JP4954459B2 - 不審人物検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、監視カメラ等を用いて不審人物を検出できる不審人物検出装置に関するものである。
従来の不審人物検出装置21は、図7に示すように、建造物の入り口に取り付けられ状況を画像情報とし撮影するITVカメラ22と、予め被映写物の大きさ及び形状を登録して記憶させる記憶装置23と、ITVカメラ22により撮影された画像情報の時系列変化分を検出して保持する映像メモリ24と、映像メモリ24に保存された時系列変化分及び記憶装置23に登録された画像とITVカメラ22に撮影された画像情報とを比較し不審人物と判断し警報装置25に出力する中央処理装置26とを具備しており、特定の人物が滞留した場合に、不審人物であると中央処理装置26が判断し、警報装置25が警報を発するようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開平4−10099号公報
しかしながら、従来の不審人物検出装置は、事前にカメラの存在を察知し、監視カメラを意識して自然な行動を取りつつ、隙をついて突如犯罪行動を起こすといった計画的な犯行者を不審人物として検出することができないという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、計画的な犯行者であっても不審人物として検出することができる不審人物検出装置を提供することを目的とする。
本発明の不審人物検出装置は、監視領域を撮像する少なくとも一つの撮像手段と、前記撮像手段によって得られた映像信号を解析して、前記監視領域内の撮影された人物の視線方向の第1のベクトルと前記監視領域内の眼領域の位置毎に予め記憶された視線方向の第2のベクトルを比較し、前記第1のベクトルと前記第2のベクトルとが予め定められた時間一致し続ける場合に、前記人物が前記撮像手段を見たと判定する目視判定手段と、前記目視判定手段によって前記撮像手段を見たと判定された場合に、不審人物情報を出力する不審人物情報出力手段とを備えたものから構成されている。
この構成により、監視カメラを意識して自然な行動を取りつつ、隙をついて突如犯罪行動を起こすといった計画的な犯行者を不審人物として検出することができる。
また、本発明の不審人物検出装置は、監視領域に投光する少なくとも一つの投光手段を備え、前記目視判定手段は、前記撮像手段が取得した反射光を含む映像信号を画像処理で解析して、前記監視領域内の人物が前記撮像手段を見たか否かを判定するよう構成されている。
この構成により、投光手段が投光することによって、監視領域内の人物の眼底により反射された反射光を撮像手段が撮像することができ、監視領域内にいる人物が撮像手段を見ているか否かを判定することができる。
また、本発明の不審人物検出装置は、前記目視判定手段の判定結果に基づいて、前記投光手段の投光パターンを制御する制御手段を備えるよう構成されている。
この構成により、目視判定手段によって不審人物が撮像手段を見たと判定された場合には、投光手段の投光回数の頻度を上げるよう制御し、撮像手段に的確に反射光を撮像させるとともに、目視判定手段によって不審人物が撮像手段を見ていたと判定されない場合には、投光手段の投光回数の頻度を上げず、一定の周期で投光するよう制御することによって、無駄な投光を防止することができる。
また、本発明の不審人物検出装置は、監視領域に赤外線を投射する少なくとも一つの赤外線投射手段を備え、前記目視判定手段は、前記撮像手段が取得した前記赤外線の前記人物の眼底による反射光を含む映像信号に目の候補が水平に二つ並んだ場合に、前記監視領域内の人物が前記撮像手段を見た判定するよう構成されている。
この構成により、赤外線投射手段が赤外線を投射することによって、監視領域内の人物の眼底により反射された赤外線を撮像手段が撮像することができ、監視領域内にいる人物が撮像手段を見ているか否かを判定することができる。
また、本発明の不審人物検出装置は、前記目視判定手段の判定結果に基づいて、前記赤外線投射手段の投射パターンを制御する制御手段を備えるよう構成されている。
この構成により、目視判定手段によって不審人物が撮像手段を見たと判定された場合には、赤外線投射手段の投射回数の頻度を上げるよう制御し、撮像手段に的確に反射光を撮像させるとともに、目視判定手段によって不審人物が撮像手段を見ていたと判定されない場合には、赤外線投射手段の投射回数の頻度を上げず、一定の周期で投光するよう制御することによって、無駄な投光を防止することができる。
この構成により、不審人物の誤検出を防止することができる。
また、本発明の不審人物検出装置は、前記目視判定手段は、前記監視領域内にいる人物が予め設定された回数以上前記撮像手段を見た場合に、前記監視領域内にいる人物が前記撮像手段を見たと判定するよう構成されている。
この構成により、不審人物の誤検出を防止することができる。
また、本発明の不審人物検出装置は、前記目視判定手段は、前記監視領域内にいる人物が予め定められた前記撮像手段数を見た場合に、前記監視領域内にいる人物が前記撮像手段を見たと判定するよう構成されている。
この構成により、不審人物の誤検出を防止することができる。
また、本発明の不審人物検出装置は、前記目視判定手段は、前記監視領域内に複数の人物がいる場合に、各々の人物について前記撮像手段を見たか否かを判定し、前記不審人物情報出力手段は、前記目視判定手段による各々の人物に対応する判定結果に基づいて、各々の不審人物情報を出力するよう構成されている。
この構成により、前記監視領域内に複数の人物がいる場合であっても、各々の人物に対して不審人物か否かを検出することできる。
また、本発明の不審人物検出装置は、前記目視判定手段は、前記監視領域内にいる人物が前記撮像手段を見続けた時間、前記監視領域内にいる人物が前記撮像手段を見た回数および前記監視領域内にいる人物が見た前記撮像手段数のうち少なくとも一つの判定結果を前記不審人物情報出力手段に出力し、前記不審人物情報出力手段は、前記目視判定手段の判定結果に基づいて、不審の程度を表す不審程度情報を出力するよう構成されている。
この構成により、目視判定手段の判定結果に基づいて、不審人物の不審の程度を表す不審程度情報を出力することができるので、監視者はその種別に応じて対応が可能となる。
本発明は、監視カメラを意識して自然な行動を取りつつ、隙をついて突如犯罪行動を起こすといった計画的な犯行者を不審人物として検出することができる不審人物検出装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態における不審人物検出装置のブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態における不審人物検出装置1は、監視領域を撮像する複数のカメラ2と、カメラ2によって得られた映像信号を画像処理で解析して、監視領域内の人物がカメラ2を見たか否かを判定する目視判定手段3と、目視判定手段3によってカメラ2を見たと判定された場合に、不審人物情報を出力する不審人物情報出力手段4とを備えるよう構成されている。
カメラ2は、撮像手段を構成し、それぞれの監視領域に複数設けられ、各カメラ2は、監視領域の一部を撮像するようになっている。ここで、監視領域とは、不審人物検出装置1が監視しようとする領域を示している。例えば、監視領域がカメラ2の撮像領域を超える場合等の監視領域が広範囲にわたる場合には、複数のカメラ2を設ける必要がある。また、本実施の形態においては、複数のカメラ2を設けているが、監視領域が広範囲にわたらない場合には、これに限らず一つであってもよい。
目視判定手段3は、複数のカメラ2によって得られた映像信号が入力されるようになっており、この複数のカメラ2によって得られた映像信号を画像処理で解析し、監視領域内の人物がカメラ2を見たか否かを判定するようになっている。なお、本実施の形態においては、目視判定手段3は、複数のカメラ2から得られた映像信号を画像処理で解析し、監視領域内の人物がカメラ2を見たか否かを判定するようになっているが、一台のカメラ2から得られた映像信号を画像処理で解析し、監視領域内の人物がカメラ2を見たか否かを判定するようにしてもよい。また、図3に示すように、各カメラ2に対応する目視判定手段3を設け、各目視判定手段3は、各カメラ2から得られた映像信号を画像処理で解析し、監視領域内の人物がカメラ2を見たか否かをそれぞれ判定するようにしてもよい。
また、目視判定手段3は、具体的には図2に示すように、カメラ2によって得られた映像6内から、白領域に黒い点が存在する部分を目の候補として、この目の候補が水平に二つ並んだものを眼領域7として検出し、この眼領域7に対する瞳孔8の相対位置から決定される撮像された人物の視線方向のベクトル9と撮像領域内の眼領域7の位置毎に予め記憶された視線方向のベクトル10とを比較し、視線方向のベクトル9と視線方向のベクトル10とが予め定められた時間一致し続ける場合には、カメラ2を見たと判定するような構成となっている。
また、前述の説明において、目視判定手段3は、視線方向のベクトル9と視線方向のベクトル10とが予め定められた時間一致し続ける場合に、カメラ2を見たと判定しているが、これに限定されることなく、次に説明するような第1〜第3の構成としてもよい。
第1に、目視判定手段3は、視線方向のベクトル9と視線方向のベクトル10とが単に一致する場合にカメラ2を見たと判定する構成としてもよい。
第2に、目視判定手段3は、監視領域内にいる人物が予め設定された回数以上カメラ2を見た場合に、監視領域内にいる人物がカメラ2を見たと判定する構成としてもよい。すなわち、目視判定手段3は、視線方向のベクトル9と視線方向のベクトル10とが一致する回数が、予め定められた回数以上の場合に監視領域内にいる人物がカメラ2を見たと判定する。
第3に、目視判定手段3は、監視領域内にいる人物が予め定められたカメラ2の台数を見た場合に、監視領域内にいる人物がカメラ2を見たと判定する構成としてもよい。
不審人物情報出力手段4は、目視判定手段3によって監視領域内にいる人物がカメラ2を見たと判定された場合に、不審人物情報を出力するようになっている。具体的には、目視判定手段3の判定結果に基づいて、図4に示すように、不審人物5の種類や不審度を含んだ形式の不審程度情報をモニター等の表示装置に出力するようになっている。すなわち、目視判定手段3は、監視領域内にいる人物がカメラ2を見続けた時間、監視領域内にいる人物がカメラ2を見た回数および監視領域内にいる人物が見たカメラ2の台数のうち少なくとも一つの判定結果を不審人物情報出力手段4に出力し、不審人物情報出力手段4は、目視判定手段3の判定結果に基づいて、不審の程度を表す不審程度情報を出力するような構成になっている。
また、目視判定手段3は、監視領域内に複数の人物がいる場合に、各々の人物についてカメラ2を見たか否かを判定し、不審人物情報出力手段4は、目視判定手段3による各々の人物に対応する判定結果に基づいて、各々の不審程度情報を表示装置等に出力するようにしてもよい。
以上のように構成された不審人物検出装置1の処理について以下説明する。
不審人物検出装置1は、カメラ2によって監視領域を撮像し、この映像信号に対して目視判定手段3が画像処理によって、監視領域内の人物がカメラ2を見たか否かの判定を行う。ここで、画像処理において、図2に示す通り、撮影された映像6内から、白領域に黒い点が存在する部分を目の候補として、この目の候補が水平に二つ並んだものを眼領域7として検出する。次いで、目視判定手段3が、眼領域7に対する瞳孔8の相対位置から決定される撮影された人物の視線方向のベクトル9と、監視領域内の眼領域7の位置ごとにあらかじめ設定された視線方向のベクトル10とを比較し、一定時間以上一致し続けるかどうかで視線がカメラ2の方向を向いているかを判定する。この判定結果を不審人物情報出力手段4に出力する。不審人物情報出力手段4が判定結果を受けて不審程度情報を出力して不審人物5の存在および不審人物情報を監視者に対して通知する。
このような本実施の形態の不審人物検出装置1によれば、監視カメラを意識して自然な行動を取りつつ、隙をついて突如犯罪行動を起こすといった計画的な犯行者を検出することができる。例えば、テロリストが犯行現場を下見して、監視カメラの設置場所等を確認している場合に、テロリスト等を不審人物として検出でき、テロの事前防止に大きな効果をもたらすこと等が期待することができる。また、この検出したテロリスト等の不審人物の画像を記憶する記憶手段を設けて、この記憶手段に検出したテロリスト等の不審人物の画像を記憶することにより、事後的な追跡に役立たせることができる。
また、本実施の形態の不審人物検出装置1によれば、目視判定手段3は、監視領域内にいる人物がカメラを予め設定された時間以上見続けた場合に、監視領域内にいる人物がカメラ2を見たと判定することにより、不審人物の誤検出を防止することができる。
また、本実施の形態の不審人物検出装置1によれば、目視判定手段3は、監視領域内にいる人物が予め設定された回数以上カメラを見た場合に、監視領域内にいる人物がカメラ2を見たと判定することにより、不審人物の誤検出を防止することができる。
また、本実施の形態の不審人物検出装置1によれば、目視判定手段3は、監視領域内にいる人物が予め定められたカメラ2の台数を見た場合に、監視領域内にいる人物がカメラを見たと判定することにより、不審人物の誤検出を防止することができる。
また、本実施の形態の不審人物検出装置1によれば、目視判定手段3は、監視領域内に複数の人物がいる場合に、各々の人物についてカメラ2を見たか否かを判定し、不審人物情報出力手段4は、目視判定手段3による各々の人物に対応する判定結果に基づいて、各々の不審程度情報を出力することにより、監視領域内に複数の人物がいる場合であっても、各々の人物に対して不審人物か否かを検出することできる。
また、本実施の形態の不審人物検出装置1によれば、目視判定手段3は、監視領域内にいる人物がカメラ2を見続けた時間、監視領域内にいる人物がカメラ2を見た回数および監視領域内にいる人物が見たカメラの台数のうち少なくとも一つの検出結果を不審人物情報出力手段4に出力し、不審人物情報出力手段4は、目視判定手段3の判定結果に基づいて、不審の程度を表す不審程度情報を出力することにより、監視者は、不審程度情報に基づいて、その種別に応じて対応が可能となる。
(第2の実施の形態)
図5は本発明の第2の実施の形態における不審人物検出装置のブロック図である。図5において第1の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
第2の実施の形態の不審人物検出装置11は、監視領域に投光する少なくとも一つの投光手段12と、目視判定手段3の判定結果に基づいて、投光手段12の投光パターンを制御可能な投光制御手段13とを備え、目視判定手段3は、カメラ2が取得した反射光を含む映像信号を画像処理で解析して、監視領域内の人物がカメラ2を見たか否かを判定する構成になっている。
投光制御手段13は、目視判定手段3の判定結果に基づいて、投光手段12の発光パターンを制御する場合、予め定められた周期で投光を繰り返すようになっている。例えば、目視判定手段3によって監視領域内の人物が目視していると判定された場合には、投光制御手段13は、投光手段12の投光周期が短くなるように投光手段12を制御するようになっている。
以上のように構成された不審人物検出装置11の処理について以下説明する。
投光制御手段13が投光手段12を制御し、発光を行い、カメラ2が監視領域を撮像する。ここで、監視領域内の人物がカメラ2を目視していた場合、投光手段12が発光した光が目視していた人物の眼底により反射され、その反射光がカメラ2によって撮像される。次いで、目視判定手段3は、カメラ2にから入力された反射光を含む映像信号を画像処理で解析し、監視領域内の人物がカメラ2を見たか否かを判定し、判定結果を不審人物情報出力手段4および投光制御手段13に出力する。ここで、画像処理において、図6に示す通り、投光手段12から投光された光が撮影された人物14の眼底で反射された光について、映像信号から強く光る点を検出し眼底による反射光の候補として目視判定手段3によって検出される。この目の候補が水平に二つ並んだ場合に、これを撮影された人物14の目による反射光として目視判定手段3によって判断される。この反射光の強さを面積と輝度から算出し、反射光があらかじめ設定された強さよりも強ければ撮影されている人物がカメラ2を見ていると目視判定手段3によって判定される。投光制御手段13は、目視判定手段3の判定結果に基づいて、予め定められた周期で投光を繰り返すよう投光手段12を制御する。ここで、例えば、投光制御手段13は、目視判定手段3によって監視領域内の人物が目視していると判定された場合には、投光手段12の投光周期が短くなるように投光手段12を制御する。また、目視判定手段3の判定結果に基づいて、不審人物情報出力手段4によって不審人物情報が出力される。
また、本実施の形態と異なる形態として、画像処理においては、反射光から眼領域15を検出し、検出した眼領域15の中から瞳孔8の位置を検出し、眼領域15に対する瞳孔8の相対位置から決定される視線方向のベクトル9と眼領域15の位置ごとにあらかじめ設定された視線方向のベクトル10とを比較し、視線がカメラ方向を向いているかどうかを判定してもよい。
なお、本実施の形態においては、投光制御手段13によって予め定められた周期で投光を繰り返すように投光手段12が制御されるようになっているが、これに限定されることなく、投光制御手段13は、投光手段12が投光パターンとして常時投光し続けるように制御するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、投光制御手段13は、目視判定手段3の判定結果に基づいて、予め定められた周期で投光を繰り返すよう投光手段12を制御しているが、これに限定されることなく、例えば、投光制御手段13は目視判定手段3の判定結果に基づいて、予め定められた時間、投光し続けるよう投光手段12を制御するようにしてもよい。
また、投光制御手段13は、目視判定手段3の判定結果に基づいて、投光手段12の投光を制御しているが、これに限定されることなく、投光制御手段13は、目視判定手段3の判定結果を受けなくても単独で投光手段12を予め定められた周期で投光を繰り返すよう制御してもよい。
なお、上記の本実施の形態においては、光を投光する投光手段12を用いているが、この投光手段12に換えて、監視領域に赤外線を投射する少なくとも一つの赤外線投射手段を備えていてもよい。この場合、目視判定手段3は、カメラ2が取得した赤外線の反射光を含む映像信号を画像処理で解析して、監視領域内の人物がカメラ2を見たか否かを判定するように構成する。また上記と同様にして、赤外線投射手段を制御可能な投射制御手段を設け、投射制御手段は、目視判定手段3の判定結果に基づいて、赤外線投射手段の投射パターンを制御するにしてもよい。
このような本実施の形態の不審人物検出装置11によれば、監視領域に投光する少なくとも一つの投光手段12を備え、目視判定手段3は、カメラが取得した反射光を含む映像信号を画像処理で解析して、監視領域内の人物がカメラを見たか否かを判定することにより、第1の実施の形態の作用効果に加えて、監視領域内の人物の眼底により反射された反射光をカメラ2が撮像することができるため、監視領域内にいる人物がカメラ2を見ているか否かを判定することができる。
また、本実施の形態の不審人物検出装置11によれば、投光手段12を制御可能な投光制御手段13を備え、目視判定手段3の判定結果に基づいて、投光手段12の投光パターンを制御することにより、目視判定手段3によって不審人物5がカメラ2を見たと判定された場合には、投光手段12の投光回数の頻度を上げるよう制御し、カメラ2に的確に反射光を撮像させるとともに、目視判定手段3によって不審人物5がカメラ2を見ていたと判定されない場合には、投光手段12の投光回数の頻度を上げず、一定の周期で投光するよう制御することによって、無駄な投光を防止することができる。
また、本実施の形態の不審人物検出装置11によれば、監視領域に赤外線を投射可能な少なくとも一つの赤外線投射手段を備え、目視判定手段3は、カメラ2が取得した赤外線の反射光を含む映像信号を画像処理で解析して、監視領域内の人物がカメラ2を見たか否かを判定することにより、監視領域内の人物の眼底により反射された赤外線をカメラ2が撮像することができ、監視領域内にいる人物がカメラ2を見ているか否かを判定することができる。
また、本実施の形態の不審人物検出装置11によれば、赤外線投射手段を制御可能な投射制御手段を備え、目視判定手段3の判定結果に基づいて、赤外線投射手段の投射パターンを制御することにより、目視判定手段3によって不審人物5がカメラ2を見たと判定された場合には、赤外線投射手段の投射回数の頻度を上げるよう制御し、カメラ2に的確に反射光を撮像させるとともに、目視判定手段3によって不審人物5がカメラ2を見ていたと判定されない場合には、赤外線投射手段の投射回数の頻度を上げず、一定の周期で投光するよう制御することによって、無駄な投光を防止することができる。
以上のように、本発明にかかる不審人物検出装置は、監視カメラを意識して自然な行動を取りつつ、隙をついて突如犯罪行動を起こすといった計画的な犯行者を不審人物として検出することができるという効果を有し、監視カメラ等を用いて不審人物を検出できる不審人物検出装置等として有用である。
本発明の第1の実施の形態における不審人物検出装置のブロック図 本発明の第1の実施の形態および第2の実施の形態の不審人物検出装置における視線方向の検出方法の説明図 本発明の第1の実施の形態における不審人物検出装置のブロック図 本発明の第1の実施の形態および第2の実施の形態の不審人物検出装置における不審人物情報の説明図 本発明の第2の実施の形態における不審人物検出装置のブロック図 本発明の第2の実施の形態の不審人物検出装置における視線方向の検出方法の説明図 従来の不審人物検出装置のブロック図
符号の説明
1、11 不審人物検出装置
2 カメラ(撮像手段)
3 目視判定手段
4 不審人物情報出力手段
5 不審人物
6 映像
7、15 眼領域
8 瞳孔
9 視線方向のベクトル
10 視線方向のベクトル
12 投光手段
13 投光制御手段(制御手段)
14 人物

Claims (9)

  1. 監視領域を撮像する少なくとも一つの撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られた映像信号を解析して、前記監視領域内の撮影された人物の視線方向の第1のベクトルと前記監視領域内の眼領域の位置毎に予め記憶された視線方向の第2のベクトルを比較し、
    前記第1のベクトルと前記第2のベクトルとが予め定められた時間一致し続ける場合に、前記人物が前記撮像手段を見たと判定する目視判定手段と、
    前記目視判定手段によって前記撮像手段を見たと判定された場合に、不審人物情報を出力する不審人物情報出力手段とを備えたことを特徴とする不審人物検出装置。
  2. 前記監視領域に投光する少なくとも一つの投光手段を備え、前記目視判定手段は、前記撮像手段が取得した反射光を含む映像信号を画像処理で解析して、前記監視領域内の人物が前記撮像手段を見たか否かを判定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の不審人物検出装置。
  3. 前記目視判定手段の判定結果に基づいて、前記投光手段の投光パターンを制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の不審人物検出装置。
  4. 前記監視領域に赤外線を投射する少なくとも一つの赤外線投射手段を備え、前記目視判定手段は、前記撮像手段が取得した前記赤外線の前記人物の眼底による反射光を含む映像信号に目の候補が水平に二つ並んだ場合に、前記監視領域内の人物が前記撮像手段を見たと判定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の不審人物検出装置。
  5. 前記目視判定手段の判定結果に基づいて、前記赤外線投射手段の投射パターンを制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の不審人物検出装置。
  6. 前記目視判定手段は、前記監視領域内にいる人物が予め設定された回数以上前記撮像手段を見た場合に、前記監視領域内にいる人物が前記撮像手段を見たと判定することを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の不審人物検出装置。
  7. 前記目視判定手段は、前記監視領域内にいる人物が予め定められた前記撮像手段数を見た場合に、前記監視領域内にいる人物が前記撮像手段を見たと判定することを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の不審人物検出装置。
  8. 前記目視判定手段は、前記監視領域内に複数の人物がいる場合に、各々の人物について前記撮像手段を見たか否かを判定し、
    前記不審人物情報出力手段は、前記目視判定手段による各々の人物に対応する判定結果に基づいて、各々の不審人物情報を出力するようにしたことを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載の不審人物検出装置。
  9. 前記目視判定手段は、前記監視領域内にいる人物が前記撮像手段を見続けた時間、前記監視領域内にいる人物が前記撮像手段を見た回数および前記監視領域内にいる人物が見た前記撮像手段数のうち少なくとも一つの判定結果を前記不審人物情報出力手段に出力し、前記不審人物情報出力手段は、前記目視判定手段の判定結果に基づいて、不審の程度を表す不審程度情報を出力するようにしたことを特徴とする請求項1から8までのいずれかに記載の不審人物検出装置。
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