の何れかまたはこれらのうちの二以上を含むプライベート空間を見守りエリアとし、該見守りエリアを表すエリア情報を取得する見守りエリア情報取得部と、
前記見守りエリアに居る見守り対象者を検知し、該検知情報を取得する見守り対象者検知部と、
前記見守り対象者の少なくとも居場所から集音して集音情報を取得する集音部と、
前記集音情報から前記見守り対象者のイベントを表すイベント情報を取得するイベント情報取得部と、
前記イベント情報から前記見守り対象者が少なくとも非定常状態であるか、定常状態であるかを表す判定情報を取得し、前記定常状態の継続時間が閾値時間を超えたとき、見守り対象者異常を判定する異常判定部と、
を備えることを特徴とする、見守りシステム。 - さらに、アラート情報を提示する情報提示部を備え、
前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、前記情報提示部が前記居場所にアラート情報を提示することを特徴とする、請求項7に記載の見守りシステム。 - さらに、管理者に通報する通報部を備え、
前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、前記通報部が、前記見守り対象者の管理者に前記見守り対象者異常を通報することを特徴とする、請求項7または請求項8に記載の見守りシステム。 - さらに、前記イベント情報取得部が前記集音情報に含まれる少なくとも音圧、周波数、周期の何れかまたは二以上を用いて前記イベント情報を取得する備えることを特徴とする、請求項7ないし請求項9の何れかの請求項に記載の見守りシステム。
- さらに、前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、前記通報部が前記見守り対象者の居場所に呼び掛け音声を出力し、
前記見守り対象者からの応答がなく前記呼び掛け音声の出力からの継続時間が前記閾値時間を超えたとき、前記通報部が前記見守り対象者異常を表す警告情報を出力することを特徴とする、請求項7ないし請求項10の何れかの請求項に記載の見守りシステム。 - さらに、前記見守り対象者検知部のセンサ状態を監視するセンサ状態監視処理、前記見守り対象者の異常を監視する異常監視処理、または前記見守り対象者の居場所を判断する居場所判断処理を実行する処理部を含み、該処理部が、
(a) 所定の時間間隔で前記センサ状態監視処理を起動する処理、
(b) 見守り対象者を検知していれば、前記異常監視処理が起動状態であるかを確認し、起動状態でなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を起動する処理、
(c) 見守り対象者を検知していなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を終了させる処理、
を実行させることを特徴とする、請求項7ないし請求項11の何れかの請求項に記載の見守りシステム。 - 少なくともマイクロフォンおよびスピーカを備える見守りユニットを備え、該見守りユニットに前記処理部を備えることを特徴とする請求項7ないし請求項12の何れかの請求項に記載の見守りシステム。
- コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
浴室、脱衣室、トイレ、寝室の何れかまたはこれらのうちの二以上を含むプライベート空間を見守りエリアとし、該見守りエリアを表すエリア情報を取得する機能と、
前記見守りエリアに居る見守り対象者の検知情報を取得する機能と、
前記見守り対象者の少なくとも居場所から集音して集音情報を取得する機能と、
前記集音情報から前記見守り対象者のイベントを表すイベント情報を取得する機能と、
前記イベント情報から前記見守り対象者が少なくとも非定常状態であるか、定常状態であるかを表す判定情報を取得し、前記定常状態の継続時間が閾値時間を超えたとき、見守り対象者異常を判定する機能と、
を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。 - さらに、異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、情報提示部にアラート情報を提示させる機能を前記コンピュータに実行させるための請求項14に記載のプログラム。
- さらに、異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、通報部に、前記見守り対象者の管理者に対して前記見守り対象者異常を通報させる機能を前記コンピュータに実行させるための請求項14または請求項15に記載のプログラム。
- さらに、前記集音情報に含まれる少なくとも音圧、周波数、周期の何れかまたは二以上を用いて前記イベント情報を取得する機能を前記コンピュータに実行させるための請求項14ないし請求項16の何れかの請求項に記載のプログラム。
- さらに、異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、通報部に呼び掛け音声を出力させる機能と、
前記見守り対象者からの応答がなく前記呼び掛け音声の出力からの継続時間が前記閾値時間を超えたとき、前記通報部に、前記見守り対象者異常を表す警告情報を出力させる機能と、
を前記コンピュータに実行させるための請求項14ないし請求項17の何れかの請求項に記載のプログラム。 - さらに、前記見守り対象者検知部のセンサ状態を監視するセンサ状態監視処理、前記見守り対象者の異常を監視する異常監視処理、または前記見守り対象者の居場所を判断する居場所判断処理の何れかを実行する機能を含み、
(a) 所定の時間間隔で前記センサ状態監視処理を起動する機能、
(b) 見守り対象者を検知していれば、前記異常監視処理が起動状態であるかを確認し、起動状態でなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を起動する機能、
(c) 見守り対象者を検知していなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を終了させる機能、
の何れかを前記コンピュータに実行させるための請求項14ないし請求項18の何れかの請求項に記載のプログラム。 - 請求項14ないし請求項19の何れかの請求項に記載のプログラムを格納したことを特徴とする記録媒体。
- 機器ユニットと、該機器ユニットに、
浴室、脱衣室、トイレ、寝室の何れかまたはこれらのうちの二以上を含むプライベート空間を見守りエリアとし、該見守りエリアを表すエリア情報を取得する見守りエリア情報取得部と、
前記見守りエリアに居る見守り対象者を検知し、該検知情報を取得する見守り対象者検知部と、
前記見守り対象者の少なくとも居場所から集音して集音情報を取得する集音部と、
前記集音情報から前記見守り対象者のイベントを表すイベント情報を取得するイベント情報取得部と、
前記イベント情報から前記見守り対象者が少なくとも非定常状態であるか、定常状態であるかを表す判定情報を取得し、前記定常状態の継続時間が閾値時間を超えたとき、見守り対象者異常を判定する異常判定部と、
を搭載したことを特徴とする、見守り機器。 - さらに、アラート情報を提示する情報提示部を備え、
前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、前記情報提示部が前記居場所にアラート情報を提示することを特徴とする、請求項21に記載の見守り機器。 - さらに、管理者に通報する通報部を備え、
前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、前記通報部が、前記見守り対象者の管理者に前記見守り対象者異常を通報することを特徴とする、請求項21または請求項22に記載の見守り機器。 - さらに、前記イベント情報取得部が前記集音情報に含まれる少なくとも音圧、周波数、周期の何れかまたは二以上を用いて前記イベント情報を取得することを特徴とする、請求項21ないし請求項23の何れかの請求項に記載の見守り機器。
- さらに、前記異常判定部が前記見守り対象者異常を判定したとき、前記通報部が、前記見守り対象者の居場所に呼び掛け音声を出力し、
前記見守り対象者からの応答がなく前記呼び掛け音声の出力からの継続時間が前記閾値時間を超えたとき、前記通報部が、前記見守り対象者異常を表す警告情報を出力することを特徴とする、請求項21ないし請求項24の何れかの請求項に記載の見守り機器。 - さらに、前記見守り対象者検知部のセンサ状態を監視するセンサ状態監視処理、前記見守り対象者の異常を監視する異常監視処理、または前記見守り対象者の居場所を判断する居場所判断処理を実行する処理部を含み、該処理部が、
(a) 所定の時間間隔で前記センサ状態監視処理を起動する処理、
(b) 見守り対象者を検知していれば、前記異常監視処理が起動状態であるかを確認し、起動状態でなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を起動する処理、
(c) 見守り対象者を検知していなければ、前記異常監視処理および前記居場所判断処理を終了させる処理、
を実行させることを特徴とする、請求項21ないし請求項25の何れかの請求項に記載の見守り機器。 - 少なくともマイクロフォンおよびスピーカを備える見守りユニットを備え、該見守りユニットに前記処理部を備えることを特徴とする請求項21ないし請求項26の何れかの請求項に記載の見守り機器。
- 浴室、脱衣室、トイレ、寝室の何れかまたはこれらのうちの二以上を含むプライベート空間に居る見守り対象者を見守る住居であって、
請求項1ないし請求項6の何れかの請求項に記載の見守り方法、請求項7ないし請求項13の何れかの請求項に記載の見守りシステム、請求項14ないし請求項19の何れかの請求項に記載のプログラム、請求項20に記載の記録媒体、請求項21ないし請求項27の何れかの請求項に記載の見守り機器の何れかを利用することを特徴とする、住居。
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