JP2002218438A - 画像監視システム - Google Patents

画像監視システム

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JP2002218438A
JP2002218438A JP2001010734A JP2001010734A JP2002218438A JP 2002218438 A JP2002218438 A JP 2002218438A JP 2001010734 A JP2001010734 A JP 2001010734A JP 2001010734 A JP2001010734 A JP 2001010734A JP 2002218438 A JP2002218438 A JP 2002218438A
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JP2001010734A
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Ryutoku Morimoto
龍徳 森本
Makoto Oizumi
誠 大泉
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Secom Co Ltd
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Secom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 侵入者検出時点より少し前に遡った時点から
の静止画像を記憶可能な画像監視システムを提供する。 【解決手段】 画像監視システムは、監視領域内に人が
存在することを検出する人体検出手段11と、撮像領域
を撮影する撮像手段12と、人体検出手段で検出された
人体検出信号と撮像手段で得られた映像信号を受信する
コントローラ2を有し、前記コントローラは、不在又は
在宅モードを設定する手段30と、不在モードの場合に
撮像手段で撮影された画像情報を一時的に記憶するメモ
リ29と、不在モードに人体検出信号を受信した場合
に、その信号受信時点以後に撮影された画像情報を記憶
すると共に、信号受信時点より所定時間遡った時点から
一時的記憶用メモリに記憶されている静止画像を一緒に
記憶する遡及記憶用メモリ39と、遡及記憶用メモリか
ら再生された静止画像を表示する手段24を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像監視システム
に関する。本発明の画像監視システムによれば、不在モ
ード設定時に特定の監視領域内へ来訪者や侵入者が入っ
たことが検出されると、その検出時よりも過去に遡って
静止画像を記憶することができ、後で再生して確認する
ことができる。
【0002】
【従来の技術】従来から、CCTV(閉回路テレビジョ
ン)システムなどの画像監視システムは、一般住宅の玄
関前や、事業所又は事務所内外の特定の監視領域内への
来訪者や侵入者を別の場所(例えば、一般住宅内部や中
央監視室)で監視する目的で広く利用されている。この
CCTVシステムの基本的な利用方法では、特定の監視
領域全体をCCTVカメラで常時撮影して動画像信号を
出力し、モニター画面で監視領域を動画像として表示し
ている。監視員は、モニター画面を監視することで不審
者などを即時にチェックすることができる。一方、別の
画像監視システムとして、近年では、特定の監視領域に
ついてカメラがとらえた画像情報をデジタル信号に変換
して常時DVRなどで録画しておき、問題が生じた時
(例えば、犯罪の発生を後で把握した際)に、録画した
画像情報を後から再生して確認する監視システムも利用
されている。そして、この画像監視システムに侵入者検
出センサーを接続し、侵入者検出センサーの検出信号を
トリガーにして画像を録画するシステムも知られてお
り、特に留守(不在)時の侵入者の確認用として利用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この画像監視
システムでは、人体を検出するまでは撮像操作を停止し
ており、人体を検出した時点で撮像操作を開始するの
で、侵入者や来訪者が素早く行動して、例えば、カメラ
の真下に素早く移動したり、カメラの死角に素早く移動
したりすると、撮像操作が実際に実行された時点ではカ
メラの視界から消えており、画像情報を録画できず、侵
入者や来訪者をきちんと確認することができないという
問題があった。そこで、本発明の課題は、留守(不在)
時に静止画像を記憶する画像監視システムにおいて、来
訪者や侵入者を検出した場合には、検出時点より少し前
に遡った時点からの静止画像を記憶することのできる画
像監視システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、監視領域内に人が存在することを検出する人体検出
手段と、前記監視領域の少なくとも一部を含む撮像領域
を撮影する撮像手段と、前記人体検出手段で検出された
人体検出信号と前記撮像手段で得られた映像信号を受信
するコントローラを有する画像監視システムであって、
前記コントローラは、不在モード又は在宅モードを設定
するモード設定手段と、前記モード設定手段が不在モー
ドの場合に前記撮像手段で撮影された画像情報を静止画
像として一時的に記憶する一時的記憶用メモリと、前記
モード設定手段が不在モードであって前記人体検出手段
から人体検出信号を受信した場合に、その人体検出信号
を受信した時点以後に前記撮像手段で撮影された画像情
報を静止画像として記憶すると共に、人体検出信号を受
信した時点より所定時間遡った時点からの静止画像であ
って前記一時的記憶用メモリに記憶されている静止画像
を一緒に記憶する遡及記憶用メモリと、前記の遡及記憶
用メモリから再生された静止画像を表示する表示手段を
有することを特徴とする、前記画像監視システムによっ
て解決することができる。本発明の画像監視システムの
好ましい態様においては、前記撮像手段による撮像領域
が、前記人体検出手段による監視領域の全体を含み、し
かも前記監視領域よりも若干広いので、侵入者や来訪者
を検出した場合には必ず撮像することができ、侵入者や
来訪者を検出したが撮像できずにいたずらに不安感を増
大することをなくすことができる。
【0005】本明細書において「監視領域」とは、前記
人体検出手段によって人(例えば、来訪者や侵入者)の
存在又は不在を確認する対象となる領域である。また、
「撮像領域」とは、前記「監視領域」に存在する人(例
えば、来訪者や侵入者)を画像によって確認する目的
で、前記撮像手段によって撮影する対象となる領域であ
る。従って、前記の「撮像領域」は、少なくとも前記の
「監視領域」の一部を含む限り、前記「監視領域」と完
全に一致する必要はないが、実質的に一致するのが好ま
しい。また、本発明の画像監視システムでは、撮像領域
が監視領域全体とその外側とをカバーするのがより好ま
しい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の特定の実施態様を
図面に沿って説明する。図1は、本発明の画像監視シス
テムの一実施態様であるCCTVシステム10の構成図
である。本発明によるCCTVシステム10は、人体検
出部1a,1b,1cとコントローラ2とを含む。人体
検出部1は、監視領域毎に1つずつ設けるので、人体検
出部1の合計数は、監視領域の合計数と一致し、1又は
それ以上であることができる。図1には、3つの監視領
域に対応して3つの人体検出部1a,1b,1cを設け
た態様を示す。
【0007】個々の人体検出部1a,1b,1cは、そ
れぞれ人体検出センサー11a,11b,11cと撮像
部12a,12b,12cとを有し、各々の人体検出セ
ンサー11は、場合により照明手段としてのライトを備
えたライト付人体検出センサー11であることができ
る。コントローラ2は、人体検出部1a,1b,1cの
それぞれと個別に接続しており、ライト付人体検出セン
サー11から送信される人体検出信号を受信したり、撮
像手段12で撮影された映像信号を受信して、後述する
ように画像情報を表示手段に表示したり、映像信号を場
合によりデジタル化してからメモリに記憶したりするこ
とができる。なお、照明手段としてのライト110を撮
像手段12に設けることもでき、その場合は、ライトを
人体検出センサー111に設けても、設けなくてもよ
い。
【0008】前記の人体検出部1において、ライト付人
体検出センサー11と撮像部12とは、一体型であるか
あるいは相互に独立していることができ、相互に独立し
ている場合は、相互に着脱自在に独立していることもで
きる。ライト付人体検出センサー11と撮像部12とが
相互に独立していると、例えば、記録画像の再生のみを
希望する利用者にはライト付人体検出センサー11を結
合せずに、撮像部12のみでの提供が可能となり、また
画像監視や画像記録の再生を希望せず、来訪者や侵入者
を検出した場合に威嚇用ライトの点灯のみを要望する利
用者には、ライト付人体検出センサー11のみでの提供
が可能となる。
【0009】次に、ライト付人体検出センサー11と撮
像部12とが相互に着脱自在に独立している1つの具体
的態様を図2に示す。ライト付人体検出センサー11
は、照明手段としてのライト110と人体検出センサー
111とを有している。ライト付人体検出センサー11
は、撮像部12との結合(嵌合)を可能にする手段とし
て、例えば、その底面の後側端部の左右に突起部112
を設け、底面の前側端部に凸状掛止部113を設けてい
る。一方、撮像部12は、前記の人体検出センサー11
との結合(嵌合)を可能にする手段として、例えば、そ
の上面の後側端部に、前記突起部112に対応して左右
に結合(嵌合)可能な溝121を備え、同様に、その上
面の前側端部に、前記凸状掛止部113に結合(嵌合)
可能な凹状掛止部122を備えている。両者を結合する
場合には、突起部112を溝121に嵌めこみながら凸
状掛止部113を凹状掛止部122に嵌めこみ、ライト
付人体検出センサー11と撮像部12を嵌合した後で、
適当な補強手段、例えば、裏蓋(図示せず)をライト付
人体検出センサー11と撮像部12の裏側に取り付け
る。このようにして、ライト付人体検出センサー11と
撮像部12を結合して一体化させることができる。な
お、撮像部12の前面にレンズ123を設け、撮像領域
を撮影する。
【0010】続いて、図1に示す個々の人体検出部1に
おいて用いることができるライト付人体検出センサー1
1の1つの具体的態様を図3を参照して説明する。ライ
ト付人体検出センサー11は、ライト110、人体検出
センサー111、照度センサー116、制御手段11
4、及び出力手段115を含む。ライト110は、撮影
が必要となる異常事態が夜間などの照度不足下で監視領
域で発生した場合にも、前記撮像手段による撮影を可能
としたり、あるいは監視領域への侵入者に対する威嚇用
照明として点灯することができる。人体検出センサー1
11は、赤外線受光手段(例えば、焦電素子)117
と、判定手段118とを有しており、赤外線受光手段1
17は、背景の赤外線と監視領域にいる人(来訪者や侵
入者)が発生する赤外線の変化量を受光する。また、前
記の判定手段118では、前記の赤外線受光手段117
で受光した赤外線の変化量に応じて発生する受光信号
と、予め実験などで定めたしきい値とを比較して、監視
領域での人の存在の有無を判定し、その結果を制御手段
114へ送信する。また、照度センサー116は、撮像
領域の照度を検出し、照度情報信号を制御手段114へ
送信する。制御手段114は、後述するように、ライト
110の点灯を制御する照明制御手段として機能すると
共に、出力手段115を介して人体検出信号をコントロ
ーラ2に送信する。
【0011】更に、図1に示す態様のCCTVシステム
10で用いることのできるコントローラ2の1つの具体
的態様を図4に沿って説明する。コントローラ2は、前
記のとおり、設置した全ての人体検出部1a,1b,1
cと、個々に接続される。より詳細には、個々の人体検
出部1a,1b,1cにおいて、各々のライト付人体検
出センサー11a,11b,11cがそれぞれコントロ
ーラ2の第2インターフェイス(I/F)35と接続
し、同様に、各々の撮像部12a,12b,12cがそ
れぞれコントローラ2の第1ビデオ信号スイッチャー2
1と接続する。4つ以上の人体検出部が設置されている
場合には、それぞれの人体検出センサーが第2インター
フェイスと接続し、撮像部が第1ビデオ信号スイッチャ
ーと接続する。
【0012】前記のコントローラ2には、前記の第1ビ
デオ信号スイッチャー21の他に、OSD(オンスクリ
ーンディスプレイ)制御手段22、第2ビデオ信号スイ
ッチャー23、及び表示手段24が含まれている。前記
の第1ビデオ信号スイッチャー21は撮像部(例えば、
カメラ)12a,12b,12cの中から、所望する撮
像部12を選択することができ、OSD制御手段22
は、前記の第1ビデオ信号スイッチャー21から送出さ
れる動画像のビデオ信号に、チャネル番号や時間情報な
どのキャラクター文字を記載することができる。また、
第2ビデオ信号スイッチャー23は、OSD制御手段2
2から送出されるキャラクター文字付き動画像と後述す
るエンコーダ28から送出される記憶静止画像との切り
替えを行い、表示手段24は、それらの動画像又は静止
画像を表示する。なお、動画像用の表示手段と静止画像
用の表示手段とを別々に設けることもできる。この場合
には、第2ビデオ信号スイッチャーを設ける必要はな
く、OSD制御手段22を直接に動画像用の表示手段と
接続し、エンコーダ28を直接に静止画像用の表示手段
と接続することができる。
【0013】前記のコントローラ2は、更に、A/D
(アナログ/デジタル)変換手段25、デコーダ26、
画像圧縮・伸張手段27、エンコーダ28、及びバッフ
ァ29を含む。前記のA/D変換手段25は、前記の第
1ビデオ信号スイッチャー21と接続し、第1ビデオ信
号スイッチャー21から送出されるアナログ動画像をデ
ジタル動画像に変換する。デコーダ26は、A/D変換
手段25から送出されたデジタル動画像から映像信号
(色信号、又は輝度信号など)を取り出す。画像圧縮・
伸張手段27は、デコーダ26から送出された映像信号
を所定の倍率で圧縮したり伸張したりする。エンコーダ
28は、画像圧縮・伸張手段27で伸張された映像信号
をアナログ信号に復調し、前記の第2ビデオ信号スイッ
チャー23へ静止画像を送出する。また、バッファ29
は、画像圧縮・伸張手段27で圧縮された画像を一時的
に記憶し、一時的記憶用メモリとしての機能を有する。
【0014】前記のコントローラ2は、更に、留守ボタ
ン30、ライトスイッチ31、チャネルスイッチ32、
電源スイッチ33、第1インターフェイス34、第2イ
ンターフェイス35、CPU36、ROM37、クロッ
ク38、及びメモリ39を含む。前記の留守ボタン30
は、不在モード又は在宅モードを設定するモード設定手
段であり、そのスイッチのオン/オフ操作により、CC
TVシステムを不在モード(若しくは留守番モード)又
は在宅モードのいずれかに設定することができる。ライ
トスイッチ31は、照度センサーでの測定値とは無関係
に、そのスイッチのオン操作により、ライト110を強
制的に点灯させるスイッチであり、例えば、威嚇用照明
のスイッチに用いることができる。チャネルスイッチ3
2は、そのスイッチの切替操作により、撮像部12a,
12b,12cの内から、所望の撮像部を選択すること
ができ、例えば、在宅モード設定時に、監視領域の切り
替えに用いることができる。電源スイッチ33は、その
スイッチのオン/オフ操作により、CCTVシステムの
電源をオン/オフするスイッチである。
【0015】前記の留守ボタン30、ライトスイッチ3
1、チャネルスイッチ32、及び電源スイッチ33は、
第1インターフェイス34と接続され、その第1インタ
ーフェイス34を介してCPU36と接続している。ま
た、前記のとおり、ライト付人体検出センサー11a,
11b,11cは、第2インターフェイス35と接続さ
れ、その第2インターフェイス35を介してCPU36
と接続している。前記のCPU36は、更に、前記の第
1ビデオ信号スイッチャー21、表示手段24、画像圧
縮・伸張手段27、及びバッファ29などと接続してい
る。
【0016】前記のROM37には、CPU36を駆動
するためのアプリケーションソフトなどが記憶されてい
る。また、クロック38は、現時刻を刻み、例えば、時
刻情報を映像信号に提供することができる。メモリ39
は、不在モード(若しくは、留守番モード)の設定時に
侵入者や来訪者を検出した場合に侵入者や来訪者の静止
画像を記憶し、遡及的記憶用メモリとして機能する。こ
れらのROM37、クロック38及びメモリ39もCP
U36と接続している。また、留守ボタン30によって
不在モード(若しくは留守番モード)に設定されると、
第1ビデオ信号スイッチャー21は、所定時間毎に撮像
部を順次切り替えるようにCPU36によって制御され
る。
【0017】次に、本発明によるCCTVシステムによ
る監視機構を説明する。まず、図5に沿って、人体検出
部1の機能について説明する。監視領域内に人が存在す
ると、赤外線が人体から発生するので、その赤外線の変
化量を赤外線受光手段117によって検出し、その赤外
線の変化量に応じた電気信号を判定手段118に送出す
る(ステップ1=図5のS1;以下同様)。この判定手
段118では、予め実験等によって、監視領域における
人の存在/不在を判定するしきい値が設定されているの
で、赤外線受光手段117からの信号が、所定の赤外線
の変化量より大きいと判断した場合には人体を検出した
と判定し、人体検出信号を制御手段114に送信する
(ステップ2)。赤外線を検出しても、前記しきい値以
下の場合には、人体を検出していないと判定し、スター
ト状態に復帰する。
【0018】一方、照度センサー116からは、撮像領
域の照度情報が制御手段114に送信される(ステップ
3)。制御手段114では、照度センサー116から送
信された照度情報が、予め定めた所定値(例えば10ル
ックス)以下の照度か否かを判定する(ステップ4)。
前記のステップ2で人体検出の判定が行われ、しかも前
記のステップ4で照度が所定値以下であるとの判定が行
われた場合には、制御手段114からライト110を点
灯させるための点灯信号をライト110へ送信する(ス
テップ5)。このライト110の照明により、夜間であ
っても画像を撮影することができ、不法侵入者の同定に
寄与することができる。来訪者の場合には、本発明シス
テム利用者は来訪者の確認を行うことができる。また、
侵入者に対しては、ライト110の照明が威嚇となり、
犯罪を抑制することができる。前記のステップ2で人体
検出の判定が行われた場合には、前記のステップ4の照
度判定の結果とは無関係に、人体検出信号がコントロー
ラ2に送信される(ステップ6)。
【0019】次に、図1〜図4に示した本発明によるC
CTVシステムが在宅モードに設定されている場合のコ
ントローラ2の動作を説明する。図4に沿って説明した
とおり、図1〜図4に示した態様の本発明CCTVシス
テムでは、留守ボタン30をオフにすると、このCCT
Vシステムが在宅モードに設定され、留守ボタン30を
オンにすると不在モード(若しくは留守番モード)に設
定される。留守ボタン30のオン・オフ情報は、第1イ
ンターフェイス34を介してCPU36に送信され、例
えば、CPU36に接続するRAM(図示せず)に現状
モードとして記憶される。なお、在宅モード及び留守番
モードを各々設定するためのスイッチを設けてもよい。
また、本発明によるCCTVシステムを作動させるに
は、電源スイッチ33にて電源をオンとする。
【0020】こうして設定された在宅モードにおいて、
本発明システム利用者が監視領域での即時的な画像監視
を希望する場合は、図6に示すように、所望する監視領
域に設置した人体検出部1をチャネルスイッチ32(図
4参照)で選択する(ステップ11=図6のS11;以
下同様)。チャネル選択信号は、第1インターフェイス
34を介してCPU36に送信され、更に、CPU36
から第1ビデオ信号スイッチャー21に送出される(ス
テップ12)。第1ビデオ信号スイッチャー21では、
指示された撮像部に切り替え、その撮像部から映像信号
を受信する(ステップ13)。受信された映像信号は、
OSD制御手段22に送られて、そのOSD制御手段2
2において、映像信号に当該チャネル情報や現在の時刻
情報などをキャラクターとして書きこむ(ステップ1
4)。表示手段24は、第2ビデオ信号スイッチャー2
3を介して受信する画像情報を表示する(ステップ1
5)。こうして、本発明システム利用者は、希望する監
視領域について、希望する時に、動画像を介して即時的
な監視を行うことができる。また、チャネルスイッチ3
2を切り替えることにより、別の監視領域を前記と同様
に監視することができる。
【0021】次に、在宅モードに設定されているとき
に、侵入者又は来訪者を検出した場合について、図7を
参照して説明する。ライト付人体検出センサー11が、
監視領域において侵入者又は来訪者を検出した場合に
は、検出したライト付人体検出センサー11から第2イ
ンターフェイス35を介して検出情報がCPU36に入
力される(ステップ21=図7のS21;以下同様)。
CPU36では、人体検出情報を発信した人体検出部1
を特定し、そのチャネル情報を第1ビデオ信号スイッチ
ャー21に送信する(ステップ22)。第1ビデオ信号
スイッチャー21は受信した信号に従って、必要により
チャネルを切り替える。すなわち、信号受信時のチャネ
ルが、指示チャネルと異なる場合は、指示チャネルに切
り替え、信号受信時のチャネルが、指示チャネルと同じ
場合にはチャネル切り替えを行わない。チャネル切り替
え後は、前記図6に示した手順により、侵入者や来訪者
の画像情報が表示手段24に表示される(ステップ2
3)。在宅中の本発明システム利用者は、この画像か
ら、監視領域にいる人を確認することができる。なお、
この在宅モードでは、表示手段24には現在の動画像が
表示され、静止画像などの記録を行わない。前記のステ
ップ22において、警告音を発生するアラーム(図示せ
ず)を設けておくと、本発明システム利用者は、その警
告音が発生した場合にのみ表示手段24での確認を行
い、それ以外の場合は表示手段を見る必要がなくなる。
【0022】次に、図1〜図4に示した本発明によるC
CTVシステムが不在モード(若しくは留守番モード)
に設定されている場合のコントローラ2の動作を図8
(及び図4)に沿って説明する。本発明システム利用者
は、留守ボタン30をオンに設定する(ステップ31=
図8のS31)。これは、本発明システム利用者が外出
して不在となるときに設定するモードである。CPU3
6は、表示手段24の電源をオフにする(ステップ3
2)。具体的には、表示手段のバックライト照明を節電
モードにして、画像を表示しないようする。従って、こ
の留守番モードの場合には、表示手段24の画面には画
像が全く表示されない。
【0023】また、ステップ31で留守番モードに設定
されると、CPU36は第1ビデオ信号スイッチャ−2
1に不在信号を送信する(ステップ33)。第1ビデオ
信号スイッチャ−21では、予め定めた時間が経過する
毎に、接続されている撮像部12a,12b,12cを
順次切り替える(ステップ34)。撮像部12aと接続
している場合には、撮像部12aが捉えた画像がA/D
変換手段25に送信されてデジタル情報に変換される
(ステップ35)。デコーダ26はA/D変換手段25
からの信号の内、映像信号を取り出し、取り出された画
像を画像圧縮・伸張手段27で圧縮する(ステップ3
6)。圧縮された映像信号は、静止画として一時的記憶
メモリとしてのバッファ29にチャネル毎に記憶される
(ステップ37)。すなわち、撮像部12aが捉えた画
像情報は、バッファ29の撮像部12a用記憶部に記憶
される。
【0024】ライト付人体検出センサー11が、監視領
域に侵入者又は来訪者を検出しない場合(ステップ3
8)には、第1ビデオ信号スイッチャ−21が撮像部1
2aから撮像部12bへの切り替えを実行する(ステッ
プ34)。撮像部12bへの切り替えが行われると、撮
像部12bが捉えた画像はA/D変換手段25に送信さ
れた後、前記と同様に一時的記憶メモリとしてのバッフ
ァ29の撮像部12b用記憶部に記憶される(ステップ
37)。更に、ライト付人体検出センサー11が、監視
領域に侵入者又は来訪者を検出しない場合(ステップ3
8)には、第1ビデオ信号スイッチャ−21が撮像部1
2bから撮像部12cへと切り替わり(ステップ3
4)、撮像部12cが捉えた画像情報もA/D変換手段
25に送信された後、前記と同様に一時的記憶メモリと
してのバッファ29の撮像部12c用記憶部に記憶され
る(ステップ37)。
【0025】こうして、第1ビデオ信号スイッチャ−2
1に接続されている全ての撮像部(撮像部12a〜撮像
部12c)への切り替えが終了すると、切り替えが1巡
して再び最初の撮像部12aと接続し、撮像部12aが
捉えた画像情報を前記と同様に一時的記憶メモリとして
のバッファ29に記憶する。この2巡目の記憶の際に、
新しく撮像部12aが捉えた画像情報も、前記の1巡目
の記憶と同様に、バッファ29の撮像部12a用記憶部
のメモリに記憶される。このバッファ29の撮像部12
a用記憶部は、所定の記憶容量(例えば、静止画像情報
として10枚分を記憶可能な容量)を持っている。所定
の枚数を超えると、次の画像情報(例えば、11枚目の
画像情報)は、最初の1巡目の画像情報(1枚目の画像
情報)に上書きで記憶され、順次新しい画像記憶と置き
換えられる。こうした置き換えは、撮像部12b用記憶
部及び撮像部12c用記憶部でも次々に行われ、ライト
付人体検出センサー11が、監視領域に侵入者又は来訪
者を検出するまで継続される。
【0026】この留守番モード時において、ライト付人
体検出センサー11が、監視領域に侵入者又は来訪者を
検出した場合には、検出したセンサー11から第2イン
ターフェイス35を介して人体検出情報がCPU36に
送信される(ステップ38)。CPU36は、人体検出
情報を発信した人体検出部1を特定し、そのチャネル情
報を第1ビデオ信号スイッチャー21に送信する(ステ
ップ39)。第1ビデオ信号スイッチャー21は受信し
た信号に従って、前記図7と同様に、必要によりチャネ
ルを切り替える。選択された撮像部からの映像信号は、
A/D変換手段25に送信され、前記と同様に、圧縮さ
れた静止画としてバッファ29の固定撮像部用記憶部に
記憶される(ステップ40)。前記の固定撮像部用記憶
部に記憶する動作は、所定の時間内(例えば、60秒
間)において、連続的に実行される。この実行時間はC
PU36で予め設定しておくことができる。なお、前記
のバッファ29の固定撮像部用記憶部に記憶する動作を
所定時間経過後に停止する制御方法に代え、固定撮像部
用記憶部に記憶する静止画像の枚数で制御することもで
きる。この場合は、所定枚数に達するまで固定撮像部用
記憶部に記憶する動作を実施する。
【0027】次に、CPU36は、所定期間毎に画像圧
縮・伸張手段27に対して所定量の画像情報がバッファ
29の固定撮像部用記憶部に蓄積されているか否か有無
を問い合わせ、所定量の画像情報が蓄積されていれば蓄
積された画像情報を、メモリ39に記憶する(ステップ
41)。その際に、バッファ29の固定撮像部と同じ撮
像部用記憶部に記憶されていた画像情報も一緒にCPU
36を介してメモリ39に記憶される(ステップ4
1)。例えば、固定撮像部が撮像部12aである場合
は、バッファ29の撮像部12a用記憶部に記憶されて
いた画像情報も一緒にCPU36を介してメモリ39に
記憶される。バッファ29の撮像部12a用記憶部に記
憶されていた画像情報は、ライト付人体検出センサー1
1が、監視領域に侵入者又は来訪者を検出した時点より
も前に撮影した画像情報であるので、メモリ39には、
人体検出信号を受信した時点より所定時間遡った時点か
らの静止画像情報と、人体検出信号を受信した時点以後
に撮影された静止画像情報とを記憶することになる。従
って、メモリ39は遡及記憶用メモリとして機能する。
【0028】不在モード(若しくは留守番モード)にお
いて侵入者又は来訪者があり、静止画像の記憶操作が実
行された場合には、コントローラ2の蓄積灯(図示せ
ず)が点灯するので、本発明システム利用者が戻ると、
外出中に侵入者又は来訪者があったことが分かり、その
ときの状況が静止画像として、記憶されていることが分
かる。そこで、本発明システム利用者が再生ボタン(図
示せず)を押すと、再生信号がCPU36に入力され
る。CPU36はメモリ39にて記憶されている静止画
像を読み出し、画像圧縮・伸張手段27へ送り、画像圧
縮・伸張手段27で伸張された画像をエンコーダ28及
び第2ビデオ信号スイッチャー23を介して表示手段2
4に静止画像を表示(再生)する。なお、複数の件数が
記憶されている場合には、古い記憶画像順から新しい記
憶画像順に順時表示させることができる。こうして、留
守番モード設定時に人体検出部1が侵入者や来訪者を検
出した場合には、侵入者や来訪者の画像を記憶してお
き、後から再生して確認することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の画像監視システムによれば、不
在モード設定時に来訪者や侵入者を検出した場合に、検
出時点より少し前の時点からの静止画像を記憶すること
ができるので、人体検出信号を発した後に、侵入者や素
早く行動してカメラの死角に移動したりしても、画像情
報が記憶され、侵入者や来訪者をきちんと確認すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCCTVシステムのブロック図であ
る。
【図2】ライト付人体検出センサーと撮像部とが着脱自
在な人体検出部の分解斜視図である。
【図3】ライト付人体検出センサーのブロック図であ
る。
【図4】コントローラのブロック図である。
【図5】人体検出部の動作を示すフローテャートであ
る。
【図6】在宅モードに設定されている場合のコントロー
ラの動作を示すフローテャートある。
【図7】在宅モードに設定されている場合の本発明のC
CTVシステムの動作を示すフローテャートである。
【図8】留守番モードに設定されている場合の本発明の
CCTVシステムの動作を示すフローテャートである。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c・・・人体検出部;2・・・コン
トローラ;10・・・CCTVシステム;11a,11
b,11c・・・人体検出センサー;12a,12b,
12c・・・撮像部;21・・・第1ビデオ信号スイッ
チャー;22・・・OSD制御手段;23・・・第2ビ
デオ信号スイッチャー;24・・・表示手段;25・・
・A/D変換手段;26・・・デコーダ;27・・・画
像圧縮・伸張手段;28・・・エンコーダ;29・・・
バッファ;30・・・留守ボタン;31・・・ライトス
イッチ;32・・・チャネルスイッチ;33・・・電源
スイッチ;34・・・第1インターフェイス;35・・
・第2インターフェイス;36・・・CPU;37・・
・ROM;38・・・クロック;39・・・メモリ;1
10・・・ライト;111・・・人体検出センサー;1
12・・・突起部;113・・・凸状掛止部;114・
・・制御手段;115・・・出力手段;116・・・照
度センサー;117・・・赤外線受光手段;118・・
・判定手段;121・・・溝;122・・・凹状掛止
部;123・・・レンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA01 AA04 CA04 CC02 CD03 CF01 CH04 CH10 EA01 EA07 EH07 FA09 FC12 FE26 FF03 GA04 GB06 GD06 HA18 5C087 AA09 AA19 BB03 BB74 DD05 EE05 EE08 GG18 GG39 GG46

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視領域内に人が存在することを検出す
    る人体検出手段と、前記監視領域の少なくとも一部を含
    む撮像領域を撮影する撮像手段と、前記人体検出手段で
    検出された人体検出信号と前記撮像手段で得られた映像
    信号を受信するコントローラを有する画像監視システム
    であって、前記コントローラは、不在モード又は在宅モ
    ードを設定するモード設定手段と、前記モード設定手段
    が不在モードの場合に前記撮像手段で撮影された画像情
    報を静止画像として一時的に記憶する一時的記憶用メモ
    リと、前記モード設定手段が不在モードであって前記人
    体検出手段から人体検出信号を受信した場合に、その人
    体検出信号を受信した時点以後に前記撮像手段で撮影さ
    れた画像情報を静止画像として記憶すると共に、人体検
    出信号を受信した時点より所定時間遡った時点からの静
    止画像であって前記一時的記憶用メモリに記憶されてい
    る静止画像を一緒に記憶する遡及記憶用メモリと、前記
    の遡及記憶用メモリから再生された静止画像を表示する
    表示手段を有することを特徴とする、前記画像監視シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段による撮像領域が、前記人
    体検出手段による監視領域の全体を含み、しかも前記監
    視領域よりも広い、請求項1に記載の画像監視システ
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004067124A1 (ja) * 2003-01-31 2004-08-12 Forwhom Co., Ltd. 遊技機監視装置
WO2004067125A1 (ja) * 2003-01-31 2004-08-12 Forwhom Co., Ltd. 遊技機用監視装置
JP2012015974A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Panasonic Electric Works Co Ltd インターホンシステム
JP2014127753A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム

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