JP3286444B2 - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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JP3286444B2
JP3286444B2 JP34624293A JP34624293A JP3286444B2 JP 3286444 B2 JP3286444 B2 JP 3286444B2 JP 34624293 A JP34624293 A JP 34624293A JP 34624293 A JP34624293 A JP 34624293A JP 3286444 B2 JP3286444 B2 JP 3286444B2
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一浩 増沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱、煙等を検出するこ
とにより火災発生を検出・発報する火災感知器に関し、
特に火災感知器本体に撮像装置を組み込んで監視区域の
映像を直接得られるようにした火災感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の火災感知器は、熱や煙等
の検出を行い、その検出データをそのまま、あるいは検
出値が所定値以上となった場合に火災発生を発報すると
共にその検出データを受信機側に送るという役割を担っ
ていた。一方、火災時における監視区域内の状況を把握
することも防災対策上非常に有効であり、監視区域内の
様子をモニタするテレビカメラを部屋の隅部等に設置し
て防災体制をさらに強化しているシステムも数多く見受
けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来の火災感知器にあっては、熱や煙を検出し、その
データを送ることは行っているものの、データ送信をす
るに留まり、受信機側において、監視区域内の状況につ
いてそれ以上の詳しいデータを得ることができないとい
う問題があった。また、その欠点を克服すべく上述のよ
うにテレビカメラを設置した場合であっても、感知器の
場所とテレビカメラの位置が必ずしも近接しているとは
限らず、発報した感知器付近における状況を十分に把握
できない場合があった。特に、煙が充満しているような
場合にあっては、たとえ発報した感知器の付近をズーム
アップしても、部屋の隅からでは全く視界が効かず、テ
レビカメラがありながら火災の状況については全く把握
できないという問題が生じていた。また、テレビカメラ
で発報した感知器の付近を撮影しようとしても、テレビ
カメラと感知器は全く独立しているものであるから、か
なり設備のことを習熟している人でなければできなかっ
た。
【0004】本発明は、上記問題点を解決すべくなされ
たものであり、火災現場の状況を直接かつ正確に把握す
ることができる火災感知器を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に係る火災感知器は、熱、煙等を検出する検出
部を備え、該検出部により所定の監視区域内における火
災発生を検出する火災感知器において、上記検出部の下
側に当該火災感知器の下方を撮影する撮像装置を備え、
該撮像装置は広角レンズを備え、該広角レンズにより上
記火災報知器の監視区域よりも広い範囲を撮影し、上記
検出部において火災を検出した時または火災に至る可能
性が高い状況を検出した時に上記撮像装置を作動させる
構成としている。
【0006】また、請求項2の本発明では、請求項1に
記載の本発明において、上記撮像装置を駆動する駆動装
置を備え、該駆動装置により上記撮像装置の撮影範囲を
火源方向や人物方向等に向ける構成としている。また、
請求項3の本発明では、請求項1又は2に記載の本発明
において、上記火災感知器本体又は上記火災感知器本体
とは別体に、上記撮像装置による撮影範囲を照らす照明
装置を設けた構成としている。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係る火災感知器の内部
構成の概略を示す図であり、図2はその外形を示す図で
ある。なお、本実施例においては、いわゆる煙感知器に
本発明を適用した場合を示す。
【0008】本発明は、火災感知器の一部に撮像装置を
設け、火災感知器下方の状況を離れたところからでも詳
細に把握できるようにしたものである。本実施例の火災
感知器1は、感知器本体2を天井等に設けられている感
知器ベース3に取付けることにより監視区域に配置され
る。この感知器本体2には、図2に示すように、通常の
煙感知器同様、その外カバー4の側部に、煙を流れ込ま
せるための煙流入口41が設けられており、この煙流入
口41から入って来た煙を検出部5で検出する。これに
ついての詳細は従来の感知器と同様のため省略する。
【0009】本実施例においては、これに加えて、検出
部5の下部に撮像装置6が設けられており、これによっ
て当該火災感知器1の下方を撮影する。撮像装置6は、
撮像素子7と、レンズ8、映像信号処理部9、フィルタ
10及び照明用ランプ11、制御部12とから構成され
ている。ここで、撮像素子7には、CCDや赤外線セン
サが用いられ、CCDによれば監視区域の現実の画像
が、赤外線センサによれば火源や人の動き等が把握でき
る。この場合、赤外線センサを用いたものでは、煙が充
満している場合であっても火源の様子を近接位置から把
握できる。また、レンズ8には広角レンズが用いられ、
この撮像装置6は当該火災感知器1の監視区域よりも若
干広い、図1において角度θで示される範囲の映像を把
えることができる。なお、この場合、撮像装置6を駆動
部に搭載し、この駆動部を遠隔操作により又は自動的に
駆動させ、火源方向や人物方向等にその撮影範囲を向け
るようにしても良い。
【0010】一方、映像信号処理部9は、撮像素子7に
より得られた映像信号を処理して受信機等へ送出するも
のである。12は、制御部であり、検出部5からの発報
出力を受けて、撮像素子7による撮影を開始したり、照
明用ランプ11の点灯制御等を行うものである。13
は、回路基板であり、映像処理部9や撮像素子7等が実
装されている。さらに、本実施例においては、撮像素子
7として赤外線センサを用いた際の波長調整及びレンズ
保護等のため、レンズ8の前面にはフィルタ10が、そ
して外カバー4の下部には、撮影時に下方を照らすため
の照明用ランプ11が設けられている。
【0011】次に本実施例の火災感知器が実際に火災を
検出した場合の動作について説明する。まず、煙流入口
41から煙が流入し、それが一定値以上になると検出部
5は、火災発生と判断し発報する。この時、この発報と
同時に撮像装置6の制御部12に対しても撮影を開始す
べき旨の信号が発せられる。そして、これを受け、制御
部12は、照明用ランプ11を点灯制御すると共に、撮
像素子7による撮影を開始させる。なお、本火災感知器
1の撮像装置6は、プライバシー保護の観点から感知器
が発報したときのみ動作するようになっている。但し、
検出部5にプリアラームレベルを設け、煙濃度が、プリ
アラームレベルを越えた時、すなわち火災に至る可能性
が高い状況を検出した時に撮影を開始させるようにして
も良い。このようにすれば、火災に対し早目に対処でき
る。
【0012】このように撮影が開始されると、図3に示
すように、火災感知器の下方角度θの範囲について図4
に示すような画像が得られる。即ち、火源12について
直接にその様子を見ることができると共に、その範囲内
における人の動き等も併せて明確に把えることができる
ことになる。そして、この映像を見ながら、防災センタ
(図示せず)等において、その場の状況に合った適切な
処置を採ることが可能となり、防災システムのより一層
の強化を図ることができる。
【0013】なお、本実施例にあっては、当該火災感知
器1単独の発報について説明したが、例えば複数の感知
器が発報した場合などにあっては、防災センタでは各画
像を切り換えたり、複数画面を表示させたりすることに
より、より適確な情報を把握し得るシステムを構築し得
ることは勿論である。
【0014】また、撮像装置6は感知器本体2の下部に
設けたが適宜場所を変更し得ることは勿論である。さら
に、照明用ランプ11は、感知器本体2と別体に設けて
も差し支えなく、その作動についても、発報信号を受け
た場合には限られず、防災センタ側からの遠隔制御によ
り作動させたり、室内の明るさを検出して自動的に点灯
させるようにしても良い。加えて、本実施例では撮像装
置6は、プライバシー保護の観点から感知器が発報した
ときのみ動作するようになっているが、防災センタ側か
らの指令により適宜作動するように構成することもでき
るのは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の本発明
に係る火災感知器によれば、感知器と一体にその下方を
撮影する撮像装置を設けたことにより、感知器発報時に
おける感知器近傍の状況を直接かつ正確に把握し得ると
いう効果がある。また、撮像装置は広角レンズを備え、
その広角レンズにより火災報知器の監視区域よりも広い
範囲を撮影することにより、火災発生箇所の的確な把握
が可能であるという効果がある。従って、たとえ煙の多
い火災であっても現場の状況を正確に把握して適確な処
置を採ることができる。さらに上記検出部において火災
を検出した時に上記撮像装置を作動させることにより、
監視区域内におけるプライバシーを損なうことなく火災
監視を強化することができるという効果がある。また、
検出部において火災に至る可能性が高い状況を検出した
時に上記撮像装置を作動させることにより、火災に対し
早めに対処でき、または火災発生前に対処できるという
効果がある。
【0016】また、請求項2の本発明にあっては、撮像
装置を駆動する駆動装置を備え、その駆動装置により撮
像装置の撮影範囲を火源方向や人物方向等に向けること
により、火災発生箇所の特定や、人の有無及び状態の把
握が容易かつ的確にできるという効果がある。
【0017】さらに、請求項3の本発明にあっては、感
知器下方を照らす照明用ランプを設けたことにより、監
視区域内についてさらにクリアな映像を得ることがで
き、特に停電時においても監視機能を損なうことがない
という効果があり、現場の状況をより正確に把握するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る火災感知器の一実施例の構成の概
略を示す図である。
【図2】図1の火災感知器の外観を示す図である。
【図3】図1の火災感知器の火災監視動作を示す説明図
である。
【図4】図1の火災感知器によって得られる画像の一例
を示す図である。
【符号の説明】
1 火災感知器 2 感知器本体 5 検出部 6 撮像装置 7 撮像素子 8 レンズ 9 映像信号処理部 10 フィルタ 11 照明用ランプ 12 制御部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱、煙等を検出する検出部を備え、該検
    出部により所定の監視区域内における火災発生を検出す
    る火災感知器において、上記検出部の下側に当該火災感知器の下方を撮影する撮
    像装置を備え、該撮像装置は広角レンズを備え、該広角
    レンズにより上記火災報知器の監視区域よりも広い範囲
    を撮影し、上記検出部において火災を検出した時または
    火災に至る可能性が高い状況を検出した時に上記撮像装
    置を作動させること を特徴とする火災感知器。
  2. 【請求項2】 上記撮像装置を駆動する駆動装置を備
    え、該駆動装置により上記撮像装置の撮影範囲を火源方
    向や人物方向等に向けることを特徴とする請求項1に記
    載の火災感知器。
  3. 【請求項3】 上記火災感知器本体又は上記火災感知器
    本体とは別体に、上記撮像装置による撮影範囲を照らす
    照明装置を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の火災感知器。
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