JP2008047074A - 警備装置、警備方法および警備プログラム - Google Patents

警備装置、警備方法および警備プログラム Download PDF

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健宏 馬渕
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Abstract

【課題】不審者のみに警告を行うことができる警備装置、警備方法および警備プログラムを提供する。
【解決手段】行動者検出部103は、監視カメラ101によって撮像された画像情報と、基準画像記憶部120に記憶された基準画像情報とに基づいて、行動者を検出し、検出領域判定部104は、行動者検出部103によって検出された行動者と、検出領域データベース130に記憶された検出領域とに基づいて、行動者が検出領域のうちのいずれの検出領域で検出されたかを判定し、不審者判定部107は、検出領域判定部104よって判定された検出領域に基づいて、行動者が不審者であるか否かを判定し、スピーカ109や表示灯110によって、行動者が不審者であると判定された場合に、不審者の存在を報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、警備装置、警備方法および警備プログラムに関するものであり、特に不審者の検出に関するものである。
従来から、防犯センサに連動されたインターフォン装置が一般に知られている。かかる装置では、住居等の扉が不審者によって開扉されなければ警報が発報されないため、事前に不審者の存在を確認したり、不審者に対して警告を与えることができないという問題があった。
このような問題を解決するものとして、不審者が住居内に侵入することを防止する防犯装置が開示されている(特許文献1参照)。かかる装置では、建物の玄関や敷地内に設置されたセンサが人を検出した場合に、インターフォン子機を介してインターフォン親機のスピーカから警告音を出力するものである。
特開2003−198741号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術は、センサが人体を検出した場合に警告音を出力するものであり、不審者と家人や訪問者等を明確に判別して警告することができないため、不審者以外にも不要な警告を行ってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、家人や訪問者が検出されうる領域において不審者を判定することができ、不審者のみに警告を行うことができる警備装置、警備方法および警備プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置において、前記監視領域内の行動者を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段と、前記監視領域を複数に分割した領域である検出領域を記憶する検出領域記憶手段と、前記監視カメラによって撮像された画像情報と前記基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報とに基づいて、前記行動者を検出する行動者検出手段と、前記行動者検出手段によって前記行動者が検出された場合に、当該行動者が前記検出記憶手段に記憶された前記検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定する検出領域判定手段と、前記検出領域判定手段によって判定された前記検出領域の判定結果に基づいて、前記行動者が不審者であるか否かを判定する不審者判定手段と、前記不審者判定手段によって前記行動者が不審者であると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の警備装置において、前記検出領域判定手段によって判定された前記検出領域のいずれかにおいて前記行動者が滞在する滞在時間を計測する滞在時間計測手段、をさらに備え、前記不審者判定手段は、当該検出領域における前記滞在時間計測手段によって計測された前記滞在時間が所定の時間以上であった場合に、前記行動者を不審者であると判定すること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2に記載の警備装置において、不審者が移動する前記検出領域を示す不審者経路を記憶する移動経路記憶手段、をさらに備え、前記不審者判定手段は、時系列に前記検出領域判定手段によって判定された前記検出領域が、前記移動経路記憶手段に記憶された前記不審者経路と一致する場合に、前記行動者を不審者と判定すること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の警備装置において、前記基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報における建物の出入口の鍵穴の位置を示す施解錠部を記憶する位置情報記憶手段と、前記行動者検出手段によって検出された前記行動者と、前記位置情報記憶手段に記憶された前記施解錠部との距離を算出する距離算出手段と、をさらに備え、前記不審者判定手段は、前記距離算出手段によって算出された前記距離が所定の距離以内である場合は、前記行動者を不審者と判定すること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置において、前記監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段と、前記監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域情報を記憶する操作領域記憶手段と、前記基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報と前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記操作領域記憶手段に記憶された前記領域情報に対応する画像情報とに基づいて、一定期間操作動作を検出する操作検出手段と、前記操作検出手段によって検出された操作動作の検出結果に基づいて、前記監視領域に不審者が存在すると判定する不審者判定手段と、前記不審者判定手段によって不審者が存在すると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の警備装置において、前記操作検出手段は、前記基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報と前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記操作領域記憶手段に記憶された前記領域情報に対応する画像情報とに基づいて、前記操作部が操作される操作時間を計測し、前記不審者判定手段は、前記操作検出手段によって計測された前記操作時間が所定の時間以上であった場合に、不審者が存在すると判定すること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項5または請求項6に記載の警備装置において、前記操作検出手段は、前記基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報と前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記操作領域記憶手段に記憶された前記領域情報に対応する画像情報とに基づいて、前記操作部が操作される操作回数を計数し、前記不審者判定手段は、前記操作検出手段によって計数された前記操作回数が所定の回数以上であった場合に、不審者が存在すると判定すること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置において、前記監視領域内の行動者を検出するための基準となる第1基準画像情報を記憶する第1基準画像記憶手段と、前記監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる第2基準画像情報を記憶する第2基準画像記憶手段と、前記監視領域を複数の分割した領域である検出領域を記憶する検出領域記憶手段と、前記監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域である操作領域を記憶する操作領域記憶手段と、不審者が移動する前記検出領域または前記操作領域を示す不審者経路を記憶する移動経路記憶手段と、前記監視カメラによって撮像された画像情報と、前記第1基準画像記憶手段に記憶された前記第1基準画像情報とに基づいて前記行動者を検出する行動者検出手段と、前記行動者検出手段によって前記行動者が検出された場合に、当該行動者が前記検出記憶手段に記憶された前記検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定する検出領域判定手段と、前記第2基準画像記憶手段に記憶された前記第2基準画像情報と前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記操作領域記憶手段に記憶された前記操作領域に対応する画像情報とに基づいて、一定期間操作動作が行われた操作領域を検出する操作検出手段と、前記検出領域判定手段によって判定された前記検出領域の判定結果および前記操作検出手段によって検出された前記操作領域の検出結果によって示される前記行動者が移動した経路が、前記移動経路記憶手段に記憶された前記不審者経路と一致するか否かによって、前記行動者が不審者であるか否かを判定する不審者判定手段と、前記不審者判定手段によって前記行動者が不審者であると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置の警備方法において、前記監視カメラによって撮像された画像情報と前記監視領域内の行動者を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報とに基づいて前記行動者を検出する行動者検出ステップと、前記行動者検出ステップによって前記行動者が検出された場合に、当該行動者が前記監視領域を複数に分割した領域である検出領域を記憶する検出記憶手段に記憶された前記検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定する検出領域判定ステップと、前記検出領域判定ステップによって判定された前記検出領域の判定結果に基づいて、前記行動者が不審者であるか否かを判定する不審者判定ステップと、前記不審者判定ステップによって前記行動者が不審者であると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置の警備方法において、前記監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報と前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域情報を記憶する操作領域記憶手段に記憶された前記領域情報に対応する画像情報とに基づいて、一定期間操作動作を検出する操作検出ステップと、前記操作検出ステップによって検出された操作動作の検出結果に基づいて、前記監視領域に不審者が存在すると判定する不審者判定ステップと、前記不審者判定ステップによって不審者が存在すると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置の警備方法において、前記監視カメラによって撮像された画像情報と前記監視領域内の行動者を検出するための基準となる第1基準画像情報を記憶する第1基準画像記憶手段に記憶された前記第1基準画像情報とに基づいて前記行動者を検出する行動者検出ステップと、前記行動者検出ステップによって前記行動者が検出された場合に、当該行動者が前記監視領域を複数の分割した領域である検出領域を記憶する検出記憶手段に記憶された前記検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定する検出領域判定ステップと、前記監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる第2基準画像情報を記憶する第2基準画像記憶手段に記憶された前記第2基準画像情報と前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域である操作領域を記憶する操作領域記憶手段に記憶された前記操作領域に対応する画像情報とに基づいて、一定期間操作動作が行われた操作領域を検出する操作検出ステップと、前記検出領域判定ステップによって判定された前記検出領域の判定結果および前記操作検出ステップによって検出された前記操作領域の検出結果によって示される前記行動者が移動した経路が、不審者が移動する前記検出領域または前記操作領域を示す不審者経路を記憶する移動経路記憶手段に記憶された前記経路と一致するか否かによって、前記行動者が不審者であるか否かを判定する不審者判定ステップと、前記不審者判定ステップによって前記行動者が不審者であると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項9〜11のいずれか一つに記載された警備方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、行動者検出手段によって、監視カメラによって撮像された画像情報と監視領域内の行動者を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段に記憶された基準画像情報とに基づいて、行動者を検出し、検出領域判定手段によって、行動者検出手段によって行動者が検出された場合に、当該行動者が監視領域を複数に分割した検出領域を記憶する検出記憶手段に記憶された検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定し、不審者判定手段によって、検出領域判定手段によって判定された検出領域の判定結果に基づいて、行動者が不審者であるか否かを判定し、報知手段によって、不審者判定手段によって行動者が不審者であると判定された場合に、不審者の存在を報知することにより、行動者が検知された領域によって不審者か否かを判定し、不審者と判定された場合にのみ報知されるため、家人や訪問者が検出されうる領域において不審者を判定することができ、家人や訪問者に不要な警告をすることなく、不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、滞在時間計測手段によって、検出領域判定手段によって判定された検出領域のいずれかにおいて行動者が滞在する滞在時間を計測し、不審者判定手段は、滞在時間計測手段によって計測された当該検出領域における滞在時間が所定の時間以上であった場合に、行動者を不審者であると判定することにより、行動者が検出領域に滞在した時間が住居出入口の破壊行為や不在の確認行為等を行うために十分な時間であるかを判定することができるため、より確実に不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、不審者判定手段は、時系列に検出領域判定手段によって判定された検出領域が、不審者が移動する検出領域を示す不審者経路を記憶する移動経路記憶手段に記憶された不審者経路と一致する場合に、行動者を不審者と判定することにより、行動者が検知された経路が不在確認行為等の不審な行動を行う経路であることを判定することができるため、より確実に不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、距離算出手段によって、行動者検出手段によって検出された行動者と、基準画像記憶手段に記憶された基準画像情報における建物の出入口の鍵穴の位置を示す施解錠部を記憶する位置情報記憶手段に記憶された施解錠部との距離を算出し、不審者判定手段は、距離算出手段によって算出された距離が所定の距離以内である場合は、行動者を不審者と判定することにより、行動者が建物の出入口において何らかの操作を行っていると判定することができるため、より確実に不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、操作検出手段によって、監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段に記憶された基準画像情報と監視カメラによって撮像された画像情報における監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域情報を記憶する操作領域記憶手段に記憶された領域情報に対応する画像情報とに基づいて、一定期間操作動作を検出し、不審者判定手段によって、操作検出手段によって検出された操作動作の検出結果に基づいて、監視領域に不審者が存在すると判定し、報知手段によって、不審者判定手段によって不審者が存在すると判定された場合に、不審者の存在を報知することにより、特定の操作部、例えば鍵穴部分や呼鈴部分に対する不適切な操作を検出して不審者の存在を判定し、不審者であると判定された場合にのみ報知されるため、家人や訪問者が検出されうる領域において不審者を判定することができ、家人や訪問者に不要な警告をすることなく、不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、操作検出手段は、基準画像記憶手段に記憶された基準画像情報と監視カメラによって撮像された画像情報における操作領域記憶手段に記憶された領域情報に対応する画像情報とに基づいて、操作部が操作される操作時間を計測し、不審者判定手段は、操作検出手段によって計測された操作時間が所定の時間以上であった場合に、不審者が存在すると判定することにより、特定の操作部での操作時間が住居出入口の破壊行為や不在の確認行為等を行うために十分な時間であるかを判定することができるため、より確実に不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、操作検出手段は、基準画像記憶手段に記憶された基準画像情報と監視カメラによって撮像された画像情報における操作領域記憶手段に記憶された領域情報に対応する画像情報とに基づいて、操作部が操作される操作回数を計数し、不審者判定手段は、操作検出手段によって計数された操作回数が所定の回数以上であった場合に、不審者が存在すると判定することにより、特定の操作部に対する操作回数が住居出入口の破壊行為や不在の確認行為等を行うために十分な操作回数であるかを判定することができるため、より確実に不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、行動者検出手段によって、監視カメラによって撮像された画像情報と監視領域内の行動者を検出するための基準となる第1基準画像情報を記憶する第1基準画像記憶手段に記憶された第1基準画像情報とに基づいて行動者を検出し、検出領域判定手段によって、行動者検出手段によって行動者が検出された場合に、当該行動者が監視領域を複数の分割した領域である検出領域を記憶する検出記憶手段に記憶された検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定し、操作検出手段によって、監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる第2基準画像記憶手段に記憶された第2基準画像情報と監視カメラによって撮像された画像情報における監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域である操作領域を記憶する操作領域記憶手段に記憶された操作領域に対応する画像情報とに基づいて、一定期間操作動作が行われた操作領域を検出し、不審者判定手段によって、検出領域判定手段によって判定された検出領域の判定結果および操作検出手段によって検出された操作領域の検出結果によって示される行動者が移動した経路が、不審者が移動する検出領域または操作領域を示す不審者経路を記憶する移動経路記憶手段に記憶された不審者経路と一致するか否かによって、行動者が不審者であるか否かを判定し、報知手段によって、不審者判定手段によって行動者が不審者であると判定された場合に、不審者の存在を報知することにより、行動者や操作が検出された経路が、破壊行為や不在確認行為等の不審な行動を行う経路であることを判定することができるため、より確実に不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、行動者検出ステップによって、監視カメラによって撮像された画像情報と監視領域内の行動者を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段に記憶された基準画像情報とに基づいて行動者を検出し、検出領域判定ステップによって、行動者検出ステップによって行動者が検出された場合に、当該行動者が監視領域を複数に分割した領域である検出領域を記憶する検出記憶手段に記憶された前記検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定し、不審者判定ステップによって、検出領域判定ステップによって判定された検出領域の判定結果に基づいて、行動者が不審者であるか否かを判定し、報知ステップによって、不審者判定ステップによって行動者が不審者であると判定された場合に、不審者の存在を報知することにより、行動者が検知された領域によって不審者か否かを判定し、不審者と判定された場合にのみ報知されるため、家人や訪問者が検出されうる領域において不審者を判定することができ、家人や訪問者に不要な警告をすることなく、不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、操作検出ステップによって、監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段に記憶された基準画像情報と監視カメラによって撮像された画像情報における監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域情報を記憶する操作領域記憶手段に記憶された領域情報に対応する画像情報とに基づいて、一定期間操作動作を検出し、不審者判定ステップによって、操作検出ステップによって検出された操作動作の検出結果に基づいて、監視領域に不審者が存在すると判定し、報知ステップによって、不審者判定ステップによって不審者が存在すると判定された場合に、不審者の存在を報知することにより、特定の操作部、例えば鍵穴部分や呼鈴部分に対する不適切な操作を検出して不審者の存在を判定し、不審者であると判定された場合にのみ報知されるため、家人や訪問者が検出されうる領域において不審者を判定することができ、家人や訪問者に不要な警告をすることなく、不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、行動者検出ステップによって、監視カメラによって撮像された画像情報と監視領域内の行動者を検出するための基準となる第1基準画像情報を記憶する第1基準画像記憶手段に記憶された第1基準画像情報とに基づいて行動者を検出し、検出領域判定ステップによって、行動者検出ステップによって行動者が検出された場合に、当該行動者が監視領域を複数の分割した領域である検出領域を記憶する検出記憶手段に記憶された検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定し、操作検出ステップによって、監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる第2基準画像情報を記憶する第2基準画像記憶手段に記憶された第2基準画像情報と監視カメラによって撮像された画像情報における監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域である操作領域を記憶する操作領域記憶手段に記憶された操作領域に対応する画像情報とに基づいて、一定期間操作動作が行われた操作領域を検出し、不審者判定ステップによって、検出領域判定ステップによって判定された検出領域の判定結果および操作検出ステップによって検出された操作領域の検出結果によって示される行動者が移動した経路が、不審者が移動する検出領域または操作領域を示す不審者経路を記憶する移動経路記憶手段に記憶された不審者経路と一致するか否かによって、行動者が不審者であるか否かを判定し、報知ステップによって、不審者判定ステップによって行動者が不審者であると判定された場合に、不審者の存在を報知することにより、行動者や操作が検出された経路が、破壊行為や不在確認行為等の不審な行動を行う経路であることを判定することができるため、より確実に不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、請求項9〜11のいずれか一つに記載された警備方法をコンピュータに実行させることにより、行動者が検知された領域によって不審者か否かを判定し、不審者と判定された場合にのみ報知されるため、家人や訪問者が検出されうる領域において不審者を判定することができ、家人や訪問者に不要な警告をすることなく、不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。また、特定の操作部、例えば鍵穴部分や呼鈴部分に対する不適切な操作を検出して不審者の存在を判定し、不審者であると判定された場合にのみ報知されるため、家人や訪問者が検出されうる領域において不審者を判定することができ、家人や訪問者に不要な警告をすることなく、不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。さらに、行動者や操作が検出された経路が、破壊行為や不在確認行為等の不審な行動を行う経路であることを判定することができるため、より確実に不審者のみに警告を行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる警備装置、警備方法および警備プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第1の実施の形態にかかる警備装置は、監視領域内で検出された行動者が移動する経路、滞在時間および行動者と施解錠部との距離によって不審者か否かを判定するものである。
まず、本発明が適用される警備装置の構成例について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる警備装置100は、監視カメラ101と、画像情報取得部102と、行動者検出部103と、検出領域判定部104と、滞在時間計測部105と、距離算出部106と、不審者判定部107と、報知制御部108と、スピーカ109と、表示灯110と、基準画像記憶部120と、検出領域データベース130と、移動経路データベース140と、位置情報記憶部150とを備えている。
監視カメラ101は、監視領域を撮像するものである。例えば、監視領域として住居の出入口付近や、敷地内への出入口付近を撮像する。画像情報取得部102は、監視カメラ101によって撮像された監視領域の画像情報を取得するものである。
基準画像記憶部120は、監視カメラ101によって撮像された監視領域の基準となる画像情報を記憶するものである。図2は、第1の実施の形態にかかる監視領域の基準画像情報の一例を示す説明図である。基準画像情報は、監視領域の画像情報に対して以下のような画像処理を行うことによって生成される。まず、監視カメラ101によって撮像された画像情報に対し、メディアンフィルタ(8近傍)によってノイズ除去を行う。ノイズ除去した画像情報を照明変化に対応するためグレー化する。さらに、処理の高速化と微小変化による誤検知を防止するため、N画像×N画素、例えば10画素×10画素のサイズ単位で輝度の平均を取り、10画素×10画素ごとに同一の輝度にしたモザイク化を行う。最終的に、図2に示すようなモザイク化を行った画像情報を基準画像情報として基準画像記憶部120に格納する。
検出領域データベース130は、監視領域を1または複数の検出領域に分割し、検出領域に関する情報を格納するものである。図3は、監視領域内での検出領域の一例を示す説明図である。図3に示す例では、監視カメラ101が撮像する監視領域のすべての領域について検出領域A1〜A4を設定している。なお、検出領域は、監視カメラ101が撮像した監視領域の一部を検出領域として設定してもよい。図4は、検出領域データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。検出領域データベースは、識別情報と、監視領域での領域情報と、領域種別とを対応付けて記憶している。例えば、識別情報“A1”に対応付けて、監視領域での領域情報“x11,y11,・・・”、領域種別“敷地出入口”を記憶している。
移動経路データベース140は、不審者が移動する経路を格納する。図5は、第1の実施の形態にかかる移動経路データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。図5に示すように不審者が監視領域内での検出領域で検出される順序を記憶している。例えば、“A1→A4→A3”は、最初に敷地出入口(A1)で検出され、次に住居出入口(A4)で検出され、さらに庭方向(A3)で検出されるという検出順序を示す。このような順序で検出された場合、検知された者は家人や訪問者と同様に玄関扉に接近したが、住居に入るのではなく施錠されていない窓等を確認するため、庭のほうに移動したと考えられるため、不審者の移動経路として格納する。なお、移動経路データベース140は、上述したように複数の検出領域を格納しても、また1つの検出領域のみを格納してもよい。
位置情報記憶部150は、住居内に侵入するために不審者が解錠動作を行う施解錠部の領域情報を格納するものである。ここで、施解錠部とは、住居の出入口に設けられた錠の部分であり、例えば玄関扉の鍵穴の部分をいう。なお、位置情報は、鍵穴部分を含む領域情報として記憶しても、鍵穴部分の位置情報として記憶してもよい。
行動者検出部103は、画像情報取得部102によって取得された画像情報に基づいて監視領域内の行動者を検出するものである。具体的には、基準画像記憶部120に記憶された監視領域の基準画像と監視カメラ101によって撮像された現在の監視領域の画像情報を対比することによって、監視領域内の行動者を検出する。ここで、行動者とは、監視カメラ101が撮像する監視領域内を移動したり、監視領域内で何らかの操作を行う者である。なお、行動者は、後述する不審者判定処理によって住居内に不正に侵入しようとする不審者であるか否かが判定される。
検出領域判定部104は、行動者検出部103によって行動者が検出された場合に、行動者が検出領域データベース130に記憶された検出領域のいずれに存在しているかを判定するものである。
滞在時間計測部105は、検出領域判定部104によって判定された検出領域において、行動者が滞在した時間を計測するものである。距離算出部106は、行動者検出部103において検出された行動者と施解錠部の距離を計測するものである。
不審者判定部107は、検出領域判定部104によって判定された行動者の検出領域が示す行動者の移動経路(以下、行動者経路という)が移動経路データベース140に記憶された不審者の移動経路(以下、不審者経路という)と一致するか否かにより、行動者が不審者か否かを判定するものである。また、不審者判定部107は、検出領域に滞在する時間により、行動者が不審者か否かを判定するものである。不審者判定部107は、行動者と施解錠部との距離により、行動者が不審者か否かを判定するものである。
報知制御部108は、不審者判定部107によって行動者が不審者であると判定された場合、報知する装置、例えばスピーカ109や表示灯110等を制御するものである。スピーカ109は、不審者に対する注意喚起や威嚇のメッセージ等の音声を出力するものである。また、住居内に設置して家人に対して注意喚起のメッセージ等を出力してもよい。表示灯110は、監視領域を照らすライトであり、不審者に対して注意喚起や威嚇をするために点灯する。なお、報知制御部108は、さらに通信部を設け、監視領域内に不審者が存在するという情報を、ネットワークを介して家人が所持している携帯電話等に送信してもよい。
次に、以上のように構成されている警備装置100による警備処理について説明する。図6は、画像情報取得部、行動者検出部、検出領域判定部、滞在時間計測部、距離計測部、不審者判定部、報知制御部が行う警備処理手順を示すフローチャートである。
まず、行動者検出部103は、基準画像記憶部120から基準画像情報を取得する(ステップS601)。画像情報取得部102は、監視カメラ101によって撮像された画像情報を取得する(ステップS602)。行動者検出部103は、行動者検出処理を行う(ステップS603)。詳細は後述する。
行動者検出部103は、行動者を検出したか否かを判断する(ステップS604)。行動者を検出しないと判断した場合は(ステップS604:No)、ステップS602に戻り、新たな画像情報を取得する。行動者を検出したと判断した場合は(ステップS604:Yes)、検出領域判定部104は検出領域データベース130から検出領域に関する情報を取得する(ステップS605)。検出領域判定部104は、行動者の検出領域を特定する(ステップS606)。具体的には、行動者検出処理で求められた行動者を示す領域における重心を求め、行動者の重心が含まれる検出領域を求めることによって、行動者の検出領域を特定する。例えば、検出領域“A1”の領域情報内に行動者の重心が含まれている場合には、行動者の検出領域は“A1”と特定される。なお、行動者の重心は、行動者を示す領域に含まれるブロックごとに中心のXY座標に求め、求めたブロックごとのXY座標を平均することで算出する。
検出領域判定部104は、特定された行動者の検出領域を記憶部に保持する(ステップS607)。次に、不審者判定処理を行う(ステップS608)。詳細は、後述する。画像情報取得部102は、監視カメラ101によって撮像された画像情報を取得する(ステップS609)。行動者検出部103は、行動者検出処理を行う(ステップS610)。行動者検出部103は、既知の行動者を検出したか否かを判断する(ステップS611)。既知の行動者を検出したと判断した場合は(ステップS611:Yes)、ステップS606に戻り、検出領域を特定する。既知の行動者を検出していないと判断した場合は(ステップS611:No)、ステップS602に戻り、新たな行動者を検出する。
次に、行動者検出部103による行動者検出処理について説明する。図7は、行動者検出部が行う行動者検出処理手順を示すフローチャートである。
まず、行動者検出部103は、監視カメラ101が撮像した画像情報をグレー化する(ステップS701)。図8は、グレー化した画像情報の一例を示す説明図である。なお、本実施の形態では、監視カメラ101で撮像した画像情報はカラー画像であり、カラー画像である画像情報をグレー化するが、監視カメラ101が撮像した画像情報がモノクロ画像の場合はグレー化を省略してもよい。
行動者検出部103は、グレー化した画像情報をモザイク化する(ステップS702)。図9は、モザイク化した画像情報の一例を示す説明図である。例えば、グレー化した画像情報をN画素×N画素のブロックにモザイク化する。行動者検出部103は、基準画像情報とブロック化した画像情報との差分を算出する(ステップS703)。具体的には、画像情報のブロックごとに輝度の差を求める。図10は、基準画像情報とブロック化画像情報との差分の算出結果を示す説明図である。図10に示すように輝度差によって各ブロックが濃淡で表される。
次に、行動者検出部103は、差分画像情報を2値化する(ステップS704)。図11は、2値化した画像情報の一例を示す説明図である。具体的には、ブロックごとに予め設定されている濃度閾値より大きいまたは等しい場合は1、小さい場合は0を設定する。これにより、濃度閾値以上の濃度値である領域を変化領域として検出することができる。
行動者検出部103は、2値化した画像情報から孤立した小領域を除去する(ステップS705)。図12は、小領域を除去した画像情報の一例を示す説明図である。2値化した画像から小領域を除去することによって一定の大きさの領域のみが残るため、領域が残っていればその領域を移動者として検出することができる。行動者検出部103は、残余した変化領域を行動者として検出する(ステップS706)。なお、行動者をより正確に検出するため、変化領域の特徴量を予め設定された人体の特徴量と比較することによって行動者を検出してもよい。例えば、特徴量として変化領域の面積を算出し、算出された面積が画像情報における人体の面積の許容範囲内か否かによって、行動者を検出してもよい。
次に、不審者判定部107による本実施の形態における3つの不審者判定処理について説明する。初めに、不審者判定処理1について説明する。図13は、不審者判定部、滞在時間計測部、報知制御部が行う不審者判定処理手順を示すフローチャートである。不審者判定処理1では、行動者が検出領域に滞在する時間を計測することによって行動者が不審者であるか否かを判定するものである。
まず、滞在時間計測部105は、監視領域内の検出領域のいずれかに滞在している行動者の滞在時間を計測する(ステップS1301)。なお、滞在時間は、検出領域ごとに計測する。不審者判定部107は、計測された滞在時間が所定時間以上であるか否かを判断する(ステップS1302)。ここで、所定時間とは、検出領域において家人や訪問者が滞在する時間を超える時間であり、予め設定されている。なお、検出領域の特性を考慮して検出領域ごとに異なる時間を設定してもよい。計測された滞在時間が所定時間以上でないと判断した場合は(ステップS1302:No)、行動者は不審者ではないと判断して処理を抜ける。
計測された滞在時間が所定時間以上であると判断した場合は(ステップS1302:Yes)、不審者判定部107は行動者を不審者であると判定する(ステップS1303)。報知制御部108は、スピーカ109によって音声の出力や、表示灯110の点灯を制御する(ステップS1304)。これにより、不審者や家人に対して注意を喚起したり、警告を与えることができる。
このように、行動者の監視領域内の検出領域での滞在時間によって行動者が不審者か否かを判定することができるため、家人や訪問者に対して誤って不審者と判定して警告等することなく、不審者に対して注意喚起や警告を行うことができ、犯罪の防止を図ることができる。
なお、上述した実施の形態では、行動者が複数の検出領域のそれぞれの検出領域ごとに滞在時間を計測しているが、例えば住居出入口の検出領域“A4”のみの滞在時間を計測して所定時間を超えるか否かを判断してよい。また、行動者がすべての検出領域のいずれかに滞在している滞在時間を計測し、計測した滞在時間が所定時間を超えるか否かを判断してもよい。さらに、検出領域の種別ごとに滞在時間に対する重み付けを変えて滞在時間を算出してもよい。
次に、不審者判定処理2について説明する。図14は、不審者判定部、報知制御部が行う不審者判定処理手順を示すフローチャートである。不審者判定処理2では、行動者が移動する経路によって行動者が不審者であるか否かを判定するものである。
まず、不審者判定部107は、移動経路データベース140から不審者経路を取得する(ステップS1401)。不審者判定部107は、記憶部に保持された行動者経路と、不審者経路を対比する(ステップS1402)。
不審者判定部107は、行動者経路と不審者経路が一致するか否かを判断する(ステップS1403)。行動者経路と不審者経路が一致しないと判断した場合は(ステップS1403:No)、行動者は不審者ではないと判断して処理を抜ける。行動者経路と不審者経路が一致すると判断した場合は(ステップS1403:Yes)、不審者判定部107は行動者を不審者であると判定する(ステップS1404)。報知制御部108は、スピーカ109によって音声の出力や、表示灯110の点灯を制御する(ステップS1405)。
さらに、不審者判定処理3について説明する。図15は、不審者判定部、滞在時間計測部、距離算出部、報知制御部が行う不審者判定処理手順を示すフローチャートである。不審者判定処理3では、行動者と施解錠部との距離によって行動者が不審者であるか否かを判定するものである。
まず、不審者判定部107は、位置情報記憶部150から施解錠部の領域情報を取得する(ステップS1501)。不審者判定部107は、行動者が領域種別“住居出入口”の検出領域で検出されたか否かを判断する(ステップS1502)。行動者が“住居出入口”の検出領域で検出されていないと判断した場合は(ステップS1502:No)、処理を抜ける。
行動者が“住居出入口”の検出領域で検出されたと判断した場合は(ステップS1502:Yes)、距離算出部106は行動者の検出位置と施解錠部の領域情報から距離を算出する(ステップS1503)。図16は、行動者の位置と施解錠部の領域B1との距離を示す説明図である。行動者の位置は、上述したように行動者の重心の座標であり、その座標から施解錠部の領域の端部までの距離を算出する。
不審者判定部107は、算出された距離が所定の距離以下か否かを判断する(ステップS1504)。算出された距離が所定の距離以下でないと判断した場合は(ステップS1504:No)、行動者は不審者ではないと判断して処理を抜ける。算出された距離が所定の距離以下であると判断した場合は(ステップS1504:Yes)、不審者判定部107は行動者を不審者であると判定する(ステップS1505)。報知制御部108は、スピーカ109によって音声の出力や、表示灯110の点灯を制御する(ステップS1506)。
なお、上述した実施の形態では、行動者と施解錠部の領域との距離を平面(2次元)で求めたが、3次元座標を用いて距離を求めてもよい。例えば、監視カメラを2台のステレオカメラとし、監視領域を予めステレオカメラで撮像して3次元座標を取得可能な基準画像情報で保持する。さらに、ステレオカメラで撮像した画像情報から行動者の最上部の座標を求める。これにより、行動者の最上部、すなわち頭部の3次元座標と、施解錠部の3次元座標から距離を算出し、算出された距離が所定の距離以下の場合は、不審者が解錠動作を行っていると判断できるため、より正確に行動者が不審者であることを判定することができる。また、家人が解錠するために、施解錠部上部に頭部が近づいた場合であっても、3次元座標によって距離を算出すれば、所定の距離以上に離れているため、行動者が不審者と判定されることはなく、誤報を削減することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第2の実施の形態にかかる警備装置は、住居の特定の部位での操作時間や操作回数によって行動者が不審者であるか否かを判定するものである。
本発明が適用される警備装置の構成例について、第1の実施の形態を異なる部分を説明する。他の部分については第1の実施の形態と同様であるので、上述した説明を参照し、ここでの説明を省略する。図17は、第2の実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の警備装置200は、監視カメラ101と、画像情報取得部102と、操作検出部211と、不審者判定部207と、報知制御部108と、スピーカ109と、表示灯110と、基準画像記憶部220と、操作領域データベース260とを備えている。
ここで、監視カメラ101と、画像情報取得部102と、報知制御部108と、スピーカ109と、表示灯110の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
基準画像記憶部220は、監視カメラ101によって予め撮像された画像情報の一部であり、行動者の操作を検出するための基準となる画像情報を格納する。図18は、第2の実施の形態にかかる操作領域の基準画像情報の一例を示す説明図である。このように、予め撮像された監視領域の画像情報から後述する操作領域データベース260に設定された操作領域で切り出した操作領域ごとの画像情報を基準画像記憶部220に基準画像情報として格納する。
図19は、他の実施の形態にかかる監視領域の基準画像情報の一例を示す説明図である。基準画像記憶部220には、上述したように操作領域ごとに基準画像情報を格納するのではなく、図19のように生成された監視領域の基準画像情報を格納しておき、監視領域の基準画像から、後述する操作領域データベース260に設定された操作領域によって切り出して用いてもよい。なお、図18または図19に示す基準画像情報は、第1の実施の形態と異なり、監視カメラ101によって撮像された画像情報に対し、画像処理によってメディアンフィルタ(8近傍)によるノイズ除去およびグレー化のみを行うことによって生成される。
操作領域データベース260は、監視カメラ101が撮像する監視領域のうち、操作を検出する操作領域を設定し、操作領域に関する情報を格納するものである。図20は、監視カメラの監視領域内の操作領域の一例を示す説明図である。図20に示す例では、監視カメラ101が撮像する監視領域の施解錠部を含む操作領域B1と、在宅確認部を含む操作領域B2が設定されている。ここで、在宅確認部とは、不審者が住居に侵入する場合に住居内に家人が在宅しているか否かを確認する部位、例えば呼鈴等である。図21は、操作領域データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。操作領域データベース260は、識別情報と、監視領域内での操作領域の位置を示す領域情報と、領域種別とを対応付けて記憶している。例えば、識別情報“B1”に対応付けて、領域情報“x51,y51,・・・”、領域種別“施解錠部”等を記憶している。
操作検出部211は、監視カメラ101によって撮像された画像情報の操作領域の画像情報と、基準画像記憶部220に記憶された基準画像情報の操作領域の画像情報を対比することによって、操作を検出するものである。具体的には、2つの画像情報について、正規化相関による濃淡パターンマッチングを行い、正規化相関での相関値(類似度)を求める。求めた相関値によって操作の検出を判断する。また、操作検出部211は、操作時間を計測し、操作回数を計数するものである。
不審者判定部207は、操作検出部211によって操作を検出したと判定し、操作時間または操作回数が所定の値を超えた場合は、不審者が存在すると判定するものである。
次に、以上のように構成されている警備装置200による警備処理について説明する。図22は、画像情報取得部、操作検出部、不審者判定部、報知制御部が行う警備処理手順を示すフローチャートである。
まず、操作検出部211は、基準画像記憶部220から基準画像情報を取得する(ステップS2001)。操作検出部211は、操作領域データベース260から操作領域に関する情報を取得する(ステップS2002)。画像情報取得部102は、監視カメラ101によって撮像された画像情報を取得する(ステップS2003)。
操作検出部211は、基準画像情報と監視カメラ101によって撮像された画像情報との操作領域の画像情報を対比する(ステップS2004)。具体的には、基準画像情報の操作領域の画像情報と、監視カメラ101の画像情報の操作領域の画像情報との正規化相関の相関値を算出する。図23は、監視カメラによって撮像された画像情報における操作領域の画像情報を示す説明図である。図23に示すような行動者の手の部分が撮像された画像情報と、図18に示すような基準画像情報の操作領域B2の画像情報とから正規化相関の相関値を求める。
操作検出部211は、操作領域の画像情報において操作を検出したか否かを判断する(ステップS2005)。具体的には、正規化相関の相関値が所定の値を超える場合は操作を検出したと判断し、相関値が所定の値以下の場合は操作を検出しないと判断する。操作領域の画像情報において操作を検出しないと判断した場合は(ステップS2005:No)、ステップS2003に戻り、監視カメラ101からの新たな画像情報を取得する。
操作領域の画像情報において操作を検出したと判断した場合は(ステップS2005:Yes)、不審者判定処理を行う(ステップS2006)。詳細は後述する。次に、画像情報取得部102は、監視カメラ101によって撮像された画像情報を取得する(ステップS2007)。操作検出部211は、操作を検出するための基準画像情報と監視カメラ101によって撮像された画像情報の操作領域の画像情報を対比する(ステップS2008)。操作検出部211は、操作を検出したか否かを判断する(ステップS2009)。操作を検出したと判断した場合は(ステップS2009:Yes)、ステップS2006に戻り、操作を検出しないと判断した場合は(ステップS2009:No)、ステップS2003に戻る。
次に、不審者判定部207による本実施の形態における2つの不審者判定処理について説明する。初めに、不審者判定処理1について説明する。図24は、不審者判定部、報知制御部が行う不審者判定処理手順を示すフローチャートである。不審者判定処理1では、操作領域における操作時間を計測することによって監視領域内に不審者が存在するか否かを判定するものである。
まず、不審者判定部207は、操作を検出した操作領域の領域種別が“施解錠部”であるか否かを判断する(ステップS2201)。操作を検出した操作領域の領域種別が“施解錠部”でないと判断した場合は(ステップS2201:No)、処理を抜ける。操作を検出した操作領域の領域種別が“施解錠部”であると判断した場合は(ステップS2201:Yes)、不審者判定部207は操作時間の計測を開始する(ステップS2202)。
画像情報取得部102は、監視カメラ101によって撮像された画像情報を取得する(ステップS2203)。不審者判定部207は、同一操作領域で操作を検出したか否かを判断する(ステップS2204)。同一操作領域で操作を検出していないと判断した場合は(ステップS2204:No)、処理を抜ける。
同一操作領域で操作を検出したと判断した場合は(ステップS2204:Yes)、不審者判定部207は操作時間が所定時間以上か否かを判断する(ステップS2205)。ここで、所定時間とは、施解錠部において家人や訪問者が住居に進入する際に要する時間、または施解錠部が不審者の破壊行為に耐え得る時間であり、予め設定されている。操作時間が所定時間以上でないと判断した場合は(ステップS2205:No)、ステップS2203に戻る。操作時間が所定時間以上であると判断した場合は(ステップS2205:Yes)、不審者判定部207は不審者が存在すると判定する(ステップS2206)。報知制御部108は、スピーカ109によって音声の出力や、表示灯110の点灯を制御する(ステップS2207)。
このように、監視領域内の操作領域での操作時間によって不審者が存在するか否かを判定することができるため、家人や訪問者に対して誤って不審者と判定して警告等することなく、不審者に対して注意喚起や警告を行うことができ、犯罪の防止を図ることができる。
次に、不審者判定処理2について説明する。図25は、不審者判定部、報知制御部が行う不審者判定処理手順を示すフローチャートである。不審者判定処理2では、操作領域における操作回数を計数することによって監視領域内に不審者が存在するか否かを判定するものである。
まず、不審者判定部207は、操作領域での操作検出回数をカウントする(ステップS2301)。不審者判定部207は、操作領域での操作検出回数が所定回数以上か否かを判断する(ステップS2302)。ここで、所定回数とは、操作領域において家人や訪問者が住居に進入する際の操作に要する回数であり、予め定められている。なお、所定回数は操作領域ごとに設定し、操作領域ごとに操作回数をカウントしてもよい。操作領域での操作検出回数が所定回数以上でないと判断した場合は(ステップS2302:No)、処理を抜ける。
操作領域での操作検出回数が所定回数以上であると判断した場合は(ステップS2302:Yes)、不審者判定部207は不審者が存在すると判定する(ステップS2303)。報知制御部108は、スピーカ109によって音声の出力や、表示灯110の点灯を制御する(ステップS2304)。
このように、監視領域内の操作領域での操作回数によって不審者が存在するか否かを判定することができるため、家人や訪問者に対して誤って不審者と判定して警告等することなく、不審者に対して注意喚起や警告を行うことができ、犯罪の防止を図ることができる。
なお、本実施の形態では、操作領域での操作時間または操作回数によって不審者の存在を判定したが、その判定を行う前に第1の実施の形態で説明した行動者検出処理を行い、行動者が領域種別“住居出入口”である検出領域で検出された場合にのみ、本実施の形態で説明した不審者判定処理を行ってもよい。それによって、より精度高く不審者の存在を判定することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第3の実施の形態にかかる警備装置は、監視領域内で行動者が検知された検出領域または操作領域によって不審者か否かを判定するものである。
まず、本発明が適用される警備装置の構成例について説明する。図26は、第3の実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる警備装置300は、監視カメラ101と、画像情報取得部102と、行動者検出部103と、検出領域判定部104と、操作検出部211と、不審者判定部307と、報知制御部108と、スピーカ109と、表示灯110と、基準画像記憶部320と、検出領域データベース130と、移動経路データベース340と、操作領域データベース260とを備えている。
ここで、監視カメラ101と、画像情報取得部102と、行動者検出部103と、検出領域判定部104と、操作検出部211と、報知制御部108と、スピーカ109と、表示灯110と、検出領域データベース130と、操作領域データベース260の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
基準画像記憶部320は、監視カメラ101によって撮像された監視領域の基準となる画像情報および操作領域の基準となる画像情報を記憶するものである。具体的には、基準画像記憶部320は、第1の実施の形態で説明したような行動者を検出するための基準画像情報および第2の実施の形態で説明したような操作を検出するための基準画像情報の両方を記憶している。基準画像記憶部320は、本発明にかかる第1基準画像情報記憶手段および第2基準画像情報記憶手段を構成する。
移動経路データベース340は、不審者が移動する経路を格納する。図27は、第3の実施の形態にかかる移動経路データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。上述した図5に示す移動経路データベース140とは、操作領域の判定結果も含まれる点が異なる。例えば、図27に示すような“A4(B2検出あり)→A3”の経路は、最初に住居出入口(A4)で人物が検出されるとともに在宅確認部(B2)で操作が検出され、さらに庭方向(A3)で検出されるという検出順序を示す。このような順序で検出された場合、検知された者は玄関扉に接近し、呼鈴の押下による在宅確認後、さらに施錠されていない窓等を確認するため、庭のほうに移動したと考えられるため、不審者の移動経路であると判定することができる。
不審者判定部307は、検出領域判定部104および操作検出部211によって判定された行動者の検出領域および操作領域が示す行動者の移動経路が、移動経路データベース340に記憶された不審者の移動経路と一致するか否かにより、行動者が不審者か否かを判定するものである。
次に、以上のように構成されている警備装置300による警備処理について説明する。図28−1、図28−2は、画像情報取得部、行動者検出部、検出領域判定部、不審者判定部、報知制御部が行う警備処理手順を示すフローチャートである。
まず、行動者検出部103は、基準画像記憶部320から行動者を検出するための基準画像および操作を検出するための基準画像情報を取得する(ステップS2601)。操作検出部211は、操作領域データベース260から操作領域に関する情報を取得する(ステップS2602)。画像情報取得部102は、監視カメラ101によって撮像された画像情報を取得する(ステップS2603)。行動者検出部103は、行動者検出処理を行う(ステップS2604)。
行動者検出部103は、行動者を検出したか否かを判断する(ステップS2605)。行動者を検出しないと判断した場合は(ステップS2605:No)、ステップS2603に戻り、新たな画像情報を取得する。行動者を検出したと判断した場合は(ステップS2605:Yes)、検出領域判定部104は検出領域データベース130から検出領域に関する情報を取得する(ステップS2606)。検出領域判定部104は、行動者の検出領域を特定する(ステップS2607)。
検出領域判定部104は、特定された行動者の検出領域を記憶部に保持する(ステップS2608)。操作検出部211は、操作を検出するための基準画像情報と監視カメラ101によって撮像された画像情報の操作領域の画像情報を対比する(ステップS2609)。操作検出部211は、操作領域の画像情報において操作を検出したか否かを判断する(ステップS2610)。操作領域の画像情報において操作を検出しないと判断した場合は(ステップS2610:No)、ステップS2613に進む。
操作領域の画像情報において操作を検出したと判断した場合は(ステップS2610:Yes)、操作検出部211は操作領域を特定する(ステップS2611)。操作検出部211は、特定された操作領域を記憶部に保持する(ステップS2612)。次に、不審者判定処理を行う(ステップS2613)。詳細は後述する。
次に、画像情報取得部102は、監視カメラ101によって撮像された画像情報を取得する(ステップS2614)。行動者検出部103は、行動者検出処理を行う(ステップS2615)。行動者検出部103は、既知の行動者を検出したか否かを判断する(ステップS2616)。既知の行動者を検出したと判断した場合は(ステップS2616:Yes)、ステップS2607に戻る。既知の行動者を検出していないと判断した場合は(ステップS2616:No)、ステップS2603に戻り、新たな行動者を検出する。
次に、不審者判定処理について説明する。図29は、不審者判定部、報知制御部が行う不審者判定処理手順を示すフローチャートである。不審者判定処理では、行動者が移動する経路によって行動者が不審者であるか否かを判定するものである。
まず、不審者判定部307は、移動経路データベース340から不審者経路を取得する(ステップS2701)。不審者判定部307は、記憶部に保持された行動者経路と、不審者経路を対比する(ステップS2702)。不審者判定部307は、行動者経路と不審者経路が一致するか否かを判断する(ステップS2703)。
行動者経路と不審者経路が一致しないと判断した場合は(ステップS2703:No)、処理を抜ける。行動者経路と不審者経路が一致すると判断した場合は(ステップS2703:Yes)、不審者判定部307は行動者を不審者であると判定する(ステップS2704)。報知制御部108は、スピーカ109によって音声の出力や、表示灯110の点灯を制御する(ステップS2705)。
なお、本実施の形態では、移動経路データベース340に不審者経路を格納して、不審者経路と行動者の移動経路が一致した場合に、行動者を不審者と判定したが、他の例として、移動経路データベース340に家人や訪問者の移動経路を格納しておき、行動者の移動経路が移動経路データベース340に格納された移動経路と一致しない場合に、行動者を不審者と判定するようにしてもよい。
なお、上述した実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムは、上述した各部(画像情報取得部、行動者検出部、検出領域判定部、滞在時間計測部、距離算出部、操作検出部、不審者判定部、報知制御部等)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから〜プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、画像情報取得部、行動者検出部、検出領域判定部、滞在時間計測部、距離算出部、操作検出部、不審者判定部、報知制御部等が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、基準画像記憶部、検出領域データベース、移動経路データベース、操作領域データベース、位置情報記憶部は、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク、メモリカードなどの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
以上、本発明を第1〜第3の実施の形態を用いて説明してきたが、上述した実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。なお、上述した第1〜第3の実施の形態において説明した構成や機能は、自由に組み合わせることができる。
第1の実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる監視領域の画像情報を画像処理して生成した基準画像情報の一例を示す説明図である。 監視領域内での検出領域の一例を示す説明図である。 検出領域データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかる移動経路データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 画像情報取得部、行動者検出部、検出領域判定部、滞在時間計測部、距離計測部、不審者判定部、報知制御部が行う警備処理手順を示すフローチャートである。 行動者検出部が行う行動者検出処理手順を示すフローチャートである。 グレー化した画像情報の一例を示す説明図である。 モザイク化した画像情報の一例を示す説明図である。 基準画像情報とブロック化画像情報との差分の算出結果を示す説明図である。 2値化した画像情報の一例を示す説明図である。 小領域を除去した画像情報の一例を示す説明図である。 不審者判定部、滞在時間計測部、報知制御部が行う不審者判定処理手順を示すフローチャートである。 不審者判定部、報知制御部が行う不審者判定処理手順を示すフローチャートである。 不審者判定部、滞在時間計測部、距離算出部、報知制御部が行う不審者判定処理手順を示すフローチャートである。 行動者の位置と施解錠部の領域B1との距離を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる操作領域の基準画像情報の一例を示す説明図である。 他の実施の形態にかかる監視領域の基準画像情報の一例を示す説明図である。 監視カメラの監視領域内の操作領域の一例を示す説明図である。 操作領域データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 画像情報取得部、操作検出部、不審者判定部、報知制御部が行う警備処理手順を示すフローチャートである。 監視カメラによって撮像された画像情報における操作領域の画像情報を示す説明図である。 不審者判定部、報知制御部が行う不審者判定処理手順を示すフローチャートである。 不審者判定部、報知制御部が行う不審者判定処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態にかかる移動経路データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 画像情報取得部、行動者検出部、検出領域判定部、不審者判定部、報知制御部が行う警備処理手順を示すフローチャートである。 画像情報取得部、行動者検出部、検出領域判定部、不審者判定部、報知制御部が行う警備処理手順を示すフローチャートである。 不審者判定部、報知制御部が行う行動者判定処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 200 300 警備装置
101 監視カメラ
102 画像情報取得部
103 行動者検出部
104 検出領域判定部
105 滞在時間計測部
106 距離算出部
107 207 307 不審者判定部
108 報知制御部
109 スピーカ
110 表示灯
120 220 320 基準画像記憶部
130 検出領域データベース
140 340 移動経路データベース
150 位置情報記憶部
211 操作検出部
260 操作領域データベース

Claims (12)

  1. 監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置において、
    前記監視領域内の行動者を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段と、
    前記監視領域を複数に分割した領域である検出領域を記憶する検出領域記憶手段と、
    前記監視カメラによって撮像された画像情報と前記基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報とに基づいて、前記行動者を検出する行動者検出手段と、
    前記行動者検出手段によって前記行動者が検出された場合に、当該行動者が前記検出記憶手段に記憶された前記検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定する検出領域判定手段と、
    前記検出領域判定手段によって判定された前記検出領域の判定結果に基づいて、前記行動者が不審者であるか否かを判定する不審者判定手段と、
    前記不審者判定手段によって前記行動者が不審者であると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする警備装置。
  2. 前記検出領域判定手段によって判定された前記検出領域のいずれかにおいて前記行動者が滞在する滞在時間を計測する滞在時間計測手段、をさらに備え、
    前記不審者判定手段は、前記滞在時間計測手段によって計測された当該検出領域における前記滞在時間が所定の時間以上であった場合に、前記行動者を不審者であると判定すること、を特徴とする請求項1に記載の警備装置。
  3. 不審者が移動する前記検出領域を示す不審者経路を記憶する移動経路記憶手段、をさらに備え、
    前記不審者判定手段は、時系列に前記検出領域判定手段によって判定された前記検出領域が、前記移動経路記憶手段に記憶された前記不審者経路と一致する場合に、前記行動者を不審者と判定すること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の警備装置。
  4. 前記基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報における建物の出入口の鍵穴の位置を示す施解錠部を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記行動者検出手段によって検出された前記行動者と、前記位置情報記憶手段に記憶された前記施解錠部との距離を算出する距離算出手段と、をさらに備え、
    前記不審者判定手段は、前記距離算出手段によって算出された前記距離が所定の距離以内である場合は、前記行動者を不審者と判定すること、特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の警備装置。
  5. 監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置において、
    前記監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段と、
    前記監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域情報を記憶する操作領域記憶手段と、
    前記基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報と、前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記操作領域記憶手段に記憶された前記領域情報に対応する画像情報とに基づいて、一定期間操作動作を検出する操作検出手段と、
    前記操作検出手段によって検出された操作動作の検出結果に基づいて、前記監視領域に不審者が存在すると判定する不審者判定手段と、
    前記不審者判定手段によって不審者が存在すると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする警備装置。
  6. 前記操作検出手段は、前記基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報と、前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記操作領域記憶手段に記憶された前記領域情報に対応する画像情報とに基づいて、前記操作部が操作される操作時間を計測し、
    前記不審者判定手段は、前記操作検出手段によって計測された前記操作時間が所定の時間以上であった場合に、不審者が存在すると判定すること、を特徴とする請求項5に記載の警備装置。
  7. 前記操作検出手段は、前記基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報と、前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記操作領域記憶手段に記憶された前記領域情報に対応する画像情報とに基づいて、前記操作部が操作される操作回数を計数し、
    前記不審者判定手段は、前記操作検出手段によって計数された前記操作回数が所定の回数以上であった場合に、不審者が存在すると判定すること、を特徴とする請求項5または請求項6に記載の警備装置。
  8. 監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置において、
    前記監視領域内の行動者を検出するための基準となる第1基準画像情報を記憶する第1基準画像記憶手段と、
    前記監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる第2基準画像情報を記憶する第2基準画像記憶手段と、
    前記監視領域を複数の分割した領域である検出領域を記憶する検出領域記憶手段と、
    前記監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域である操作領域を記憶する操作領域記憶手段と、
    不審者が移動する前記検出領域または前記操作領域を示す不審者経路を記憶する移動経路記憶手段と、
    前記監視カメラによって撮像された画像情報と、前記第1基準画像記憶手段に記憶された前記第1基準画像情報とに基づいて前記行動者を検出する行動者検出手段と、
    前記行動者検出手段によって前記行動者が検出された場合に、当該行動者が前記検出記憶手段に記憶された前記検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定する検出領域判定手段と、
    前記第2基準画像記憶手段に記憶された前記第2基準画像情報と、前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記操作領域記憶手段に記憶された前記操作領域に対応する画像情報とに基づいて、一定期間操作動作が行われた操作領域を検出する操作検出手段と、
    前記検出領域判定手段によって判定された前記検出領域の判定結果および前記操作検出手段によって検出された前記操作領域の検出結果によって示される前記行動者が移動した経路が、前記移動経路記憶手段に記憶された前記不審者経路と一致するか否かによって、前記行動者が不審者であるか否かを判定する不審者判定手段と、
    前記不審者判定手段によって前記行動者が不審者であると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする警備装置。
  9. 監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置の警備方法において、
    前記監視カメラによって撮像された画像情報と前記監視領域内の行動者を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報とに基づいて前記行動者を検出する行動者検出ステップと、
    前記行動者検出ステップによって前記行動者が検出された場合に、当該行動者が前記監視領域を複数に分割した領域である検出領域を記憶する検出記憶手段に記憶された前記検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定する検出領域判定ステップと、
    前記検出領域判定ステップによって判定された前記検出領域の判定結果に基づいて、前記行動者が不審者であるか否かを判定する不審者判定ステップと、
    前記不審者判定ステップによって前記行動者が不審者であると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知ステップと、
    を有することを特徴とする警備方法。
  10. 監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置の警備方法において、
    前記監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる基準画像情報を記憶する基準画像記憶手段に記憶された前記基準画像情報と、前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域情報を記憶する操作領域記憶手段に記憶された前記領域情報に対応する画像情報とに基づいて、一定期間操作動作を検出する操作検出ステップと、
    前記操作検出ステップによって検出された操作動作の検出結果に基づいて、前記監視領域に不審者が存在すると判定する不審者判定ステップと、
    前記不審者判定ステップによって不審者が存在すると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知ステップと、
    を有することを特徴とする警備方法。
  11. 監視領域を撮像する監視カメラを備える警備装置の警備方法において、
    前記監視カメラによって撮像された画像情報と、前記監視領域内の行動者を検出するための基準となる第1基準画像情報を記憶する第1基準画像記憶手段に記憶された前記第1基準画像情報とに基づいて前記行動者を検出する行動者検出ステップと、
    前記行動者検出ステップによって前記行動者が検出された場合に、当該行動者が前記監視領域を複数の分割した領域である検出領域を記憶する検出記憶手段に記憶された前記検出領域のいずれに存在するかを一定期間判定する検出領域判定ステップと、
    前記監視領域内の行動者の操作を検出するための基準となる第2基準画像情報を記憶する第2基準画像記憶手段に記憶された前記第2基準画像情報と、前記監視カメラによって撮像された画像情報における前記監視領域での建物の出入に関する操作部を含む領域である操作領域を記憶する操作領域記憶手段に記憶された前記操作領域に対応する画像情報に基づいて、一定期間操作動作が行われた操作領域を検出する操作検出ステップと、
    前記検出領域判定ステップによって判定された前記検出領域の判定結果および前記操作検出ステップによって検出された前記操作領域の検出結果によって示される前記行動者が移動した経路が、不審者が移動する前記検出領域または前記操作領域を示す不審者経路を記憶する移動経路記憶手段に記憶された前記経路と一致するか否かによって、前記行動者が不審者であるか否かを判定する不審者判定ステップと、
    前記不審者判定ステップによって前記行動者が不審者であると判定された場合に、前記不審者の存在を報知する報知ステップと、
    を有することを特徴とする警備方法。
  12. 請求項9〜11のいずれか一つに記載された警備方法をコンピュータに実行させることを特徴とする警備プログラム。
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