JP5580683B2 - 通報装置 - Google Patents
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Description
この種の通報装置は、利用者の自発的な操作に基づくために非常事態を誤って通報することが少ない反面、強盗などの非常事態が発生したときに当該強盗により非常ボタンの操作が妨げられたり、利用者の気が動転して非常ボタンの操作を失念してしまうことがあり、通報の確実性に欠けるという問題があった。
特許文献1には、異常な行動をしている不審者を特定して識別できる不審行動検知システムを提供することを目的として、ステレオカメラの映像を利用して、監視対象の移動軌跡情報を取得する移動軌跡取得部と、移動軌跡情報に基づいて監視対象の行動状態を識別して、監視対象の不審行動を自動で判定する行動識別部22とを備え監視対象の不審行動を検知する不審行動検知システムが開示されている。
本実施形態では、例えば金融機関や商店などの営業所を監視対象とし、この監視対象の監視領域として店舗エリア(第1のエリア)とレジカウンター内エリア(第2のエリア)及びレジカウンターの上部空間である特定エリアとが設けられている場合を例示するが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。
図1は、外部との出入口を有する第1のエリア(店舗エリア2a)、第2のエリア(レジカウンター内エリア2b)及び第3のエリア(レジカウンター22の上部空間である特定エリア2c)からなる監視エリア2と、監視エリア2に設置される監視カメラ3と、熱線センサや開閉センサなどの警備センサ7と、この監視カメラ3及び警備センサ7が接続される通報装置4との関係を模式的に平面図上に示している。
店舗エリア2aは一般の客など不特定の人物の出入りが認められている空間である。
レジカウンター内エリア2bは店員101など、特定の人物みの出入りが認められている専用エリアである。特定エリア2cは、店舗エリア2aと、レジカウンターエリア2bを隔てているレジカウンター22の上部の空間であり、通常は客と店員101にて商品や金銭の受け渡しが行なわれる。
図1に示すように、店舗エリア2aは、外部との出入口として店舗出入口21が設けられている。
これら監視カメラ3a、3bと通報装置4とは図示しないLANにより接続され、通報装置4は更に遠隔の監視センタ5と通信回線網6を介して接続されている。
監視カメラ3bは、レジカウンター22の直上の天井に設置され、レジカウンター内エリア22内の監視情報を生成する監視手段である。前述の監視カメラ3aと同様に撮像素子から入力される画像信号を所定の撮影間隔でデジタル信号に変換し、圧縮符号化処理を行い所定の規格(例えばJPEG規格)に準拠した画像データを生成するが、レジカウンター22上の人物の動作を監視するために、監視カメラ3aより高画質で短い撮影間隔で生成された画像データを取得できることが望ましい。生成された画像データはLANに出力され通報装置4に送信される。
通報装置4は、店舗エリア2a内に人物を検出した検出したときに、その人物の行動を追跡し、当該人物が、店舗エリア2a内をレジカウンター22の前まで接近すると、当該人物の行動を監視し、レジカウンター22越しにキャッシュレジスター23に手を伸ばす動作を検出したときに非常通報の処理を実行する。
次に、図2を用いて通報装置4の構成について説明する。図2は、通報装置4の構成を示すブロック図である。
通報装置4は、監視エリア2内(本実施形態ではレジカウンター内エリア2b)に設置され、監視カメラ3、警備センサ7と接続され、通信回線網6を介して監視センタ5と接続されている。
通信部42は、通信回線網6を介してセンタ装置51と接続されて監視センタ5との間で通信を行う。通信部42は、制御部45にて通報要と判定されると、自己のアドレス情報を含む非常通報信号および監視カメラ3が撮像する画像データを監視センタ5に送信する。また、通信部42は、制御部45にて警備セットモードに設定されている監視エリア2内に侵入者が存在すると判定されたとき自己のアドレス情報を含む侵入検出信号を監視センタ5に送信する。
操作部43は、警備モードの設定操作など各設定情報が入力可能なスイッチである。
また、レジカウンター22上部の空間を監視するための基準データである画像データには、キャッシュレジスター23の現金収容部の位置(開放状態)も記憶されている。
また、通信制御部455は、侵入者検出部452により警備セットモードに設定されている監視エリア2内に侵入者が存在すると判定されると、監視センタ5に侵入検出信号を送信する。
以上のように構成された通報システム1について、図面を参照してその動作を説明する。ここでは、主として通報装置4による非常通報処理に関する動作について説明する。図3は通報装置4にて繰り返し実行される監視プログラムの動作を示すフローチャートである。
黒丸f+1は人物を検出した時点から例えば0.5秒後の人物102の位置、黒丸f+2は例えば1秒後の人物102の位置を示す。なお、この時間ピッチはもっと狭くても広くてもよく、監視エリア2の大きさ等において決定されるものである。
そして、検出した人物102が店舗出入口21から店舗エリア2aの領域内をレジカウンター22の前まで移動(黒丸f→f+1→f+2→f+3→f+4)した場合に行動監視部454の処理に移行する。
図5(a)は監視カメラ3bで撮影した画像を模式的に示した図である。
監視カメラ3bはレジカウンター22の直上の天井に付けられレジカウンター22の上部空間を真上から撮影している。
監視カメラ3bが撮影した画像は行動監視部454にて基準画像と比較されて差分画像が作られる。図5(b)は差分画像を示す。
人物102がレジカウンター22の上に身を乗り出した場合には監視カメラ3aにて頭部を含んだ上半身が撮影される。頭部は真上から見ると円形状であるのでこの画像を処理して例えばHough変換すると頭部領域が円形領域として抽出される。この抽出した円形領域にラベンリング処理を行なった後に当該円形領域から予め記憶しているキャッシュレジスター23の現金収容部の領域まで連続した差分画像の有無を検出する。
すなわち、図5(b)に示すように、店舗エリア2aにいる人物102がレジカウンター22の上に身を乗り出して手をキャッシュレジスター23に伸ばした場合には、頭部である円形領域102aからキャッシュレジスター23の現金収容部の領域まで連続した差分領域102b及び円形領域102aから店舗エリア2aまで連続した差分領域102cが検出される。
2 監視エリア
2a 店舗エリア
2b レジカウンターエリア
2c 特定エリア
3 監視カメラ
21 店舗出入口
22 レジカウンター
22 キャッシュレジスター
4 通報装置
41 監視情報取得部
42 通信部
43 操作部
44 記憶部
45 制御部
450電子カレンダ部
451 モード設定部
452 侵入者検出部
453 行動追跡部
454 行動監視部
455 通信制御部
5 監視センタ
51 センタ装置
52 ディスプレイ
6 通信回線網
7 警備センサ
Claims (3)
- 不特定の人物が出入りを許可された第1のエリアと、前記第1のエリアとの間にレジカウンターを隔て、特定の人物のみが出入りを許可された第2のエリアと、キャッシュレジスターが設けられた前記レジカウンターの上部空間である第3のエリアから構成される監視領域の人物の行動を監視する監視手段と、
前記監視手段にて、前記第1のエリアに居る人物の手が前記第3のエリアの前記キャッシュレジスターの位置に達したことを検知した場合に非常通報要と判定する通報判定手段と、
前記通報判定手段によって通報要と判定された場合に通報を行う通報手段と、
を備えたことを特徴とする通報装置。
- 前記監視手段は、前記監視領域の画像を取得する画像取得部を備え、取得した画像と予め記憶した基準画像との差分画像により前記第3のエリアに人物の頭部領域と当該頭部領域から前記キャシュレジスターまで連続した差分領域を検出すると、第1のエリアに居る人物の手が前記第3のエリアのキャッシュレジスターの位置に達したことを検知することを特徴とした請求項1記載の通報装置。
- 前記監視手段は、前記監視領域の画像を取得する画像取得部を備え、取得した画像と予め記憶した基準画像との差分画像により前記第3のエリアに人物の頭部領域と当該頭部領域から前記キャシュレジスターまで連続した差分領域および当該頭部領域から第1のエリアまで連続した差分領域を検出すると、第1のエリアに居る人物の手が前記第3のエリアのキャッシュレジスターの位置に達したことを検知することを特徴とした請求項1記載の通報装置
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JP2010170161A JP5580683B2 (ja) | 2010-07-29 | 2010-07-29 | 通報装置 |
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