JP2002218437A - 画像監視システム - Google Patents

画像監視システム

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JP2002218437A
JP2002218437A JP2001010733A JP2001010733A JP2002218437A JP 2002218437 A JP2002218437 A JP 2002218437A JP 2001010733 A JP2001010733 A JP 2001010733A JP 2001010733 A JP2001010733 A JP 2001010733A JP 2002218437 A JP2002218437 A JP 2002218437A
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JP2001010733A
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Ryutoku Morimoto
龍徳 森本
Makoto Oizumi
誠 大泉
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Secom Co Ltd
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Secom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 在宅時では侵入者等の画像を表示し、留守時
に侵入者等を検出した場合には静止画像を記憶する画像
監視システムを提供する。 【解決手段】 画像監視システムは、監視領域に人が存
在することを検出する人体検出手段11と、撮像領域を
撮影する撮像手段12と、人体検出手段で検出された人
体検出信号と撮像手段で得られた映像信号を受信するコ
ントローラ2を有し、前記コントローラは、不在又は在
宅モードを設定する手段30と、撮像手段で撮影された
画像情報を表示する手段24と、撮像領域の画像情報を
記憶するメモリ39と、在宅モードの場合に撮像手段で
撮影された画像情報を表示手段に表示し、不在モードの
場合に撮像手段で撮影された画像情報をメモリに記憶す
る切替制御手段36とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像監視システム
に関する。本発明の画像監視システムによれば、特定の
監視領域内へ入った来訪者や侵入者について、在宅時で
はそれら来訪者や侵入者を動画像で表示させて即時的に
確認することができると共に、留守(不在)時に来訪者
や侵入者を検出した場合には静止画像で記憶しておき、
後で再生して確認することができる。
【0002】
【従来の技術】従来から、CCTV(閉回路テレビジョ
ン)システムなどの画像監視システムは、一般住宅の玄
関前や、事業所又は事務所内外の特定の監視領域内への
来訪者や侵入者を別の場所(例えば、一般住宅内部や中
央監視室)で監視する目的で広く利用されている。この
CCTVシステムの基本的な利用方法では、特定の監視
領域全体をCCTVカメラで常時撮影して動画像信号を
出力し、モニター画面で監視領域を動画像として表示し
ている。監視員は、モニター画面を監視することで不審
者などを即時にチェックすることができる。一方、別の
画像監視システムとして、近年では、特定の監視領域に
ついてカメラがとらえた画像情報をデジタル信号に変換
して常時DVRなどで録画しておき、問題が生じた時
(例えば、犯罪の発生を後で把握した際)に、録画した
画像情報を後から再生して確認する監視システムも利用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
CCTVシステムでは、モニター画面を常時監視する監
視員を必要とするだけでなく、画像が記録されないの
で、監視領域の状態を後から確認することができないと
いう問題があった。一方、DVRなどで録画しておく画
像監視システムの場合は、監視領域の現在の状態を遠隔
監視することができないという問題があった。従って、
本発明の課題は、監視員がいる状態(あるいは在宅時)
では監視員や在宅者に来訪者や侵入者の画像を表示し、
監視員がいない状態(あるいは留守時)に来訪者や侵入
者を検出した場合には静止画像で記憶する画像監視シス
テムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、監視領域内に人が存在することを検出する人体検出
手段と、前記監視領域の少なくとも一部を含む撮像領域
を撮影する撮像手段と、前記人体検出手段で検出された
人体検出信号と前記撮像手段で得られた映像信号を受信
するコントローラを有する画像監視システムであって、
前記コントローラは、不在モード又は在宅モードを設定
するモード設定手段と、前記撮像手段で撮影された画像
情報を表示する表示手段と、前記撮像領域の画像情報を
記憶するメモリと、前記モード設定手段が在宅モードの
場合に前記撮像手段で撮影された画像情報を前記表示手
段に表示し、前記モード設定手段が不在モードの場合に
前記撮像手段で撮影された画像情報を前記メモリに記憶
する切替制御手段とを有することを特徴とする、前記画
像監視システムによって解決することができる。本発明
の画像監視システムの好ましい態様においては、前記人
体検出手段が、照明手段を更に有する。この態様によれ
ば、夜間の撮影が可能になり、侵入者などを威嚇するこ
とにも利用することができる。この画像監視システムの
更に好ましい態様においては、前記人体検出手段が、更
に照度センサーを有し、その照度センサーが所定値以下
の照度を検出し、しかも前記人体検出手段が、前記監視
領域内に人が存在することを検出した場合に前記照明手
段を点灯させる照明制御手段を有する。この態様によれ
ば、前記照明手段の点灯を適切に制御することが可能に
なる。
【0005】本発明の画像監視システムの別の好ましい
態様においては、前記人体検出手段と前記撮像手段とが
相互に独立し、しかも着脱自在である。この態様によれ
ば、前記人体検出手段か前記撮像手段が不要な場合には
取り外すことができる。本発明の画像監視システムの更
に別の好ましい態様においては、前記メモリに記憶され
る画像情報が、デジタル化された静止画像である。この
態様によれば、大量の画像情報を記憶することが可能に
なる。
【0006】本明細書において「監視領域」とは、前記
人体検出手段によって人(例えば、来訪者や侵入者)の
存在又は不在を確認する対象となる領域である。また、
「撮像領域」とは、前記「監視領域」に存在する人(例
えば、来訪者や侵入者)を画像によって確認する目的
で、前記撮像手段によって撮影する対象となる領域であ
る。従って、前記の「撮像領域」は、少なくとも前記の
「監視領域」の一部を含む限り、前記「監視領域」と完
全に一致する必要はないが、実質的に一致するのが好ま
しい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の特定の実施態様を
図面に沿って説明する。図1は、本発明の画像監視シス
テムの一実施態様であるCCTVシステム10の構成図
である。本発明によるCCTVシステム10は、人体検
出部1a,1b,1cとコントローラ2とを含む。人体
検出部1は、監視領域毎に1つずつ設けるので、人体検
出部1の合計数は、監視領域の合計数と一致し、1又は
それ以上であることができる。図1には、3つの監視領
域に対応して3つの人体検出部1a,1b,1cを設け
た態様を示す。
【0008】個々の人体検出部1a,1b,1cは、そ
れぞれ人体検出センサー11a,11b,11cと撮像
部12a,12b,12cとを有し、各々の人体検出セ
ンサー11は、場合により照明手段としてのライトを備
えたライト付人体検出センサー11であることができ
る。コントローラ2は、人体検出部1a,1b,1cの
それぞれと個別に接続しており、ライト付人体検出セン
サー11から送信される人体検出信号を受信したり、撮
像手段12で撮影された映像信号を受信して、後述する
ように画像情報を表示手段に表示したり、映像信号を場
合によりデジタル化してからメモリに記憶したりするこ
とができる。なお、照明手段としてのライト110を撮
像手段12に設けることもでき、その場合は、ライトを
人体検出センサー111に設けても、設けなくてもよ
い。
【0009】前記の人体検出部1において、ライト付人
体検出センサー11と撮像部12とは、一体型であるか
あるいは相互に独立していることができ、相互に独立し
ている場合は、相互に着脱自在に独立していることもで
きる。ライト付人体検出センサー11と撮像部12とが
相互に独立していると、例えば、記録画像の再生のみを
希望する利用者にはライト付人体検出センサー11を結
合せずに、撮像部12のみでの提供が可能となり、また
画像監視や画像記録の再生を希望せず、来訪者や侵入者
を検出した場合に威嚇用ライトの点灯のみを要望する利
用者には、ライト付人体検出センサー11のみでの提供
が可能となる。
【0010】次に、ライト付人体検出センサー11と撮
像部12とが相互に着脱自在に独立している1つの具体
的態様を図2に示す。ライト付人体検出センサー11
は、照明手段としてのライト110と人体検出センサー
111とを有している。ライト付人体検出センサー11
は、撮像部12との結合(嵌合)を可能にする手段とし
て、例えば、その底面の後側端部の左右に突起部112
を設け、底面の前側端部に凸状掛止部113を設けてい
る。一方、撮像部12は、前記の人体検出センサー11
との結合(嵌合)を可能にする手段として、例えば、そ
の上面の後側端部に、前記突起部112に対応して左右
に結合(嵌合)可能な溝121を備え、同様に、その上
面の前側端部に、前記凸状掛止部113に結合(嵌合)
可能な凹状掛止部122を備えている。両者を結合する
場合には、突起部112を溝121に嵌めこみながら凸
状掛止部113を凹状掛止部122に嵌めこみ、ライト
付人体検出センサー11と撮像部12を嵌合した後で、
適当な補強手段、例えば、裏蓋(図示せず)をライト付
人体検出センサー11と撮像部12の裏側に取り付け
る。このようにして、ライト付人体検出センサー11と
撮像部12を結合して一体化させることができる。な
お、撮像部12の前面にレンズ123を設け、撮像領域
を撮影する。
【0011】続いて、図1に示す個々の人体検出部1に
おいて用いることができるライト付人体検出センサー1
1の1つの具体的態様を図3を参照して説明する。ライ
ト付人体検出センサー11は、ライト110、人体検出
センサー111、照度センサー116、制御手段11
4、及び出力手段115を含む。ライト110は、撮影
が必要となる異常事態が夜間などの照度不足下で監視領
域で発生した場合にも、前記撮像手段による撮影を可能
としたり、あるいは監視領域への侵入者に対する威嚇用
照明として点灯することができる。人体検出センサー1
11は、赤外線受光手段(例えば、焦電素子)117
と、判定手段118とを有しており、赤外線受光手段1
17は、背景の赤外線と監視領域にいる人(来訪者や侵
入者)が発生する赤外線の変化量を受光する。また、前
記の判定手段118では、前記の赤外線受光手段117
で受光した赤外線の変化量に応じて発生する受光信号
と、予め実験などで定めたしきい値とを比較して、監視
領域での人の存在の有無を判定し、その結果を制御手段
114へ送信する。また、照度センサー116は、撮像
領域の照度を検出し、照度情報信号を制御手段114へ
送信する。制御手段114は、後述するように、ライト
110の点灯を制御する照明制御手段として機能すると
共に、出力手段115を介して人体検出信号をコントロ
ーラ2に送信する。
【0012】更に、図1に示す態様のCCTVシステム
10で用いることのできるコントローラ2の1つの具体
的態様を図4に沿って説明する。コントローラ2は、前
記のとおり、設置した全ての人体検出部1a,1b,1
cと、個々に接続される。より詳細には、個々の人体検
出部1a,1b,1cにおいて、各々のライト付人体検
出センサー11a,11b,11cがそれぞれコントロ
ーラ2の第2インターフェイス(I/F)35と接続
し、同様に、各々の撮像部12a,12b,12cがそ
れぞれコントローラ2の第1ビデオ信号スイッチャー2
1と接続する。4つ以上の人体検出部が設置されている
場合には、それぞれの人体検出センサーが第2インター
フェイスと接続し、撮像部が第1ビデオ信号スイッチャ
ーと接続する。
【0013】前記のコントローラ2には、前記の第1ビ
デオ信号スイッチャー21の他に、OSD(オンスクリ
ーンディスプレイ)制御手段22、第2ビデオ信号スイ
ッチャー23、及び表示手段24が含まれている。前記
の第1ビデオ信号スイッチャー21は撮像部(例えば、
カメラ)12a,12b,12cの中から、所望する撮
像部12を選択することができ、OSD制御手段22
は、前記の第1ビデオ信号スイッチャー21から送出さ
れる動画像のビデオ信号に、チャネル番号や時間情報な
どのキャラクター文字を記載することができる。また、
第2ビデオ信号スイッチャー23は、OSD制御手段2
2から送出されるキャラクター文字付き動画像と後述す
るエンコーダ28から送出される記憶静止画像との切り
替えを行い、表示手段24は、それらの動画像又は静止
画像を表示する。なお、動画像用の表示手段と静止画像
用の表示手段とを別々に設けることもできる。この場合
には、第2ビデオ信号スイッチャーを設ける必要はな
く、OSD制御手段22を直接に動画像用の表示手段と
接続し、エンコーダ28を直接に静止画像用の表示手段
と接続することができる。
【0014】前記のコントローラ2は、更に、A/D
(アナログ/デジタル)変換手段25、デコーダ26、
画像圧縮・伸張手段27、エンコーダ28、及びバッフ
ァ29を含む。前記のA/D変換手段25は、前記の第
1ビデオ信号スイッチャー21と接続し、第1ビデオ信
号スイッチャー21から送出されるアナログ動画像をデ
ジタル動画像に変換する。デコーダ26は、A/D変換
手段25から送出されたデジタル動画像から映像信号
(色信号、又は輝度信号など)を取り出す。画像圧縮・
伸張手段27は、デコーダ26から送出された映像信号
を所定の倍率で圧縮したり伸張したりする。エンコーダ
28は、画像圧縮・伸張手段27で伸張された映像信号
をアナログ信号に復調し、前記の第2ビデオ信号スイッ
チャー23へ静止画像を送出する。また、バッファ29
は、画像圧縮・伸張手段27で圧縮された画像を一時的
に記憶する。
【0015】前記のコントローラ2は、更に、留守ボタ
ン30、ライトスイッチ31、チャネルスイッチ32、
電源スイッチ33、第1インターフェイス34、第2イ
ンターフェイス35、CPU36、ROM37、クロッ
ク38、及びメモリ39を含む。前記の留守ボタン30
は、不在モード又は在宅モードを設定するモード設定手
段であり、そのスイッチのオン/オフ操作により、CC
TVシステムを不在モード(若しくは留守番モード)又
は在宅モードのいずれかに設定することができる。ライ
トスイッチ31は、照度センサーでの測定値とは無関係
に、そのスイッチのオン操作により、ライト110を強
制的に点灯させるスイッチであり、例えば、威嚇用照明
のスイッチに用いることができる。チャネルスイッチ3
2は、そのスイッチの切替操作により、撮像部12a,
12b,12cの内から、所望の撮像部を選択すること
ができ、例えば、在宅モード設定時に、監視領域の切り
替えに用いることができる。電源スイッチ33は、その
スイッチのオン/オフ操作により、CCTVシステムの
電源をオン/オフするスイッチである。
【0016】前記の留守ボタン30、ライトスイッチ3
1、チャネルスイッチ32、及び電源スイッチ33は、
第1インターフェイス34と接続され、その第1インタ
ーフェイス34を介してCPU36と接続している。ま
た、前記のとおり、ライト付人体検出センサー11a,
11b,11cは、第2インターフェイス35と接続さ
れ、その第2インターフェイス35を介してCPU36
と接続している。前記のCPU36は、更に、前記の第
1ビデオ信号スイッチャー21、表示手段24、画像圧
縮・伸張手段27、及びバッファ29などと接続してい
る。
【0017】前記のROM37には、CPU36を駆動
するためのアプリケーションソフトなどが記憶されてい
る。また、クロック38は、現時刻を刻み、例えば、時
刻情報を映像信号に提供することができる。メモリ39
は、不在モード(若しくは、留守番モード)の設定時に
侵入者や来訪者を検出した場合に侵入者や来訪者の静止
画像を記憶する。これらのROM37、クロック38及
びメモリ39もCPU36と接続している。
【0018】次に、本発明によるCCTVシステムによ
る監視機構を説明する。まず、図5に沿って、人体検出
部1の機能について説明する。監視領域内に人が存在す
ると、赤外線が人体から発生するので、その赤外線の変
化量を赤外線受光手段117によって検出し、その赤外
線の変化量に応じた電気信号を判定手段118に送出す
る(ステップ1=図5のS1;以下同様)。この判定手
段118では、予め実験等によって、監視領域における
人の存在/不在を判定するしきい値が設定されているの
で、赤外線受光手段117からの信号が、所定の赤外線
の変化量より大きいと判断した場合には人体を検出した
と判定し、人体検出信号を制御手段114に送信する
(ステップ2)。赤外線を検出しても、前記しきい値以
下の場合には、人体を検出していないと判定し、スター
ト状態に復帰する。
【0019】一方、照度センサー116からは、撮像領
域の照度情報が制御手段114に送信される(ステップ
3)。制御手段114では、照度センサー116から送
信された照度情報が、予め定めた所定値(例えば10ル
ックス)以下の照度か否かを判定する(ステップ4)。
前記のステップ2で人体検出の判定が行われ、しかも前
記のステップ4で照度が所定値以下であるとの判定が行
われた場合には、制御手段114からライト110を点
灯させるための点灯信号をライト110へ送信する(ス
テップ5)。このライト110の照明により、夜間であ
っても画像を撮影することができ、不法侵入者の同定に
寄与することができる。来訪者の場合には、本発明シス
テム利用者は来訪者の確認を行うことができる。また、
侵入者に対しては、ライト110の照明が威嚇となり、
犯罪を抑制することができる。前記のステップ2で人体
検出の判定が行われた場合には、前記のステップ4の照
度判定の結果とは無関係に、人体検出信号がコントロー
ラ2に送信される(ステップ6)。
【0020】次に、図1〜図4に示した本発明によるC
CTVシステムが在宅モードに設定されている場合のコ
ントローラ2の動作を説明する。図4に沿って説明した
とおり、図1〜図4に示した態様の本発明CCTVシス
テムでは、留守ボタン30をオフにすると、このCCT
Vシステムが在宅モードに設定され、留守ボタン30を
オンにすると不在モード(若しくは留守番モード)に設
定される。留守ボタン30のオン・オフ情報は、第1イ
ンターフェイス34を介してCPU36に送信され、例
えば、CPU36に接続するRAM(図示せず)に現状
モードとして記憶される。なお、在宅モード及び留守番
モードを各々設定するためのスイッチを設けてもよい。
また、本発明によるCCTVシステムを作動させるに
は、電源スイッチ33にて電源をオンとする。
【0021】こうして設定された在宅モードにおいて、
本発明システム利用者が監視領域での即時的な画像監視
を希望する場合は、図6に示すように、所望する監視領
域に設置した人体検出部1をチャネルスイッチ32(図
4参照)で選択する(ステップ11=図6のS11;以
下同様)。チャネル選択信号は、第1インターフェイス
34を介してCPU36に送信され、更に、CPU36
から第1ビデオ信号スイッチャー21に送出される(ス
テップ12)。第1ビデオ信号スイッチャー21では、
指示された撮像部に切り替え、その撮像部から映像信号
を受信する(ステップ13)。受信された映像信号は、
OSD制御手段22に送られて、そのOSD制御手段2
2において、映像信号に当該チャネル情報や現在の時刻
情報などをキャラクターとして書きこむ(ステップ1
4)。表示手段24は、第2ビデオ信号スイッチャー2
3を介して受信する画像情報を表示する(ステップ1
5)。こうして、本発明システム利用者は、希望する監
視領域について、希望する時に、動画像を介して即時的
な監視を行うことができる。また、チャネルスイッチ3
2を切り替えることにより、別の監視領域を前記と同様
に監視することができる。
【0022】次に、在宅モードに設定されているとき
に、侵入者又は来訪者を検出した場合について、図7を
参照して説明する。ライト付人体検出センサー11が、
監視領域において侵入者又は来訪者を検出した場合に
は、検出したライト付人体検出センサー11から第2イ
ンターフェイス35を介して検出情報がCPU36に入
力される(ステップ21=図7のS21;以下同様)。
CPU36では、人体検出情報を発信した人体検出部1
を特定し、そのチャネル情報を第1ビデオ信号スイッチ
ャー21に送信する(ステップ22)。第1ビデオ信号
スイッチャー21は受信した信号に従って、必要により
チャネルを切り替える。すなわち、信号受信時のチャネ
ルが、指示チャネルと異なる場合は、指示チャネルに切
り替え、信号受信時のチャネルが、指示チャネルと同じ
場合にはチャネル切り替えを行わない。チャネル切り替
え後は、前記図6に示した手順により、侵入者や来訪者
の画像情報が表示手段24に表示される(ステップ2
3)。在宅中の本発明システム利用者は、この画像か
ら、監視領域にいる人を確認することができる。なお、
この在宅モードでは、表示手段24には現在の動画像が
表示され、静止画像などの記録を行わない。前記のステ
ップ22において、警告音を発生するアラーム(図示せ
ず)を設けておくと、本発明システム利用者は、その警
告音が発生した場合にのみ表示手段24での確認を行
い、それ以外の場合は表示手段を見る必要がなくなる。
【0023】次に、図1〜図4に示した本発明によるC
CTVシステムが不在モード(若しくは留守番モード)
に設定されている場合のコントローラ2の動作を図8
(及び図4)に沿って説明する。本発明システム利用者
は、留守ボタン30をオンに設定する(ステップ31=
図8のS31)。これは、本発明システム利用者が外出
して不在となるときに設定するモードである。CPU3
6は、表示手段24の電源をオフにする(ステップ3
2)。具体的には、表示手段のバックライト照明を節電
モードにして、画像を表示しないようする。従って、こ
の留守番モードの場合には、表示手段24の画面には画
像が全く表示されない。
【0024】この留守番モード時に、ライト付人体検出
センサー11が、監視領域に侵入者又は来訪者を検出し
た場合には、検出したセンサー11から第2インターフ
ェイス35を介して人体検出情報がCPU36に送信さ
れる(ステップ33)。CPU36は、人体検出情報を
発信した人体検出部1を特定し、そのチャネル情報を第
1ビデオ信号スイッチャー21に送信する(ステップ3
4)。第1ビデオ信号スイッチャー21は受信した信号
に従って、前記図7と同様に、必要によりチャネルを切
り替えられる。選択された撮像部12からの映像信号
は、A/D変換手段25に送信され、デジタル情報に変
換される(ステップ35)。続いて、デコーダ26にて
A/D変換手段25からの信号の内、映像信号が取り出
され、この取り出された画像情報を画像圧縮・伸張手段
27で圧縮する(ステップ36)。圧縮された画像情報
を静止画として一時的にバッファ29に記憶する(ステ
ップ37)。前記のバッファ29に記憶するまでの動作
は、所定の時間内(例えば、60秒間)において、連続
的に実行される。また、前記の実行時間はCPU36で
予め設定しておくことができる。なお、前記のバッファ
29に記憶するまでの動作を所定時間経過後に停止する
制御方法に代え、バッファ29に記憶する静止画像の枚
数で制御することもできる。この場合は、所定枚数に達
するまで前記のバッファ29に記憶するまでの動作を実
施する。CPU36は所定期間毎に画像圧縮・伸張手段
27に対して画像情報がバッファ29に蓄積されている
か否かを問い合わせ、画像情報がバッファ29に蓄積さ
れている場合には、蓄積された画像情報をメモリ39に
記憶する(ステップ38)。
【0025】不在モード(若しくは留守番モード)にお
いて侵入者又は来訪者があり、静止画像の記憶操作が実
行された場合には、コントローラ2の蓄積灯(図示せ
ず)が点灯するので、本発明システム利用者が戻ると、
外出中に侵入者又は来訪者があったことが分かり、その
ときの状況が静止画像として、記憶されていることが分
かる。そこで、本発明システム利用者が再生ボタン(図
示せず)を押すと、再生信号がCPU36に入力され
る。CPU36はメモリ39にて記憶されている静止画
像を読み出し、画像圧縮・伸張手段27へ送り、画像圧
縮・伸張手段27で伸張された映像信号をエンコーダ2
8及び第2ビデオ信号スイッチャー23を介して表示手
段24に静止画像を表示(再生)する。なお、複数の件
数が記憶されている場合には、古い記憶画像順から新し
い記憶画像順に順時表示させることができる。こうし
て、留守番モード設定時に人体検出部1が侵入者や来訪
者を検出した場合には、侵入者や来訪者の画像を記憶し
ておき、後から再生して確認することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の画像監視システムによれば、監
視員がいる状態(あるいは在宅時)では監視員や在宅者
に来訪者や侵入者の画像を表示して、監視領域の即時的
な監視が可能となり、監視員がいない状態(あるいは留
守時)で来訪者や侵入者を検出した場合には静止画像で
記憶するので、後で再生して来訪者や侵入者を確認する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCCTVシステムのブロック図であ
る。
【図2】ライト付人体検出センサーと撮像部とが着脱自
在な人体検出部の分解斜視図である。
【図3】ライト付人体検出センサーのブロック図であ
る。
【図4】コントローラのブロック図である。
【図5】人体検出部の動作を示すフローテャートであ
る。
【図6】在宅モードに設定されている場合のコントロー
ラの動作を示すフローテャートある。
【図7】在宅モードに設定されている場合の本発明のC
CTVシステムの動作を示すフローテャートである。
【図8】留守番モードに設定されている場合の本発明の
CCTVシステムの動作を示すフローテャートである。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c・・・人体検出部;2・・・コン
トローラ;10・・・CCTVシステム;11a,11
b,11c・・・人体検出センサー;12a,12b,
12c・・・撮像部;21・・・第1ビデオ信号スイッ
チャー;22・・・OSD制御手段;23・・・第2ビ
デオ信号スイッチャー;24・・・表示手段;25・・
・A/D変換手段;26・・・デコーダ;27・・・画
像圧縮・伸張手段;28・・・エンコーダ;29・・・
バッファ;30・・・留守ボタン;31・・・ライトス
イッチ;32・・・チャネルスイッチ;33・・・電源
スイッチ;34・・・第1インターフェイス;35・・
・第2インターフェイス;36・・・CPU;37・・
・ROM;38・・・クロック;39・・・メモリ;1
10・・・ライト;111・・・人体検出センサー;1
12・・・突起部;113・・・凸状掛止部;114・
・・制御手段;115・・・出力手段;116・・・照
度センサー;117・・・赤外線受光手段;118・・
・判定手段;121・・・溝;122・・・凹状掛止
部;123・・・レンズ。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA01 AC54 5C054 CB02 CB03 CD03 EG01 FE16 FE22 FF07 GB01 HA18 5C087 AA02 AA03 AA22 AA24 AA32 BB03 BB74 DD05 DD25 DD26 EE05 EE08 FF01 FF04 FF19 FF20 GG02 GG03 GG18 GG24 GG66

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視領域内に人が存在することを検出す
    る人体検出手段と、前記監視領域の少なくとも一部を含
    む撮像領域を撮影する撮像手段と、前記人体検出手段で
    検出された人体検出信号と前記撮像手段で得られた映像
    信号を受信するコントローラを有する画像監視システム
    であって、前記コントローラは、不在モード又は在宅モ
    ードを設定するモード設定手段と、前記撮像手段で撮影
    された画像情報を表示する表示手段と、前記撮像領域の
    画像情報を記憶するメモリと、前記モード設定手段が在
    宅モードの場合に前記撮像手段で撮影された画像情報を
    前記表示手段に表示し、前記モード設定手段が不在モー
    ドの場合に前記撮像手段で撮影された画像情報を前記メ
    モリに記憶する切替制御手段とを有することを特徴とす
    る、前記画像監視システム。
  2. 【請求項2】 前記人体検出手段が、照明手段を更に有
    する請求項1に記載の画像監視システム。
  3. 【請求項3】 前記人体検出手段が、更に照度センサー
    を有し、その照度センサーが所定値以下の照度を検出
    し、しかも前記人体検出手段が、前記監視領域内に人が
    存在することを検出した場合に前記照明手段を点灯させ
    る照明制御手段を有する請求項2に記載の画像監視シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記人体検出手段と前記撮像手段とが相
    互に独立し、更に着脱自在である請求項1〜3のいずれ
    か一項に記載の画像監視システム。
  5. 【請求項5】 前記メモリに記憶される画像情報が、デ
    ジタル化された静止画像である請求項1〜4のいずれか
    一項に記載の画像監視システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009211121A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Secom Co Ltd 屋外監視装置
JP2019045556A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 ヒースト株式会社 監視装置

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