JP5444103B2 - 通報装置 - Google Patents
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Description
この種の通報装置は、利用者の自発的な操作に基づくために非常事態を誤って通報することが少ない反面、強盗などの非常事態が発生したときに当該強盗により非常ボタンの操作が規制されたり、利用者の気が動転して非常ボタンの操作を失念してしまうことがあり、通報の確実性に欠けるという問題があった。
この特許文献1には、予め非常事態が発生したときに発音が予測される語句と当該語句の危険度合いに応じた音圧レベルとを対応付けて記憶しておき、店舗などにおいてマイクに入力される音声中の語句と音圧とを監視して、語句と音圧の組み合わせから非常事態が発生したか否かを判定する通報装置が開示されている。
これに対し、特許文献1の通報装置は、監視区域の音声を常時集音して不審者の存在や非常事態の発生を判定する構成であるために、不審者が現れる可能性が低い繁忙時間帯などであっても継続的に監視を行うこととなる。
即ち、上述したように、強盗などの不審者は監視区域を制圧して金品の強奪を図ることを目的としており、このために単独で犯行に及ぶことは少なく複数人で行為に及ぶことが多い。雑踏のノイズによる誤判定を抑制するために監視区域内の人数が少ないときにのみ、不審者判定を行うようにしてしまうと、このような複数人で押し入ってくる不審者の検出が行えないおそれがあり、監視区域のセキュリティ性が低下するという問題が生じるのである。
かかる構成によれば、監視区域内に大人数が入場したときに所定時間だけ不審者検出の処理を実行するので、店舗や事務所などの監視区域が繁忙時間帯であっても常時に不審者検出処理を実行することなく雑踏などのノイズ源による誤判定を極力抑制しつつ、不審者の存在確度が高くなるときに不審者の検出精度を向上することができる。
本実施形態では、監視区域として金融機関や商店など店舗エリアと事務所エリアとが併設されている区域を監視する場合を例示するが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。
図1は、外部との出入口を有する店舗エリア2a及び事務所エリア2bからなる監視区域2と、監視区域2に設置される監視カメラ3と、この監視カメラ3が接続される通報装置4との関係を模式的に平面図上に示している。
なお、特に図示はしていないが、通報装置4と監視カメラ3とを結ぶLANには熱線センサや開閉センサなどの警備センサや非常ボタンが接続されてよい。
次に、図2を用いて通報装置4の構成について説明する。図2は、通報装置4の構成を示すブロック図である。
通報装置4は、監視カメラ3及び監視センタ5と通信可能に監視区域2内(本実施形態では事務所エリア2b)に設置されている。
通信部42は、通信回線網6を介してセンタ装置51と接続されて監視センタ5との間で通信を行う。通信部42は、制御部45にて監視区域2内に不審者が存在すると判定されると、自己のアドレス情報を含む不審者検出信号および監視カメラ3が撮像する画像データを監視センタ5に送信する。
操作部43は、不審者検出処理を行う時間情報など設定情報が入力可能なスイッチである。
また、しきい値情報は、不審者検出処理の実行を許容する監視区域2内への入場者の基準人数を定めた情報であり、制御部45により算出される値である。基準人数は店舗エリア2a、事務所エリア2bのそれぞれについて設定され記憶されている。
さらに、継続時間情報は、不審者検出処理の実行を許容する処理継続時間を定めた情報であり、通報装置4の設置時や監視区域2の警備プランニング変更時などに操作部43から入力される値である。
また、区域情報は、監視区域2を構成する店舗エリア2aと事務所エリア2bそれぞれに対応する監視カメラ3や出入口21,22,23、及び画像データに設定される各種領域の情報が予め設定された情報である。
例えば、人物の存在位置に基づき不審者であるかを判定してよく、この場合は画像データ中に重要監視領域を設定し、当該重要監視領域に存在する人物を不審者と判定する。また、人物の移動軌跡に基づき不審者であるかを判定してよく、この場合例えば、ラベリングされた変動領域のトラッキング処理により検出される人物(移動物体)の移動軌跡が画像データ中に設定された出入口領域からレジや金庫など重要監視領域に直線的となる場合に当該人物を不審者と判定してよい。また、人物の滞留時間に基づき不審者であるかを判定してよく、この場合は画像データ中に設定された重要監視領域に所定時間に渡り存在する人物を不審者と判定する。この他、既に知られる種々の方法により不審パターンに合致する人物を抽出可能である。
基準人数は、不審者判定処理を行うか否かの入場者数の基準値であって、正当な来訪者が入場したときに不審者判定処理を行うことが誤判定防止の観点上好ましくないことを鑑みると、過去の同時間帯の入場者数に対して一定の余裕をもって設定されることが好適となる。そこで、本実施形態では、基準人数を過去の同時間帯の平均入場者数の倍とすることで、入場者数が急増していると判定できるときに不審者検出処理を実行するようにしている。
なお、基準人数の設定はしきい値決定部454によらず、直接操作部43から入力されて記憶部44に記憶されてよく、また両エリアで共通の値としてもよい。
以上のように構成された通報システム1について、図面を参照してその動作を説明する。ここでは、主として通報装置4に関する動作について説明する。図3は、通報装置4にて繰り返し実行される監視プログラムの動作を示すフローチャートである。
これにより、監視区域内に大人数が入場したときに所定時間だけ不審者検出の処理を実行するので、不用意に長期にわたり不審者検出処理を実行し、大勢の往来による雑踏により正当な者が不審者と誤判定されることを防止しつつ、監視が必要となる最低限の期間は不審者が存在するか否かを監視してセキュリティ性を向上させることができる。
この場合、監視情報取得部41はマイクにて集音された音声データを取得する音声取得部としても機能し、不審者検出部452は不審者検出処理として、音声データを音声認識処理して音声データに含まれる文字列に基づき監視区域に不審者が存在しているか否かを判定する。具体的には、不審者検出部452は、音声データから音声特徴量を抽出しパターンマッチングにより音声を切り出して符号の文字列に置き換え、この文字列が予め記憶部に記憶した非常事態が発生したときに発音が予測される危険語句(例えば「助けて」「金を出せ」など)と一致した場合に不審者が存在していると判定する。この場合、危険語句と判定音圧とを対応付けておき、監視区域2の音声データに危険語句が含まれ更にこの語句の音圧が判定音圧以上であるときに不審者の存在を判定することが好適である。
2 監視区域
2a 店舗エリア
2b 事務所エリア
3 監視カメラ
4 通報装置
41 監視情報取得部
42 通信部
43 操作部
44 記憶部
45 制御部
451入場数検出部
452不審者検出部
453計時部
454しきい値決定部
455通信制御部
5 監視センタ
51 センタ装置
52 ディスプレイ
6 通信回線網
Claims (4)
- 監視区域において不審者の存在を検出し遠隔に通報する通報装置であって、
前記監視区域内における移動物体の監視情報を取得する監視情報取得部と、
前記監視区域への入場者の数を検出する入場数検出部と、
前記監視区域に存在する不審者を検出する不審者検出処理を実行する不審者検出部と、
前記不審者が検出されると通報する通報部と、
前記監視区域を複数の分割区域に区分した区域情報および該分割区域ごとの入場者数しきい値を記憶する記憶部と、
を備え、
前記入場数検出部は、前記複数の分割区域のうち少なくとも予め設定された特定の分割区域への入場者数と前記特定の分割区域以外への入場者数とを各々区別して検出し、
前記不審者検出部は、前記入場数検出部が検出した単位時間あたりの前記入場者数が前記しきい値を超えると所定時間の間前記不審者検出処理を実行し、
前記入場数検出部が検出した単位時間あたりの前記特定の分割区域への入場者数が該特定の分割区域の入場者数しきい値を超えたときと、単位時間あたりの前記特定の分割区域以外への入場者数が該特定の分割区域以外の入場者数しきい値を超えたときとで前記不審者検出処理を実行する前記所定時間を異ならせることを特徴とした通報装置。
- さらに、予め設定した不審者の特性を不審パターンとして記憶する記憶部を備え、
前記不審者検出部は、
前記不審者検出処理として、前記監視情報から移動物体を抽出し該抽出した移動物体の外観または行動が前記不審パターンに合致すると不審者と判定する請求項1に記載の通報装置。
- さらに、前記監視区域の音声データを取得する音声取得部を備え、
前記不審者検出部は、
前記不審者検出処理として前記音声データを音声認識処理し該音声データに含まれる文字列に基づき前記監視区域に存在する不審者を検出する請求項1又は2に記載の通報装置。
- 前記監視区域は、外部から来訪する客が存在する区画として設定される営業区画と非営業区画とから構成され、前記特定の分割領域は前記非営業区画であり前記特定の分割区域外は前記営業区画であって、
前記不審者検出部は、前記特定の分割区域への入場者を検出したときに前記不審者検出処理を実行する時間を、前記特定の分割区域外への入場者を検出したときよりも長い時間とする請求項1から3の何れかに記載の通報装置。
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