JP2005190251A - 入浴監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来の入浴を監視する装置では、複数の入浴する可能性のある個人がいる場合、各個人毎の入浴時間の管理ができず、入浴時間は個人差があるため、異常検出が難しい。また、複数人同時に入浴した場合の管理ができない。
【解決手段】
上記課題を解決するため、本発明の入浴者を監視する入浴監視システムでは、入浴者を特定する個人特定手段と、入浴時間を検出する入浴時間検出手段と、前記個人特定手段で特定された入浴者毎に前記入浴時間検出手段で検出された入浴時間を記憶するデータベースと、を有し、前記個人特定手段は、体重を測定する体重測定手段と、入浴者毎の体重を記憶している個人情報記憶手段と、前記体重測定手段で測定された体重及び前記個人情報記憶手段で記憶されている入浴者毎の体重に基づき、入浴者を特定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入浴者の異常や入浴中に事故を発見するために入浴者の行動を監視する技術にかかわり、特に、入浴者を識別し、入浴者毎の入浴データで入浴者の行動を監視するシステムに関する。
高齢者の入浴中の事故は、1人暮らしの高齢者のみならず、家族と同居している高齢者においても、入浴中は家族の目が行き届かない為、溺水により死に至るケースが多い。入浴中の事故は、事故がおきてから早期に発見し、家族に知らせることができれば、助かる可能性が大きいと考えられ、高齢者の入浴行動を監視する監視システムが発明されている。従来、浴室内の入浴者を監視するシステムとしては、カメラや赤外線を用いた人体の動きを検出する手段によって、ある一定時間以上、入浴者が動かない場合には警告や警報を発するという浴室安全システムがある。また、入浴者の浴槽での溺死を防ぐ為、浴槽の水位を検出し、水位上昇量から入浴者の溺水を判断する入浴中の溺水検出装置が有る。
特開2002−288760号公報
前記従来の技術では、赤外線センサで入浴者が一定時間以上動かない状態を異常として家族に通報する方式では、入浴者以外の動きを検出し、異常が起きていても異常と判断できない場合がある。また、複数の人が1つの浴室を使用することに関しては考慮されておらず、入浴者を特定せずに個人差が大きな入浴時間や浴槽の水位の変動量により異常を検出する方式では、平均的な入浴時間や水位上昇量で異常の判断基準とすると誤動作することが多い。また、上記従来例では入浴者が入浴毎に自身のデータを入力、設定することも可能ではあるが、入浴作業が煩雑になり、設定をしないあるいは設定し忘れる可能性が大きく、実際には入浴監視システムが活用されないことがある。
上記課題を解決するため、本発明の入浴者を監視する入浴監視システムでは、入浴者を特定する個人特定手段と、入浴時間を検出する入浴時間検出手段と、前記個人特定手段で特定された入浴者毎に前記入浴時間検出手段で検出された入浴時間を記憶するデータベースと、を有し、前記個人特定手段は、体重を測定する体重測定手段と、入浴者毎の体重を記憶している個人情報記憶手段と、前記体重測定手段で測定された体重及び前記個人情報記憶手段で記憶されている入浴者毎の体重に基づき、入浴者を特定する。
本発明の入浴監視システムは、個人特定手段により入浴者個人を特定することができ、個人毎の入浴時間を記録できる為、同じ浴室を使用する人が複数いてもそれぞれの状況に対応が可能な為、異常を正確に検知することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明装置の1実施形態を示す全体構成図である。1は浴室であり、2は浴槽、3は洗い場、4は浴室への出入り口を示す。5は浴室1への出入りを検出する浴室入退出検出手段で、例えば、赤外線センサで構成されている。6は浴槽2への浴槽入退出検出手段であり、浴室入退出検出手段5と同様に、例えば、赤外線センサで構成されている。7は浴槽の水位を検出する水位検出手段であり、例えば、浴槽の水圧を検出する圧力センサを用いて水位を検出している。11は浴室1への出入り口4の前に設置した個人検出装置であり、個人検出装置11の上を通過した入浴者の検知および特定を行う。個人検出装置11のブロック構成例を図2に示す。個人特定装置11は、例えば、入浴者が個人検出装置11に乗ったことを判断する重量センサ20、入浴者の足の裏をスキャンするスキャナ21、スキャナ21で取込んだ画像を送る通信手段22で構成される。
12は入浴監視装置であり、個人検出装置11および浴室入退出検出手段5、浴槽入退出検出手段6、水位センサ7に接続し、各々の装置からの情報を集め、情報の蓄積、解析を行う。さらに、10は入浴者への呼びかけおよび返答を入力する浴室インターホンであり、13は居間等に配置される居間インターホンであり、入浴監視装置12は、必要に応じて風呂インターホン10あるいは居間インターホン13への音声での警告、風呂インターホン10からの異常および安全、音声情報受信を行う。
浴室インターホン10および居間インターホンは13、例えば、図10に示すように、入浴者に呼びかけを行う為のスピーカ51、入浴者の応答した声を入力するマイク51、異常が無いことの返答する為のボタンで構成される。浴室インターホン10は図10に示した形態に限らず、異常を手動で知らせる為の緊急通知ボタンを追加しても良い。さらに、ディスプレイおよび設定用のボタンを持ち、風呂の温度や水位調整設定をする風呂用リモコンと一体化してもかまわない。
図3に入浴監視装置の構成例12を示す。30は通信手段であり、各検出手段である図1の浴室入退出検出手段6、浴槽入退出検出手段7、水位検出手段8および個人特定装置11の通信手段22からの画像およびデータを受信する。31はセンサ管理手段であり、各検出手段からの信号およびデータを各処理手段に振り分ける。32は個人特定手段であり、個人特定装置11から送られてきた画像を解析する。33は入出管理手段であり、個人検出手段8、浴室入退出検出手段6、浴槽入退室検出手段7の検出時刻と、水位検出手段8による水位変化量検出量から、入浴者の浴室への入退室、浴槽への入退出を判定し、入浴時間および入室時間を検知する。34は個人データ管理手段であり個人ごとの入浴時間データが記録されている。35は水位管理手段であり、水位が変化した場合の水位差および水位変化時間を登録する。36は異常検出手段であり、個人特定手段32、入出管理手段33、個人データ管理手段34、水位管理手段35からのそれぞれのデータから異常を検知し、異常通知手段37に異常レベルを通知する。異常通知手段37はいずれかの管理手段が異常レベルを伝えると、異常を伝える音声を合成あるいは選択して通信手段30を介して浴室インターホン10に送信し、スピーカ51から入浴者に呼びかける、さらに、入浴監視装置12は、呼びかけに対して入浴者から応答がない場合は、居間インターホン13のスピーカで家族に異常があった旨を知らせる。さらに、通信手段を宅外の一般回線に接続することにより、遠方に住む家族あるいは、外出中の家族に電話等で離れた場所に住んでいる家族、サービス会社等に通知することが可能である。
以上、本発明の全体構成について説明したが、図1では、入浴監視装置12と個人検知装置11、入退出検出手段6,7、水位検出手段8との接続は無線、有線接続あるいは無線と有線の混合としてかまわない。
次に、本発明における入浴者の特定方法について図4を用いて説明する。
本発明の動作フロー例を、入浴者に異常が内場合について、図4および図5、図6の動作フローを用いて説明する。
まず、図4の個人検出手段および入浴者監視システムによる入浴者の特定および入浴データの検出について説明する。入浴者が個人検出装置11を踏み個人検出装置11が所定以上の重力を検知410すると、個人検出装置は重量センサが検知した重量検知信号を送信411するとともに、スキャナ21で入浴者の足裏のスキャンを開始414する。入浴監視装置12は重力検知信号を受信412すると、重力検知信号受信時刻を記録413する。個人検出装置11でスキャンした足裏画像は通信手段により入浴監視装置12に送信415する。入浴監視装置12では足裏の画像を受信416すると、送られてきた画像から足の指を抽出し、指紋を検出417する。スキャンされた足裏画像例を図7に示す。71は送られてきた足裏画像例であり、72は足裏画像から抽出する足指部分を示している。図7では、足指として右足親指の例を示しているが、画像から抽出できる指であればどの指でもかまわない。また、足裏画像から得られる複数の指を抽出し、いずれかの指あるいは複数の指の指紋を照合し、いずれか一つの指紋データが合えば照合できたことにしてもよい。検出した指紋は、既に保存している足裏の指紋データ419と比較し418、既に記録している指紋データに合致する記録があれば420、個人を特定し421、個人入浴情報の呼出を行う。図12に入浴監視装置に記録されている入浴データの記録例を示す。入浴データは、入浴者個人毎に、指紋No.、浴室滞在時間、浴槽滞在時間、上昇水位等の個人毎の情報が記録されている。指紋No.は登録されている指紋ファイルのナンバーであり、1人の入浴者に対して複数の指紋を登録することができる。もし、既に登録されている指紋データと合致する指紋データが得られなければ、新たな入浴者として登録する。この場合、異常検出の為の以前の入浴データはないため、例えば、異常検出には高齢者の平均的な入浴時間等をもとに入浴情報を設定するとよい。
次に浴室および浴槽滞在時間の検出について図5の操作フローを用いて説明する。浴室入退出検出手段により入浴者が通過したことを検知510すると、浴室入退出検出手段は入浴監視装置12に入浴者通過信号を送信511する。入浴者通過信号入浴を受信512した入浴者監視装置は、入退出検出手段が検出した時刻および図5の個人検出装置の重量センサから重量検知信号の受信412の時刻を比較し、入出検出手段の記録時刻が個人検出装置の重量センサ記録時間より遅ければ入浴者は入室しており、逆に、入退出検出手段の検出時間のほうが早ければ入浴者は、退出したことになる。ここで、入退出検出手段の通過時間と個人検出手段との時間差が所定値よりも差が大きい場合は、入浴者は入室していないと判断する。ここで、入出したと判断513すると入浴監視装置12は入室時刻の記録514を行い、入浴データ516から浴室滞在時間を読み込み、最大滞在時間のタイマを設定515する。浴室監視装置は、再び浴室入退出検出手段が入浴者の浴室入退出を検出517し、浴室入退出信号を送信518し、その送信された浴室入退出検出信号を受信519し、入浴者が退出したと判断520し、最大滞在時間タイマを解除521するまで、浴室への入室時間を計測する。入浴者が退室したと判断した場合、退出時刻を記録522し、先に記録した入室時刻514との差を今回の浴槽滞在時間として記録する。
次に入浴者が浴槽に入浴する場合について図6を用いて説明する。浴槽入退出検知手段により入浴者が通過したことを検知すると、入浴者監視装置に入浴者が通過610したことを伝える。さらに、次に、水位センサが水位上昇を検知し、所定水位上昇以上の水位上昇を検知すると、水位検出手段8は水位上昇値を入浴監視装置12に送信611する。入浴者監視装置では、浴槽入退出検出手段と水位上昇検出の時間を比較し、浴槽入退出検出手段の検出が早ければ入浴者が浴層に入ったと判断する。浴層からでる場合は、水位検出手段8により、所定の水位以上の下降が検出され、かつ、該水位下降検出のあとに浴層入退出検出手段で通過者を検出した場合に浴室から出たと判断する。水位変動例を図8に示す。図1と同様なものには同じ番号を付しており、説明は省略する。浴槽3には初期水位801のお湯がある。初期水位801の水位は水位検出手段8により、検出される。次に入浴者81が入浴すると水位検出手段8で水位上昇量802が検出される。ここで入浴者に異常がないと判断されれば安全な水位上昇量として記録される。
以上の一連の動作から足裏の指紋により特定した入浴者の、浴室の滞在時間、浴槽の滞在時間、浴槽の水位上昇量が検出でき、入浴監視装置12は入浴する毎に各々の入浴データを記録しておく。以上ようにして得られた、入浴者の複数回の入浴データから、入浴中に異常があったとみなされる、浴室の最大滞在時間、浴槽の最大滞在時間、最大上昇水位を決定し、入浴者毎に設定する。浴室の最大滞在時間は、例えば、検出した浴室滞在時間の正規分布から、入浴回数中80%以上が含まれる滞在時間を計算により求めた値としてもいい。浴槽退出時間も同様に求められる。入浴データ例を図12に示す。入浴データは指紋で分けられた入浴者毎のデータを持ち、足の指紋は、画像ファイルとして関連図けられて保存されている。それぞれ個人の入浴データは、浴室の滞在時間、浴槽の滞在時間、上昇許容水位とうが個人データとして、保存される。
次に異常を検知する場合について説明する。入浴者の異常は、入室から前記浴室の最大滞在時間時間以上経過しても退室しないあるいは浴槽に入らない、浴槽にはいってから前記浴槽の最大滞在時間以上経過しても浴槽からあがらない、さらに、浴槽に入るときあるいは入った後に所定の水位上昇以上に水位が上昇することにより判断する。図9に入浴者が溺水している状態を示す。図8と同じものには同じ番号を付しており、説明は省略する。入浴者81が溺水している場合は、正常な水位上昇802よりさらに頭部分の水位上昇803が生じる。入浴監視装置12は水位検出手段8から送られてきた水位情報から危険水位とみなし異常と判断する。
入浴者監視装置が上記異常と判断した場合は、浴室インターホンを通して入浴者に呼びかけをおこなう。ここでの呼びかけ音声は状況に合わせた音声合成音あるいは予め音声ファイルとして記録されている収録音声等なんでもよい。ここで、入浴者が音声あるいは応答ボタンで反応する等の処置をとらないと、入浴者監視装置は居間インターホンに入浴者からの応答ないことを伝え、家人に浴室の確認を促す。
次に複数人の入浴者が一度に入浴する場合について図11を用いて説明する。図11は入浴者が2名の場合を例にした、浴室入退室検出手段と入浴監視装置12の処理フローを示す。図5と同様な処理に付いては同じ番号を付し、説明は省略する。浴室入退出検出517は図5で説明したように、1人の入浴者の入出を検出した後の2回目の入退出検出である。浴室入退出検出手段が浴室入退出検出信号を入浴監視装置12に送信518すると、入浴監視装置12は個人識別装置からの重量センサの信号時刻を比較し、重量センサの検出時刻が浴室入退出信号の後であれば、1人の入浴者が退室したとして、浴槽の監視を終了する、ここで、重量センサの検出時刻が浴室入退室検出よりまえであれば、2人目の入浴者が浴室に入室したとして、2人目の入浴者も1人目同様に監視を開始する。入浴監視装置12は2人目の入室時刻を記録し、2人目の入浴情報から浴室の最大滞在時間のタイマを設定113する。ここで、2人目が入浴情報の無い新たな入浴者であれば、1人目同様、新たな記録を作成し、初回の入浴では標準の入浴管理データを使用して2人目の入浴者の監視を行う。
入浴者および入浴者数の特定は、一人で入室する場合と同様に、個人検出装置11および浴室入退出検出手段で行う。個人検出手段で検出され、入退出検出手段で検出された場合のみ入室したと判断する。入室者は入退出検出手段で検出した時刻に最も近い時刻に個人検出装置11で検出された入浴者とみなすことができる。同様に、浴室からの退出時および退出者についても、浴室入退出検出手段と、個人検出装置11とで退出者の特定が可能である。
浴室出入り口の通過後、浴室入退出センサが通過した回数で何人の入浴者がいるか判断できる。また、浴槽入退出センサと水位センサで浴槽の入浴者数を把握することができる。また、浴槽から退出時にも個人特定装置で退出した個人を特定することで浴室内にいる人を特定することができる。
浴槽への入浴の検出は水位データの上昇量は、個々の入浴データから水位上昇量が予測できるため、1人の入浴か2人の入浴かを検知することができる。
本発明の入浴監視システムにおける個人検出手段の別の実現例を図13に示す。ここでは、入浴者が複数いても、ある程度特定の入浴者が入浴する場合についての実現例について説明する。図2と同じものには同じ番号を付しており、説明は省略する。体重検出手段20は入浴者が個人検出手段に体重をかけたことを検出することに加えて、体重を測定する。体脂肪検出手段は、例えば、両足が乗せられるところに電極を儲け、入浴者の体内の抵抗を計測することにより体脂肪を算出する。
次に本実施例を説明する。まず、浴室を使用する人の登録を行う。登録は個人検出装置120に浴室を使用する人が乗り、体重および体脂肪を測定し、各個人毎に登録を行う。次に登録された人が入浴する場合は、個人検出装置20に乗るだけで自動的に体重および体脂肪が測定され、既に登録されている個人データから最も近いデータを選択することにより個人を特定する。さらに、個人特定後、浴室内に設けられた図1にしめした浴室インターホン10で登録された名前を呼びかけて確認するようにしてもよい。もし、違った名前を呼ばれれば、ボタンや音声等で変更を促し、次の候補者、次々の候補者等、順次個人データが近い順に確認をしても良い。本発明では、体重や体脂肪は毎日変化はするが、数人規模の狭い範囲で構成される人から、特定の個人を容易に選定することができる。入浴者の浴室滞在時間や浴槽滞在時間の検出、水位検出および、入浴異常を検出した場合については実施例1と同様なので説明は省略する。
次に、本発明の個人検出装置を応用し、浴槽の水位検出に応用した例を説明する。
体重および体脂肪がわかると体の比重が計算され、浴槽内に入浴した場合のおよその水位上昇量を、頭部と身体部にわけて計算することができる。
以上説明したように、本発明の入浴者管理システムは、個人検出手段により入浴した個人ごとの入浴データを検出し、入浴した個人の入浴情報を元に異常検出を行うことにより、複数人の人が使用する浴室においても、各個人毎に適した監視ができるため、誤検出を少なくすることができる。さらに、複数人が同時に入浴しても個人毎のデータを分離あるいは重ねることにより、複数人の入浴監視を同時に行うことができる。
実施例1の全体構成の一例の説明図。 実施例1の個人検出装置の一例の説明図。 実施例1における入浴者監視装置の一例の説明図。 実施例1の個人特定の為の処理フロー一例の説明図。 実施例1の浴室への入退出検出処理フローの一例の説明図。 実施例1の浴槽への入退出検出処理フローの一例の説明図。 実施例1のスキャナ取り込み画像の一例の説明図。 実施例1の浴槽の状態の一例の説明図。 実施例1の浴槽の状態の一例の説明図。 実施例1の浴室インターホンの一例の説明図。 実施例1の2人入室時の浴室への入退出検出処理フローの一例の説明図。 実施例1の入浴監視装置に記憶されている入浴データの一例の説明図。 実施例2の個人検出装置の一例の説明図。
符号の説明
1・・・浴室、2・・・浴槽、3・・・洗い場、4・・・浴室出入り口、6・・・浴室入退出検出手段、7・・・浴槽入退出検出手段、8・・・水位検出手段、10・・・浴室インターホン、11・・・個人検出装置、12・・・入浴監視装置、13・・・居間インターホン、20・・・重量センサ、21・・・スキャナ、22・・・通信手段、30・・・通信手段、31・・・センサ管理手段、32・・・個人特定手段、33・・・入退出管理手段、34・・・個人入浴データ管理手段、35・・・水位管理手段、36・・・異常検出手段、37・・・異常通知手段、51・・・スピーカ、52・・・マイク、52・・・異常通知ボタン、81・・・入浴者

Claims (8)

  1. 入浴者を監視する入浴監視システムにおいて、
    入浴者を特定する個人特定手段と、入浴時間を検出する入浴時間検出手段と、前記個人特定手段で特定された入浴者毎に前記入浴時間検出手段で検出された入浴時間を記憶するデータベースと、を有し、
    前記個人特定手段は、体重を測定する体重測定手段と、入浴者毎の体重を記憶している個人情報記憶手段と、前記体重測定手段で測定された体重及び前記個人情報記憶手段で記憶されている入浴者毎の体重に基づき、入浴者を特定する
    ことを特徴とする入浴監視システム。
  2. 請求項1に記載の入浴監視システムにおいて、
    前記個人情報記憶手段は、入浴者毎の足指の指紋を記憶しており、
    前記個人特定手段は、足裏の画像を取り込むスキャナと、スキャナで取り込まれた足裏の画像から足指の指紋を抽出する指紋抽出手段と、前記個人情報記憶手段で記憶されている入浴者毎の指紋及び前記指紋抽出手段で抽出された指紋に基づき、入浴者を特定する
    ことを特徴とする入浴監視システム。
  3. 請求項1に記載の入浴監視システムにおいて、
    前記個人情報記憶手段は、入浴者毎の体脂肪を記憶しており、
    前記個人特定手段は、入浴者の体脂肪を検出する体脂肪検出手段と、前記個人情報記憶手段で記憶された入浴者毎の体脂肪及び前記体脂肪検出手段で検出された体脂肪に基づき、入浴者と特定する
    ことを特徴とする入浴監視システム。
  4. 請求項1に記載の入浴監視システムにおいて、
    さらに、入浴者の浴室への入退出を検出する浴室入退出検出手段を有し、
    前記入浴時間検出手段は、前記浴室入退出検出手段で検出された入退出時間を基に入浴時間を検出する
    ことを特徴とする入浴監視システム。
  5. 請求項1に記載の入浴監視システムにおいて、
    さらに、浴槽の水位を検出する水位検出手段を有し、
    前記入浴時間検出手段は、前記水位検出手段に検出された水位上昇値が所定の値を超える場合に入浴開始時間とし、水位下降値が所定の値を超える場合に入浴終了時間とすることにより入浴時間を検出する
    ことを特徴とする入浴監視システム。
  6. 請求項1に記載の入浴監視システムにおいて、
    前記個人特定手段で特定された入浴者の入浴時間を前記データベースの統計結果より検出し、その検出された入浴時間と、前記入浴時間検出手段により検出された入浴時間に基づき、異常か否かを検出する異常検出手段を有する
    ことを特徴とする入浴監視システム。
  7. 請求項1に記載の入浴監視システムにおいて、
    前記異常検出手段は、異常を検出した場合、入浴者に対して、異常状態であるかを問い合わせる報知を行い、応答がなかったときに監視者に対して異常を報知する
    ことを特徴とする入浴監視システム。
  8. 請求項3に記載の入浴監視システムにおいて、
    さらに、浴槽の水位を検出する水位検出手段を有し、
    前記体脂肪検出手段で検出された体脂肪及び前記体重測定手段で測定された体重に基づき、入浴者が浴槽に入った時の水位を算出し、該算出された水位及び前記水位検出手段で検出された水位に基づき、異常か否かを検出する異常検出手段を有する
    ことを特徴とする入浴監視システム。
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