JP6635412B1 - 認知機能判定システム - Google Patents
認知機能判定システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6635412B1 JP6635412B1 JP2019138756A JP2019138756A JP6635412B1 JP 6635412 B1 JP6635412 B1 JP 6635412B1 JP 2019138756 A JP2019138756 A JP 2019138756A JP 2019138756 A JP2019138756 A JP 2019138756A JP 6635412 B1 JP6635412 B1 JP 6635412B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- user
- cognitive function
- unit
- determination
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Abstract
Description
ここで、「複数の異なる操作情報」とは、単一の操作部に対する複数の異なる操作情報や、複数の異なる操作部に対する単一の操作情報を合わせた情報であり、単一の操作部に対して行われた複数回に亘る同一操作に関する操作情報は含まない。
ここで、「認知機能が低下した使用者が取りえる異常操作情報」とは、例えば、認知症患者がトイレ室に設けられた機器を操作した際に検出された操作情報や、医学的に認知症患者が取りえることが想定される操作情報からなる。
また、認知機能の低下が進んだ人は、不安感が増すことによって夜間の睡眠が妨げられ、結果、昼夜逆転につながることで、夜間にトイレ室を利用する頻度が正常な人よりも高くなることが知られている。
実施形態の一態様に係る認知機能判定システムによれば、判定部は、使用者が操作部に対して操作を行った時間情報も合わせて、使用者の認知機能をより精度良く判定することが可能となる。
実施形態の一態様に係る認知機能判定システムによれば、判定部は、使用者による便器への着座情報を合わせて、使用者の認知機能をより精度良く判定することが可能となる。
実施形態の一態様に係る認知機能判定システムによれば、第1の記憶部に格納された参照情報を、システム導入時にサーバ内に準備された情報だけでなく、システム導入後に得られた情報を追加し、更新することができるため、使用者の認知機能をより精度良く判定することが可能となる。
実施形態の一態様に係る認知機能判定システムによれば、認知機能の判定結果が、個人認証部により特定された個人毎に第2の記憶部に格納されているため、使用者毎に認知機能の低下あるいは回復を判定することが可能となる。
実施形態の一態様に係る認知機能判定システムによれば、判定部による判定結果を出力する出力部がトイレ室外に設けられているため、周囲の人が使用者の認知機能の状態を認識しやすい認知機能判定システムを提供することができる。
図1に示すように、認知機能判定システム100は、検出部110と、解析部130と、判定部150とを有する。さらに、時間取得部120と、第1の記憶部140と、個人認証部160と、第2の記憶部170と、出力部180とを有することが好ましい。
図2は、認知機能判定システムの概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、認知機能判定システム100は、トイレ室に設けられた便器5と、便器5に着脱可能に又は一体的に設置された便座装置10と、を備える。また、便座装置10は、本体部12と、便座14と、便蓋16とを備える。
図3は、本発明の実施形態にかかる認知機能判定システムにおいて、使用者の行動を解析する解析方法の一例を示すフローチャートである。以下、図3を参照しつつ、本発明の実施形態にかかる認知機能判定システムにおける使用者の行動を解析する解析方法を説明する。
図4及び図5は、本発明の実施形態にかかる認知機能判定システムにおいて、使用者の認知機能を判定する判定方法の一例を示すフローチャートである。以下、図4及び図5を参照しつつ、本発明の実施形態にかかる認知機能判定システムにおける認知機能の判定方法を説明する。
本判定のフローにかかる設計思想として、(A)使用者によるトイレ室内での行動に対し、随時判定を実行する場合と、(B)使用者によるトイレ室内での一連の行動に対し、総合的に判定を実行する場合とに大別される。
ステップS401において、第1の記憶部(ROM等)に格納された参照情報146をRAM等に読み出し、即時演算可能な状態とするように、判定の準備を行う。特に個人認証部160により個人が認証される場合には比較に必要な情報が限られる場合があり、演算速度を速めることができる。例えば、トイレ室のドア20を開状態で排泄することが、過去の解析部130による解析結果から習慣になっていることが確認されている使用者が認証された場合、トイレ室のドア20の開閉状態を含む参照情報146を読みだす必要がなくなる。なお、参照情報146の情報量や通信速度等の物理的制約によっては、あえて事前に参照情報146を読み出す必要はない。
ステップS501において、解析部130により解析された行動情報を第2の記憶部170に随時格納する。具体的には、使用者によるトイレ室への入室が解析された後、解析部130により解析される使用者の行動情報に関する複数の情報を第2の記憶部170に随時格納する。このとき、時間取得部120により取得される時間情報122と関連付けて第2の記憶部170に格納することで、後の工程において、精度良く参照情報146と比較することができる。
ただし(B)の場合であっても、時系列における所定の特徴的期間ごとに分離して参照情報146との比較を部分的に実施することもできる。このような判定処理は、参照情報146の情報量の多寡、判定の処理速度、求める判定精度等によって適宜選択することができる。
図6は、本発明の実施形態にかかる認知機能判定システムにおいて、認知機能の判定結果を出力する出力方法の一例を示すフローチャートである。以下、図6を参照しつつ、本発明の実施形態にかかる認知機能判定システムの出力方法を説明する。
一方、ステップS601において、個人認証部160によって使用者が認証された場合(ステップS601、Yes)、ステップS603において、認証された使用者の過去の判定結果が第2の記憶部170(ROM等)に格納されているかを確認する。
図7は、第1実施例にかかる認知機能判定システムの概略構成を示すブロック図である。第1実施例に示す認知機能判定システムは、全ての構成がトイレ室内に設置されるものである。以下、図7を参照して本実施例の認知機能判定システムについて説明する。
図8は、第2実施例にかかる認知機能判定システムの概略構成を示すブロック図である。
本実施例は、第1実施例に対して、解析部130や判定部150、第1の記憶部140、第2の記憶部170に当たる構成をトイレ室外に設置している点で相違する。すなわち、本発明にかかる認知機能判定システム100の一部を、インターネットを介した外部のクラウドサーバ66により構成した。以下、図8を参照して本実施例の認知機能判定システムについて説明する。
本実施例では、実施例1及び実施例2で述べた認知機能判定システムにおける認知機能の判定方法の具体例について、図9乃至図11を用いて説明する。
図9は、第1及び第2実施例にかかる認知機能判定システムの検出部が検出するデータのタイムチャートの一例を示す図である。
図10は、第1及び第2実施例にかかる認知機能判定システムの解析部が行う解析方法の概念図である。
図11は、第1及び第2実施例にかかる認知機能判定システムの判定部が行う判定方法の概念図である。
5・・・便器
10・・・便座装置
12・・・本体部
14・・・便座
16・・・便蓋
17・・・人体検知センサ
19・・・着座検知センサ
20・・・ドア
25・・・入退室検知センサ
26・・・汚物流しボタン
28・・・局部洗浄ボタン
30・・・操作部
32・・・カメラ
34・・・マイク
36・・・モニタ
46・・・マイクロ波センサ
48・・・圧力センサ
50・・・リモコン
52・・・タイマー
54・・・CPU
56・・・メモリ
58・・・制御装置
60・・・通信機
62・・・操作ボタン
64・・・個人認証ボタン
66・・・クラウドサーバ
68・・・ストレージ
70・・・サーバ
100・・・認知機能判定システム
110・・・検出部
112・・・動作情報
114・・・操作情報
120・・・時間取得部
122・・・時間情報
130・・・解析部
140・・・第1の記憶部
142・・・通常行動情報
144・・・異常行動情報
146・・・参照情報
150・・・判定部
160・・・個人認証部
170・・・第2の記憶部
180・・・出力部
Claims (7)
- トイレ室に設置された便器と、
前記トイレ室に設けられた機器を操作するための操作部と、
使用者による前記トイレ室への入退室を検知する入退室検知センサと、
前記入退室検知センサによって使用者による前記トイレ室への入室が検知されてから退室が検知されるまでの間において、使用者が前記操作部に対して行った複数の異なる操作情報を解析する解析部と、
前記解析部による解析結果に基づいて、使用者の認知機能を判定する判定部と、
を有することを特徴とする認知機能判定システム。 - 認知機能が低下した使用者が前記トイレ室に入室してから退室するまでの間に取りえる異常操作情報を含む参照情報が予め備えられた第1の記憶部を有し、
前記判定部は、前記解析結果と、前記参照情報とを比較することで使用者の認知機能を判定することを特徴とする請求項1に記載の認知機能判定システム。 - 使用者が前記操作部に対して操作を行った時間を時間情報として取得する時間取得部を有し、
前記判定部は、前記時間情報に基づいて使用者の認知機能を判定することを特徴とする請求項2に記載の認知機能判定システム。 - 使用者による前記便器への着座を検知する着座検知センサを有し、
前記判定部は、前記着座検知センサにより検知された使用者の着座情報に基づいて、使用者の認知機能を判定することを特徴とする請求項2または3に記載の認知機能判定システム。 - 前記第1の記憶部は、前記トイレ室外に設けられたサーバ内に設けられ、前記参照情報は更新可能であることを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の認知機能判定システム。
- 使用者を特定するための個人認証部と、
前記判定部による判定結果を格納する第2の記憶部と、を有し、
前記第2の記憶部には、前記判定部による判定結果が前記個人認証部により特定された使用者情報と関連付けられて格納され、
前記判定部は、前記第2の記憶部に格納された過去の判定結果に基づいて、特定された使用者の認知機能の変化を判定することを特徴とする請求項2乃至5の何れか一項に記載の認知機能判定システム。 - 前記判定部による判定結果を出力する出力部を有し、
前記出力部は、前記トイレ室外に設けられることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の認知機能判定システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018146869 | 2018-08-03 | ||
JP2018146869 | 2018-08-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6635412B1 true JP6635412B1 (ja) | 2020-01-22 |
JP2020022744A JP2020022744A (ja) | 2020-02-13 |
Family
ID=69166681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019138756A Active JP6635412B1 (ja) | 2018-08-03 | 2019-07-29 | 認知機能判定システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6635412B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2021065083A1 (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022004241A1 (ja) * | 2020-06-29 | 2022-01-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 受信装置、信号処理システム、及び人解析システム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5912952B2 (ja) * | 2012-07-17 | 2016-04-27 | 株式会社アイトシステム | 認知症初期段階見極めシステム |
JP2014189995A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Toto Ltd | トイレ装置 |
JP2017104289A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | 株式会社東芝 | 認知症判定装置、認知症判定システム、認知症判定方法、およびプログラム |
WO2017191697A1 (ja) * | 2016-05-02 | 2017-11-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 認知症情報出力システム及び制御プログラム |
-
2019
- 2019-07-29 JP JP2019138756A patent/JP6635412B1/ja active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2021065083A1 (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | ||
WO2021065083A1 (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 認知レベル判定システム、認知レベル判定方法及びプログラム |
JP7199018B2 (ja) | 2019-09-30 | 2023-01-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 認知レベル判定システム及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020022744A (ja) | 2020-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10726846B2 (en) | Virtual health assistant for promotion of well-being and independent living | |
WO2012001890A1 (ja) | 健康状態監視装置 | |
JP7172264B2 (ja) | 認知機能判定システム | |
JP6635412B1 (ja) | 認知機能判定システム | |
US20120161969A1 (en) | Consciousness monitoring | |
KR20150010255A (ko) | 습관을 이용한 진단 장치 및 진단 관리 장치와 그를 이용한 진단 방법 | |
JP7378208B2 (ja) | センサープライバシー設定制御 | |
CN108712881A (zh) | 被测定者确定方法、被测定者确定系统、血压的测定状态判定方法、血压的测定状态判定装置以及血压的测定状态判定程序 | |
TWI782284B (zh) | 資訊處理系統、資訊處理裝置以及資訊處理方法 | |
KR20200104758A (ko) | 위험 상황을 판단하고, 사용자의 안전을 관리하는 방법 및 장치 | |
KR20200104759A (ko) | 위험 상황을 판단하고, 사용자의 안전을 관리하는 시스템 | |
Virone | Assessing everyday life behavioral rhythms for the older generation | |
Chapron et al. | Highly accurate bathroom activity recognition using infrared proximity sensors | |
JP2010140119A (ja) | ユーザ健康維持活性化支援及び見守りシステム | |
CN112135568A (zh) | 信息处理装置、信息处理方法和程序 | |
Schinle et al. | Personalization of monitoring system parameters to support ambulatory care for dementia patients | |
KR102185492B1 (ko) | 이미지 센서를 이용한 안면인식 기반 스마트 디스펜서 | |
JP2005190251A (ja) | 入浴監視システム | |
KR102157436B1 (ko) | 웨어러블 기기를 이용한 응급 상황 감지 방법 및 장치 | |
Nchena | Smart House Assistive Technologies for Senior Citizens | |
JP2018147452A (ja) | ドアシステム、およびドアシステムを用いた監視方法 | |
Akbarzadeh et al. | Smart aging system | |
Sophia et al. | Ambient‐Assisted Living of Disabled Elderly in an Intelligent Home Using Behavior Prediction—A Reliable Deep Learning Prediction System | |
US20230210372A1 (en) | Passive assistive alerts using artificial intelligence assistants | |
JP7391536B2 (ja) | 観察システム及び観察方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190820 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20190820 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20191021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191125 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191208 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6635412 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |