JP5179226B2 - 屋外監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、予め設定された屋外の監視範囲内の様子を画像表示する屋外監視装置に関する。
従来、建物の出入口の屋外側の様子を撮像するカメラと、屋内に設置された表示装置とを接続し、表示装置にて、所定の操作がされたときに、現在のカメラ画像を表示装置に表示する装置が知られている(例えば下記特許文献1に開示される警備状態設定システムを参照)。
これにより、利用者は、外出時に現在の屋外の様子を確認できるので、利用者が屋外へ出たところを襲おうとする賊の存在を察知できる。
特開2003−6768号公報
しかしながら、利用者が屋外に出るところを襲おうとする賊は、利用者が屋外に出るときに常にカメラに映るような建物の出入口付近にいるわけではなく、利用者が建物内にいるかを屋外から屋内の様子を窺って確認してから隠れて待っていたり、利用者が屋内にいることを確認した場合には隠れて待ち伏せる性質がある。
したがって、そのような場合には、特許文献1に開示される従来の装置のように、利用者が屋外に出る直前に現在の画像を確認しただけでは、その画像に賊の姿が映らない可能性が高く、利用者が賊の存在を察知できないという問題が生じる。
そこで、本発明は、上述した賊の性質に着目して上記問題を解決するためになされたものであり、屋外に出る利用者を隠れて待っている賊の存在を察知できる屋外監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載された屋外監視装置は、建物の屋外における所定領域を撮像して画像情報を取得する撮像手段と、
前記所定領域における人体を検知する検知手段と、
前記検知手段人体検知したときに前記撮像手段が撮像した画像を少なくとも含む画像情報を記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、
屋内に配設され、利用者により外出のための所定操作が行われる操作手段と、
屋内に配設され、前記画像情報を表示する表示手段と、
前記操作手段が操作されたときに、前記記憶手段に記憶されている画像情報のうち、前記操作手段での操作時から遡って所定数分の画像情報、又は、所定時間以内に記憶された画像情報を選択し、当該選択した画像情報と、前記撮像手段が現在撮像している画像情報である現在画像情報とを前記利用者が対比可能な態様で前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項に記載された屋外監視装置は、請求項1の屋外監視装置において、
前記操作手段は、前記建物内が無人である無人モード、又は、前記建物内が有人である有人モードを設定する操作手段であり、
前記記憶処理手段は、前記操作手段にて設定されているモードに関連付けて前記画像情報を前記記憶手段に記憶させ、
前記操作手段が操作されたときに前記表示制御手段が前記選択する画像情報は、前記操作手段での操作時から遡って所定数分の画像情報、又は、所定時間以内に記憶された画像情報であって、前記有人モードが設定されているときに記憶した画像情報であることを特徴とする。
本発明は、利用者が屋外に出たところを襲おうとする賊の性質に着目した発明である。すなわち、本発明では、そのような賊が建物内を屋外から窺って確認してから隠れて待ち伏せる性質に着目している。この性質を利用して、本発明に係る屋外監視装置では、屋外から屋内を窺ったときの賊が映った画像情報を人体検知に基づいて記憶しておき、この画像情報を利用者が屋外に出る前に表示する。これにより、利用者が屋外に出たところを襲おうとして隠れて待っている賊の存在を、利用者が屋外に出る前に察知できる。
以下、本発明に係る屋外監視装置について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る屋外監視装置のブロック構成図、図2は屋外監視装置を含む監視システムの概略構成図、図3は屋外監視装置における表示装置内の画像記憶手段に記憶される情報の一例を示す図、図4は屋外監視装置における警備装置内の監視制御手段の処理内容を示すフローチャート、図5は屋外監視装置における表示装置内の記憶処理部の処理内容を示すフローチャート、図6は屋外監視装置における表示装置内の表示制御手段の処理内容を示すフローチャート、図7は屋外監視装置における表示装置内の画像表示手段に表示される表示画面の一例を示す図である。
本発明に係る屋外監視装置1は、例えば図2に示すような監視システム51に採用される。この監視システム51は、本発明に係る屋外監視装置1と、防犯センサ61と、監視センタ62とによって構築される。
そして、本発明の要部の一実施例である屋外監視装置1について概略説明すると、屋外の出入口近傍を撮影する人体検知・撮像機能を有する監視装置と屋内に設置された表示装置とを接続し、監視装置が人体を検知したときの撮像画像を記録するようにしておく。そして、外出のための操作が利用者によってされたときに、この操作時から遡った人体検知に基づく記録画像を表示装置に表示し、利用者が屋外に出るときに隠れて待っている賊の存在を、利用者が屋外に出る前に察知できるようにしている。なお、本実施例では、外出中における侵入者の監視を監視システム51にさせるための操作を外出のための操作としている。以下、各構成について説明する。
屋外監視装置1は、予め設定された屋外の監視範囲内の様子を監視するもので、図1及び図2に示すように、監視装置2、警備装置3、表示装置4を備えて概略構成される。
監視装置2は、建物の屋外に設置され、図1に示すように、撮像手段21、検知手段22、制御手段23、画像信号出力手段24、検知信号出力手段25を備えている。
撮像手段21は、建物の屋外側の所定領域、具体的には建物の屋外と屋内との通行口となる出入口近傍の所定領域を監視範囲(撮像範囲)としてその様子を常時撮像し、監視範囲を撮像した画像情報を逐次制御手段23に出力している。この撮像手段21は、例えば近赤外領域の光を検出するCCD撮像素子等の画像取得回路を有するカメラで構成され、毎秒数フレームの所定時間周期で監視領域を撮影した画像情報(NTSC(National Television Standards Committee )方式の映像信号)を制御手段23に逐次送出している。なお、撮像手段21としては、CCD撮像素子以外にもCMOS撮像素子などを利用することができる。
検知手段22は、予め設定された監視範囲(検知範囲)内における人体の存在を検知し、人体の存在を検知したときに検知信号を制御手段23に出力している。監視範囲(検知範囲)は、撮像手段21の監視範囲(撮像範囲)とほぼ同一になるように設定されている。この検知手段22は、例えば監視範囲に設定された領域から放射される赤外線の受光量の変化を検出し、その変化量が所定値よりも大きくなったときに、人体を検知する赤外線センサによって構成することができる。
なお、検知手段22としては、上記赤外線センサに限らず、超音波センサなどを用いることができる。また、撮像手段21にて撮像された画像情報の変化量から人体を判定するようにし、撮像手段21が検知手段22の機能を兼ねる構成としてもよい。さらに、図1の例では、撮像手段21と検知手段22が監視装置2に含まれる構成としているが、撮像手段21(第1監視装置)と検知手段22(第2監視装置)とに別体に構成することもできる。
制御手段23は、撮像手段21から逐次入力される画像情報を、画像信号出力手段24を介して表示装置4に出力制御している。また、制御手段23は、検知手段22から人体の存在を示す検知信号が入力されたときに、その検知信号を検知信号出力手段25を介して表示装置4に出力制御している。
画像信号出力手段24は、表示装置4と接続されるインターフェースであり、撮像手段21からの画像情報を、制御手段23の制御により逐次表示装置4に出力している。
検知信号出力手段25は、表示装置4と接続されるインターフェースであり、検知手段22からの検知信号を、制御手段23の制御により表示装置4に出力している。
防犯センサ61は、建物内における侵入者の侵入を検知するもので、監視対象となる建物内部の各所に設置される。具体的に、防犯センサ61は、例えば窓の開閉を監視するマグネットセンサ、赤外線を受光してその変化量から建物内に存在する人体を検知する赤外線センサ、緊急事態が起こったときに利用者が押下する非常ボタンなどで構成される。これら各種センサからなる防犯センサ61は、建物内部の警備装置3と接続され、それぞれの検知信号を警備装置3のセンサI/F31に出力している。
なお、図2の例では、3つの防犯センサ61が1つの警備装置3に接続された例を示したが、防犯センサ61の数は限定されるものではなく、建物内の所定箇所に適宜配置することができる。
監視センタ62は、通信網を介して警備装置3と通信可能に接続されており、警備装置3から異常の旨の通知を受信したときに、その受信した信号の内容を確認して、何らかの対処が必要だと判断した場合には、対処員に監視対象への適切な対処を指示している。また、監視センタ62では、必要に応じて110番、119番通報や、監視対象または所定の緊急連絡先との電話連絡などの処理を行っている。
警備装置3は、建物の屋内側に設置され、防犯センサ61の検知信号を受信したときに、建物内における侵入者の侵入と判別し、監視センタ62へ侵入異常の旨を通知する侵入監視機能を備えている。
本例では、警備装置3が建物内における侵入監視機能を実行するにあたり、利用者の操作によって警備装置3に設定される警備状態として、以下の3つのモードがある。
警備モード…建物内に利用者がいない無人状態のときに設定される警備状態のモードであって、警備装置3が侵入監視を行う警備状態のモード。なお、本実施例では、この警備モードが、本発明における無人モードに相当する。
解除モード(非警備モード)…建物内に利用者がいる有人状態のときに設定される警備状態のモードであって、警備装置3が侵入監視を行わない警備状態のモード。
巡回モード(非警備モード)…監視センタ62から点検を指示された対処員が侵入異常の発生した建物内部に入っている有人状態のときに設定される警備状態のモードであって、警備装置3が侵入監視を行わない警備状態のモード。
なお、本例では、上述の解除モード、巡回モードを含む非警備モードが、本発明における有人モードに相当する。また、上述した3つのモードの何れかが後述するモード設定操作手段33にて設定できる構成としているが、警備装置3が侵入監視を行う警備状態の警備モードと、警備装置3が侵入監視を行わない警備状態の非警備モードとの2つのモードのみであってもよい。
警備装置3は、図1に示すように、センサI/F31、通信手段32、モード設定操作手段33、モード記憶手段34、監視制御手段35、情報表示手段36、情報出力手段37を備えている。
センサI/F31は、各種センサと接続されるインターフェースである。本例では、防犯センサ61と接続されており、防犯センサ61からの検知信号を受信し、この受信した検知信号を監視制御手段35に出力している。
通信手段32は、監視センタ62との間で通信網を介して通信可能であり、監視制御手段35が建物内に侵入者が侵入したと判別したときに、監視制御手段35の制御により、監視センタ62に対して侵入異常の旨の通知を行っている。
モード設定操作手段33は、上述した警備状態のモード設定を含め、警備状態のモード変更要求操作(警備モード、解除モード、巡回モードのモードの切り替え操作)を行う際に操作されるもので、建物の利用者が屋外に出る際に操作される操作手段に相当するものである。
具体的には、モード設定操作手段33は、操作者が警備状態を変更する正当な権限を有する人物かを判定するための認証手段としてのカードリーダと、操作手段としての操作釦(モードを切り替えるモード切替釦、モードを確定する確認釦)とから構成される。そして、利用者が外出する際に、解除モードから警備モードへと警備状態を変更する場合には、利用者がカードリーダにてカード操作を行うと、カードに記録されたIDコードをカードリーダが読み取り、この読み取ったIDコードが予め記憶されたIDコードと一致する場合に警備状態の変更を許可している。そして、許可された場合、モード設定操作手段33は、変更する警備状態の情報を監視制御手段35へ出力している。
なお、建物の利用者が屋外に出る際に操作される操作手段としては、例えば玄関などに設けられた照明や空調などをOFFするための操作手段でもよい。
モード記憶手段34は、監視制御手段35の制御により、モード設定操作手段33にて設定された現在の警備状態(警備モード、解除モード、巡回モードの何れか)を記憶している。
監視制御手段35は、防犯センサ61からセンサI/F31を介して検知信号(異常を示す信号)が入力されると、モード記憶手段34を参照し、現在の警備状態が警備モードである場合に、通信手段32を介して監視センタ62に侵入異常信号を送信している。これに対し、現在の警備状態が解除モード又は巡回モードである場合には、監視センタ62への侵入異常信号の送信は行わない。
監視制御手段35は、モード設定操作手段33から変更する警備状態の情報が入力されたときに、利用者に対して警備状態を変更する旨を情報表示手段36に表示制御し、その後、利用者がモード設定操作手段33の確認釦を操作して了解の旨が入力されると、モード記憶手段34に変更する警備状態を記憶させている。
監視制御手段35は、モード設定操作手段33から警備モードへ変更する警備状態の情報が入力されたときに、利用者が賊を察知できるようにするための画像情報を表示装置4に表示制御させるためのトリガ信号となる警備モード移行信号を、情報出力手段37を介して表示装置4に出力制御している。また、監視制御手段35は、警備状態が変更されたときに、変更後のモードを示す警備状態情報を、情報出力手段37を介して表示装置4に出力制御している。
情報表示手段36は、監視制御手段35の制御により、現在の警備状態(警備モード、解除モード、巡回モードの何れか)を表示している。また、情報表示手段36は、監視制御手段35の制御により、モード設定操作手段33による警備状態の変更時に、警備状態の変更を確定する操作(モード設定操作手段33の確認釦の押下)を利用者に促すコメント表示を行っている。
情報出力手段37は、表示装置4と接続されるインターフェースであり、監視制御手段35の制御により、警備モード移行信号、警備状態情報を出力している。
表示装置4は、監視装置2が撮像した屋外の様子を画像表示するもので、屋内に設置される。表示装置4は、図1に示すように、表示操作手段41、画像信号入力手段42、検知信号入力手段43、情報入力手段44、表示制御手段45、画像記憶手段46、画像表示手段47を備えている。
表示操作手段41は、各種操作釦や操作キーで構成され、所望の画像情報を画像表示手段47に表示する際に操作される。具体的には、現在の屋外の画像情報を見るとき、画像記憶手段46に記憶されている画像情報を見るとき、検知手段22の検知状態を確認するときに操作される。また、表示操作手段41は、複数の監視装置2が配設される場合、所望の監視装置2による画像情報に切り替えて画像表示手段47に表示するときに操作される。
画像信号入力手段42は、監視装置2と接続されるインターフェースであり、監視装置2の画像出力手段24からの画像情報を表示制御手段45に入力している。
検知信号入力手段43は、監視装置2と接続されるインターフェースであり、監視装置2の検知信号出力手段25からの検知信号を表示制御手段45に入力している。
情報入力手段44は、警備装置3と接続されるインターフェースであり、警備装置3の情報出力手段37からの警備モード移行信号、警備状態情報を表示制御手段45に入力している。
表示制御手段45は、表示操作手段41からの操作情報、画像信号入力手段42からの画像情報、検知信号入力手段43からの検知信号、情報入力手段44からの警備モード移行信号、警備状態情報を入力として、画像表示手段47の表示を制御するもので、図1に示すように、現在画像表示処理部45a、検知画像処理部45bを備えている。
現在画像表示処理部45aは、監視装置2から画像信号入力手段42を介して逐次入力される現在の画像情報を画像表示手段47に表示制御している。
検知画像処理部45bは、図1に示すように、記憶処理部45b1と選択表示部45b2を備えている。記憶処理部45b1は、検知手段22の人体検知に基づいて撮像手段21が撮像した画像情報を画像記憶手段46に記憶させる。具体的には、記憶処理部45b1は、監視装置2から検知信号入力手段43を介して検知信号を受信したときに、この検知信号受信時の現在画像と、その前後所定時間(例えば、3秒前と3秒後)に取得された画像とを画像情報(合計3枚の画像)として画像記憶手段46に記憶させる。
記憶処理部45b1は、警備装置3からの警備状態情報を記憶するメモリ(図示しないが表示制御手段45に具備)を参照し、画像記憶手段46に画像情報を記憶させるときに、警備状態(警備モード、解除モード、巡回モードの何れか)の情報を付与して画像記憶手段46に記憶させる。また、記憶処理部45b1は時計手段(図示せず)を備えており、画像記憶手段46に画像情報を記憶させるときに、そのときの時刻を付与して画像記憶手段46に記憶させる。なお、画像記憶手段46に記憶させる画像情報としては、検知信号受信時の現在画像1枚分のみであってもよい。
選択表示部45b2は、警備モード移行信号が入力されたときに、予め設定された画像選択条件に適合する画像情報を、画像記憶手段46に記憶された画像情報から選択して画像表示手段47に表示制御している。
上記画像選択条件とは、(1)情報入力手段44を介して警備モード移行信号が入力された時点から遡って所定数分(例えば3画像情報、すなわち、9枚の画像)の画像情報であること、(2)警備モード移行信号が入力されたときに設定されている解除モード中に記憶された画像情報であることの両方の条件を満足することである。
なお、条件(1)については、情報入力手段44を介して警備モード移行信号が入力された時点から遡って所定時間(例えば6時間)以内に記憶した画像情報でも良い。すなわち、画像選択条件に適合する画像情報とは、モード設定操作手段33での操作時から遡って所定数分の人体検知に基づく画像情報、又は、モード設定操作手段33での操作時から遡って所定時間以内に記憶された人体検知に基づく画像情報であって、過去において最後に設定された警備モードから移行して非警備モードが設定されているときに記憶された画像情報である。
画像記憶手段46は、記憶処理部45b1の制御に基づいて監視装置2の検知手段22が人体を検知したときに撮像手段21が撮像した画像とその前後に撮像手段21が撮像した画像とを画像情報として記憶している。具体的には、画像記憶手段46は、図3に示すように、画像情報No.(固有番号:例えば固定の通し番号)と、記録時刻(時:分:秒)と、警備状態(警備モード、解除モード、巡回モードの何れか)とを対応付けた画像情報を記憶している。すなわち、画像記憶手段46には、検知信号入力時の画像とその前後の画像とが一纏めにされた状態で、各画像情報No.毎に記録時刻と警備状態とが付与されて記憶される。
画像表示手段47は、表示制御手段45の制御により、監視装置2が撮像した現在の画像情報、監視装置2の検知手段22が人体を検知したときの画像情報を表示している。
次に、上述した監視システム51に採用される屋外監視装置1の動作について図4〜図7を参照しながら説明する。なお、図4は、モード設定操作手段33により非警備モード(解除モード又は巡回モード)から警備モードへのモード移行要求操作が行われたときの動作フローチャートを示している。
・監視制御手段35の処理(図4)
モード設定操作手段33での警備モード移行要求操作によりIDコードが入力されたか否かを判別する(ST1)。IDコードが入力されなければ(ST1−NO)、予め設定された時間が経過してタイムアップしたか否かを判別し(ST2)、タイムアップすれば(ST2−YES)、処理を終了する。タイムアップしなければ(ST2−NO)、ST1の処理(IDコードの入力待ちの処理)に戻る。
そして、IDコードが入力されたと判別すると(ST1−YES)、そのIDの認証がOKか否かを判別する(ST3)。IDの認証がOKでない(NG)と判別すると(ST3−NO)、処理を終了する。IDの認証がOKと判別すると(ST3−YES)、情報出力手段37を介して表示制御手段45に警備モード移行信号を出力する。続いて、モード設定操作手段33の確認釦が操作されたか否かを判別する(ST5)。確認釦が操作されていないと判別すると(ST5−NO)、予め設定された時間が経過してタイムアップしたか否かを判別し(ST6)、タイムアップすれば(ST6−YES)、処理を終了する。タイムアップしなければ(ST6−NO)、ST5の処理(確認釦の操作待ちの処理)に戻る。そして、確認釦が操作されたと判別すると(ST5−YES)、現在の警備状態を警備モードとしてモード記憶手段34に記憶し、情報出力手段37を介して表示制御手段45に警備モードの警備状態信号を出力する(ST7)。
・記憶処理部45b1の処理(図5)
屋外監視装置1の電源がONした後に、監視装置2から検知信号入力手段43を介して検知信号が入力されたか否かを判別する(ST11)。そして、検知信号が入力されたと判別すると(ST11−YES)、この検知信号入力時に監視装置2から画像信号入力手段42を介して入力される現在画像とその前後の画像とを画像情報として画像記憶手段46に記憶させる(ST12)。また、このときに現在の警備状態のモードと現在時刻の情報を画像情報に付加して記憶させる。
・表示制御手段45の処理(図6)
警備装置3から情報入力手段44を介して警備モード移行信号が入力されると、表示制御手段45の選択表示部45b2は、記憶処理部45b1が記憶した画像情報の中から前述した画像選択条件に適合する画像情報を選択する(ST21)。そして、選択した画像情報のうち直近の画像情報と現在画像情報とを、図7に示すような表示形式で画像表示手段47に表示する(ST22)。その際、選択した画像情報と現在画像情報とは、図7に示すように、利用者が両者の画像を対比可能な形態で表示するのが望ましい。
表示制御手段45は、画像表示手段47の画像表示領域Eを1つの現在画像表示領域E1と3つの記憶画像表示領域E2,E3,E4とに4等分に分割し、現在画像表示領域E1にリアルタイムの現在画像情報を表示し、3つの記憶画像表示領域E2〜E4に選択した画像情報(検知信号入力時の画像とその前後2つの画像)を表示している。これにより、利用者は、現在の屋外の様子を映した現在画像情報と、人体検知に基づく記憶画像である画像情報とを比較することができるので、屋外に出る前に賊の存在を察知することができる。表示制御手段45は、選択した画像情報が複数ある場合には、表示操作手段41にて所定の操作がされると、順次過去に遡って画像情報を記憶画像表示領域E2〜E4に表示する。
なお、本実施例では、リアルタイムの現在画像情報と1つの画像情報とを一画面上に分割表示しているが、表示領域の分割数を増加して複数の画像情報を表示するようにしてもよい。
続いて、表示制御手段45は、現在の警備状態が警備モードとなったか否かを判別する(ST23)。現在のモードが警備モードでないと判別すると(ST23−NO)、予め設定された時間が経過してタイムアップしたか否かを判別し(ST24)、タイムアップしなければ(ST24−NO)、ST23の処理(モード判別処理)に戻る。タイムアップすれば(ST24−YES)、画像表示手段47に対する画像情報の表示を停止する(ST25)。また、現在の警備状態が警備モードであると判別すると(ST23−YES)、画像表示手段47に対する画像情報の表示を停止する(ST25)。
このように、本例の屋外監視装置1は、利用者が外出時に行う操作である警備モードの設定操作がされたときに、人体検知に基づいて記憶された画像情報のうち、設定操作時から遡って所定時間以内に記憶された画像情報、又は、設定操作時から遡って所定数の画像情報を表示する。これにより、屋外から屋内の様子を窺って確認してから隠れる性質のある賊が映った画像を表示できるので、利用者が屋外に出たところを襲おうとして隠れて待っている賊の存在を、利用者が屋外に出る前に察知することができる。また、屋内の様子を窺った賊は、利用者が屋内にいることを確認した場合に、隠れて待ち伏せる性質を持っている。この性質に着目し、本例の屋外監視装置1では、利用者が建物内にいる状態である非警備モード中において記憶した画像情報を表示するので、賊が映っている可能性の高い画像情報を表示することができる。
さらに、本例の屋外監視装置1は、利用者が屋外に出るための操作をしたときに、その操作時から遡った人体検知に基づいて記憶された画像情報と現在画像情報とを図7に示すような一つの表示画面上に対比可能に同時に表示する。これにより、人体検知に基づいて記憶された画像情報に賊が映っている場合、利用者は、屋外から屋内を窺ったときの賊が映った記録画像情報と現在の画像情報とを屋外に出る前に見比べて比較でき、より詳細に賊が存在しているか否かを確認することができる。
ところで、上述した実施形態では、監視装置2が1つの場合を例にとって説明したが、複数の監視装置2を建物の屋外側の所定箇所に設置し、各監視装置2からの画像情報及び検知信号を表示装置4に入力する構成としてもよい。この場合、屋外監視装置1は、表示操作手段41の操作に応じて、所望の監視装置2に切り替え、この切り替えられた監視装置2が撮像した現在画像情報と、画像選択条件に適合した人体検知に基づいて記憶された画像情報とを画像表示手段47に表示するようにする。
また、上述した実施形態では、表示装置4の画像記憶手段46にて人体検知に基づく画像情報を記憶する構成としたが、監視装置2に画像情報を記憶する手段を設ける構成としてもよい。この場合、警備モードへの設定操作があったときに表示装置4の表示制御手段45が監視装置2から記憶された画像情報を取得するようにすればよい。
さらに、上述した実施形態では、警備装置3と表示装置4とを別体構成として説明したが、これら警備装置3と表示装置4とを一体構成とすることもできる。この場合、情報出力手段37、情報入力手段44の構成が不要となり、センサI/F31が検知信号入力手段43を兼ね、モード設定操作手段33と表示操作手段41とを共通の操作手段とし、モード記憶手段34と画像記憶手段46とを共通の記憶手段とし、情報表示手段36と画像表示手段47とを共通の表示手段として、全体構成の簡略化を図ることができる。
また、上述した実施形態では、選択表示部45b2の画像選択条件として、モード設定操作手段33での操作時点に基づいた時間的な条件である条件(1)と、警備状態における非警備モードを条件とした条件(2)の両方を満たすものとして説明したが、条件(1)だけを画像選択条件としてもよいし、条件(2)だけを画像選択条件としてもよい。
なお、警備状態のモードに関し、建物内に利用者がいる有人状態であっても、利用者を検知しない防犯センサ61(例えば、窓の開閉を監視するマグネットセンサ)については、侵入監視を行い、利用者を検知する防犯センサ61(例えば、建物内に存在する人体を検知する赤外線センサ)については侵入監視を行わない在宅警備モードを、警備装置3に設定可能にするようにしてもよい。この場合、在宅警備モードは、本発明における有人モードに相当し、実施例では画像選択条件(2)を満足する非警備モードに相当する。
また、上述した実施形態では、無人モード又は有人モードを設定する操作手段を、警備装置3のモード設定操作手段33として説明したが、本発明における操作手段は、テレビドアホンシステムや留守番電話において、利用者が外出時に操作する操作手段であってもよい。テレビドアホンシステムの場合は、訪問者の映像や音声を記録するモードに設定する操作手段が相当し、留守番電話の場合は、着信があったときに自動応答して相手のメッセージを録音するモードに設定する操作手段が相当する。
本発明に係る屋外監視装置のブロック構成図である。 本発明に係る屋外監視装置を含む監視システムの概略構成図である。 本発明に係る屋外監視装置における表示装置内の画像記憶手段に記憶される情報の一例を示す図である。 本発明に係る屋外監視装置における警備装置内の監視制御手段の処理内容を示すフローチャートである。 本発明に係る屋外監視装置における表示装置内の記憶処理部の処理内容を示すフローチャートである。 屋外監視装置における表示装置内の表示制御手段の処理内容を示すフローチャートである。 屋外監視装置における表示装置内の画像表示手段に表示される表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 屋外監視装置
2 監視装置
3 警備装置
4 表示装置
21 撮像手段
22 検知手段
23 制御手段
24 画像信号出力手段
25 検知信号出力手段
31 センサI/F
32 通信手段
33 モード設定操作手段
34 モード記憶手段
35 監視制御手段
36 情報表示手段
37 情報出力手段
41 表示操作手段
42 画像信号入力手段
43 検知信号入力手段
44 情報入力手段
45 表示制御手段
45a 現在画像表示処理部
45b 検知画像処理部
45b1 記憶処理部
45b2 選択表示部
46 画像記憶手段
47 画像表示手段
51 監視システム
61 防犯センサ
62 監視センタ

Claims (2)

  1. 建物の屋外における所定領域を撮像して画像情報を取得する撮像手段と、
    前記所定領域における人体を検知する検知手段と、
    前記検知手段人体検知したときに前記撮像手段が撮像した画像を少なくとも含む画像情報を記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、
    屋内に配設され、利用者により外出のための所定操作が行われる操作手段と、
    屋内に配設され、前記画像情報を表示する表示手段と、
    前記操作手段が操作されたときに、前記記憶手段に記憶されている画像情報のうち、前記操作手段での操作時から遡って所定数分の画像情報、又は、所定時間以内に記憶された画像情報を選択し、当該選択した画像情報と、前記撮像手段が現在撮像している画像情報である現在画像情報とを前記利用者が対比可能な態様で前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする屋外監視装置。
  2. 前記操作手段は、前記建物内が無人である無人モード、又は、前記建物内が有人である有人モードを設定する操作手段であり、
    前記記憶処理手段は、前記操作手段にて設定されているモードに関連付けて前記画像情報を前記記憶手段に記憶させ、
    前記操作手段が操作されたときに前記表示制御手段が前記選択する画像情報は、前記操作手段での操作時から遡って所定数分の画像情報、又は、所定時間以内に記憶された画像情報であって、前記有人モードが設定されているときに記憶した画像情報である請求項1記載の屋外監視装置。
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